JPH061381Y2 - 溶融液体供給装置 - Google Patents

溶融液体供給装置

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JPH061381Y2
JPH061381Y2 JP10985487U JP10985487U JPH061381Y2 JP H061381 Y2 JPH061381 Y2 JP H061381Y2 JP 10985487 U JP10985487 U JP 10985487U JP 10985487 U JP10985487 U JP 10985487U JP H061381 Y2 JPH061381 Y2 JP H061381Y2
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JP
Japan
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liquid
molten liquid
compressed air
molten
supply
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JP10985487U
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JPS6413308U (ja
Inventor
信義 豊田
聰 岡村
哲雄 山口
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Matsumura Oil Research Corp
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Matsumura Oil Research Corp
Toray Engineering Co Ltd
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は合成樹脂等の溶融液体をノズルから間歇的に送
出して、円形、あるいは矩形状の板状物を形成する際
に、該板状物に糸端状の突出物が形成されないようにし
た溶融液体供給装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 一般に、円形、あるいは矩形状の合成樹脂板状物を形成
する場合には、合成樹脂の溶融液体が送り込まれる液溜
部と、該液体の送出停止を行なう弁機構と、所定量の液
体を送出させるノズルとにより構成する溶融液体供給装
置が使用され、冷却用の板状体、あるいは冷却、搬送用
のベルト等の上に溶融液体を間歇的に送出することによ
り行なわれている。上述の合成樹脂溶融液体は1000
cp〜20000cpという高粘度を有しているため、
溶融液体の送出を停止しても直ちにノズルから送出され
ている液体がノズル出口部において、分離、切断されず
糸状となって繋がったままになり暫くして該糸状部が切
断される。そのため、第4図に示すように中央部に糸端
状の突起物20aを有する合成樹脂板状物20になり、
そのままでは商品価値がなくなる。そこで、作業者が1
個ずつ糸端状の突起物を切断して出荷しなければならな
いという問題があった。
(目的) 本考案は上述のような問題点を解決し、糸端状の突起物
が形成されない美麗な形状の製品を得ることができる溶
融液体供給装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本考案は液体が送り込まれる液溜部と、該液
体の送出停止を行なう弁機構と、液体を送出させるノズ
ルとにより構成する溶融液体供給装置において、前記ノ
ズル部に液体の送出方向と同一方向で、かつ送出された
液体を覆うように熱風を供給する熱風供給筒体を装着せ
しめた溶融液体供給装置を提供するものである。
(実施例) 本考案の溶融液体供給装置の1実施例の構成を図面に基
づいて説明する。
1は液体供給本体であり、上部にシリンダー本体2が、
下部に弁座本体3が夫々螺着されている。又液体供給本
体1には溶融液体供給用管10が接続され液溜部1aに
連通されている。そして、合成樹脂溶融貯槽(図示せ
ず)に貯留されている溶融液体が送出用ポンプにより所
定の圧力でもって溶融液体供給用管10内を搬送され液
溜部1aに供給される。シリンダー本体2には圧空供給
用管8、9が接続され、ピストン6により仕切られた圧
空室2a、2bに夫々連通されている。上述の圧空供給
用管8、9は仕切弁(図示せず)により圧空の供給路が
切り替えられるようになっている。弁座本体3の端部に
はノズル4がナット5により装着されている。該弁座本
体3とノズル4は一体物として形成することもできる。
7は弁体でありピストン6に一体的に取り付られ、弁座
本体3の弁座3aに当接して溶融液体の送出を止めるよ
うになっている。11は熱風供給用管12が接続された
熱風供給筒体であり、螺子13によって液体供給本体1
に取り付けられている。該熱風供給筒体11は液体供給
本体1に取り付けず、熱風供給用管12で支持するか、
あるいは機枠等に装着することもできる。又、該熱風供
給筒体11は円錐状の筒体11aと圧空吹き込み部11
bとにより形成され、圧空送出部の直径寸法(D)と傾
斜角度(θ)、及び筒体11aに対する圧空吹き込み部
11bの取り付け寸法(L1、L2、L3)等は合成樹
脂の溶融液体の温度、送出量、粘度等により適宜設定す
る。上述の筒体11aは傾斜のない同一直径にすること
もできる。又、熱風供給筒体11に供給する熱風の温度
は、合成樹脂溶融液体の温度に対して約10゜C〜30゜C
高くなるよう電気ヒータ、あるいは蒸気等により加熱
し、送出された溶融液体の形状が変化せず、しかも送出
された溶融液体が糸端状のままで凝固しない量になるよ
う設定する。
又、溶融液体の送出量を調節する弁体7を作動させるた
め圧空室2a、2b内に圧空を供給する時間、及び、熱
風の温度と供給量等の制御は、動作設定入力回路、記憶
回路、比較演算回路、動作指令回路からなる制御装置に
より自動的に行なうか、あるいはタイマー、温度計等の
制御器を使用して手動操作により行なう。
上述のような溶融液体供給装置による合成樹脂板状物の
形成動作について説明する。
先ず、制御装置(図示せず)に合成樹脂の溶融温度と供
給量、熱風の温度と供給量、及び圧空の圧力と供給停止
時間等夫々設定して入力すると共に、板状物を形成する
ための合成樹脂を合成樹脂溶融貯槽(図示せず)に供給
して溶融させる。次いで、溶融液体を液体供給本体1の
液溜部1aに供給するため、手動操作により圧空供給用
管9から圧空室2b内に圧空を供給しピストン6を上方
移動させて弁体7を弁座3aから離し間隙を形成させる
と共に、溶融液体を液溜部1aに供給する。該操作によ
りノズル4から該溶融体が送出されると、圧空供給路を
切り替えて圧空供給用管8から圧空室2a内に圧空を供
給しピストン6を下方に移動させ弁体7を弁座3a当接
させて溶融液体の送出を停止させる。これ等の準備がで
き、制御装置(図示せず)に溶融液体送出開始信号を入
力すると、圧空供給用管9から圧空室2b内に圧空が供
給され、ピストン6と共に弁体7が上方に移動される。
そのため、弁座3aと弁体7との間に間隙が生じ、液溜
部1aに在る溶融液体が該間隙を通ってノズル4から送
出される。そして、予め設定された量の溶融液体が送出
されると、圧空供給路が切り替えられて圧空供給用管8
から圧空室2a内に圧空が供給され、ピストン6と共に
弁体7が下方に移動される。そして、弁座3aに弁体7
が当接すると溶融液体の送出が停止される。この時、今
まで送出されていた溶融液体とノズル4部にある溶融液
体とは糸状となって繋がった状態になっているが、熱風
供給用管12から筒体11a内に供給されている温度が
約185゜Cの熱風によって約160゜Cの溶融液体の糸状
物はそのまま凝固することなく切断される。そして、送
出された溶融液体は冷却されて第3図に示すような糸端
状の突起のない美麗な合成樹脂板状物20になる。
(考案の効果) 本考案は上述のように液体が送り込まれる液溜部と、該
液体の送出停止を行なう弁機槽と、液体を送出させるノ
ズルとにより構成する溶融液体供給装置において、前記
ノズル部に液体の送出方向と同一方向で、かつ送出され
た液体を覆うように熱風を供給する熱風供給筒体を装着
せしめることにより、糸状となって繋がっている溶融液
体が熱風によって溶融、切断されて糸端状の突起のない
美麗な製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の溶融液体供給装置の1実施例を示
す概略断面図である。 第2図は第1図におけるZ矢視図である。 第3図は本考案の装置により得られる製品の形状を示す
概略図である。 第4図は従来の装置により得られる製品の形状を示す概
略図である。 1:液体供給本体、 2:シリンダー本体、 3:弁座本体、 4:シリンダー、 6:ピストン、 7:弁体、 8,9:圧空供給用管、10:溶融液体供給用管、 11:熱風供給筒体、 12:熱風供給用管、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 7:00 4F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体が送り込まれる液溜部と、該液体の送
    出停止を行なう弁機構と、液体を送出させるノズルとに
    より構成する溶融液体供給装置において、前記ノズル部
    に液体の送出方向と同一方向で、かつ送出された液体を
    覆うように熱風を供給する熱風供給筒体を装着せしめた
    ことを特徴とする溶融液体供給装置。
JP10985487U 1987-07-16 1987-07-16 溶融液体供給装置 Expired - Lifetime JPH061381Y2 (ja)

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JP10985487U JPH061381Y2 (ja) 1987-07-16 1987-07-16 溶融液体供給装置

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JP10985487U JPH061381Y2 (ja) 1987-07-16 1987-07-16 溶融液体供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS6413308U JPS6413308U (ja) 1989-01-24
JPH061381Y2 true JPH061381Y2 (ja) 1994-01-12

Family

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