JPH0613819U - アーク溶接用遮光保護具 - Google Patents

アーク溶接用遮光保護具

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JPH0613819U
JPH0613819U JP5251892U JP5251892U JPH0613819U JP H0613819 U JPH0613819 U JP H0613819U JP 5251892 U JP5251892 U JP 5251892U JP 5251892 U JP5251892 U JP 5251892U JP H0613819 U JPH0613819 U JP H0613819U
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JP
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welding
arc
light
arc welding
shielding
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Pending
Application number
JP5251892U
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English (en)
Inventor
裁 水沢
Original Assignee
裁 水沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 母材の溶接箇所と溶接棒間で溶接アークを発
生させる作業において、母材の溶接箇所と溶接棒とをア
ーク溶接用遮光保護具を通じて目視しながら正確に打ち
当てたうえ溶接アークを発生できるアーク溶接用遮光保
護具を提供すること。 【構成】 アーク溶接時に発生する紫外線から眼を保護
する着色した遮光板1の下斑部分を無着色の透明部2に
形成したもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アーク溶接やアーク切断時に発生する強烈な紫外線から眼を保護す るアーク溶接用遮光保護具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アーク溶接やアーク切断の際に発生する強烈な紫外線から眼を保護するアーク 溶接用遮光保護具としては、着色した遮光板を有する保護眼鏡や頭から被るヘル メット或いは手持ちのハンドシールド等が広く知られている。ところが、これら のアーク溶接用遮光保護具はいずれも非溶接時において外を透視することができ ないほど濃い着色を施しているため、母材と溶接棒間に溶接アークを発生させる 際、母材の溶接箇所と溶接棒との対応位置を目視で知ることができず、このため 勘に頼るこことなって未熟練者の場合には溶接箇所以外にアーク痕が残り不良品 となるという問題があり、適正な溶接位置にアークを発生させるには、長年の熟 練が必要となるという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、母材の溶接箇所と溶接棒間で溶接アークを 発生させる作業において、母材の溶接箇所と溶接棒とを正確に打ち当てて溶接ア ークを発生させることができるようにしたアーク溶接用遮光保護具を提供するこ とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記のような課題を解決した本考案のアーク溶接用遮光保護具は、アーク溶接 時に発生する紫外線から眼を保護する着色した遮光板を有するアーク溶接用遮光 保護具において、前記遮光板の下縁部分が無着色の透明部に形成されていること を特徴とするものである。
【0005】
【作用】
このように構成されたものは、母材の溶接箇所と溶接棒間にアークを発生させ る際、着色した遮光板の外縁部分に形成された無着色の透明部に目をやって該透 明部を通して母材の溶接箇所と溶接棒との位置を正確に確認しつつ溶接棒を母材 の溶接箇所に正確に打ち当て、溶接アークを母材の溶接個所に的確に発生させる ことができる。そして溶接アーク発生後は遮光板の透明部より視線を遮光板に戻 し、遮光板を通して溶接状態を視認しつつ溶接を行うものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を先ず図1に示される眼鏡タイプのアーク溶接用遮光保護具を第 1の実施例として詳細に説明する。 1は眼鏡フレームとレンズ部とを一体に成形したプラスチックス製の着色した 遮光板であり、該着色した遮光板1によりアーク溶接時に発生する有害な紫外線 は遮断される。
【0007】 2は遮光板1の下縁部分に二個横長に形成される無着色の透明部であり、溶接 アークを発生させる際には、該透明部2から母材の溶接個所を視認しつつ溶接棒 の先端を母材の溶接個所に正確に打ち当てればよいもので、溶接アークが発生し た後は、視線を透明部2より遮光板1に戻し有害な紫外線が眼に直接入射される ことなく溶接を行う。
【0008】 3はプラスチックス製の遮光板1の両側縁に枢着されるつる、4はスパッタリ ングにより遮光板1の上縁から溶融粒子が飛び込むことを防止する庇である。
【0009】 このように構成されたものは、通常の眼鏡タイプのアーク溶接用遮光保護具と 同様に使用してアーク溶接あるいはアーク切断を行えば、紫外線を遮断する着色 した遮光板1によって眼は的確に保護されることは従来と同様であるが、本考案 の遮光板1の下縁部分には無着色の透明部2が形成されているから、溶接アーク を母材の溶接部に発生させる際には、視線を下向きにして遮光板1の下縁部分に 形成した無着色の透明部2から母材の溶接個所と溶接棒の先端を視認しつつ母材 の溶接個所に溶接棒の先端をを軽く打ち当てればよい。しかして、溶接アークが 発生するときには視線を上向きの元の状態に戻し、遮光板1を通して母材の溶接 部を目視しつつアーク溶接を行えばよく、この状態においては透明部2より有害 な紫外線が眼に入射されることがない。
【0010】 次に、図2に示すハンドシールドのアーク溶接用遮光保護具を本考案の第2の 実施例として説明すれば、把手10の上端に続く顔面保護板13の上部に横長の 窓孔14が透設されてこれに着色した遮光板1を取付け、該遮光板1の下縁部分 には無着色の透明部2が二箇所横長に形成されており、このようなアーク溶接用 遮光保護具は従来のハンドシールドのアーク溶接用遮光保護具と同様使用すれば 、前記第1の実施例と同様の作用効果を発揮する。
【0011】
【考案の効果】
本考案は前記説明によって明らかなように、着色した紫外線遮断用の遮光板の 下縁部分を無着色の透明部に形成しておくことにより、溶接アークを発生させる 際に無着色の透明部を通して母材の溶接個所と溶接棒の先端とを正確に且つ容易 に打ち当てることができるから、経験の浅い作業員でも熟練者と同様に的確な溶 接アークを発生させることができる。
【0012】 このため母材の溶接個所と溶接棒の先端との位置併せに失敗して起こる溶接ア ーク痕による不良品の発生を低減できて歩留りを高めることができるうえに、透 明部は遮光板の下斑部分に続き形成されているから、アーク溶接時に有害な紫外 線が眼に直接入射することがなく、また、遮光板の一部に透明部を形成するだけ だから安価に製造することもできるなど多くの利点を有するもので、従来の問題 点を解決したアーク溶接用遮光保護具として実用的価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の第2の実施例を示す一部切欠斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 遮光板 2 透明部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーク溶接時に発生する紫外線から眼を
    保護する着色した遮光板(1) を有するアーク溶接用遮光
    保護具において、前記遮光板(1) の下縁部分が無着色の
    透明部(2) に形成されていることを特徴とするアーク溶
    接用遮光保護具。
JP5251892U 1992-07-27 1992-07-27 アーク溶接用遮光保護具 Pending JPH0613819U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521928U (ja) * 1978-07-27 1980-02-13
KR200460196Y1 (ko) * 2010-03-30 2012-05-09 김근섭 전기용접용 보안경

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214325B2 (ja) * 1973-08-20 1977-04-21
JPS6072549A (ja) * 1983-09-29 1985-04-24 桐田 勝記 遮光度に変化のある保護具
JPS6245018B2 (ja) * 1980-03-07 1987-09-24 Shinto Ind

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19940826