JPH0613747A - 電子部品の半田処理方法および装置 - Google Patents

電子部品の半田処理方法および装置

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JPH0613747A
JPH0613747A JP2495591A JP2495591A JPH0613747A JP H0613747 A JPH0613747 A JP H0613747A JP 2495591 A JP2495591 A JP 2495591A JP 2495591 A JP2495591 A JP 2495591A JP H0613747 A JPH0613747 A JP H0613747A
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electronic component
cleaning
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JP2495591A
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Katsuichi Inagaki
勝一 稲垣
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IDEYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハーメチックシール形成半導体集積回路装置
の半田処理を、フロンやトリクロールなどの有害な薬液
を使用することなく、自動的に効率良く行う。 【構成】 パッケージ19の両面に突出するアウターリ
ード20とインナーリード21を有するハーメチックシ
ール形半導体集積回路装置であるワークWの半田処理装
置であって、ワークWを供給するローダ部1と、各処理
部間でワークWを供給する移送機構2と、フラックス被
着部22およびフラックス除去部23よりなるフラック
ス処理部3と、半田ディップ部4と、ワークWを反転さ
せる反転部5と、ワーク受渡し部6と、水と超音波振動
でワークWを洗浄する洗浄部7と、洗浄後のワークWに
エアブローを行う水切部8と、ワーク乾燥部9と、アン
ローダ部10とよりなる。ワークWの保持は一対のマグ
ネットクランプ18a,18bの各々で交互に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品の半田処理技
術、特に、パッケージの両面に突出するリードを持つハ
ーメチックシール形の半導体集積回路装置のリードに対
する半田ディップ、洗浄、乾燥に適用して効果のある技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子部品、たとえばハーメチッ
クシール形の半導体集積回路装置に半田ディップ処理を
施す場合、半田ディップ後の電子部品のリードなどに付
着して残留した余剰半田液や他の薬液などを除去するた
め、フロンやトリクロールなどの有機溶剤を用いて洗浄
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フロンなど
は空気中に拡散して環境汚染、特にオゾン層の破壊、ひ
いてはそれに起因するガンの発病などの不具合をひき起
こすことが解明されて来ており、その使用を中止すべき
ものである。
【0004】そこで、本発明の1つの目的は、フロン、
トリクロールなどの有害な薬液を使用することなく、電
子部品の洗浄を有効に行うことのできる半田処理技術を
提供することにある。
【0005】本発明の他の1つの目的は、電子部品にウ
ォーターマークなどを残すことなく、所望の半田処理を
行うことのできる技術を提供することにある。
【0006】本発明のさらに他の1つの目的は、電子部
品の半田処理を自動的に行うことのできる技術を提供す
ることにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0009】すなわち、本願の1つの発明による電子部
品の半田処理方法は、パッケージの両面方向に突出する
リードを有する電子部品の半田ディップ、洗浄、乾燥を
行う方法であって、電子部品を供給する工程と、電子部
品のリードにフラックス処理を施す工程と、電子部品の
リードを半田液中にディップして半田を被着する工程
と、電子部品のリードを水で残留する水分を乾燥させる
工程と、電子部品を収納する工程と、前記フラックス処
理工程、半田ディップ工程、洗浄工程、および乾燥工程
で必要に応じて電子部品を反転させる工程とからなるも
のである。
【0010】また、本願の他の発明による電子部品の半
田処理装置は、パッケージの両面方向に突出するリード
を有する電子部品の半田ディップ、洗浄、乾燥を行う方
法であって、電子部品を供給するローダ部と、電子部品
を磁力によって保持する保持手段と、電子部品のリード
にフラックス処理を施すフラックス処理部と、電子部品
のリードを半田液中にディップする半田ディップ部と、
電子部品を水および超音波振動で洗浄する洗浄部と、電
子部品を乾燥させる乾燥部と、電子部品を各処理部間で
移送する移送手段と、電子部品を前記保持手段と共に反
転させる反転手段と、電子部品を収納するアンローダ部
とからなるものである。
【0011】
【作用】前記した手段によれば、電子部品の洗浄のため
にフロンなどを使用せず、水を用いて洗浄を行うので、
フロンによるオゾン層の破壊などの環境問題の発生を未
然に防止できる。
【0012】しかも、本発明においては、パッケージの
両面方向に突出するリードを有する電子部品に対して所
望の半田ディップ、洗浄、乾燥などの半田処理を自動的
に行うことができる。
【0013】
【実施例】図1〜図14は本発明による電子部品の半田
処理装置の一実施例を示す図である。
【0014】まず、図1〜図3に示されるように、本実
施例の半田処理装置の全体は、半田処理されるワークと
しての電子部品、すなわち本実施例ではハーメチックシ
ール形半導体集積回路装置を供給するローダ部1と、各
処理部間でワークWなどの移送を行う移送機構2と、ワ
ークWを取り出されて空になった治具(後述の治具4
8)の移送を行う治具移送機構2aと、ワークWにフラ
ックス処理を施すフラックス処理部3と、ワークWに半
田ディップ処理を施す半田ディップ部4と、ワークWを
反転させる反転部5と、ワークWを受け取ったり治具の
昇降などを行う受渡し部6と、ワークWの水洗浄を行う
洗浄部7と、洗浄を終了したワークWにエアーブローを
行う水切部8と、ワークWを乾燥させる乾燥部9と、所
要の処理を終了したワークWを収納するアンローダ部1
0とからなる。
【0015】前記ローダ部1は、ワークWを供給トレー
11に収納して段積みしておく供給ストック部12と、
この供給ストック部12の下部から順次取り出された供
給トレー11を待機させておくトレー待機部13とを有
している。
【0016】前記移送機構2は前記フラックス処理部
3、半田ディップ部4、反転部5、受渡し部6の相互間
におけるワークWの移送を行う。
【0017】前記治具移送機構2aは、図4に示すよう
に、駆動モータ14と、ベルト15と、複数個のローラ
16とを有している。
【0018】本実施例におけるワークWは図5に示すよ
うに、ワークWの吸着用の永久磁石17よりなるマグネ
ットクランプ18(保持手段)により保持され、該マグ
ネットクランプ18で移送される。マグネットクランプ
18は図10に18aと18bとで示す如く、2個すな
わち一対として設けられ、後述の如くワークWのアウタ
ーリード20とインナーリード21の各々を交互にクラ
ンプしてそれぞれ半田処理を行うようになっている。マ
グネットクランプ18は前記移送機構2により移動可能
である。
【0019】次に、前記フラックス処理部3は、ワーク
Wの外部に突出するリード、すなわち本実施例ではワー
クWのパッケージ19の両面方向に突出するアウターリ
ード20およびインナーリード21にフラックスを被着
するフラックス被着部22と、リード20,21からフ
ラックスを除去するフラックス除去部23と、前記移送
機構2により移動可能であり、かつ必要に応じてワーク
Wの昇降を行う昇降機構24とよりなる。フラックス被
着部22のフラックス槽には、フラックスが図示しない
ポンプで循環供給され、フラックス液面は常に一定レベ
ルに保たれる。
【0020】前記半田ディップ部4は、図6,図7に示
されるように、半田ディップ槽25の半田液面に浮遊す
る酸化物などの半田かすを掻き取って除去するかす取り
バー26と、半田ディップ時に発生する煙を排出するた
めの排煙処理ユニット27と、図示しないが慣用形の半
田自動供給機構および半田レベル検出機構とを有してい
る。
【0021】排煙処理ユニット27は、図6に示される
ように、半田ディップ槽25の側方に対向して配設され
た一対のフード28,29と、フィルタ30と、ブロワ
31とを備え、一方のフード28の吹出口32から吹き
出される空気流に半田ディップ槽25の上方に上昇した
煙を同伴させて他方のフード29の吸込口33で吸い込
むことにより、排煙処理を循環式に行う構造である。
【0022】また、前記反転部5は、図8,図9,図1
0に示すように、ワークWのアウターリード20とイン
ナーリード21の上下方向を反転させ、各リード20,
21へのフラックス処理および半田ディップを切り換え
て行わせるためのものである。
【0023】すなわち、反転部5は一対のブラケット3
4,34間に設けた回転軸35およびこの回転軸35に
取り付けた反転ボックス36と、回転軸35に設けた歯
車37と、この歯車37に噛み合う歯車38と、この歯
車38を180度揺動させるロータリアクチュエータ3
9と、反転ボックス36の天板40に設けられて上下方
向に直進後退するエアシリンダ41と、ガイドロッド4
2と、ワーク吸着用のマグネット43と、このマグネッ
ト43を取り付けた取付板44と、反転ボックス36の
底板45に設けられ、マグネット43がエアシリンダ4
1の直進で上下方向に移動して来た時に該マグネット4
3を受け入れてワークWを磁気吸着させるためのマグネ
ット受入穴46とを有している。
【0024】前記フラックス処理部3、半田ディップ部
4、反転部5、受渡し部6の相互間におけるワークWの
移送は移送機構2によって行われる。
【0025】さらに、前記洗浄部7は、前記受渡し部6
に搬送されて来たワークWをマグネットクランプ18と
共に洗浄位置に移送するためのクランプ47(図11)
を有している。すなわち、クランプ47は、半田処理の
ためワークWをピックアップされて空になった後で治具
移送機構2aで受渡し部6に移送されて来て待機してい
た治具48に、ワークWがマグネットクランプ18で搬
送されて収納されると、その治具48を挟持して洗浄部
7に移送するものである。
【0026】洗浄部7は、図12に示されるように、3
槽の洗浄槽49,50,51をカスケード式に配設した
構造である。
【0027】洗浄槽49,50,51のうち、洗浄槽4
9,50の底部には、超音波振動源52,53が取り付
けられている。
【0028】この洗浄部7は洗浄水と超音波振動でワー
クWを洗浄することを特徴とするものであり、洗浄槽5
1の下面には、洗浄水の給水口54が設けられ、洗浄槽
49には排水口55が設けられている。
【0029】したがって、給水口54から洗浄槽51の
中に供給された洗浄水は仕切壁56を越えて洗浄槽50
に、さらに仕切壁56を越えて洗浄槽49に順次カスケ
ード式に溢流する。なお、図12の矢印はワークWの移
送方向を示している。
【0030】また、洗浄部7も洗浄槽50の側方に反転
機構57を有し、たとえば洗浄槽49でワークWのアウ
ターリード20を洗浄した場合、ワークWを反転機構5
7で反転させ、洗浄槽50ではインナーリード21を洗
浄する。
【0031】さらに、洗浄部7は、洗浄槽50の側方に
洗浄治具昇降機構58、またその反対側における洗浄槽
51の側方に洗浄クランプ昇降機構59を備えている。
【0032】次に、前記水切部8は、図13に示すよう
に、水切槽60の内部にワークWを収容し、ブロワ61
からブローエアを該ワークWの両側に設けたノズル62
からブローし、該ワークWに付着した洗浄水を吹き飛ば
す構造となっている。なお、図13の符号63は、開閉
可能な水滴飛散防止シャッタである。
【0033】この水切部8により、ワークWの表面に付
着残留した水分を吹き飛ばすことができるので、ワーク
Wの表面にウォーターマークが残ることを防止し、製品
の商品価値を高めることができる。
【0034】前記乾燥部9は、図1〜図3に示すよう
に、3槽の乾燥槽64,65,66を順次配設してな
り、各乾燥槽は図14に示すような概略構造を有してい
る。
【0035】すなわち、乾燥槽、たとえば64は、図示
の如く、ブロワ67と、このブロワ67からの送風を加
熱するヒータ68と、このヒータ68で加熱された熱風
を乾燥槽64内に噴出するノズル69と、ワークWを保
持する通気性の支持体70とを備えている。
【0036】前記洗浄部7、水切部8、乾燥部9の相互
間におけるワークWの移送は移送機構2bなどで行われ
る。
【0037】さらに、前記アンローダ部10は、半田処
理を終了したワークWを専用の治具71内に収納して段
積みされる収納ストック部72を有している。
【0038】以下、本実施例の作用について説明する。
【0039】まず、半田処理されるワークWであるハー
メチックシール形半導体集積回路装置は、図3に示すよ
うに供給トレー11に収納して段積みされた状態で供給
ストック部12に供給され、さらにその供給ストック部
12の下部から順次取り出された供給トレー11はトレ
ー待機部13に待機させられる。
【0040】次に、供給トレー11はトレー待機部13
から治具48で供給部13aに送られ、ここでワークW
はマグネットクランプ18により治具48からピックア
ップされ、フラックス処理部3のフラックス被着部22
に移送される。
【0041】この時、ワークWを取り出されて空になっ
た治具48はベルト15で該ベルト15の反対端すなわ
ち図1,図2,図3における該ベルト15の左端の位置
まで送られ、待機させられる。
【0042】フラックス被着部22に送られるワークW
はマグネットクランプ18の一方のクランプたとえば1
8aにより、たとえばそのアウターリード20を下向き
にしてクランプされている。
【0043】したがって、フラックス被着部22におけ
るワークWは昇降機構24によりそのアウターリード2
0をフラックス槽の中に浸漬され、該アウターリード2
0にフラックスを被着される。
【0044】フラックス被着後のワークWは移送機構2
でフラックス除去部23に送られ、昇降機構24でフラ
ックス除去液の中に浸漬され、アウターリード20から
フラックスを除去される。
【0045】このようにしてフラックス処理を終了した
ワークWは、フラックス処理部3から半田ディップ部4
に移送され、半田ディップ槽25の中に浸漬することに
より、アウターリード20に半田を被着される。
【0046】以上により、ワークWの一方の面に突出す
るアウターリード20に対する半田処理が完了する。
【0047】次に、ワークWの他方の面に突出するイン
ナーリード21に対する処理を行うため、ワークWは反
転部5に移送される。
【0048】反転部5におけるワークWの反転操作は、
図8,図9,図10に示すように、マグネットクランプ
18aでアウターリード20を下方にして保持されて来
たワークWを反転部5の反転ボックス36に受け渡し、
この反転ボックス36をロータリアクチュエータ39で
歯車37,38を介して180度揺動させ、それにより
反転状態すなわちインナーリード21を下方にした状態
となったワークWを他方のマグネットクランプ18bで
磁気吸着する。
【0049】次いで、このワークWは移送機構2で反転
部5からフラックス被着部22に戻される。
【0050】そして、ワークWはフラックス被着部22
から、フラックス除去部23、半田ディップ部4の半田
ディップ槽25を順次経由し、前記アウターリード20
への半田処理と同様な半田処理をインナーリード21に
ついても施される。
【0051】以上のようにして、アウターリード20お
よびインナーリード21の両方に半田処理を施されたワ
ークWは受渡し部6に送られ、ここで前記の如く空にな
って待機していた治具48に収納される。
【0052】そして、ワークWは治具48と共にクラン
プ47(図11)で洗浄部7に移送される。
【0053】洗浄部7におけるワークWは移送機構2b
で移送され、洗浄治具昇降機構58および洗浄クランプ
昇降機構59で昇降され、また反転機構57で反転され
ることにより、たとえば洗浄槽49でアウターリード2
0、洗浄槽50でインナーリード21をそれぞれ洗浄さ
れ、さらに洗浄槽51でもリード20,21を洗浄され
る。
【0054】前記洗浄槽49,50における洗浄は、図
12に示す如く、給水口54から供給されて洗浄槽5
1,50,49の順に溢流されて来る洗浄水との接触に
加えて、超音波振動源52,53による超音波振動作用
により、フロンやトリクロールなどの有害な薬液を使用
することなく、清浄に洗浄される。
【0055】洗浄後のワークWは洗浄部7から水切部8
(図13)の水切槽60内に収容され、ノズル62から
ブローエアを噴出することにより、ワークWに付着残留
した洗浄水を吹き飛ばされる。
【0056】この水切作業を終了したワークWは乾燥部
9(図14)に送られ、3槽の乾燥槽64,65,66
を順次経由し、ノズル69からの熱風により乾燥され
る。
【0057】このようにして乾燥されたワークWはアン
ローダ部10に送られ、専用の治具71内に収納され、
収納ストック部72内に段積みされる。
【0058】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0059】たとえば、各処理部の構造や配置などはそ
れぞれ前記以外のものとすることができる。
【0060】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその利用分野であるハーメチックシール
形の半導体集積回路装置のリードの半田処理に適用した
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、たとえば他の電子部品の半田処理にも適用できる。
【0061】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0062】(1).パッケージの両面方向に突出するリー
ドを有する電子部品の半田処理を一貫自動化することが
でき、極めて効率的な作業が可能である。
【0063】(2).半田処理される電子部品の洗浄のため
にフロンやトリクロールなどの有害な薬液を使用せず、
水を使用するので、極めてクリーンな半田処理が可能で
あり、フロンなどによる環境汚染やオゾン層破壊などの
不具合を防止できる。
【0064】(3).電子部品の洗浄時に超音波振動作用を
与えることにより、さらに効果的に洗浄を行うことがで
きる。
【0065】(4).洗浄工程後の電子部品にエアブローを
行うことにより、電子部品のパッケージの表面などにウ
ォーターマークを残すことなく、電子部品の乾燥を極め
て効果的に行うことができる。
【0066】(5).前記(4) により、半田処理された電子
部品の商品価値を大きく高めることができる。
【0067】(6).電子部品の各面に突出するリードの各
々を反転手段による反転により交互に磁気吸着する一対
のマグネットクランプで保持手段を構成することによ
り、この種の電子部品の半田処理を非常に効率的かつ効
果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子部品の半田処理装置の一実施
例を示す平面図である。
【図2】図1の半田処理装置の正面図である。
【図3】図1の半田処理装置の概略説明図である。
【図4】本発明に用いられる治具移送機構の概略正面図
である。
【図5】ワーク吸着用のマグネットクランプの斜視図で
ある。
【図6】半田ディップ部の斜視図である。
【図7】図6の半田ディップ部の概略断面図である。
【図8】反転部の概略斜視図である。
【図9】反転部の断面図である。
【図10】反転工程を順次示す概略説明図である。
【図11】治具用のクランプを示す斜視図である。
【図12】洗浄槽の斜視図である。
【図13】水切部の概略断面図である。
【図14】乾燥槽の概略断面図である。
【符号の説明】
W ワーク 1 ローダ部 2 移送機構 2a 治具移送機構 2b 移送機構 3 フラックス処理部 4 半田ディップ部 5 反転部 6 受渡し部 7 洗浄部 8 水切部 9 乾燥部 10 アンローダ部 11 供給トレー 12 供給ストック部 13 トレー待機部 13a 供給部 14 駆動モータ 15 ベルト 16 ローラ 17 永久磁石 18 マグネットクランプ(保持手段) 18a マグネットクランプ 18b マグネットクランプ 19 パッケージ 20 アウターリード 21 インナーリード 22 フラックス被着部 23 フラックス除去部 24 昇降機構 25 半田ディップ槽 26 かす取りバー 27 排煙処理ユニット 28,29 フード 30 フィルタ 31 ブロワ 32 吹出口 33 吸込口 34 ブラケット 35 回転軸 36 反転ボックス 37,38 歯車 39 ロータリアクチュエータ 40 天板 41 エアシリンダ 42 ガイドロッド 43 マグネット 44 取付板 45 底板 46 マグネット受入穴 47 クランプ 48 治具 49,50,51 洗浄槽 52,53 超音波振動源 54 給水口 55 排水口 56 仕切壁 57 反転機構 58 洗浄治具昇降機構 59 洗浄クランプ昇降機構 60 水切槽 61 ブロワ 62 ノズル 63 水滴飛散防止シャッタ 64,65,66 乾燥槽 67 ブロワ 68 ヒータ 69 ノズル 70 支持体 71 治具 72 収納ストック部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージの両面方向に突出するリード
    を有する電子部品の半田ディップ、洗浄、乾燥を行う方
    法であって、電子部品を供給する工程と、電子部品のリ
    ードにフラックス処理を施す工程と、電子部品のリード
    を半田液中にディップして半田を被着する工程と、電子
    部品のリードを水で残留する水分を乾燥させる工程と、
    電子部品を収納する工程と、前記フラックス処理工程、
    半田ディップ工程、洗浄工程、および乾燥工程で必要に
    応じて電子部品を反転させる工程とからなることを特徴
    とする電子部品の半田処理方法。
  2. 【請求項2】 前記洗浄工程中に電子部品に超音波振動
    作用を与えることを特徴とする請求項1記載の電子部品
    の半田処理方法。
  3. 【請求項3】 前記洗浄工程の後で電子部品にエアブロ
    ーを行うことを特徴とする請求項1または2記載の電子
    部品の半田処理方法。
  4. 【請求項4】 前記電子部品が、ハーメチックシール形
    の半導体集積回路装置であることを特徴とする請求項
    1、2、または3記載の電子部品の半田処理方法。
  5. 【請求項5】 パッケージの両面方向に突出するリード
    を有する電子部品の半田ディップ、洗浄、乾燥を行う方
    法であって、電子部品を供給するローダ部と、電子部品
    を磁力によって保持する保持手段と、電子部品のリード
    にフラックス処理を施すフラックス処理部と、電子部品
    のリードを半田液中にディップする半田ディップ部と、
    電子部品を水および超音波振動で洗浄する洗浄部と、電
    子部品を乾燥させる乾燥部と、電子部品を各処理部間で
    移送する移送手段と、電子部品を前記保持手段と共に反
    転させる反転手段と、電子部品を収納するアンローダ部
    とからなることを特徴とする電子部品の半田処理装置。
  6. 【請求項6】 洗浄後の電子部品に対してエアブローを
    行う水切部を有することを特徴とする請求項5記載の電
    子部品の半田処理装置。
  7. 【請求項7】 前記保持手段は、電子部品の各面に突出
    するリードの各々を前記反転手段による反転により交互
    に磁気吸着する一対のマグネットクランプを有すること
    を特徴とする請求項5または6記載の電子部品の半田処
    理装置。
JP2495591A 1991-02-20 1991-02-20 電子部品の半田処理方法および装置 Pending JPH0613747A (ja)

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