JPH06137436A - スクリーン付パッキン - Google Patents

スクリーン付パッキン

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Publication number
JPH06137436A
JPH06137436A JP30833192A JP30833192A JPH06137436A JP H06137436 A JPH06137436 A JP H06137436A JP 30833192 A JP30833192 A JP 30833192A JP 30833192 A JP30833192 A JP 30833192A JP H06137436 A JPH06137436 A JP H06137436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
screen
peripheral edge
outer peripheral
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30833192A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiyoku Takeda
大翼 竹田
Junji Tsuboi
順治 坪井
Koichi Kamiyama
幸一 神山
Chikashi Yuge
千賀志 弓削
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Composites Inc
Original Assignee
Fujikura Rubber Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Rubber Ltd filed Critical Fujikura Rubber Ltd
Priority to JP30833192A priority Critical patent/JPH06137436A/ja
Publication of JPH06137436A publication Critical patent/JPH06137436A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクリーン付パッキンに於いて、成形時に、
パッキンのバリがスクリーンに付着して目詰まりを生じ
たり、パッキンの加硫温度によってスクリーンが溶けた
り変形する虞れがない。 【構成】 流体の流通口11を中央部に設けて、円形
状、正方形、長方形等の無端状のパッキン10を形成す
る。このパッキン10の内周面に形成した凹溝15に、
流通口11から挿入したスクリーン16の外周縁17を
挿入する。配管内部での装着状態に於て、パッキン10
を外面から押圧して、凹溝15の内面でスクリーン6の
外周縁17を挟持固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス、液体等の配管の
内部に装着するスクリーン付パッキンに係るものであっ
て、ゴミ、不純物等の除去を行う事を目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス、液体等の配管の内部に目の
細かいスクリーンを装着して、配管内部のゴミ、不純物
を濾過する事が行われている。このスクリーンは、汚染
すると詰まりを生じるため、配管のフランジ等の接続部
材の内部に装着し、分解して交換を可能としている。ま
た、スクリーンは、単体では接続部材のシールを行う事
ができないため、図4に示す如く、別個に設けたオーリ
ングと一緒に介装したり、図5に示す如くパッキンと一
体的に固定形成したものが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
の、オーリングとスクリーンとを別個に形成する方法
は、図4に示す如く、スクリーン(1)の外周縁(2)をオ
ーリング(3)で被覆していないため、装着状態に於て、
オーリング(3)と接続部材(4)との気密性が悪く、接続
部材(4)の継ぎ目から内部流体が外部に漏れる虞れがあ
った。
【0004】また、ゴムパッキン(6)と一体的に固定形
成したスクリーン(1)は、図5に示す如く、ゴムパッキ
ン(6)のバリ(5)がスクリーン(1)の表面に付着して、
目詰まりを生じ易いものであった。即ち、このスクリー
ン(1)付のゴムパッキン(6)の製造方法は、未加硫のゴ
ムパッキン(6)とスクリーン(1)とを一緒に加熱加硫す
るため、加熱して溶解したゴムがスクリーン(1)の表面
に溶け込み、スクリーン(1)の目詰まりを生じるもので
あった。
【0005】また、この従来方法は、ゴムパッキン(6)
の加硫温度に対応して、スクリーン(1)の材質を選択し
ないと、スクリーン(1)が溶けたり、変形する虞れを有
していた。
【0006】そのため、スクリーン(1)に使用する材質
が制約され、廉価な製造を困難にしたり、流通する流体
によっては、材質変化のために使用不能となるものが存
在した。
【0007】本発明は上述のごとき課題を解決しようと
するものであって、スクリーン付パッキンは、配管の内
部のゴミ、不純物等の除去を確実に行うとともに配管の
気密性を高めて漏れを防止する。また、成形時に、スク
リーンに目詰まりを生じさせる事がない。また、ゴムパ
ッキンの加硫温度に制約される事なく、スクリーンの材
質を選択できるようにしようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のごとき課
題を解決するために、流体の流通口を中央部に設けて無
端状に形成したパッキンの内周面に、凹溝を環状に形成
し、この凹溝内に、流通口に挿入したスクリーンの外周
縁を挿入し、目的部へパッキンを装着し外面から押圧し
た状態に於て、凹溝の内面でスクリーンの外周縁を挟持
固定可能として成るものである。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に於て説明すれ
ば、(10)はパッキンで、アクリロニトリルブタジエン
ゴム等により、図2に示す如く、流体の流通口(11)を
中央部に設けて無端状に形成している。この場合、パッ
キン(10)は、円形型、正方形型、長方形型等に形成す
る事が可能である。また、パッキン(10)は、厚み方向
の両側面に弾性突起(12)を環状に突設し、フランジ等
の接続部材(13)(14)とのシール性を向上させてい
る。
【0010】また、パッキン(10)は、内周面に環状の
凹溝(15)を設け、この凹溝(15)に、流通口(11)に
挿入したスクリーン(16)の外周縁(17)を挿入可能と
している。
【0011】このスクリーン(16)は、上記パッキン
(10)とは別工程で形成し、線状に設けたステンレス、
ナイロン、テフロン等の素材を織成するとともに形状
を、凹溝(15)の直径に合致して円形状に形成してい
る。また、本実施例のスクリーン(16)は、一例に於
て、1インチ当たりの目数を13〜15本としている。
【0012】また、パッキン(10)は、スクリーン(1
6)とは別個に加熱加硫する。そして、このパッキン(1
0)の凹溝(15)に、スクリーン(16)を挿入するに
は、まず、パッキン(10)の流通口(11)に臨ませて、
図2に示す如く、スクリーン(16)を中心に位置する。
この状態に於て、スクリーン(16)は、流通口(11)よ
りも外径を大きいものとしている。そして、この状態か
ら、スクリーン(16)をパッキン(10)の流通口(11)
に挿入する。
【0013】この挿入によって、スクリーン(16)は弾
性変形し、図1に示す如く、流通口(11)を介して凹溝
(15)内に外周縁(17)を容易に挿入する事が可能とな
る。
【0014】上述の如く構成したものに於て、スクリー
ン付パッキン(18)を配管に装着するには、一方の接続
部材(13)の内部に設けた挿入間隔(20)にパッキン
(10)を挿入位置し、この接続部材(13)(14)を固定
する螺子(21)を回動して、一方側と他方側の接続部材
(13)(14)とを接続する。
【0015】この接続部材(13)(14)の接続によっ
て、パッキン(10)は、側面を厚み方向に押圧されて、
凹溝(15)を密着し、凹溝(15)の内面でスクリーン
(16)の外周縁(17)を強固に挟持固定する。そのた
め、配管内の流体に強い圧力が加わった場合にも、強固
に固定されたスクリーン(16)は、凹溝(15)から脱落
する虞れがなく、確実なゴミ、不純物等の除去が可能と
なる。
【0016】また、パッキン(10)は、両側面に設けた
環状の弾性突起(12)を介して接続部材(13)(14)の
内面と接触しているため、弾性力に優れ、気密性を保持
して、内部流体の漏れを防止できる。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述の如く、スクリーンとパッ
キンを別個に形成し、パッキンの内周面に設けた凹溝に
スクリーンの外周縁を挿入する事により形成している。
そのため、パッキンは、スクリーンを装着して加熱加硫
を行う従来方法の如く、パッキンのバリ等によって、ス
クリーンの目詰まりを生じる事がない。また、スクリー
ンは、パッキンの加硫温度に影響される事なく、材質を
選択する事ができ、廉価で使用目的に合致したスクリー
ンを得る事ができる。
【0018】また、スクリーン付きパッキンは、配管の
気密性を高めて、内部流体の漏れを防止するとともに配
管への設置を容易に行う事ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクリーンを挿入した状態のパッキンの断面
図。
【図2】スクリーンを挿入する前の状態のパッキンの断
面図。
【図3】スクリーン付きパッキンを配管に装着した状態
を示す断面図。
【図4】従来方法によりスクリーンとオーリングとを配
管に装着した状態を示す断面図。
【図5】従来方法によりスクリーン付きパッキンを配管
に装着した状態を示す断面図。
【符号の説明】
10 パッキン 11 流通口 15 凹溝 16 スクリーン 17 外周縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 弓削 千賀志 埼玉県大宮市三橋1−840 藤倉ゴム工業 株式会社大宮工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の流通口を中央部に設けて無端状に
    形成したパッキンの内周面に、凹溝を環状に形成し、こ
    の凹溝内に、流通口に挿入したスクリーンの外周縁を挿
    入し、目的部へパッキンを装着し外面から押圧した状態
    に於て、凹溝の内面でスクリーンの外周縁を挟持固定可
    能とした事を特徴とするスクリーン付パッキン。
JP30833192A 1992-10-22 1992-10-22 スクリーン付パッキン Pending JPH06137436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30833192A JPH06137436A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 スクリーン付パッキン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30833192A JPH06137436A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 スクリーン付パッキン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06137436A true JPH06137436A (ja) 1994-05-17

Family

ID=17979772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30833192A Pending JPH06137436A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 スクリーン付パッキン

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JP (1) JPH06137436A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10180146A (ja) * 1996-12-27 1998-07-07 Tanabe Uiru Tec Kk フィルタ装置
JP2013245798A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Nok Corp フィルター付きガスケット
CN107477287A (zh) * 2017-09-20 2017-12-15 水伯格五金(深圳)有限公司 一种油封

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020515