JPH06137264A - エアーポンプの弁構造 - Google Patents

エアーポンプの弁構造

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JPH06137264A
JPH06137264A JP4288228A JP28822892A JPH06137264A JP H06137264 A JPH06137264 A JP H06137264A JP 4288228 A JP4288228 A JP 4288228A JP 28822892 A JP28822892 A JP 28822892A JP H06137264 A JPH06137264 A JP H06137264A
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valve
outside air
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air pump
air
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Toshio Maruyama
俊夫 丸山
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エアーポンプにおける弁の当たり音を小に抑
え、騒音を抑制する。 【構成】可動体2の往復動にて外気を導入するとともに
導入した外気を圧縮して吐出するエアーポンプにおい
て、外気を吸入する吸入弁3及び圧縮した外気を吐出す
る吐出弁4を構成するのに、ポンプケース8側において
弁孔5を形成する弁座6を弾性体にて形成して弁座6を
弾性変位可能に構成する。弁座6に取付けて弁孔5を閉
塞する弁体7を硬質材にて形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイヤフラムポンプの
ようなエアーポンプの弁構造に関し、詳しくはエアーポ
ンプにおける弁の当たり音を小に抑えようとする技術に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイヤフラムを保持した可動体の
往復動にて外気を導入するとともに導入した外気を圧縮
して吐出するエアーポンプにおいて、外気を吸入する吸
入弁及び圧縮した外気を吐出する吐出弁を構成するの
に、図2に示すように、ポンプケース側に一連に形成さ
れるととに弁孔5を穿孔した硬質の弁座6aに弾性体か
ら形成した弁体7aを取付けて逆止弁構造にするもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのように、
硬質材にて形成された弁座6aに弾性体にて形成された
弁体7aを付設して逆止弁を構成するのに、弁孔5にお
ける通気によって弾性体にて形成された弁体7aが弾性
変形して開放され、そして、弁体7a側からの外気の圧
力を受けて弁体7aは弁座6aに密接するのである。か
かる場合、弾性体にて形成されている弁体7aは薄板円
板状に形成され、かかる形状の弁体7aの周部は自由端
になっていて、大きく弾性変形し、このため弁体7aが
弁座6aに密接する場合に大きな音が生じ、騒音となる
という問題があった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、大きな弾性変形
を抑制し、大きな弾性変形の復帰変形に起因する大きな
衝突音の発生を抑制することができるエアーポンプを提
供しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、可動体2の往
復動にて外気を導入するとともに導入した外気を圧縮し
て吐出するエアーポンプにおいて、外気を吸入する吸入
弁3及び圧縮した外気を吐出する吐出弁4を構成するの
に、ポンプケース8側において弁孔5を形成する弁座6
を弾性体にて形成して弁座6を弾性変位可能に構成し、
弁座6に取付けられて弁孔5を閉塞する弁体7を硬質材
にて形成して成ることを特徴とするものである。
【0006】また、弁体7をも弾性体にて形成して成る
ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】硬質材にて形成された弁体7は弾性変形するこ
とがなく、弾性体にて形成された弁座6が弾性変形する
のであり、従来の弁体の弾性変形に比べて弁座6の弾性
変形量を抑える。しかして、弾性変形に基づく復帰変形
時に大きい衝突音の発生を抑制して、騒音を抑制する。
【0008】また、弁体7をも弾性体にて形成すること
で、弾性体にて形成した弁座6と弁体7とが弾性変形し
て、弾性変形に基づく両者間の隙間の発生を小に抑え、
結果として、弾性変形後の復帰変形時の発音を抑制で
き、騒音をより抑制するのである。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1に示すように、ダイヤフラムポンプAはポンプ
ケース8の内殻部9に可動体2が往復動自在に保持され
ている。この可動体2には永久磁石が取付けられ、ポン
プケース8に保持したコイル10への交流電流の通電に
より、可動体2を往復駆動することができるようにして
ある。可動体2の両端にはダイヤフラム1が取付けられ
ている。ポンプケース8の両端部には吸入室11、圧縮
室12及び吐出室13とが形成され、吸入室11には吸
入通路を経て吸入口15が形成され、吐出室13には吐
出口16が開成されている。そして、吸入室11と圧縮
室12とを仕切る仕切り部分17に吸入弁3が設けら
れ、圧縮室12と吐出室13を仕切る仕切り部分18に
は吐出弁4が逆止弁構成に形成されて設けられている。
【0010】しかして、可動体2の往動にてダイヤフラ
ム1を可動させて、その往動において吸入口15から外
気を吸入経路を経て吸入弁3を介して図1の右方の吸入
室11に導入するととに、図1の左方の圧縮室12内の
外気を圧縮させて吐出弁4を介して吐出室13に圧送
し、左方の吐出口16から吐出し、そして、ダイヤフラ
ム1の復動において、図1の右方の圧縮室12内の空気
を圧縮して吐出弁4を介して吐出室13へと圧送し、吐
出口16から吐出し、そして、左方の吸入弁3を介して
外気を吸入室11へと導入させるのである。
【0011】上記吸入弁3及び吐出弁4は以下のように
構成されている。つまり、図1(c)に示すように、仕
切り部分17,18に形成された比較的大きな孔部19
に弾性体から形成して弁孔5を設けた弁座6を挿入して
接着や、溶着にて固着してある。この弁座6には硬質材
にて形成した薄板状の弁体7が取付けられている。この
ように、外気を吸入する吸入弁3及び圧縮した外気を吐
出する吐出弁4を構成するのに、ポンプケース8側にお
いて弁孔5を形成する弁座6を弾性体にて形成して弁座
6を弾性変位可能に構成し、弁座6に取付けられて弁孔
5を閉塞する弁体7を硬質材にて形成することで、硬質
材にて形成された弁体7は弾性変形することがなく、弾
性体にて形成された弁座6が弾性変形するのであり、し
かして、従来の弁体の弾性変形に比べて弁座6の弾性変
形量を抑えることができ、弾性変形に基づく復帰変形時
に大きい衝突音の発生を抑制でき、騒音を抑制するので
ある。
【0012】かかる場合、弁体7をも弾性体にて形成す
ることで、弾性体にて形成した弁座6と弁体7とが弾性
変形して、弾性変形に基づく両者間の隙間の発生を小に
抑え、結果として、弾性変形後の復帰変形時の発音を抑
制でき、騒音をより抑制するのである。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように、可動体の往復動
にて外気を導入するとともに導入した外気を圧縮して吐
出するエアーポンプにおいて、外気を吸入する吸入弁及
び圧縮した外気を吐出する吐出弁を構成するのに、ポン
プケース側において弁孔を形成する弁座を弾性体にて形
成して弁座を弾性変位可能に構成し、弁座に取付けられ
て弁孔を閉塞する弁体を硬質材にて形成してあるから、
硬質材にて形成された弁体は弾性変形することがなく、
弾性体にて形成された弁座が弾性変形するのであり、し
かして、従来の弁体の弾性変形に比べて弁座の弾性変形
量を抑えることができ、弾性変形に基づく復帰変形時に
大きい衝突音の発生を抑制でき、騒音を抑制することが
きるという利点がある。
【0014】また、弁体をも弾性体にて形成してあるか
ら、弾性体にて形成した弁座と弁体とが弾性変形して、
弾性変形に基づく両者間の隙間の発生を小に抑え、結果
として、弾性変形後の復帰変形時の発音を抑制でき、騒
音をより抑制することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)は全体断面
図、(b)は弁体の平面図、(c)は弁部分の断面図、
(d)(e)は動作を示す断面図である。
【図2】従来例を示し、(a)は弁部分の断面図、
(b)(c)は動作を示す断面図である。
【符号の説明】
2 可動体 3 吸入弁 4 吐出弁 5 弁孔 6 弁座 7 弁体 8 ポンプケース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動体の往復動にて外気を導入するとと
    もに導入した外気を圧縮して吐出するエアーポンプにお
    いて、外気を吸入する吸入弁及び圧縮した外気を吐出す
    る吐出弁を構成するのに、ポンプケース側において弁孔
    を形成する弁座を弾性体にて形成して弁座を弾性変位可
    能に構成し、弁座に取付けられて弁孔を閉塞する弁体を
    硬質材にて形成して成ることを特徴とするエアーポンプ
    の弁構造。
  2. 【請求項2】 弁体をも弾性体にて形成して成ることを
    特徴とする請求項1記載のエアーポンプの弁構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006097637A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Hitachi Ltd 流体機械
JP2016101940A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 日本クロージャー株式会社 小量排出開口を有する排出筒が付設されている容器蓋
CN108302012A (zh) * 2017-01-11 2018-07-20 惠州市唐群座椅科技股份有限公司 气泵与气阀的组接构造

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