JPH06137115A - 発電装置 - Google Patents

発電装置

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JPH06137115A
JPH06137115A JP29005692A JP29005692A JPH06137115A JP H06137115 A JPH06137115 A JP H06137115A JP 29005692 A JP29005692 A JP 29005692A JP 29005692 A JP29005692 A JP 29005692A JP H06137115 A JPH06137115 A JP H06137115A
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    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]
    • Y02E20/18Integrated gasification combined cycle [IGCC], e.g. combined with carbon capture and storage [CCS]

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設備の小型化を図れることを可能とする。 【構成】 酸素燃焼水素ガスにより駆動されるタービン
13を高圧タービン13aと低圧タービン13bとで形
成し、その高圧タービン13aからの過熱蒸気を低圧タ
ービン13bに導くガスライン22に、低圧タービン1
3bからの排気が湿り蒸気となるように過熱蒸気に水を
混入する緩熱器23を設け、上記低圧タービン13bか
らの排気を直接凝縮する復水器25を設けたことを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸素燃焼水素ガスによ
り駆動されるタービンを備えた発電装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ハイドロカーボン系の燃料例えば
石炭を利用して発電を行うことが試みられている。具体
的には、石炭を空気等と共に高温高圧下のガス化炉内に
吹き込み、炉内で石炭を部分燃焼(酸化)させて石炭ガ
ス化ガス(CO,H2 ,H2 O及びCO2 を含むガス)
を生成させる。この石炭ガス化ガスを冷却、脱硫、脱じ
ん等の処理後、ガスタービンに供給して発電を行うよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の発電
を行うシステムでは、ガス化炉で石炭を燃焼させて生成
させた石炭ガス化ガスによってガスタービンを廻し、発
電機にて電気エネルギを発生させているために、そのタ
ービンからの排気には多量のCO2 が含まれる。CO2
は、近年、温室効果による気候の温暖化等の地球レベル
での環境破壊の一つの要因として考えられているので、
CO2 を排出させたくない。また、排気は極力なくした
い。
【0004】このため、石炭ガス化ガスを水素リッチガ
スとしてタービンに供給することが提案され、これによ
り、タービンからの排気がほとんど蒸気であるので復水
器で復水として回収でき排気をなくせる。その復水は、
燃焼ガスの温度を調節すべくタービン等に戻されて循環
される。しかし、タービンからの例えば約 100℃,0.1a
taの排気を約20〜30℃まで冷却するには、復水等の冷却
水と排気とを熱交換するための伝熱管が多数必要にな
り、設備が大型化する。
【0005】そこで、本発明は、このような事情を考慮
してなされたものであり、その目的は、設備の小型化を
図れることを可能にする発電装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の発電装置は、酸素燃焼水素ガスにより駆動
されるタービンを高圧タービンと低圧タービンとで形成
し、その高圧タービンからの過熱蒸気を低圧タービンに
導くガスラインに、低圧タービンからの排気が湿り蒸気
となるように過熱蒸気に水を混入する緩熱器を設け、上
記低圧タービンからの排気を直接凝縮する復水器を設け
たものである。
【0007】
【作用】酸素燃焼水素ガスが高圧タービンに供給される
と共に、高圧タービンからの過熱蒸気が緩熱器を介して
低圧タービンに供給されて、高圧及び低圧タービンが駆
動される。その低圧タービンからの排気は、緩熱器によ
り高圧タービンからの過熱蒸気に水が混入されて湿り蒸
気となるので、復水器では凝縮しやすく、復水器を小さ
くすることができ、設備の小型化を図れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0009】図1において、1は水素製造装置を示し、
この水素製造装置1は、ハイドロカーボン系の燃料であ
る石炭をガス化するガス化炉2からの石炭ガス化ガスを
窒素を含まぬ水素リッチガスとするものである。
【0010】ガス化炉2には、炉2内に石炭を例えば石
炭水スラリー(CWM)として吹き込むための燃料ライ
ン3が接続されていると共に、酸素を吹き込むための酸
素ライン4が接続されている。
【0011】酸素ライン4は酸素圧縮機5を介して酸素
製造装置である空気分離装置6に接続されている。空気
分離装置6は、空気圧縮機7からの空気から酸素のみを
分離するものであり、この分離された酸素が酸素ライン
4を介してガス化炉2に供給される。
【0012】ガス化炉2は、石炭を高温(約1300〜1600
℃)高圧(約20〜40kg/cm2 )下で部分燃焼(酸化)さ
せて水素及び一酸化炭素を含む石炭ガス化ガスを生成す
るもので、石炭をガス化する際に発生した灰分は化炉2
下部に設けられたガスクーラ8を介してガラス状のスラ
グとなって排出される。また、石炭ガス化ガスはガスク
ーラ8で水及び蒸気と熱交換して冷却された後、ガスラ
イン9に流入するようになっている。
【0013】ガスライン9には、ガスの流れに沿って、
脱硫装置10、ガス中のダストを除去する脱じん装置1
1及び燃料改質装置12が介設されている。脱硫装置1
0は、ガス中の硫黄分を除去するもので乾式・湿式どち
らでもよく副産物として硫黄あるいは石こうを回収でき
る。
【0014】燃料改質装置12は、ガス化ガス中の一酸
化炭素(CO)を二酸化炭素(CO2 )にシフトし、こ
のシフトされたCO2 とガス中に元々あるCO2 を除去
して水素リッチガスを生成し、これをタービン13の燃
焼器14に供給するもので、COシフト装置15とCO
2 除去装置16とからなる。
【0015】COシフト装置15は、石炭ガス化ガス中
のCOを蒸気の存在によりCO2 及び水素(H2 )にシ
フト(CO+H2 O→CO2 +H2 )するように構成さ
れている。そのCOシフト装置15の上流のガスライン
9には、上記ガスクーラ8に接続されガス冷却を行う途
中の蒸気の一部を導入するための蒸気混入ライン17が
接続され、シフト反応に必要な蒸気が蒸気混入ライン1
7から得られるようになっている。
【0016】CO2 除去装置16は、ガスに含まれるC
2 を除去するもので、このCO2 の除去によりガス化
ガスは水素が主成分の水素リッチガスとなる。分離除去
されたCO2 はドライアイス用等の他産業に供給するか
あるいは深海等に投棄される。水素リッチガスとなった
ガス化ガスは、ガスライン9を介してタービン13の燃
焼器14に供給される。
【0017】燃焼器14には、上記酸素圧縮機5からの
酸素ライン4中の酸素の一部を導入する酸素導入ライン
18が接続されていると共に、上記ガスクーラ8でガス
化ガスを冷却した蒸気を導入する蒸気導入ライン19及
びガスクーラ8に水を送る水ライン20に接続された水
導入ライン21が接続されている。燃焼器14は、水素
を酸素導入ライン18からの酸素で燃焼させると共にこ
れに蒸気導入ライン19及び水導入ライン21からの蒸
気及び水を吹き込み高温(1200℃以上例えば1200℃)高
圧 (例えば30〜40ata)の蒸気を生成させるように構成さ
れ、この蒸気でタービン13が駆動される。
【0018】タービン13は高圧タービン13aと低圧
タービン13bとで形成され、燃焼器からの燃焼ガスが
高圧タービン13aに供給されて高圧タービン13aが
駆動されると共に、高圧タービン13aからの排気(過
熱蒸気)がガスライン22を介して低圧タービン13b
に供給されて低圧タービン13bが駆動される。これら
高圧及び低圧タービン13a,13b、上記酸素圧縮機
5及び空気圧縮機7が同軸上に設けられ、タービン13
a,13bにより発電機13cが駆動されて発電が行わ
れると共に併せて圧縮機5,7が駆動されるように構成
されている。
【0019】また、上記ガスライン22には、低圧ター
ビン13bからの排気(排気蒸気)が湿り蒸気となるよ
うに高圧タービン13aからの過熱蒸気に水例えば復水
を噴霧する緩熱器23が介設されている。緩熱器23
は、過熱蒸気に水を噴霧して過熱蒸気の温度のみを下げ
るように構成され、例えば、約 500℃,5ataの過熱蒸気
を約 300℃,5ataの流量が増加した過熱蒸気として低圧
タービン13bに流入することにより、低圧タービン1
3bからの蒸気が約50℃,0.1ataの湿り蒸気となる。
【0020】低圧タービン13bには排気ライン24が
接続され、この排気ライン24が復水器25に接続され
ている。
【0021】復水器25は、排気蒸気を冷却水で約20〜
30℃まで冷却して凝縮するものであり、この復水器25
には、復水器25内が蒸気の凝縮により圧力が下がるが
復水器25内圧が所定値例えば 0.1〜0.2ataにならない
とき、例えば窒素,二酸化炭素等の不純ガスが混入して
いる場合にそのガスを吸引除去するための真空ポンプ2
6(又はエジェクタ)が接続されている。また、復水器
25には、凝縮した水(復水)を復水ポンプ27で吸い
出し、その一部を上記緩熱器23に送る復水ライン28
が接続されている。復水ライン28には、復水の残りを
ポンプ28により上記燃焼器14及びガスクーラ8に導
くように上記水ライン20が接続されている。また、復
水ポンプ27により吸い出された水が余剰の場合にはそ
の一部が余剰水として他の系に導かれる。
【0022】次に本実施例の作用を説明する。
【0023】空気分離装置6から酸素が酸素圧縮機5を
介してガス化炉2内に吹き込まれると共にCWMが炉2
内に吹き込まれ、石炭が高温(約1300〜1600℃)高圧
(約20〜40kg/cm2 )下で部分燃焼(酸化)されて、石
炭ガス化ガスが生成する。このガス中には、ガス化炉2
に空気から分離された酸素のみが供給されるため、空気
が炉2に供給される際の窒素の混入がなく、CO,
2 ,H2 O及びCO2 を含むガスとなる。
【0024】石炭ガス化ガスは、ガスクーラ8で冷却さ
れた後、脱硫装置10で脱硫及び脱じん装置11で脱塵
処理されて精製される。精製後、蒸気混入ライン17か
らの蒸気と共にCOシフト装置15に流入し、そこで、
ガス中のCOがCO2 にシフトされ(CO+H2 O→C
2 +H2 )、ガス中のCOの大部分がなくなる。そし
て、CO2 除去装置16に入り、そこでガス中のCO2
が分離除去されて、石炭ガス化ガスは主成分がH2 の水
素リッチガスとなる。
【0025】この水素リッチガスがタービン13の燃焼
器14に入り、ガスの主成分である水素が酸素導入ライ
ン18からの酸素により燃焼される。この際水素燃焼だ
けであると高温になり過ぎるため蒸気導入ライン19及
び水導入ライン21から蒸気及び水が適宜吹き込まれ
る。これにより、例えば約1200℃,30ata の燃焼ガス
(蒸気)が生成され、これが高圧タービン13aに供給
されて高圧タービン13aが駆動される。その高圧ター
ビン13aからの約 500℃,5ataの排気(過熱蒸気)
は、緩熱器23に入りそこで水が噴霧されて約 300℃ま
で冷却されてから低圧タービン13bに供給されて低圧
タービン13bが駆動される。これにより、発電機13
cが駆動されて電気エネルギが発生する。
【0026】タービン13からの排気は、約50℃,0.1a
taの湿り蒸気となって排気ライン24に入り、復水器2
5に流入して冷却水により約20〜30℃まで冷却されて凝
縮する。凝縮した水(復水)は、復水ポンプ27により
吸い出されその一部が上記緩熱器23に供給されると共
に、残りが上記燃焼器14及びガスクーラ8に供給さ
れ、再循環する。一方、復水器25内の窒素,二酸化炭
素等の不純ガスは真空ポンプ26により吸引されて除去
され大気に開放される。
【0027】このように、タービン13からの排気(排
気蒸気)は湿り蒸気であるため凝縮しやすく、復水器2
5内で冷却水により冷却されるとすぐに凝縮するので、
復水器25を小さくできる。
【0028】すなわち、図2に示すように、従来は、燃
焼器からの例えば約1200℃,30ataの燃焼ガスをタービ
ンにてA点からB点(約 100℃,0.1ata)までの仕事を
させ、この蒸気を復水器にてB点からG点(約50℃,0.
1ata)を介してD点へと冷却する。これに対して、本発
明は、燃焼器14からの約1200℃,30ata の燃焼ガスを
高圧タービン13aにてA点からE点(約 500℃,5at
a)までの仕事をさせ、これを緩熱器23によりF点
(約 300℃,5ata)まで冷却すると共に流量を増加さ
せ、そして低圧タービン13bにてF点からE点までの
仕事をさせる。これにより、E点からF点までの蒸気の
冷却は、B点からG点までの蒸気の冷却とほぼ等しくこ
の冷却の分復水器を小さくでき、さらに、B点からG点
までの冷却を例えば間接式の冷却器を用いた場合に比し
て、緩熱器23は直接蒸気に水を噴霧するものであり小
型でしかも簡素である。従って、設備の小型化を図れる
ことになる。
【0029】また、復水器25内に流入した蒸気は冷却
水により冷却されるとすぐに凝縮するため、蒸気(復
水)と窒素,二酸化炭素等の不純ガスの分離が容易であ
り、真空ポンプ26により復水器25内のガスを吸引す
れば、この吸引されたガスはほとんど不純ガスであるの
で、不純ガスの除去を効率的に行えることになる。
【0030】さらに、タービン13の燃焼器14には水
素製造装置1からの水素リッチガスと酸素だけが供給さ
れて、その燃焼ガスにはほとんど不純ガスが含まれない
ので、そのタービン13からの排気はほとんどが蒸気で
ある。このため、排気を大気に開放することなく、凝縮
して例えば燃焼ガスの温度調節及びガス化ガスの冷却用
の冷却水として用いられるので、大気への排気を抑制す
ることができる。
【0031】また、窒素や二酸化炭素等の不純ガスがほ
とんど含まれない水素リッチガスが燃焼器14に供給さ
れるため、ガスロスがほとんどなくなり、従来と同じ出
力を得るには少ないガス量ですむので、タービン13で
の単位消費量あたりの効率が向上することになる。
【0032】さらに、タービン13を高温高圧の蒸気に
より駆動させ、そこで仕事をした蒸気を復水器25で凝
縮させるので、さらにタービン13での出力をアップす
ることが可能となる。
【0033】すなわち、従来は例えば約1300℃、20ata
のガスによりタービン13を駆動する場合、ガスが大気
圧になるとタービン13での仕事が行えなくなるので、
約600℃でガスを排気させ、このガスを熱交換器等で約
100℃まで冷却していた。これに対して、本発明に係る
システムでは、復水器25内が真空例えば0.2ataになる
ため、タービン13ではさらにガス圧を0.2ataまで下げ
られるので圧力比5(=1ata/0.2ata)の仕事を従来よ
り行えるので、タービン13の出力をアップすることが
できる。この際、復水器25内を例えば0.2ataの真空に
するのに吸引ポンプ26を用いたとしても、タービン1
3を駆動するガスは不純ガスをほとんど含まないと共に
そのほとんどが分子量の小さい蒸気であるので、少ない
動力で真空ポンプ26を駆動させることができる。
【0034】さらにまた、タービン13からの排気(排
気蒸気)は、復水器25で例えば約20〜30℃まで冷却さ
れて凝縮するため、蒸気の顕熱の一部も回収することが
でき、蒸気の熱損失が少なくない。
【0035】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、高圧ター
ビンからの過熱蒸気に緩熱器により水を混入して低圧タ
ービンからの排気を湿り蒸気とし、これを復水器で凝縮
するので、復水器が小さくなり設備の小型化を図れると
いう優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】蒸気サイクルについてエントロピーとエンタル
ピーの関係を示す図である。
【符号の説明】
13 タービン 13a 高圧タービン 13b 低圧タービン 22 ガスライン 23 緩熱器 25 復水器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸素燃焼水素ガスにより駆動されるター
    ビンを高圧タービンと低圧タービンとで形成し、その高
    圧タービンからの過熱蒸気を低圧タービンに導くガスラ
    インに、低圧タービンからの排気が湿り蒸気となるよう
    に過熱蒸気に水を混入する緩熱器を設け、上記低圧ター
    ビンからの排気を直接凝縮する復水器を設けたことを特
    徴とする発電装置。
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