JPH06136568A - プラズマクリーニング方法 - Google Patents

プラズマクリーニング方法

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Publication number
JPH06136568A
JPH06136568A JP29054492A JP29054492A JPH06136568A JP H06136568 A JPH06136568 A JP H06136568A JP 29054492 A JP29054492 A JP 29054492A JP 29054492 A JP29054492 A JP 29054492A JP H06136568 A JPH06136568 A JP H06136568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
gas
plasma
deposits
plasma cleaning
Prior art date
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Pending
Application number
JP29054492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nawata
博 縄田
Hideyuki Kitano
秀幸 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP29054492A priority Critical patent/JPH06136568A/ja
Publication of JPH06136568A publication Critical patent/JPH06136568A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置稼働率及び製品良品率を向上せしめるプ
ラズマクリーニング方法を提供する。 【構成】 Cl2 (200sccm) とHe(100sccm) との混合ガス
をガス導入管5を介して反応室1内へ導入し、圧力350m
Torr,Power 250 W,上部電極2,下部電極3の電極間
隔 1.1cmで高周波を印加して 300秒間クリーニングを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマエッチング処
理を行う処理容器内に付着した付着物を除去するプラズ
マクリーニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマエッチング装置において、IC
等のデバイスを加工する場合、不良率を上昇させる最大
の要因はパーティクルによるコンタミネーションであ
る。また近年のICの微細化に伴い、コンタミネーショ
ンによる影響は益々大きくなる傾向がある。このコンタ
ミネーションを防止するために、装置の稼働を停止し、
処理容器内を有機溶剤により洗浄(以下ウェットクリー
ニングという)する方法があるが、このウェットクリー
ニングは非稼働状態にて行うため、頻繁に行うと量産性
低下につながる。そこで製品の不良率及び非稼働時間を
増大させずに、低コストでプラズマエッチング装置の良
好な使用状態を維持する方法が盛んに研究されている。
【0003】そこでパーティクルについては一定の管理
値を設け、この管理値以下にパーティクル数を低減する
ために、稼働状態にて行えるプラズマクリーニングを定
期的に行い、非稼働状態にて行うウェットクリーニング
の回数を削減する方法が採られている。このプラズマク
リーニングは、プラズマエッチング終了後、プラズマク
リーニング用のガスを処理容器内へ導入し、電極間に高
周波電圧を印加して行うものである。従来、HBrガスを
プロセスガスとして用い、ポリシリコン,タングステン
ポリサイド等の膜をエッチングしている場合のプラズマ
クリーニング用ガスとしてはO2 ,SF6 ,He等のガス
を用いていた。O2 ガスは単一で使用する場合は付着物
を離脱させる目的で使用しており、SF6 ガスについて
はSi生成物を除去する目的で使用している。またHeガス
はこれらのガスと併用して用いプラズマ安定を目的とし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ガスでは充分なパーティクル低減効果は得られず、前述
のウェットクリーニング回数は依然として多かった。本
発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、Cl2
とHeとの混合ガスを使用することにより、充分なパーテ
ィクル低減効果が得られるプラズマクリーニング方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプラズマク
リーニング方法は、プラズマエッチング処理を行う処理
容器へ、処理終了後、クリーニング用のガスを導入し、
高周波を印加して処理容器内に付着した付着物を除去す
る方法において、前記クリーニング用のガスとしてCl2
とHeとの混合ガスを前記処理容器へ導入することを特徴
とする。
【0006】
【作用】本発明にあっては、Cl2 とHeとの混合ガスをプ
ラズマクリーニング用ガスとして使用することにより、
ウェットクリーニングを行う回数を大幅に削減すること
が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて説明する。図1は本発明方法の実施に使用する、プ
ラズマエッチング装置を示す模式的断面図である。図中
1は、処理容器である反応室であり、反応室1内には、
高周波電源(図示せず)に接続された平行平板型の上部
電極2,下部電極3が設置されている。この上部電極2
にはその厚み方向に後述するガスを通過させるための複
数の孔が開設されており、また下部電極3はその上にウ
エハWを固定するようになしてある。また反応室1上壁
にはプロセスガスを導入するためのガス導入管4a, 4b及
びクリーニング用のガスを導入するためのガス導入管5
が配設されている。さらに反応室1底部には圧力を調節
するための排気管6が配設されている。
【0008】以上の如き構成のプラズマエッチング装置
において、エッチングを行う場合はガス導入管4a, 4bよ
りプロセスガスを導入する。そうするとこのプロセスガ
スは上部電極2の孔を通過し、上部電極2,下部電極3
間に充満する。そして上部電極2,下部電極3間に高周
波電圧を印加してエッチングを行う。またクリーニング
を行う場合はガス導入管5よりクリーニング用ガスを導
入する。そうするとこのクリーニング用ガスは上部電極
2の孔を通過し、上部電極2,下部電極3間に充満す
る。そして上部電極2,下部電極3間に高周波電圧を印
加してクリーニングを行う。
【0009】上述の如きプラズマエッチング装置におい
て、タングステン・ポリサイドをエッチングした処理容
器内を従来方法と本発明方法とによってクリーニングを
行った。処理容器内の初期状態は有機溶剤によるウェッ
トクリーニングを行い、 0.3μm 以上のパーティクル数
を10個以下とする。被エッチング材は絶縁膜上にポリシ
リコン,タングステン・ポリサイドが形成され、さらに
フォトレジストによりレジストパターンが形成された6
インチウエハである。エッチング条件は以下のとおりで
ある。 プロセスガス He : 100 sccm SF6 : 100 sccm HBr: 100 sccm 圧力 : 350 mTorr Power : 250 W
【0010】そして50枚を1ロットとし、1ロットのウ
エハをエッチングする都度、電極上にSiO2 ウエハを置
いてプラズマクリーニングを行い、ある所定箇所のパー
ティクル数のチェックを行う。従来方法におけるプラズ
マクリーニング条件は以下のとおりである。 プラズマクリーニング用ガス He : 100 sccm SF6 : 50 sccm O2 : 10 sccm 圧力 : 250 mTorr Power : 250 W 時間 : 300 sec.
【0011】本発明方法におけるプラズマクリーニング
条件は以下のとおりである。 プラズマクリーニング用ガス He : 100 sccm Cl2 : 200 sccm 圧力 : 350 mTorr Power : 250 W 時間 : 300 sec.
【0012】図2は従来方法により1ロット毎にクリー
ニングを行い、測定したパーティクル数を表すグラフで
あり、図3は本発明方法により1ロット毎にクリーニン
グを行い、測定したパーティクル数を表すグラフであ
る。図2,図3より明らかな如く、規定パーティクル数
を50個とすると、従来方法では10ロット位から規定数を
越え始め、処理が40ロットを越えるとほとんど毎回規定
数を越えるような状態である。これに比べ本発明方法で
は60ロットを越えても規定数を越えることはほとんどな
かった。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るプラズマク
リーニング方法は、Cl2 とHeとの混合ガスをプラズマク
リーニング用ガスとして使用することにより、ウェット
クリーニングを行う回数を大幅に削減することが可能と
なる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施に使用するプラズマエッチン
グ装置を示す模式的断面図である。
【図2】従来方法によるプラズマクリーニング後のパー
ティクル数を表すグラフである。
【図3】本発明方法によるプラズマクリーニング後のパ
ーティクル数を表すグラフである。
【符号の説明】
1 反応室 2 上部電極 3 下部電極 4a, 4b,5 ガス導入管 6 排気管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマエッチング処理を行う処理容器
    へ、処理終了後、クリーニング用のガスを導入し、高周
    波を印加して処理容器内に付着した付着物を除去する方
    法において、前記クリーニング用のガスとしてCl2 とHe
    との混合ガスを前記処理容器へ導入することを特徴とす
    るプラズマクリーニング方法。
JP29054492A 1992-10-28 1992-10-28 プラズマクリーニング方法 Pending JPH06136568A (ja)

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JP29054492A JPH06136568A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 プラズマクリーニング方法

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JP29054492A JPH06136568A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 プラズマクリーニング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06136568A true JPH06136568A (ja) 1994-05-17

Family

ID=17757404

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JP29054492A Pending JPH06136568A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 プラズマクリーニング方法

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JP (1) JPH06136568A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4856549A (en) * 1988-02-22 1989-08-15 Diesel Kiki Co., Ltd. Shuttle valve device
US5868853A (en) * 1997-06-18 1999-02-09 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. Ltd. Integrated film etching/chamber cleaning process

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4856549A (en) * 1988-02-22 1989-08-15 Diesel Kiki Co., Ltd. Shuttle valve device
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