JPH0613634U - 箱形展示パネル - Google Patents
箱形展示パネルInfo
- Publication number
- JPH0613634U JPH0613634U JP5999392U JP5999392U JPH0613634U JP H0613634 U JPH0613634 U JP H0613634U JP 5999392 U JP5999392 U JP 5999392U JP 5999392 U JP5999392 U JP 5999392U JP H0613634 U JPH0613634 U JP H0613634U
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- JP
- Japan
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- display panel
- box
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 箱形展示パネル本体の厚みを可及的に薄く形
成しても、これを起立した際又は移動するに際に転倒し
ないようにした。 【構成】 回転自在に連結し、かつ先端に車輪4を配設
した脚3を箱形展示パネル本体1の展示面横方向一端部
の底部に移動可能に配設するとともに、箱形展示パネル
本体の他端部底部には、箱形展示パネル本体の内外に出
没する車輪4”を配設し、かつ展示会場の床面に形成し
た固定ピン挿入孔10に係合可能な固定ピン9を箱形展
示パネル本体の内部下方に着脱自在に配設して、箱形展
示パネル本体の内部から底部を経由して固定ピン挿入孔
に固定ピンを挿入することによって自立固定せしめ、固
定ピンを除去し、脚を箱形展示パネル本体から引き出す
とともに車輪4”を底部下方に降下し、各車輪を利用し
て移動することができる。
成しても、これを起立した際又は移動するに際に転倒し
ないようにした。 【構成】 回転自在に連結し、かつ先端に車輪4を配設
した脚3を箱形展示パネル本体1の展示面横方向一端部
の底部に移動可能に配設するとともに、箱形展示パネル
本体の他端部底部には、箱形展示パネル本体の内外に出
没する車輪4”を配設し、かつ展示会場の床面に形成し
た固定ピン挿入孔10に係合可能な固定ピン9を箱形展
示パネル本体の内部下方に着脱自在に配設して、箱形展
示パネル本体の内部から底部を経由して固定ピン挿入孔
に固定ピンを挿入することによって自立固定せしめ、固
定ピンを除去し、脚を箱形展示パネル本体から引き出す
とともに車輪4”を底部下方に降下し、各車輪を利用し
て移動することができる。
Description
【0001】
この考案は、箱形展示パネル本体の厚みを可及的に薄く形成しても、これを起 立した際又は移動するに際に転倒しないようにした箱形展示パネルに関するもの である。
【0002】
絵画、掛軸等の美術品を展示するための装置として、それ自体自立するものは 、例えば図7に示すように、展示パネル本体aの下部に、キャスタb付きの脚c を配設したものが存在した。これは、展示パネル本体aを薄く形成することがで きる反面、これの転倒を防止するために、脚cをかなり長めに形成していたので ある。その結果、この脚cは展示パネル本体aの表裏面から、かなり長く飛出し た衝立状の外観を呈していたのである。
【0003】 また図8に示すように、全体を箱形に形成した展示パネル(箱形展示パネル) も存在する。すなわち、同図において箱形展示パネル本体dの下面四偶にキャス タbを配設したものであるが、これは転倒を防止する目的で、例えば横120c m、高さ210cmの場合は、奥行が20〜30cm程度に形成されていたので ある。
【0004】
前記図7に示す衝立状の展示パネルにあっては、展示パネル本体aが薄く形成 されているために、非常に軽量となって好ましいのであるが、一方では、絵画等 の展示物も軽量でなければならず、そのためには額縁等の重量を考慮すると、小 さい絵画等のみが展示対象となる。また脚cについては、これがあまりにも飛出 しているために、接近して鑑賞するときの障害又は躓きの原因になり、さらには この展示パネルの収納(格納)時の空間使用の効率を低下させる原因となってい たのである。
【0005】 図8に示す箱形展示パネルにあっては、図7に示すような飛出した脚が設けら れていないために、展示面の横及び高さを長くすると、奥行(厚さ)も長くしな ければ転倒防止を図ることができなく、したがって結果的には、全体的形状が大 となるのである。
【0006】 このため重量も大となり、キャスタbを有するとはいえ、移動時も困難となる 。そのため若干薄めに形成された事実もあったが、転倒事故を惹起し、これを防 止するため、結局、厚く形成することが一般的となり、内部は中空ではあっても 、重量の問題は依然として残り、かつ不使用事の格納面積も広く確保しなければ ならなかった。
【0007】
そこでこの考案に係る箱形展示パネルは前記の課題を解決するために、回転自 在に連結し、かつ先端に車輪を配設した脚を箱形展示パネル本体の展示面横方向 一端部の底部に移動可能に配設するとともに、前記箱形展示パネル本体の他端部 底部には、この箱形展示パネル本体の内外に出没する上下動自在な車輪を配設し 、かつ展示会場の床面に形成した固定ピン挿入孔に係合可能な固定ピンを箱形展 示パネル本体の内部下方に着脱自在に配設したものである。
【0008】
すなわち、前記箱形展示パネル本体を起立させる場合は、箱形展示パネル本体 の内部から底部を経由して展示会場の床面に形成してある固定ピン挿入孔に固定 ピンを挿入することによって自立固定せしめ、また移動する場合は、前記固定ピ ンを除去し、脚を箱形展示パネル本体の一端部から引き出すとともに、箱形展示 パネル本体の他端部に配設してある車輪を底部下方に降下せしめ、これらの車輪 を利用して移動するようにしたものである。
【0009】
【実施例】 次にこの考案に係る箱形展示パネルの実施例を図1乃至図6に基づいて述べる と、1は中空状に形成した箱形展示パネル本体であり、この箱形展示パネル本体 1の内部周囲には、これの軸材たる角パイプ2を配設してある。
【0010】 3は、2本の杆体3’,3”を回転自在に連結して1本に形成した脚であり、 4はこの脚3の先端(杆体3’)に配設した車輪である。そして前記脚3は、前 記箱形展示パネル本体1の展示面一端部の底部に配設してあるとともに、この脚 3に配設した車輪4は車輪としての機能を有するものであれば、いかなるもので あってもよいが、図示するように自在キャスタとすれば、その進行方向を自在に 選択することができるので好ましい。
【0011】 また前記脚3は、前記のように2本の杆体3’,3”を連結して1本に形成し たものを2本平行に用い、かつ、前記車輪4を配設してある杆体3’側を先端と すれば、後端、すなわち杆体3”を箱形展示パネル本体1の内部下方に収納し、 かつ先端側がこの箱形展示パネル本体1の内外に移動可能に構成してある。ここ において移動可能とする具体的な一例としては、脚3の後端側(杆体3”)にも 車輪4’を配設し、かつ箱形展示パネル本体1の底面と平行する前記角パイプ2 に挿入するのである。
【0012】 5は、前記車輪4(自在キャスタとした場合の旋回部)に連結した螺杆であり 、6はこの螺杆5に固着したハンドルである。そして前記螺杆5は、脚3の先端 部分に形成した上下方向の螺孔に螺合しており、前記ハンドル6を介して螺杆5 を回転せしめれば、車輪4は上下動することになるのである。
【0013】 4”は、前記箱形展示パネル本体1の展示面他端部の底部に配設した車輪であ り、この車輪4”も自在キャスタにすれば、その進行方向を自在に選択すること ができる。またこの車輪4”は、前記箱形展示パネル本体1の厚さ方向に収納す ることができる間隔を保持して、例えば2個を共通した連結板7に配設するとと もに、この連結板7には、上端にハンドル6’を配設した螺杆5’を回転自在に 連結してある。
【0014】 8は箱形展示パネル本体1の内部において角パイプ2に掛け渡した支承板であ り、前記螺杆5’は、この支承板8に形成した螺孔に螺合してある。したがって 、このハンドル6’によって螺杆5’を回転せしめると、連結板7を介して車輪 4”を上下動せしめることが可能となる。
【0015】 9は箱形展示パネル本体1の内部下方に着脱自在に配設した固定ピン(又は固 定螺子)であり、10は展示会場の床面11に形成した固定ピン挿入孔である。 12は箱形展示パネル本体1の展示面横方向両端部の底部に形成した孔である。 したがって、前記固定ピン9はこの孔12を貫通して床面11に形成した固定ピ ン挿入孔10に挿入(又は螺着)することができるのである。
【0016】 箱形展示パネル本体1を自立せしめる場合には、車輪4を含む脚3全体を箱形 展示パネル本体1の内部に、またハンドル6’を回転することによって連結板7 を介して車輪4”を上昇させて箱形展示パネル本体1の内部にそれぞれ収納し、 前記固定ピン7を箱形展示パネル本体1の内部から底部を貫通して展示会場の床 面に形成してある固定ピン挿入孔8に挿入する。
【0017】 また箱形展示パネル本体1を移動するときは、前記固定ピン7を抜き取り、脚 3を回転連結位置まで引き出し、2本並列している脚3を、線対称となるように L字状に回転する。またこの場合ハンドル6によって螺杆5を回転せしめて車輪 4を降下させ、また他方のハンドル6’で螺杆5’を回転させて車輪4”を降下 させ、もって箱形展示パネル本体1全体を床面から浮上させるようにするのであ る。そしてそのままの状態で移動させることができる。
【0018】 尚、図中13は脚3及び固定ピン7を操作する際に開閉する扉体であり、14 はピクチャーレールである。
【0019】
前記のようにこの考案に係る箱形展示パネルによれば、回転自在に連結し、か つ先端に車輪を配設した脚を箱形展示パネル本体の展示面横方向一端部の底部に 移動可能に配設するとともに、前記箱形展示パネル本体の他端部底部には、この 箱形展示パネル本体の内外に出没する上下動自在な車輪を配設し、かつ展示会場 の床面に形成した固定ピン挿入孔に係合可能な固定ピンを箱形展示パネル本体の 内部下方に着脱自在に配設してあるので、前記箱形展示パネル本体を起立させる 場合は、箱形展示パネル本体の内部から底部を経由して展示会場の床面に形成し てある固定ピン挿入孔に固定ピンを挿入することによって自立固定せしめ、また 移動する場合は、前記固定ピンを除去し、脚を箱形展示パネル本体の一端部から 引き出すとともに、箱形展示パネル本体の他端部に配設してある車輪を底部下方 に降下せしめ、これらの車輪を利用して移動することができ、もって箱形展示パ ネル本体の厚みを可及的に薄く形成しても、これを起立した際又は移動するに際 に転倒することを防止できるという効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る箱形展示パネルの一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1におけるA部の拡大縦断面図である。
【図3】図1におけるB部の拡大斜視図である。
【図4】脚を引き出しL字状に回動せしめた状態を示す
平面図である。
平面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】車輪4”を降下させた状態を示す正面図であ
る。
る。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【図8】従来例を示す斜視図である。
1 箱形展示パネル本体 2 角パイプ 3 脚 3’ 杆体 3” 杆体 4 車輪(自在キャスタ) 4’ 車輪 4” 車輪 5 螺杆 5’ 螺杆 6 ハンドル 6’ ハンドル 7 連結板 8 支承板 9 固定ピン 10 固定ピン挿入孔 11 床 12 孔 13 扉体 14 ピクチャーレール
Claims (8)
- 【請求項1】 回転自在に連結し、かつ先端に車輪を配
設した脚を箱形展示パネル本体の展示面横方向一端部の
底部に移動可能に配設するとともに、前記箱形展示パネ
ル本体の他端部底部には、この箱形展示パネル本体の内
外に出没する上下動自在な車輪を配設し、かつ展示会場
の床面に形成した固定ピン挿入孔に係合可能な固定ピン
を箱形展示パネル本体の内部下方に着脱自在に配設した
ことを特徴とする箱形展示パネル。 - 【請求項2】 脚は、2本並行に配設するとともに、こ
の2本の脚は、互いに線対称となるL字状に回動する請
求項1記載の箱形展示パネル。 - 【請求項3】 脚は、箱形展示パネル本体の骨組みを構
成する軸材内を移動可能に配設した請求項1又は請求項
2記載の箱形展示パネル。 - 【請求項4】 脚における箱形展示パネル本体内に常時
収納されている部分に、車輪を配設した請求項1、請求
項2又は請求項3記載の箱形展示パネル。 - 【請求項5】 固定ピンは、箱形展示パネル本体の展示
面横方向両端部に配設した請求項2、請求項2、請求項
3又は請求項4記載の箱形展示パネル。 - 【請求項6】 固定ピンは螺子とし、固定ピン挿入孔は
螺孔とした請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又
は請求項5記載の箱形展示パネル。 - 【請求項7】 車輪は、自在キャスタとした請求項1、
請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6
記載の箱形展示パネル。 - 【請求項8】 脚先端に配設した車輪は、昇降装置によ
り上下動可能にした請求項1、請求項2、請求項3、請
求項4、請求項5、請求項6又は請求項7記載の箱形展
示パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992059993U JP2590181Y2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 箱形展示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992059993U JP2590181Y2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 箱形展示パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0613634U true JPH0613634U (ja) | 1994-02-22 |
JP2590181Y2 JP2590181Y2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=13129207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992059993U Expired - Fee Related JP2590181Y2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 箱形展示パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590181Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP1992059993U patent/JP2590181Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2590181Y2 (ja) | 1999-02-10 |
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