JPH06135967A - 新規複素環化合物及びその眼科光学分野における使用方法 - Google Patents

新規複素環化合物及びその眼科光学分野における使用方法

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JPH06135967A
JPH06135967A JP5060489A JP6048993A JPH06135967A JP H06135967 A JPH06135967 A JP H06135967A JP 5060489 A JP5060489 A JP 5060489A JP 6048993 A JP6048993 A JP 6048993A JP H06135967 A JPH06135967 A JP H06135967A
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Robert Guglielmetti
ギュグリーメッティ ロベール
Jean L Pozzo
リュック ポゾ ジャン
Andre Samat
サマ アンドレ
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Essilor International Compagnie Generale dOptique SA
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フォトクロミック化合物、より詳しくは、そ
の科学構造式中にクロメン又はベンゾビラン類の環を含
むフォトクロミック化合物、の提供。 【構成】 次式のフォトクロミック化合物、およびそれ
ら化合物の眼科用光学用の使用方法。 〔式中、Ra 、Rb およびRC は、水素原子、アルキル
基、アリール基、OR、SR、COR、またはCOOR
であり、ここでRは、水素原子、アルキル基、アリール
基、基NR1 2 であり、R1 およびR2 は、水素原
子、アルキル基、シクロルキル基、アリール基であり、
又NR1 2 は4員環から7員環のヘテロ環を形成する
ことが可能であり、mおよびnは1〜5の整数、Pは1
〜2の整数であり、Hは窒素原子、酸素原子、硫黄原子
から選択される一又は複数のヘテロ原子を含む4員環か
ら7員環のヘテロ環である。〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の目的は、新規なフォトク
ロミック化合物、より詳しくは、その化学構造式中にク
ロメン又はベンゾピラン類の環を含むフォトクロミック
化合物、及び眼科光学分野におけるそれらの使用法、更
に詳しくは眼用レンズ中又はレンズ上におけるそれらの
使用法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】フォ
トクロミズムは、長年知られてきた現象である。ある化
合物が、ある光線の照射、例えば、紫外線領域の光の照
射を受けたときに変色が起こり、照射が終了したときに
速やかにその化合物本来の色に戻る場合に、その化合物
はフォトクロミックであるといわれる。この現象は、非
常に多様な応用が可能であるが、よく知られており、又
最も有用な応用分野として、眼科光学分野が挙げられ
る。このような化合物は、スペクタクルレンズ、あるい
は眼鏡の製造に使用され、光の強度によって光の放射を
遮ることを目的とする。
【0003】眼科用レンズを構成する有機材料中にフォ
トクロミック化合物を含有させることによって、従来の
レンズに比べて非常に軽いガラスを得ることが可能にな
った。従来のレンズは、フォトクロミック剤としてハロ
ゲン化銀を含む鉱物ガラスで作られているが、有機材料
中へそれらを含有させることは、通常、技術的に困難で
ある。しかしながら、フォトクロミック特性を示すすべ
ての化合物が、眼科光学の分野で有用であるわけではな
い。この分野で有用であるためには、さらに、以下のよ
うな、ある基準に合致するフォトクロミック化合物であ
ることが必要である。
【0004】−フォトクロミック化合物の一の機能であ
る着色性が大きく、化合物が異性化後に濃色となること −光を吸収した後の着色が、単独で、あるいは他のフォ
トクロミックと組み合わせて眼科用眼鏡、あるいは他の
レンズ類で使用可能な程度であること −最初の状態では、透明であるか極めて薄い色に着色し
ていること −着色或いは脱色の機構(キネティックス)が速やかで
あること −フォトクロミズムが出来るかぎり広い温度範囲で、特
に、好ましくは0℃から40℃の範囲内で生じること。
【0005】現在使用されている既知の有機フォトクロ
ミック化合物は、温度が上昇したときにはフォトクロミ
ズムが減少する。例えば、0℃付近では、フォトクロミ
ズムは極めて明瞭に生じるが、ほぼ40℃程度になると
極めて弱いか起こらなくなる。日光に当てている時に
は、ガラスはほぼ40℃程度という温度には達してしま
う。
【0006】従来のフォトクロミック化合物が抱えてい
た別の問題は、ライフタイムの短さである。従来の化合
物のうちのいくつかのものでは、かなり短いライフタイ
ムが観察された。実際に、着色−脱色のサイクルをかな
りの回数繰り返すと、フォトクロミック化合物は、しだ
いに着色状態である開環状態から戻らなくなり、ついに
は可逆的なフォトクロミック特性を示さなくなることで
ある。
【0007】多くのクロメン系のフォトクロミック化合
物は、ヘラー教授の方法で合成された。このヘラー教授
の方法は、例えば、特許出願EP246,114、或い
は特許出願WO90/07507に記載されている。特
許出願EP246,114には、ベンゾピラン或いはナ
フトピラン環の2位にスピロアダマンタン基が導入され
ている一連のフォトクロミック化合物が記載されてお
り、特許出願WO90/07507には、環状ベンゾピ
ラン或いはナフトピラン環の2位に2つのシクロプロピ
ル基がついているフォトクロミック化合物が記載されて
いる。同一発明者によってなされた特許出願WO91/
00861は、ノルカンフォール基或いはトリシクロデ
カン基が同じ形のフォトクロミック化合物の2位に導入
されていることに言及している。
【0008】ベンゾピラン或いはナフトピラン系のフォ
トクロミック化合物誘導体は、ピラン環の2位が置換さ
れているが、米国特許US−3,567,605に記載
されている。しかしながら、これらの化合物は比較的小
さい脱色反応(キネティック)定数を持っている。さら
に、比較的小さい脱色反応(キネティック)定数を持
ち、予測される応用分野への適応性が低いフォトクロミ
ック化合物誘導体もまた、特許出願EP−A−0,40
1,958で知られている。
【0009】発明者は、特に優れたフォトクロミック特
性を示す新規なベンゾピラン類を発見し、本発明を完成
させた。本発明に係る化合物は、特に眼科光学で有用な
赤色領域において高い着色性を示し、青色を生じるフォ
トクロミック化合物と共に使用することを可能にし、光
に当てているあいだに最終的に自然な着色を得ることが
できるようになる。
【0010】本発明に係る化合物は、さらに、最初の状
態では、無色或いは極めて着色が薄く、非常に広い温度
範囲、特に0℃から40℃の間で、速やかな着色及び脱
色機構を有する。発明者は、これらの化合物が特に長い
ライフタイムを示すことも観察している。こうした特性
を有する結果として、これらの新規なフォトクロミック
化合物は眼科光学において使用するにあたって特に利点
が大きいこと、とりわけ眼用レンズ中或いはレンズ上に
使用した場合に利点が大きくなっている。このような場
合、眼用レンズには、スペクタクルレンズ、特にサング
ラス或いはコンタクトレンズ等が含まれる。
【0011】したがって、本発明の目的は、新規なフォ
トクロミック化合物を提供することにある。また、本発
明の他の目的のひとつは、これらの化合物の眼科用の使
用方法を提供することにある。本発明の他の目的は、ま
た、眼等レンズのコ−ティングに使うことのできる、或
いはレンズ内に含有させることのできる組成物を提供す
ることにある。本発明のさらに別の目的は、以下の記載
及び実施例から明らかにされるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の化合物は、以下
の一般式を持つ。
【0013】
【化5】 a 、Rb 、及びRc は、各々別個の、水素原子、アル
キル基、アリール基、OR、SR、COR、またはCO
OR基であり、Rは、水素原子、アルキル基、アリール
基、或いは一般式NR1 2 で示されるアミノ基であ
る。ここで、R1及びR 2は、各々別個の、水素原子、
アルキル基、シクロアルキル基、アリール基であり、R
1 及びR 2は、窒素原子と一緒になって4員環から7員
環の複素環を形成することができ、また、この環の中
に、窒素、酸素、硫黄、ハロゲンの各原子、モノハロア
ルキル基、ポリハロアルキル基、NO2 、CN、SCN
基を含むことも可能である。n及びmは、環上の置換基
数に依存する1から5の整数であり、pは、環上の置換
基数に依存し、1または2に等しい。m、n、及びpが
1より大きく、環上の位置に依存する場合には、ラジカ
ルRa 、Rb 、及びRcは、異なった意味を持ってもよ
い。Hは、4員環から7員環の芳香族ヘテロ環であり、
好ましくは、窒素、酸素、硫黄、から選択される一また
は複数のヘテロ原子を含む5員環又は6員環であり、こ
れらのヘテロ環は、一または複数のアルキル、アルコキ
シ、アミノ、アリール、アラルキル基、或いは、縮合し
た芳香環で置換されてもよい。
【0014】上記の式では、アルキル基は炭素数1から
6であることが好ましく、シクロアルキル基は炭素数3
から7であることが好ましく、アリール基はフェニル基
であることが好ましく、ハロゲンは塩素、臭素、フッ素
であることが好ましく、ポリハロアルキル基はCF3
であることが好ましい。
【0015】上記ヘテロ環は更に詳しくは、式(II)
で表される。
【化6】
【0016】ここで、YはCR5 6 であり、R5 及び
6 は各々独立であり、水素原子、C1-C6 アルキル、
フェニルであり、CR5 においてはR5 は、上記の意味
を持ち、炭素原子は二重結合で隣接している原子の一つ
に結合している。NR7 においてR7 は、水素原子、C
1-C6 アルキル、或いは、二重結合でNに結合している
隣接原子、酸素原子、硫黄原子であり、rは0または1
である。
【0017】X及びZは、各々独立であり、CR8 9
においては、R8 及びR9 は互いに独立で、水素原子、
1-C6 アルキル、フェニルであり、CR8 においては
8は、上記の意味を持ち、炭素原子は二重結合で隣接
している原子の一つに結合している。NR10においてR
10は、水素原子、C1-C6 アルキル、或いは、二重結合
でNに結合している隣接原子のいずれか、酸素原子、硫
黄原子であり、sまたはtは0または1である。r+s
+tの合計は2以上であり、置換基Y、X、Zの少なく
とも一つは−NH−、−N−、−O−、−S−であり、
−N−、−O−、−S−であることが好ましい。
【0018】R3 及びR4 は互いに独立で、水素原子、
1-C6 アルキル、フェニルであり、uは0または1で
ある。uが0のときは炭素原子は隣接している炭素原子
の一つに結合しており、二重結合となる。R3 及びX、
或いは、R4 及びZは、芳香族又は非芳香族である5員
環又は6員環、好ましくはベンゼン、或いは、(R11)
V 基で置換されることのあるナフタレン環を形成するこ
とができる。R11は、上記で定義されたRa 、Rb 又は
c のいずれかと同義であり、v は、ベンゼン環の場合
0から4の整数を表し、ナフタレン環の場合には0から
6の整数を表す。
【0019】特に好ましいヘテロ環は、式(II)の群
から選択され、ここで、rは0であり、XはO、S、ま
たはNを表し、ZがCR8 9 を表すか、XがCR8
9 を表わし、ZはO、S、またはNを表す。R3
4 、R8 、及びR9 は、上記で定義された意味を有
し、Z或いは二者択一的に選択されるXのいずれかがC
8である場合には、R4 とR8 、あるいはR3 と二者
択一的に選択されるR8 は、置換されたベンゼン環を随
意に形成することができるXは、好ましくは、O、また
はSである。
【0020】他の好ましい化合物は、r+s+t=3で
あり、X、Y、またはZの内の一つがNを表し、これら
の置換基の少なくとも一つがCR8 9 あるいはCR8
を表し、Zは好ましくはNを表し、XまたはYはN及び
他のCR8 を表すものである。R8 およびR9 は上記と
同様の意味を持つ。
【0021】更に好ましいヘテロ環は、ピリミジン環、
ピラジン環、フラン環、芳香環およびこれらと縮合して
置換されていてもよいベンゾフラン環またはチアゾール
環を形成していてもよい化合物から選択される。
【0022】さらに好ましい化合物族は、式(III)
−(VI)で表される。
【化7】
【0023】ここで、Ra 、Rb 、Rc 、R11、n、
m、p、及びvは、上記と同一の意味を持ち、X1 は酸
素または硫黄原子であり、好ましくは酸素原子であり、
12は、R11と同様に定義され、wは0から2の整数で
ある。
【0024】本発明の化合物は、以下の反応式によって
調製される。 〈反応式A〉
【化8】
【0025】これらの式において、Hは上記で定義され
たヘテロ環である。フェニル基は、既に定義されたよう
にRa 、またはRb で置換されていてもよい。本発明の
フォトクロミック化合物は、フォトクロミック眼用レン
ズを製造するために使用されてもよい。
【0026】本発明の化合物は、適用しようとする組成
物、あるいは透明な有機高分子材料上にまたは材料中に
含有され、透明なフォトクロミック材料を作る。これら
化合物はまた、プラスティックフィルム、眼帯、レンズ
固体組成物中にも導入されることができ、特に眼科用レ
ンズ、サングラス、ファインダー、カメラ光学の分野、
遮光剤等の製造に使用される。本発明を構成する液体組
成物は、特に、透明な高分子材料上に、または材料中に
塗布または導入するのに適した溶媒をベースとした媒体
中に、本発明化合物を溶解液あるいは分散状態で含む。
【0027】特に好ましい溶媒は、ベンゼン、トルエ
ン、クロロホルム、酢酸エチル、メチルエチルケトン、
アセトン、エタノール、メタノール、アセトニトリル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコール
メチルエーテル、ジメチルホルムアミド、ジメチル硫
酸、メチルセロソロブ、モルフォリン、及びエチレング
リコールから選択される有機溶媒であってもよい。本発
明の化合物が分散されている場合には、媒体は水であっ
ても水を含んでもよい。
【0028】他の好適態様によれば、本発明の化合物
は、適当な有機溶媒中で透明であるような高分子、コポ
リマー、あるいは高分子の混合物から調製されている無
色、あるいは透明な溶液中に導入されてもよく、好まし
くは溶解される。
【0029】このような溶液の他の例としては、アセト
ニトリル中のニトルセルロース溶液、アセトン中のポリ
ビニル酢酸溶液、メチルエチルケトン中の塩化ポリビニ
ル溶液、アセトン中のポリメチルメタクリレート、ジメ
チルホルムアミド中の酢酸セルロース溶液、アセトニト
リル中のポリビニルピロリドン溶液、ベンゼン中のポリ
スチレン溶液、塩化メチレン中のエチルセルロース等が
ある。これらの組成は、ポリエチレングリコールテレフ
タレート、ホウ化紙、セルローストリアセテート等の透
明支持体に用い、乾燥させて、紫外線照射時には着色
し、照射源がない場合には無着色または透明状態に戻る
ようなフォトクロミック材料を得ることができる。
【0030】本発明のフォトクロミック化合物または本
発明の化合物をもつ上記で定義されたような組成物を、
表面および/または内面を有する眼用レンズ、あるいは
サングラス、ファインダー、カメラの光学部分および遮
光剤等の眼科用素材に適している固体透明高分子有機材
料に塗布し、または含有させてもよい。
【0031】以下の透明固体材料は、本発明の眼科用レ
ンズの製造に使用することもできる。これらは、炭酸ア
リルポリオール、ポリアクリレート、ポリメチルメタク
リレート等のポリアルキルアクリレート、酢酸セルロー
ス、三酢酸セルロース、プロピオン酢酸セルロース、ブ
チル酢酸セルロース、ポリビニル酢酸、ポリビニルアル
コール、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリスチレン、ポリスチレンメチル
メタクリレート、スチレン及びアクリロニトリルコポリ
マー、ポリビニルブチレート等のポリマーである。透明
のコポリマーあるいは透明のコポリマーの混合物もまた
こうした化合物として適当である。
【0032】この点で、ポリ[2,2−(4,4’−ジ
オキシジフェノ−ル)プロパン]、ポリメチルメタクリ
レート、特に、ジエチレングリコールビスアリルカーボ
ネートおよびその酢酸ビニルとのコポリマーのような炭
酸をアリルポリオール等のポリカーボネートから調整さ
れた材料をも含めることができる。ジエチレングリコー
ルビスアリルカーボネートと酢酸ビニルのコポリマー
(80−90/10−20)であってもよく、ジエチレ
ングリコールビスアリルカーボネートと酢酸ビニル、酢
酸セルロース、プロピオン酸セルロース、及び酪酸セル
ロース(80−85/15−20)でもよい。
【0033】炭酸アリルポリオールは、ビスアリルカー
ボネートの脂肪族グリコール、あるいはアルキレンビス
(アリルカーボネート)の脂肪族グリコール等の直鎖、
分枝鎖、脂肪族または芳香族液状ポリオールから調製さ
れる。発明に従って使用される透明固体材料を調製する
ために使用される炭酸アリルポリオールには、エチレン
グリコールビス(アリルカーボネート)、ジエチレング
リコールビス(2−メチルアリルカーボネート)、ジエ
チレングリコールビス(アリルカーボネート)、エチレ
ングリコールビス(2−クロロアリルカーボネート)、
トリエチレングリコールビス(アリルカーボネート)、
1,3−プロパンジオールビス(アリルカーボネー
ト)、プロピレングリコール(2−エチルアリルカーボ
ネート)、1,3−ブタンジオールビス(アリルカーボ
ネート)、1,4−ブタンジオールビス(2−ブロモア
リルカーボネート)、ジプロピレングリコール ビス
(アリルカーボネート)、トリメチレングリコール ビ
ス(アリルカーボネート)、ペンタメチレングリコール
ビス(アリルカーボネート)、イソプロピレンビスフ
ェノール ビス(アリルカーボネート)等が含まれる。
ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)から
なる最も重要な材料は、CR39の名前でも知られてい
る。
【0034】本発明に従って使用されるフォトクロミッ
ク化合物の量は、固体支持体の組成物中、または固体支
持体への導入時に、臨界的ではなく、一般的には光の照
射が行われた後の色の濃さに依存する。一般的に、加え
られるフォトクロミック化合物の量が多くなると、光照
射時の着色は濃くなる。
【0035】本発明に従って、光に暴露されたときに色
が変化する特性を、処理された材料に与えるために、十
分な量の化合物を使用することが必要である。フォトク
ロミック化合物のこうした量は、一般的には、光学材料
あるいは組成物の総重量に対して、0.01重量%から
20重量%であり、好ましくは0.05重量%から10
重量%である。
【0036】本発明にかかるフォトクロミック化合物
は、また、一時的トランスファーキャリア(例えば、基
質上にコーティングされるワニスを形成する等の)中に
導入され、続いてUS−4,286,957またはUS
−4,880,667に記載されたような基質へ熱転写
される。これらの化合物は、他のフォトクロミック化合
物と共に使用することもでき、他のフォトクロミック化
合物は、従来技術として知られている青、緑等の種々の
着色を生じさせる。従って、公知であるスピロ(インド
リン−オキサジン)が使用される場合もある。
【0037】眼科用材料上にコ−ティングされたあるい
はこうした材料中にこれらの化合物を導入すると、UV
照射後に着色が観察され、UV照射が停止された時には
元の色または透明に復帰する。本発明の化合物は、何度
も着色と褪色を繰り返すことができるという利点を持
ち、温度範囲は0℃から40℃と広い。以下の実施例
は、本発明を実証するが、本発明はこれらの例に限定さ
れるものではない。
【0038】
【実施例】
(実施例1)
【化9】 2.09g(1.43×10-2モル)の6−ヒドロキシ
キナゾリンを10mlの無水トルエンに溶解し、不活性
雰囲気下に置いた。化学等量のオルトチタン酸塩のトル
エン溶液を加え、反応混液を1時間還流した。その後、
加熱を続け、ここで生成されたエタノールを除去した。
反応液が、再び室温となった後、1.46g(7.01
×10-3モル)のβ−フェニルシンナムアルデヒドを加
えた。不活性雰囲気下で2時間還流を続けた。反応液
が、再び室温となった後に、この反応混液を2Mの塩化
アンモニウム溶液で抽出し、抽出液を2Nの水酸化ナト
リウムで3回抽出した。この反応液をMgSO4 上で乾
燥した。ロータリーエバポレータで溶媒を除去し、50
mlのヘキサンを加えた。残渣を回収し、シクロヘキサ
ンより再結晶させた(白色固体)。 融点=162℃ 収量=43% 実施例1の化合物のトルエン溶液にUV照射を行うと、
溶液は赤色を呈し(438nm)、紫外線照射を停止す
ると再び無色となった。
【0039】(実施例2)
【化10】 a)1.842g(1×10-2モル)の2−ヒドロキシ
ジベンゾフランを無水トルエンに溶解した。化学等量の
オルトチタン酸塩のトルエン溶液を加え、反応混液を3
0分間還流した。その後、ここで生成されたエタノール
を蒸留により除去した。 b)再び室温となった後、1.041g(5×10-3
ル)のβ−フェニルシンナムアルデヒドをゆっくり加え
た。不活性雰囲気下で1時間30分還流を続けた。この
反応液が、再び室温となった後、溶媒をロータリーエバ
ポレータで除去した。ジクロロメタンと2Nの水酸化ナ
トリウム溶液をその後、加えた。この反応混液を24時
間連続抽出し、この反応液をMgSO4 上で乾燥した。
ロータリーエバポレータで溶媒を除去した。得られたク
ロメンを、フラッシュクロマトグラフィーで精製した
(溶出液は、100%ペンタン)。これを、シクロヘキ
サンより再結晶した(黄色固体)。 融点=134℃ 収量=40% 実施例2の化合物のトルエン溶液にUV照射を行うと、
溶液は赤色を呈し(505nm)、紫外線照射を停止す
ると再び無色となった。
【0040】(実施例3)
【化11】 ステージ1:6−ヒドロキシ−2,3−ジフェニルキノ
キサリンの合成 a)6−メトキシ−2,3−ジフェニルキノキサリン
【化12】 2g(1.15×10-2モル)の4−メトキシ−1,2
−フェニレンジアミンジヒドロクロライドを、20ml
の無水エタノールに、不活性雰囲気下で溶解した。化学
等量のトリエチルアミンのエタノール溶液を加え、室温
で30分間、攪拌した。2.46g(1.17×10-2
モル)のベンジルのエタノール溶液を加えた。その後、
反応混液を4時間還流した。沈殿を濾過により回収し
た。減圧下で乾燥させ、所望の化合物2.4gを得た。 融点=152℃ 収量=70%
【0041】b)6−ヒドロキシ−2,3−ジフェニル
キノキサリン
【化13】 1g(3.2×10-3モル)の6−メトキシ−2,3−
ジフェニルキノキサリンと10mlのHBr(48%)
との混液を120℃で9時間加熱した。反応液が、再び
室温となった後、1Mのアンモニア溶液でこの溶液を中
和した(pH7.5)。生成された沈殿を濾過により回
収し、フラッシュクロマトゲラフィーで精製した(溶出
液は、99%CHCl3 、1%CH3 OH)。溶媒をロ
ータリーエレータで除去した。 融点=251℃ 収量=43%
【0042】ステージ2: a)1g(3.37×10-3モル)の6−ヒドロキシ−
2,3−ジフェニルキノキサリンを、無水トルエンに溶
解した。化学等量のオルトチタン酸塩のトルエン溶液を
加えた。この反応混液を30分間還流し、ここで生成さ
れたエタノールを蒸留により除去した。 b)反応液が、再び室温となった後、0.33g(1.
58×10-3モル)のβ−フェニルシンナムアルデヒド
をゆっくり加えた。この反応混液を、不活性雰下で2時
間還流した。反応液が、再び室温となった後、この反応
混液を2Mの塩化アンモニウム溶液で抽出し、その後、
2Nの水酸化ナトリウム溶液で3回抽出した。これをM
4上で乾燥させた。溶媒をロータリーエバポレータで
除去した。25mlのシヘキサンを加えた。沈殿を回収
し、クロマトグラフィー(溶出液は、100%エーテ
ル)でした。これをシクロヘキサンから再結晶させた
(白色固体)。 融点=159℃ 収量=10%
【0043】(実施例4)
【化14】 ステージ1:6−ヒドロキシ−2−メチルベンゾチアゾ
ールの合成 1g(5.5×10-3モル)の市販の6−メトキシ−2
−メチルベンゾチアゾールを、0.9g(1.1×10
-2モル)の共沸臭化水素酸(48%)と混合した。反応
は、密封した試験管内で125℃、6時間行った。3N
の水酸化アンモニウムでこの溶液を中和し(pH7)、
水酸化した化合物をクロロホルムで抽出した。収量は定
量的であった(合成法は、フランス特R−2,647,
790に記載されている)。 融点=147℃
【0044】ステージ2:0.965g(5.83×1
-3モル)の6−ヒドロキシ−2−メチルベンゾチアゾ
ールを、10mlの無水トルエンに溶解し、不活性雰囲
気下に置いた。化学等量のオルトチタン酸塩のトルエン
溶液を加えた。この反応混液を30分間還流し、加熱を
続けてここで生成されたエタノールを蒸留により除去し
た。反応液が、再び室温となった後、0.585g
(2.8×10-3モル)のβ−フェニルシンナムアルデ
ヒドを加えた。この反応混液を、不活性雰囲気下で30
分間還流した。反応液が、再び室温となった後、この反
応混液を2Mの塩化アンモニウム溶液で抽出し、その
後、2Nの水酸化ナトリウム溶液で3回抽出した。これ
をMgSO4 上で乾燥させ、溶媒をロータリーエバポレ
ータで除去した。50mlのシクロヘキサンを加えた。
沈殿を回収し、シクロヘキサンから再結晶た(黄色固
体)。 融点=215℃ 収量=35%
【0045】
【0046】(実施例5)
【化15】 a)3g(2.07×10-2モル)の6−キノリノール
を無水トルエンに溶解した化学等量のオルトチタン酸塩
(4.772g,2.07×10-2モルのオルトチタン
酸塩に相当)のトルエン溶液を加えた。この反応混液を
1時間還流し、ここで生成されたエタノールを蒸留によ
り除去した。 b)その後、2.047g(9.83×10-3モル)の
β−フェニルシンナムアルデヒドをゆっくり加えた。反
応液が、再び室温となった後、この反応混液を、塩化ア
ンモニウムで洗い、その後2Nの水酸化ナトリウム溶液
で洗った。水層をMgSO4 上で乾燥させ、溶媒を減圧
下で除去した。生成物をフラッシュクロマトグラフィー
(溶出液は、80%ペンタン、20%ジエチルエーテ
ル)で精製した。キシレン−ヘプタン混液から再結晶さ
せた。 融点=222℃ 収量=62%
【0047】(実施例6)
【化16】 1.832g(1.0×10-3モル)の2−ヒドロキシ
カルバゾールを50mlの無水トルエンに溶解し、不活
性雰囲気下に置いた。 2.28g(1×10-3モル)のオルトチタン酸塩を徐
々に加えた。反応液を加熱し、40分間還流し、生成さ
れたエタノ−ルを蒸留により除去した。反応液が室温に
なった後、1g(1.0×10-3モル)のβ−フェニル
シンナムアルデヒドのトルエン溶液(35ml)を加え
た。収量後、この反応混液を2時間還流した。溶媒は、
減圧下で除去した。反応物を2Mの塩化アンモニウムで
リンスし、その後2Nの水酸化ナトリウムでリンスし
た。大量のエマルジョンがクロロホルム中で生じた。こ
の溶液を静置した。pH8.5に調整した後、水層を濾
過し、アルコールを回収した。有機層の溶媒を、減圧下
で除去した。残渣をヘキサンで沈殿させた。これを濾過
した。得られた生成物を、フラッシュクロマトグラフィ
ーでペンタン/エーテル混液(75/25)を溶出液と
して精製した。 得られた量=0.3g 分子量(g.mol.)=375.5 融点=182℃ 収量=17%
【0048】
【0049】(実施例7)
【化17】 0.77g(5.77×10-3モル)の5−ヒドロキシ
インドールを10mlの無水トルエンに溶解し、不活性
雰囲気下に置いた。化学等量のオルトチタン酸塩のトル
エン溶液を加えた。この反応混液を40分間還流した。
加熱を続け、ここで生成されたエタノールを除去した。
この液が室温となった後、0.55g(2.66×10
-3モル)のβ−フェニルシンナムアルデヒドを加えた。
不活性雰囲気下で、還流をその後1時間30分続けた。
反応液が再度室温となった後に、この反応混液を、2M
の塩化アンモニウム溶液で抽出し、その後2Nの水酸化
ナトリウム溶液で3回抽出した。これをMgSO4 上で
乾燥させ、溶媒をロータリーエバポレータで除去した。
生成物をシリカゲルのクロマトグラフィー(溶出液は、
100%トルエン)で精製した。赤色のオイルを回収
し、ペンタンから結晶化した。 融点=143℃ 収量=33%
【0050】(実施例8)
【化18】 2.16g(1.146×10-2モル)の2−ヒドロキ
シ−5,6,7,8−テトラヒドロジベンゾフランを1
0mlのトルエンに溶解し、化学当量のオルトチタン酸
塩(2.614g,1.146×10-2モル)を加え
た。この反応混液を1時間還流し、その後、生成された
エタノールを蒸留によって除去した。1.313g
(6.3×10-3モル)のβ−フェニルシンナムアルデ
ヒドをその後加えた。還流をその後3時間30分続け
た。反応液が再度室温となった後に、反応物を2Nの水
酸化ナトリウムで抽出した。その混液をMgSO4 上で
乾燥し、溶媒をその後除去した。得られた生成物を、フ
ラッシュクロマトグラフィー(溶出液は、85%ヘキサ
ン、15%ジエチルエーテル)で精製した。ベンゼン−
ヘプタン混液から再結晶させた。 融点=187℃ 収量=10%
【0051】
【発明の効果】本発明に係る新規なベンゾピラン類は、
特に眼科光学で有用な赤色領域において高い着色性を示
し、青色を生じるフォトクロミック化合物と共に使用す
ることを可能にし、光に当てているあいだに最終的に自
然な着色を得ることができる。本発明に係る化合物は、
さらに、最初の状態では、無色或いは極めて青色が薄
く、非常に広い温度範囲、特に0℃から40℃の間で、
速やかな着色および脱色機構を有する。また、これらの
化合物が特に長いライフタイムを示すことも観察してい
る。こうした特性を有する結果として、これらの新規な
フォトクロミック化合物は眼科光学において使用するに
あたって特に利点が大きいこと、とりわけ眼用レンズ中
或いはレンズ上に使用した場合に利点が大きい。本発明
化合物およびこれを含む組成物は、ポリエチレングリコ
ールテレフタレート、ホウ化紙、セルローストリアセテ
ート等の透明支持体に塗り、乾燥させて、紫外線照射時
には着色し、照射源がない場合には無着色または透明状
態に戻るようなフォトクロミック材料を得ることができ
る。本発明のフォトクロミック化合物またはこれらを含
む組成物を、固体透明高分子有機材料に塗布し、または
含有させてもよく、これらは眼用レンズ、あるいはサン
グラス、ファインダー、カメラの光学部分および遮光剤
等の眼科用素材に適している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 5/00 PNW 6904−4J PSD 6904−4J 7/12 PSL 7211−4J C09K 9/02 B 7188−4H //(C07D 491/052 221:00 7431−4C 311:00) (C07D 491/052 239:00 311:00) (C07D 491/052 241:00 311:00) (72)発明者 ジャン リュック ポゾ フランス国 F−13008 マルセイユ ア ヴニュー ジョセフ ヴィダ、50 (72)発明者 アンドレ サマ フランス国 F−13013 マルセイユ ラ グラーヴ、シュマ ドウ ラ ローズ 316

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I)を有するフォトクロミック化
    合物であって、 【化1】 a 、Rb 、及びRc は、各々別個の、水素原子、アル
    キル基、アリール基、OR、SR、COR、またはCO
    OR基であり、Rは、水素原子、アルキル基、アリール
    基、あるいは一般式NR12で示されるアミノ基であ
    る。ここで、R1 及びR2 は、各々別個の、水素原子、
    アルキル基、シクロアルキル基、アリール基であり、R
    1 及びR2 は、窒素原子と一緒になって4員環から7員
    環の複素環を形成することができ、加えて、この環の中
    に、窒素、酸素、硫黄、ハロゲンの各原子、モノハロア
    ルキル基、ポリハロアルキル基、NO2 、CN、SCN
    基を含むことも可能である。nおよびmは、環上の置換
    基数に依存する1から5の整数で、pは、環上の置換基
    数に依存し、1または2に等しい。m、n、及びpが1
    より大きく、環上の位置に依存する場合には、ラジカル
    a 、Rb 、及びR c は、異なった意味を持ってもよ
    い。Hは、4員環から7員環の芳香族ヘテロ環であり、
    窒素、酸素、硫黄、から選択される一または複数のヘテ
    ロ原子を含む4員環から7員環のヘテロ芳香族であり、
    一または複数のアルキル、アルコキシ、アミノ、アリー
    ル、アラルキル基、あるいは、縮合した芳香環で置換さ
    れていてもよいことを特徴とするフォトクロミック化合
    物。
  2. 【請求項2】一般式(I)を有し、この式中のヘテロ環
    が5員環あるいは6員環である請求項1に記載のフォト
    クロミック化合物。
  3. 【請求項3】前記芳香族ヘテロ環が、下記一般式(I
    I)であり、 【化2】 ここで、YはCR5 6 であり、R5 およびR6 は、各
    々独立であり、水素原子、C1-C6 アルキル、フェニル
    であり、CR5 においてはR5 は上記の意味を持ち、炭
    素原子は二重結合で隣接している原子の一つに結合して
    おり、NR7 においてR7 は水素原子、C1-C6 アルキ
    ル、或いは、二重結合でNに結合している隣接原子、酸
    素原子、硫黄原子であり、rは0または1を示し、 XおよびZは、各々独立であり、CR8 9 において
    は、R8 及びR9 は互いに独立で、水素原子、C1-C6
    アルキル、フェニルであり、CR8 においてはR 8 は上
    記の意味を持ち、炭素原子は二重結合で隣接している原
    子の一つに結合しており、NR10においてR10は、水素
    原子、C1-C6 アルキル、あるいは二重結合でNに結合
    している隣接原子のいずれか、酸素原子、硫黄原子であ
    り、sまたはtは0または1であり、r+s+tの合計
    は2以上であり、置換基Y、X、Zの少なくとも一つは
    −NH−、−N−、−O−、−S−であり、 R3 及びR4 は互いに独立で、水素原子、C1-C6 アル
    キル、フェニルであり、uは0または1であり、uが0
    のときは炭素原子は隣接している炭素原子の一つに結合
    し、二重結合となっており、R3 及びX、あるいはR4
    及びZは、芳香族又は非芳香族である5員環又は6員
    環、好ましくはベンゼン、或いは、(R11) V 基で置換
    されることのあるナフタレン環を形成することが可能で
    あり、R11は、上記で定義されたRa 、Rb 又はRc
    いずれかと同義であり、v は、ベンゼン環の場合0から
    4の整数を表す請求項1または2に記載のフォトクロミ
    ック化合物。
  4. 【請求項4】前記Y、XおよびZがヘテロ原子であり、
    −N−、−O−、−S−から選択される請求項3に記載
    のフォトクロミック化合物。
  5. 【請求項5】前記式(II)で示される群において、r
    が0であり、XがO、S、またはNであり、ZがCR8
    9 であるか、2者択一的にXがCR8 9 であり、Z
    がO、S、N、R3 、R4 、R8 、R9 であり、R3
    4 、R8 、R9 の意味は請求項3で定義されており、
    ZあるいはXが二者択一的にCR8 であるとき、R4
    よびR8 、あるいは二者択一的にR3 およびR8 は一緒
    になってベンゼン環を形成する請求項2から4のいずれ
    かに記載のフォトクロミック化合物。
  6. 【請求項6】前記r+s+t=3であり、X、Y、また
    はZの内の一つがNであり、これらの少なくとも一つが
    CR8 9 あるいはCR8 であり、ここでR8 およびR
    9 は請求項3で定義された意味を有する請求項2から4
    のいずれかに記載のフォトクロミック化合物。
  7. 【請求項7】請求項1または2のいずれかに記載された
    化合物であって、下記の式(III)から(VI)で表
    される化合物から選択され、 【化3】 ここで、Ra 、Rb 、Rc 、R11、n、m、p、及びv
    は、請求項1または2で定義された意味を持ち、X1
    酸素原子または硫黄原子であり、R12は、R11と同様に
    定義されており、wは0から2の整数である請求項1ま
    たは2のフォトクロミック化合物。
  8. 【請求項8】下記の式(VII)から(XIV)で表さ
    れる化合物から選択される請求項1または2のいずれか
    に記載のフォトクロミック化合物。 【化4】
  9. 【請求項9】請求項1から8のいずれかに記載されたフ
    ォトクロミック化合物の眼科用光学分野における使用。
  10. 【請求項10】透明な高分子材料上への塗布、あるいは
    これら材料中ヘ導入可能な組成物であって、請求項1か
    ら8のいずれかで定義されたフォトクロミック化合物を
    少なくとも一種類、紫外線の照射で上記材料を変色させ
    るのに十分な量で含むことを特徴とする組成物。
  11. 【請求項11】請求項10に記載された組成物であっ
    て、ここで、前記組成物は請求項1から8のいずれかに
    記載されたフォトクロミック化合物を溶解あるいは分散
    状態で含む液状組成物であり、上記の溶媒ベ−スの媒体
    は透明高分子材料上へ塗布、あるいは上記材料中へ含有
    させるのに適している請求項10に記載の組成物。
  12. 【請求項12】透明高分子材料上への塗布、あるいは該
    材料中へ含有させることが可能な組成物であって、ポリ
    マー、コポリマー、あるいは適当な有機溶媒中で透明な
    ポリマーの混合物ベースの無色あるいは透明の溶液から
    なり、請求項1から8のいずれかで定義されたフォトク
    ロミック化合物を少なくとも一種類、紫外線に暴露され
    たときに変色するのに十分な量で含むことを特徴とする
    組成物。
  13. 【請求項13】表面および/または内側とを有する眼用
    レンズの製造に適する透明固体材料であって、請求項1
    から8のいずれかで定義されたフォトクロミック化合物
    を少なくとも一種類、紫外線に暴露されたときに上記物
    質を変色させるのに十分な量で含むことを特徴とする透
    明固体材料。
  14. 【請求項14】請求項13に記載された透明固体材料で
    あって、前記フォトクロミック化合物を0.01重量%
    から20重量%含む請求項13に記載の透明固体材料。
  15. 【請求項15】請求項10から14のいずれかに記載さ
    れた組成物あるいは透明固体材料であって、ここで、請
    求項1から8のいずれかで定義されるフォトクロミック
    化合物を、他のフォトクロミック化合物とともに使用し
    て、異なる着色を生じさせることを特徴とする請求項1
    0から14のいずれかに記載の組成物あるいは透明固体
    材料。
  16. 【請求項16】請求項1から8のいずれかで定義された
    化合物を少なくとも一種類含むことを特徴とする転写用
    ワニス。
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