JPH06134651A - 温度制御アンダレース潤滑スピンドル装置 - Google Patents

温度制御アンダレース潤滑スピンドル装置

Info

Publication number
JPH06134651A
JPH06134651A JP31103492A JP31103492A JPH06134651A JP H06134651 A JPH06134651 A JP H06134651A JP 31103492 A JP31103492 A JP 31103492A JP 31103492 A JP31103492 A JP 31103492A JP H06134651 A JPH06134651 A JP H06134651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
temperature
cooling
cooling unit
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31103492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Yoneyama
博樹 米山
Shinya Nakamura
晋哉 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP31103492A priority Critical patent/JPH06134651A/ja
Publication of JPH06134651A publication Critical patent/JPH06134651A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】スピンドル軸と外筒の冷却油をそれぞれ制御し
て軸と外筒間で温度差が生じないようにし、熱変形によ
る精度劣化の防止を図る。 【構成】外筒の外周に冷却ジャケットを配置して第1の
冷却ユニット部から冷却流体を供給し、第2の冷却ユニ
ット部によりスピンドル軸の中心部から軸受内輪を通し
て軸受転動体転動空間へ潤滑油を供給するようにし、外
筒に取り付けた第1の温度センサおよびスピンドル軸に
近接して配置した第2の温度センサによりそれぞれ外筒
およびスピンドル軸の温度を検出し、この検出温度によ
り第1,第2の冷却ユニット部を制御するコントローラ
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスピンドル軸を支承する
軸受内輪にスピンドル軸中心部から潤滑油を供給するア
ンダレース潤滑スピンドル装置に関し、特に高速動作中
の熱変位による精度低下を防止でき、マシニングセンタ
等工作機械の主軸用スピンドルとして有用な軸受温度制
御アンダレース潤滑スピンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マシンニングセンタの工具主軸を支承す
る高速スピンドル装置の潤滑方式として、従来、多量の
潤滑油を軸受側方のノズルから軸受内部に向けて噴射す
るジェット潤滑と称する方式が用いられている。これよ
りさらに超高速のスピンドル装置においては、軸受の外
側からでなくスピンドル軸の内側から軸受内輪を潤滑す
る方式(アンダレース潤滑)も提案されている。
【0003】また超高速のマシニングセンタ用スピンド
ル装置でアンダレース潤滑方式を採用したものとして、
実開平4−57355号に係るスピンドル装置がある。
これはスピンドル軸の貫通孔内にドローバーと称する工
具把持棒を貫挿した潤滑油供給用中空間座を軸受に対応
する位置に合わせて軸中心部に配置し、この間座の内外
面にそれぞれ環状の油溝を設けるとともにこれらの油溝
を連通するように半径方向の油路を設け、さらに間座外
面側の油溝と軸受内輪に形成した半径方向の給油孔とを
前記スピンドル軸に設けた半径方向の給油路を介して連
通せしめ、間座内面の油溝は前記ドローバーの軸方向に
延設した給油路に連通させてスピンドル軸の軸端から潤
滑油を給送する構造を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ジェット潤滑方式の場
合は、潤滑油の噴射で強制的に軸受内部に給油するため
冷却効果は大きいという利点がある。超高速マシニング
センタ用スピンドル装置で前掲の実開平4−57355
号に示すものは、スピンドル軸内部に工具着脱機構が内
蔵されているにも拘らずアンダレース潤滑を可能とした
ものであって、前記ジェット潤滑より遥かに少ない潤滑
油量で大きな冷却効果が得られる点ですぐれているが、
潤滑油の温度コントロールは軸および外筒ともスピンド
ル装置の使用される室温を基準として行われている。し
かし軸に室温と同じ温度の冷却油を供給しても、軸と外
筒には熱の伝達の遅れがあり、軸と外筒は同じ温度とは
ならず、どうしても軸側と外筒側に温度差が生じるの
で、これによる熱変位の差がスピンドルを支持する軸受
の予圧変動となり一般に予圧過大となって軸受の寿命低
下および焼付きの原因となりまた熱変位による軸の伸び
によって加工精度に影響を与える原因となっていた。
【0005】そこで本発明は、スピンドル軸の冷却に加
えて外筒の冷却のための冷却油をそれぞれ制御して該軸
と外筒間で温度差が生じないようにし、熱変位によって
精度が低下することのない温度制御アンダレース潤滑ス
ピンドル装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、筒状の
ハウジングに嵌合されたころがり軸受によりスピンドル
軸が回転自在に支承されたスピンドル装置であって、前
記スピンドル軸は軸方向に貫通した内孔と該内孔に連通
し前記ころがり軸受の近傍に開口する半径方向の潤滑油
供給孔を有し、前記内孔に中間スリーブを介してスピン
ドル前端に装着される工具を着脱するドローバーが挿入
され、該ドローバーは軸方向に貫通した潤滑油供給通路
を有し、該潤滑油供給通路は前記中間スリーブに設けら
れた半径方向の孔を介して前記スピンドル軸の潤滑油供
給孔と連通しており、前記ハウジングの外面とハウジン
グ取付ブラケットとの間に冷却ジャケットが形成され、
さらに前記冷却ジャケットに冷却流体を供給する第1の
冷却ユニット部と、前記ドローバーの後端部に取り付け
た回転継手を介して前記潤滑油供給通路にころがり軸受
用潤滑油を供給する第2の冷却ユニット部と、前記ハウ
ジングに設けた第1の温度センサにより前記第1の冷却
ユニット部を、前記スピンドル軸に近接して設けた第2
の温度センサにより前記第2の冷却ユニット部をそれぞ
れ制御するコントローラとを有し、該コントローラは前
記ころがり軸受の内外輪間の温度勾配を検出し、該検出
値に基づいて前記第1および第2の冷却ユニット部の少
なくとも一方の流体温度および/または流体流量を制御
し前記軸受の内外輪間の温度勾配を小さくする制御手段
を有する温度制御アンダレース潤滑スピンドル装置が提
供される。
【0007】
【作用】スピンドル軸外周のころがり軸受の外輪側の冷
却は、ハウジング外面とスピンドル取付ブラケット間に
形成された冷却ジャケットと前記第1の冷却ユニット部
との間を循環する冷却流体によりなされ、軸受内輪側を
冷却する潤滑油は前記第2の冷却ユニット部から軸中心
部のドローバーの潤滑油供給路,中間スリーブおよびス
ピンドル軸の半径方向孔を通って軸受内輪に至り、該内
輪に形成した半径方向の給油孔を通って内外輪間を経て
前記ハウジングの排油孔から前記第2の冷却ユニットに
戻される。前記ハウジングおよび前記スピンドル軸のそ
れぞれの温度検出信号を用いて発熱の温度勾配に応じて
前記第1,第2の冷却ユニット部の温度及び又は流量を
温度勾配を小さくするように制御することで前記ハウジ
ングと前記スピンドル軸との温度差が生じないようにす
ることができ、またハウジング側,軸側とも温度上昇の
ない状態に保つことも可能となる。
【0008】
【実施例】次に、本発明を実施例について図面を参照し
て説明する。スピンドル装置本体部1はスピンドル軸2
を回転自在に水平に支承した複数個(実施例では4個)
のころがり軸受3と、この軸受3の外側を覆うハウジン
グ4を有している。ハウジング4は軸受3の外周を囲包
する外筒6と、外筒6の前端面に固着された前蓋7およ
び後端面に固着された後蓋8とで構成されている。4個
の軸受3は2個づつ組となってスピンドル軸2の前側と
後側とをそれぞれに分担して支承するべく軸方向に間隔
をおいて配置されており、各軸受3の外輪3Aは外筒6
の内周面に固定され、最前部の軸受3の外輪3Aは前蓋
7に接当して係止され、最後尾の軸受3の外輪3Aは外
輪押え12を介して外筒6の内径段部に係止されてい
る。各外輪3Aに対応した軸受3の各内輪3Bは、スピ
ンドル軸2の外径面に一体回転可能に固定され、その最
前部の内輪3Bはスピンドル軸2の外径段部2Aに係止
した前内輪押え17に接している。最後尾の軸受3の内
輪3Bはスピンドル軸2に嵌合された後内輪押え18を
介してスピンドル軸2の後部に螺着した押えリング20
に係止して軸方向前方に押圧されている。なお各軸受3
の間には軸方向に固定するための間座が設けられてい
る。
【0009】スピンドル軸を水平とした横形の使用状態
においてハウジング4の下部には軸受3の内外輪3A,
3B間から流出した潤滑油の排油路25が軸方向に長く
内設されている。排油路25の排油出口26は、後述す
る第2の冷却ユニット部としての第2の冷却ユニット6
5の入口66に配管68を介して連通している。なお排
油路25は前記間座に形成した孔を通して軸受3の内外
輪間に連通している。スピンドル軸2は、前端部に工具
取付用テーパ面30が形成されるとともに軸芯部にはこ
のテーパ面30の奥からスピンドル軸後端に抜ける貫通
孔31が形成されている。貫通孔31には工具着脱機構
が内設されている。
【0010】工具着脱機構は、工具端末Tを把持する複
数個のボール33を円周等分に配してラジアル方向に退
避可能に保持した内スリーブ34と、この内スリーブ3
4を軸方向摺動可能に保持するシリンダ35とよりなる
工具把持手段を備えており、内スリーブ34が後退する
と、ボール33はシリンダ内径面に押されて内スリーブ
内径面から突出して工具端末Tを把持し、内スリーブ3
4が前進すると、ボール33はシリンダ内径の拡大によ
り退避可能となって内スリーブ内径面から引っ込むよう
にされている。この工具把持手段は主軸の貫通孔31の
先端部に挿入されている。そして、内スリーブ34を前
後進駆動させるための駆動棒(ドローバー)37が貫通
孔31に挿通され、その先端はシリンダ35の後部を貫
通して内スリーブ34の後端に係合している。ドローバ
ー37の後部は貫通孔31の内面に摺動可能に嵌合さ
れ、後端はスピンドル軸2から突き出している。その後
端に、ストッパ38が取り付けられてドローバー37の
前進限が規制されている。ドローバー37の軸芯には、
ドローバー外周面に開口する複数箇所の分岐路40aを
有する給油路40が後端から先端付近まで設けられてい
る。また、貫通孔31内には、ドローバー37に挿通さ
れた多数の皿ばね41が挿入されている。これはドロー
バー37を常時後方に弾圧するものである。更に、この
皿ばね41の間に挟まれて、かつドローバー37を囲包
するように、環状の中間スリーブ42,42が後方の軸
受3,3の直下位置になるように配設されている。中間
スリーブ42は、後側の軸受3への潤滑油供給用であ
り、その内面と外面とに環状の油溝43,44が設けら
れ、それらの油溝43,44は半径方向の油路45で連
通している。中間スリーブ42の内面の油溝43は、ド
ローバー37の軸心部に延設された給油路40に、分岐
路40aを経て連通されている。しかして、この実施例
の内面の油溝43の溝幅は、ドローバー37の前方への
ストロークに対応させて、前側に向かって特に広幅に形
成してある。
【0011】前記工具把持手段のシリンダ35には、ド
ローバー37が挿通された内径面に環状の油溝46a
が、またシリンダ外径面に多数の連通油溝46bが形成
されて、径方向の油路46cで連通させてある。その内
面の油溝46aの溝幅は、ドローバー37の前方へのス
トロークに対応させて、前側に向かって広幅に形成して
あり、ドローバー37に設けられた給油路40の前端の
分岐路40aに連通されている。
【0012】一方、各軸受3の内輪3bには、半径方向
の給油孔47が設けられており、この軸受の給油孔47
に合わせて、スピンドル軸2の外周に環状の油溝48を
設けると共に、スピンドル軸2の胴部には油溝48に開
口する半径方向の給油路49が設けられている。そし
て、前側に設けられた給油路49はシリンダ35の外径
面の連通油溝46bに、また後側に設けられた給油路4
9は中間スリーブ42の外面の軸方向に長くのびた油溝
44に、それぞれ連通している。ドローバー37の後端
は、回転継手51に連結されており、これに接続した給
油配管52は前記第2の冷却ユニット65の吐出口67
に連結され、該冷却ユニット65からの潤滑油が、回転
継手51を経てドローバー37の給油路40に送り込ま
れ、これによって潤滑油はスピンドル装置本体部1と第
2の冷却ユニット65間を循環するようになっている。
【0013】次に第2の冷却ユニット65からの潤滑油
によるスピンドル軸2および軸受3の冷却作用につき詳
しく説明する。まず、上述のようにして温度制御された
潤滑油が第2の冷却ユニットから給油配管52を通り回
転継手51を経てスピンドル装置本体部1のスピンドル
軸2の端部からドローバー37内の給油路40に供給さ
れ、更に給油路40から各分岐路40aに分配される。
前端の分岐路40aから分配された潤滑油は、シリンダ
35の内面の油溝46a,油路46cを経て連通油溝4
6bに至り、更に給油路49を抜けて軸受の内輪3Bの
給油孔47を経て前方の軸受3内に給油される。そして
軸受3の転動体転動空間に入って軸受3を潤滑すると同
時に発生した熱を奪う。こうして前方の各軸受3の下部
に至った潤滑油は、スピンドル軸2の回転による遠心力
で排油路25,排油口26に排出され、第2の冷却ユニ
ット65に戻る。一方、後方の分岐路40aから分配さ
れた潤滑油は、中間スリーブ42の内面の油溝43から
油路45を経て外面の油溝44に至り、更に給油路49
を抜けて軸受の内輪3Bの給油孔47を経て後方の軸受
3内に給油される。そして転動体転動空間内に入って軸
受3を潤滑すると同時に発生した熱を奪う。こうして後
方の各軸受3に至った潤滑油も同様にしてスピンドル軸
2の回転による遠心力で排油路25に排出され、排油口
26から前記第2の冷却ユニット65に戻る。なお、以
上の給油中に、工具を主軸2から取り外すべくドローバ
ー37が前方に駆動されても、シリンダ35の内面の油
溝46Aおよび中間スリーブ42の内面の油溝43は、
いずれも前向きに広幅とされているから、給油路40の
分岐路40aが油溝から外れて給油不能になることはな
い。
【0014】ハウジング4は、その外筒6の部分でマシ
ニングセンタ等工作機械のスピンドル取付ブラケット5
5に取り付けられ、スピンドル軸2の後端はプーリを介
して図外の駆動モータに連結される。ここで外筒6の外
周面とスピンドル取付ブラケット55間には環状の冷却
ジャケット56が形成されている。ブラケット55に穿
けられた冷却ジャケット56の冷却流体(実施例では冷
却油)の供給口58および排出口57はそれぞれ第1の
冷却ユニット部としての第1の冷却ユニット59の吐出
口60および吸入口61に冷却油配管70を介して接続
され、これによって冷却油が冷却ジャケット56と第1
の冷却ユニット59間を循環し、外筒6、したがってハ
ウジング4の冷却がなされる。
【0015】ハウジング4の外筒6の前側部分に第1の
温度センサ62が取り付けられる。またハウジング4か
ら露出したスピンドル軸2に近接して第2の温度センサ
(非接触温度センサ)63が設けられ、これら第1,第
2の温度センサ62,63の出力信号がコントローラ6
4に入力されるようになっている。コントローラ64は
第1,第2の温度センサ62,63の検出信号に基づ
き、動作中のスピンドル軸2と外筒6が予め設定された
温度条件となるように温度上昇の勾配に合せて第1,第
2の冷却ユニット59,65を制御する。この制御はこ
れらの冷却ユニット59,65から吐出される冷却油お
よび潤滑油の油温及び/又は流量を温度センサによって
検出される検出値がなだらかとなるように、即ち温度勾
配がちいさくなるように制御を行う。なお両冷却ユニッ
ト59,65およびコントローラ64は分離した個別の
ユニットとして構成するか、あるいは1つのケースにま
とめられた1ユニットとして構成してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
ピンドル軸と外筒の温度をそれぞれ測定し、これを基に
軸中心部に通す潤滑油と外筒を冷却する冷却油の温度,
及び又は流量を温度上昇の勾配に合せてそれぞれ制御す
るようにしたので、スピンドル軸と外筒を設定された同
じ温度に保った状態で安定させることができ、両者の熱
変位を同じにして軸と外筒の熱変位が生じないようにし
たので、スピンドル軸を支持する軸受の予圧の変動によ
る軸受の寿命低下、焼付きを防止することができ、また
外筒に対するスピンドルの熱変位による精度低下を防止
することができる。またスピンドル軸および外筒とも温
度上昇が生じない状態に保持することも可能となり、熱
変位の発生がきわめて少ないスピンドル装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る温度制御アンダレース潤
滑スピンドル装置のスピンドル本体部の縦断面図であ
る。
【図2】本発明の実施例に係る温度制御アンダレース潤
滑スピンドル装置の冷却油制御系統を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
2 スピンドル軸 3 ころがり軸受 4 ハウジング 6 外筒 37 ドローバー 42 中間スリーブ 51 回転継手 55 スピンドル取付ブラケット 56 冷却ジャケット 59 第1の冷却ユニット 62 第1の温度センサ 63 第2の温度センサ 64 コントローラ 65 第2の冷却ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のハウジングに嵌合されたころがり軸
    受によりスピンドル軸が回転自在に支承されたスピンド
    ル装置であって、前記スピンドル軸は軸方向に貫通した
    内孔と該内孔に連通し前記ころがり軸受の近傍に開口す
    る半径方向の潤滑油供給孔を有し、前記内孔に中間スリ
    ーブを介してスピンドル前端に装着される工具を着脱す
    るドローバーが挿入され、該ドローバーは軸方向に貫通
    した潤滑油供給通路を有し、該潤滑油供給通路は前記中
    間スリーブに設けられた半径方向の孔を介して前記スピ
    ンドル軸の潤滑油供給孔と連通しており、前記ハウジン
    グの外面とハウジング取付ブラケットとの間に冷却ジャ
    ケットが形成され、さらに前記冷却ジャケットに冷却流
    体を供給する第1の冷却ユニット部と、前記ドローバー
    の後端部に取り付けた回転継手を介して前記潤滑油供給
    通路にころがり軸受用潤滑油を供給する第2の冷却ユニ
    ット部と、前記ハウジングに設けた第1の温度センサに
    より前記第1の冷却ユニット部を、前記スピンドル軸に
    近接して設けた第2の温度センサにより前記第2の冷却
    ユニット部をそれぞれ制御するコントローラとを有し、
    該コントローラは前記ころがり軸受の内外輪間の温度勾
    配を検出し、該検出値に基づいて前記第1および第2の
    冷却ユニット部の少なくとも一方の流体温度および/ま
    たは流体流量を制御し前記軸受の内外輪間の温度勾配を
    小さくする制御手段を有することを特徴とする温度制御
    アンダレース潤滑スピンドル装置。
JP31103492A 1992-10-26 1992-10-26 温度制御アンダレース潤滑スピンドル装置 Pending JPH06134651A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31103492A JPH06134651A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 温度制御アンダレース潤滑スピンドル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31103492A JPH06134651A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 温度制御アンダレース潤滑スピンドル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06134651A true JPH06134651A (ja) 1994-05-17

Family

ID=18012323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31103492A Pending JPH06134651A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 温度制御アンダレース潤滑スピンドル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06134651A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1203894A2 (en) * 2000-11-02 2002-05-08 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Bearing cooling device
WO2003016733A1 (fr) * 2001-08-13 2003-02-27 Makino Milling Machine Co., Ltd. Dispositif d'arbre rotatif
WO2008050470A1 (fr) * 2006-10-27 2008-05-02 Ntn Corporation Procédé de réglage de la précharge et dispositif pour palier à roulement
JP2008119808A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Okuma Corp シール装置
CN107737952A (zh) * 2017-09-29 2018-02-27 重庆市普创长顺机械有限公司 带分度机构的数控机床主轴箱系统
CN111421383A (zh) * 2020-04-27 2020-07-17 西安理工大学 一种基于层板结构的冷却水套和电主轴
CN114421689A (zh) * 2021-12-31 2022-04-29 佳木斯电机股份有限公司 轴承测温、注排油及电枢水冷却一体化装置及方法
DE112021001477T5 (de) 2020-12-09 2022-12-22 Nikolay Yurievich Ovcharenko Verfahren zur steuerung der eigenschaften eines gleitlagers mittels der temperatur und gleitlager zu seiner durchführung

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1203894A2 (en) * 2000-11-02 2002-05-08 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Bearing cooling device
EP1203894A3 (en) * 2000-11-02 2004-12-01 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Bearing cooling device
WO2003016733A1 (fr) * 2001-08-13 2003-02-27 Makino Milling Machine Co., Ltd. Dispositif d'arbre rotatif
US6913390B2 (en) 2001-08-13 2005-07-05 Makino Milling Machine Company, Ltd Rotating shaft apparatus
WO2008050470A1 (fr) * 2006-10-27 2008-05-02 Ntn Corporation Procédé de réglage de la précharge et dispositif pour palier à roulement
JP2008119808A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Okuma Corp シール装置
CN107737952A (zh) * 2017-09-29 2018-02-27 重庆市普创长顺机械有限公司 带分度机构的数控机床主轴箱系统
CN111421383A (zh) * 2020-04-27 2020-07-17 西安理工大学 一种基于层板结构的冷却水套和电主轴
DE112021001477T5 (de) 2020-12-09 2022-12-22 Nikolay Yurievich Ovcharenko Verfahren zur steuerung der eigenschaften eines gleitlagers mittels der temperatur und gleitlager zu seiner durchführung
CN114421689A (zh) * 2021-12-31 2022-04-29 佳木斯电机股份有限公司 轴承测温、注排油及电枢水冷却一体化装置及方法
CN114421689B (zh) * 2021-12-31 2023-09-26 佳木斯电机股份有限公司 轴承测温、注排油及电枢水冷却一体化装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6913390B2 (en) Rotating shaft apparatus
US5192139A (en) Apparatus for cooling a spindle bearing of a machine
US8443941B2 (en) Cooling/lubricating device for machine tool feed shaft
US8684643B2 (en) Shaft cooler for a tool motor spindle
EP0997657B1 (en) Adjustable preload spindle
CN102596493A (zh) 镗床的主轴装置
JPH11179603A (ja) 工作機械主軸の軸受装置
WO2007010926A1 (ja) 転がり軸受の潤滑装置
JPH06134651A (ja) 温度制御アンダレース潤滑スピンドル装置
JP3616499B2 (ja) 工作機械の主軸装置
US6264409B1 (en) Tool holder clamp device for spindle and spindle apparatus
JP2010260150A (ja) 主軸冷却装置
JP4836852B2 (ja) アンギュラ玉軸受の潤滑装置
JPH0724687A (ja) 工作機械の主軸装置
JP3452947B2 (ja) 主軸装置の軸受潤滑機構
JPH11166549A (ja) 軸受部の潤滑油量制御装置
JP5326304B2 (ja) 工作機械用主軸装置
JP4679493B2 (ja) 工作機械の主軸装置
JP2003053632A (ja) 工作機械の回転軸装置
JP3721264B2 (ja) 工作機械の送り軸冷却装置
CN86206678U (zh) 套筒式空心圆柱滚子轴承砂轮主轴系
JP7340445B2 (ja) 主軸装置
JP2836153B2 (ja) 工作機械の主軸冷却装置
JP2002066874A (ja) 工作機械の主軸装置
JP2003056582A (ja) 回転軸装置