JP3616499B2 - 工作機械の主軸装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、NCフライス盤やマシニングセンタ等の工作機械の主軸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
主軸が高速回転する工作機械においては、主軸を回転支持する軸受の転がり摩擦熱の伝導、輻射や主軸駆動用モータの発熱等に基づいて主軸が不均一な温度分布で加熱され、軸線方向の伸びが生じ加工精度が損なわれる。
その対策として従来、主軸軸受を外輪側から冷却して前記軸受に発生する転がり摩擦熱を強制回収する手段が施されている。
また、主軸軸心に設けた中空部に主軸後端から冷却液を供給し、主軸を回転支持する軸受近傍にその冷却液を供給、循環させ、主軸を介して間接的に軸受を冷却する方法も採用されている。
しかしながら、その種形式の冷却手段のみでは、軸受の転がり摩擦熱の極めて僅かな部分しか外部に回収することができず、近年要求される主軸の極度な高速回転、加工精度の要求を満たすのに充分ではない。
【0003】
そこで、特公平2−46345号公報に示すように、主軸1の軸線方向に延設された流入通路12に冷却液を供給し、前記流入通路12に連通して主軸前部を支持する軸受の内輪2a に対応する主軸1の外周部に螺旋状の冷却(液流通)溝14を形成し、前記冷却溝14を流通した冷却液を冷却溝14に連通して主軸1の軸線方向に延設された流出通路13から回収する、工作機械主軸の支承装置が提案されている。
これによって、軸受内輪に近接した領域から効率的な熱導出が可能となり、主軸及びその軸受部分への熱伝導を回避することができ、ひいては高い加工精度も保証される。
【0004】
ところで、この主軸の支承装置には、主軸軸線に平行して延設した一対の冷却液の流入通路12,流出通路13を主軸それ自体に穿設する構成を必須要件とする。
主軸が中空で内部にドローバーなどが配設されているときには、主軸の肉薄筒体に前記冷却液の流入通路12、流出通路13等を穿設することになるから、その加工位置、長さなどに配慮する必要があり、主軸の剛性が低下するおそれもある。
また、主軸後部を支持する軸受、主軸駆動用モータのロータに対応する冷却手段が欠如し、主軸全体に亘る発熱部の冷却を充分に行うことは望むべくもない。
【0005】
また、実公平7−46450号公報に開示された主軸軸受の冷却構造によれば、主軸6の軸受部位に外筒5を嵌着するとともに、前記外筒5をハウジング2に回転可能に軸受、支持し、前記主軸6または外筒5の少なくとも一方の嵌合面に螺旋溝6a を形成し、主軸6中心穴に挿通したドローバー8の工具固着用の弾性部材収容筒9の外周と中心穴との間に流路となる隙間9a を形成して嵌挿し、前記ドローバー8の外周に通じる流路9b から前記収容筒9外周の隙間9a 、前記螺旋溝6a 及び還流路1a に連なる流路6c を形成して、主軸6中心側から冷却液を通すようにした主軸軸受の冷却構造が提案されている。
前記冷却構造は、軸受を、少なくとも外筒の内周面に削設した螺旋溝6a もしくはスプライン溝を流通する冷却液により外筒を介して間接的に冷却するようにしているから冷却効率が高いとはいえず、その分、冷却液供給量を多くする必要がある。また、主軸に取り付けた主軸駆動用モータのロータの冷却も、前記弾性部材収容筒の外周と主軸中心穴との間に形成された隙間を流通する冷却液により主軸の肉厚部を介して行われるから、効率的とはいえない。
【0006】
さらに、特開平5−309545号公報記載のスピンドル装置及びその製造方法では、先端部に工具ホルダ2を着脱自在に装着可能とした主軸1と、前記主軸1外周面に固着した筒体40に対応して前記主軸1をハウジング3に回転自在に軸支して主軸1外周面と前記筒体40との嵌合面の一方に穿設した螺旋溝37と、前記主軸1に挿入された工具クランプ用のドローバー16の内部の軸心方向に設けた冷却液供給路43と、工具ホルダ2に設けた加工液供給路50と、前記螺旋溝37の各端をそれぞれ前記冷却液供給路43と加工液供給路50とに連結する連通孔46,49とから冷却液流路を形成してなり、前記ドローバー16内部の軸心方向に設けた冷却液供給路43に供給した冷却液を、前記螺旋溝37、工具ホルダ2に設けた加工液供給路50を通して工具2a 先端部から排出するようにし、主軸1前部を支持する軸受5を筒体40を通して冷却するようにしたスピンドル装置が開示されている。
このスピンドル装置も、主軸軸受を筒体を介して間接的に冷却し、また、主軸後部を支持する軸受及び主軸駆動用モータのロータに対応する冷却手段が充分に整っているとはいえない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術に内在する問題点に鑑み、本発明の目的は、前部から後部にわたる主軸外周面に連続した冷却液流路を形成して、主軸、主軸軸受、主軸駆動用モータなどを直接的にかつ一度に冷却するようにし、主軸のZ軸方向の伸びの軽減、主軸高速回転時における予圧増加、熱変位安定時間の短縮を図ることができる工作機械の主軸装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の工作機械の主軸装置は、次に述べるとおりの各構成要件を具備している。
(1)軸受を介してハウジングに主軸を回転支持する工作機械の主軸装置において、
外部に設けた冷却液源からの冷却液を前記主軸の内部に供給する冷却液供給手段と、
前記主軸の内部に連通して前記主軸の前部から後部にわたる外周部に連続して形成された螺旋状の冷却液流路でなり、前記冷却液供給手段により前記主軸の内部に供給された冷却液を流通させて前記主軸を冷却するとともに、前記主軸の前部軸受、主軸駆動用モータのロータ及び前記主軸の後部軸受の内側に前記冷却液を接触させて直接的に冷却する冷却手段と、
前記冷却手段の冷却液流路を流通した冷却液を、前記冷却液源に回収する冷却液回収手段と、
を具備する工作機械の主軸装置。
【0009】
(2)前記冷却手段の冷却液流路は、前記主軸に挿入された工具クランプ用ドローバーの軸心に穿設した軸線方向流路と、前記軸線方向流路に連通して前記主軸の半径方向へ冷却液を流通させる半径方向流路と、前記半径方向流路に連通して前記主軸の前部から後部にわたる外周部に連続して形成された螺旋状流路とにより構成した上記第(1)項に記載の工作機械の主軸装置。
【0010】
(3)前記冷却手段の冷却液流路は、前記主軸に挿入された工具クランプ用ドローバーの外周面と前記主軸の内周面とにより形成される環状間隙と、前記環状間隙に連通して前記主軸の内部に供給され前記主軸の半径方向へ冷却液を流通させる半径方向流路と、前記半径方向流路に連通して前記主軸の前部から後部にわたる外周部に連続して形成された螺旋状流路とにより構成した上記第(1)項に記載の工作機械の主軸装置。
【0011】
(4)前記冷却手段の冷却液流路は、前記主軸に挿入された工具クランプ用ドローバーに穿設した軸線方向流路と、前記軸線方向流路に連通して前記主軸の半径方向へ冷却液を流通させる第1の半径方向流路と、前記第1の半径方向流路に連通して前記主軸の前部から後部にわたる内周部に連続して形成された第1の螺旋状流路と、前記第1の螺旋状流路に連通して前記主軸の半径方向へ冷却液を流通させる第2の半径方向流路と、前記第2の半径方向流路に連通して前記主軸の前部から後部にわたる外周部に連続して形成された第2の螺旋状流路とにより構成した上記第(1)項に記載の工作機械の主軸装置。
【0012】
【作用】
本件発明の作用を概略、説明すれば、次のとおりである。
冷却液源から、ドローバーの軸心に穿設した軸線方向流路に向けて冷却液を供給すると、主軸軸孔と主軸前側に配置した工具ホルダ固定部材などとの隙間、直径方向連通孔を通って冷却液が、主軸の前部から後部まで主軸外周面に連続して穿設した螺旋状流路の始端に達する。
前記ドローバーの軸線方向流路が、冷却液とは独立した切削液供給通路に利用されている形式の主軸装置に対しては、前記冷却液源からの冷却液は、主軸後端面の内孔とドローバー外筒との間を通って主軸前側に配置した工具ホルダ固定部材などの隙間に供給され、そこで主軸の前部から後部まで主軸の外周面に連続して穿設した螺旋状流路の始端に達する。
【0013】
螺旋状流路の始端に達した冷却液は、螺旋状流路を流通して主軸後端方向に流れながら主軸前側を支持する複数の軸受の内輪を、つぎに、主軸駆動用モータのロータを内側から、さらに、主軸後側軸受の内輪を直接冷却し、主軸後端面から冷却液源に排出される。
すなわち、主軸前側に供給した冷却液を後端面から外部に循環・回収する間の冷却液通路構造が簡単で、その間、主軸に係わるすべての発熱部材を効率的に直接冷却する。
これによって、最近要求される主軸の高速回転に対応し、軸受の摩擦熱などに基づく主軸の歪、変位の影響を最小限に止める事ができ、精密加工を施すことが可能となる。
【0014】
また、冷却液噴射ノズルを軸受内輪または軸受固定用カラーに穿設し、冷却液源からの冷却液を供給するようにして、軸受鋼球、ローラなどの潤滑、内外輪の冷却を行ってもよい。
図示してはないが、当該流路には、冷却液の冷却手段、循環ポンプまたは温度制御手段等、冷却液の定温維持に必要な公知手段が、装備、付設されている。
上記手段は例えば、還流液温度を検知して、温度を調節したり流量を変化させるなどして熱の回収量を変化させ、冷却液温度を可及的に所要の一定温度に維持するよう制御する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態について説明するが、本発明の構成要件のうちには、本発明の出願当時の当業界の技術水準の範囲内で、適宜に変更可能な部材を含むから、本実施形態のみに基づいて、発明の要旨を減縮して解することは許されない。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す工作機械の主軸装置の側断面図を、図2は主軸の側面図を示すもので、図中、主軸1の外周面には図2に示すように、その前部から後部にわたって冷却液が流れる連続した螺旋溝3が穿設してある。
本実施形態の場合、前記螺旋溝3は、右ねじ方向に沿って削設されている。
これによって螺旋溝3内を流通する冷却液は、一般的に右回転する主軸1の回転に伴い、液の循環を幇助するような方向の作用を受けることができる。
つまり、主軸1が回転することにより冷却液は螺旋溝3に沿った方向に力を受け、このとき主軸1の回転速度が高くなるほど、冷却液の流通・排出効率がよくなる。
【0016】
前記螺旋溝3の始端および末端は、図1に示すように、それぞれ主軸1の中心軸線に沿って設けた軸穴5と前記軸穴5に嵌着した工具ホルダのプルスタッド7の固着用コレットチャック部材の案内筒37外周面との間に設けた冷却液供給路9、及び主軸1後端面に開口した冷却液回収孔11に連通している。
なお、前記冷却液供給路9と冷却液回収孔11とが、それぞれ螺旋溝3を介して連通してさえいれば、前記螺旋溝3は二重であっても、三重であっても差し支えはない。
また、前記螺旋溝3は、主軸1の前部から後部にわたって連続していることが必要で、主軸1外周面の軸線方向の中途にフランジなどを設けた際には、それぞれフランジを貫いて連通孔を穿設して、螺旋溝3相互をつなぐようにしている。
【0017】
ハウジング13に対する主軸1の支持構造について説明すると、主軸1の前方から後方に向けて、主軸1の前端付近に嵌着したベアリング押え及びカラーに連設して第1のフロントベアリング15の内輪を、つぎに液溜りを備えたカラーに連設して第2のフロントベアリング17の内輪を嵌着し、その長手軸方向を第2フロントベアリング17側のカラーを介してハウジング13とハウジング13に固定したベアリング押え19によってハウジング13に対し、その直径方向をフロントベアリング15,17の外輪をハウジング13の内筒に嵌着することにより、それぞれ固定している。前記構成において、主軸1の外周面に削設した螺旋溝3の始端は、少なくとも主軸1に対する第1フロントベアリング15の嵌着位置に重なるか同一であることが好ましい。
主軸1に設けた螺旋溝3の開放面は、それぞれカラー、フロントベアリング15,17の内輪、及びフロントベアリング15,17間のカラーに設けた液溜り等により外界に対し閉鎖空間を形成しており、そのため、螺旋溝3内を流通する冷却液が、不必要に外部空間に洩れ出すおそれはない。
ここで、フロントベアリング15,17間のカラーに設けた液溜りは、主軸1の高速回転時にベアリング15,17からカラーに伝わる熱を液溜り中の冷却液により回収して、ベアリング15,17の予圧を安定させる役割がある。
【0018】
要するに、冷却液流路を形成する側壁の一部が前記フロントベアリング15,17の内輪等により形成されているから、フロントベアリング15,17乃至フロントベアリング15,17の内輪は、螺旋溝3内を流通する冷却液と直接接触して効率的に冷却される。
主軸1をハウジング13に対して軸支するリヤベアリング21と前記フロントベアリング15,17との主軸1の中間には、ハウジング13に組み付けた主軸駆動用モータのステータに対するロータ23が嵌着されているが、主軸1の外周面に削設した冷却液流通用の螺旋溝3は前記ロータ23の嵌合部の下を潜って連続している。したがって、ロータ23は螺旋溝3内を流通する冷却液と直接に接触して効率的に冷却される。
【0019】
ここで、ベアリング15,17(ハウジング13)の主軸軸線方向側面から主軸駆動用モータのロータ23両側面までの主軸1外周面を適宜の手段により被覆して螺旋溝3の開放面を外界に対し閉鎖し、螺旋溝3を流通する冷却液が前記溝を飛び越したり、不必要に空間に洩れ出すことが無いようにしている。
主軸1を軸支する前記リヤベアリング21とハウジング13との構造上の関係は、フロントベアリング15,17の場合のそれと同一である。ただし、リヤベアリング21は、主軸1の後端に形成したフランジとハウジング13の端面に取り付けたブラケット25とによって、その長手軸方向位置が決められている。
【0020】
また、螺旋溝3との構造、作用上の関係は、フロントベアリング15,17のそれと同一である。リヤベアリング21乃至リヤベアリング21の内輪を冷却した冷却液は、主軸1に設けた冷却液回収孔11を介してハウジング13の端面に取り付けたブラケット25の内筒空間に排出され、さらに冷却液源27に循環する。
冷却液源27から送り出される冷却液は、後述するロータリジョイント29、クーラントロッド31の冷却液供給孔33を通して、さきの冷却液供給路9に流通する。
【0021】
つぎに、上記冷却液循環回路に関連する構造を説明する。
前記クーラントロッド31の冷却液供給孔33は、一端を前記ロータリジョイント29に連通し、他端はドローバー35の直径方向孔を通して、主軸1に設けた軸穴5と工具ホルダのプルスタッド7のコレットチャック部材の外周面との間に設けた冷却液供給路9に連通している。冷却液供給路9と主軸1の外周面に設けた螺旋溝3の一端とが連通していることは、さきに説明した通りである。
工具ホルダのプルスタッド7を固着するコレットチャック部材は、主軸1に設けた軸穴5内に配置されている案内筒37と、プルスタッド7を係止、開放するコレット爪39と、前記コレット爪39を作動するドローバー35及び前記ドローバー35に嵌着し、その長手方向に複数枚、重積した皿ばね41とより構成され、前記皿ばね41は、外力が作用していないときドローバー35を引っ張り、それによってコレット爪39をプルスタッド7に係止し、工具ホルダを主軸1に固着するよう付勢している。
【0022】
前記クーラントロッド31は、前記ドローバー35内に挿入、固定されたブラケット25に穿設したシリンダ43内で滑動するアンクランプピストン45を貫いて配置され、前記ロッド31外周面とピストン45の貫通孔との間は、液密で、かつ滑動関係を保持している。
ブラケット25内に設けたシリンダ43は、その前後端がそれぞれ油圧源47に連通しており、機械制御装置などの制御装置48により油圧源47を操作し、圧油をシリンダ43の後側区画に圧入してアンクランプピストン45を前方に移動させると、前記ピストン45がドローバー35の後端面を押圧し、皿ばね41の付勢に抗して前方に移動させる。
ドローバー35が前方に移動すると、コレット爪39が前方に押し出されて、爪39とプルスタッド7との係止が開放され、これによって工具ホルダの交換が可能となる。
【0023】
また、油圧源47を操作して圧油をシリンダ43の前側区画に圧入し、アンクランプピストン45を後方に移動させれば、図1に示すように、ドローバー35はアンクランクピストン45の押圧から開放されて複数枚の皿ばね41の付勢により主軸1の軸線方向後方に変位し、再び、コレット爪39をプルスタッド7に係止して工具ホルダを主軸1に固定する状態となる。
本実施形態の主軸装置における各部材の作用は、上記【作用】の欄に記載してあるので参照されたい。
【0024】
図3は、本発明の第2の実施形態を示す工作機械の主軸装置の側断面図を示し、図中、第1の実施形態において説明した符号と同一符号を付した部材は、相互に同一名称、構造である。
そこで、第2の実施形態においては、第1の実施形態で説明した構成と異なる部材のみについて説明する。
【0025】
本実施形態は、切削工具の刃部に切削液を供給する形式の主軸装置であって、そのために工具ホルダ及びプルスタッド7の中心軸を貫通して切削液噴出孔49が設けてある。ロータリジョイント29を介して連通するクーラントロッド31の切削液供給孔51には切削液源53が連通しているから、主軸装置の冷却液流路は別に用意しなければならない。
前記クーラントロッド31の一端のロータリジョイント29側はラジアルスラストベアリング等を介してクーラントロッドピストン55に対して回転自在に軸支(長手軸方向には拘束)し、前記ピストン55をブラケット25内のシリンダ43と長手軸方向に連設したシリンダ57内に滑動自在に嵌入する。
【0026】
このクーラントロッドピストン55は、常時、スプリング59によって長手軸方向前方に付勢されており、それによってクーラントロッド31の前端面がシール部材を介して工具ホルダのプルスタッド7の後端面に当接され、前記切削液噴出孔49とクーラントロッド31の切削液供給孔51とを水密に連結している。
前記ピストン55に対し、スプリング59と反対側のシリンダ57の区画内に圧油を供給して、ピストン55をスプリング59の付勢に抗して長手軸方向後方に移動させるときは、工具交換のため、プルスタッド7をコレット爪39の係止から解除する場合であり、その際は勿論、切削液源53からの切削液の供給を停止させている。
【0027】
切削液の供給、停止の指令は、別に設けた制御装置48により行われる。
前記シリンダ57に対する圧油の供給を停止すれば、ピストン55にスプリング59の付勢が掛かって、クーラントロッド31を前進させる。このとき迄には、工具交換が終了して、工具ホルダのプルスタッド7が主軸1の所定位置に固着されている。
切削液源53からの切削液の供給は、その後に開始するよう制御している。
【0028】
本実施形態において、螺旋溝3までの冷却液流路は、主軸1に穿設した軸穴5内面とドローバー35との間に存在する隙間を利用する。すなわち、主軸1の後端面に対し滑動可能に密着するようブラケット25に固着したブロック61によって、主軸1の後端面に開口する前記軸穴5をドローバー35の後端面を除いて密封すると共に、前記ブロック61を貫いて冷却液供給孔63を穿設し、その一方端をブラケット25を貫通して冷却液源27に、他方端を前記主軸1に穿設した軸穴5内面とドローバー35との間に存在する隙間64に連通する。前記隙間64は、結局、主軸1の軸穴5内面とコレットチャック部材の外周面との間の冷却液供給路9に連通し、それから後の冷却液流路は、第1の実施形態において述べたとおりである。
【0029】
また、主軸1外周面に設けた螺旋溝3の終端に連通する冷却液回収孔11は、主軸1の後端面に開口し、回収冷却液は、前記ブロック61に設けた貫通孔を通ってブラケット25内の空隙を介して冷却液源27に循環、回収される。
上記構成のうち、工具ホルダ、プルスタッド7、及びコレットチャック部材、ドローバー35、アンクランプピストン45等の動作は、第1の実施形態に述べたとおりである。
なお、制御装置48は、冷却液源27、油圧源47、及び切削液源53への液または圧油の供給、停止、並びに、それら動作のタイミングを所望通りに制御する。
主軸1、フロントベアリング15,17、リヤベアリング21、及び主軸駆動用モータのロータ等の冷却作用は、第1の実施形態で述べたとおりである。
【0030】
図4(a),(b)は、それぞれ、本件発明の主軸装置の他の実施形態のフロントベアリング付近の側断面図を示すもので、その構成は、ノズルを用いた冷却液噴射による軸受の冷却手段を除き、第1及び第2の実施形態で述べたとおりである。
第1及び第2の実施形態において、フロントベアリング15,17の内輪は直接、冷却液に触れて冷却されるけれども、軸受の転動体(鋼球)、外輪迄を効果的に冷却するという保証はない。主軸1が高速回転したとき軸受に発生する転がり摩擦熱は、鋼球、外輪にも生じ、その熱が伝導して、結局、主軸装置を加熱することになるから、これらの部材も冷却することが望ましい。
図4(a)に示すベアリング冷却手段は、主軸1の軸穴5に連通する冷却液供給孔65を主軸1及びべアリング15,17の内輪を半径方向に貫通して穿設し、冷却液供給圧または主軸1の高速回転に基づく遠心力によって当該冷却液を軸受外輪、鋼球側に噴射して、軸受の潤滑、冷却作用を行わせる。
【0031】
この場合、フロントベアリング15,17の内、外輪及び鋼球を潤滑、冷却した冷却液は、ハウジング13に穿設した排出孔(図示せず)等から外部に回収し、それを冷却液源27に還流する。
したがって、フロントベアリング15,17の内輪は、主軸1外周面の螺旋溝3を流通する冷却液と直接的に接触して効果的に冷却される一方、軸受の鋼球、外輪に発生する熱も噴射冷却液によって回収される。
【0032】
図4(b)に示すベアリング冷却手段は、ハウジング13に穿設した冷却液供給ノズル67を、それぞれ軸受の鋼球に向けて開口し、転動する鋼球に冷却液を噴射して、各軸受に発生する転動摩擦熱を冷却液に回収する。
前記冷却液供給ノズル67は、オイルエア、オイルミスト潤滑またはジェット潤滑に供することができる。
なお、本実施形態における、その他の構成、作用は、第1及び第2の実施形態において記載したとおりである。
いずれにしても、主軸軸受は、内外輪、転動体のすべてを冷却するようにしたから、軸受の転動摩擦熱を効果的に回収することができる。
【0033】
一般的に、タップ加工、つまり主軸1を低速で右・左回転(正転方向・逆転方向)に繰り返し回転動作させる加工を除いて、主軸1は右回転(正転方向)でしか使用しない。ここで、本発明の第1及び第2の実施形態で示す工作機械の主軸装置でタップ加工を行うとき、主軸1の逆転方向の回転動作時には、主軸1の外周部に形成した螺旋溝3を主軸1の後部から前部に冷却液を流通させる方向へ力が働き、主軸1の内部に供給された冷却液が螺旋溝3を流通、循環しないことが起こり得る。
しかし、タップ加工の場合には、主軸1を比較的低速で回転動作させることから、螺旋溝3を主軸1の後部から前部に冷却液を流通させる力は小さく、冷却液供給ポンプが発生する吐出圧力により、冷却液を主軸1の前部から後部に向けて螺旋溝3内を流通させることができる。
【0034】
ミラーイメージ機能を利用して、主軸1を比較的高速で右・左回転(正転方向・逆転方向)に回転動作させる加工を行うことがある。本発明の第1及び第2の実施形態で示す工作機械の主軸装置でこのような加工を行うときは、主軸1の逆転方向の回転動作時には、主軸1の外周部に形成した螺旋溝3を主軸1の後部から前部に冷却液を流通させる方向への力により、主軸1の内部に供給された冷却液が螺旋溝3を流通、循環できない。
このような問題点を解決するものとして、第1及び第2の実施形態とは別の実施形態を以下に示す。
【0035】
図5は、本発明の第3の実施形態を示す工作機械の主軸装置の側断面図、図6は、図5における主軸の断面図、図7は、図6におけるA−A断面図である。
図中、第1及び第2の実施形態で説明した符号と同一符号を付した部材は、相互に同一名称及び構造であるので、第3の実施形態においては第1及び第2の実施形態で説明した名称及び構造と相違する部材について詳細に説明する。
【0036】
本実施形態は、略説すると第1及び第2の実施形態で示すように、主軸1の前部から後部にわたる外周部に形成された螺旋溝3に加えて、螺旋溝3に連通して主軸1の前部から後部にわたる内周部に、前記螺旋溝3の巻き方向とは逆方向の巻き方向を有する第2の螺旋溝69を形成したものである。
主軸1の外周面には、主軸1の正転(右回転)方向の巻き方向を有し、主軸1の前部から後部にわたり螺旋溝3が形成され、主軸1の内周部とドローバー35の外周部との間にはドローバー35の軸線方向への移動を案内する案内筒73が嵌入され、案内筒73の外周部には、主軸1の正転(右回転)方向の巻き方向を有し主軸1の前部から後部にわたり螺旋溝69が形成されている。ここで、主軸1の内周面に螺旋溝69を形成し、主軸1の内周部とドローバー35の外周部との間に螺旋溝69の開口部を覆うように円筒部材を嵌入してもよいことはいうまでもない。
【0037】
よつて、主軸1の正転方向への回転時には、冷却液源27から供給される冷却液は、ブラケット25及びアンクランクピストン45に形成された冷却液供給路を介してドローバー35に形成された冷却液供給孔71に供給され螺旋溝69の始端に達し、螺旋溝69を主軸1の後部から前部に向けて流通し、その終端から螺旋溝3の始端に達する。その後、冷却液は螺旋溝3を主軸1の前部から後部に向けて流通してその終端に達し、図7に示す冷却液回収孔11または冷却液回収溝77を経て、冷却液源27に循環、回収される。
【0038】
主軸1の逆転方向への回転時には、冷却液源27と主軸装置との間に設けられた電磁弁75を切り換えることにより、冷却液源27から供給される冷却液は、ブラケット25及びアンクランクピストン45に形成された冷却液供給路を介して、ドローバー35に形成された冷却液供給孔71ではなく、主軸1に形成された冷却液回収孔11または冷却液回収溝77に供給され螺旋溝3の始端に達する。その後、冷却液は主軸1の後部から前部に向けて流通し、その終端から螺旋溝69の始端に達する。
その後、冷却液は螺旋溝69を主軸1の前部から後部に向けて流通してその終端に達し、ドローバー35に形成された冷却液供給孔71を経て、冷却液源27に循環、回収される。
つまり、主軸1の前部から後部にわたる外周部及び内周部に連続して、巻き方向が相違する螺旋溝3,69を形成することにより、主軸1の正転方向、逆転方向への回転方向にかかわらず、螺旋溝3,69に冷却液を流通、回収させることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上述べたとおり、本件発明の工作機械の主軸装置は、
冷却液を軸受内輪に直接接触させて冷却することにより、効率的な冷却効果が得られ、主軸のZ軸方向の熱変位の軽減に効果が大きく、主軸の高速回転時における予圧の増加を押えることが可能となる。また、主軸回転数の切り替えに応じ、主軸の熱変位安定時間を短縮することができる。
さらに、循環冷却液の液温を検出して、主軸装置の温度変化幅を減縮するのに好適な所望の流量変化、冷却液温の調整をすることも可能である。
等々、従来装置には期待することができない、格別の作用、効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す工作機械の主軸装置の側断面図である。
【図2】図1における主軸の側面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す工作機械の主軸装置の側断面図である。
【図4】本発明の工作機械の主軸装置のフロントベアリング付近の実施形態を示す拡大側断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す工作機械の主軸装置の側断面図である。
【図6】図5における主軸の一部を切り欠いて示す側面図である。
【図7】図5おけるA−A断面図である。
【符号の説明】
1 主軸
3 螺旋溝
5 軸穴
9 冷却液供給路
11 冷却液回収孔
13 ハウジング
15 第1フロントベアリング
17 第2フロントベアリング
21 リヤベアリング
23 ロータ
27 冷却液源
33 冷却液供給孔
35 ドローバー
37 案内筒
49 切削液噴出孔
51 切削液供給孔
53 切削液源
64 隙間
69 螺旋溝
71 冷却液供給孔
73 案内筒
75 電磁弁
77 冷却液供給溝

Claims (4)

  1. 軸受を介してハウジングに主軸を回転支持する工作機械の主軸装置において、
    外部に設けた冷却液源からの冷却液を前記主軸の内部に供給する冷却液供給手段と、
    前記主軸の内部に連通して前記主軸の前部から後部にわたる外周部に連続して形成された螺旋状の冷却液流路でなり、前記冷却液供給手段により前記主軸の内部に供給された冷却液を流通させて前記主軸を冷却するとともに、前記主軸の前部軸受、主軸駆動用モータのロータ及び前記主軸の後部軸受の内側に前記冷却液を接触させて直接的に冷却する冷却手段と、
    前記冷却手段の冷却液流路を流通した冷却液を、前記冷却液源に回収する冷却液回収手段と、
    を具備することを特徴とした工作機械の主軸装置。
  2. 前記冷却手段の冷却液流路は、前記主軸に挿入された工具クランプ用ドローバーの軸心に穿設した軸線方向流路と、前記軸線方向流路に連通して前記主軸の半径方向へ冷却液を流通させる半径方向流路と、前記半径方向流路に連通して前記主軸の前部から後部にわたる外周部に連続して形成された螺旋状流路とにより構成した請求項1に記載の工作機械の主軸装置。
  3. 前記冷却手段の冷却液流路は、前記主軸に挿入された工具クランプ用ドローバーの外周面と前記主軸の内周面とにより形成される環状間隙と、前記環状間隙に連通して前記主軸の内部に供給され前記主軸の半径方向へ冷却液を流通させる半径方向流路と、前記半径方向流路に連通して前記主軸の前部から後部にわたる外周部に連続して形成された螺旋状流路とにより構成した請求項1に記載の工作機械の主軸装置。
  4. 前記冷却手段の冷却液流路は、前記主軸に挿入された工具クランプ用ドローバーに穿設した軸線方向流路と、前記軸線方向流路に連通して前記主軸の半径方向へ冷却液を流通させる第1の半径方向流路と、前記第1の半径方向流路に連通して前記主軸の前部から後部にわたる内周部に連続して形成された第1の螺旋状流路と、前記第1の螺旋状流路に連通して前記主軸の半径方向へ冷却液を流通させる第2の半径方向流路と、前記第2の半径方向流路に連通して前記主軸の前部から後部にわたる外周部に連続して形成された第2の螺旋状流路とにより構成した請求項1に記載の工作機械の主軸装置。
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