JPH06134375A - 水系エマルジョン塗布器の皮張り防止法 - Google Patents
水系エマルジョン塗布器の皮張り防止法Info
- Publication number
- JPH06134375A JPH06134375A JP30937392A JP30937392A JPH06134375A JP H06134375 A JPH06134375 A JP H06134375A JP 30937392 A JP30937392 A JP 30937392A JP 30937392 A JP30937392 A JP 30937392A JP H06134375 A JPH06134375 A JP H06134375A
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- Japan
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- water base
- base emulsion
- water
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水系エマルジョンの塗布用ノズル先端の吐出
口に湿気を吹き付けるみことにより、水系エマルジョン
の乾燥皮膜の形成を防止する。 【構成】 水系エマルジョン２を塗布器のノズル６より
間欠的に吐出させる場合に、ノズル先端の吐出口７に水
蒸気発生装置（例、超音波加湿器）８により湿気１０を
吹き付ける水系エマルジョン塗布器の皮張り防止法。
口に湿気を吹き付けるみことにより、水系エマルジョン
の乾燥皮膜の形成を防止する。 【構成】 水系エマルジョン２を塗布器のノズル６より
間欠的に吐出させる場合に、ノズル先端の吐出口７に水
蒸気発生装置（例、超音波加湿器）８により湿気１０を
吹き付ける水系エマルジョン塗布器の皮張り防止法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水系エマルジョンを主
成分とする接着剤や塗料の塗布用ノズル先端の皮張り防
止法に関する。
成分とする接着剤や塗料の塗布用ノズル先端の皮張り防
止法に関する。
【０００２】
【従来の技術】酢酸ビニル樹脂エマルジョンやアクリル
樹脂エマルジョンなどの合成樹脂エマルジョン、及びポ
リクロロプレンゴムラテックスやスチレンブタジエン共
重合体ラテックスなどの水系エマルジョンを主成分とす
る接着剤や塗料は、無公害の水を媒体とするために産業
用や一般用として利用されている。
樹脂エマルジョンなどの合成樹脂エマルジョン、及びポ
リクロロプレンゴムラテックスやスチレンブタジエン共
重合体ラテックスなどの水系エマルジョンを主成分とす
る接着剤や塗料は、無公害の水を媒体とするために産業
用や一般用として利用されている。
【０００３】水系エマルジョンの塗布法としては、スプ
レーガンを用いて塗布したり、木材ダボ穴へエアー圧を
かけたり、ポンプ圧をかけて水系エマルジョンをパイプ
状ノズルから吐出されたりして、間欠的に用いられる場
合も多い。
レーガンを用いて塗布したり、木材ダボ穴へエアー圧を
かけたり、ポンプ圧をかけて水系エマルジョンをパイプ
状ノズルから吐出されたりして、間欠的に用いられる場
合も多い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】水系エマルジョンをノ
ズルから吐出する場合に、連続して吐出している場合は
問題がないが、吐出をやめてそのまま放置すると、ノズ
ル先端の吐出口にとどまった水系エマルジョンの大気と
の界面からは、水分が揮発して短時間に乾燥皮膜による
皮張りが発生した。
ズルから吐出する場合に、連続して吐出している場合は
問題がないが、吐出をやめてそのまま放置すると、ノズ
ル先端の吐出口にとどまった水系エマルジョンの大気と
の界面からは、水分が揮発して短時間に乾燥皮膜による
皮張りが発生した。
【０００５】皮張りは次回吐出の際に、ノズル吐出口を
目詰りしたり、吐出する方向を大きく変更させたりし
て、吐出量や吐出位置などの精度に大きな支障をもたら
した。
目詰りしたり、吐出する方向を大きく変更させたりし
て、吐出量や吐出位置などの精度に大きな支障をもたら
した。
【０００６】本発明の目的は、水系エマルジョンをノズ
ルより間欠点に吐出させても、ノズルの吐出口にとどま
った水系エマルジョンに皮張りを発生させない塗布器へ
の皮張り防止法を提供することにある。
ルより間欠点に吐出させても、ノズルの吐出口にとどま
った水系エマルジョンに皮張りを発生させない塗布器へ
の皮張り防止法を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、水系エマルジ
ョンをノズルより間欠的に吐出させる場合に、ノズル先
端の吐出口に水蒸気発生装置により湿気を吹付ける水系
エマルジョン塗布器の皮張り防止法である。
ョンをノズルより間欠的に吐出させる場合に、ノズル先
端の吐出口に水蒸気発生装置により湿気を吹付ける水系
エマルジョン塗布器の皮張り防止法である。
【０００８】本発明で適用される水系エマルジョンとし
ては、酢酸ビニル樹脂エマルジョン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合エマルジョン、アクリル酸エステル樹脂エマ
ルジョン等の合成樹脂エマルジョン、及びポリクロロプ
レンラテックス、スチレン−ブタジエン共重合ラテック
ス、アクリルニトリル−ブタジエン共重合ラテックスな
どの合成ゴムラテックス等をいう。さらにこれらの水系
エマルジョンに、無機、有機の充填材や水溶性高分子を
配合したコンパウンドエマルジョンや、耐水性や耐熱性
向上を目的に、金属塩、エポキシ化合物、ポリイソシア
ネート、酸、アルカリ等の架橋剤ないしは硬化剤を配合
したものも含まれる。
ては、酢酸ビニル樹脂エマルジョン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合エマルジョン、アクリル酸エステル樹脂エマ
ルジョン等の合成樹脂エマルジョン、及びポリクロロプ
レンラテックス、スチレン−ブタジエン共重合ラテック
ス、アクリルニトリル−ブタジエン共重合ラテックスな
どの合成ゴムラテックス等をいう。さらにこれらの水系
エマルジョンに、無機、有機の充填材や水溶性高分子を
配合したコンパウンドエマルジョンや、耐水性や耐熱性
向上を目的に、金属塩、エポキシ化合物、ポリイソシア
ネート、酸、アルカリ等の架橋剤ないしは硬化剤を配合
したものも含まれる。
【０００９】次に、塗布器としては、一実施例の図１の
系統図に示す如く、水性エマルジョン２を入れるタンク
１及びギアポンプ３、圧送ホース４、弁５、ノズル６か
ら構成されている。また、湿気１０を吹き付ける方法と
しては、水蒸気発生装置８、例えば超音波加湿器から湿
気１０を発生させて、フレキシブルホース９を利用し
て、ノズル先端の吐出口７に湿気１０を吹き付ける。
系統図に示す如く、水性エマルジョン２を入れるタンク
１及びギアポンプ３、圧送ホース４、弁５、ノズル６か
ら構成されている。また、湿気１０を吹き付ける方法と
しては、水蒸気発生装置８、例えば超音波加湿器から湿
気１０を発生させて、フレキシブルホース９を利用し
て、ノズル先端の吐出口７に湿気１０を吹き付ける。
【００１０】ノズル６の形状としては、パイプ状、異形
パイプ状のもの或いはそれらパイプを複数個有するもの
やスリット状などがあり、ノズル先端の吐出口７の断面
形状としては、丸形、角形、細長（スリット）形或いは
これらの組合せなどがある。
パイプ状のもの或いはそれらパイプを複数個有するもの
やスリット状などがあり、ノズル先端の吐出口７の断面
形状としては、丸形、角形、細長（スリット）形或いは
これらの組合せなどがある。
【００１１】水蒸気発生装置８としては、加熱水蒸気、
超音波加湿器、高圧噴霧器などがあるが、水蒸気温度が
低温で、吹き付けの勢い程度が適当な取扱性の点で超音
波加湿器が最適である。
超音波加湿器、高圧噴霧器などがあるが、水蒸気温度が
低温で、吹き付けの勢い程度が適当な取扱性の点で超音
波加湿器が最適である。
【００１２】
【発明の効果】本発明では、水系エマルジョン塗布器の
ノズル先端の吐出口に湿気を吹き付けることにより、吐
出口に付着している水系エマルジョンの乾燥を防止する
ので、ノズル先端の吐出口における皮膜による皮張りを
防止できる。従って、次回吐出の際に、吐出する方向や
吐出量や吐出位置などの精度が十分に保たれる。
ノズル先端の吐出口に湿気を吹き付けることにより、吐
出口に付着している水系エマルジョンの乾燥を防止する
ので、ノズル先端の吐出口における皮膜による皮張りを
防止できる。従って、次回吐出の際に、吐出する方向や
吐出量や吐出位置などの精度が十分に保たれる。
【００１３】
【図１】本発明の皮張り防止法に係る塗布器の一実施例
の系統図を示す。
の系統図を示す。
１ タンク ２ 水系エマルジョン ３ ギアポンプ ４ 圧送ホース ５ 弁 ６ ノズル ７ ノズル先端の吐出口 ８ 水蒸気発生装置 ９ フレキシブルホース １０ 湿気
Claims (2)
- 【請求項１】 水系エマルジョンを塗布器のノズルより
間欠的に吐出させる場合に、ノズル先端の吐出口に水蒸
気発生装置により湿気を吹付けることを特徴とする水系
エマルジョン塗布器の皮張り防止法。 - 【請求項２】 水蒸気発生装置が超音波加湿器である請
求項１記載の水系エマルジョン塗布器の皮張り防止法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4309373A JP2509857B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 水系エマルジョン塗布器の皮張り防止法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4309373A JP2509857B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 水系エマルジョン塗布器の皮張り防止法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06134375A true JPH06134375A (ja) | 1994-05-17 |
| JP2509857B2 JP2509857B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=17992224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4309373A Expired - Lifetime JP2509857B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 水系エマルジョン塗布器の皮張り防止法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2509857B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002020175A1 (en) * | 2000-09-04 | 2002-03-14 | Cps Color Group Oy | Apparatus for preventing drying of nozzle in fluid dispensing device |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01180271A (ja) * | 1988-01-06 | 1989-07-18 | Nordson Kk | ノズル部の皮張り防止方法及びその装置 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP4309373A patent/JP2509857B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01180271A (ja) * | 1988-01-06 | 1989-07-18 | Nordson Kk | ノズル部の皮張り防止方法及びその装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002020175A1 (en) * | 2000-09-04 | 2002-03-14 | Cps Color Group Oy | Apparatus for preventing drying of nozzle in fluid dispensing device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2509857B2 (ja) | 1996-06-26 |
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