JP2673432B2 - ノズル部の皮張り防止方法及びその装置 - Google Patents

ノズル部の皮張り防止方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は接着剤又はコーティング剤の塗布において、
ノズル及び/又はその周辺付近における皮張り現象の発
生を未然に防止する方法及びその装置に係る。
[従来の技術] 従来より、常温乾燥型の時に溶媒を含んだ熱可塑性の
溶剤型やエマルジョン型のコーティング剤及び接着剤は
幅広く使用されてきた。
これらのコーティング剤や接着剤は、ホットメルトタ
イプ接着剤と比べアプリケーション時、一般的に粘度が
低く、溶媒が含まれている事から最終的に薄膜が得ら
れ、かつ簡単な装置で作業出来ること、更に材料のコス
ト低減につながることなどが特徴としてあげられてい
る。上記溶媒型やエマルジョン型のコーティング剤及び
接着剤(以下これらを総称してエマルジョン接着剤とい
う)は、溶媒が蒸発すると固化し、一般にいう皮張り現
象が発生し、これらの洗浄には多くの時間を要し、かね
てからこれらの改善策が望まれていた。特に酢酸ビニー
ル又はエチレン酢酸ビニール共重合体のエマルジョン接
着剤などは、紙に対して強い接着力を示し、一般的なホ
ットメルト接着剤より耐熱性にもすぐれている。一方そ
の溶媒は水であるが、一度ノズル等付近に皮張りすると
水による洗浄が不可能となり、溶解力のより高い有機溶
剤による洗浄を必要としたのであった。
又、一般的に包装分野においてのエマルジョン接着剤
塗布には、エアスプレイガン等の安価で簡便な方法が主
流であった。更に最近自動化が進み、省力化の要求され
るニーズが一段と高まって来ており、特に上記エマルジ
ョン接着剤は、皮張りが発生し易く、それが進行して完
全にノズルが固化して塗布が不能になった場合には、後
工程で検査することは出来るがそれが不完全な状態の場
合には塗布量は変化するがそれらの検出は難しく、品質
上重大な欠点をもたらしそれらの自動化には大きな支障
をもたらしてきたのである。
[解決しようとする問題点] 上述のように、特にエマルジョン接着剤などのノズル
よりの吐出における該ノズル上に発生する皮張り現象を
未然に防止しようとすることが本発明の動機であった。
上述の皮張り発生を未然に防止することによって、運
転中監視することもなく、また洗浄作業をすることもな
く、長時間連続運転を行なうことができ、効率向上と諸
経費の軽減に大いに寄興することができるのである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の要旨は二流体スプレイノズルにおける圧縮気
体即ちスプレイエア又はパターンエアの供給回路の中
に、スプレイするエマルジョン接着剤等の中に含まれて
いる溶媒と同一又は類似のものより成る煙霧体を導入混
合せしめ、それらによるスプレイ作用と共に上記ノズル
周辺を溶媒をもって潤ほし、かつ洗浄し、上記エマルジ
ョン接着剤の皮張り発生を未然に防止することを特長と
する方法と装置とである。
本発明の方法には三種ある。各項目毎に分けて説明す
る。
第一の方法 本方法は二流体スプレイにおけるものであり、本発明
の特定発明である。第1図を参照されたい。本方法は従
来の二流体スプレイ方法における圧縮エア(CA)の供給
回路(8)内に溶媒(S)の煙霧体(Sa)を導入供給す
ることである。即ちスプレイエアである圧縮エア(CA)
の供給回路(8)上で、かつガン(1)ボディ(2)に
できうる限り近い場所に、溶媒(S)の煙霧体(Sa)を
導入する供給口(18)を内設することである。その近い
場所の望ましい理由は複雑な回路を通した場合には、煙
霧体中の溶媒の微粒子が凝集して滴状となり、それがス
プレイされて塗布膜面を稀釋し、同膜面を荒すことにな
るからである。
このようにして溶媒の微粒子を含んだ圧縮エア(CA
s)がその噴出通路(4)の末端の噴出口(4M)より噴
出し、第2図に示すようにエマルジョン接着剤(L)の
噴出孔(5)の開口部(5M)の周辺部に打ち当り、その
溶媒の微粒子が付着し、同部を湿らす、即ち同部に溶媒
の薄膜を形成し、それによって第3図に示すように、噴
出するエマルジョン接着剤の残渣(Z)を稀釋し、それ
らの付着を排除するものである。
このようにして、エマルジョン接着剤などの残渣は、
粒子といえども、その噴出孔(5)の開口部(5M)周辺
には付着し得ないのである。従ってこれら残渣が成長し
て噴出孔(5)を狭めたり、塞いだり、皮張り(Z)し
たりすることは全く発生し得なくなるのである。即ち、
常にノズルを洗浄し、奇麗に保つことになるので、手入
れの必要がなく工数は大幅に削減されるのである。
なほ、上記の場合の溶媒の消費量は極めて僅少であ
り、実験の結果によると、接着剤などの2%(重量比)
以下ですむことが確認されている。
また対象とする接着剤又はコーティング剤としては溶
媒型又はエマルジョン型のものが望ましいが、特に現段
階の実験においてはエマルジョン型接着剤に対して、特
にその溶媒が水、又は水に5%以下のアルコール系溶剤
の含まれたものに対しては、顕著な効果が認められてい
る。
また本発明に使用される溶媒の消費量は僅少であり、
実験によると、接着剤又はコーティング剤の重量比2%
以下で十分であることが立証されている。
次に本発明による溶媒より成る煙霧体を圧縮気体回路
内に導入即ちそれらの流出時機及びそれらの時間につい
ては、各種のパターンがあり、それらの代表的な例をあ
げる。第4図を参照されたい。
“A"パターン エマルジョン接着剤の連続的又は断続的吐出において
常にエマルジョン接着剤(L)と圧縮気体(CA)と、そ
して溶媒の煙霧体(Sa)等の開閉がすべて同一歩調をと
るものである。
“B"パターン エマルジョン接着剤(L)と圧縮気体(CA)とは同一
歩調をとるが、それらの噴出時間内において溶媒の煙霧
体(Sa)のみは、より短く断続的である。
“C"パターン 断続的開閉によるエマルジョン接着剤(L)の吐出に
おいて、該吐出時間の前後に僅少時間(a,b)のプラス
された即ちより多い時間、圧縮気体(CA)及び、溶媒の
煙霧体(Sa)が同時機かつ同時間噴出されるパターンで
ある。
“D"パターン 断続的開閉によるエマルジョン接着剤(L)の吐出に
おいて、その吐出時間の前後にある時間がプラスされた
より多くの時間圧縮気体(CA)は上記“C"パターンにお
けるが如く噴出されるが、溶媒の煙霧体(Sa)は、圧縮
気体(CA)の“閉”時点(T1)の前後に亘るかつ比較的
短い時間(c,d)、圧縮気体(CA)内に流出導入される
ものである。
第二の方法 上述の説明にては、二流体スプレイの場合について述
べたが、本発明の方法は一流体スプレイ即ちエアレスス
プレイにおいても適用することができる。それはエアレ
ススプレイにおいてエアを補助的に使う場合がある。そ
れはエアレス・スプレイ又はエアミックススプレイとも
いわれているものである。これはエアレススプレイする
場合、そのスプレイパターンを匡正するため、ノズルの
外方よりエアを吹き付けるものである。いわゆるパター
ンエアである。例えば、第9図に見られるように、エア
レススプレイによるスプレイパターン(SP)の両端にテ
イル(T)とよばれるものが生じる。これは一般に霧化
しにくい即ち滴状となっている場合が多い。これをなく
す為に、業界では一般にパターンエアに類するエア吹き
付けを行なっている。しかし、これらの方法における欠
点は圧縮エアーをノズル孔に向けて噴出させるために、
その空気の流れがエアレスノズルのオリフィスやその周
辺に噴出液の残渣が乾燥し、いわゆる皮張り現象が発生
し易くなる。そもそもエアレススプレイにおいては比較
的高い液圧(20kg/cm2〜150kg/m2)でスプレイさせる
為、その皮張りが僅少であれば、それらの影響は少く、
スプレイの継続は可能ではあるが、そのノズル付近に付
着している残渣や皮張りしたエマルジョン接着剤が一緒
に噴出されると、俗にコブと呼ばれる異物の状態で、塗
膜面上に付着することになる。これらはコーティングに
おいては致命的な塗膜欠陥となる。この場合本発明の方
法を利用することにより上記の問題を解決することがで
きるのである。第5図を参照されたい。溶媒の煙霧体
(Sa)又は同煙霧体(Sa)と圧縮気体(CA)との混合体
を、エアレススプレイノズル(68)の外周上の適切な位
置に設けられた気体の噴出口(76M)より、該ノズルの
先端部に向けて吹付け、パターンエアの作動により、上
述のテイル(T)を解消せしめることができるのであ
る。それと同時に、上述の煙霧体の微粒子は、上記ノズ
ルの周辺付近に付着、凝集液化して液膜となり、噴出す
る液体の残渣の付着を防ぎ、溶解し、皮張りの発生を未
然に防止するのである。
第三の方法 上述のエアレススプレイに対する本発明の方法を更に
発展させて、エクストルージョンノズルに対して適用し
たものが本方法である。エアレススプレイノズルとエク
ストルージョンノズルとは基本的には同一であるので、
上述と同様に第5図を参照されたい。即ちエマルジョン
接着剤(L)はノズル(68)より吐出し、また煙霧体
(Sa)又はそれと圧縮気体(CA)との混合体が、上記ノ
ズル(68)の周辺より複数本の噴出口(76M,77M)より
該ノズル孔の周辺を目がけて噴出される。そしてその周
辺には煙霧体の溶媒が凝集して膜状となって付着し、残
渣はそれによって溶解し、皮張りの発生を未然に防止す
るのである。上記煙霧体や圧縮気体の噴出は、前記のス
プレイエアでもなく、またパターンエアでもなく、ノズ
ル洗浄専用のものである。
上述のエクストルージョンノズルは丸型の場合を説明
したが、スリットノズルに対しても適用される。スリッ
トノズルの先端部は直線状のリップが二本、相対して設
けられるが、これらリップの両側外方より煙霧体を吹付
けることになる。ただし実際問題としては、第7図に示
す如く、一方側のリップに対してのみ吹付けてもよい。
同スリットノズル(95)においては、塗布進行方向
(F)に対する後側即ちスリットのリップの後側(97)
にのみ、溶媒の煙霧体(Sa)の含まれた圧縮エア(CA
s)を吹き付ければよい。理由は同リップ(97)上に残
渣の付着している場合には、その航跡を塗布膜面上に残
すことになるからである。
また同スリットノズルの先端は、第8図に見られるよ
うに、そのリップの前側(106)即ち進行方向側のリッ
プの被塗物(P)面上に接触せしめつつ塗布する場合が
多い。いわゆる接触式塗布方法である。
同じ接触式かつエクストルージョン式であるボール式
転写ノズルに対しても本発明の方法は適用することがで
きる。同ノズルは第6図に示すように、ボールペン式の
吐出ノズルである。ボール(86)をとめているリップ
(85)の外周辺を外方より煙霧体の溶媒を吹付け、リッ
プ周辺を潤ほすことにより皮張りを未然に防止し、常に
綺麗な転写を行なうことができるのである。
次に本発明による装置について説明する。本装置も上
述の三方法に従い三種に分けられる。
第一の装置 第1図を参照されたい。ガン(1)に供給される操作
エア(OA)及びエマルジョン接着剤(L)、圧縮気体
(CA)等の配管(36,46,8)は従来のものとほぼ同様で
ある。相異点は、同図にも示されているように、圧縮気
体(CA)の供給配管(8)内に溶媒の煙霧体(Sa)の供
給口(18)の設けられていることである。該煙霧体(S
a)の供給口(18)の反対側は当然煙霧体の発生装置に
配管接続される。同図にてはその発生装置として煙霧体
発生装置(11)が示されている。同煙霧体発生装置は、
エアロゾル発生装置ともいわれており、密閉された容器
(12)の中に、ある必要とする液体を入れ同液体の下部
より気体をノズル孔(14)より噴出し、その気泡(Sb)
が上昇、液面にて破裂する際に、その気膜が飛散、微粒
子となって気体中に分散し、それらの煙霧体が得られる
というものである。
本発明にては当然、その液体として溶媒が用いられる
ので、溶媒の煙霧体が得られる。
その他、溶媒の煙霧体を得る装置としては液体の加熱
式(加湿器など)又はスプレイ式ベンチュリ管式、超音
波式などを利用することもできる。
上述の説明にては、溶媒の煙霧体の供給口(18)を圧
縮気体の配管(8)内に設けたが、この際、該供給口
(18)は圧縮気体用開閉バルブ(24)の下流側に設ける
ことが望ましい。理由は煙霧体の通路上に障害物がある
と、前述したようにそれらが凝集して液滴化する恐れが
あるからである。
更に上記煙霧体の供給口をガンボディ(2)内の圧縮
気体通路(4)内に(51)又はエアキャップ内に設ける
(53)こともできる。
第二の装置 エアレススプレイノズルの先端外側に、パターンエア
の噴出口を設けたものである。同噴出口の数、位置、方
向、大きさは、パターンコントロールの求めに応じ、種
々の形態があるが、第5図は基本的説明として、二個、
両側に設けたものである。パターンエアは圧縮気体
(A)であり、該気体の供給配管(75)の中に、煙霧体
(Sa)の供給口(73)を設けたものである。同供給口の
反対側は煙霧体発生装置(71)に、また圧縮気体供給配
管の反対側はソレノイドバルブを介して、CA源に、及び
電気配線はコントローラに接続される、その他、液体
(L)の供給装置及びガンの操作エアの供給装置は従来
のものと同様につき説明は省略する。
第三の装置 上述の第二の装置におけるパターンエア配管に代わっ
て、それが専用の煙霧体又はそれと圧縮気体との混合体
の噴出口をエクストルージョンノズルの外周辺に複数個
設けることであって、原理的には上述の第二の装置と同
様につき説明は省略する。
[効果] 以上のように本発明によればエマルジョン型又は溶剤
型接着剤又はコーティング剤をスプレイ又は吐出する際
に、そのノズル上に発生する皮張り現象を未然に防止
し、作業効率の向上に大きく寄与するものある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の特定発明である第一の方法の説明図第
2図及び第3図は上記方法による作用説明図 第4図は
上記方法における液体と圧縮気体と煙霧体らの噴出時機
とその時間のタイミングの4種のパターンのタイムグラ
フ 第5図は本発明の第二の方法によるエアレススプレ
イノズル及び第二の方法によるエクストルージョンノズ
ルの構造側断面図 第6図は同上発明をボール式転写ノ
ズルに適用した場合の側断面図 第7図は同上発明をス
リットノズルに適用した場合の側断面図 第8図は同上
スリットノズルの接触塗布に適用した場合の側断面図
第9図は従来のエアレススプレイノズルによるスプレイ
パターンにおいてテイル現象の発生した状態説明図 主要な符号の説明 1……二流体スプレイガン、2……ガンボデイ、4……
圧縮気体噴出通路、4M……圧縮気体噴出口、5……ノズ
ル孔、5M……ノズル孔先端、6……エアキャップ、8…
…圧縮気体供給配管、11……煙霧体発生装置、18……煙
霧体供給口、61……エアレススプレイガン又はエクスト
ルージョンガン、68……エアレススプレイノズル又はエ
クストルージョンノズル、76M,77M……煙霧体噴出口、8
1……ボール式転写ノズル、85……ボール用リップ、86
……ボール、95……スリットノズル、96,97……スリッ
トダイ用リップ、106,107……スリットダイ用リップ、C
A……圧縮気体、CAs……圧縮気体と溶媒の煙霧体との混
合体、L……液体、Sa……溶媒の煙霧体、Z……残渣

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液状の溶剤型接着剤又は液状の溶剤型コー
    ティング剤の二流体スプレイ方法において、スプレイ用
    の圧縮気体供給回路内に、溶剤を収容した容器内の液面
    下に圧力気体を噴出させて気泡を発生させ、その気泡が
    液面で破裂する際に得られる煙霧体を導入しつつ、その
    混合気体をもって二流体スプレイノズルよりスプレイ
    し、該ノズル及び/又はその付近に発生する皮張りを未
    然に防止することを特徴とする、ノズル部の皮張り防止
    方法。
  2. 【請求項2】エマルジョン型接着剤又はエマルジョン型
    コーティング剤の二流体スプレイ方法において、圧縮気
    体の回路内に、煙霧体の発生装置により発生させた水又
    は水に5%以下のアルコール系溶剤より成る微粒子を含
    有する煙霧体を導入し、その混合気体をもって二流体ス
    プレイノズルよりスプレイし、該ノズル及び/又はその
    付近に発生する皮張りを未然に防止することを特徴とす
    る、ノズル部の皮張り防止方法。
  3. 【請求項3】エマルジョン型接着剤又はエマルジョン型
    コーティング剤の噴出用二流体スプレイガンと、煙霧体
    発生装置と、より構成され、前記二流体スプレイガンに
    供給する圧縮気体の回路内に前記煙霧体発生装置で発生
    させた煙霧体を導入するための煙霧体供給口が設けら
    れ、該煙霧体供給口は煙霧体発生装置に配管接続されて
    いることを特徴とする、ノズル部の皮張り防止装置。
  4. 【請求項4】エマルジョン型接着剤又はエマルジョン型
    コーティング剤のエアレススプレイ方法において、煙霧
    体の発生装置により発生させた水又は水に5%以下のア
    ルコール系溶剤より成る微粒子を含有する煙霧体又は該
    煙霧体と圧縮気体との混合体を、エアレススプレイノズ
    ルの先端部に向けて吹き付けつつエアレススプレイする
    ことにより、ノズル部に発生する皮張りを防止すること
    を特徴とする、ノズル部の皮張り防止方法。
  5. 【請求項5】エマルジョン型接着剤又はエマルジョン型
    コーティング剤の噴出用エアレススプレイガンと、煙霧
    体発生装置と、より構成され、前記エアレススプレイガ
    ンのノズルの周囲よりノズルの先端部へ向けて少なくと
    も1本の気体の噴出口を設け、該気体噴出口に気体を供
    給する気体供給回路内に、前記煙霧体発生装置で発生さ
    せた煙霧体を導入するための煙霧体供給口が設けられ、
    該煙霧体供給口は煙霧体発生装置に配管接続されている
    ことを特徴とする、ノズル部の皮張り防止装置。
  6. 【請求項6】エマルジョン型接着剤又はエマルジョン型
    コーティング剤をスリットノズルから吐出する方法にお
    いて、霧体の発生装置により発生させた水又は水に5%
    以下のアルコール系溶剤より成る微粒子を含有する煙霧
    体又は該煙霧体と圧縮気体との混合体を、スリットノズ
    ルの先端部に向けて吹き付けつつ、スリットノズルから
    エマルジョン型接着剤又はエマルジョン型コーティング
    剤を吐出することにより、該スリットノズルの先端部に
    発生する皮張りを防止することを特徴とする、ノズル部
    の皮張り防止方法。
  7. 【請求項7】エマルジョン型接着剤又はエマルジョン型
    コーティング剤の噴出用スリットノズルと、煙霧体発生
    装置と、より構成され、前記スリットノズルの周囲より
    該スリットノズル先端部にむけて少なくとも1本の気体
    噴出口を設け、かつ該気体噴出口に気体を供給する気体
    供給回路内に、前記煙霧体発生装置で発生させた煙霧体
    を導入するための煙霧体供給口が設けられ、該煙霧体供
    給口は煙霧体発生装置に配管接続されていることを特徴
    とする、ノズル部の皮張り防止装置。
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