JPH06133978A - 結石破砕装置 - Google Patents

結石破砕装置

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JPH06133978A
JPH06133978A JP4284218A JP28421892A JPH06133978A JP H06133978 A JPH06133978 A JP H06133978A JP 4284218 A JP4284218 A JP 4284218A JP 28421892 A JP28421892 A JP 28421892A JP H06133978 A JPH06133978 A JP H06133978A
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JP
Japan
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calculus
basket
hole
coil sheath
wire
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4284218A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Okada
勉 岡田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH06133978A publication Critical patent/JPH06133978A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、操作ワイヤをたるませることなく簡
便に巻取り軸の通孔に挿入できるとともに操作ワイヤを
確実に巻き上げることができる結石破砕装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】結石破砕用操作ワイヤ13a〜13cが挿通さ
れるコイルシース11を取り付ける取付部22を有した
枠体15に、前記コイルシース11から繰り出される前
記操作ワイヤ13a〜13cの基端を通す通孔18を有
して前記操作ワイヤ13a〜13cの基端を通孔18に
通して回転することにより前記操作ワイヤ13a〜13
cを巻き上げて牽引する巻取り軸17を設けた結石破砕
装置において、前記取付部22と前記通孔18との間に
延在して前記操作ワイヤ13a〜13cの基端を前記通
孔18へ誘導するガイド部材26を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体腔内に生じた結石を
破砕するための結石破砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】胆道や膀胱等の臓器内に結石が発生する
と、患者に悪影響を及ぼす。特に、肥大した結石は患者
に与える苦痛が極めて大きい。そこで、内視鏡を用い
て、結石破砕装置を体腔内に導き入れ、その体腔内に発
生した結石を破砕して体外に排出させたり、取り出した
りする処置が行われている。
【0003】この種の処置に用いられる結石破砕装置と
して、DE 3316260や特公昭63−20140 号公報で知られ
たものがある。これらは、操作ワイヤの先端にバスケッ
トを設け、このバスケットを操作ワイヤとともに、可撓
性シース内に挿入し、その可撓性シースの後端部に接続
された操作部によって、操作ワイヤを押引き進退するこ
とで、バスケット内に結石を取り込み、バスケットを縮
小することにより結石を押し潰して破砕するものであ
る。
【0004】しかし、バスケット内に結石を取り込んで
破砕する際、例えば、バスケットが例えば胆管内で引っ
掛かり、そのままでは操作ワイヤが胆管から抜けなくな
ることがある。この際には、可撓性シースと操作部とを
取り外し、さらに、操作ワイヤ後端の硬性部を切断し
て、内視鏡と可撓性シースを体内から抜去し、新たに可
撓性シースを挿入させて、操作ワイヤを牽引する操作部
を接続して、操作ワイヤをハンドル等で巻き取り、より
強い破砕力で結石を破砕する方式の装置もある。このよ
うな装置として、例えば独特DE3343231(C2) のもの
がある。このような強い破砕力で結石を破砕するための
操作部としては、特開平 2−271850号公報に示されるよ
うな反転防止のラチェット機構付の巻上げ方式がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなワイヤ巻取
り式のワイヤ操作機構の一例を図6で示す。先端にバス
ケット1を設けた操作ワイヤ2を挿通する可撓性のコイ
ルシース3の基端に連結した操作部4の枠5には、ハン
ドル6によって回転操作される巻取り軸7が設けられて
いる。この巻取り軸7には前述した操作ワイヤ2の基端
部分を通す通孔8を設けている。この通孔8に操作ワイ
ヤ2の基端を挿通することはかなり面倒であった。特
に、操作ワイヤ2が複数本で構成される場合は、非常に
困難であった。また、通孔8に操作ワイヤ2を挿入でき
ても、図6で示す如く、操作ワイヤ2の一部にたるみ9
を生じてしまうと、そのまま巻取り軸7に巻き取った
際、コイルシース3内でも操作ワイヤ2の部分にたるみ
が生じ、牽引抵抗が増大して充分に牽引できなくなるこ
とが起こり得る。
【0006】本発明は前記課題に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、操作ワイヤをたるませる
ことなく、巻取り軸の通孔へ簡単に挿入できるととも
に、その操作ワイヤを確実に巻き上げることができる結
石破砕装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の結石破砕装置
は、結石破砕用操作ワイヤが挿通されるシースと、この
シースを取り付ける取付部を有した操作部本体と、この
操作部本体に設けられ前記シースから繰り出される前記
操作ワイヤの基端を通す通孔を有して前記操作ワイヤの
基端を通孔に通して回転することにより前記操作ワイヤ
を巻き上げて牽引する巻取り軸と、前記操作部本体に設
けられ前記取付部と前記通孔との間に延在して前記操作
ワイヤの基端を前記通孔へ誘導する誘導部材とを具備す
る。
【0008】
【実施例】本発明の第1の実施例に係る結石破砕装置を
図1〜図2を参照して説明する。同図において、11は
密巻き可撓性コイルシースであり、この内部には、先端
にバスケット12を有する3本の操作ワイヤ13a,1
3b,13cを挿通するようになっている。コイルシー
ス11の基端には操作部14が着脱自在に連結される。
操作部14の枠体(操作部本体)15には、ハンドル1
6によって回転操作される巻取り軸17が設けられてい
る。この巻取り軸17の中間部分には前述した3本の操
作ワイヤ13a,13b,13cの各基端部分をまとめ
て一緒に通すための通孔18が横切って貫通した状態で
設けられている。
【0009】操作部14の枠体15は囲まれた空間19
を有するが、前記巻取り軸17を横切る前後の一辺15
aに前記コイルシース11の基端を連結する取付部22
を設け、それに対向する辺15bにはグリップ23が取
着されている。そして、前記巻取り軸17は、その取付
部22とグリップ23を結ぶ中心軸に直交して前記空間
19を横切って他の対向する一対の辺15c,15dの
間に架設されている。また、前記通孔18は、取付部1
7とグリップ23を結ぶ中心軸に交差する箇所の巻取り
軸17の部分に設けられている。
【0010】操作部14の空間19内においてハンドル
16に近接する巻取り軸17の部分には、ラチェットギ
ア24が固定的に設けられ、枠体15には、そのラチェ
ットギア24に係止するラチェット爪25が設けられて
いる。このラチェットギア24とラチェット爪25は、
巻取り軸17の巻き上げ回転時に、その逆転を阻止する
ラチェット機構を構成している。ラチェット爪25はそ
れ自身または他の弾性部材等の付勢手段によってラチェ
ットギア24に係止する向きに付勢されている。また、
手で直接または何らかの操作手段で、ラチェットギア2
4からラチェット爪25を引き上げれば、その解除も可
能なものである。
【0011】さらに、取付部22を設けた枠体15の一
辺15aには、その枠体15に囲まれた空間19内の前
記通孔18に向かってその通孔18の近傍まで延びる硬
質管からなる筒状のガイド(誘導)部材26が突き出し
て設けられている。このガイド部材26は、取付部22
に連結するコイルシース11の内腔にその中心軸を一致
させて連通するようになっている。
【0012】このように構成された結石破砕装置は以下
のようにして使用する。経内視鏡的に体腔内の胆管内に
挿入されたバスケット鉗子またはバスケット型砕石具に
て、結石を把持する。バスケット12に把持された結石
Aがその胆管から引き出すことができない大きさであっ
たり、挿入したバスケット鉗子または砕石具の耐強度で
は、破砕できない硬さの結石Aであったりする場合に
は、そのバスケット鉗子または砕石具のシースを抜去
し、さらに、内視鏡を体内から抜去する。
【0013】このとき、操作ワイヤ13a〜13cの基
端の硬質部を切断する。このようにして、体内に残され
たバスケット12の操作ワイヤ13a〜13cに前述し
た結石破砕装置のコイルシース11を被せながら、その
コイルシース11を体内に挿入する。そして、コイルシ
ース11の基端を操作部14の取付部22に取り付ける
際、コイルシース11の基端より出ている操作ワイヤ1
3a〜13cの基端部分を一緒にまとめてガイド部材2
6を通して巻取り軸17の通孔18に差し込む。この
際、ガイド部材26はコイルシース11の基端から巻取
り軸17の通孔18近傍まで、その操作ワイヤ13a〜
13cの基端部分を誘導するから、それを通孔18に通
すのが容易であり、また、操作ワイヤ13a〜13c
は、たるみが規制されるため、途中でたるむことなく巻
取り軸17の通孔18に通されて突き抜ける(図1を参
照)。
【0014】次いで、ラチェットギア24とラチェット
爪25からなるラチェット機構による逆転阻止作用を働
かしながら、ハンドル16を回転操作し、巻取り軸17
に操作ワイヤ13a〜13cを巻き付けて、そのバスケ
ット12におけるワイヤを牽引し、そのバスケット12
をコイルシース11内に引き込んで、結石Aを破砕す
る。
【0015】以上のごとく、ガイド部材26により、操
作ワイヤ13a〜13cにたるみが生じないため、操作
ワイヤ13a〜13cを巻取り軸17に均等に巻き付け
ることができ、牽引の際の抵抗が増えることもなく、確
実に牽引することができる。
【0016】図3は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。この第2の実施例でのガイド部材26は透明で軟
質の材料から成り、また、前述した第1の実施例のガイ
ド部材のものより若干長く、その延出先端が巻取り軸1
7に接触している。ラチェットギア24とラチェット爪
25からなるラチェット機構は、枠体15の外部に位置
して設けられている。その他の構成は前述した第1の実
施例と同様である。
【0017】このような構成によれば、第1の実施例の
効果の他に、操作ワイヤ13a,13b,13cを通孔
18に通す際、ガイド部材26内の操作ワイヤ13a,
13b,13cが見えるので、通し易く、また、巻取り
軸17にガイド部材26が接触しても回転時に軟質なガ
イド部材26が湾曲するので回転に支承なく、ガイド部
材26を通孔18の至近まで充分に延ばすことができ
る。さらに、ラチェットギア24が枠体15の外部にあ
るので、巻き取ったワイヤ13a〜13cが、そのラチ
ェットギア24に絡み付くことがない。ワイヤ13a〜
13cはある程度硬いため、巻取り軸17に密に巻き付
き難く、膨らんで横に逸れやすいが、枠体15が隔壁と
なって、それを極力阻止し、かつ、ラチェットギア24
に絡み付くのを防止する。
【0018】図4は本発明の第3の実施例を示すもので
ある。この実施例では、操作部14の枠体15が円形状
に形成されており、また、通孔18付近とラチェット機
構を隔離する隔壁27を形成している。さらに、ガイド
部材26の先端部分はテーパ状に形成され、このテーパ
部28によりガイド部材26の内腔が通孔18に向かっ
て縮径しているので、そのガイド部材26で誘導するワ
イヤ13a〜13cを纏めるため、通孔18に導入し易
い。
【0019】図5は本発明の第4の実施例を示すもので
ある。この実施例でのガイド部材26は、その先端から
左右2つのつば28a,28bを突設している。巻取り
軸17はこの一対のつば28a,28bを貫通してお
り、一対のつば28a,28bは通孔18の部分を挟ん
で向かい合い、巻取室29を形成している。
【0020】しかして、第1の実施例の効果の他に、操
作ワイヤ13a〜13bは,巻取室29の中で巻取り軸
17の外周に巻き取られ、その外へ出ないので、ラチェ
ット機構のラチェットギア24に絡み付くことがないと
いう効果を奏する。さらに、巻き取り範囲が狭く、中心
に近い範囲で巻き取るので、操作ワイヤ13a〜13b
への牽引力の伝達が効率よく行なわれる。本発明は前述
した各実施例のものに限定されるものではなく、その要
旨を変更しない範囲で種々の変形例が考えられるもので
ある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ース用取付部と巻取り軸の通孔との間に延在するワイヤ
誘導部材を設けたので、シースから巻取り軸の通孔へ操
作ワイヤ基端部を弛ませることなく、その操作ワイヤを
通孔へ容易に通すことができ、また、巻取り軸に操作ワ
イヤを確実に巻き上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る結石破砕装置の外
観図。
【図2】同じく本発明の第1の実施例に係る結石破砕装
置の破砕時の外観図。
【図3】本発明の第2の実施例に係る結石破砕装置の外
観図。
【図4】本発明の第3の実施例に係る結石破砕装置の外
観図。
【図5】本発明の第4の実施例に係る結石破砕装置の外
観図。
【図6】従来の結石破砕装置の外観図。
【符号の説明】
11…コイルシース、12…バスケット、13a〜13
c…操作ワイヤ、14…操作部、15…枠体、17…巻
取り軸、18…通孔、22…取付部、26…ガイド部
材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結石破砕用操作ワイヤが挿通されるシース
    と、このシースを取り付ける取付部を有した操作部本体
    と、この操作部本体に設けられ前記シースから繰り出さ
    れる前記操作ワイヤの基端を通す通孔を有して前記操作
    ワイヤの基端を通孔に通して回転することにより前記操
    作ワイヤを巻き上げて牽引する巻取り軸と、前記操作部
    本体に設けられ前記取付部と前記通孔との間に延在して
    前記操作ワイヤの基端を前記通孔へ誘導する誘導部材と
    を具備することを特徴とする結石破砕装置。
JP4284218A 1992-10-22 1992-10-22 結石破砕装置 Withdrawn JPH06133978A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4284218A JPH06133978A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 結石破砕装置

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JP4284218A JPH06133978A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 結石破砕装置

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JPH06133978A true JPH06133978A (ja) 1994-05-17

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ID=17675701

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JP4284218A Withdrawn JPH06133978A (ja) 1992-10-22 1992-10-22 結石破砕装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1460946A1 (en) * 2001-12-12 2004-09-29 C.R. Bard Inc. Articulating stone basket
CN107072682A (zh) * 2015-05-19 2017-08-18 奥林巴斯株式会社 内窥镜用处置器具
US11504143B2 (en) 2018-06-28 2022-11-22 Olympus Corporation Endoscope treatment tool

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Effective date: 20000104