JPH06133719A - 干果吊り下げ具 - Google Patents
干果吊り下げ具Info
- Publication number
- JPH06133719A JPH06133719A JP28622792A JP28622792A JPH06133719A JP H06133719 A JPH06133719 A JP H06133719A JP 28622792 A JP28622792 A JP 28622792A JP 28622792 A JP28622792 A JP 28622792A JP H06133719 A JPH06133719 A JP H06133719A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanging
- dried
- fruit
- fruits
- fix
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 干し柿を作る干し柿の製造法並びに干し柿を
作るための吊し柿保持具を提供すること。 【構成】 吊体１に果柄２を固定する複数個の保持体３
を、干果を干すことのできる間隔を置いて並設した干果
吊り下げ具。
作るための吊し柿保持具を提供すること。 【構成】 吊体１に果柄２を固定する複数個の保持体３
を、干果を干すことのできる間隔を置いて並設した干果
吊り下げ具。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は例えば干し柿を作る干果
吊り下げ具に係るものである。
吊り下げ具に係るものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】干し柿
を製造するには、皮をむいた吊し柿を適宜な手段で沢山
吊下げ、長い期間天日乾燥しなければならない。
を製造するには、皮をむいた吊し柿を適宜な手段で沢山
吊下げ、長い期間天日乾燥しなければならない。
【０００３】その方法としては１０個程度の吊し柿を串
で差し通し、この串をすだれのように多段に吊り下げる
方法や吊り糸で多段に吊し柿の果柄を適当間隔を置いて
縛着し、これを紐のれんのように並列に吊り下げる方法
などが採用されているが、どちらの方法もその作業が極
めて厄介である。
で差し通し、この串をすだれのように多段に吊り下げる
方法や吊り糸で多段に吊し柿の果柄を適当間隔を置いて
縛着し、これを紐のれんのように並列に吊り下げる方法
などが採用されているが、どちらの方法もその作業が極
めて厄介である。
【０００４】特に串さしよりは糸で縛る方法の方が柿自
体を傷つけないから商品価値が高いのであるが、糸の縛
着作業は非常に厄介である。
体を傷つけないから商品価値が高いのであるが、糸の縛
着作業は非常に厄介である。
【０００５】本発明者は柿の皮剥き器を開発し、実用化
に成功しているが、長い間次の課題として簡単に沢山の
吊し柿を吊り下げる方法がないかと研究して来たが、糸
や串を用いない方法はないかと着眼し本発明を完成し
た。
に成功しているが、長い間次の課題として簡単に沢山の
吊し柿を吊り下げる方法がないかと研究して来たが、糸
や串を用いない方法はないかと着眼し本発明を完成し
た。
【０００６】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【０００７】吊体１に果柄２を固定する複数個の保持体
３を、干果を干すことのできる間隔を置いて並設したこ
とを特徴とする干果吊り下げ具に係るものである。
３を、干果を干すことのできる間隔を置いて並設したこ
とを特徴とする干果吊り下げ具に係るものである。
【０００８】また、吊杆状の吊体１に、基端にスライド
孔４を設け先端側にＶ溝５を設けた板状の複数個の保持
体３をスライド自在，回動自在，且つ干果の荷重により
固定可能に設けたことを特徴とする干果吊り下げ具に係
るものである。
孔４を設け先端側にＶ溝５を設けた板状の複数個の保持
体３をスライド自在，回動自在，且つ干果の荷重により
固定可能に設けたことを特徴とする干果吊り下げ具に係
るものである。
【０００９】また、板状の吊体１を屈曲して複数個の突
出部６を突設して保持体３を形成し、この保持体３の突
出部６に果柄２を係止する係止部７を設けたことを特徴
とする干果吊り下げ具に係るものである。
出部６を突設して保持体３を形成し、この保持体３の突
出部６に果柄２を係止する係止部７を設けたことを特徴
とする干果吊り下げ具に係るものである。
【００１０】
【作用】実施の一例として干し柿の製造の場合について
説明する。
説明する。
【００１１】請求項１記載の発明について説明する。
【００１２】吊体１に付設されている複数個の保持体３
に柿の果柄２を固定し、軒先などに吊り下げて天日乾燥
して干し柿を作る。
に柿の果柄２を固定し、軒先などに吊り下げて天日乾燥
して干し柿を作る。
【００１３】請求項２記載の発明について説明する。
【００１４】吊体１に保持体３をスライド孔４を介して
連結すると、保持体３はスライド可能であるから吊体１
の所望位置に所望の上向き角度でスライドさせ、且つ所
望方向に回動させ、保持体３の先端に設けたＶ溝５に柿
の果柄２を圧入すると、柿の自重により保持体３が吊体
１に固定され、軒先などに吊り下げて前記同様に天日乾
燥して干し柿を作る。
連結すると、保持体３はスライド可能であるから吊体１
の所望位置に所望の上向き角度でスライドさせ、且つ所
望方向に回動させ、保持体３の先端に設けたＶ溝５に柿
の果柄２を圧入すると、柿の自重により保持体３が吊体
１に固定され、軒先などに吊り下げて前記同様に天日乾
燥して干し柿を作る。
【００１５】請求項３記載の発明について説明する。
【００１６】板状の吊体１に突出形成せしめた複数個の
突出部６に設けた係止部７に柿の果柄を係止することに
より、保持体３に柿の果柄２を固定し、前記同様に天日
乾燥して干し柿を作る。
突出部６に設けた係止部７に柿の果柄を係止することに
より、保持体３に柿の果柄２を固定し、前記同様に天日
乾燥して干し柿を作る。
【００１７】
【実施例】図１及び図２は請求項１及び２に係る第一実
施例であり、金属杆８の上下端部にフック部９を形成し
て吊体１を形成する。金属板体10の基端にスライド孔４
を設け、先端側を少し上向きに折曲し、この折曲部11の
先端縁にＶ溝５を切欠して保持体３を形成する。
施例であり、金属杆８の上下端部にフック部９を形成し
て吊体１を形成する。金属板体10の基端にスライド孔４
を設け、先端側を少し上向きに折曲し、この折曲部11の
先端縁にＶ溝５を切欠して保持体３を形成する。
【００１８】吊体１の金属杆８に複数個の保持体３を、
スライド孔４を金属杆８に嵌合して両者を連結すると、
吊体１に対して板状の保持体３は上下方向にスライド自
在となり、吊体１を軸として回動自在となる。また、保
持体３先端部に設けられたＶ溝５に柿などの果柄２を固
定することにより、果実の荷重が保持体３に加わると吊
体１に対して保持体３がスライド不能となり、吊体１と
保持体３が固定される。この際、吊体１を軸にして保持
体３を放射状に配置させた場合には干場面積をとらずに
数多くの干果を吊下することができ効果的である。
スライド孔４を金属杆８に嵌合して両者を連結すると、
吊体１に対して板状の保持体３は上下方向にスライド自
在となり、吊体１を軸として回動自在となる。また、保
持体３先端部に設けられたＶ溝５に柿などの果柄２を固
定することにより、果実の荷重が保持体３に加わると吊
体１に対して保持体３がスライド不能となり、吊体１と
保持体３が固定される。この際、吊体１を軸にして保持
体３を放射状に配置させた場合には干場面積をとらずに
数多くの干果を吊下することができ効果的である。
【００１９】前記Ｖ溝５の形状は、開口端から果柄２が
挿入され、次第に溝幅が狭くなるので簡単に係止される
ことになる。この場合、図６に示したように単なるＶ状
に形成しても良いが、Ｖ状端縁をノコギリ刃状に形成し
たり、段階状に形成するなど果柄２が確実に係止される
ように配慮することが望ましい。
挿入され、次第に溝幅が狭くなるので簡単に係止される
ことになる。この場合、図６に示したように単なるＶ状
に形成しても良いが、Ｖ状端縁をノコギリ刃状に形成し
たり、段階状に形成するなど果柄２が確実に係止される
ように配慮することが望ましい。
【００２０】図３は請求項１及び３に係る第二実施例で
あり、細長い金属板12で形成した吊体１をプレス加工し
て先端縁にＶ溝５を設けた打ち抜き片13を斜め上方に折
り曲げて保持体３を形成し、金属板12の上下端部に板端
を切欠してフック部９を形成した場合を図示している。
あり、細長い金属板12で形成した吊体１をプレス加工し
て先端縁にＶ溝５を設けた打ち抜き片13を斜め上方に折
り曲げて保持体３を形成し、金属板12の上下端部に板端
を切欠してフック部９を形成した場合を図示している。
【００２１】図４は請求項１及び３に係る第三実施例で
あり、細長い金属板を屈曲させて突出部６を多段に形成
して吊体１を形成し、この吊体１に三角形状の打抜孔17
を穿設して係止部７を備えた保持体３を形成する。
あり、細長い金属板を屈曲させて突出部６を多段に形成
して吊体１を形成し、この吊体１に三角形状の打抜孔17
を穿設して係止部７を備えた保持体３を形成する。
【００２２】図５は請求項１及び３に係る別スタイルの
第四実施例であり、紐状体16の上下端にフック体18を付
設して吊体１を形成し、この吊体１に係止孔14を２つ穿
設した取付板15'を有するＬ状金属板15の先端にＶ溝５
を設けて保持体３を形成し、この保持体３の２つの係止
孔14に紐状体16を挿通して吊体１に保持体３を係止して
いる場合を図示している。
第四実施例であり、紐状体16の上下端にフック体18を付
設して吊体１を形成し、この吊体１に係止孔14を２つ穿
設した取付板15'を有するＬ状金属板15の先端にＶ溝５
を設けて保持体３を形成し、この保持体３の２つの係止
孔14に紐状体16を挿通して吊体１に保持体３を係止して
いる場合を図示している。
【００２３】
【発明の効果】請求項１に係る本発明は上述のように吊
体に果柄を固定する複数個の保持体を設けたから従来の
糸により干果の果柄を縛る方法に比して極めて容易に干
果を固定することができ、また干果自体を傷つけず干し
上げ得るから商品価値を損なわないなど秀れた特長を発
揮する干果吊り下げ具となる。
体に果柄を固定する複数個の保持体を設けたから従来の
糸により干果の果柄を縛る方法に比して極めて容易に干
果を固定することができ、また干果自体を傷つけず干し
上げ得るから商品価値を損なわないなど秀れた特長を発
揮する干果吊り下げ具となる。
【００２４】請求項２に係る本発明は上述のように上記
請求項１の効果に加えて吊杆状の吊体に複数個の保持体
をスライド自在，回動自在，且つ干果の荷重により固定
可能に設けたから干果の種類や大きさなどに応じて保持
体を固定する位置や枚数を可変することができるなど秀
れた特長を発揮する干果吊り下げ具となる。
請求項１の効果に加えて吊杆状の吊体に複数個の保持体
をスライド自在，回動自在，且つ干果の荷重により固定
可能に設けたから干果の種類や大きさなどに応じて保持
体を固定する位置や枚数を可変することができるなど秀
れた特長を発揮する干果吊り下げ具となる。
【００２５】請求項３に係る本発明は上述のように上記
請求項１の効果に加えて板状の吊体を屈曲して複数個の
突出部を突設して保持体を形成し、この保持体の突出部
に果柄を係止する係止部を設けたから、構造が簡易にし
て生産性に秀れ、耐久性も有するなど秀れた特長を発揮
する干果吊り下げ具となる。
請求項１の効果に加えて板状の吊体を屈曲して複数個の
突出部を突設して保持体を形成し、この保持体の突出部
に果柄を係止する係止部を設けたから、構造が簡易にし
て生産性に秀れ、耐久性も有するなど秀れた特長を発揮
する干果吊り下げ具となる。
【図１】第一実施例の中間部を一部省略した斜視図であ
る。
る。
【図２】第一実施例の保持体の使用状態での概略図であ
る。
る。
【図３】第二実施例の中間部を一部省略した斜視図であ
る。
る。
【図４】第三実施例の中間部を一部省略した斜視図であ
る。
る。
【図５】第四実施例の一部の斜視図である。
【図６】保持体のＶ溝の例を示した平面図である。
１ 吊体 ２ 果柄 ３ 保持体 ４ スライド孔 ５ Ｖ溝 ６ 突出部 ７ 係止部
Claims (3)
- 【請求項１】 吊体に果柄を固定する複数個の保持体
を、干果を干すことのできる間隔を置いて並設したこと
を特徴とする干果吊り下げ具。 - 【請求項２】 吊杆状の吊体に、基端にスライド孔を設
け先端側にＶ溝を設けた板状の複数個の保持体をスライ
ド自在，回動自在，且つ干果の荷重により固定可能に設
けたことを特徴とする干果吊り下げ具。 - 【請求項３】 板状の吊体を屈曲して複数個の突出部を
突設して保持体を形成し、この保持体の突出部に果柄を
係止する係止部を設けたことを特徴とする干果吊り下げ
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28622792A JPH06133719A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 干果吊り下げ具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28622792A JPH06133719A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 干果吊り下げ具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06133719A true JPH06133719A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17701616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28622792A Pending JPH06133719A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 干果吊り下げ具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06133719A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020075538A (ko) * | 2001-03-26 | 2002-10-05 | 주식회사 태승인터내셔널 | 곶감꽂이행거 |
| JP5966176B1 (ja) * | 2016-01-19 | 2016-08-10 | ヤマサ農産有限会社 | 上鎌型物干しハンガー |
| JP2017018084A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | ヤマサ農産有限会社 | 干し果横吊り具 |
| JP2017221154A (ja) * | 2016-06-16 | 2017-12-21 | 株式会社ニフコ | 干し物の吊り下げ用クリップ |
| IT201800005613A1 (it) * | 2018-05-24 | 2019-11-24 | Portaortaggi |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6239560U (ja) * | 1985-08-26 | 1987-03-09 | ||
| JPH0270684U (ja) * | 1988-11-16 | 1990-05-29 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP28622792A patent/JPH06133719A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6239560U (ja) * | 1985-08-26 | 1987-03-09 | ||
| JPH0270684U (ja) * | 1988-11-16 | 1990-05-29 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020075538A (ko) * | 2001-03-26 | 2002-10-05 | 주식회사 태승인터내셔널 | 곶감꽂이행거 |
| JP2017018084A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | ヤマサ農産有限会社 | 干し果横吊り具 |
| JP5966176B1 (ja) * | 2016-01-19 | 2016-08-10 | ヤマサ農産有限会社 | 上鎌型物干しハンガー |
| JP2017221154A (ja) * | 2016-06-16 | 2017-12-21 | 株式会社ニフコ | 干し物の吊り下げ用クリップ |
| IT201800005613A1 (it) * | 2018-05-24 | 2019-11-24 | Portaortaggi |
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