JPS5920957Y2 - 食品切断具 - Google Patents

食品切断具

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JPS5920957Y2
JPS5920957Y2 JP10071180U JP10071180U JPS5920957Y2 JP S5920957 Y2 JPS5920957 Y2 JP S5920957Y2 JP 10071180 U JP10071180 U JP 10071180U JP 10071180 U JP10071180 U JP 10071180U JP S5920957 Y2 JPS5920957 Y2 JP S5920957Y2
Authority
JP
Japan
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cut
blade
holding
cutter
cutting
Prior art date
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Expired
Application number
JP10071180U
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English (en)
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JPS5723995U (ja
Inventor
省二 高橋
Original Assignee
キユーピー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by キユーピー株式会社 filed Critical キユーピー株式会社
Priority to JP10071180U priority Critical patent/JPS5920957Y2/ja
Publication of JPS5723995U publication Critical patent/JPS5723995U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 ゆで卵を薄く輪切りするための切断具が一般家庭に広く
普及しているのは周知の通りである。
周知のように、この切断具は、卵を載せる台と、卵を切
断するためのカッターとからなっている。
台は一般的にプラスチック製であり、高くされた部分の
中央に卵を安定的に載せるための凹み部を設け、また、
一定間隔のスリットを設けである。
方力ツタ−は台のスリツ1への間隔にピアノ線を張つた
ものであり、切る際にこのピアノ線が卵内を通過して前
記スリットを通るようになっている。
スリットを通ることによって完全に卵を切るようになっ
ている。
業務用に用いられるチーズカッター等の切断具も基本的
には同じ構造で台に載せた被切断物をピアノ線等の金属
線で切断するようになっている。
一般家庭で使用する場合は、使用頻度も少なく、被切断
物がゆで卵などの表皮の柔いものであるので、使用上は
とんど問題がないが、特に業務用として用いるような場
合には、被切断物が大きいので使用中金属線がゆるんだ
り、又は切れたりすることがある。
また台の方も、スリットの部分が削損又は切損して使用
に適さなくなる場合がある。
このようなとき、従来のものでは破損部分かたとえ一部
であっても全体を取り替えなければならず、甚だ不経済
であった。
また金属線による切断ではゆで卵、チーズのように表皮
が柔いものは良く切れるが表面の弾性力か゛強い食品、
例えばロングエラグ、ソーセージ、カマボコ等ではむり
に押し切ろうとすると切り線か゛わん曲したり、製品か
゛押しつぶされたりしてうまく切断することができない
尚、上記中ロングエラグとは中央に棒状に成形した卵黄
を配し、その周囲を卵白で囲った円筒状の卵加工品であ
り、表皮が普通のゆで卵にくらべて弾性に富んでおり、
これを輪切りにするとゆで卵の中央部分を輪切りにした
ものと同一のものが複数枚得られる。
本考案は、上記金属線を用いて切断する従来の切断器の
欠点を改善することを目的とするものである。
他の目的は、表面の弾性力が強く内部が柔く壊れ易い食
品でも容易に形をくずさずに切断することのできる切断
器を提供することである。
さらに他の目的は、部分的に破損した場合には、簡単に
部品を取り替えたり修繕することのできる切断器を提供
することである。
以下図示の実施例に基すいて本考案を説明する。
本実施例は、被切断物を載せておく載置台部1と、カッ
タ一部2と、カッタ一部2の回動を制限するストッパー
3と、これらを保持する保持台4とからなっている。
載置台部1は、第3図、第4図に示すポリカーボネイト
からなる小片5を第2図に示すように複数枚並べて両端
に金属板6゜6をあて、ボルト7で゛固定したもので゛
ある。
このポル1へ7は保持台4の両端部に直立させられた固
定台8,8に取り付けられ、載置台部1全体を保持台4
に固定している。
小片5は、前記ボルト7を通すための孔9,9を有する
固定部10と、この固定部10に対して直立させられた
案内腕11と、この案内腕11のつけ根の部分がら一定
半径で円弧状に形成された保持部12と、この保持部1
2に逆向きの円弧で連なっている尾部13とがらなって
いる。
而して、案内腕11の先端は第4図に示すように細くな
るようにされ、かつ固定部10にはこの小片5を第2図
に示したように並べた際に隣合うものとの間にスリット
14が゛形成されるように突部15が設けられている。
上記小片5の保持部12は、複数枚並べた際にここに被
切断物を保持させる部分である。
この小片5の形状は必ずこのような形状にしなければな
らないわけではない。
保持部12を円弧状にしたのは、本実施例が円筒状の被
切断物を切断するためのものだがらである。
被切断物の形状によっては、ここを平らなものにしても
何ら差し支えない。
また案内腕11及び尾部13の形状も同様に変形させる
ことができる。
ただし、尾部13は被切断物を切断した後に、後述のよ
うにカッタ一部2を戻すときに、同時に被切断物を保持
部12から取り出す際に妨げとならないようにしなけれ
ばならない。
カッタ一部2は厚みのある細長い金属板で四角に形成さ
れた枠体16と、この枠体16の外側に取り付けられた
取手17と、枠体16内に一定間隔で複数個並べて取り
付けられた刃18とからなっており、保持台4に直立さ
せられた主柱19に回動自在に取り付けられている。
刃18は第5図に示す形状で0.5mm厚程鹿の金属板
を用いている。
この刃18の刃先部20は鋭くされ良く切れるようにさ
れている。
この刃18の両端には、孔21.21が設けられており
、この孔21.21にポル) 22.22を通して枠体
16に取り付けられる。
この刃18を一定間隔に保つために刃と刃との間にカラ
ーを入れる。
この一定間隔は、前記小片5を並べた際に突部15によ
ってできるスリット14の間隔に等しいのはいうまで゛
もない。
刃18の中央部の巾が狭まくなっているのは切断する際
の被切断物による抵抗を少なくするためであり、本実施
例においては8mmとなるように選んである。
カッタ一部2は、この刃18を載置台部1の小片5の間
にできるスリン1へ14内を通るように回動させるもの
で゛あるが、その移動量はストッパー3によって制限さ
れる。
このストッパー3は、第6図に示すように、刃18の背
部23が小片5の保持部12の底部よりわずか上にある
ように、すなわち、被切断物24を切断した後刃18の
背部23が被切断物24内にわずかにとどまる位置でカ
ッタ一部2の回動が停止するように取り付けられている
本実施例におけるストッパー3は保持台4に直立させら
れた単なる丸棒であるが、もちろんカッタ一部2の回転
部に回転量を制御するための制御部材を設ける等化の方
法によってもよいことはいうまでもない。
いずれにしても大切なことは、図に示すように切り終っ
た後に、刃18全体が被切断物24から外れるのではな
く、その背部23の一部が内側に留まることである。
このように刃18の背部23が被切断物の中にあると、
第6図一点鎖線で示すようにカッタ一部2を戻すときに
被切断物24が刃18についたまま出てくる。
従って、切った後、被切断vIJ24を取り出す際に取
り出し易くまた取り出した後は簡単に外れるので、形が
崩れず、切ったままの奇麗な円盤状のものか得られる。
本実施例を使用するにあたっては、カッタ一部2を回動
させて載置台部1を開けて、その中に被切断物24を置
き、カッタ一部2の取手17を持って回動させる。
すると、刃18が゛載置台部1を構成する小片5間のス
リット14を通して移動しながら被切断物24を切断す
る。
このカッタ一部2の回動はストッパー3で停止する。
このときには、すでに被切断物24は薄い円盤状に複数
に切断されている。
このとき前記のように刃18の背部23の一部は被切断
物内に残っている。
従って、カッタ一部2を戻すときに一諸に被切断物を取
り出すことができるのは前記の通りである。
本考案は以上のように、被切断物を載せる台として、薄
い小片を並べた載置台部を使用しているために、一部が
破損した場合には、その破損した小片のみを取り替えれ
ばよい。
また、刃としては線状のものでなく、板状のものを用い
ているので、刃先部を鋭くすることができ、被切断物の
表面に弾性があり、内部が柔くて壊れ易いものであって
も押しつぶされることなく容易に切断することができる
また刃を上記のような形状のものとし、かつ、この刃の
移動をストッパーで制限して、切り終ったときに刃の背
部の一部が被切断物内に残るように構成したので、刃を
戻す操作で被切断物を形崩れすることなく、そっくり奇
麗に切断された状態で取り出すことができる。
この点従来の卵切断器等の切断具はピアノ線又はその他
の刃で単に被切断物を切断するだけであり、切断した被
切断物を取り出すことに関しては何ら考慮されておらな
いため、取り出す際に形崩れを起したりしてそっくり奇
麗に取り出すことが困難であった。
般家庭で使用するものは小さくて軽いので、切断具その
ものを傾けて取り出せばよいので問題はなかったが、業
務用のものは全体が大きく重いため簡単には傾けること
ができず切断後の取り出しが困難であった。
従来のもので切断後カッターを戻して切断した被切断物
を取り出そうとすると、従来のものは切断時にカッター
が被切断物から外れる位置まで移動させるようになって
いるので、切断後カッターを戻すときピアノ線等のカッ
ターの刃が被切断物の切口以外の所に当って切断した被
切断物に傷がついたり、壊れたりするので、奇麗にそっ
くり取り出すことは到底できなかった。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案実施例に関するもので第1図が側面図、第
2図か゛正面図、第3図第4図が′小片の正面図と側面
図、第5図か刃の正面図、第6図か′載置台部と刃との
関係を示す側面図。 1、載置台部、2:カッタ一部、3:ストツパー、4:
保持台、5°小片、12 保持部、14スリット、1
6:枠体、17:取手、18:刃、23:背部、24:
被切断物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 保持台と、被切断部を保持する部分となる保持部を有し
    かつ相隣れるものとの間にスリットを形成させるための
    突部を設けた固定部を下部に有する薄い板状体からなる
    小片をその固定部を当接させて複数個前記保持台に固定
    して形成した載置台部と、金属薄板からなる刃を前記突
    部により載置台部に形成されるスリットの間隔に合わせ
    て並べて保持するとともに前記保持台に刃がスリットを
    通るように回動自在に組み立て取り付けたカッタ一部と
    、切断時にカッタ一部の刃の背部が載置台部の保持部に
    わずか残る位置で勿ツタ一部の回動を停止させるストッ
    パーとを有する食品切断具。
JP10071180U 1980-07-18 1980-07-18 食品切断具 Expired JPS5920957Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10071180U JPS5920957Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 食品切断具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10071180U JPS5920957Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 食品切断具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5723995U JPS5723995U (ja) 1982-02-06
JPS5920957Y2 true JPS5920957Y2 (ja) 1984-06-18

Family

ID=29462272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10071180U Expired JPS5920957Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 食品切断具

Country Status (1)

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JP (1) JPS5920957Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021137961A (ja) * 2019-02-17 2021-09-16 有限会社エムズネットヤマキタ 削り花製造器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021137961A (ja) * 2019-02-17 2021-09-16 有限会社エムズネットヤマキタ 削り花製造器

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Publication number Publication date
JPS5723995U (ja) 1982-02-06

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