JPH06133438A - ケーブルと機器の接続部 - Google Patents

ケーブルと機器の接続部

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Publication number
JPH06133438A
JPH06133438A JP4305055A JP30505592A JPH06133438A JP H06133438 A JPH06133438 A JP H06133438A JP 4305055 A JP4305055 A JP 4305055A JP 30505592 A JP30505592 A JP 30505592A JP H06133438 A JPH06133438 A JP H06133438A
Authority
JP
Japan
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cable
grounding
male
connection
joint sleeve
Prior art date
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Pending
Application number
JP4305055A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Suzuki
文男 鈴木
Hisaya Hasegawa
尚也 長谷川
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP4305055A priority Critical patent/JPH06133438A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 機器1の雄型接続端子8には、ケーブル端末
に形成された接続筒15が装着される。この接続筒15
は半導電ゴム等により構成されているが、この接続筒1
5の外周に巻き付けられ締め付け固定される接続用導体
14と雄型接続端子8との間を電気接続するように、接
地金具16が設けられる。接地電流は、機器1の雄型接
続端子8の外周面からこの接地金具16と接地用導体1
4を介して接地線13に向かって流れる。 【効果】 低抵抗で接地電流の流れる道が確保され、接
続筒の外部半導電層15Dに局部的に接地電流が多量に
流れることがないため、発熱や焼損等の問題を起こさな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルの遮蔽層と機
器の遮蔽層との間を良好に電気接続し、低い抵抗で接地
を行うことができるケーブルと機器の接続部を提供する
ことを目的とするものである。
【0002】
【従来の技術】高電圧を取り扱う機器や屋外に取り付け
られた機器は、通常、一定以下の低抵抗で接地を行うこ
とが義務づけられている。機器に対し動作用の電力を供
給するケーブルについても同様である。図3に従来のケ
ーブルと機器の接続部一例を示す正面図を図示した。図
において、機器1は、例えば大電力用のコイルから構成
され、機器全体が金属ケースに収容され、接地線2を介
してそのケースが接地されている。また、これに電力を
供給するケーブル3にはコネクタ4が取り付けられてお
り、機器側のコネクタと接続されている。ケーブル3に
設けられた遮蔽層5は、接地線6を介して接地されてい
る。しかしながら、このように機器自体を確実に接地線
2を介して接地する構成が採用できないものもある。こ
のような場合、例えば機器1の金属ケースとケーブル3
の遮蔽層5とをコネクタ4を介して電気接続し、ケーブ
ル側の接地線6を介して接地を取る構成も採用される。
【0003】図4にそのような構成のコネクタ主要部縦
断面図を示す。図において、ケーブル3の終端には、断
面がL型の接続筒7がゴムモールド等により形成されて
いる。また図3に示した機器1には、その口出し部に雄
型接続端子8が設けられている。上記接続筒7は、その
中心にケーブル3の導体と接続される接続ピン7Aを配
置し、これを包囲するように、内部半導電層7Bと絶縁
層7C及び外部半導電層7Dを設けた構成となってい
る。なお接続筒7のケーブル3との接続部分はテーピン
グ層9によってシールされている。ここで、上記接続筒
7は機器側の雄型接続端子8に嵌め込まれるが、雄型接
続端子8の外周面には例えば導電塗料が塗布されてい
る。そして、その外周を包囲する外部半導電層7Dの外
周には、金属から成る接地バンド11が巻き付けられて
いる。この接地バンド11にはラグ板12を介して接地
線13が接続されており、この接地線13はケーブル3
の遮蔽層と電気接続される構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な構成のケーブルと機器の接続においては、従来次のよ
うな問題が生じていた。即ち、図4に示すように、機器
の金属ケースは、導電塗料8や半導電層7Dを介して接
地バンド11に電気接続される。この場合、外部半導電
層7Dを構成する半導電性ゴムの材質のばらつきによっ
て、機器とケーブルの遮蔽層との間に流れる接地電流が
不均一に流れる。即ち、例えば半導電性のゴムのこの部
分における電気抵抗は2キロオーム〜150オーム程度
の範囲で大きくばらつく。しかもその電気抵抗は接続筒
7の周方向にもばらつく。従って、雄型接続端子8の側
から接地線13に向かって流れる電流が外部半導電層7
Dの電気抵抗の低い部分に集中し、著しい場合には外部
半導電層7Dの一部が発熱し焼損するという問題もあっ
た。
【0005】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、ケーブルと機器との間の電気接続を低い抵抗で行
い、安全確実に接地を取ることのできる構成のケーブル
と機器の接続部を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブルと機器
の接続部は、ケーブル端末に形成された接続筒を機器の
雄型接続端子に装着して、機器とケーブルとの電気接続
を行なうものにおいて、前記接続筒には、前記雄型接続
端子外周面と前記接続筒の外側に設けられた接地用導体
との間を電気接続するように、当該接続筒の壁を貫通す
る接地金具が埋設されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】機器の雄型接続端子には、ケーブル端末に形成
された接続筒が装着される。この接続筒は半導電ゴム等
により構成されているが、この接続筒の外周に巻き付け
られ締め付け固定される接続用導体と雄型接続端子との
間を電気接続するように、接地金具が設けられる。接地
電流は、機器の雄型接続端子の外周面からこの接地金具
と接地用導体を介して接地線に向かって流れる。これに
より、低抵抗で接地電流の流れる道が確保され、接続筒
の外部半導電層に接地電流が多量に流れることがないた
め、発熱や焼損等の問題を起こさない。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明のケーブルと機器の接続部の実施
例を示す主要部縦断面図である。図において、機器1に
はケーブルと接続するための雄型接続端子8が設けられ
ている。この機器1と雄型接続端子8は、例えば絶縁性
のゴム等によりモールドされており、その外周面には導
電塗料が塗布されているものとする。機器の接地はこの
導電塗料を介して行われることになる。一方、ケーブル
の端末には図に示すような接続筒15が設けられてい
る。このケーブルや端末全体の構造は図4に示した従来
のものとほぼ変わるところはない。接続筒15の中心部
には、接続ピン15Aが設けられ、その外周を取り巻く
ように内部半導電層15B、絶縁層15C及び外部半導
電層15Dが形成されている。
【0009】ここで本発明においては、接続筒15の内
部に、図に示すようなコイルスプリング状の接地金具1
6が設けられている。この接地金具16は丁度、半導電
層15Dを貫通するように、接続筒の半径方向に沿って
埋め込みモールドされている。その材料は例えばコイル
状の銅線等により構成する。また、丁度この接地用導体
16を取り巻くように接続筒15の外周にバンド状の接
地用導体14が締め付け固定されている。この接地用導
体14には接地線13が電気接続され、そのもう一方の
端は図示しないケーブルの遮蔽層等に電気接続される。
その接続構造は、既に図4で説明したようなものと同様
である。
【0010】以上のような構成にした場合、接地金具1
6は接続筒15の半径方向に伸縮可能なため、接地用導
体14を締め付けても、常にこの接地用導体14に対し
良好に電気的に接続される。なおその電気接続のため
に、接地金具16の一端は接続筒15の外面に露出さ
れ、他端は接続筒15の内面に露出させておくようにす
る。また接地用導体14は、接続筒15を外周から締め
付け、雄型接続端子8と接続筒15の間の気密を保持す
る作用もある。従って、上記のような接地金具16はこ
のような締め付け作用を妨げることがない構造にするこ
とが好ましい。上記の構成にすれば、従来と異なり、接
地電流は機器から接地金具16と接地用導体14及び接
地線13を介してケーブル遮蔽層に流れるよう接続され
るため、その電気抵抗が十分低く、従来のように接続筒
15の半導電層15Dに接続電流が流れて部分的に過熱
するようなこともない。
【0011】図2に本発明の別の実施例を示すケーブル
端末主要部縦断面図を示した。図に示すように、ケーブ
ル3の端末には、図1に示した実施例とは少し異なる形
状の接続筒20が固定されている。この接続筒20は、
その最外周に半導電層20Dを備えているが、丁度機器
の雄型接続端子を取り巻く部分に溝20Eを形成し、こ
こに環状のコイルスプリングから成る接地金具17を収
容している。即ち、この接地金具17は、接続筒20を
機器の雄型接続端子に装着した場合、雄型接続端子の外
周面に直接接触する構成となっている。また、接地金具
17には、接地線18が直接ハンダ付け接続されてお
り、シール層19により接続筒20を貫通した部分の気
密処理がなされている。接地線18は直接機器の近くで
接地されるか、或は先に説明した通りケーブル3の遮蔽
層5に電気接続される。また、ケーブル3の遮蔽層は接
地線6を介して別の部分において接地されているものと
する。この実施例では、接地線18が接地金具を兼ねた
構造になっている。以上の構成の図2に示す実施例のケ
ーブル端末は、その接地金具17が機器の雄型接続端子
に直接電気接続され、接地線18を介して接地電流を流
すことができるため、図1に示す実施例と同様に接続筒
20の外部半導電層20Dに接地電流による悪影響を及
ぼすことがない。
【0012】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記実施例では接続筒を断面L型の構成のもので説明した
が、接続筒は直線状のものでもまたその他よく知られた
従来の各種の構成のものであってよい。また、その壁を
貫通するように埋設される接地金具の形状や数等は自由
に選定して差し支えない。更に、その接地金具は、接地
用導体を介してケーブルの遮蔽層と電気接続されてもよ
いし独立に接地されるようにしてもよい。その接地用導
体の構成も自由に変更して差し支えない。図2の例では
接地用導体は接地線と一体化されているものとする。
【0013】
【発明の効果】以上説明した本発明のケーブルと機器と
の接続部は、ケーブル端末に形成された接続筒に、機器
側に設けられた雄型接続端子外周面と接続筒の外側に設
けられた接地用導体の間を電気接続する接地金具を埋設
するようにしたので、接地電流が接続筒の外部半導電層
を流れることがない。従って、外部半導電層の電気抵抗
のばらつきによって接地電流が部分的に集中し、外部半
導電層を焼損したりする恐れがない。また、機器を0.
5〜2オーム程度の低い抵抗で接地することができ、確
実な接地によって安全性を高めることができる。さら
に、機器自体を独立に接地する必要がないため、システ
ム全体のコストを低くすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブルと機器の接続部実施例を示す
主要部縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示すケーブル端末の主要
部縦断面図である。
【図3】一般のケーブルと機器の接続状態を示す正面図
である。
【図4】従来のケーブルと機器の接続部を示す主要部縦
断面図である。
【符号の説明】
1 機器 8 雄型接続端子 13 接地線 14 接地用導体 15 接続筒 15D 外部半導電層 16 接地金具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル端末に形成された接続筒を機器
    の雄型接続端子に装着して、機器とケーブルとの電気接
    続を行なうものにおいて、 前記接続筒には、前記雄型接続端子外周面と前記接続筒
    の外側に設けられた接地用導体との間を電気接続するよ
    うに、当該接続筒の壁を貫通する接地金具が埋設されて
    いることを特徴とするケーブルと機器の接続部。
JP4305055A 1992-10-16 1992-10-16 ケーブルと機器の接続部 Pending JPH06133438A (ja)

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JP4305055A JPH06133438A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 ケーブルと機器の接続部

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JP4305055A JPH06133438A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 ケーブルと機器の接続部

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JPH06133438A true JPH06133438A (ja) 1994-05-13

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JP4305055A Pending JPH06133438A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 ケーブルと機器の接続部

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