JPH0613342Y2 - 扉の開放装置 - Google Patents

扉の開放装置

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JPH0613342Y2
JPH0613342Y2 JP14574988U JP14574988U JPH0613342Y2 JP H0613342 Y2 JPH0613342 Y2 JP H0613342Y2 JP 14574988 U JP14574988 U JP 14574988U JP 14574988 U JP14574988 U JP 14574988U JP H0613342 Y2 JPH0613342 Y2 JP H0613342Y2
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JP
Japan
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lever
door opening
cable
door
pivotally attached
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP14574988U
Other languages
English (en)
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JPH0268079U (ja
Inventor
和博 鈴木
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Nippon Cable System Inc
Original Assignee
Nippon Cable System Inc
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Publication date
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建築物、輸送用機器及び大型冷蔵庫などの扉
の開放装置に関する。更に詳しくは、可撓性を有する螺
旋管などからなる導管と、該導管内に摺動自在に挿通さ
れた可撓性を有する内索とから構成されたコントロール
ケーブルを用いた扉の開放装置に関する。
[従来の技術] 従来タクシーの後部扉の開閉を運転席などからの遠隔操
作で行う装置の発明や考案が種々成されている。これら
の装置の中には油圧式や電動式のような高級なものもあ
るが、ロッドを用いたリンク式の構造のものが一般的で
多く用いられている。
また冷蔵庫においては、ペダルに連動させたリンクによ
って施錠を解除したり、ロッドによって扉の端部を開放
する方向に突いて扉に取り付けられているマグネットシ
ールを本体から離して開扉する方法が取られている。
[考案が解決しようとする課題] 上述のような従来のロッドによるリンク方式において
は、設計上ロッドの取り回しにかなりのスペースが必要
であり、特に運動の方向を転換するための継手が多数必
要であり、設計も極めて複雑と成らざるを得ず設計の自
由度が大幅に制約される不便がある。更に冷蔵庫におい
ては、扉を大きく開く必要があるが、室内に設置するも
のであるため、前述のようなリンク方式では扉を大きく
開く為の機構は設計上広いスペースが必要となり、実際
には殆ど取付が不可能であると同時に、従来の足踏みに
よるラッチ解除機構だけでは扉を大きく開くために手で
開けなければならず、両手に物を持っている場合は極め
て不便なものである。
[課題を解決するための手段] 本考案の扉の開放装置は、ケーシングに設けられた基板
と、該基板に一端が枢着された比較的短い第1レバー
と、該第1レバーの他端に枢着され、且つはるかに長い
第2レバーと、前記基板に設けられ前記第1レバーの一
方への回動を規制するストッパと、前記第2レバーを前
記ストッパ側と反対方向に回動するように付勢するばね
と、前記第2レバーの前記第1レバーに近い位置に一端
が枢着され、他端が扉のロック解除手段側に固定された
押し引きコントロールケーブルからなるロック解除ケー
ブルと、前記第2レバーの最も先端に近い位置に一端が
枢着され、他端が扉の蝶番い側に設けられた扉開放レバ
ーに枢着された扉開放ケーブルと、前記第2レバーに枢
着された前記ロック解除ケーブルと前記扉開放ケーブル
とのほぼ中間位置に一端が枢着され、他端が開扉手段に
連結された操作ケーブルとからなる構造が採用されてい
る。
[作用] 本考案の扉の開放装置においては、開扉手段によって操
作ケーブルを引き操作すると、第2レバーによって先ず
ロック解除ケーブルが押し方向に作動してロック解除手
段を働かせてロックを解除し、さらに操作ケーブルが引
かれると第2レバーの先端に枢着された扉開放ケーブル
が引き操作されて扉開放レバーによって扉が開放される
構造となっている。
[実施例] 次に本考案の実施例を図面によって説明する。
第1図は本考案の扉の開放装置を冷蔵庫に装着した状態
の概略を示す平面図、第2図乃至第3図は、扉の開放装
置の作動状態を示す平面図である。
第1図乃至第3図において、ハウジング1に設けられた
基板2には第1レバー3の一端が枢着され、該第1レバ
ー3の他端には第1レバーよりはるかに長い第2レバー
4が枢着されている。第2レバー4の第1レバー3に最
も近い位置にはロック解除ケーブル7の内索の一端が枢
着され、該ロック解除ケーブル7の導管の端部は冷蔵庫
の扉近くに固定され、内索の先端は扉の端部に設けられ
たロック解除手段10に当接されている。また扉開放ケ
ーブル8の内索の一端が第2レバー4の先端付近に枢着
され、他端は扉開放レバー3に枢着されている。更に操
作ケーブル11の内索の一端は、前記第2レバー4に内
索の一端が枢着されているロック解除ケーブル7と扉開
放ケーブル8のほぼ中間位置に枢着され、他端は扉解放
手段12であるペダルに枢着されている。一方基板2に
は、第1レバー3が操作ケーブル11を引き操作した場
合傾倒する角度を一定の位置で規制するためのストッパ
ー5が設けられており、また第2レバーには前記操作ケ
ーブル11の引き操作によって傾倒した該第2レバー4
を、中立位置に戻す方向に付勢したばね6が取付けてあ
る。
第1図乃至第3図によって作動状態を説明する。先ず開
扉手段12(ペダル)を足によってA矢指方向に踏む
と、操作ケーブル11によって第2レバー4がB矢指方
向に引かれる、この状態においては、扉解放ケーブル8
は扉のロックが解除されず開いておらないので内索はB
矢指方向に摺動せず、扉開放ケーブル8の内索の一端部
を枢支している枢支ピンaを支点として第2レバーがC
矢指方向に回動するので、同時に第1レバー3もD矢指
方向に回動してストッパー5に当接する。このときロッ
ク解除ケーブル7の内索の一端にはB矢指方向の押しの
力が加えられているので、第2図に示されたように他端
に押しの力が伝わり、ロック解除手段10を押すのでマ
グネットシールによって吸着されていた冷蔵庫の扉の端
部が少し浮き上がる。この状態において更に開扉手段1
2(ペダル)を踏込むとストッパー5によって第1レバ
ー3のD矢指方向への回動が規制されているので、D矢
指方向に回動できないので、次は枢支ピンbを支点とし
て第2レバー4がE方向に回動を始め、扉解放ケーブル
8の内索をB矢指方向に引くので、第3図に示したよう
に扉が大きく開放される。
なお上述の説明において、ロック解除ケーブル7で冷蔵
庫の扉を内側から突いてマグネットシールによるロック
を解除する方式で説明したが、ロック解除ケーブルでラ
ッチを解除する方法などでも良いことは勿論である。
上述のような構造においては、あらゆる彎曲配索に適し
た特徴を有するコントロールケーブルを使用するので、
リンク方式に比べて極めて小さいスペースでも設置する
ことが可能である。
[考案の効果] 本考案の扉の開放装置は、可撓性を有するコントロール
ケーブルを用いたことによって、配索が極めて自由であ
り、且つ装置をコンパクトにまとめることができるの
で、建築物、輸送用機器及び大型冷蔵庫等に大きなスペ
ースを取ることなく設置できる優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の装置を使用した一実施例であって、第1
図は本考案の扉の開放装置を冷蔵庫に装着した状態の概
略を示す平面図、第2図乃至第3図は、扉の開放装置の
作動状態を示す平面図である。 1:ケーシング、 2:基板、 3:第1レバー、 4:第2レバー、 5:ストッパ、 6:ばね、 7:ロック解除ケーブル、 8:扉開放ケーブル、 9:扉開放レバー、 10:ロック解除手段、 11:操作ケーブル、 12:開扉手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングに設けられた基板と、該基板に
    一端が枢着された比較的短い第1レバーと、該第1レバ
    ーの他端に枢着され、かつはるかに長い第2レバーと、
    前記基板に設けられ前記第1レバーの一方への回動を一
    定位置で規制するストッパと、前記第2レバーを前記ス
    トッパ側と反対方向に回動するように付勢するばねと、
    前記第2レバーの前記第1レバーに近い位置に一端が枢
    着され、他端が扉のロック解除手段側に固定された押し
    引きコントロールケーブルからなるロック解除ケーブル
    と、前記第2レバーの最も先端に近い位置に一端が枢着
    され、他端が扉の蝶番い側に設けられた扉開放レバーに
    枢着された扉開放ケーブルと、前記第2レバーに枢着さ
    れた前記ロック解除ケーブルと前記扉開放ケーブルとの
    ほぼ中間位置に一端が枢着され、他端が開扉手段に連結
    された操作ケーブルとからなることを特徴とする扉の開
    放装置。
JP14574988U 1988-11-07 1988-11-07 扉の開放装置 Expired - Lifetime JPH0613342Y2 (ja)

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JP14574988U JPH0613342Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 扉の開放装置

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JP14574988U JPH0613342Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 扉の開放装置

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JPH0268079U JPH0268079U (ja) 1990-05-23
JPH0613342Y2 true JPH0613342Y2 (ja) 1994-04-06

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ID=31414612

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JP14574988U Expired - Lifetime JPH0613342Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 扉の開放装置

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JP2022007745A (ja) * 2020-06-26 2022-01-13 株式会社アプラス トイレ装置

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JPH0268079U (ja) 1990-05-23

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