JPH06133406A - チョッパ装置 - Google Patents

チョッパ装置

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JPH06133406A
JPH06133406A JP27975092A JP27975092A JPH06133406A JP H06133406 A JPH06133406 A JP H06133406A JP 27975092 A JP27975092 A JP 27975092A JP 27975092 A JP27975092 A JP 27975092A JP H06133406 A JPH06133406 A JP H06133406A
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Japan
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thyristor
ignited
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side element
overvoltage
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JP27975092A
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Noriaki Nakamoto
紀明 中本
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過電圧発生でサイリスタが点弧した後、速や
かに消弧し負荷の再起動を早急に可能とするチョッパ装
置を得る。 【構成】 過電圧制御回路7のサイリスタ6が点弧し断
流器2を開放した後、可逆チョッパ回路10の負極側素
子群9のGTO9aを点弧する。 【効果】 誘導電動機14からサイリスタ6に流入しよ
うとする電流がGTO9aでバイパスされサイリスタ6
の電流は速やかに減衰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電気車等で採用される
チョッパ装置に係り、特にその過電圧抑制回路の動作を
確実にせんとするものである。
【0002】
【従来の技術】図1は例えば電気車研究会「電気車の科
学」1990年2月号(Vol.43No.2)P.1
5〜19に開示された従来の電気車制御装置を示す回路
図である。図において、1は架線からの直流電源、2は
断流器、3および4は逆L型フィルタを構成するそれぞ
れリアクトルおよびコンデンサ、5および6は互いに直
列に接続され過電圧抑制回路7を構成するそれぞれ抵抗
器およびサイリスタ、8および9は互いに直列に接続さ
れ可逆チョッパ回路10を構成するそれぞれ正極側素子
群および負極側素子群で、それぞれ制御整流素子として
のGTO8a,9aとこれと逆並列接続されたダイオー
ド8b,9bとからなっている。11および12は負極
側素子群9の両端子間に接続されたそれぞれリアクトル
およびコンデンサ、13はコンデンサ12からの直流電
力を可変周波数可変電圧の3相交流電力に変換して誘導
電動機14を駆動制御するインバータ回路である。
【0003】次に動作について説明する。電気車の力行
時、可逆チョッパ回路10は降圧チョッパとして動作
し、直流電源1からの電圧は可逆チョッパ回路10で降
圧されインバータ回路13で所定の3相交流電圧となっ
て誘導電動機14に供給される。また、回生時には、可
逆チョッパ回路10は昇圧チョッパとして動作し、イン
バータ回路13によって発電機として制御される誘導電
動機14からの発電電力は可逆チョッパ回路10で昇圧
され、直流電源1である架線を経て他の力行中の電気車
等に回生される。
【0004】ここで、発電所電圧や負荷の変動等の要因
でコンデンサ4の電圧が高くなり正極側素子群8や負極
側素子群9の半導体素子の耐圧を超える可能性がある場
合、過電圧抑制回路7が動作する。即ち、コンデンサ4
の電圧が所定の設定値を超えるとサイリスタ6を点弧さ
せコンデンサ4の電荷を抵抗器5を通じて放電させると
ともに断流器2を開放して直流電源1からの電流流入を
阻止する。これにより、コンデンサ4の電圧を低下さ
せ、半導体素子を過電圧から保護することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のチョッパ装置は
以上のように構成されているので、過電圧発生に伴いサ
イリスタ6が点弧して通電状態となったとき、断流器2
の開放により直流電源1からの電流流入は断たれるが、
誘導電動機14の起電力による電流が図1の実線の矢印
15に示すように流れ、これが原因でサイリスタ6に流
れる電流の減衰が遅くなり、サイリスタ6が消弧する保
持電流以下になるまで数10秒程度の長時間を要するこ
とになる。このため、サイリスタ消弧を条件に断流器2を
投入して誘導電動機14を再駆動するまでに長時間を必
要とするという問題点があった。
【0006】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、過電圧発生でサイリスタが点弧
した後、速やかに消弧し負荷の再起動を早急に可能とす
るチョッパ装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るチョッパ
装置は、上記サイリスタが点弧し断流器を開放した後、
負極側素子群の制御整流素子を点弧するようにしたもの
である。
【0008】
【作用】サイリスタ点弧後、所定の時間内に負極側素子
群の制御整流素子が点弧すると、以後負荷から可逆チョ
ッパ回路に流入する電流は、この点弧した制御整流素子
を流れサイリスタへ流入することはない。従って、サイ
リスタに流れる電流は抵抗器によって速やかに減衰す
る。
【0009】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を、図
1を再び参照することにより説明する。但し、主回路の
構成および過電圧抑制回路7が動作しない平常時の昇
圧、降圧チョッパ動作は従来の場合と変わるところがな
いので説明は省略し、以下、過電圧抑制回路7動作時の
動作について説明する。
【0010】コンデンサ4の電圧が所定の設定値を超え
るとサイリスタ6を点弧させコンデンサ4の電荷を抵抗
器5を通じて放電させるとともに断流器2を開放して直
流電源1からの電流流入を阻止する。この発明の場合、
更にその直後に負極側素子群9のGTO9aを点弧させ
る。これにより、誘導電動機14の起電力による電流の
流路が図1の実線の矢印15で示す流路から一点鎖線の
矢印16で示す流路に変わる。即ち、誘導電動機14の
起電力がGTO9aでバイパスされその影響が過電圧抑
制回路7のサイリスタ6に及ばなくなる。
【0011】従って、サイリスタ6に流れる電流は、も
っぱらコンデンサ4と抵抗器5との回路定数で定まる本
来の減衰特性で急速に減少し、短時間内に保持電流以下
となって消弧する。この結果、断流器2を投入して行う
誘導電動機14の再起動も速やかに実行することができ
る。
【0012】なお、ここで問題にする過電圧の発生は、
力行時の降圧チョッパ動作時にも、また、回生時の昇圧
チョッパ動作時にも起こり得るが、いずれの場合も、負
極側素子群9のGTO9aを点弧すればよい。もっと
も、GTOの電流耐量内で正極側素子群8のGTO8a
をも点弧するようにすれば、コンデンサ4の電荷の放電
は一層促進され、これに従ってサイリスタ6の消弧時間
も速められる。
【0013】実施例2.上記実施例1では、可逆チョッ
パ回路10の負荷が誘導電動機14を制御駆動するイン
バータ回路13の場合について説明したが、例えば図2
に示すように、リアクトル16と抵抗17とからなる誘
導負荷の場合にもこの発明は同時に適用することができ
同等の効果を奏する。即ち、サイリスタ6点弧後、誘導
負荷のリアクトル16に蓄えられたエネルギーの放出に
よる電流は、図1の場合と同様に、負極側素子群9のG
TO9aの点弧でこのGTO9aを環流し、サイリスタ
6の流路には至らず、サイリスタ6の早期消弧が実現す
る。
【0014】なお、上記各実施例では可逆チョッパ回路
10を構成する制御整流素子としてGTOを使用した場
合について示したが、トランジスタ等他の種類の素子を
使用してもよい。
【0015】
【発明の効果】この発明は以上のように、サイリスタが
点弧し断流器を開放した後、負極側素子群の制御整流素
子を点弧するようにしたので、負荷からサイリスタに流
入しようとする電流が上記制御整流素子でバイパスされ
サイリスタの電流は速やかに減衰する。従って、負荷の
再起動を速やかに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気車のチョッパ装置の構成を示す回路図であ
る。
【図2】図1とは異なるチョッパ装置の構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 断流器 4 コンデンサ 5 抵抗器 6 サイリスタ 7 過電圧抑制回路 8 正極側素子群 9 負極側素子群 8a,9a GTO 8b,9b ダイオード 10 可逆チョッパ回路 13 負荷としてのインバータ回路 14 負荷としての誘導電動機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断流器を介して直流電源に接続されたコ
    ンデンサ、このコンデンサと並列に接続されそれぞれ制
    御整流素子とダイオードとを逆並列接続してなる正極側
    素子群および負極側素子群の直列体からなる可逆チョッ
    パ回路、および上記コンデンサと並列に接続され抵抗器
    とサイリスタとの直列体からなり過電圧発生時上記サイ
    リスタを点弧して過電圧を抑制する過電圧抑制回路を備
    え、上記負極側素子群の両端子に負荷を接続するチョッ
    パ装置において、 上記サイリスタが点弧し上記断流器を開放した後、上記
    負極側素子群の制御整流素子を点弧するようにしたこと
    を特徴とするチョッパ装置。
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