JPH0613325Y2 - 耐震用ドア枠の錠受具 - Google Patents
耐震用ドア枠の錠受具Info
- Publication number
- JPH0613325Y2 JPH0613325Y2 JP1986048967U JP4896786U JPH0613325Y2 JP H0613325 Y2 JPH0613325 Y2 JP H0613325Y2 JP 1986048967 U JP1986048967 U JP 1986048967U JP 4896786 U JP4896786 U JP 4896786U JP H0613325 Y2 JPH0613325 Y2 JP H0613325Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door frame
- receiving
- door
- piece
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Patch Boards (AREA)
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、主として本締り錠を備えたドアのドア枠
(建築構造物に固定される)に錠に対応して設けられる
錠受具に関するもので、地震などによるドア枠の変形お
よびドアが面外に押し出されることによって、錠のラッ
チボルト、デッドボルトが錠受具内の内側面に密着圧接
してドアが開かなくなるのを防止するためのものであ
る。
(建築構造物に固定される)に錠に対応して設けられる
錠受具に関するもので、地震などによるドア枠の変形お
よびドアが面外に押し出されることによって、錠のラッ
チボルト、デッドボルトが錠受具内の内側面に密着圧接
してドアが開かなくなるのを防止するためのものであ
る。
建築基準法施行令第82条第2項の規定により建物の層間
変形角は1/120以内でなければならない。したがって建
物のドア枠に1/120の層間変形角が生じてもドアは開放
できなければならない。そこで、ドアとドア枠の隙間を
広くしたり、ドア枠が可動可能なように構成して、ドア
枠の変形によりドアにドア枠が接触してもドアが開放で
きるようにすることが行なわれている。
変形角は1/120以内でなければならない。したがって建
物のドア枠に1/120の層間変形角が生じてもドアは開放
できなければならない。そこで、ドアとドア枠の隙間を
広くしたり、ドア枠が可動可能なように構成して、ドア
枠の変形によりドアにドア枠が接触してもドアが開放で
きるようにすることが行なわれている。
しかし、ドアの錠機構におけるラッチボルトやデッドボ
ルトが通常施錠されている状態で地震が起きるので、ラ
ッチボルトやデッドボルトが錠受具の内部の側面に圧接
して摩擦力が増大してドアの開放ができなくなってい
た。
ルトが通常施錠されている状態で地震が起きるので、ラ
ッチボルトやデッドボルトが錠受具の内部の側面に圧接
して摩擦力が増大してドアの開放ができなくなってい
た。
そこで、この考案は上述のラッチボルトやデッドボルト
がドアの開放の妨げとなるのを防止するために案出され
たものである。
がドアの開放の妨げとなるのを防止するために案出され
たものである。
[従来の技術]及び [考案が解決しようとする問題点] 従来このような目的のために種々の構造の錠受具が次に
示すように考案され実際に採用されている。
示すように考案され実際に採用されている。
実公昭60-20765号公報(三和シャッター)は受箱の表面
にかしめ止めされる受座を、その開口部端縁がドアの側
縁側に膨らむように構成して、地震などの衝撃により押
し潰されるように構成してなるものでいわば、フレキシ
ブル構造としたものである。受座に衝撃吸収間隙を取る
必要があるばかりか、ドア枠がそらない限り効果がない
ものである。
にかしめ止めされる受座を、その開口部端縁がドアの側
縁側に膨らむように構成して、地震などの衝撃により押
し潰されるように構成してなるものでいわば、フレキシ
ブル構造としたものである。受座に衝撃吸収間隙を取る
必要があるばかりか、ドア枠がそらない限り効果がない
ものである。
実開昭58-5517号公報(三井軽金属工業)では、減摩部
材と保持バネによってデッドボルトとラッチボルトが抜
き出し易くするように構成してなるものである。このよ
うな構成では保持バネのストロークが極めて短いもので
あるので効果が期待できず、また、通常使用時にバネが
あるため前後にガタつくおそれがある。加えて、構造が
複雑になりコスト高になるものといえる。
材と保持バネによってデッドボルトとラッチボルトが抜
き出し易くするように構成してなるものである。このよ
うな構成では保持バネのストロークが極めて短いもので
あるので効果が期待できず、また、通常使用時にバネが
あるため前後にガタつくおそれがある。加えて、構造が
複雑になりコスト高になるものといえる。
実公昭59-15568号公報では受箱の前面の受座の縦横の断
面を等脚台形に構成してドア枠の開口部にネジ止めして
取り付け、地震の際はストライクが変形することにより
圧接しないように構成してなるものである。
面を等脚台形に構成してドア枠の開口部にネジ止めして
取り付け、地震の際はストライクが変形することにより
圧接しないように構成してなるものである。
この例では明細書からは明確ではないが、トロカバーを
大きく構成することによりデッドボルトおよびラッチボ
ルトとトロカバーの側面が離れるようにしてあることも
耐震ドア枠として有効に機能するものといえる。しか
し、この例ではねじれに関して考慮されていないもので
ある。
大きく構成することによりデッドボルトおよびラッチボ
ルトとトロカバーの側面が離れるようにしてあることも
耐震ドア枠として有効に機能するものといえる。しか
し、この例ではねじれに関して考慮されていないもので
ある。
実公昭60-18539号公報および実公昭60-18540号公報に見
られるようにドア枠の錠側に略Z形の補助枠を設け水平
方向の変位量を吸収させるようにした構造のものもあ
る。このような構造では、ちょっとした地震で変形して
修理不能となって実用的でないものといえる。
られるようにドア枠の錠側に略Z形の補助枠を設け水平
方向の変位量を吸収させるようにした構造のものもあ
る。このような構造では、ちょっとした地震で変形して
修理不能となって実用的でないものといえる。
なお、実開昭57-194561号公報及び実開昭49-21850号公
報には、ラッチボルトの先端部が接触する板片を延設し
てなるものが開示されている。しかし、これは平常時に
おけるドアのガタツキを防止するための技術的手段で、
そのために構造的には傾斜片としたにすぎないものであ
る。
報には、ラッチボルトの先端部が接触する板片を延設し
てなるものが開示されている。しかし、これは平常時に
おけるドアのガタツキを防止するための技術的手段で、
そのために構造的には傾斜片としたにすぎないものであ
る。
[問題点を解決するための手段] この考案は以上のような従来の錠受具の欠点を解消する
ために考案されたもので、その要旨とするのは、ドアの
錠に対応してドア枠にビス止めされる錠受具であって、
偏平な板材の中央にラッチボルトおよびデッドボルトが
進退自在となる挿通穴を上下方向に広く形成してなる受
座と受箱からなる錠受具において、扉の開く側の受座か
ら内向きに傾斜湾曲部と受座の表面と直角に屈曲してな
る摺接部を連設して形成したラッチボルトの摺接する受
片を設けるように形成したことを特徴とするものであ
る。
ために考案されたもので、その要旨とするのは、ドアの
錠に対応してドア枠にビス止めされる錠受具であって、
偏平な板材の中央にラッチボルトおよびデッドボルトが
進退自在となる挿通穴を上下方向に広く形成してなる受
座と受箱からなる錠受具において、扉の開く側の受座か
ら内向きに傾斜湾曲部と受座の表面と直角に屈曲してな
る摺接部を連設して形成したラッチボルトの摺接する受
片を設けるように形成したことを特徴とするものであ
る。
[作用] この考案では、扉の開く側の受座から内向きに屈曲連設
してなる受片の摺接部にラッチボルトが摺接するので、
ドアのガタつきがなく、地震によりドア枠がねじれてド
アが面外に押し出されたときには受片にラッチボルトが
圧接して受片が湾曲変形することになり、ラッチボルト
を抜き出すスペースを確保することができる。
してなる受片の摺接部にラッチボルトが摺接するので、
ドアのガタつきがなく、地震によりドア枠がねじれてド
アが面外に押し出されたときには受片にラッチボルトが
圧接して受片が湾曲変形することになり、ラッチボルト
を抜き出すスペースを確保することができる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に即して説明する。
錠受具Aは、ドアBの錠に対応してドア枠Cにビス止め
されるものあって、偏平な板材の中央に錠のラッチボル
トRおよびデッドボルトDが進退自在となる一の窓穴1
1を有するようにした受座1と、この受座にあてがう鍔
21を連設してなる受箱2からなるものである。
されるものあって、偏平な板材の中央に錠のラッチボル
トRおよびデッドボルトDが進退自在となる一の窓穴1
1を有するようにした受座1と、この受座にあてがう鍔
21を連設してなる受箱2からなるものである。
受座1は、偏平な金属板の中央にラッチボルトRとデッ
ドボルトDを挿通し進退自在となるような縦長長方形の
一の窓穴11を穿設し、上下には取付用のビスを通すビ
ス穴12、12を二対づつ穿設するようにしてなる。
ドボルトDを挿通し進退自在となるような縦長長方形の
一の窓穴11を穿設し、上下には取付用のビスを通すビ
ス穴12、12を二対づつ穿設するようにしてなる。
そして、窓穴11の一方側(ドアBの開放方向側)に
は、後述する受箱2の内側に接するようにし位置決めの
ための略直角の屈曲縁13、13を設けると共に、中央
にラッチボルトRの摺接する受片14を屈曲形成するよ
うにしてなる。この受片14はまず傾斜湾曲部141と
受座1の表面と直角に屈曲してなる摺接部142とから
なるもので、スプリングやバネ板にて付勢されているラ
ッチボルトRが入り易いようにしてある。そしてこの受
片14は地震によりドア枠Cのねじり変形などによりド
アBがドア枠Cから面外に押し出されたときに圧接して
その基部より押し曲げられることになりボルトR、Dの
抜き出るスペースが確保できることになりドアBを確実
に開放することができることになる。
は、後述する受箱2の内側に接するようにし位置決めの
ための略直角の屈曲縁13、13を設けると共に、中央
にラッチボルトRの摺接する受片14を屈曲形成するよ
うにしてなる。この受片14はまず傾斜湾曲部141と
受座1の表面と直角に屈曲してなる摺接部142とから
なるもので、スプリングやバネ板にて付勢されているラ
ッチボルトRが入り易いようにしてある。そしてこの受
片14は地震によりドア枠Cのねじり変形などによりド
アBがドア枠Cから面外に押し出されたときに圧接して
その基部より押し曲げられることになりボルトR、Dの
抜き出るスペースが確保できることになりドアBを確実
に開放することができることになる。
このとき、図示のように、受片14を傾斜湾曲部141
と摺接部142からなる「へ」字状に構成しておくと、
摺接部141がラッチボルトRにより圧接され折り曲げ
られたときに傾斜湾曲部141がそれに従い受箱2内部
に向って湾曲するのでボルトR、Dの抜き出るのを阻止
することがない。
と摺接部142からなる「へ」字状に構成しておくと、
摺接部141がラッチボルトRにより圧接され折り曲げ
られたときに傾斜湾曲部141がそれに従い受箱2内部
に向って湾曲するのでボルトR、Dの抜き出るのを阻止
することがない。
また、受片14および屈曲縁13と対峙並行するように
受座1の側端から直角に折曲連設してなる連設片15を
設けるようにしてなる。この連設片15はドア枠Cに外
側から被せるようにしてとめるもので、中央にはネジ穴
16を穿設するようにしてなる。これは受片14の変形
に伴ない受座1表面がまくれ上がるのを阻止し、受座1
によりドアBの開放を邪魔しないようにするのに効果が
ある。
受座1の側端から直角に折曲連設してなる連設片15を
設けるようにしてなる。この連設片15はドア枠Cに外
側から被せるようにしてとめるもので、中央にはネジ穴
16を穿設するようにしてなる。これは受片14の変形
に伴ない受座1表面がまくれ上がるのを阻止し、受座1
によりドアBの開放を邪魔しないようにするのに効果が
ある。
受箱2は、トロカバーとも称されるもので、金属板を打
ち抜き折曲することにより形成してなり、周縁の外側に
側板と直角に鍔21を延設してなるものである。鍔21
には受座1のビス穴12に対応するビス穴22を穿設し
てある。
ち抜き折曲することにより形成してなり、周縁の外側に
側板と直角に鍔21を延設してなるものである。鍔21
には受座1のビス穴12に対応するビス穴22を穿設し
てある。
この受箱2の開口部は前記受座1の窓穴11と略同一の
大きさとし、その内側に受座1の屈曲縁13を当てがう
ようにする。
大きさとし、その内側に受座1の屈曲縁13を当てがう
ようにする。
ドア枠Cの取付用開口の上下には予め、錠受具Aを止め
るためのネジ穴を設けた駒片3を止めるようにしてあ
る。図示の例ではネジ31により止めるようにしたもの
を示す。この駒片3はドア枠Cの肉厚が不足しているの
で補うためのものである。また、ドア枠Cの連設片15
に対応する駒片3も同様に止めるようにしてある。
るためのネジ穴を設けた駒片3を止めるようにしてあ
る。図示の例ではネジ31により止めるようにしたもの
を示す。この駒片3はドア枠Cの肉厚が不足しているの
で補うためのものである。また、ドア枠Cの連設片15
に対応する駒片3も同様に止めるようにしてある。
具体的にこの錠受具Aを取り付けるには、受箱2をドア
枠Cの開口から挿入するようにして、受箱2に受座1を
被せビス4をビス穴12から受箱2のビス穴22と通し
てドア枠C内の駒片3にねじ込むようにして止める。
枠Cの開口から挿入するようにして、受箱2に受座1を
被せビス4をビス穴12から受箱2のビス穴22と通し
てドア枠C内の駒片3にねじ込むようにして止める。
また、このとき受座1の連設片15はドア枠Cの外側か
ら被さることになり、受座1の連設片15からビス4を
貫通させ駒片3にネジ込むことにより止めるようにして
ある。
ら被さることになり、受座1の連設片15からビス4を
貫通させ駒片3にネジ込むことにより止めるようにして
ある。
ビス4は頭を皿形とすると共に受座1のビス穴12、1
6を皿形として受座1表面から突出しないように構成し
て、ドアBの開閉の邪魔にならないようにしてある。
6を皿形として受座1表面から突出しないように構成し
て、ドアBの開閉の邪魔にならないようにしてある。
5はドア枠Cに止めるようにしたパッキングである。
第3図、第4図に示す受座1では全体として縦長に構成
して、中央に受片14を設けるようにし、受片14の上
下に屈曲縁13を設け上下対象に形成してあるのでドア
Bが右吊り用、左吊り用であっても共に用いることがで
きる。
して、中央に受片14を設けるようにし、受片14の上
下に屈曲縁13を設け上下対象に形成してあるのでドア
Bが右吊り用、左吊り用であっても共に用いることがで
きる。
しかし、第6図に示すように屈曲縁13を一として全体
として短く構成することもできる。
として短く構成することもできる。
いずれにしてもラッチボルトR、デッドボルトDの上下
はドア枠Cの変形を考慮して隙間を設けるようにする。
はドア枠Cの変形を考慮して隙間を設けるようにする。
[考案の効果] このような構成からなる錠受具Aは、通常はドアBの開
く側の受座1から内向きに屈曲連設してなる受片14の
摺接部142にラッチボルトRが摺接するのでドアBの
ガタつきがなく開閉することができるのである。一旦、
地震によりドア枠CがねじれてドアBが面外に押し出さ
れたときには受片14の摺接部142にラッチボルトR
が圧接して受片14の傾斜湾曲部141から湾曲変形す
ることになり、ラッチボルトRを抜き出すスペースを確
保することができ、室内からドアBを開けて外に出るこ
とが可能となる(第7図参照)。
く側の受座1から内向きに屈曲連設してなる受片14の
摺接部142にラッチボルトRが摺接するのでドアBの
ガタつきがなく開閉することができるのである。一旦、
地震によりドア枠CがねじれてドアBが面外に押し出さ
れたときには受片14の摺接部142にラッチボルトR
が圧接して受片14の傾斜湾曲部141から湾曲変形す
ることになり、ラッチボルトRを抜き出すスペースを確
保することができ、室内からドアBを開けて外に出るこ
とが可能となる(第7図参照)。
このラッチボルトRの受片14と対峙するように受座1
の外側に連設片15を設け、この連設片15をビス4に
てドア枠Cと一体に構成するようにすると補強されるこ
とになり、受片14の変形にのみ留まり受座1表面がま
くれ上がり、ドアの開放を邪魔するようなことがないの
である。
の外側に連設片15を設け、この連設片15をビス4に
てドア枠Cと一体に構成するようにすると補強されるこ
とになり、受片14の変形にのみ留まり受座1表面がま
くれ上がり、ドアの開放を邪魔するようなことがないの
である。
加えて、図示のように受片14を、デッドボルトDが近
接するように長く構成すると、デッドボルトDを閉めた
状態でドアBのノブを回しラッチボルトをドアB内に入
れてドアBを開けようとしたときに受片14にデッドボ
ルトDの側面が当接することになり、受座1の窓穴11
を左右方向に広く形成してあってもドアBのガタつきが
最小限に押えられるのである(*通常デッドボルトDは
ラッチボルトRより径が細い)。
接するように長く構成すると、デッドボルトDを閉めた
状態でドアBのノブを回しラッチボルトをドアB内に入
れてドアBを開けようとしたときに受片14にデッドボ
ルトDの側面が当接することになり、受座1の窓穴11
を左右方向に広く形成してあってもドアBのガタつきが
最小限に押えられるのである(*通常デッドボルトDは
ラッチボルトRより径が細い)。
しかし、デッドボルトDを錠受具A内に入れ(施錠した
状態)た状態でラッチボルトRを抜き出そうとしてノブ
を回しても回転しない形式のものにあっては常にラッチ
ボルトRで受けることになるのでデッドボルトDに近接
させる必要性は薄い。
状態)た状態でラッチボルトRを抜き出そうとしてノブ
を回しても回転しない形式のものにあっては常にラッチ
ボルトRで受けることになるのでデッドボルトDに近接
させる必要性は薄い。
以上述べたようにこの考案に係る錠受具は通常の場合
は、従来のものと何ら変ることなく用いることができ、
一旦、地震となると、デッドボルト、ラッチボルトが錠
受具の内側に圧接することによるドアの開放不能といっ
たことを防止することができるのである。
は、従来のものと何ら変ることなく用いることができ、
一旦、地震となると、デッドボルト、ラッチボルトが錠
受具の内側に圧接することによるドアの開放不能といっ
たことを防止することができるのである。
図面はこの考案の実施例で、第1図は取付状態の横断面
図、第2図は同縦断面図をそれぞれ示し、第3図、第4
図は受座の正面図、側面図を示す、第5図は受箱の正面
図を示すものである。第6図は別の実施例を示す受座の
正面図である。また第7図は地震などにより受座の受片
の変形のようすを示す概略図である。 A……錠受具、B……ドア C……ドア枠、D……デッドボルト R……ラッチボルト、1……受座 2……受箱、3……駒片 4……ビス、5……パッキン 11……窓穴、12……ビス穴 13……屈曲縁、14……受片 141……傾斜湾曲部、142……摺接部 15……連設片、16……ビス穴 21……鍔、22……ビス穴
図、第2図は同縦断面図をそれぞれ示し、第3図、第4
図は受座の正面図、側面図を示す、第5図は受箱の正面
図を示すものである。第6図は別の実施例を示す受座の
正面図である。また第7図は地震などにより受座の受片
の変形のようすを示す概略図である。 A……錠受具、B……ドア C……ドア枠、D……デッドボルト R……ラッチボルト、1……受座 2……受箱、3……駒片 4……ビス、5……パッキン 11……窓穴、12……ビス穴 13……屈曲縁、14……受片 141……傾斜湾曲部、142……摺接部 15……連設片、16……ビス穴 21……鍔、22……ビス穴
Claims (3)
- 【請求項1】ドアの錠に対応してドア枠にビス止めされ
る錠受具であって、偏平な板材の中央にラッチボルトお
よびデッドボルトが進退自在となる挿通穴を上下方向に
広く形成してなる受座と受箱からなる錠受具において、
扉の開く側の受座から内向きに傾斜湾曲部と受座の表面
と直角に屈曲してなる摺接部を連設して形成したラッチ
ボルトの摺接する受片を設けるように形成したことを特
徴とする耐震用ドア枠の錠受具。 - 【請求項2】受片を、デッドボルトが近接するように長
く構成したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の耐震用ドア枠の錠受具。 - 【請求項3】ラッチボルトの受片と対峙するように受座
の外側に連設片を設け、この連設片をドア枠と一体に構
成するようにしたことを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項記載の耐震用ドア枠の錠受具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986048967U JPH0613325Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 耐震用ドア枠の錠受具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986048967U JPH0613325Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 耐震用ドア枠の錠受具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62163270U JPS62163270U (ja) | 1987-10-16 |
JPH0613325Y2 true JPH0613325Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=30870989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986048967U Expired - Lifetime JPH0613325Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 | 耐震用ドア枠の錠受具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613325Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200483717Y1 (ko) * | 2017-02-20 | 2017-06-15 | 송성면 | 도어 유동방지용 도어 스트라이커 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014037748A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Nakanishi Sangyo Kk | 施錠装置のボルト受け具及びそれを有する扉装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4921850U (ja) * | 1972-05-27 | 1974-02-23 | ||
JPS57194561U (ja) * | 1981-06-03 | 1982-12-09 |
-
1986
- 1986-04-03 JP JP1986048967U patent/JPH0613325Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200483717Y1 (ko) * | 2017-02-20 | 2017-06-15 | 송성면 | 도어 유동방지용 도어 스트라이커 |
WO2018151459A1 (ko) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | 송성면 | 도어 유동방지용 도어 스트라이커 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62163270U (ja) | 1987-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2204519B1 (en) | Door device | |
US3980331A (en) | Door check and hold-open device | |
US4635976A (en) | Sliding window lock | |
US4873852A (en) | Fork for the fixation of a cylinder lock plug | |
US4379577A (en) | Latch bolt strike lock | |
JPH0613325Y2 (ja) | 耐震用ドア枠の錠受具 | |
US4078835A (en) | Firm closure and locking device for vent windows | |
JPH0435593B2 (ja) | ||
US5934719A (en) | External lock assembly for sliding doors and the like cooperating with a tubular frame mounted element | |
US4728131A (en) | Camper shell inside door lock | |
US5704666A (en) | Security device for a dead bolt lock | |
US5152561A (en) | Door handle and latch assembly for a sliding door | |
JP4080146B2 (ja) | 扉錠用受金具 | |
US7040203B1 (en) | Latch disengagement tools | |
JP6414889B2 (ja) | 開き扉の施解錠機構 | |
US881354A (en) | Sash-lock. | |
JP4107124B2 (ja) | 扉錠の受金具 | |
JPS5916454Y2 (ja) | ドアの錠前 | |
JPS6129898Y2 (ja) | ||
GB2304368A (en) | External lock assembly for sliding doors and the like | |
KR102284732B1 (ko) | 도어용 모티스락 일체형 케이스 | |
KR102689690B1 (ko) | 도어 잠금 방지 구조 및 보호장치 | |
AU732226B2 (en) | Security device for a dead bolt lock | |
JPH0417738Y2 (ja) | ||
JPH076403Y2 (ja) | 耐震扉構造 |