JPH06132851A - 予備回線切替方式 - Google Patents
予備回線切替方式Info
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- JPH06132851A JPH06132851A JP4281878A JP28187892A JPH06132851A JP H06132851 A JPH06132851 A JP H06132851A JP 4281878 A JP4281878 A JP 4281878A JP 28187892 A JP28187892 A JP 28187892A JP H06132851 A JPH06132851 A JP H06132851A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 簡単な構成及び制御で様々な態様の周波数選
択性フェージング発生時の予備回線への切替を効果的に
行う。 【構成】 N+M周波数多重無線伝送方式における予備
回線切替方式において、2以上のN個のキャリア周波数
に夫々対応させたN本の現用チャンネルACH1〜AC
HN と、2以上のM個のキャリア周波数に夫々対応させ
たM本の予備チャンネルRCH1 〜RCHM と、N本の
現用チャンネルをM本の予備チャンネルに切替接続する
切替部1であって、周波数軸上で隣接する関係にある現
用チャンネルを互いに異なるキャリア周波数の予備チャ
ンネルにのみ切替接続するよう構成し、現用チャンネル
の伝送品質劣化に応じて対応する予備チャンネルに切り
替える。
択性フェージング発生時の予備回線への切替を効果的に
行う。 【構成】 N+M周波数多重無線伝送方式における予備
回線切替方式において、2以上のN個のキャリア周波数
に夫々対応させたN本の現用チャンネルACH1〜AC
HN と、2以上のM個のキャリア周波数に夫々対応させ
たM本の予備チャンネルRCH1 〜RCHM と、N本の
現用チャンネルをM本の予備チャンネルに切替接続する
切替部1であって、周波数軸上で隣接する関係にある現
用チャンネルを互いに異なるキャリア周波数の予備チャ
ンネルにのみ切替接続するよう構成し、現用チャンネル
の伝送品質劣化に応じて対応する予備チャンネルに切り
替える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は予備回線切替方式に関
し、更に詳しくはN+M周波数多重無線伝送方式におけ
る予備回線切替方式に関する。周波数多重無線伝送方式
においては各種フェージング対策のためにN+M予備回
線切替方式が採用される。中でも周波数選択性フェージ
ングは発生頻度が高く、このために簡単な構成及び制御
で様々な態様の周波数選択性フェージング発生時の予備
回線への切替が効果的に行える予備回線切替方式の提供
が望まれる。
し、更に詳しくはN+M周波数多重無線伝送方式におけ
る予備回線切替方式に関する。周波数多重無線伝送方式
においては各種フェージング対策のためにN+M予備回
線切替方式が採用される。中でも周波数選択性フェージ
ングは発生頻度が高く、このために簡単な構成及び制御
で様々な態様の周波数選択性フェージング発生時の予備
回線への切替が効果的に行える予備回線切替方式の提供
が望まれる。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の予備回線切替方式を説明す
る図で、該図はコチャンネル・マルチキャリア・ディジ
タル無線伝送方式におけるN+M(例えば10+2)予
備回線切替方式を示している。図5の(A)において、
予備チャンネルRCHはサブチャンネルSCH1 ,SC
H2 から成っており、夫々はV偏波のキャリア周波数f
1 ,f2 にアサインされている。また現用チャンネルA
CH1 はサブチャンネルSCH1 ,SCH2 から成って
おり、夫々はV偏波のキャリア周波数f3 ,f4 にアサ
インされている。以下同様にして、ACH2 のSC
H1 ,SCH2 はV偏波のf5 ,f6 に、ACH3 のS
CH1 ,SCH2 はH偏波のf1 ,f2 に、ACH4 の
SCH1 ,SCH2 はH偏波のf3 ,f4 に、そしてA
CH5 のSCH1 ,SCH2 はH偏波のf5 ,f6 に夫
々アサインされている。
る図で、該図はコチャンネル・マルチキャリア・ディジ
タル無線伝送方式におけるN+M(例えば10+2)予
備回線切替方式を示している。図5の(A)において、
予備チャンネルRCHはサブチャンネルSCH1 ,SC
H2 から成っており、夫々はV偏波のキャリア周波数f
1 ,f2 にアサインされている。また現用チャンネルA
CH1 はサブチャンネルSCH1 ,SCH2 から成って
おり、夫々はV偏波のキャリア周波数f3 ,f4 にアサ
インされている。以下同様にして、ACH2 のSC
H1 ,SCH2 はV偏波のf5 ,f6 に、ACH3 のS
CH1 ,SCH2 はH偏波のf1 ,f2 に、ACH4 の
SCH1 ,SCH2 はH偏波のf3 ,f4 に、そしてA
CH5 のSCH1 ,SCH2 はH偏波のf5 ,f6 に夫
々アサインされている。
【0003】ところで、このような周波数多重無線伝送
方式においては、図のケース又はケースに示すよう
な周波数選択性フェージングの発生による回線品質劣化
の頻度が高いことが知られている。即ち、ケースでは
V偏波のf5 ,f6 にまたがってフェージングが発生し
ているが、このケースではV偏波とH偏波の無線環境が
異なるので、H偏波の側にはフェージングが発生してい
ない。またケースでは同一キャリア周波数f3 のV偏
波とH偏波とにフェージングが発生しており、このよう
なケースは比較的発生頻度が高い。
方式においては、図のケース又はケースに示すよう
な周波数選択性フェージングの発生による回線品質劣化
の頻度が高いことが知られている。即ち、ケースでは
V偏波のf5 ,f6 にまたがってフェージングが発生し
ているが、このケースではV偏波とH偏波の無線環境が
異なるので、H偏波の側にはフェージングが発生してい
ない。またケースでは同一キャリア周波数f3 のV偏
波とH偏波とにフェージングが発生しており、このよう
なケースは比較的発生頻度が高い。
【0004】図5の(B)において、従来は、N×M
(即ち、10×2)個のマトリクス状に配した切替スイ
ッチSWを有する切替部101 ,102 を備えていた。
こうすれば、ケースの場合は、例えばACH2 のSC
H1 (V偏波f5 )はRCHのSCH1 (V偏波f1 )
に、またACH2 のSCH2 (V偏波f6 )はRCHの
SCH2 (V偏波f2 )に夫々切り替えることができ
る。またケースの場合は、例えばACH1 のSCH1
(V偏波f3 )はRCHのSCH1 (V偏波f1 )に、
またACH4 のSCH1 (H偏波f3 )はRCHのSC
H2 (V偏波f2 )に夫々切り替えることができる。
(即ち、10×2)個のマトリクス状に配した切替スイ
ッチSWを有する切替部101 ,102 を備えていた。
こうすれば、ケースの場合は、例えばACH2 のSC
H1 (V偏波f5 )はRCHのSCH1 (V偏波f1 )
に、またACH2 のSCH2 (V偏波f6 )はRCHの
SCH2 (V偏波f2 )に夫々切り替えることができ
る。またケースの場合は、例えばACH1 のSCH1
(V偏波f3 )はRCHのSCH1 (V偏波f1 )に、
またACH4 のSCH1 (H偏波f3 )はRCHのSC
H2 (V偏波f2 )に夫々切り替えることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如く切
替部101 ,102 に夫々N×M個の切替スイッチSW
を備える構成であると、切替部101 ,102 の回路構
成が複雑かつ高価となる上に、それらの切替制御も複雑
かつ煩雑なものになる。本発明の目的は、簡単な構成及
び制御にも係わらず様々な態様の周波数選択性フェージ
ング発生時の予備回線への切替が効果的に行える予備回
線切替方式を提供することにある。
替部101 ,102 に夫々N×M個の切替スイッチSW
を備える構成であると、切替部101 ,102 の回路構
成が複雑かつ高価となる上に、それらの切替制御も複雑
かつ煩雑なものになる。本発明の目的は、簡単な構成及
び制御にも係わらず様々な態様の周波数選択性フェージ
ング発生時の予備回線への切替が効果的に行える予備回
線切替方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1の構成
により解決される。即ち、本発明の予備回線切替方式
は、N+M周波数多重無線伝送方式における予備回線切
替方式において、2以上のN個のキャリア周波数に夫々
対応させたN本の現用チャンネルACH1 〜ACH
N と、2以上のM個のキャリア周波数に夫々対応させた
M本の予備チャンネルRCH1 〜RCHM と、N本の現
用チャンネルACH1 〜ACHN をM本の予備チャンネ
ルRCH1 〜RCHM に切替接続する切替部1であっ
て、周波数軸上で隣接する関係にある現用チャンネルを
互いに異なるキャリア周波数の予備チャンネルにのみ切
替接続するよう構成されているものとを備え、現用チャ
ンネルの伝送品質劣化に応じて対応する予備チャンネル
に切り替えるものである。
により解決される。即ち、本発明の予備回線切替方式
は、N+M周波数多重無線伝送方式における予備回線切
替方式において、2以上のN個のキャリア周波数に夫々
対応させたN本の現用チャンネルACH1 〜ACH
N と、2以上のM個のキャリア周波数に夫々対応させた
M本の予備チャンネルRCH1 〜RCHM と、N本の現
用チャンネルACH1 〜ACHN をM本の予備チャンネ
ルRCH1 〜RCHM に切替接続する切替部1であっ
て、周波数軸上で隣接する関係にある現用チャンネルを
互いに異なるキャリア周波数の予備チャンネルにのみ切
替接続するよう構成されているものとを備え、現用チャ
ンネルの伝送品質劣化に応じて対応する予備チャンネル
に切り替えるものである。
【0007】
【作用】図1において、まずV偏波のみの無線伝送を考
えると、これは通常のN+M(例えば4+2)予備回線
切替方式となる。ここで、キャリア周波数f3 〜f6 を
現用チャンネルACH1 〜ACH4 に、かつキャリア周
波数f1 ,f2 を予備チャンネルRCH1 ,RCH2 に
夫々アサインしたとすると、切替部1は周波数軸上で隣
接する関係にある現用チャンネルを互いに異なるキャリ
ア周波数の予備チャンネルにのみ切替接続するよう構成
されている。
えると、これは通常のN+M(例えば4+2)予備回線
切替方式となる。ここで、キャリア周波数f3 〜f6 を
現用チャンネルACH1 〜ACH4 に、かつキャリア周
波数f1 ,f2 を予備チャンネルRCH1 ,RCH2 に
夫々アサインしたとすると、切替部1は周波数軸上で隣
接する関係にある現用チャンネルを互いに異なるキャリ
ア周波数の予備チャンネルにのみ切替接続するよう構成
されている。
【0008】こうすれば、ケースのような周波数選択
性フェージングが発生しても、現用チャンネルACH3
は予備チャンネルRCH1 に、また現用チャンネルAC
H4は予備チャンネルRCH2 に夫々切り替えることが
でき、回線ダウンを効果的に回避できる。しかも、各切
替部11 ,12 における切替スイッチSWの数は従来に
比べて夫々1/2に減少しており、これらの切替制御も
格段に軽減される。
性フェージングが発生しても、現用チャンネルACH3
は予備チャンネルRCH1 に、また現用チャンネルAC
H4は予備チャンネルRCH2 に夫々切り替えることが
でき、回線ダウンを効果的に回避できる。しかも、各切
替部11 ,12 における切替スイッチSWの数は従来に
比べて夫々1/2に減少しており、これらの切替制御も
格段に軽減される。
【0009】また好ましくは、N+M(即ち、10+
2)の各キャリア周波数は図示の如くV偏波とH偏波と
にコチャンネル配置されている。こうすれば、無線伝送
システムの伝送容量が増す上、例えばH偏波においてケ
ースのような周波数選択性フェージングが発生して
も、現用チャンネルACH 8 は予備チャンネルRCH2
に、また現用チャンネルACH9 は予備チャンネルRC
H1 に夫々切り替えることができ、回線ダウンを効果的
に回避できる。
2)の各キャリア周波数は図示の如くV偏波とH偏波と
にコチャンネル配置されている。こうすれば、無線伝送
システムの伝送容量が増す上、例えばH偏波においてケ
ースのような周波数選択性フェージングが発生して
も、現用チャンネルACH 8 は予備チャンネルRCH2
に、また現用チャンネルACH9 は予備チャンネルRC
H1 に夫々切り替えることができ、回線ダウンを効果的
に回避できる。
【0010】また、上記の課題は好ましくは図2の構成
により解決される。なお、この例は本発明をコチャンネ
ル・マルチキャリア無線伝送方式に適用した場合として
説明している。即ち、予備チャンネルRCHはサブチャ
ンネルSCH1 ,SCH2 から成っており、夫々はV偏
波のキャリア周波数f1 ,f2 にアサインされている。
また現用チャンネルACH1 はサブチャンネルSC
H1 ,SCH2 から成っており、夫々はV偏波のキャリ
ア周波数f3 ,f4 にアサインされている。以下同様に
して、ACH2 のSCH1 ,SCH2 はV偏波のf5 ,
f 6 に、ACH3 のSCH1 ,SCH2 はH偏波の
f1 ,f2 に、ACH4 のSCH1 ,SCH2 はH偏波
のf3 ,f4 に、そしてACH5 のSCH1 ,SCH2
はH偏波のf5 ,f6 に夫々アサインされている。
により解決される。なお、この例は本発明をコチャンネ
ル・マルチキャリア無線伝送方式に適用した場合として
説明している。即ち、予備チャンネルRCHはサブチャ
ンネルSCH1 ,SCH2 から成っており、夫々はV偏
波のキャリア周波数f1 ,f2 にアサインされている。
また現用チャンネルACH1 はサブチャンネルSC
H1 ,SCH2 から成っており、夫々はV偏波のキャリ
ア周波数f3 ,f4 にアサインされている。以下同様に
して、ACH2 のSCH1 ,SCH2 はV偏波のf5 ,
f 6 に、ACH3 のSCH1 ,SCH2 はH偏波の
f1 ,f2 に、ACH4 のSCH1 ,SCH2 はH偏波
のf3 ,f4 に、そしてACH5 のSCH1 ,SCH2
はH偏波のf5 ,f6 に夫々アサインされている。
【0011】かかる状態で、切替部1は周波数軸上で隣
接する関係にある現用チャンネルを互いに異なるキャリ
ア周波数の予備チャンネルにのみ切替接続するよう構成
されていると共に、同一キャリア周波数で異偏波の関係
にある現用チャンネルを互いに異なるキャリア周波数の
予備チャンネルにのみ切替接続するよう構成されてい
る。
接する関係にある現用チャンネルを互いに異なるキャリ
ア周波数の予備チャンネルにのみ切替接続するよう構成
されていると共に、同一キャリア周波数で異偏波の関係
にある現用チャンネルを互いに異なるキャリア周波数の
予備チャンネルにのみ切替接続するよう構成されてい
る。
【0012】こうすれば、ケースのような周波数選択
性フェージングが発生しても、現用チャンネルACH2
のサブチャンネルSCH1 は予備チャンネルRCHのサ
ブチャンネルSCH1 に、また現用チャンネルACH2
のサブチャンネルSCH2 は予備チャンネルRCHのサ
ブチャンネルSCH2 に夫々切り替えることができ、回
線ダウンを効果的に回避できる。またケースのような
周波数選択性フェージングが発生しても、現用チャンネ
ルACH1 のサブチャンネルSCH1 は予備チャンネル
RCHのサブチャンネルSCH1 に、また現用チャンネ
ルACH4 のサブチャンネルSCH1 は予備チャンネル
RCHのサブチャンネルSCH2 に夫々切り替えること
ができ、回線ダウンを効果的に回避できる。
性フェージングが発生しても、現用チャンネルACH2
のサブチャンネルSCH1 は予備チャンネルRCHのサ
ブチャンネルSCH1 に、また現用チャンネルACH2
のサブチャンネルSCH2 は予備チャンネルRCHのサ
ブチャンネルSCH2 に夫々切り替えることができ、回
線ダウンを効果的に回避できる。またケースのような
周波数選択性フェージングが発生しても、現用チャンネ
ルACH1 のサブチャンネルSCH1 は予備チャンネル
RCHのサブチャンネルSCH1 に、また現用チャンネ
ルACH4 のサブチャンネルSCH1 は予備チャンネル
RCHのサブチャンネルSCH2 に夫々切り替えること
ができ、回線ダウンを効果的に回避できる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図3は実施例の予備回
線切替方式の構成を示す図で、図において11 ,12 は
回線の切替部、SWは回線の切替スイッチ、21 ,22
は回線監視制御部、Mは変調部、TXは無線送信部、3
1 ,32 はアンテナ、RXは無線受信部、Dは復調部で
ある。
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図3は実施例の予備回
線切替方式の構成を示す図で、図において11 ,12 は
回線の切替部、SWは回線の切替スイッチ、21 ,22
は回線監視制御部、Mは変調部、TXは無線送信部、3
1 ,32 はアンテナ、RXは無線受信部、Dは復調部で
ある。
【0014】なお、図3はマイクロ波帯f1 〜f6 にお
けるコチャンネル・2マルチキャリア方式を利用したデ
ィジタル多重無線伝送システムの下り回線の構成を示し
ており、上り回線の構成(不図示)については例えばf
1 〜f6 よりも高い周波数のマイクロ波帯f7 〜f12に
おけるコチャンネル・2マルチキャリア方式を利用する
ことにより図3の構成と対称に構成される。
けるコチャンネル・2マルチキャリア方式を利用したデ
ィジタル多重無線伝送システムの下り回線の構成を示し
ており、上り回線の構成(不図示)については例えばf
1 〜f6 よりも高い周波数のマイクロ波帯f7 〜f12に
おけるコチャンネル・2マルチキャリア方式を利用する
ことにより図3の構成と対称に構成される。
【0015】図2の(A)又は図5の(A)の場合と同
様にして、予備チャンネルRCHはサブチャンネルSC
H1 ,SCH2 から成っており、夫々はV偏波のキャリ
ア周波数f1 ,f2 にアサインされている。また現用チ
ャンネルACH1 はサブチャンネルSCH1 ,SCH2
から成っており、夫々はV偏波のキャリア周波数f3,
f4 にアサインされている。以下同様にして、ACH2
のSCH1 ,SCH2はV偏波のf5 ,f6 に、ACH
3 のSCH1 ,SCH2 はH偏波のf1 ,f2に、AC
H4 のSCH1 ,SCH2 はH偏波のf3 ,f4 に、そ
してACH5 のSCH1 ,SCH2 はH偏波のf5 ,f
6 に夫々アサインされている。
様にして、予備チャンネルRCHはサブチャンネルSC
H1 ,SCH2 から成っており、夫々はV偏波のキャリ
ア周波数f1 ,f2 にアサインされている。また現用チ
ャンネルACH1 はサブチャンネルSCH1 ,SCH2
から成っており、夫々はV偏波のキャリア周波数f3,
f4 にアサインされている。以下同様にして、ACH2
のSCH1 ,SCH2はV偏波のf5 ,f6 に、ACH
3 のSCH1 ,SCH2 はH偏波のf1 ,f2に、AC
H4 のSCH1 ,SCH2 はH偏波のf3 ,f4 に、そ
してACH5 のSCH1 ,SCH2 はH偏波のf5 ,f
6 に夫々アサインされている。
【0016】また各切替部11 ,12 において、V偏波
の現用チャンネルACH1 ,ACH 2 の各サブチャンネ
ルSCH1 及びH偏波の現用チャンネルACH3 〜AC
H5の各サブチャンネルSCH2 は予備チャンネルRC
HのサブチャンネルSCH1にのみ切替接続されるよう
に構成されている。またV偏波の現用チャンネルACH
1 ,ACH2 の各サブチャンネルSCH2 及びH偏波の
現用チャンネルACH 3 〜ACH5 の各サブチャンネル
SCH1 は予備チャンネルRCHのサブチャンネルSC
H2 にのみ切替接続されるように構成されている。
の現用チャンネルACH1 ,ACH 2 の各サブチャンネ
ルSCH1 及びH偏波の現用チャンネルACH3 〜AC
H5の各サブチャンネルSCH2 は予備チャンネルRC
HのサブチャンネルSCH1にのみ切替接続されるよう
に構成されている。またV偏波の現用チャンネルACH
1 ,ACH2 の各サブチャンネルSCH2 及びH偏波の
現用チャンネルACH 3 〜ACH5 の各サブチャンネル
SCH1 は予備チャンネルRCHのサブチャンネルSC
H2 にのみ切替接続されるように構成されている。
【0017】かかる構成で、回線監視制御部22 がある
現用回線の品質劣化を検出すると、その旨の情報を上り
回線の制御チャンネルを介して回線監視制御部21 に送
信すると共に、しかる後、両回線監視制御部21 ,22
は所定の同期の下で当該品質劣化が検出された現用回線
を対応する予備回線に切り替える。かくして、各切替部
11 ,12 における切替スイッチSWの数は従来に比べ
て夫々1/2に減少しており、これに応じて切替スイッ
チSWの切替制御も格段に軽減される。しかも、図5の
(A)のケース,に示すような周波数選択性フェー
ジングの発生に対しては簡単な構成及び制御にも係わら
ず従来と同等の予備回線への切替制御が効果的に行え
る。
現用回線の品質劣化を検出すると、その旨の情報を上り
回線の制御チャンネルを介して回線監視制御部21 に送
信すると共に、しかる後、両回線監視制御部21 ,22
は所定の同期の下で当該品質劣化が検出された現用回線
を対応する予備回線に切り替える。かくして、各切替部
11 ,12 における切替スイッチSWの数は従来に比べ
て夫々1/2に減少しており、これに応じて切替スイッ
チSWの切替制御も格段に軽減される。しかも、図5の
(A)のケース,に示すような周波数選択性フェー
ジングの発生に対しては簡単な構成及び制御にも係わら
ず従来と同等の予備回線への切替制御が効果的に行え
る。
【0018】図4は他の実施例の予備回線切替方式を説
明する図で、図はマイクロ波帯f1〜f9 におけるコチ
ャンネル・3マルチキャリア方式を利用したディジタル
多重無線伝送システムの下り回線の概念構成を示してい
る。図において、予備チャンネルRCHはサブチャンネ
ルSCH1 ,SCH2 ,SCH3 から成っており、夫々
はV偏波のキャリア周波数f1 ,f2 ,f3 にアサイン
されている。また現用チャンネルACH1 はサブチャン
ネルSCH1 ,SCH2 ,SCH3 から成っており、夫
々はV偏波のキャリア周波数f4 ,f5 ,f 6 にアサイ
ンされている。以下同様にして、ACH2 のSCH1 ,
SCH2 ,SCH3 はV偏波のf7 ,f8 ,f9 に、A
CH3 のSCH1 ,SCH2 ,SCH 3 はH偏波の
f1 ,f2 ,f3 に、ACH4 のSCH1 ,SCH2 ,
SCH3 はH偏波のf4 ,f5 ,f6 に、そしてACH
5 のSCH1 ,SCH2 ,SCH3はH偏波のf7 ,f
8 ,f9 に夫々アサインされている。
明する図で、図はマイクロ波帯f1〜f9 におけるコチ
ャンネル・3マルチキャリア方式を利用したディジタル
多重無線伝送システムの下り回線の概念構成を示してい
る。図において、予備チャンネルRCHはサブチャンネ
ルSCH1 ,SCH2 ,SCH3 から成っており、夫々
はV偏波のキャリア周波数f1 ,f2 ,f3 にアサイン
されている。また現用チャンネルACH1 はサブチャン
ネルSCH1 ,SCH2 ,SCH3 から成っており、夫
々はV偏波のキャリア周波数f4 ,f5 ,f 6 にアサイ
ンされている。以下同様にして、ACH2 のSCH1 ,
SCH2 ,SCH3 はV偏波のf7 ,f8 ,f9 に、A
CH3 のSCH1 ,SCH2 ,SCH 3 はH偏波の
f1 ,f2 ,f3 に、ACH4 のSCH1 ,SCH2 ,
SCH3 はH偏波のf4 ,f5 ,f6 に、そしてACH
5 のSCH1 ,SCH2 ,SCH3はH偏波のf7 ,f
8 ,f9 に夫々アサインされている。
【0019】また各切替部11 ,12 において、V偏波
の現用チャンネルACH1 ,ACH 2 の各サブチャンネ
ルSCH1 及びH偏波の現用チャンネルACH3 〜AC
H5の各サブチャンネルSCH3 は予備チャンネルRC
HのサブチャンネルSCH1にのみ切替接続されるよう
に構成されている。またV偏波の現用チャンネルACH
1 ,ACH2 の各サブチャンネルSCH2 及びH偏波の
現用チャンネルACH 3 〜ACH5 の各サブチャンネル
SCH1 は予備チャンネルRCHのサブチャンネルSC
H2 にのみ切替接続されるように構成されている。また
V偏波の現用チャンネルACH1 ,ACH2 の各サブチ
ャンネルSCH3 及びH偏波の現用チャンネルACH3
〜ACH5 の各サブチャンネルSCH2 は予備チャンネ
ルRCHのサブチャンネルSCH3 にのみ切替接続され
るように構成されている。
の現用チャンネルACH1 ,ACH 2 の各サブチャンネ
ルSCH1 及びH偏波の現用チャンネルACH3 〜AC
H5の各サブチャンネルSCH3 は予備チャンネルRC
HのサブチャンネルSCH1にのみ切替接続されるよう
に構成されている。またV偏波の現用チャンネルACH
1 ,ACH2 の各サブチャンネルSCH2 及びH偏波の
現用チャンネルACH 3 〜ACH5 の各サブチャンネル
SCH1 は予備チャンネルRCHのサブチャンネルSC
H2 にのみ切替接続されるように構成されている。また
V偏波の現用チャンネルACH1 ,ACH2 の各サブチ
ャンネルSCH3 及びH偏波の現用チャンネルACH3
〜ACH5 の各サブチャンネルSCH2 は予備チャンネ
ルRCHのサブチャンネルSCH3 にのみ切替接続され
るように構成されている。
【0020】こうすれば、コチャンネル・3マルチキャ
リア方式、即ち、N+M(=15+3)の予備回線切替
方式においても第1実施例の場合と同等の作用・効果が
得られることは明らかである。4マルチキャリア以上の
方式についても同様に考えられる。なお、上記実施例で
はH偏波における各切替スイッチSWの出力側と予備チ
ャンネルの入力との間の接続方法を本発明に従って変え
るように構成したがこれに限らない。各切替スイッチS
Wの入力側と現用チャンネルの入力との間の接続方法を
変えるように構成しても良い。
リア方式、即ち、N+M(=15+3)の予備回線切替
方式においても第1実施例の場合と同等の作用・効果が
得られることは明らかである。4マルチキャリア以上の
方式についても同様に考えられる。なお、上記実施例で
はH偏波における各切替スイッチSWの出力側と予備チ
ャンネルの入力との間の接続方法を本発明に従って変え
るように構成したがこれに限らない。各切替スイッチS
Wの入力側と現用チャンネルの入力との間の接続方法を
変えるように構成しても良い。
【0021】また、上記実施例ではV偏波とH偏波の場
合について述べたがこれに限らない。両者の関係は異偏
波であれば良い。また、上記実施例ではディジタル無線
伝送システムへの適用例を述べたが、本発明はアナログ
無線伝送システムにも適用できる。また、上記実施例で
はコチャンネル・マルチキャリア方式への適用例を述べ
たがこれに限らない。マルチキャリアを通常の単一のキ
ャリアに置き換えれば通常のN+Mの無線伝送システム
に対して、又は単一のキャリアを異偏波についてコチャ
ンネル配置した無線伝送システムに対して夫々に本発明
の予備回線切替方式をそのまま適用可能である。
合について述べたがこれに限らない。両者の関係は異偏
波であれば良い。また、上記実施例ではディジタル無線
伝送システムへの適用例を述べたが、本発明はアナログ
無線伝送システムにも適用できる。また、上記実施例で
はコチャンネル・マルチキャリア方式への適用例を述べ
たがこれに限らない。マルチキャリアを通常の単一のキ
ャリアに置き換えれば通常のN+Mの無線伝送システム
に対して、又は単一のキャリアを異偏波についてコチャ
ンネル配置した無線伝送システムに対して夫々に本発明
の予備回線切替方式をそのまま適用可能である。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く本発明の予備回線切替方
式は、上記構成であるので、簡単な構成及び制御にも係
わらず様々な態様の周波数選択性フェージング発生時の
予備回線への切替が効果的に行える。
式は、上記構成であるので、簡単な構成及び制御にも係
わらず様々な態様の周波数選択性フェージング発生時の
予備回線への切替が効果的に行える。
【図1】図1は本発明の原理を説明する図である。
【図2】図2は本発明の原理を説明する図である。
【図3】図3は実施例の予備回線切替方式の構成を示す
図である。
図である。
【図4】図4は他の実施例の予備回線切替方式を説明す
る図である。
る図である。
【図5】図5は従来の予備回線切替方式を説明する図で
ある。
ある。
11 ,12 回線切替部 f1 〜f6 キャリア周波数 ACH 現用チャンネル RCH 予備チャンネル
Claims (4)
- 【請求項1】 N+M周波数多重無線伝送方式における
予備回線切替方式において、 2以上のN個のキャリア周波数に夫々対応させたN本の
現用チャンネル(ACH1 〜ACHN )と、 2以上のM個のキャリア周波数に夫々対応させたM本の
予備チャンネル(RCH1 〜RCHM )と、 N本の現用チャンネル(ACH1 〜ACHN )をM本の
予備チャンネル(RCH1 〜RCHM )に切替接続する
切替部(1)であって、周波数軸上で隣接する関係にあ
る現用チャンネルを互いに異なるキャリア周波数の予備
チャンネルにのみ切替接続するよう構成されているもの
とを備え、 現用チャンネルの伝送品質劣化に応じて対応する予備チ
ャンネルに切り替えることを特徴とする予備回線切替方
式。 - 【請求項2】 N+Mキャリア周波数はコチャンネル配
置されていることを特徴とする請求項1の予備回線切替
方式。 - 【請求項3】 切替部(1)は同一キャリア周波数で異
偏波の関係にある現用チャンネルを互いに異なるキャリ
ア周波数の予備チャンネルにのみ切替接続するよう構成
されていることを特徴とする請求項2の予備回線切替方
式。 - 【請求項4】 N+Mキャリア周波数をマルチキャリア
無線伝送方式のマルチキャリアとしたことを特徴とする
請求項1乃至3の予備回線切替方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4281878A JPH06132851A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 予備回線切替方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4281878A JPH06132851A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 予備回線切替方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06132851A true JPH06132851A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17645233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4281878A Withdrawn JPH06132851A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 予備回線切替方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06132851A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016092431A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | Necエンジニアリング株式会社 | 無線通信装置および無線通信方法 |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP4281878A patent/JPH06132851A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016092431A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | Necエンジニアリング株式会社 | 無線通信装置および無線通信方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |