JP2954190B1 - 小型基地局装置 - Google Patents

小型基地局装置

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JP2954190B1 JP10253135A JP25313598A JP2954190B1 JP 2954190 B1 JP2954190 B1 JP 2954190B1 JP 10253135 A JP10253135 A JP 10253135A JP 25313598 A JP25313598 A JP 25313598A JP 2954190 B1 JP2954190 B1 JP 2954190B1
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Abstract

【要約】 【課題】 ダイバーシチ方式を採用した基地局あるいは
移動通信システムで全体的な通信の品質を確保しつつ、
2キャリア運用から1キャリア運用に切り替えて消費電
力を低減することのできる小型基地局装置を実現するこ
と。 【解決手段】 小型基地局装置101は、第1および第
2のアンテナ102、103とこれらに対応した第1お
よび第2の送受信ユニット111、112を備えてお
り、制御部が装置内の制御を行っている。2つのアンテ
ナ102、103のいずれかの受信データが所定の品質
以上を維持しており、1つのキャリアで足りる通話チャ
ネルが使用されているときには、1キャリア運用に移行
する。この状態では対応する受信ユニット114(11
6)をオフにして、通話品質を維持して消費電力を節減
することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動局との間で無線
通信を行う小型基地局装置に係わり、特に2つのアンテ
ナを備えてダイバーシチ制御方法で通信を行うことを可
能にした小型基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の小型基地局装置の構成を
表わしたものである。この小型基地局装置10は、電波
の送受信を行うための第1および第2の送受信ユニット
11、12を備えている。第1の送受信ユニット11
は、第1の送信ユニット13と第1の受信ユニット14
から構成され、第2の送受信ユニット12は、第2の送
信ユニット15と第2の受信ユニット16から構成され
ている。第1の送受信ユニット11には、送受信兼用の
第1のアンテナ17と、送受信信号を分波するための第
1の分波器(DUP)18およびこの第1の分波器18
を経て受信された信号を分配して第1および第2の受信
ユニット14、16に入力するための分配器19が配置
されている。第2の送受信ユニット12には、送受信兼
用の第2のアンテナ21と、送受信信号を分波するため
の第2の分波器22およびこの第2の分波器22を経て
受信された信号を分配して第1および第2の受信ユニッ
ト14、16に入力するための分配器23が配置されて
いる。
【0003】第1の送受信ユニット11は第1のキャリ
アを使用した下り送信信号25を出力する。この下り送
信信号25は第1の分波器18を経由して第1のアンテ
ナ17から送信される。上り電波については、第1のア
ンテナ17で受信され、第1の分波器18を経由して上
り受信信号26として分配器19に供給され、ここから
分配されて第1の受信ユニット14と第2の受信ユニッ
ト16に入力されてダイバーシチ受信される。第2の送
受信ユニット12は第2のキャリアを使用した下り送信
信号28を出力する。この下り送信信号28は第2の分
波器22を経由して第2のアンテナ21から送信され
る。上り電波については、第2のアンテナ21で受信さ
れ、第2の分波器22を経由して上り受信信号29とし
て分配器23に供給され、ここから分配されて第1の受
信ユニット14と第2の受信ユニット16に入力されて
ダイバーシチ受信される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】小型基地局装置では、
一般にスペースダイバーシチ方式を採用しており、通話
チャネルが少ない場合には1つのキャリアを使用して送
受信を行っている。しかしながら、このような小型基地
局装置では、トラヒック(発呼)が増大して第1および
第2の送受信ユニット11、12の双方を使用した2キ
ャリア運用に移行すると、そのまま2キャリア運用が継
続されることになった。すなわち、その後に制御チャネ
ルが存在する一方のキャリア(以下、基本キャリアとい
う。)に空きタイムスロット(通話チャネル)が発生し
ても、2キャリア運用がそのまま継続されることになっ
た。このような状況では、2つの送受信ユニットが動作
状態になっており、消費電力に関してかなりの無駄を発
生させることになった。
【0005】なお、ダイバーシチ方式を採用した基地局
あるいは移動通信システムに関しては、たとえば特開平
6−284062号公報等の公報で提案されているよう
に、消費電力を低減する工夫が行われている。しかしな
がら、これらの提案では2キャリア運用を1キャリア運
用に切り替えることについて何らの考察も行われていな
い。
【0006】そこで本発明の目的は、ダイバーシチ方式
を採用した基地局あるいは移動通信システムで、所定の
場合には2キャリア運用から1キャリア運用に変更し
て、消費電力を低減することのできる小型基地局装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)送受信兼用される第1および第2のアンテナ
と、(ロ)これら第1および第2のアンテナのそれぞれ
に異なったキャリアを割り当ててこれらのキャリアにそ
れぞれ複数の通話チャネルを設定可能にして移動局に対
して送信を行なう第1および第2の送信部と、(ハ)第
1および第2のアンテナに対応して用意され、これら第
1および第2のアンテナが共に受信可能な状態に設定さ
れているときにはこれらのアンテナの受信した信号を分
配して供給されダイバーシチ受信を行なう第1および第
2の受信部と、(ニ)第1および第2のアンテナが受信
したデータが所定の受信品質を維持しているかどうかを
判別する受信品質判別手段と、(ホ)第1および第2の
送信部の中の一方の送信部の使用するキャリアだけで現
在必要とされる全通話チャネルを確保して送信が行なえ
るかどうかを判別する通話チャネル数判別手段と、
(ヘ)この通話チャネル数判別手段が一方の送信部の使
用するキャリアだけで現在必要とされる全通話チャネル
を確保して送信が行なえることを判別し、受信品質判別
手段が第1および第2のアンテナの受信したデータの少
なくとも一方が所定の受信品質を維持していると判別し
たとき通話チャネルを第1および第2のキャリアのうち
の現在必要とされる全通話チャネルを確保できる一方に
統合して第1および第2のアンテナの一方のアンテナの
みから送信を行なわせる1キャリア運用手段とを小型基
地局装置に具備させる。
【0008】すなわち請求項1記載の発明では、第1お
よび第2のアンテナおよびこれらが共に受信可能な状態
に設定されているときにダイバーシチ受信を行なう第1
および第2の受信部とを備えた装置に、第1および第2
のアンテナが受信したデータが所定の受信品質を維持し
ているかどうかを判別する受信品質判別手段と、第1お
よび第2の送信部の中の一方の送信部の使用するキャリ
アだけで現在必要とされる全通話チャネルを確保して送
信が行なえるかどうかを判別する通話チャネル数判別手
段を配置している。そして、1つのキャリアだけで全通
話チャネルを確保することができ、しかも第1および第
2のアンテナの受信したデータの少なくとも一方が所定
の受信品質を維持していると判別したときには、通話チ
ャネルを第1および第2の送信部のうちの現在必要とさ
れる全通話チャネルを確保できる一方に統合して、第1
および第2のアンテナの一方のアンテナのみから送信を
行なわせることにしている。すなわち、通話チャネル数
が比較的少なくてかつ通信の品質が問題にならないよう
な場合には、2つのキャリア運用から1キャリア運用に
切り替えることにして、消費電力の低減と周波数の有効
利用を図っている。
【0009】請求項2記載の発明では、(イ)送受信兼
用される第1および第2のアンテナと、(ロ)これら第
1および第2のアンテナのそれぞれに異なったキャリア
を割り当ててこれらのキャリアにそれぞれ複数の通話チ
ャネルを設定可能にして移動局に対して送信を行なう第
1および第2の送信部と、(ハ)第1および第2のアン
テナに対応して用意され、これら第1および第2のアン
テナが共に受信可能な状態に設定されているときにはこ
れらのアンテナの受信した信号を分配して供給されダイ
バーシチ受信を行なう第1および第2の受信部と、
(ニ)第1および第2のアンテナが受信したデータが所
定の受信品質を維持しているかどうかを判別する受信品
質判別手段と、(ホ)第1および第2の送信部の中の一
方の送信部の使用するキャリアだけで現在必要とされる
全通話チャネルを確保して送信が行なえるかどうかを判
別する通話チャネル数判別手段と、(へ)この通話チャ
ネル数判別手段が一方の送信部の使用するキャリアだけ
で現在必要とされる全通話チャネルを確保して送信が行
なえることを判別し、受信品質判別手段が第1および第
2のアンテナの一方のみの受信したデータが所定の受信
品質を維持していると判別したとき通話チャネルを第1
および第2のキャリアのうちの現在必要とされる全通話
チャネルを確保できる一方に統合して所定の受信品質を
維持していると判別されたアンテナのみから送信を行な
わせる1キャリア運用手段と、(ト)受信品質判別手段
が前記第1および第2のアンテナの一方のみの受信した
データが所定の受信品質を維持していると判別したとき
その一方のアンテナのみが継続して所定の受信品質を維
持している時間を計時する計時手段と、(チ)この計時
手段が予め定めた所定の時間を計時したとき前記一方の
アンテナ以外のアンテナとしての他方のアンテナあるい
はその他方のアンテナを使用する通信系に障害が発生し
ていると判別する障害判別手段とを小型基地局装置に具
備させる。
【0010】すなわち請求項2記載の発明では、第1お
よび第2のアンテナおよびこれらが共に受信可能な状態
に設定されているときにダイバーシチ受信を行なう第1
および第2の受信部とを備えた装置に、第1および第2
のアンテナが受信したデータが所定の受信品質を維持し
ているかどうかを判別する受信品質判別手段と、第1お
よび第2の送信部の中の一方の送信部の使用するキャリ
アだけで現在必要とされる全通話チャネルを確保して送
信が行なえるかどうかを判別する通話チャネル数判別手
段を配置して、所定の場合には2つのキャリアを使用し
たダイバーシチ受信から1キャリア運用に切り替えるこ
とができるようにする一方で、第1および第2のアンテ
ナの一方のみの受信したデータが所定の受信品質を維持
している場合には計時手段がその状態の継続する時間を
計時するようにしている。そして、一方のアンテナの受
信したデータのみが所定時間以上受信品質を維持してい
るような場合には、この受信品質を維持できない他方の
アンテナあるいはそのアンテナを使用する通信系に障害
が発生していると判別して、必要な措置がとれるように
している。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
小型基地局装置で1キャリア運用手段が1つのキャリア
を選択して運用を行うとき第1および第2のアンテナの
うち受信品質判別手段が受信品質がよりよいと判別した
アンテナを通信に選択するアンテナ選択手段を具備する
ことを特徴としている。
【0012】すなわち請求項3記載の発明では、双方の
アンテナで良好な受信品質が確保できる場合には、より
良い受信品質を得られるアンテナを選択して良好な通信
がより長期間確保されるように配慮している。
【0013】請求項4記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の小型基地局装置で、受信品質判別手段
は、受信したデータのビットエラー率を基にして受信品
質を判別することを特徴としている。更に請求項5記載
の発明では、受信品質判別手段は、着信電界強度を基に
して受信品質を判別することを特徴としている。これら
以外の尺度で受信品質を判別しても良いことは当然であ
る。
【0014】また、請求項6記載の発明では、所定の受
信品質は、着信電界強度が40dBμよりも高く、ビッ
トエラー率が1×10-6よりも低いとき受信品質が維持
されていると判別することを特徴としている。このよう
な状況では、通話チャネルに空きがあるとき2キャリア
運用から1キャリア運用に切り替えても通信の品質に問
題が生じない。
【0015】
【発明の実施の形態】
【0016】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例における小型基地
局装置を使用した移動通信システムの構成を表わしたも
のである。この移動通信システムでは、TDMA−FD
D(Time Division Multiple Access‐Frequency D
ivision Duplex)方式を採用したディジタル通信シス
テムを適用している)。ここで、TDMA−FDD方式
は、時分割多重方式において送信と受信で異なった周波
数を使用する方式をいう。
【0018】小型基地局装置101は送受信兼用の第1
および第2のアンテナ102、103を所定の間隔を置
いて配置している。第1のアンテナ102は第1のキャ
リアの送受信を行うためのものであり、第2のアンテナ
103は第1のキャリアとは周波数の異なる第2のキャ
リアの送受信を行うためのものである。ある時点で、第
1のキャリアはa1移動局104a1からd1移動局10
4d1に対して使用され、第2のキャリアはa2移動局1
04a2からf2移動局104f2に対して使用されるも
のとする。
【0019】図2は、この時点における第1のキャリア
の運用状態を表わしたものである。この例では第1のキ
ャリアに6チャネルが割り当てられているが、第3チャ
ネルと第6チャネルは制御チャネル(Cch)となって
いるため、残りの4チャネルにa1移動局104a1から
1移動局104d1が割り当てられている。ここで制御
チャネル(Cch)は、呼制御に必要な制御信号を伝送
するチャネルをいう。制御チャネルは多数のユーザが共
同で使用する共通アクセスチャネルと、ある時間範囲の
なかで一人のユーザが占有して使用するユーザ占有形チ
ャネルとに分類される。ここでは、複数のユーザが共同
で使用することにしている。
【0020】図3は図1に示した時点における第2のキ
ャリアの運用状態を表わしたものである。第2のキャリ
アには制御チャネル(Cch)が割り当てられていない
したがって、この例では6チャネル分としてa2移動局
104a2からf2移動局104f2がそれぞれ割り当て
られている。このように、本実施例では図2に示した第
1のキャリアのみに制御チャネル(Cch)が割り当て
られている。これは、たとえば各移動局104が小型基
地局装置101とコンタクトをとるとき、特定のキャリ
ア(この場合には第1のキャリア)のみにチューニング
すればよいという利点を生じさせるものであるが、この
ように制御チャネルを一つのチャネルに集中させなくて
もよいことは当然である。
【0021】図4は、本実施例の小型基地局装置の構成
を表わしたものである。小型基地局装置101は、第1
および第2の送受信ユニット111、112を備えてい
る。第1の送受信ユニット111は、第1の送信ユニッ
ト113と第1の受信ユニット114から構成され、第
2の送受信ユニット112は、第2の送信ユニット11
5と第2の受信ユニット116から構成されている。小
型基地局装置101には、送受信兼用の第1および第2
のアンテナ102、122が配置されている。第1のア
ンテナ102は第1のキャリアに使用され、第2のアン
テナ103は第2のキャリアに使用されるようになって
いる。第1のアンテナ102には、送受信信号を分波す
るための第1の分波器(DUP)123が接続されてお
り、第2のアンテナ103には同様に第2の分波器12
4が接続されている。
【0022】第1の送信ユニット113から出力される
下り送信信号125は、第1の合成器126に入力さ
れ、ここから第1のスイッチ(SW)127を経て第1
の分波器(DUP)123に到達し、第1のアンテナ1
02に送られて電波として出力されるようになってい
る。また、第1のアンテナ102の受信した電波は第1
の分波器123から上り受信信号128として出力さ
れ、第1の分配器129に入力される。第1の分配器1
29は、これを第1の送受信ユニット111内の第1の
受信ユニット114と、第2の送受信ユニット112内
の第1の受信ユニット116の双方に分配するようにな
っている。
【0023】第2の送信ユニット115から出力される
下り送信信号131は、第2の合成器132に入力さ
れ、ここから第2のスイッチ(SW)133を経て第2
の分波器(DUP)124に到達し、ここから第2のア
ンテナ103に送られて電波として出力されるようにな
っている。また、第2のアンテナ103の受信した電波
は第2の分波器124から上り受信信号135として出
力され、第2の分配器136に入力される。第2の分配
器136は、これを第1の送受信ユニット111内の第
1の受信ユニット114と、第2の送受信ユニット11
2内の第1の受信ユニット116の双方に分配するよう
になっている。
【0024】第1の合成器126と第2の合成器132
の間には第3のスイッチ(SW)137が配置されてい
る。第1の合成器126と第2の合成器132は、第3
のスイッチ137を経て送られてくる他方のキャリアの
送信信号を合成する。これは後に説明するように、一定
の条件下で第1あるいは第2のアンテナ102、103
の一方のみからキャリアを送出することになるので、こ
のような場合に送信信号の進路の切り替えを可能にする
ためである。
【0025】この小型基地局装置101には装置全体を
制御するための制御部139が配置されている。制御部
139は、第1および第2の受信ユニット114、11
6から受信信号141、142の供給を受け、第1およ
び第2の送信ユニット113、115および高周波信号
の切り替えを行うための第1〜第3のスイッチ127、
133、137に対してそれぞれオン・オフ制御信号1
43、144あるいは切替制御信号151〜153を供
給するようになっている。ここでオン・オフ制御信号1
43、144は、未使用の受信部が存在する場合にその
電源をオン・オフ制御するための信号であり、切替制御
信号151〜153はそれぞれ対応するスイッチの切り
替えを制御する信号である。
【0026】図5は、このような小型基地局装置を有す
る移動通信システムで、通信を行っている移動局が減少
した場合を説明するためのものである。本実施例では図
2で説明したように一例として第1のキャリアを使用し
てa1移動局104a1からd 1移動局104d1までの4
つの移動局が同時に通信を行うことができ、図3に示し
たように第2のキャリアを使用して更にa2移動局10
4a2からf2移動局104f2までの6つの移動局が同
時に通信を行うことができる。すなわち、第1および第
2のキャリアを使用することで、最大で10の移動局が
同時に通信を行うことが可能である。
【0027】ここで、仮に第2のキャリアをa2移動局
104a2の1局のみが使用していたとし、第1のキャ
リアを使用していた局のうちたとえばc1移動局104
1(図2参照)が通信を終了したものとする。このよ
うな場合には、図5で破線で示した矢印の示すように、
もしc1移動局104c1の使用していたチャネルをa2
移動局104a2に振り替えることができれば、これ以
後は第1のキャリアのみで通信が可能になり、第2のキ
ャリアは使用しなくて済む。すなわち、これにより第2
のキャリアを使用する受信設備を休止させて、電力の節
減を図ることができる。
【0028】しかしながら、本実施例の小型基地局装置
を有する移動通信システムでは、2つのアンテナと相互
に異なった周波数のキャリアを使用してダイバーシチ制
御方法で通信を行うことで、それぞれの移動局104と
小型基地局装置101の間の通信をよい状況で行えるよ
うにしている。したがって、第2のキャリアを使用して
通信を行っていたa2移動局104a2が第1のキャリア
に切り替えて通信を行うためには、キャリアの変更によ
りa2移動局104a2の通信状況が実用に耐えない程度
に悪化することは許されない。そこで本実施例では制御
部139がこのようなキャリアの切り替えが可能である
かどうかを判別して、その条件に合致したときのみ切り
替えを行って、全体的な節電を図るようにしている。
【0029】制御部139は図示しないCPU(中央処
理装置)を備えている。そして同じく図示しないROM
(リード・オンリ・メモリ)あるいは磁気ディスク等の
記憶媒体に格納されたプログラムを実行することで、第
2のキャリアを使用する移動局104を適宜、第1のキ
ャリアを使用するように振り替える制御を行っている。
【0030】図6は小型基地局装置内の第1〜第3のス
イッチの切替制御の論理を表わしたものである。通常
時、すなわち、図2および図3に示したように第1のキ
ャリアと第2のキャリアの双方が使用される状況をまず
説明する。この通常時に、図4に示す制御部139は第
1のスイッチ127に対して切替制御信号151として
“ON”(オン)信号を送出し、第1の合成器126か
ら送られてくる下り送信信号125を第1の分波器12
3に向けて通過させる。また、第2のスイッチ133に
対して切替制御信号152として同じく“ON”信号を
送出し、第2の合成器132から送られてくる下り送信
信号131を第2の分波器124に向けて通過させる。
この通常時には、制御部139から第3のスイッチ13
7に送出される切替制御信号153は“OFF”(オ
フ)信号となっており、第1の合成器126と第2の合
成器132の間は回路的に切断されている。このように
2つのキャリアが使用される通常時では、第1の送信ユ
ニット113から送られる下り送信信号125が第1の
アンテナ102から出力され、第2の送受信ユニット1
12から送られる下り送信信号131が第2のアンテナ
103から出力されることになり、2つの送信回路部分
が独立して機能することになる。
【0031】これに対して、第2のアンテナ103から
第1のアンテナ102に切り替えが行なわれた第2のア
ンテナ不使用時では、図6に示すように第1のスイッチ
127に送出される切替制御信号151が“ON”信号
のままとなっている。また第2のスイッチ133に対す
る切替制御信号152は通常時とは逆に“OFF”信号
に変化し、第3のスイッチ137に送出される切替制御
信号153は“ON”信号のままとなる。すなわち、第
2の送受信ユニット112内の第2の送信ユニット11
5から送出される下り送信信号131は、第2のスイッ
チ133がオフとなっているために第2の分波器124
に向けて送られることはない。これに代わって、第3の
スイッチ137がオンとなっているので、下り送信信号
131は、この第3のスイッチ137を介して第1の合
成器126に入力され、ここで第1の送信ユニット11
3から送られてくる下り送信信号125と合成される。
そして、オンとなっている第1のスイッチ127を経て
第1のアンテナ102から出力されることになる。
【0032】もちろん、このように第2のアンテナ10
3の送信を停止して第1のアンテナ102のみを使用す
るようにするには、キャリアの切り替えを行なう時点
で、通信のビットエラー率(BER)が予め定めた値以
下に小さい状態であること等の幾つかの条件を満足する
ことが前提となる。前記したCPUは、第1のキャリア
のみを使用して通信を行えるか否かの判断を行なって、
これを満足する場合に1つのキャリアを用いた通信に切
り替える。
【0033】なお、図6には第1のアンテナ102を使
用せず第2のアンテナ103を使用して1キャリア運用
を行なう場合の各スイッチのオン・オフ状態も示してい
る。これらについては、第1のアンテナ102のみを使
用する場合の逆であり、特に説明を要しない。
【0034】図7は、CPUの行なう1キャリア運用へ
の切り替えの判断制御の流れを表わしたものである。現
状が、第1のキャリアと第2のキャリアの2つのキャリ
アを使用する通常の運用状態であるとする(ステップS
101)。この状態でCPUは、制御チャネル(Cc
h)を備えた送受信ユニットのタイムスロットに空きが
あるかどうかの判別を行なう(ステップS102)。本
実施例では図2および図3で説明したように、第1およ
び第2の送受信ユニット111、112のうち第1の送
受信ユニット111のみが制御チャネルを備えている。
したがって、本実施例では第1の送受信ユニット111
のタイムスロットに空きがあるかどうかの判別が行なわ
れることになる。
【0035】第1の送受信ユニット111のタイムスロ
ットに空きがある場合には(ステップS102:Y)、
2キャリア運用から1キャリア運用に移行するための第
1の条件として、アンテナから受信する受信電界(着信
電界)の強度が所定のしきい値を越えているかどうかの
判別が行なわれる(ステップS103)。この検出作業
は第1のアンテナ102と第2のアンテナ103の双方
について行なわれる。そして、いずれのアンテナ10
2、103も受信電界の大きさが所定のしきい値を越え
ていないような場合には(N)、たとえ第1の送受信ユ
ニット111のタイムスロットに空きがあっても通信の
品質を確保するために、2キャリア運用が続行されるこ
とになる(ステップS101)。
【0036】第1のアンテナ102と第2のアンテナ1
03の少なくとも一方について受信電界の大きさが所定
のしきい値を越えている場合には(ステップS103:
Y)、この条件により適合しているアンテナに対して、
第2の条件として通信のビットエラー率が10-6以下で
あるかどうかの判断が行なわれる(ステップS10
4)。
【0037】図8は、ある時点での所定のアンテナの受
信特性を表わしたものである。ここでは、受信電界の大
きさのしきい値を40dBμとしている。図で明らかな
ように受信電界は40dBμ以下で、ビットエラー率も
10-6より高いので、この図に示した例ではこのアンテ
ナを使用して1キャリア運用を行う条件は具備しないこ
とになる。本実施例では、説明を単純にするために、第
1のアンテナ102が受信電界とビットエラー率の双方
の条件に適合しているものとして説明を行なう。
【0038】選択後のアンテナについてステップS10
4でビットエラー率が10-6以下の場合には(図7ステ
ップS104:Y)、第2のアンテナ103の使用を中
止して、第1のアンテナ102のみを使用するようにア
ンテナの切り替えが行なわれる(ステップS105)。
そして切り替え後に、1つのキャリアを使用した通信が
開始されることになる(ステップS106)。なお、着
信電界の強度のみを判断材料としてダイバーシチ方式を
用いて受信を行う小型基地局装置は、特開平5−183
475号公報に開示がある。
【0039】図9は、1キャリア運用を行なっている状
態で2キャリア運用に切り替えるか否かの判断制御の流
れを表わしたものである。この判断は前記したCPUが
行う。CPUは1キャリア運用に切り替えた時点(図7
ステップS106)以降は、新たな通話チャネルの要求
があったか否かを監視している(ステップS201)。
そして、新たな通話チャネルの要求があった場合には
(ステップS201:Y)、この通話チャネルの設定に
よって現在の1キャリア運用でタイムスロットが不足す
るかどうかを判断して(ステップS202)、不足する
場合には(Y)、通常の2キャリア運用に切り替えるこ
とになる(ステップS203)。
【0040】なお、本実施例では第2のアンテナ103
の使用を中止して第1のアンテナのみを使用する場合を
例に挙げて説明した。第2のアンテナ103を選択して
1キャリア運用を行なう場合には、制御チャネルを第2
のキャリア(図3参照)側に移動させる必要があること
は当然である。
【0041】以上説明した実施例では、図4で示す第1
のアンテナ102を第1の送受信ユニット111に対応
付け、第2のアンテナ103を第2の送受信ユニット1
12に対応付けて、第1の送受信ユニット111のみで
通信を行う場合には常に第2のアンテナ103を使用し
ないようにすると共に、第2の送受信ユニット112の
みで通信を行う場合には常に第1のアンテナ102を使
用しないようにした。しかしながら、送受信ユニットは
制御チャネルのキャリアを送出するユニットを常に選択
し、アンテナのみを第1または第2のアンテナ102、
103に逐次切り変えて使用するようにすることも可能
である。
【0042】本発明の変形例
【0043】図10は本発明の変形例における小型基地
局装置の構成を表わしたものである。先の実施例の図4
と同一部分には同一の符号を付しており、これらについ
ては適宜説明を省略する。この変形例の小型基地局装置
201では、制御部202にタイマ回路203を備えて
いる。タイマ回路203は、第1および第2のアンテナ
102、103についての特性の適合基準(図7のステ
ップS103およびステップS104参照)がある一定
時間以上、一方のみ満足するような状態となったとき
に、他方のアンテナあるいはこのアンテナを含んだ系統
に何らかの障害が存在すると判断する。例えば基準を満
たさないアンテナが故障したという判断である。なお、
タイマ回路はハードウェア的に構成してもよいが、制御
部202を構成するコンピュータに使用するクロックを
計数するカウンタ回路としてソフトウェアで構成するこ
とも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように請求項1および請求
項2記載の発明によれば、回線品質のよい上りの電波を
受信するアンテナがあるときには、通話チャネルが比較
的少ないときに1キャリア運用を行うことにしたので、
低消費電力で小型基地局装置を運用することができるば
かりでなく、通信の品質を特に下げることなく周波数の
有効活用を行うことができる。また、2つのアンテナの
一方が故障した場合にも、回線品質のよい状況では1つ
のアンテナに切り替えて送信が途絶えないようにするこ
とができる。
【0045】また、請求項2記載の発明によれば、一方
のアンテナの受信したデータのみが所定の受信品質を維
持している時間を計時することによって、このような状
態のときの他方のアンテナ系の障害を検知することがで
き、早急に障害を復旧させるための措置をとることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における小型基地局装置を使
用した移動通信システムの構成の概要を表わしたシステ
ム構成図である。
【図2】本実施例における第1のキャリアの運用状態を
表わした説明図である。
【図3】本実施例における第2のキャリアの運用状態を
表わした説明図である。
【図4】本実施例の小型基地局装置の具体的な構成を表
わしたブロック図である。
【図5】通信を行っている移動局が減少した場合の1キ
ャリア運用への移行を示した説明図である。
【図6】本実施例で小型基地局装置内の第1〜第3のス
イッチの切替制御の論理を表わした説明図である。
【図7】本実施例で1キャリア運用への切り替えの判断
制御の流れを表わした流れ図である。
【図8】本実施例のアンテナのある時点での受信特性を
表わした特性図である。
【図9】本実施例で2キャリア運用への切り替えの判断
制御の流れを表わした流れ図である。
【図10】本発明の変形例における小型基地局装置の構
成を表わしたブロック図である。
【図11】従来の小型基地局装置の構成を表わしたブロ
ック図である。
【符号の説明】
101、201 小型基地局装置 102 第1のアンテナ 103 第2のアンテナ 104 移動局 111 第1の送受信ユニット 112 第2の送受信ユニット 114 第1の受信ユニット 116 第2の受信ユニット 126 第1の合成器 127 第1のスイッチ 129 第1の分配器 132 第2の合成器 133 第2のスイッチ 136 第2の分配器 137 第3のスイッチ 139、202 制御部 203 タイマ回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信兼用される第1および第2のアン
    テナと、 これら第1および第2のアンテナのそれぞれに異なった
    キャリアを割り当ててこれらのキャリアにそれぞれ複数
    の通話チャネルを設定可能にして移動局に対して送信を
    行なう第1および第2の送信部と、 前記第1および第2のアンテナに対応して用意され、こ
    れら第1および第2のアンテナが共に受信可能な状態に
    設定されているときにはこれらのアンテナの受信した信
    号を分配して供給されダイバーシチ受信を行なう第1お
    よび第2の受信部と、 前記第1および第2のアンテナが受信したデータが所定
    の受信品質を維持しているかどうかを判別する受信品質
    判別手段と、 前記第1および第2の送信部の中の一方の送信部の使用
    するキャリアだけで現在必要とされる全通話チャネルを
    確保して送信が行なえるかどうかを判別する通話チャネ
    ル数判別手段と、 この通話チャネル数判別手段が一方の送信部の使用する
    キャリアだけで現在必要とされる全通話チャネルを確保
    して送信が行なえることを判別し、前記受信品質判別手
    段が前記第1および第2のアンテナの受信したデータの
    少なくとも一方が所定の受信品質を維持していると判別
    したとき通話チャネルを第1および第2のキャリアのう
    ちの現在必要とされる全通話チャネルを確保できる一方
    に統合して前記第1および第2のアンテナの一方のアン
    テナのみから送信を行なわせる1キャリア運用手段とを
    具備することを特徴とする小型基地局装置。
  2. 【請求項2】 送受信兼用される第1および第2のアン
    テナと、 これら第1および第2のアンテナのそれぞれに異なった
    キャリアを割り当ててこれらのキャリアにそれぞれ複数
    の通話チャネルを設定可能にして移動局に対して送信を
    行なう第1および第2の送信部と、 前記第1および第2のアンテナに対応して用意され、こ
    れら第1および第2のアンテナが共に受信可能な状態に
    設定されているときにはこれらのアンテナの受信した信
    号を分配して供給されダイバーシチ受信を行なう第1お
    よび第2の受信部と、 前記第1および第2のアンテナが受信したデータが所定
    の受信品質を維持しているかどうかを判別する受信品質
    判別手段と、 前記第1および第2の送信部の中の一方の送信部の使用
    するキャリアだけで現在必要とされる全通話チャネルを
    確保して送信が行なえるかどうかを判別する通話チャネ
    ル数判別手段と、 この通話チャネル数判別手段が一方の送信部の使用する
    キャリアだけで現在必要とされる全通話チャネルを確保
    して送信が行なえることを判別し、前記受信品質判別手
    段が前記第1および第2のアンテナの一方のみの受信し
    たデータが所定の受信品質を維持していると判別したと
    き通話チャネルを第1および第2のキャリアのうちの現
    在必要とされる全通話チャネルを確保できる一方に統合
    して前記所定の受信品質を維持していると判別されたア
    ンテナのみから送信を行なわせる1キャリア運用手段
    と、 前記受信品質判別手段が前記第1および第2のアンテナ
    の一方のみの受信したデータが所定の受信品質を維持し
    ていると判別したときその一方のアンテナのみが継続し
    て所定の受信品質を維持している時間を計時する計時手
    段と、 この計時手段が予め定めた所定の時間を計時したとき前
    記一方のアンテナ以外のアンテナとしての他方のアンテ
    ナあるいはその他方のアンテナを使用する通信系に障害
    が発生していると判別する障害判別手段とを具備するこ
    とを特徴とする小型基地局装置。
  3. 【請求項3】 前記1キャリア運用手段が1つのキャリ
    アを選択して運用を行うとき前記第1および第2のアン
    テナのうち受信品質判別手段が受信品質がよりよいと判
    別したアンテナを通信に選択するアンテナ選択手段を具
    備することを特徴とする請求項1記載の小型基地局装
    置。
  4. 【請求項4】 前記受信品質判別手段は、受信したデー
    タのビットエラー率を基にして受信品質を判別すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の小型基地局
    装置。
  5. 【請求項5】 前記受信品質判別手段は、着信電界強度
    を基にして受信品質を判別することを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の小型基地局装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の受信品質は、着信電界強度が
    40dBμよりも高く、ビットエラー率が1×10-6
    りも低いとき受信品質が維持されていると判別すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の小型基地局
    装置。
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