JPH0613232Y2 - 合わせ板硝子 - Google Patents

合わせ板硝子

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JPH0613232Y2
JPH0613232Y2 JP15248888U JP15248888U JPH0613232Y2 JP H0613232 Y2 JPH0613232 Y2 JP H0613232Y2 JP 15248888 U JP15248888 U JP 15248888U JP 15248888 U JP15248888 U JP 15248888U JP H0613232 Y2 JPH0613232 Y2 JP H0613232Y2
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JP
Japan
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pattern
plate glass
laminated
glass
transparent
Prior art date
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JP15248888U
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JPH0274336U (ja
Inventor
吉見 金田
和己 斉藤
俊也 古田
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Figla Co Ltd
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Figla Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として建築物の内外壁の表装材として、又
は、仕切壁の表装材として、壁面へ貼着或いは取着する
装飾用の合わせ板硝子に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来から一般的なビル等の建物の内外壁はモルタル壁、
コンクリート壁へ上塗りしたものか、或いは、御影石、
大理石等を表装したものが代表的なものであったが、単
なる区画された場所の区画壁としての感は否めないもの
である。
しかし、最近では建物のデザインの一部としての外壁又
は、室内の雰囲気に合わせて色々工夫をした内壁の表装
材も数多く見られ、鏡張り或いは光沢の有る金属板を用
いて反射効果を生かしたもの等は既にあるが、鏡板、金
属板へ反射率を低くする工夫をしたものや、適当な象形
図形の磨り硝子部分を形成したものや、大きく絵画的な
図形を描いたもの、或いは、デザイン文字等を宣伝媒体
として施したものが殆んどであり、何の変哲も変化も無
いものであった。
〔考案の目的〕
本考案は前記に鑑みて、合わせ板硝子において、透明板
硝子の厚みと、該板硝子へ形成した表裏面に別々の色彩
を施した図柄のパターン面と、該パターン面の多数の図
柄の配列と、ミラー板硝子の透明板硝子の厚みと反射
性、又は、熱線反射板硝子とした反射性、透視性、透光
性の効果と、目視する人間の目線との相互関係とによっ
て幻想的な雰囲気を醸し出す装飾性に富む合わせ板硝子
を提供する目的である。
〔考案の構成〕
本考案の実用新案登録請求の範囲第1項の構成は、透明
板硝子へ表面と裏面とに別々の色彩を施したパターン面
を形成し、該パターン面へ透明樹脂層を積層し、更にミ
ラー板硝子を積層した構成であり、実用新案登録請求の
範囲第2項の構成は、透明板硝子へ表面と裏面とに別々
の色彩を施したパターン面を形成し、該パターン面へ透
明樹脂層を積層し、更に熱線反射板硝子を積層した構成
である。
〔考案の実施例〕
本考案は前記の事由に着目し、様々な試行錯誤を繰返し
て研究を積み重ねた結果、本考案の合わせ板硝子に創達
したものである。
この様に創作した本考案の実施例の図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案の一実施例の要部断面説明図であり、第
2図は本考案の次実施例の要部断面説明図である。
本考案は、主として建築物の外壁、或は内壁として用い
る合わせ板硝子1に関するものであり、本考案の実用新
案登録請求の範囲第1項は、透明板硝子2の片面へ表面
と裏面とへ夫々別々の色彩3a・3bを施した任意な図
柄のパターン面3を形成し、該パターン面3へ透明樹脂
層4を積層し、更に前記透明樹脂層4へミラー板硝子5
を積層したものであり、実用新案登録請求の範囲第2項
は、透明板硝子2の片面へ表面と裏面とへ夫々別々の色
彩3a・3bを施した任意な図柄のパターン面3を形成
し、該パターン面3へ透明樹脂層4を積層し、更に前記
透明樹脂層4へ熱線反射板硝子6を積層したものであ
る。
即ち、本考案は使用目的の壁面表装材に合った適宜な強
度と厚みを有する透明板硝子2の片面へ、例えば、多数
の円形状、楕円形状又は多角形状の図柄を全方位に連続
して整列状に、且つ、隣合う夫々の図柄の最短間隔は前
記図柄の最大径又は最大巾より巾狭として形成したもの
であり、或は縦縞状、横縞状又は格子状等の図柄を形成
するものであり、前記各図柄は表面と裏面とを夫々別々
の色彩3a・3bを施してパターン面3を形成したもの
である。
次いで、前記パターン面3へアクリル樹脂等の透明性の
優れた透明樹脂層4を積層し、更に前記透明樹脂層4へ
透明板硝子5aの外側と成る片面へ銀膜と保護膜とから
成る鏡面用塗布膜5bを形成したミラー板硝子5を積層
したものである。
本考案の合わせ板硝子1を目視した場合、パターン面3
の表面の色彩3aの図柄は透明板硝子2を透視して目視
でき、パターン面3の裏面へ別の色彩3bを施した図柄
は透明樹脂層4とミラー板硝子5の透明板硝子5a部分
との厚さによって若干づれてミラー板硝子5の鏡面用塗
布膜5bによって反射された反射像3b′として目視で
きるものであり、更に、人間の目線は一点から発するも
のであり、当該合わせ硝子を正面で目視した場合、目線
Eの中心位置ではパターン面3の図柄の表面に着色した
色彩3aのみが透視像3a′として目視され、裏面に着
色した色彩3bは表面の図柄に隠れて目視できないもの
であり、中心より若干外周方向を目視すれば、若干角度
ができ、表面の色彩3aと裏面の色彩3bとが若干宛ず
れて透視像3a′と反射像3b′として目視されるもの
で、更に外周方向を目視すると、角度が大きくなり隣合
う表面の色彩3aの透視像3a′と裏面の色彩3bの反
射像3b′が外周方向にづれて位置し、正に幻想的なフ
ァンタスティックな壁面を提供できるものである。
本考案の実用新案登録請求の範囲第2項の合わせ板硝子
1は、透明板硝子2へ前記パターン面3を形成し、透明
樹脂層4を形成するまで前述と同様であるが、他面へは
透明板硝子6aの内側と成る面へ熱線反射膜6bを備え
た熱線反射板硝子6を積層したものであって、光Aを照
射させると片面の透明板硝子2を透光し、パターン面3
の図柄を形成させた処では遮光され、図柄を形成させて
いない処では、更に透明樹脂層4を透孔し、熱線反射膜
6bへ到達し、該熱線反射膜6bで主として熱線等の反
射される光Bと、熱線反射膜6bを透孔する光Cに分光
するものである。
前記熱線反射膜6bを備えた合わせ板硝子1を目視した
場合、パターン面3の表面へ施した色彩3aが透視像3
a′として目視できるのは勿論のこと、裏面へ色彩3b
を施した図柄は100%反射されず、反射される図柄の
色彩の反射像3b′と透過する図柄の色彩とに分れ、実
際の裏面の色彩3bより淡い色彩の反射像3b′と成っ
て目視されるものであり、更に熱線反射膜6b自体へ別
の着色を施せば、夫々の着色効果が相乗され、正に幻想
的な外壁面を形成できるものである。
〔考案の効果〕
本考案の合わせ板硝子は、前述の如く、現在の技術及び
装置で充分製造することが可能であり、主として装飾を
必要とする商店、店舗等の内壁の表装材、又は、仕切壁
の表装材として、或は、現在の建築技術の枠を結集して
建てられる近代建造物の外装壁として用いることにより
効果が発揮できるもので、合わせ板硝子とパターン面の
図柄と該図柄の表面と色彩と裏面の色彩と反射像とが醸
し出す微妙なコントラストが、頗る透逸とも思われる合
わせ板硝子面を演出せしめることができるものであり、
特に、化粧品販売店、ファッション性の高い商品を販売
している店舗等の内壁、仕切壁の表装材として、幻想的
な雰囲気を醸し出し、商品展示場のバックとして商品価
値を向上させるものであり、近時のニーズに合った外
壁、内壁、仕切壁の表装材として変化に富んだ雰囲気を
醸し出すことができる。画期的で、且つ、実用性の高い
顕著な効果を得る考案である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例の要部断面説明図である。第
2図は本考案の次実施例の要部断面説明図である。 A、B、C−光、E−目線。 1−合わせ板硝子、2−透明板硝子、3−パターン面、
3a−表面の色彩、3b−裏面の色彩、3a′−透視
像、3b′−反射像、4−透明樹脂層、5−ミラー板硝
子、5a−透明板硝子、5b−塗布膜、6−熱線反射板
硝子、6a−透明板硝子、6b−熱線反射膜。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明板硝子の片面へ表面と裏面とに夫々別
    々の色彩を施した任意な図柄のパターン面を形成し、該
    パターン面へ透明樹脂層を積層し、更に前記透明樹脂層
    へミラー板硝子を積層したことを特徴とする合わせ板硝
    子。
  2. 【請求項2】透明板硝子の片面へ表面と裏面とに夫々別
    々の色彩を施した任意な図柄のパターン面を形成し、該
    パターン面へ透明樹脂層を積層し、更に前記透明樹脂層
    へ熱線反射板硝子を積層したことを特徴とする合わせ板
    硝子。
JP15248888U 1988-11-25 1988-11-25 合わせ板硝子 Expired - Lifetime JPH0613232Y2 (ja)

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JP15248888U JPH0613232Y2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 合わせ板硝子

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JP15248888U JPH0613232Y2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 合わせ板硝子

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Publication Number Publication Date
JPH0274336U JPH0274336U (ja) 1990-06-06
JPH0613232Y2 true JPH0613232Y2 (ja) 1994-04-06

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JP15248888U Expired - Lifetime JPH0613232Y2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 合わせ板硝子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4576551B2 (ja) * 2001-03-01 2010-11-10 独立行政法人 国立印刷局 線画画像を利用した真偽判別可能な印刷物及びその判別方法
JP2015008823A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 タイヨーエレック株式会社 遊技機

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JPH0274336U (ja) 1990-06-06

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