JPH06131931A - 屋外用絶縁高分子材料組成物 - Google Patents

屋外用絶縁高分子材料組成物

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JPH06131931A
JPH06131931A JP27762192A JP27762192A JPH06131931A JP H06131931 A JPH06131931 A JP H06131931A JP 27762192 A JP27762192 A JP 27762192A JP 27762192 A JP27762192 A JP 27762192A JP H06131931 A JPH06131931 A JP H06131931A
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JP
Japan
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polymer material
added
aluminum hydroxide
material composition
filler
Prior art date
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Pending
Application number
JP27762192A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Kurata
保幸 蔵田
Takeshi Endo
剛 遠藤
Hiroshi Miyagawa
博司 宮川
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂材料を用いた高分子絶縁材の耐候性及び
耐トラッキング性を高め、且つ加熱時の温度上昇を抑え
て自己消火性を促進し、充填時の粘度上昇を抑え、更に
耐湿性や絶縁抵抗特性をも改良した屋外用高分子材料組
成物を得ることを目的とする。 【構成】 高分子材料としてEPDMゴムを選択し、充
填材としてゴムに添加した際に加熱時の温度上昇を抑
え、且つ自己消火性を促進する微粒体で成る水酸化アル
ミニウムを添加して、上記2成分系の混練物を射出成形
手段によって成形した屋外用絶縁高分子材料組成物の構
成にしてある。更に上記充填材として充填時の粘度上昇
を抑えた低粘度品、及び耐湿性や絶縁抵抗を改良した低
導電率品で成る特殊加工水酸化アルミニウムを採用す
る。具体的にはEPDMゴム100重量部に対して水酸
化アルミニウムを20〜260重量部添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高電圧機器で屋外に直接
暴露される絶縁高分子材料を用いた成形品、例えば碍
子,碍管,スペーサ,ブッシング等の組成物に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】高電圧機器で屋外に直接暴露される成形
品、例えば碍子,碍管,スペーサ,ブッシング等を構成
する絶縁材組成物として、下記の技術文献に記載された
例が知られている。
【0003】(1)電気・電子先端技術展と技術セミナ
ー:「屋外用高分子碍子の現状」 電力中央研究所 横須賀研究所 新素材研究室 渡辺、
高橋他 (2)EIM−90−3「屋外碍子用ポリマーの長期特
性について」 日本ガイシ 国枝、篠窪、中井 (3)ゴム技術シンポジウム:ゴム練り〜理論と実学
1,2,3 (日本ゴム協会技術部会) 上記の技術文献に記載されているように、高電圧機器で
屋外に直接暴露される絶縁材料及び構造材料は、従来か
ら電気,機械的に劣化しない磁器製品が使用されてい
る。
【0004】しかしながらこのような従来の絶縁材料及
び構造材料、例えば碍子に代表されるように、磁器は比
重が大きいことから製品自体が重くなって鉄塔の強度に
制限が生じる上、コンパクト化及び美化を妨げていると
いう難点がある。又、磁器自体が硬く且つ脆い性質を有
しているため、碍子外側での気中閃絡時の電気エネルギ
ーによる衝撃で碍子の笠が割れてしまい、鉄塔から部品
が落下したり、ソレスター素子を内在する碍管では過大
な雷サージを吸収する場合に生じる素子の貫通または素
子外側の閃絡によるエネルギーで素子と碍管との隙間に
ある空気が膨張,爆発して碍管が飛散することがあると
いう問題点がある。
【0005】上記に鑑みて、磁器と比べて相対的に耐衝
撃性が高く、且つ軽量である高分子材料による磁器製品
との置き換えが以前から検討されている。そして初期段
階では、高分子材料としてエポキシ樹脂が選択されてい
る。このエポキシ樹脂には低粘度の液体のものから固体
のものまであり、硬化剤又は触媒の存在で室温或は加熱
下で容易に硬化する。そして硬化時の収縮が少なく、水
とかガスを発生しないという特徴があり、且つ反応性に
富んだ硬化物を与えることで知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の高
分子材料、特に初期に検討されたエポキシ樹脂は、耐屋
外性,耐トラッキング性等が不十分であり、又、フラッ
シュオーバー時に笠割れが生じるという問題点がある。
【0007】上記の問題点に対処するため、例えば高分
子材料として採用したエポキシ樹脂にシリコーン樹脂等
の表面コーティングを行う方法が考慮されるが、この方
法は時間と手間が多くかかる工程を採らざるを得ず、ま
た本質的にエポキシ樹脂の改良も求められている現状に
ある。しかしエポキシ樹脂として耐候性の高いグレード
のものを選択しても所詮エポキシ樹脂の中の相対順位の
問題であり、抜本的な問題解決とはなっていない。
【0008】そこで本発明はこのような従来の絶縁材料
及び構造材料が有している課題を解消して、耐候性及び
耐トラッキング性に優れ、且つ加熱時の温度上昇を抑え
て自己消火性を促進し、充填時の粘度上昇を抑え、更に
は耐湿性や絶縁抵抗特性を改良した絶縁高分子材料組成
物を得ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、先ず請求項1により、高分子材料として
EPDMゴムを選択し、充填材としてゴムに添加した際
に加熱時の温度上昇が抑えられ、且つ自己消火性を促進
する微粒体で成る水酸化アルミニウムを添加して、上記
2成分系の混練物を射出成形手段によって成形した屋外
用絶縁高分子材料組成物の構成にしてある。
【0010】次に請求項2により、充填材として充填時
の粘度上昇を抑えた低粘度品で成る特殊加工水酸化アル
ミニウムを採用した高分子材料組成物を提供し、請求項
3により、上記充填材として耐湿性や絶縁抵抗を改良し
た低導電率品で成る特殊加工水酸化アルミニウムを採用
した屋外用絶縁高分子材料組成物を提供する。更に請求
項4により、EPDMゴム100重量部に対して前記各
種水酸化アルミニウムを20〜260重量部添加した屋
外用絶縁高分子材料組成物を提供する。
【0011】
【作用】かかる高分子材料組成物によれば、EPDMゴ
ムに充填材として水酸化アルミニウムを20〜260p
hr添加することにより、傾斜平板法による評価試験結
果から耐屋外絶縁性が良好であって、実用性が高い組成
物が得られる。得られた組成物の比重は磁器の比重の半
分以下であり、製品化した場合の重量が大幅に軽減され
る。
【0012】又、上記EPDMゴムに添加する充填材と
して微粒体で成る水酸化アルミニウムを用いることによ
り、加熱時の温度上昇が抑えられるとともに自己消火性
が促進されて発煙が抑制され、有害ガスが発生しない
上、耐アーク,耐トラッキング性が向上する。更に充填
材として低粘度品で成る特殊加工水酸化アルミニウムを
用いることにより、充填時の粘度上昇が抑えられる。
又、充填材として低導電率品で成る特殊加工水酸化アル
ミニウムを用いることにより、電気絶縁用途向けの耐湿
性とか絶縁抵抗が改善され、且つ耐熱性を要求される用
途にも使用することが出来る。
【0013】
【実施例】以下、本発明にかかる屋外用絶縁高分子材料
組成物の具体的な実施例を説明する。本実施例における
上記組成物は、高電圧機器で屋外に直接暴露される成形
品、例えば碍子,碍管,スペーサ,ブッシング等に採用
される材料及び材料組成を提供するものである。
【0014】通常屋外用絶縁高分子材料として求められ
る要件は、太陽光,特に紫外線の照射と、温度変化及び
風雨等の自然環境の元で電圧が常時かかっている状態、
所謂屋外暴露課電状態で材料の変質がなく、且つ壊れた
りしないという本質的な要求の外に、材料自体が軽量化
されていることが大きな要件となっている。
【0015】そこで本実施例では、上記の要件を満足す
るため、高分子材料としてエチレンプロピレンジエンモ
ノマーラバー(Ethylen Propylene Diene Monomer Rubb
er,以下EPDMゴムと略称する)を選択し、充填材と
して耐屋外絶縁性に優れ、難燃性を合わせ持つ水酸化ア
ルミニウムを用いた。具体的にはEPDMゴムとして住
友化学製エスプレン600Fを使用し、水酸化アルミニ
ウムとして昭和電工製ハイジライトシリーズであるH−
34、H−42M、H−43M、H−42IもしくはH
−32Iを用いた。
【0016】EPDMゴムとは共役二重結合が二つある
化合物の総称であり、一般にエチレンとプロピレンのゴ
ム状共重合体をEPMといい、この重合体と側鎖に不飽
和基を持たせたものが前記EPDMゴムである。尚、こ
れらを総称してEPR(エチレンプロピレンラバー)と
いうこともある。
【0017】以下に本発明の具体的な実施例を説明す
る。即ち、上記のエスプレン600FとH−34とをニ
ーダー(混練機)で十分に混練し、射出成形手段によっ
て試料を作成した。この射出成形手段とは周知のように
成形材料を射出シリンダの中で加熱溶融し、流動化した
成形材料を射出プランジャ又はスクリューによって固く
閉じた金型の中に圧入して成形する方法である。
【0018】そして上記エスプレン600FとH−34
の2成分系の射出成形による平板を作成し、傾斜平板法
(IEC pub.587法に準拠,2.5kv,試料
短絡時終了)によって評価を行った。
【0019】実施に先立って、3種の比較例となる試料
を作成して、上記傾斜平板法による試験を行った結果を
表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】表1における比較例−1は、試料として従
来のエポキシ樹脂単体を用いた場合、比較例−2は同エ
スプレン600F単体を用いた場合、比較例3はエスプ
レン600Fに充填材としてタルク60重量部を添加し
た場合を各々示している。比較例1,2,3の傾斜平板
法による試験時間はそれぞれ5分,25分,40分であ
った。
【0022】次に本実施例を適用した試料を作成して、
上記傾斜平板法による試験を行った結果を表2,表3に
示す。
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】表2に示す実施例−1は、エスプレン60
0Fに充填材として、H−34を20〜140phr
(per hundred resin)までの7通りに調製して添加し
た各試料について傾斜平板法に基づく試験を行った結果
であり、表3に示す実施例−2は、同様にエスプレン6
00Fに充填材として添加するH−34を160〜28
0phrまでの7通りに調製した各試料について同様な
傾斜平板法に基づく試験を行った結果を示している。
【0026】尚、上記20phrとは、エスプレン60
0F100重量部に対してH−34が20重量部の添加
割合であることを表している。
【0027】表2によれば、H−34を20phr添加
した試料の試験時間は50分,同じく40phrで20
0分,同じく60〜140phrで360分以上であっ
た。又、表3によれば、H−34を160phr〜26
0phr添加した試料の試験時間は全て360分以上で
あった。尚、H−34の添加量が280phrでは混練
不可であった。従って本実施例の場合、H−34の添加
量は20〜260phrが適当であることが理解され
る。特に該添加量は60〜260phrの範囲にあるこ
とが好ましい。
【0028】上記の傾斜平板法とは、以下に記す測定方
法に基づいて行われる。即ち、平板で成る前記試料表面
を紙やすり等によって光沢がなくなるまで磨いた後、ボ
ルトを通して上部電極と下部電極を形成し、この試料を
支持絶縁物を用いて45°の角度を保って支持し、しか
る後に上部電極に固定した濾紙に汚損液を供給する。す
ると汚損液が試料に沿って流れることで上下両電極が短
絡し、両電極に印加した高電圧により放電が発生して試
料の表面が劣化する。試験の規格電圧は2.5kV,
3.5kV,4.5kVであり、劣化によるトラッキン
グが発生した時間を求める。そして試料が短絡した時点
で試験が終了し、それまでの時間の長さから耐屋外絶縁
性の良否を判定する。
【0029】上記の評価試験において、傾斜平板法の試
験時間が360分以上のものは、試験規格が最大時間で
も短絡が起こらない場合であり、従って耐屋外絶縁性が
良好であって実用性が高いことが判明した。又、従来用
いられている磁器の比重が2.7であるのに対して、本
実施例によって得られた試料の比重は1.0〜1.3で
あって磁器の比重の半分以下であり、製品化した場合の
重量を大幅に軽減することが可能となる。
【0030】次に充填材としての水酸化アルミニウム
を、上記実施例で採用したH−34に代えて同じく昭和
電工製のハイジライトシリーズであるH−42M、H−
43M、H−42IもしくはH−32Iを採用し、上記
実施例と同様に添加割合を変更してニーダーによる混練
と射出成形手段による成形によって試料を作成し、得ら
れた各試料について傾斜平板法に基づく試験を行った結
果、基本的に表2と表3に示した結果と同一の試験結果
が得られた。
【0031】ここで水酸化アルミニウムとして用いた前
記H−34、H−42M、H−43M、H−42Iもし
くはH−32Iの化学的特性に関して説明する。即ち、
上記ハイジライトシリーズはバイヤー法で製造される代
表的な水酸化アルミニウムであり、中でも微粒ハイジラ
イトとして知られるH−42MとH−43Mは、200
〜350℃で大きな吸熱反応を伴って激しく脱水分解
し、これをゴムに添加することによって加熱時の温度上
昇が抑えられるとともに自己消火性を促して発煙が抑制
され、有害ガスが発生しない上、耐アーク,耐トラッキ
ング性向上するという特長を有している。
【0032】更にH−34、H−42I、H−32Iは
特殊加工ハイジライトであり、特にH−34は液状プラ
スチックに充填する場合の粘度上昇が小さくなるように
改良した低粘度品である。又、H−42IとH−32I
は電気絶縁用途向けに耐湿性や絶縁抵抗を改良した低導
電率品であり、耐熱性を要求される用途にも適してい
る。
【0033】表4は上記H−42M、H−43M、H−
34、H−32I、H−42Iの品質代表特性値をまと
めた一覧表である。
【0034】
【表4】
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる屋外用絶縁高分子材料組成物によれば、EPDMゴ
ムに充填材として水酸化アルミニウムを添加することに
より、耐屋外絶縁性が良好で且つ実用性が高い組成物を
得ることが出来る。そして製作時に多くの時間と手間が
かからず、得られた組成物の比重は磁器の比重の半分以
下であり、製品化した場合の重量が大幅に軽減されると
いう効果が得られる。
【0036】特にEPDMゴムに添加する充填材として
微粒体で成る水酸化アルミニウムを用いることにより、
加熱時の温度上昇が抑えられるとともに自己消火性が促
進されて発煙が抑制され、有害ガスの発生を防止し、耐
アーク,耐トラッキング性を向上させることができる。
更に充填材として低粘度品で成る特殊加工水酸化アルミ
ニウムを用いることにより、充填時の粘度上昇が抑えら
れ、充填材として低導電率品で成る特殊加工水酸化アル
ミニウムを用いることにより、耐湿性及び絶縁抵抗が改
善されて電気絶縁用途向けとして利用することが出来
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子材料としてEPDMゴムを選択
    し、充填材としてゴムに添加した際に加熱時の温度上昇
    が抑えられ、且つ自己消火性を促進する微粒体で成る水
    酸化アルミニウムを添加して、上記2成分系の混練物を
    射出成形手段によって成形したことを特徴とする屋外用
    絶縁高分子材料組成物。
  2. 【請求項2】 高分子材料としてEPDMゴムを選択
    し、充填材として充填時の粘度上昇を抑えた低粘度品で
    成る特殊加工水酸化アルミニウムを添加して、上記2成
    分系の混練物を射出成形手段によって成形したことを特
    徴とする屋外用絶縁高分子材料組成物。
  3. 【請求項3】 高分子材料としてEPDMゴムを選択
    し、充填材として耐湿性及び絶縁抵抗を改良した低導電
    率品で成る特殊加工水酸化アルミニウムを添加して、上
    記2成分系の混練物を射出成形手段によって成形したこ
    とを特徴とする屋外用絶縁高分子材料組成物。
  4. 【請求項4】 EPDMゴム100重量部に対して前記
    各種水酸化アルミニウムを20〜260重量部添加して
    成る請求項1,2,3記載の屋外用絶縁高分子材料組成
    物。
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