JPH0613192Y2 - 繰出し機構付テ−プカツタ− - Google Patents
繰出し機構付テ−プカツタ−Info
- Publication number
- JPH0613192Y2 JPH0613192Y2 JP1987014969U JP1496987U JPH0613192Y2 JP H0613192 Y2 JPH0613192 Y2 JP H0613192Y2 JP 1987014969 U JP1987014969 U JP 1987014969U JP 1496987 U JP1496987 U JP 1496987U JP H0613192 Y2 JPH0613192 Y2 JP H0613192Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feeding
- tape
- cutter
- adhesive tape
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は粘着テープ（以下テープという）の繰出し機
構をそなえるテープカッターに関し、とくにテープの確
実かつ容易な貼付及び切断を図ろうとするものである。
構をそなえるテープカッターに関し、とくにテープの確
実かつ容易な貼付及び切断を図ろうとするものである。
（従来の技術） テープカッターとしては、リールに巻回したテープをセ
ットするドラムと該ドラムから引き出したテープを切断
するカッターとを単純に組合せたものが使用に供されて
いる。
ットするドラムと該ドラムから引き出したテープを切断
するカッターとを単純に組合せたものが使用に供されて
いる。
（考案が解決しようとする問題点） この種のテープカッターは、手で引き出したテープを切
断する際に用い、切断したテープは手で取扱うのが一般
的である。
断する際に用い、切断したテープは手で取扱うのが一般
的である。
ところでテープの使途には貼り付け、貼り合わせ及び貼
り留めなどがあるが、例えば封筒をテープによって封じ
る場合の作業、すなわち封筒の折返しを手で押さえ付け
ながら同時にテープを手で貼り付ける作業に象徴される
ように、テープの取扱いは煩雑である。
り留めなどがあるが、例えば封筒をテープによって封じ
る場合の作業、すなわち封筒の折返しを手で押さえ付け
ながら同時にテープを手で貼り付ける作業に象徴される
ように、テープの取扱いは煩雑である。
そこでテープの繰出しはもちろん、繰出したテープの貼
り付けをも手で直接に扱うことなしに確実に行うことが
でき、さらに貼付後のテープを確実に切断するテープカ
ッターを提供することが、この考案の目的である。
り付けをも手で直接に扱うことなしに確実に行うことが
でき、さらに貼付後のテープを確実に切断するテープカ
ッターを提供することが、この考案の目的である。
（問題点を解決するための手段） この考案は、粘着テープ１が巻き溜めされたリールを回
転可能に保持したケース３に、その底面に開口する繰出
し口へ向けて粘着テープの送り出しを司る１対の繰出し
ロール６ａ，６ｂと、繰出し口の内縁に配置した圧着ロ
ーラー１１及び、ケースの壁に沿って進退し繰出しロー
ル６ａ，６ｂと圧着ローラー１１間にわたる粘着テープ
繰出し端末の切断繰作用の摺動ノブ８とをそなえ、 該摺動ノブ８に、繰出しロール６ａ，６ｂと圧着ローラ
ー１１との間で伸長させた粘着テープ１に対して斜めの
向きで進退するカッター９と、このカッター９の下降と
同調して繰出しロールに、そのテープ送り出しとは逆方
向の回転を与えて、粘着テープ１にその送り出しとは逆
方向でかつカッターの下降量に比例して増加する張力を
生じさせる摩擦駆動部１０とを設けてなる繰出し機構付
テープカッターである。
転可能に保持したケース３に、その底面に開口する繰出
し口へ向けて粘着テープの送り出しを司る１対の繰出し
ロール６ａ，６ｂと、繰出し口の内縁に配置した圧着ロ
ーラー１１及び、ケースの壁に沿って進退し繰出しロー
ル６ａ，６ｂと圧着ローラー１１間にわたる粘着テープ
繰出し端末の切断繰作用の摺動ノブ８とをそなえ、 該摺動ノブ８に、繰出しロール６ａ，６ｂと圧着ローラ
ー１１との間で伸長させた粘着テープ１に対して斜めの
向きで進退するカッター９と、このカッター９の下降と
同調して繰出しロールに、そのテープ送り出しとは逆方
向の回転を与えて、粘着テープ１にその送り出しとは逆
方向でかつカッターの下降量に比例して増加する張力を
生じさせる摩擦駆動部１０とを設けてなる繰出し機構付
テープカッターである。
さて第１図にこの考案に従うテープカッターの具体例を
図解し、図中１はリール１ａに巻き溜めしたテープ、２
はリール１ａをセットするドラム、３はケース、４はケ
ース３に回転自在に軸支した操作ノブ、４ａは操作ノブ
３に同軸で固定したピニオン、５はケース３の底面に設
けたテープの繰返し口、６ａ，６ｂはテープ１を挟んで
回転によって送り出す１対の繰出しロール、７は操作ノ
ブ４に与えた回転動力をピニオン４ａから繰出しロール
６ａへ伝達する中間歯車、８はケース３の前面壁に沿っ
て上下に進退する摺動ノブ、９は摺動ノブの下端に取付
けたテープ切断用のカッター、１０は繰出しロール６ａ
と接する摩擦駆動部、１１は繰出し口５の内縁に配置し
た圧着用ローラーそして１２はテープ１のガイドであ
る。
図解し、図中１はリール１ａに巻き溜めしたテープ、２
はリール１ａをセットするドラム、３はケース、４はケ
ース３に回転自在に軸支した操作ノブ、４ａは操作ノブ
３に同軸で固定したピニオン、５はケース３の底面に設
けたテープの繰返し口、６ａ，６ｂはテープ１を挟んで
回転によって送り出す１対の繰出しロール、７は操作ノ
ブ４に与えた回転動力をピニオン４ａから繰出しロール
６ａへ伝達する中間歯車、８はケース３の前面壁に沿っ
て上下に進退する摺動ノブ、９は摺動ノブの下端に取付
けたテープ切断用のカッター、１０は繰出しロール６ａ
と接する摩擦駆動部、１１は繰出し口５の内縁に配置し
た圧着用ローラーそして１２はテープ１のガイドであ
る。
（作用） 操作ノブ４によって中間歯車７を介して回転駆動される
繰出しロール６ａとこれにつれ回転する繰出しロール６
ｂとの間にテープ１の先端を挟み、回転によって順次繰
出し口５へガイド１２の案内の下に送り出し、繰出し口
５から出たテープ１を圧着ローラー１１にて被貼付面へ
押付ける。
繰出しロール６ａとこれにつれ回転する繰出しロール６
ｂとの間にテープ１の先端を挟み、回転によって順次繰
出し口５へガイド１２の案内の下に送り出し、繰出し口
５から出たテープ１を圧着ローラー１１にて被貼付面へ
押付ける。
圧着ローラー１１の押付けによってテープ１の先端が被
貼付面へ貼り付いたならば、圧着ローラー１１のみを被
貼付面に押付けた状態でケース３を移動させ、圧着ロー
ラー１１による貼付とテープ１の繰出しとを同時に行
う。そしてテープ１を所望の長さに貼付した後、テープ
１の切断を行う。
貼付面へ貼り付いたならば、圧着ローラー１１のみを被
貼付面に押付けた状態でケース３を移動させ、圧着ロー
ラー１１による貼付とテープ１の繰出しとを同時に行
う。そしてテープ１を所望の長さに貼付した後、テープ
１の切断を行う。
テープ１の切断は摺動ノブ８の下降によってカッター９
を下降させればよい。すなわち、摺動ノブ８の下降に伴
い摩擦駆動部１０も繰出しロール６ａと接触した状態の
まま下降するが、その際摩擦駆動部１０に設けたテーパ
の作用によって繰出しロール６ａにテープ送り出しの際
とは逆の方向への回転力が付与されるため、テープ１に
もその送り出しとは逆方向でかつカッター９の下降量に
比例して増加する、張力が付与される。従って、繰出し
ロール６ａ，６ｂと圧着ローラー１１との間で伸長され
たテープ１に対してカッター９が斜めに下降するのに伴
い、テープ１に付与される、その送り出しとは逆方向の
張力が漸増することによって、テープ１をカッター９に
対して斜め上方に引上げながら切断する状態を実現し、
確実な切断を達成する。なお、実施例の駆動部１０はＵ
字状駆動片を使用しているが、例えば筒状、板状、その
他、逆方向への回転力が付勢される構造であれば含まれ
ることは勿論である。
を下降させればよい。すなわち、摺動ノブ８の下降に伴
い摩擦駆動部１０も繰出しロール６ａと接触した状態の
まま下降するが、その際摩擦駆動部１０に設けたテーパ
の作用によって繰出しロール６ａにテープ送り出しの際
とは逆の方向への回転力が付与されるため、テープ１に
もその送り出しとは逆方向でかつカッター９の下降量に
比例して増加する、張力が付与される。従って、繰出し
ロール６ａ，６ｂと圧着ローラー１１との間で伸長され
たテープ１に対してカッター９が斜めに下降するのに伴
い、テープ１に付与される、その送り出しとは逆方向の
張力が漸増することによって、テープ１をカッター９に
対して斜め上方に引上げながら切断する状態を実現し、
確実な切断を達成する。なお、実施例の駆動部１０はＵ
字状駆動片を使用しているが、例えば筒状、板状、その
他、逆方向への回転力が付勢される構造であれば含まれ
ることは勿論である。
（考案の効果） この考案によれば、テープ貼り合わせの取扱いを簡便化
でき、又テープ不要部分の切断を確実に行い得る。
でき、又テープ不要部分の切断を確実に行い得る。
第１図はこの考案に従うテープカッターの説明図、 第２図は第１図Ａ−Ａ′線に沿う断面図である。 １……テープ、１ａ……リール ２……ドラム、３……ケース ４……操作ノブ、４ａ……ピニオン ５……繰出し口 ６ａ，６ｂ……繰出しロール ７……中間歯車、８……摺動ノブ ９……カッター、１０……摩擦駆動部 １１……圧着ローラー １２……ガイド
Claims (1)
- 【請求項１】粘着テープ１が巻き溜めされたリールを回
転可能に保持したケース３に、その底面に開口する繰出
し口へ向けて粘着テープの送り出しを司る１対の繰出し
ロール６ａ，６ｂと、繰出し口の内縁に配置した圧着ロ
ーラー１１及び、ケースの壁に沿って進退し繰出しロー
ル６ａ，６ｂと圧着ローラー１１間にわたる粘着テープ
繰出し端末の切断操作用の摺動ノブ８とをそなえ、 該摺動ノブ８に、繰出しロール６ａ，６ｂと圧着ローラ
ー１１との間で伸長させた粘着テープ１に対して斜めの
向きで進退するカッター９と、このカッター９の下降と
同調して繰出しロールに、そのテープ送り出しとは逆方
向の回転を与えて、粘着テープ１にその送り出しとは逆
方向でかつカッターの下降量に比例して増加する張力を
生じさせる摩擦駆動部１０とを設けてなる繰出し機構付
テープカッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987014969U JPH0613192Y2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | 繰出し機構付テ−プカツタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987014969U JPH0613192Y2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | 繰出し機構付テ−プカツタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63123555U JPS63123555U (ja) | 1988-08-11 |
| JPH0613192Y2 true JPH0613192Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=30805459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987014969U Expired - Lifetime JPH0613192Y2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | 繰出し機構付テ−プカツタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613192Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6033548U (ja) * | 1983-08-10 | 1985-03-07 | 佐々木 徳雄 | テ−プカツタ− |
| JPS61105358U (ja) * | 1984-12-14 | 1986-07-04 |
-
1987
- 1987-02-05 JP JP1987014969U patent/JPH0613192Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63123555U (ja) | 1988-08-11 |
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