JPH06131342A - 文書作成処理システム - Google Patents

文書作成処理システム

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JPH06131342A
JPH06131342A JP4279671A JP27967192A JPH06131342A JP H06131342 A JPH06131342 A JP H06131342A JP 4279671 A JP4279671 A JP 4279671A JP 27967192 A JP27967192 A JP 27967192A JP H06131342 A JPH06131342 A JP H06131342A
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Application number
JP4279671A
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English (en)
Inventor
Nozomi Himeno
望 姫野
Satoshi Koga
智 古賀
Yukiko Kobayashi
由起子 小林
Masaru Shoji
優 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、高性能の文書作成支援機能を持つ文
書作成処理システムの提供を目的とする。 【構成】目次作成をガイドする情報であり、かつ、属性
値の割り付けられる必要情報を作成文書の属性別に管理
する手段11と、必要情報の属性値に割り付けられる1
つ又は複数の構造ブロックからなる文書構造枠を管理す
る手段12と、端末から作成文書の属性が与えられると
きに、対応の必要情報を読み出して画面に表示するとと
もに、端末と対話することで、この表示する必要情報を
利用しつつ作成文書の目次を作成する手段13と、端末
からの指示に従って作成された目次の目次項目を順次選
択して、この目次項目に対応付けられる文書構造枠を画
面に表示するとともに、端末と対話することで、この文
書構造枠に文書を設定していくことで文書を作成する手
段14とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書作成支援機能を持
つ文書作成処理システムに関し、特に、高性能の文書作
成支援機能を持つ文書作成処理システムに関する。
【0002】近年の技術の進歩は目覚ましいものがあ
る。このようなことを背景にして、電子機器関連企業等
の各企業で作成されるマニュアルや各種の文書は、各企
業が扱う技術の急激な高度化や顧客へのサービスの多様
化に伴って、その量が増大してきており、それに対応し
て、内容品質の確保や制作費のコストダウンの要求が重
要な課題となってきている。
【0003】これから、多種・多量のマニュアルや各種
文書の作成処理を、コンピュータ処理を利用して効率的
に実行できる構成の構築が叫ばれている。
【0004】
【従来の技術】従来の文書作成処理装置は、本格的なコ
ンピュータ技術を利用する高度のシステムで構成されて
おらず、ワードプロセッサ相当の電子機器で構成される
ものに止まっていた。
【0005】そして、従来では、このようなワードプロ
セッサ相当の電子機器により構成される文書作成処理装
置を用いてマニュアル等の文書を執筆する場合には、既
存文書を一切参照せずに完全に独自に文書を作成してい
くか、多種・多様の大量の既存文書の中から作成する文
書の内容に似ているものを捜し出して、それを参照した
り、利用したり、変更したりしていくことで所望の文書
を作成していくという方法を取っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、文書作成処理装置をワードプロセッサ相当の電子
機器で構成するという従来技術に従っていると、既存文
書の検索処理等といったコンピュータ処理を利用するこ
とができないことから、高度の文書作成支援を提供でき
ないという問題点があった。例えば、従来技術のよう
に、既存文書を利用等するときにあっても、既存文書の
選択を人手で行わなくてはならないことから、効率的に
文書作成を実行できないとともに、最適な既存文書を選
択できないという問題点があったのである。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、コンピュータ処理を利用して高性能の文書作
成支援機能を持たす新たな文書作成処理システムを提供
することで、文書作成に要する労力や時間や費用を大幅
に削減することのできる文書作成処理システムの実現を
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1は本発明を構成する文書作成処理
装置、2は文書作成処理装置1の備える文書データベー
ス、3は文書作成処理装置1の備える案内データベー
ス、4は文書作成処理装置1の備える端末、5は端末2
の備えるキーボード手段、6は端末2の備えるマウス手
段である。
【0009】この文書データベース2は、既存文書から
抽出される複数の模範文書部品情報(題名・段落・箇条
書き・図・表等の具体的な文書情報)を構造的に管理
し、更に、既存文書から特定される複数の模範文書構造
情報(章・節・項等の目次構成情報や、これらに具体的
な文書が対応付けられた情報)を構造的に管理する。
【0010】案内データベース3は、複数の文書作成の
ガイダンス情報を構造的に管理し、更に、複数の目次作
成のガイダンス情報を構造的に管理する。文書作成処理
装置1は、入出力制御手段10と、必要情報管理手段1
1と、文書構造枠管理手段12と、目次作成手段13
と、文書作成手段14と、検索手段15と、表示制御手
段16とを備える。
【0011】入出力制御手段10は、端末4との間のイ
ンタフェース処理を実行する。必要情報管理手段11
は、目次作成をガイドする必要情報を作成文書の属性別
に管理する。この必要情報の各々には、直接的には、概
念を説明するタイプの概念型、手順を説明するタイプの
手順型、辞書タイプのリファレンス型といったような属
性値が割り付けられ、これら固有の属性値に加えて、作
成文書の属性別に管理されることに対応して、間接的に
は、作成文書の属性を加味した属性値が割り付けられる
ことになる。
【0012】文書構造枠管理手段12は、必要情報管理
手段11の管理する必要情報の持つ属性値や、別に設定
される属性といったような必要情報の持つ属性に対応付
けて文書構造枠を管理する。この文書構造枠は、題名/
段落/箇条書き/図/表といった文書部品種別の1つ又
は複数の構造ブロックから構成される。従って、この文
書構造枠の構造ブロックは、作成文書の属性と、必要情
報の固有属性値と、文書部品種別といった各種の属性を
持つことになる。
【0013】目次作成手段13は、端末2と対話するこ
とで作成文書の目次を作成する。文書作成手段14は、
端末2と対話することで文書を作成する。検索手段15
は、文書データベース2の模範文書部品情報を検索する
模範部品検索手段15aと、文書データベース2の模範
文書構造情報を検索する模範構造検索手段15bと、案
内データベース3の文書作成ガイダンス情報を検索する
文書作成案内検索手段15cと、案内データベース3の
目次作成ガイダンス情報を検索する目次作成案内検索手
段15dとを備える。
【0014】表示制御手段16は、模範部品検索手段1
5aにより検索された模範文書部品情報を端末4のディ
スプレイ画面に表示する模範部品表示制御手段16a
と、模範構造検索手段15bにより検索された模範文書
構造情報を端末4のディスプレイ画面に表示する模範構
造表示制御手段16bと、文書作成案内検索手段15c
により検索された文書作成ガイダンス情報を端末4のデ
ィスプレイ画面に表示する文書作成案内表示制御手段1
6cと、目次作成案内検索手段15dにより検索された
目次作成ガイダンス情報を端末4のディスプレイ画面に
表示する目次作成案内表示制御手段16dとを備える。
【0015】一方、端末4は、ディスプレイ画面に、必
要情報管理手段11の管理する必要情報を表示する必要
情報選択ウィンドウ20と、作成文書の目次作成時に用
いられる目次作成ウィンドウ21と、文書作成時に用い
られる原稿執筆ウィンドウ22と、模範文書構造情報を
表示する模範構造ウィンドウ23と、模範文書部品情報
を表示する模範部品ウィンドウ24と、文書作成ガイダ
ンス情報や目次作成ガイダンス情報を表示する案内ウィ
ンドウ25とを表示する。
【0016】
【作用】本発明では、文書作成処理装置1の目次作成手
段13は、ユーザから作成文書の属性が与えられると、
先ず最初に、端末4に必要情報選択ウィンドウ20を開
設し、必要情報管理手段11から対応の必要情報を読み
出してこの必要情報選択ウィンドウ20に表示する。続
いて、端末4に目次作成ウィンドウ21を開設して、こ
の目次作成ウィンドウ21を介してユーザと対話するこ
とで、必要情報選択ウィンドウ20に表示する必要情報
を利用しつつ作成文書の目次(目次項目の羅列)を作成
する。
【0017】この目次作成処理時に、ユーザからの要求
に応答して目次作成手段13が模範構造検索手段15b
に対して検索要求を発行すると、模範構造検索手段15
bは、目次作成手段13の指定する目次項目の持つ属性
値(目次項目の作成元となった必要情報の持つ属性値)
を検索キーにして文書データベース2を検索すること
で、検索要求の模範文書構造情報を読み出して模範構造
ウィンドウ23に表示していく。そして、ユーザからの
要求に応答して目次作成手段13が目次作成案内検索手
段15dに対して検索要求を発行すると、目次作成案内
検索手段15dは、目次作成手段13の指定する目次項
目の持つ属性値を検索キーにして案内データベース3を
検索することで、検索要求の目次作成ガイダンス情報を
読み出して案内ウィンドウ25に表示していく。
【0018】この模範文書構造情報の表示処理を受け
て、ユーザは、目次作成手段13と対話することで、デ
ィスプレイ画面に表示される模範文書構造情報の全て又
は一部を参照したり、複写しつつ利用したり、複写しつ
つ変更したりしていくことで作成文書の目次を効率的に
作成し、また、この目次作成ガイダンス情報の表示処理
を受けて、ユーザは、目次作成手段13と対話すること
で、ディスプレイ画面に表示される目次作成ガイダンス
情報を参照しつつ作成文書の目次を効率的に作成するこ
とになる。
【0019】このようにして、目次作成ウィンドウ21
に作成文書の目次が展開されると、文書作成手段14
は、先ず最初に、端末4に原稿執筆ウィンドウ22を開
設し、ユーザからの目次項目に対しての選択指示に応答
して、文書構造枠管理手段12からその目次項目の持つ
属性の指す文書構造枠を読み出してこの原稿執筆ウィン
ドウ22に表示する。続いて、この原稿執筆ウィンドウ
22を介してユーザと対話することで、文書部品種別の
規定された文書構造枠の構造ブロックに文書を設定して
いくことで文書を作成する。
【0020】この文書作成処理時に、ユーザからの要求
に応答して文書作成手段14が模範部品検索手段15a
に対して検索要求を発行すると、模範部品検索手段15
aは、文書作成手段14の指定する文書構造枠の構造ブ
ロックの持つ属性値(文書構造枠の作成元となった目次
項目の持つ属性値や、構造ブロック自身の持つ属性値)
を検索キーにして文書データベース2を検索すること
で、検索要求の模範部品構造情報を読み出して模範部品
ウィンドウ24に表示していく。そして、ユーザからの
要求に応答して文書作成手段14が文書作成案内検索手
段15cに対して検索要求を発行すると、文書作成案内
検索手段15cは、文書作成手段14の指定する文書構
造枠の構造ブロックの持つ属性値を検索キーにして案内
データベース3を検索することで、検索要求の文書作成
ガイダンス情報を読み出して案内ウィンドウ25に表示
していく。
【0021】この模範文書部品情報の表示処理を受け
て、ユーザは、文書作成手段14と対話することで、デ
ィスプレイ画面に表示される模範文書部品情報の全て又
は一部を参照したり、複写しつつ利用したり、複写しつ
つ変更したりしていくことで文書を効率的に作成し、ま
た、この文書作成ガイダンス情報の表示処理を受けて、
ユーザは、文書作成手段14と対話することで、ディス
プレイ画面に表示される文書作成ガイダンス情報を参照
しつつ文書を効率的に作成することになる。
【0022】このようにして、本発明によれば、ユーザ
は、最初に、予め用意される目次作成をガイドする必要
情報の内の作成文書の属性に応じた適切なものを用いて
作成文書の目次を作成し、続いて、この作成した目次か
ら開設される文書構造枠に、文書構造枠の指定する文書
部品種別の文書を入力していくことで文書を作成するこ
とができるようになることから、文書構成に苦慮するこ
となく所望の文書を効率的に作成できるようになる。
【0023】そして、ユーザは、人手を介さずに読み出
される作成文書に適合した模範文書構造情報/模範文書
部品情報を利用することで、効率的に文書を作成できる
ようになるとともに、人手を介さずに読み出される作成
文書に適合した目次作成ガイダンス情報/文書作成ガイ
ダンス情報を参照することで、効率的に文書を作成でき
るようになる。
【0024】
【実施例】以下、マニュアル文書の作成処理に適用した
実施例に従って本発明を詳細に説明する。
【0025】図2に、本発明の文書作成処理装置1の表
示する画面遷移/ウィンドウ遷移の一実施例を図示す
る。図中、図1で説明したように、20は必要情報選択
ウィンドウ、21は目次作成ウィンドウ、22は原稿執
筆ウィンドウ、23は模範構造ウィンドウ、24は模範
部品ウィンドウ、25は案内ウィンドウである。
【0026】26は起動コマンド入力画面であって、ユ
ーザから投入される文書作成開始の起動コマンドを受け
付ける。27は初期画面であって、起動コマンド入力画
面26で起動コマンドが投入されるときに開設されて、
執筆支援選択メニューといった選択可能な各種選択メニ
ューの一覧を表示する。28は執筆支援ウィンドウであ
って、初期画面27で執筆支援選択メニューが選択され
るときに開設されて、文書企画情報選択メニュー(新規
文書の執筆時に選択される選択メニュー)と、文書執筆
選択メニュー(過去に作成した文書の継続執筆時に選択
される選択メニュー)を表示する。
【0027】29は文書企画情報ウィンドウであって、
執筆支援ウィンドウ28で文書企画情報選択メニューが
選択されるときに開設されて、ユーザと対話することで
新規文書の文書企画情報を作成する。30は文書選択ウ
ィンドウであって、文書企画情報ウィンドウ29での処
理終了後、あるいは、執筆支援ウィンドウ28で文書執
筆選択メニューが選択されるときに開設されて、執筆対
象として選択可能な文書名の一覧を表示する。
【0028】31は目次メモウィンドウであって、目次
作成ウィンドウ21からの指示に応答して開設されて、
ユーザと対話することで目次項目を作成する。32はレ
ビュー依頼ウィンドウであって、レビュー者に対して作
成文書のレビュー依頼を目次項目を単位にして発行す
る。33は終了コマンド入力画面であって、ユーザから
投入される文章作成終了の終了コマンドを受け付ける。
【0029】図3に、文書企画情報ウィンドウ29の画
面表示の一実施例、図4に、文書選択ウィンドウ30の
画面表示の一実施例、図5に、必要情報選択ウィンドウ
20の画面表示の一実施例、図6に、目次作成ウィンド
ウ21の画面表示の一実施例、図7に、目次メモウィン
ドウ31の画面表示の一実施例、図8に、原稿執筆ウィ
ンドウ22の画面表示の一実施例を図示する。
【0030】文書企画情報ウィンドウ29は、新たに作
成するマニュアル文書の製品名、製品概要、カテゴリ
名、マニュアル種別名(導入手引書や使用手引書等)、
担当者名からなる文書企画情報を登録するために開設さ
れる。図1では図示しなかった企画情報作成手段が、図
3に示すような文書企画情報ウィンドウ29を開設し
て、このウィンドウを介してユーザと対話することで文
書企画情報を登録していくことになる。ここで、本実施
例では、カテゴリとして、AからHの8種類が用意さ
れ、マニュアル種別として、大きく分けて6種類のもの
が用意されていることを想定している。
【0031】文書選択ウィンドウ30は、執筆対象とな
るマニュアル文書を選択するために開設される。図1で
は図示しなかった文書選択手段が、文書企画情報ウィン
ドウ29で登録されたマニュアル種別名の一覧を表示す
る図4に示すような文書選択ウィンドウ30を開設し
て、このウィンドウを介してユーザと対話することで、
執筆対象となるマニュアル文書を選択していくことにな
る。なお、この文書選択ウィンドウ30は、過去に作成
したマニュアル文書の継続執筆のための文書選択ウィン
ドウも兼ねる。
【0032】必要情報選択ウィンドウ20は、執筆対象
となるマニュアル文書の目次作成に用いられる必要情報
の選択処理のために開設される。マニュアル文書の属性
として上述のようにカテゴリとマニュアル種別という2
種類がある場合には、必要情報管理手段11は、図9に
示すように、各カテゴリ/マニュアル種別対応に必要情
報(図9では、選択可能な必要情報という意味で仮想必
要情報という表現を用いている)を管理する構成を採
る。これから、必要情報選択ウィンドウ20の表示処理
を司る目次作成手段13は、文書選択ウィンドウ30で
選択されたマニュアル文書の持つカテゴリ/マニュアル
種別を検索キーにして必要情報管理手段11から対応の
必要情報を読み出して、図5に示すように、それらの必
要情報の一覧を必要情報選択ウィンドウ20に表示す
る。
【0033】そして、必要情報管理手段11は、この必
要情報選択ウィンドウ20を介してユーザと対話するこ
とで、マニュアル文書の目次作成に用いる必要情報を選
択していくことになる。この選択処理は、具体的には、
ユーザが図5のリスト欄(この図の実施例では、2階層
レベルの必要情報を開示してある)をマウス手段6でク
リックしてマークを付けていくことで実行される。ここ
で、図1で説明したように、各必要情報には、それぞれ
概念型、手順型、リファレンス型という3つの属性値の
内のいずれかが固有の属性値として割り付けられてお
り、更に、必要情報管理手段11から読み出す際に用い
られたマニュアル文書の持つカテゴリとマニュアル種別
という属性が継承されているので、必要情報選択ウィン
ドウ20に表示される必要情報には、これらの属性が割
り付けられることになる。
【0034】目次作成ウィンドウ21は、執筆対象とな
るマニュアル文書の目次作成のために開設される。目次
作成ウィンドウ21の表示処理を司る目次作成手段13
は、目次作成ウィンドウ21を開設するときにあって、
ユーザが必要情報選択ウィンドウ20に表示される必要
情報の中の1つを選択すると、必要情報選択ウィンドウ
20のその必要情報箇所を反転表示するとともに、目次
作成ウィンドウ21にその必要情報に対応したエントリ
ー枠を設定する。
【0035】そして、後述する目次メモウィンドウ31
を開設して、その目次メモウィンドウ31から入力され
てくる具体的な目次項目をそのエントリー枠に登録して
いくことで、図6に示すような章・節・項といった階層
レベルを持つ執筆対象のマニュアル文書の目次を作成す
る。このとき、目次作成手段13は、目次項目を作成す
ると、その目次項目の生成元となった必要情報の示す必
要情報選択ウィンドウ20の図5の目次欄に目次作成済
のマークを付けることで、ユーザにその旨を表示してい
くことになる。
【0036】目次メモウィンドウ31は、目次作成ウィ
ンドウ21に設定された必要情報のエントリー枠に、そ
の必要情報のガイドする具体的な目次項目を登録してい
くために開設される。目次メモウィンドウ31の表示処
理を司る目次作成手段13は、必要情報選択ウィンドウ
20の必要情報の内の1つが選択されることで目次作成
ウィンドウ21に必要情報のエントリー枠を設定する
と、図7に示すような目次メモウィンドウ31を開設す
る。
【0037】そして、目次作成手段13は、この目次メ
モウィンドウ31を介してユーザと対話することで、必
要情報のガイドする具体的な目次項目を目次メモウィン
ドウ31のタイトル欄に設定していくことで、目次作成
ウィンドウ21に目次項目を登録する。このとき、目次
作成手段13は、目次メモウィンドウ31を介して、必
要情報の新たな属性値である階層レベル(章・節・項等
のレベルに対応するもの)を設定していくとともに、必
要に応じてメモのメモにコメントを設定していくことに
なる。この目次メモウィンドウ31は、必要情報対応に
設定される構成が採られ、目次作成ウィンドウ21を用
いる目次作成段階のみならず、後述する原稿執筆ウィン
ドウ22を用いる原稿執筆段階にあっても参照可能とす
る構成を採ることから、ユーザは、このメモのメモに原
稿執筆に有用となる各種のコメント情報を記録していく
ことができる。
【0038】原稿執筆ウィンドウ22は、執筆対象のマ
ニュアル文書を作成するために開設される。このマニュ
アル文書の作成処理は目次作成ウィンドウ21に展開さ
れる作成目次を利用しつつ実行されるものである。具体
的には、原稿執筆ウィンドウ22の表示処理を司る文書
作成手段14は、ユーザが目次作成ウィンドウ21上の
目次項目の1つを選択すると、作成元の必要情報から継
承されているその目次項目の持つ属性を特定し、文書構
造枠管理手段12からその属性の指す文書構造枠を読み
出して、図8に示すように原稿執筆ウィンドウ22に表
示する。そして、ユーザに対して、この文書構造枠に所
望の文書を投入させていくことで実行することになる。
このとき原稿執筆ウィンドウ22に表示する文書構造枠
は、題名/段落/箇条書き/図/表といった文書部品種
別の1つ又は複数から構成されるものであることから、
ユーザは、文書構成を考えずに、その文書部品種別の指
す文書を入力していくことでマニュアル文書を作成する
ことができる。
【0039】次に、模範構造ウィンドウ23、模範部品
ウィンドウ24、案内ウィンドウ25について説明す
る。図1で説明したように、模範構造ウィンドウ23
は、文書データベース2に格納される章・節・項等の目
次構成を記述する模範文書構造情報を表示するものであ
って、ユーザは、目次作成手段13と対話することで、
この表示される模範文書構造情報の全て又は一部を参照
したり、複写しつつ利用したり、複写しつつ変更したり
していくことで、執筆対象のマニュアル文書の目次を効
率的に作成できることになる。
【0040】この文書データベース2に格納される模範
文書構造情報は、例えば、目次作成に用いた必要情報の
持つ概念型、手順型、リファレンス型という属性対応に
用意されるものである。図10に、文書データベース2
に格納される模範文書構造情報の一例を図示する。ここ
で、図中の数値は、後述するように、模範文書部品情報
の識別番号を表すものである。この図に示すような模範
文書構造情報は、具体的には、図11(a)に示すよう
に、各模範文書構造情報毎に、模範文書構造情報を構成
する模範文書部品情報の識別番号を管理するとともに、
図11(b)に示すように、それらの模範文書部品情報
が章や節や項等のどの文書構造名に属するのかを管理す
ることで実行される。
【0041】文書データベース2から読み出す模範文書
構造情報の検索処理については後でもって詳述するが、
簡単に説明すると、目次作成手段13が模範文書構造情
報の検索処理を発行すると、その発行した箇所の目次項
目の持つ属性が概念型、手順型、リファレンス型のいず
れであるのかを判断して、その判断した属性に対応付け
られる模範文書構造情報を文書データベース2から読み
出して、模範構造ウィンドウ23に表示していくことで
実行される。
【0042】一方、図1で説明したように、模範部品ウ
ィンドウ24は、文書データベース2に格納される題名
・段落・箇条書き・図・表等の具体的な文書情報である
模範文書部品情報を表示するものであって、ユーザは、
文書作成手段14と対話することで、この表示される模
範文書部品情報の全て又は一部を参照したり、複写しつ
つ利用したり、複写しつつ変更したりしていくことで、
執筆対象のマニュアル文書を効率的に作成できることに
なる。
【0043】文書データベース2は、図12に示すよう
に、6種類用意されるマニュアル種別を単位にして、各
マニュアル種別に属するマニュアル文書毎に、題名・段
落・箇条書き・図・表等の模範文書部品情報を管理する
ことで、模範部品ウィンドウ24に表示する模範文書部
品情報を管理する。この模範文書部品情報には、識別番
号が付けられることになるが、この実施例では、図12
に示すように、各マニュアル文書に登録できる模範文書
部品情報の個数を100個に限定することで、各マニュ
アル文書に属する模範文書部品情報の識別番号を、0番
/100番/200番/300番といった100番単位
から始まるように割り付ける方法を採っている。以下、
この100番単位の識別番号を代表識別番号と称する。
【0044】そして、文書データベース2は、図13
(a)に示すように、代表識別番号を用いて各模範文書
部品情報がどのカテゴリに属するのかを管理するととも
に、図13(b)に示すように、代表識別番号を用いて
各模範文書部品情報がどの型(概念型/手順型/リファ
レンス型)に属するのかを管理し、更に、図13(c)
に示すように、個別の識別番号に従って各模範文書部品
情報がどの文書部品種別(題名/段落/箇条書き/図/
表、等)に属するのかを管理する。
【0045】文書データベース2から読み出す模範文書
部品情報の検索処理については後でもって詳述するが、
簡単に説明すると、文書作成手段14が模範文書部品情
報の検索処理を発行すると、その発行した箇所の文書項
目の持つ属性(その文書項目の作成元となった目次項目
から継承されている属性と、文書構造枠の文書部品種別
の規定する属性とがある)を判断して、その判断した属
性に対応付けられる模範文書部品情報を文書データベー
ス2から読み出して、模範部品ウィンドウ24に表示し
ていくことで実行される。
【0046】一方、図1で説明したように、案内ウィン
ドウ25は、目次作成ガイダンス情報や文書作成ガイダ
ンス情報を表示するものであって、ユーザは、目次作成
手段13と対話することで、この目次作成ガイダンス情
報を参照しつつ執筆対象のマニュアル文書の目次を効率
的に作成できるようになり、そして、文書作成手段14
と対話することで、この文書作成ガイダンス情報を参照
しつつ執筆対象のマニュアル文書を効率的に作成できる
ようになる。
【0047】案内データベース3は、この目次作成ガイ
ダンス情報をカテゴリや型や階層レベルを検索キーにし
て管理する構成を採ることで、ユーザの希望する各種の
目次作成ガイダンス情報を案内ウィンドウ25に表示で
きるようにし、また、この文書作成ガイダンス情報をカ
テゴリや型や階層レベルや文書部品種別を検索キーにし
て管理する構成を採ることで、ユーザの希望する文書作
成ガイダンス情報を案内ウィンドウ25に表示できるよ
うにしている。図14及び図15に、案内ウィンドウ2
5に表示されることになる「一般型」というカテゴリに
属する文書作成ガイダンス情報の一例を図示するととも
に、図16及び図17に、案内ウィンドウ25に表示さ
れることになる「辞書型」というリファレンス型に属す
る文書作成ガイダンス情報の一例を図示する。
【0048】次に、図18ないし図21に示す処理フロ
ーに従って、本発明の実行する執筆支援処理の一実施例
について説明する。初期画面27で執筆支援選択メニュ
ーが選択されると、文書作成処理装置1は、図18の処
理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、執
筆支援ウィンドウ28を開設し、続くステップ2で、こ
の執筆支援ウィンドウ28で、文書企画情報選択メニュ
ーが選択されるか、文書執筆選択メニューのいずれが選
択されるかを判断する。
【0049】このステップ2で、文書企画情報選択メニ
ューが選択されることを判断するとき、すなわち、新規
のマニュアル文書の作成要求であると判断するときは、
ステップ3に進んで、図3に示した文書企画情報ウィン
ドウ29を開設し、続くステップ4で、製品カテゴリや
マニュアル体系(マニュアル種別)等の受付処理を実行
してから、続くステップ5で、図4に示した文書選択ウ
ィンドウ30を開設して執筆対象のマニュアル文書の選
択処理を実行する。一方、ステップ2で、文書執筆選択
メニューが選択されることを判断するとき、すなわち、
継続執筆要求であると判断するときには、直ちにステッ
プ5に進んで、文書選択ウィンドウ30を開設して執筆
対象のマニュアル文書の選択処理を実行する。
【0050】ステップ5で執筆対象のマニュアル文書を
選択すると、続くステップ6で、そのマニュアル文書が
継続執筆であるか否かを判断して、継続執筆であること
を判断すると、図20の処理フローのステップ24に進
んで、原稿執筆ウィンドウ22を開設していく。一方、
新規作成であることを判断するときには、ステップ7-i
(i=1〜)に進んで、文書企画情報ウィンドウ29で
受け付けたカテゴリとマニュアル種別を判断し、続くス
テップ8で、図9に示したような管理形態を採る必要情
報管理手段11から、この判断したカテゴリ/マニュア
ル種別の指す仮想必要情報を読み出す。
【0051】続いて、ステップ9で、図5に示した必要
情報選択ウィンドウ20を開設して、この読み出した仮
想必要情報を表示し、続くステップ10で、この必要情
報選択ウィンドウ20で目次作成に必要となる必要情報
の選択処理を実行する。そして、図19の処理フローの
ステップ11に進んで、選択された必要情報のリスト欄
に選択済を表すマーク「*」を付け、続くステップ12
で、必要情報の選択処理が終了したか否かを判断して、
終了していないと判断するときには、図18の処理フロ
ーのステップ10に戻っていくことで必要情報の選択処
理を実行していく。
【0052】一方、ステップ12で必要情報の選択終了
を判断すると、ステップ13に進んで、図6に示した目
次作成ウィンドウ21を開設し、必要情報選択ウィンド
ウ20からマーク「*」の付いた必要情報を1つずつ選
択しながら、図7に示した目次メモウィンドウ31を用
いて目次作成ウィンドウ21に必要情報のガイドする目
次項目を設定していくことで、執筆対象となるマニュア
ル文書の目次を作成していく。
【0053】この目次作成時に、ステップ14で、模範
文書構造情報の検索要求があるか否かを判断して、検索
要求があると判断するときには、ステップ15に進ん
で、模範構造ウィンドウ23を開設し、続くステップ1
6で、図1で説明した模範構造検索手段15bを起動す
ることで検索要求のある模範文書構造情報を検索して、
それを模範構造ウィンドウ23に表示していくことでマ
ニュアル文書の目次作成処理を支援していく。そして、
ステップ17で、目次作成ガイダンス情報の検索要求が
あるか否かを判断して、検索要求があると判断するとき
には、ステップ18に進んで、案内ウィンドウ25を開
設して、続くステップ19で、図1で説明した目次作成
案内検索手段15dを起動することで検索要求のある目
次作成ガイダンス情報を検索して、それを案内ウィンド
ウ25に表示していくことでマニュアル文書の目次作成
処理を支援していく。
【0054】続いて、ステップ20で、必要情報選択ウ
ィンドウ20に表示されるマーク「*」の付いた必要情
報の全てを選択したか否かを判断して、全てを選択して
いないと判断するときには、ステップ13に戻っていく
ことで、マニュアル文書の目次を作成していく。一方、
全てを選択したと判断するときには、図20の処理フロ
ーのステップ21に進んで、目次を作成した必要情報選
択ウィンドウ20の必要情報の目次欄に目次作成済を表
すマーク「*」を付け、続くステップ22で、マニュア
ル文書の目次の作成を終了したのか否かを判断して、終
了していないと判断するときには図19の処理フローの
ステップ13に戻っていくことで、マニュアル文書の目
次を作成していく。
【0055】一方、ステップ22でマニュアル文書の目
次作成終了を判断すると、ステップ32に進んで、シス
テム終了要求があるか否かを判断して、システム終了要
求があると判断するときには処理を終了する。そして、
システム終了要求がないと判断するときには、ステップ
24に進んで、図8に示した原稿執筆ウィンドウ22を
開設し、目次作成ウィンドウ21で選択された目次項目
に対応付けられる文書構造枠を開設しながら、作成され
た目次の指定する文書構成に従いつつ執筆対象のマニュ
アル文書を作成していく。
【0056】この文書作成時に、ステップ25で、模範
文書部品情報の検索要求があるか否かを判断して、検索
要求があると判断するときには、ステップ26に進ん
で、模範部品ウィンドウ24を開設し、続くステップ2
7で、図1で説明した模範部品検索手段15aを起動す
ることで検索要求のある模範文書部品情報を検索して、
それを模範部品ウィンドウ24に表示していくことでマ
ニュアル文書の作成処理を支援していく。そして、ステ
ップ28で、文書作成ガイダンス情報の検索要求がある
か否かを判断して、検索要求があると判断するときに
は、ステップ29に進んで、案内ウィンドウ25を開設
して、続くステップ30で、図1で説明した文書作成案
内検索手段15cを起動することで検索要求のある文書
作成ガイダンス情報を検索して、それを案内ウィンドウ
25に表示していくことでマニュアル文書の作成処理を
支援していく。
【0057】続いて、図21の処理フローのステップ3
1に進んで、マニュアル文書の原稿の作成を終了したの
か否かを判断して、終了していないと判断するときには
図20の処理フローのステップ24に戻っていくことで
マニュアル文書を作成していく。一方、マニュアル文書
の原稿の作成終了を判断するときには、ステップ32に
進んで、システム終了要求を待って処理を終了してい
く。
【0058】このようにして、文書作成処理装置1は、
ユーザに対してマニュアル文書作成の執筆手順をガイド
しつつ執筆処理の対話を実行していくことで、執筆対象
のマニュアル文書を効率的に作成していくことになる。
【0059】図22及び図23に、模範構造検索手段1
5bの実行する模範文書構造情報の検索処理の処理フロ
ーの一実施例、図24及び図25に、模範部品検索手段
15aの実行する模範文書部品情報の検索処理の処理フ
ローの一実施例を図示する。次に、これらの処理フロー
に従って、模範構造ウィンドウ23に表示される模範文
書構造情報の検索処理と、模範部品ウィンドウ24に表
示される模範文書部品情報の検索処理について説明す
る。なお、説明の便宜上、以下、文書データベース2の
管理する図11(a)のテーブルをテーブルA、図11
(b)のテーブルをテーブルB、図13(a)のテーブ
ルをテーブルC、図13(b)のテーブルをテーブル
D、図13(c)のテーブルをテーブルEと記述するこ
とがある。
【0060】目次作成手段13がマニュアル文書の目次
を作成するときにあって、ユーザが模範文書構造情報の
表示要求を発行すると、模範構造検索手段15bが起動
される。
【0061】このようにして起動されると、模範構造検
索手段15bは、図22の処理フローに示すように、先
ず最初に、ステップ1-i(i=1,2)で、検索要求元と
なった目次項目の持つ型(概念型/手順型/リファレン
ス型)を特定する。次に、ステップ2で、この特定した
型に対応付けて備えられるテーブルAの1つ又は複数の
模範構造i(模範文書構造情報)を特定する。続いて、
ステップ3で、この特定したテーブルAの模範構造iに
格納される模範文書部品情報の識別番号を左から順番に
レジスタαに登録し、続くステップ4で、レジスタαに
登録される代表識別番号の指す模範文書部品情報(以
下、図中では模範部品と略記することがある)を文書デ
ータベース2から読み出して、ツリー構造のマニュアル
名称レベルに対応付ける。
【0062】続いて、ステップ5で、テーブルBの検索
に入って、続くステップ6で、テーブルBの「章」欄に
格納される識別番号の中にレジスタαに登録されている
ものがあるか否かを判断して、登録されているものがな
い場合には処理を終了し、登録されているものがある場
合には、ステップ7に進んで、登録されている識別番号
の指す模範文書部品情報を文書データベース2から読み
出して、ツリー構造の章レベルに対応付ける。ここで、
この模範文書部品情報の検索処理は、文書データベース
2が図12に示す識別番号の管理形態に従って模範文書
部品情報を管理する構成を採ることから、先ず最初に、
その登録されている識別番号の指す代表識別番号を特定
し、次に、その特定した代表識別番号に属する模範文書
部品情報の管理データ域を検索していくことで実行され
る。
【0063】続いて、図23の処理フローのステップ8
に進んで、テーブルBの「節」欄に格納される識別番号
の中にレジスタαに登録されているものがあるか否かを
判断して、登録されているものがない場合には処理を終
了し、登録されているものがある場合には、ステップ9
に進んで、登録されている識別番号の指す模範文書部品
情報を文書データベース2から読み出して、ツリー構造
の節レベルに対応付ける。
【0064】続いて、ステップ10で、テーブルBの
「項」欄に格納される識別番号の中にレジスタαに登録
されているものがあるか否かを判断して、登録されてい
るものがない場合には処理を終了し、登録されているも
のがある場合には、ステップ11に進んで、登録されて
いる識別番号の指す模範文書部品情報を文書データベー
ス2から読み出して、ツリー構造の項レベルに対応付け
る。
【0065】このようにして、目次作成手段13がマニ
ュアル文書の目次を作成するときにあって、ユーザが模
範文書構造情報の表示要求を発行すると、模範構造検索
手段15bは、この図22及び図23の処理フローを実
行することで、図10に示すような模範文書構造情報を
文書データベース2から読み出していくよう処理するの
である。
【0066】次に、模範部品検索手段15aの実行する
検索処理について説明する。文書作成手段14がマニュ
アル文書を作成するときにあって、ユーザが模範文書部
品情報の表示要求を発行すると、模範部品検索手段15
aが起動される。
【0067】このようにして起動されると、模範部品検
索手段15aは、図24の処理フローに示すように、先
ず最初に、ステップ1-i(i=1〜)で、検索要求元と
なった文書項目の持つカテゴリを特定する。次に、ステ
ップ2で、テーブルCの管理する識別番号(代表識別番
号である)の中から、ステップ1-iで特定したカテゴリ
に属する識別番号を読み出して左から順にレジスタβに
登録する。続いて、ステップ3-i(i=1,2)で、検索
要求元となった文書項目の持つ型(概念型/手順型/リ
ファレンス型)を特定し、続くステップ4-i(i=1,
2,3)で、テーブルDの管理する識別番号(代表識別
番号である)の中から、ステップ4-iで特定した型に属
する識別番号を読み出して左から順にレジスタγに登録
する。
【0068】続いて、ステップ5で、レジスタβに格納
されている識別番号と、レジスタγに格納されている識
別番号とを左から順に比較し、続くステップ6で、この
比較処理により一致する識別番号があるか否かを判断し
て、一致する識別番号がない場合には処理を終了する。
一方、一致する識別番号がある場合には、図25の処理
フローのステップ7-i(i=1〜j)に進んで、検索要
求元となった文書項目の持つ文書部品種別(題名/段落
/箇条書き/図/表、等)を特定する。そして、続くス
テップ8で、特定した文書部品種別に対応するテーブル
Eの管理する識別番号の中から、ステップ6で一致の検
出された代表識別番号配下の識別番号を読み出し、その
識別番号の指す模範文書部品情報を検索要求のある模範
文書部品情報として文書データベース2から読み出して
いく。
【0069】このようにして、文書作成手段14がマニ
ュアル文書を作成するときにあって、ユーザが模範文書
部品構造情報の表示要求を発行すると、模範部品検索手
段15aは、この図24及び図25の処理フローを実行
することで、表示要求のある模範文書部品情報を文書デ
ータベース2から読み出していくよう処理するのであ
る。
【0070】この検索処理と同様の処理に従って、目次
作成案内検索手段15dは、ユーザが目次作成ガイダン
ス情報の表示要求を発行すると、表示要求のある目次作
成ガイダンス情報を案内データベース3から読み出して
いくとともに、文書作成案内検索手段15cは、ユーザ
が文書作成ガイダンス情報の表示要求を発行すると、表
示要求のある文書作成ガイダンス情報を案内データベー
ス3から読み出していくよう処理することになる。
【0071】図示実施例について説明したが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、実施例では、
目次作成手段13が模範文書構造情報を呼び出せる構成
でもって開示したが、文書作成手段14も呼び出せる構
成を採ることも可能であり、好ましいことである。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザは、最初に、予め用意される目次作成をガイドす
る必要情報の内の作成文書の属性に応じた適切なものを
用いて作成文書の目次を作成し、続いて、この作成した
目次から開設される文書構造枠に、文書構造枠の指定す
る文書部品種別の文書を入力していくことで文書を作成
することができるようになることから、文書構成に苦慮
することなく所望の文書を効率的に作成できるようにな
る。
【0073】そして、ユーザは、人手を介さずに読み出
される作成文書に適合した模範文書構造情報/模範文書
部品情報を利用することで、効率的に文書を作成できる
ようになるとともに、人手を介さずに読み出される作成
文書に適合した目次作成ガイダンス情報/文書作成ガイ
ダンス情報を参照することで、効率的に文書を作成でき
るようになる。
【0074】このように、本発明を用いることで、文書
作成に要する労力や時間や費用を大幅に削減することが
実現できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】画面遷移/ウィンドウ遷移の一実施例である。
【図3】文書企画情報ウィンドウの画面表示の一実施例
である。
【図4】文書選択ウィンドウの画面表示の一実施例であ
る。
【図5】必要情報選択ウィンドウの画面表示の一実施例
である。
【図6】目次作成ウィンドウの画面表示の一実施例であ
る。
【図7】目次メモウィンドウの画面表示の一実施例であ
る。
【図8】原稿執筆ウィンドウの画面表示の一実施例であ
る。
【図9】必要情報管理手段の管理データの一実施例であ
る。
【図10】模範文書構造情報の一例である。
【図11】模範文書構造情報の管理方法の説明図であ
る。
【図12】模範文書部品情報の管理方法の説明図であ
る。
【図13】模範文書部品情報の管理方法の説明図であ
る。
【図14】文書作成ガイダンス情報の一例である。
【図15】文書作成ガイダンス情報の一例である。
【図16】文書作成ガイダンス情報の一例である。
【図17】文書作成ガイダンス情報の一例である。
【図18】本発明の実行する執筆支援処理の処理フロー
の一実施例である。
【図19】本発明の実行する執筆支援処理の処理フロー
の一実施例である。
【図20】本発明の実行する執筆支援処理の処理フロー
の一実施例である。
【図21】本発明の実行する執筆支援処理の処理フロー
の一実施例である。
【図22】模範文書構造情報の検索処理フローの一実施
例である。
【図23】模範文書構造情報の検索処理フローの一実施
例である。
【図24】模範文書部品情報の検索処理フローの一実施
例である。
【図25】模範文書部品情報の検索処理フローの一実施
例である。
【符号の説明】
1 文書作成処理装置 2 文書データベース 3 案内データベース 4 端末 5 キーボード手段 6 マウス手段 10 入出力制御手段 11 必要情報管理手段 12 文書構造枠管理手段 13 目次作成手段 14 文書作成手段 15 検索手段 16 表示制御手段 20 必要情報選択ウィンドウ 21 目次作成ウィンドウ 22 原稿執筆ウィンドウ 23 模範構造ウィンドウ 24 模範部品ウィンドウ 25 案内ウィンドウ 15a 模範部品検索手段 15b 模範構造検索手段 15c 文書作成案内検索手段 15d 目次作成案内検索手段 16a 模範部品表示制御手段 16b 模範構造表示制御手段 16c 文書作成案内表示制御手段 16d 目次作成案内表示制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庄司 優 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書作成支援機能を持つ文書作成処理シ
    ステムであって、 目次作成をガイドする情報であり、かつ、属性値の割り
    付けられる必要情報を作成文書の属性別に管理する必要
    情報管理手段(11)と、 必要情報の属性値に割り付けられる1つ又は複数の構造
    ブロックからなる文書構造枠を管理する文書構造枠管理
    手段(12)と、 端末から作成文書の属性が与えられるときに、上記必要
    情報管理手段(11)から対応の必要情報を読み出して端末
    のディスプレイ画面に表示するとともに、端末と対話す
    ることで、この表示する必要情報を利用しつつ作成文書
    の目次を作成する目次作成手段(13)と、 端末からの指示に従って上記目次作成手段(13)により作
    成された目次の目次項目を順次選択して、該目次項目に
    対応付けられる上記文書構造枠管理手段(12)の文書構造
    枠を端末のディスプレイ画面に表示するとともに、端末
    と対話することで、該文書構造枠に文書を設定していく
    ことで文書を作成する文書作成手段(14)とを備えること
    を、 特徴とする文書作成処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書作成処理システムに
    おいて、 既存文書から抽出される複数の模範文書部品情報を構造
    的に管理する文書データベース(2) と、 文書作成手段(14)の検索要求に応答して、文書構造枠の
    構造ブロックの持つ属性値を検索キーにして上記文書デ
    ータベース(2) を参照することで対応の模範文書部品情
    報を検索する模範部品検索手段(15a) と、 上記模範部品検索手段(15a) の検索する模範文書部品情
    報を端末のディスプレイ画面に表示する模範部品表示制
    御手段(16a) とを備え、 文書作成手段(14)は、ディスプレイ画面に表示される模
    範文書部品情報の全て又は一部を参照したり、利用した
    り、変更したりしていくことで文書を作成していくよう
    処理することを、 特徴とする文書作成処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の文書作成処理シス
    テムにおいて、 既存文書から特定される複数の模範文書構造情報を構造
    的に管理する文書データベース(2) と、 目次作成手段(13)の検索要求に応答して、目次項目の持
    つ属性値を検索キーにして上記文書データベース(2) を
    参照することで対応の模範文書構造情報を検索する模範
    構造検索手段(15b) と、 上記模範構造検索手段(15b) の検索する模範文書構造情
    報を端末のディスプレイ画面に表示する模範構造表示制
    御手段(16b) とを備え、 目次作成手段(13)は、ディスプレイ画面に表示される模
    範文書構造情報の全て又は一部を参照したり、利用した
    り、変更したりしていくことで目次を作成していくよう
    処理することを、 特徴とする文書作成処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載の文書作成処理シ
    ステムにおいて、 複数の文書作成のガイダンス情報を構造的に管理する案
    内データベース(3) と、 文書作成手段(14)の検索要求に応答して、文書構造枠の
    構造ブロックの持つ属性値を検索キーにして上記案内デ
    ータベース(3) を参照することで対応の文書作成ガイダ
    ンス情報を検索する文書作成案内検索手段(15c) と、 上記文書作成案内検索手段(15c) の検索する文書作成ガ
    イダンス情報を端末のディスプレイ画面に表示する文書
    作成案内表示制御手段(16c) とを備えることを、 特徴とする文書作成処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4記載の文書作成処理シ
    ステムにおいて、 複数の目次作成のガイダンス情報を構造的に管理する案
    内データベース(3) と、 目次作成手段(13)の検索要求に応答して、目次項目の持
    つ属性値を検索キーにして上記案内データベース(3) を
    参照することで対応の目次作成ガイダンス情報を検索す
    る目次作成案内検索手段(15d) と、 上記目次作成案内検索手段(15d) の検索する目次作成ガ
    イダンス情報を端末のディスプレイ画面に表示する目次
    作成案内表示制御手段(16d) とを備えることを、 特徴とする文書作成処理システム。
  6. 【請求項6】 文書作成支援機能を持つ文書作成処理シ
    ステムであって、 既存文書から抽出される複数の模範文書部品情報を構造
    的に管理する文書データベース(2) と、 文書作成箇所の持つ属性値を検索キーにして上記文書デ
    ータベース(2) を参照することで、対応の模範文書部品
    情報を検索する模範部品検索手段(15a) と、 上記模範部品検索手段(15a) の検索する模範文書部品情
    報を端末のディスプレイ画面に表示する模範部品表示制
    御手段(16a) とを備えることを、 特徴とする文書作成処理システム。
  7. 【請求項7】 文書作成支援機能を持つ文書作成処理シ
    ステムであって、 既存文書から抽出される複数の模範文書構造情報を構造
    的に管理する文書データベース(2) と、 文書作成箇所の持つ属性値を検索キーにして上記文書デ
    ータベース(2) を参照することで、対応の模範文書構造
    情報を検索する模範構造検索手段(15b) と、 上記模範構造検索手段(15b) の検索する模範文書構造情
    報を端末のディスプレイ画面に表示する模範構造表示制
    御手段(16b) とを備えることを、 特徴とする文書作成処理システム。
  8. 【請求項8】 文書作成支援機能を持つ文書作成処理シ
    ステムであって、 複数の文書作成のガイダンス情報を構造的に管理する案
    内データベース(3) と、 文書作成箇所の持つ属性値を検索キーにして上記案内デ
    ータベース(3) を参照することで、対応の文書作成ガイ
    ダンス情報を検索する文書作成案内検索手段(15c) と、 上記文書作成案内検索手段(15c) の検索する文書作成ガ
    イダンス情報を端末のディスプレイ画面に表示する文書
    作成案内表示制御手段(16c) とを備えることを、 特徴とする文書作成処理システム。
  9. 【請求項9】 文書作成支援機能を持つ文書作成処理シ
    ステムであって、 複数の目次作成のガイダンス情報を構造的に管理する案
    内データベース(3) と、 文書作成箇所の持つ属性値を検索キーにして上記案内デ
    ータベース(3) を参照することで、対応の目次作成ガイ
    ダンス情報を検索する目次作成案内検索手段(15d) と、 上記目次作成案内検索手段(15d) の検索する目次作成ガ
    イダンス情報を端末のディスプレイ画面に表示する目次
    作成案内表示制御手段(16d) とを備えることを、 特徴とする文書作成処理システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013250722A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Pfu Software Ltd 文書生成装置、文書生成方法、及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013250722A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Pfu Software Ltd 文書生成装置、文書生成方法、及びプログラム

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