JPH06131173A - マイクロプログラム制御システム - Google Patents

マイクロプログラム制御システム

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Publication number
JPH06131173A
JPH06131173A JP28184892A JP28184892A JPH06131173A JP H06131173 A JPH06131173 A JP H06131173A JP 28184892 A JP28184892 A JP 28184892A JP 28184892 A JP28184892 A JP 28184892A JP H06131173 A JPH06131173 A JP H06131173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
controlled
processing
microprogram
time
devices
Prior art date
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Pending
Application number
JP28184892A
Other languages
English (en)
Inventor
Norimasa Kudo
憲昌 工藤
Akira Watanabe
晃 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Telecommunication System Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP28184892A priority Critical patent/JPH06131173A/ja
Publication of JPH06131173A publication Critical patent/JPH06131173A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 命令の実行をする操作(OP処理)にかかる
時間によって全体の処理時間に影響を与えることがな
く、かつ被制御装置の規模を小さくする並列処理を行う
ことができるマイクロプログラム制御方式を提供する。 【構成】 記憶装置に格納されるプログラムにより一連
の処理が制御される被制御装置が複数存在し、前記複数
の各被制御装置でそれぞれ独立に処理が行われるマイク
ロプログラム制御システムにおいて、前記記憶装置から
各被制御装置に対して時分割にマイクロプログラムを与
えて前記各被制御装置間で処理の並列化を計る手段によ
り処理の並列化を計り、前記複数の各被制御装置で行わ
れる処理内容のうち状態記憶を必要とせずに行うことの
できる共通の処理内容を前記処理の並列化を計る手段に
基づき処理する処理装置を前記各被制御装置間で共有化
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロプログラム制御
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シーケンサのマイクロプログラム
制御方式では、そのマイクロプログラムで制御する被制
御装置に対して、マイクロプログラムを設定し、その後
デコード、操作、結果の格納といった手順でそのマイク
ロプログラムの処理を実行する。 また、この手順に流
れを与え、被制御装置内で各手順要素を独立に動作させ
るパイプライン方式が処理の高速化のために良く用いら
れている。これを図3に示す。
【0003】図3のパイプライン方式では、上記処理実
行の手順要素に流れを持つことによって見掛上、処理
(「操作」に相当する)を連続に行うことができ、操作
処理をできるだけ連続に行うために、処理実行の手順の
中の最も処理時間のかかる要素にサイクルを合わせて構
成される。
【0004】従来、このようなマイクロプログラム制御
方式では、マイクロプログラムによって行われる処理
が、被制御装置内の複数の機能を用いて処理を行う場合
やこの処理の複雑さによって、操作時間を多く必要とす
る場合があった。
【0005】ここで、操作処理時間が他の手順要素より
時間のかかる場合のパイプライン処理の様子を図4に示
す。
【0006】このパイプライン処理では、最も処理時間
のかかる命令の実行をする操作(以降、OP処理)に実
行サイクルを合わせているため、命令の取り出しをする
インストラクションフェッチ(以降、IF処理)、命令
の解読をするデコード(以降、D処理)、命令の実行を
した結果の格納(以降、WB処理)といった処理が1サ
イクルおきになる。この様に、マイクロプログラムで制
御される被制御装置の中で処理時間の多くかかる被制御
装置がある場合や、マイクロプログラムで操作する被制
御装置の数が多くなる場合、全体のマイクロプログラム
による処理時間が増えるといった不具合がある。
【0007】この不具合を解決するために、図5に示す
ようにマイクロプログラムで制御される被制御装置内の
複数の機能を2分して、各々をマイクロプログラムから
見て独立した被制御装置32(#3)、33(#4)と
する構成をとり、更にマイクロプログラムのインストラ
クション31のフィールドに2分した被制御装置毎に対
応するフィールドを設ける方法がある。
【0008】つまり、1つのマイクロプログラムで同時
に2つの被制御装置を制御し処理の並列化を図ることで
インストラクションの処理時間を減らす方法である。し
かし、この方法では、インストラクションフィールドを
増やす結果となり、またその2分した被制御装置は独立
の装置構成でなければならないため装置の規模が大きく
なるといった問題があった。仮にこの2分した被制御装
置で共通して必要な機能を共有化する構成を取っても、
マイクロプログラムの実行が同時であるため、共有化機
能を有する装置に対しては使用権を制御する処理が加え
て必要となり、処理速度の向上に余り効果がなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、前記マイ
クロプログラムの制御方式では、IF処理、D処理、O
P処理、WB処理といったマイクロプログラムの手順要
素のうち、被制御装置の中の機能を複数制御して処理を
完遂するマイクロプログラムや、複雑な機能を制御する
マイクロプログラムを実行させた場合などで、OP処理
にかかる時間が大きくなると、全体の処理時間に影響を
与えるといった問題点があった。また、その処理時間を
短縮するために被制御装置を2分し、マイクロプログラ
ムのインストラクションフィールドに2分した被制御装
置を同時に処理するためのフィールドを設け並列処理を
行うように構成した場合、機能処理の規模が大きくなる
といった問題点があった。
【0010】そこで、本発明はこの問題点に鑑みてなさ
れたもので、命令の実行をする操作(OP処理)にかか
る時間によって全体の処理時間に影響を与えることがな
く、かつ被制御装置の規模を小さくする並列処理を行う
ことができるマイクロプログラム制御方式を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】記憶装置に格納されるプ
ログラムにより一連の処理が制御される被制御装置が複
数存在し、前記複数の各被制御装置でそれぞれ独立に処
理が行われるマイクロプログラム制御システムにおい
て、前記記憶装置から各被制御装置に対して時分割にマ
イクロプログラムを与えて前記各被制御装置間で処理の
並列化を計る手段と、前記複数の各被制御装置で行われ
る処理内容のうち状態記憶を必要とせずに行うことので
きる共通の処理内容を前記処理の並列化を計る手段に基
づき処理する処理装置を前記各被制御装置間で共有化す
る手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明のマイクロプログラム制御システムで
は、記憶装置に格納されるプログラムにより一連の処理
が制御される被制御装置が複数存在し、前記複数の各被
制御装置でそれぞれ独立に処理が行われるマイクロプロ
グラム制御システムにおいて、前記記憶装置から各被制
御装置に対して時分割にマイクロプログラムを与えて前
記各被制御装置間で処理の並列化を計る手段により処理
の並列化を計り、前記複数の各被制御装置で行われる処
理内容のうち状態記憶を必要とせずに行うことのできる
共通の処理内容を前記処理の並列化を計る手段に基づき
処理する処理装置を前記各被制御装置間で共有化する。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。図1にマイクロプログラム制御
システムの一実施例のブロック図を示す。
【0014】図1で、51はマイクロプログラムの記憶
装置、52は被制御装置54(#1)のデコード回路、
53は被制御装置55(#2)のデコード回路、56は
共有化機能装置、57はメモリである。
【0015】図1において、各独立した機能を有する被
制御装置54(#1)と被制御装置55(#2)には、
それぞれ前記マイクロプログラムから見て独立した被制
御装置として、各デコード回路52、53が設けられて
いる。
【0016】被制御装置55は、他のシステムから送ら
れてくるデータから必要なデータを抽出する機能を有す
る装置であり、被制御装置54は、被制御装置55で抽
出されたデータをアセンブルして別のシステムのデータ
フォーマットに変換する機能を備えた装置である。
【0017】被制御装置55から被制御装置54へ渡す
データは、共有化機能装置56のメモリ57を介して行
われる。
【0018】図1全体のマイクロプログラム制御システ
ムは、マイクロプログラム記憶装置51より与えられる
マイクロプログラムによって機能を実現する。マイクロ
プログラムは、マイクロプログラム記憶装置51より時
分割で、被制御装置54のデコード回路52、被制御装
置55のデコード回路53に与えられる。与えられたマ
イクロプログラムはそれぞれのデコード回路52、53
で処理され、各被制御装置54、55に処理を指示す
る。この被制御装置54、55で行われるマイクロプロ
グラムの動作処理手順を図2に示す。
【0019】図2の動作処理手順は、前記図1に示す被
制御装置54、55に対して与えられるマイクロプログ
ラムの実行サイクルと処理手順との関係を表したもので
あり、インストラクションフェッチ(IF処理)、デコ
ード(D処理)、操作(OP処理)、結果の格納(WB
処理)とからなる4段パイプラインの構成を有する。
【0020】図2から判るように、被制御装置を2つに
分割し、マイクロプログラムを時分割に与えることで、
IF処理、D処理、WB処理に対して、OP処理は2サ
イクル取ることができる利点がある。この内「操作#
1」は図1の被制御装置54で行われるOP処理であ
り、「操作#2」は、図5の被制御装置55で行われる
OP処理である。この「操作#1」と「操作#2」のO
P処理は位相が1サイクルずれているため、サイクル
(期間)Aでは被制御装置54がメモリ57をアクセス
して使用し、サイクルBでは被制御装置55がメモリ5
7をアクセスして使用するとともに被制御装置54の操
作が行われる。また、サイクルCでは被制御装置54が
メモリ57をアクセスして使用するとともに被制御装置
55の操作が行われる。
【0021】前述のように、その位相のずれている1サ
イクルを共有しているメモリ57の使用権に割り振るこ
とで、被制御装置54、55間でメモリ57の使用権を
制御する必要がない。
【0022】また、図2で示したように、独立した2つ
の被制御装置54(#1)、55(#2)に対して、時
分割にマイクロプログラムを設定することを表してい
る。この図2から判るように、#1、#2のどちらもO
P処理を実行サイクルの2倍で処理しても、マイクロプ
ログラムのパイプライン処理を効率よく実行している。
また、#1、#2でOP処理の実行サイクルの位相が1
サイクルずれているため、状態記憶の記憶動作を必要と
しない共有化機能装置56の使用権の制御をする必要が
なく、また、共有化機能装置の規模を小さく押さえるこ
とができる。
【0023】また、本実施例ではOP処理を2サイクル
として述べたが、被制御装置の中にnサイクルで処理を
終了するような機能を多く備えているような場合は、被
制御装置の中の機能装置を、n個の独立した被制御装置
に分割し、並列処理をすることで、1つの制御装置に割
り当てられるOP処理時間をnサイクルにすることがで
きる。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のマイク
ロプログラム制御システムでは、被制御装置において、
その被制御装置の中に操作処理時間の長くなる処理を含
む機能装置がある場合や、1つのマイクロプログラムに
よって複数の機能装置を制御するような処理が含まれる
場合、被制御装置の機能装置を独立し、マイクロプログ
ラムからみて独立した複数の被制御装置として構成する
こと。更に各被制御装置で共通する機能装置を取り出し
て共有すること。そして、それぞれの被制御装置へマイ
クロプログラムを時分割に与えること、による処理の並
列化を計ることで、共有機能装置の使用権を制御する機
能が不要である点、OP処理時間が多く必要なときにも
パイプラインを乱さず処理できる点など、全体の処理効
率を落とさず処理時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロプログラム制御システムの一
実施例のブロック図。
【図2】図1に係るマイクロプログラムの動作処理手順
を示す図。
【図3】従来のマイクロプログラム制御システムの一例
を示す図。
【図4】従来のマイクロプログラム制御システムの一例
を示す図。
【図5】従来のマイクロプログラム制御システムの一例
を示す図。
【符号の説明】
51 マイクロプログラムの記憶装置 52 デコード回路 53 デコード回路 54 被制御装置 55 被制御装置 56 共有化機能装置 57 メモリ
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 晃 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 芝通信システムエンジニアリング株式会社 内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶装置に格納されるプログラムにより
    一連の処理が制御される被制御装置が複数存在し、前記
    複数の各被制御装置でそれぞれ独立に処理が行われるマ
    イクロプログラム制御システムにおいて、 前記記憶装置から各被制御装置に対して時分割にマイク
    ロプログラムを与えて前記各被制御装置間で処理の並列
    化を計る手段と、 前記複数の各被制御装置で行われる処理内容のうち状態
    記憶を必要とせずに行うことのできる共通の処理内容を
    前記処理の並列化を計る手段に基づき処理する処理装置
    を前記各被制御装置間で共有化する手段とを具備したこ
    とを特徴とするマイクロプログラム制御システム。
JP28184892A 1992-10-20 1992-10-20 マイクロプログラム制御システム Pending JPH06131173A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28184892A JPH06131173A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 マイクロプログラム制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28184892A JPH06131173A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 マイクロプログラム制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06131173A true JPH06131173A (ja) 1994-05-13

Family

ID=17644852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28184892A Pending JPH06131173A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 マイクロプログラム制御システム

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JP (1) JPH06131173A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5761522A (en) * 1995-05-24 1998-06-02 Fuji Xerox Co., Ltd. Program control system programmable to selectively execute a plurality of programs

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5761522A (en) * 1995-05-24 1998-06-02 Fuji Xerox Co., Ltd. Program control system programmable to selectively execute a plurality of programs

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