JPH06130928A - 表示方法及びその装置 - Google Patents

表示方法及びその装置

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JPH06130928A
JPH06130928A JP4278431A JP27843192A JPH06130928A JP H06130928 A JPH06130928 A JP H06130928A JP 4278431 A JP4278431 A JP 4278431A JP 27843192 A JP27843192 A JP 27843192A JP H06130928 A JPH06130928 A JP H06130928A
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JP
Japan
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window
display
parent
windows
newly created
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JP4278431A
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Inventor
Shinichi Tanaka
伸一 田中
Hiroshi Okazaki
洋 岡崎
Tomoaki Kawai
智明 河合
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のウィンドウの相互関連性の識別を容易
にする。 【構成】 新たなウィンドウが生成されたとき、そのウ
ィンドウに親ウィンドウが存在するか、さらには、兄弟
ウィンドウが存在するかを調べ、親ウィンドウや兄弟ウ
ィンドウが存在する場合には、それらのウィンドウと新
規ウィンドウとの相互関連性が明示されるように、例え
ば、新規ウィンドウと親ウィンドウの枠の色が同じ色、
或は、同じ線幅、同じ線種などとなるように、その新規
ウィンドウを画面に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示方法及びその装置に
関し、特に、表示画面に複数のウィンドウを表示する表
示方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチウィンドウ表示が可能な、
例えば、ビットマップディスプレイのような表示装置で
は、ディスプレイ画面上の任意の位置に任意の大きさの
表示領域(ウィンドウ)が設定できる。また、同時に複
数のウィンドウを設定して独立の内容を表示することが
可能である。
【0003】このようなディスプレイ画面上に同時に複
数のウィンドウを表示することが可能な情報処理装置
は、図10に示すような構成をもつ。図10において、
1は装置全体を制御するCPU、2は装置の制御プログ
ラムを格納するROM、3はウィンドウ表示管理プログ
ラムやアプリケーションプログラム(以下、アプリケー
ションという)などを格納し、前記各種プログラムの作
業領域として用いられるRAM、4は外部記憶装置や入
出力装置などを接続するインタフェース、5はウィンド
ウを表示するビットマップディスプレイ(以下、ディス
プレイという)、16はウィンドウ操作の指示などを行
うキーボード(KB)、17はディスプレイ画面に表示
されたウィンドウに指示を行うマウス、そして、6は各
装置構成要素を接続するCPUバスである。
【0004】また、RAM3内の作業領域9には制御プ
ログラムによって制御される仮想空間100が生成さ
れ、その空間には仮想的な論理的なディスプレイ5′
(これは実際のディスプレイ5に対応する)とウィンド
ウ表示管理プログラム7とアプリケーション8との論理
的関係が作られて、各種プログラムが実行される。ウィ
ンドウ表示管理プログラム7の実行によって機能するウ
ィンドウ表示管理部7′は、各ウィンドウの位置や大き
さや色等の属性情報を管理するとともに、ウィンドウを
発生した親ウィンドウの名前やウィンドウID番号を保
持する。ここで親ウィンドウとは、あるウィンドウから
新しいウィンドウを生成した場合に、生成元のウィンド
ウに付けられる名称のことである。また、新しいウィン
ドウを生成元ウィンドウとの関連において、子ウィンド
と呼ぶことがある。この場合、親ウィンドウの名前や
ウィンドウID番号は、ウィンドウ自身の属性として管
理される。さらにウィンドウの生成や消去は、アプリケ
ーション8によって行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、ウィンドウ表示管理部が親ウィンドウの名前ま
たはウィンドウID番号を保持するだけなので、親ウィ
ンドウを識別して、その旨をディスプレイ画面上に示す
ことは可能であったが、任意ウィンドウを指定してその
ウィンドウから発生したウィンドウを示すことや、共通
の親ウィンドウを持つ子ウィンドウを示すといったこと
ができないという欠点があった。
【0006】さらに、ウィンドウの親子関係が予め表示
されておらず、ウィンドウを指定することによって、初
めて親ウィンドウが特定できるため、表示されている多
数のウィンドウ間での関係を知るためには、いちいちウ
ィンドウを指定して調べなければならなかった。そのた
め、多数のウィンドウが表示された場合に、どのウィン
ドウとどのウィンドウが関連性があるかを判断すること
が困難であるという欠点があった。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、画面表示された複数ウィンドウの相互関連性を容易
に把握することの可能な表示方法及びその装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の表示方法は以下のような工程からなる。即
ち、表示画面に複数のウィンドウを表示する表示方法で
あって、ウィンドウを生成する生成工程と、新たなウィ
ンドウが生成時、前記新たに生成されたウィンドウと関
連性をもつ他のウィンドウが存在するかどうかを調べる
検索工程と、前記新たに生成されたウィンドウと関連性
をもつ他のウィンドウが存在する場合、前記新たに生成
されたウィンドウと前記他のウィンドウとの関連性が明
示されるように前記新たに生成されたウィンドウを前記
表示画面に表示する表示工程とを有することを特徴とす
る表示方法を備える。
【0009】また他の発明によれば、表示画面に複数の
ウィンドウを表示する表示装置であって、ウィンドウを
生成する生成手段と、新たなウィンドウが生成時、前記
新たに生成されたウィンドウと関連性をもつ他のウィン
ドウが存在するかどうかを調べる検索手段と、前記新た
に生成されたウィンドウと関連性をもつ他のウィンドウ
が存在する場合、前記新たに生成されたウィンドウと前
記他のウィンドウとの関連性が明示されるように前記新
たに生成されたウィンドウを前記表示画面に表示する表
示手段とを有することを特徴とする表示装置を備える。
【0010】
【作用】以上の構成により本発明は、新たにウィンドウ
が生成されたとき、そのウィンドウと関連性のある他の
ウィンドウがあるかどうかを調べ、新たに生成されたウ
ィンドウが他のウィンドウと関連性があるときには、そ
の関連性は明示されるように新たに生成されたウィンド
ウを表示画面上に表示するよう動作する。
【0011】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例について詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の代表的な実施例であるディ
スプレイ画面にマルチウィンドウ表示が可能な情報処理
装置の構成を示すブロック図である。なお、本装置にお
いて図10で示した従来技術に従う装置と同じ装置構成
要素については同じ参照番号を付して説明を省略する。
また、ディスプレイ5はカラービットマップディスプレ
イとする。
【0013】図1において、7はディスプレイ5に表示
する各ウィンドウの情報を管理するウィンドウ表示管理
部である。その管理情報としては、各ウィンドウのディ
スプレイ画面上での位置や大きさ、色、線種、線幅、ハ
ッチングパターン等の属性がある。8はアプリケーショ
ンであり、ウィンドウの生成消去の制御と表示内容の生
成を行う。多くの場合、ウィンドウ生成は、あるウィン
ドウが持つメニュー等を選択することにより作成され
る。この時、ウィンドウの生成の関係が階層的に定義さ
れた関係を親子関係、子孫関係などと呼ぶことにする。
【0014】また10はウィンドウの属性情報にウィン
ドウ間の関連性を対応させた属性を付加して、ウィンド
ウ表示管理プログラムに伝える関連ウィンドウ管理プロ
グラムである。関連ウィンドウ管理プログラム10は、
アプリケーション8からウィンドウ生成の要求を受ける
場合、生成するウィンドウを表示するためにウィンドウ
表示管理プログラム7が必要とする情報の他に、少なく
とも、そのウィンドウ及び親ウィンドウの名前またはウ
ィンドウID番号を受け取る。そして、親ウィンドウと
の関連を明示して他のウィンドウと区別できるように親
子関係を表す属性をウィンドウ情報に付加してウィンド
ウ表示管理プログラム7に伝える。
【0015】さらに11は、関連ウィンドウ管理プログ
ラム10が用いる各ウィンドウ間の親子関係や子孫関係
と、既に付けられた属性データを保持するための関連属
性管理テーブルである。このテーブルは表形式でも木構
造でも何でもよいが、1つのウィンドウを指定した場合
に、その祖先(生成元のウィンドウ)や子孫(新たに生
成したウィンドウ)また、これ以外のウィンドウを検索
できるようになっている必要がある。12は関連ウィン
ドウ管理プログラム10から新たに生成するウィンドウ
及びその親ウィンドウの名前またはウィンドウID番号
を受け取ると、関連属性管理テーブル11を参照して、
新たに生成するウィンドウの属性データを生成する関連
属性生成プログラムである。
【0016】さらにまた、15はRAM3内の作業領域
に生成される仮想空間であり、その空間において、ディ
スプレイ5、ウィンドウ表示管理プログラム7、アプリ
ケーション8、関連ウィンドウ管理プログラム10、関
連属性管理テーブル11、及び、関連属性生成プログラ
ム12相互の論理的関係が作られて、各種プログラムが
実行される。仮想空間15においては、各種プログラム
はCPU1によって起動されていると考えることができ
るので、ウィンドウ表示管理プログラム7はウィンドウ
表示管理部7′として、関連ウィンドウ管理プログラム
10は関連ウィンドウ部10′として、関連属性生成プ
ログラム12は関連属性生成部12′として示されてい
る。
【0017】図2はディスプレイ5の画面に複数のウィ
ンドウが表示された様子を示す図である。図2におい
て、21はディスプレイ画面、22、23はそれぞれが
最初に互いに独立に生成されたウィンドウ(即ち、親ウ
ィンドウ)である。24〜27もそれぞれウィンドウで
ある。ここで、ウィンドウ24がウィンドウ22から生
成されたとすると、ウィンドウ22はウィンドウ24の
親ウィンドウ、ウィンドウ24はウィンドウ22の子ウ
ィンドウであると言え、ウィンドウ22と24は親子関
係にあるという。
【0018】同様に、ウィンドウ25、26はそれぞ
れ、ウィンドウ23から生成されたとする。この場合、
ウィンドウ23と25、及び、ウィンドウ23と26
は、各々親子関係にあるという。さらに、ウィンドウ2
7がウィンドウ26から生成された場合には、ウィンド
ウ26とウィンドウ27が親子関係、ウィンドウ23と
ウィンドウ27が祖先関係にあるという。この時、ウィ
ンドウ23はウィンドウ27の祖先であり、逆にウィン
ドウ27はウィンドウ23の子孫である。また、ウィン
ドウ25とウィンドウ26とは共通の親ウィンドウをも
つために兄弟関係にあるという。
【0019】次に、上記構成の情報処理装置を用いてウ
ィンドウの親子関係を考慮しながら各ウィンドウの枠を
異なる色によって表示する処理について、図3に示すフ
ローチャートを参照して説明する。このウィンドウ枠の
色は、関連属性生成部12′によってウィンドウ属性の
1つとして決定される。また、各ウィンドウ(枠を含め
た)に表示する情報の色は既存の技術を用いて、本装置
内に設定されているカラーマップのある値によって指定
されるものとする。
【0020】言い換えると、新たに生成されるウィンド
ウの枠の色は、そのウィンドウID番号がカラーマップ
のある値と関連づけられることによって決定されると言
える。
【0021】まずステップS301では、関連属性生成
部16が使用するカラーマップの最大値(Mid)の初
期化を行う。通常、この初期化は装置が固有に用いる表
示色を考慮して、装置が固有に使用している部分を除く
最小値(n)をMidに設定する。アプリケーション実
行中はステップS302〜S309の処理が実行され
る。ステップS302で1つのアプリケーションの終了
が判別されると処理は終了する。この場合、終了したア
プリケーションによって生成されたウィンドウは全てデ
ィスプレイ画面21から消去される。
【0022】さて、アプリケーションが実行中である場
合、処理はステップS304において、アプリケーショ
ンから新規ウィンドウの生成要求待ちとなる。ここで、
新規ウィンドウの生成要求がアプリケーションから発行
されると、その命令を受け付けて処理はステップS30
5に進む。
【0023】ステップS305では親ウィンドウがある
かどうかを調べる。ここで、親ウィンドウが存在すると
判断された場合、処理はステップS307に進み、関連
属性管理テーブル11から親ウィンドウのウィンドウI
Dを検索して取得し、これをPidとする。さらに、ス
テップS308において、新規ウィンドウのウィンドウ
IDをPidとして関連属性管理テーブル11に登録す
る。これに対して、親ウィンドウが存在しないと判断さ
れた場合、処理はステップS306に進み、Midの値
に“+1”された値を新規ウィンドウのウィンドウID
として登録する。これは、親ウィンドウが存在しない新
たなウィンドウの枠に対しては、まったく新しい表示色
が設定されたことを意味する。
【0024】ステップS309では、登録された新規ウ
ィンドウのウィンドウIDをウィンドウ表示管理部7′
に伝える。ウィンドウ表示管理部7′は、この情報を基
に、新たなウィンドウの枠をディスプレイ5に表示す
る。ここでは、新規ウィンドウのウィンドウIDはカラ
ーマップのある値と関係づけられているので、特定の色
によって新規ウィンドウの枠は表示されることになる。
【0025】従って本実施例に従えば、1つの親ウィン
ドウに属するウィンドウ群を単位として、ウィンドウ枠
の色が異なって表示されるので、ウィンドウ相互の関連
を容易に区別することができる。
【0026】なお本実施例ではウィンドウ枠の色に注目
して、この色とウィンドウID番号と対応づけたが、本
発明はこれに限定されるものではない。ウィンドウの枠
の色に注目にする必要はなく、全てのウィンドウに共通
に表示される部分ならどこでもよい。例えば、ウィンド
ウ枠の線種または線幅またはそれらの組み合わせをウィ
ンドウID番号と対応付けて考えることもできる。その
場合の処理は、図4に示すフローチャートのようにな
る。
【0027】図4に示す処理では、図3で示したステッ
プS301の処理の代わりに、ステップS401〜S4
02の処理を実行する。即ち、ステップS401で線
種、線幅、或は、それらの組み合わせを自然数に対応付
け、ウィンドウID番号で線種、線幅、或は、それらの
組み合わせが特定できるようにする。続いて、ステップ
S402では、関連属性生成部12′が使用する線種、
線幅などの最大値(Mid)の初期化を行う。通常、こ
の初期化は装置が固有に用いる線種、線幅などを考慮し
て、装置が固有に使用している部分を除く最小値(n)
をMidに設定する。これ以降は図3に示した処理と同
様である。また、ステップS401の処理をハッチング
パターンの種類を自然数に対応付けるように変更するこ
とにより、関連性を表わす属性としてハッチングパター
ンを利用することもできる。
【0028】さらに、色、線種、線幅、ハッチングパタ
ーン以外にも、視覚的に区別できるものであれば何を用
いても良い。
【0029】さらにまた、上述した処理に従いウィンド
ウ相互の関連を複数の方法によって表示できる場合、図
5に示すように、属性判定プログラム13を実行して属
性判定部を機能させることにより、どのようなウィンド
ウ属性或は付加情報を利用してウィンドウ相互の関連を
示すべきかを判定することができる。例えば、上記実施
例でのディスプレイはカラービットマップディスプレイ
であったが、これがモノクロのディスプレイの場合、属
性判定部13′がディスプレイの種別を考慮して、ウィ
ンドウ相互の関連をウィンドウ枠の色ではなく、線種や
線幅によって表現するよう制御する。さらに、このよう
な選択を装置内部で自動的に行うのではなく、キーボー
ド16やマウス17を用いて装置利用者が指定できるよ
うにしても良い。
【0030】
【他の実施例】前述の実施例では1つの親ウィンドウに
属するウィンドウ枠はすべて同じ色、同じ線種、線幅と
して表示される場合について説明したが、本実施例で
は、兄弟関係をもつウィンドウ相互も容易に区別できる
ようにウィンドウ表示を行う処理について、図6に示す
フローチャートを参照して説明する。なお、本実施例に
おても、図1で示した情報処理装置を用いるものとし、
装置に関する説明は省略する。また、図6において、図
3〜図4ですでに説明したと同じ処理ステップには同じ
ステップ参照番号を付して説明を省略する。
【0031】アプリケーションから新規ウィンドウ生成
要求を受け付けると、処理はステップS504におい
て、関連属性管理テーブル11を参照して兄弟ウィンド
ウがあるかどうかを調べる。これは、親ウィンドウが既
に子ウィンドウを有しているかどうか調べることにより
なされる。この時、アプリケーションは親ウィンドウが
存在する場合には、その親ウィンドウの名前またはウィ
ンドウID番号を伝え、親ウィンドウが存在ない場合に
はその旨の情報を伝える。
【0032】さてステップS504で兄弟ウィンドウが
存在すると判定された場合、処理はステップS505に
進み、兄弟ウィンドウの中で最大のウィンドウID番号
値を持つものを検索する。この最大のウィンドウID番
号値の意味については、後で詳述する。そのID番号の
付け方は木構造が表現できる方が好ましいが、木構造が
表現できればその表現形式は何でもよい。ここでは、図
7のように表わすことにする。木構造に従うID番号は
一般には、n1−n2−…−ni−ni+1−…−nj−…−n
N(i、j、nとNは自然数)と表現され、兄弟関係はn
iの値が同じでni+1の値が異なる関係をもつID番号が
付けられたウィンドウ間の関係を言う。
【0033】図7は図2に示したウィンドウ相互の親子
関係、兄弟関係を表現したものである。図7において、
ウィンドウ欄は図2におけるウィンドウ参照番号を示し
ている。図2においては、ウィンドウ24はウィンドウ
22によって生成されたものであるので、ウィンドウi
d欄には“1−1”というウィンドウIDが設定され
る。また、ウィンドウ27がウィンドウ26によって生
成され、ウィンドウ26がウィンドウ23によって生成
される場合には、ウィンドウ26、27はそれぞれ、
“2−2”、“2−2−1”というウィンドウIDが設
定される。
【0034】一方、ウィンドウ26の兄弟ウィンドウは
ウィンドウ25であり、ウィンドウ25、26はそれぞ
れ、“2−1”、“2−2”というウィンドウIDが設
定される。先程説明したステップS505における最大
のウィンドウID番号値とは、ウィンドウIDを表わす
数字列から兄弟を区別する部分の最大値を検索して得ら
れた数字のウィンドウIDを意味する。従って、図2に
示す例でウィンドウ23が新たにウィンドウを生成した
場合、兄弟関係のウィンドウとはウィンドウ25、26
であり、最大のウィンドウID(Mid)とは“2−
2”である。
【0035】ステップS506では、ステップS505
で得られたMidに基づいて、新しいウィンドウにウィ
ンドウIDを付ける。例えば、図2に示したウィンドウ
23が新たにウィンドウを生成すると、その新しいウィ
ンドウには“2−3”というウィンドウIDが付けられ
る。
【0036】これに対して、ステップS504で兄弟ウ
ィンドウが存在しないと判定された場合、処理はステッ
プS507に進み、親ウィンドウが存在するかどうかを
調べる。ここで、親ウィンドウが存在すると判定された
場合、処理はステップS508に進み、親ウィンドウの
IDを検索してPidとする。図2に示す例では、ウィ
ンドウ24や25が新しいウィンドウを生成しようとし
た場合がこれにあてはまる。
【0037】例えば、ウィンドウ24が新規ウィンドウ
を生成する場合には、Pidが“1−1”となる。ステ
ップS509においては、ステップS508で得られた
Pidに基づいて、新しいウィンドウのIDを生成す
る。ウィンドウ24が新規ウィンドウを生成する場合に
は、新規ウィンドウのIDは“1−1−1”となる。
【0038】さてステップS507の処理において、親
ウィンドウがないと判定された場合には、処理はステッ
プS510に進み、ウィンドウを表わすIDのうち、最
も上位のレベルを区別する数字が最大のものを検索して
その次の数字をウィンドウIDとする。図2に示す例で
は、親ウィンドウをもたない新たに生成されたウィンド
ウに対しては、“3”というウィンドウIDが設定され
る。
【0039】このようにして新しいウィンドウのIDが
決定されると、処理はステップS511に進み、決定し
たウィンドウIDを関連属性管理テーブル11に登録す
る。この関連属性管理テーブルへの登録では、ウィンド
ウIDをウィンドウ枠に表示するための付加情報(例え
ば、ウィンドウIDをそのまま文字列としたものなど)
の登録がともに行われる。
【0040】このようにして、図2に示したウィンドウ
に関して図8に示されるように、それぞれのウィンドウ
枠には対応するウィンドウIDが表示されることにな
る。
【0041】従って本実施例に従えば、兄弟関係をもつ
ウィンドウが区別して表示されるとともに、表示文字列
からウィンドウ生成の経過も明らかになる。なお、本実
施例では、ウィンドウ枠にウィンドウIDを文字列表示
することによって、兄弟関係を含めたウィンドウ相互の
関係を明示するようにしたが、本発明はこれに限定され
るものではない。例えば、ウィンドウIDの付加情報と
して親ウィンドウの所定位置を示す座標値と、新規ウィ
ンドウの所定位置を示す座標値との組を採用することに
よって、その2つの座標点を結ぶ線を描き、図9に示す
ように表示させることも可能である。但し、この場合に
は、ウィンドウ移動を考慮して、ウィンドウ相互関連を
示す線を移動させて描画する手段が必要であることは言
うまでもない。
【0042】以上の実施例の説明においては、1つのア
プリケーションが順次生成するウィンドウの相互関連性
を表示する例を説明した。しかしながら、本発明はこれ
に限定されるものではなく、複数のアプリケーションが
同時に実行されるようなマルチタスキング環境において
も適用することが可能である。さらに、あるアプリケー
ションが実行中に、新たにアプリケーションが起動され
たり一部のアプリケーションが終了するような環境下に
ももちろん本発明は適用できる。
【0043】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、新
たにウィンドウが生成されたとき、そのウィンドウと関
連性のある他のウィンドウがあるかどうかを調べ、新た
に生成されたウィンドウが他のウィンドウと関連性があ
るときには、その関連性は明示されるように新たに生成
されたウィンドウを表示画面上に表示するので、ウィン
ドウ相互間の関連性をウィンドウが表示される表示画面
から容易に識別することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるディスプレイ画
面にマルチウィンドウ表示が可能な情報処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1で示す情報処理装置のディスプレイに表示
されるウィンドウの例を示す図である。
【図3】ウィンドウの親子関係を表示する処理を示すフ
ローチャートである。
【図4】ウィンドウの親子関係を表示する処理の別の例
を示すフローチャートである。
【図5】情報処理装置の別の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】他の実施例に従うウィンドウ制御処理を示すフ
ローチャートである。
【図7】他の実施例で用いるウィンドウIDを説明する
表である。
【図8】他の実施例に従ってウィンドウ相互関連を示す
ようにウィンドウ表示した例を示す図である。
【図9】他の実施例に従ってウィンドウ相互関連を示す
ようにウィンドウ表示した別の例を示す図である。
【図10】従来例を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 インタフェース(I/F) 5 ディスプレイ 6 CPUバス 7 ウィンドウ表示管理プログラム 8 アプリケーション 9 作業領域 10 関連ウィンドウ管理プログラム 11 関連属性管理テーブル 12 関連属性生成プログラム 13 属性判定プログラム 15 仮想空間 16 キーボード 17 マウス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面に複数のウィンドウを表示する
    表示方法であって、 ウィンドウを生成する生成工程と、 新たなウィンドウが生成時、前記新たに生成されたウィ
    ンドウと関連性をもつ他のウィンドウが存在するかどう
    かを調べる検索工程と、 前記新たに生成されたウィンドウと関連性をもつ他のウ
    ィンドウが存在する場合、前記新たに生成されたウィン
    ドウと前記他のウィンドウとの関連性が明示されるよう
    に前記新たに生成されたウィンドウを前記表示画面に表
    示する表示工程とを有することを特徴とする表示方法。
  2. 【請求項2】 前記関連性を明示するために、前記新た
    に生成されたウィンドウと前記他のウィンドウとの枠を
    同じ色で表示することを特徴とする請求項1に記載の表
    示方法。
  3. 【請求項3】 前記関連性を明示するために、前記新た
    に生成されたウィンドウと前記他のウィンドウとの枠、
    或は、ウィンドウ内の一部または全てを同じ線種、同じ
    線幅、または、同じ線種線幅で表示することを特徴とす
    る請求項1に記載の表示方法。
  4. 【請求項4】 前記関連性を明示するために、前記新た
    に生成されたウィンドウと前記他のウィンドウとの内側
    の一部または全ての領域を同じハッチングパターンで表
    示することを特徴とする請求項1に記載の表示方法。
  5. 【請求項5】 前記関連性を明示するために、前記新た
    に生成されたウィンドウと前記他のウィンドウとの間を
    結ぶ線分を表示することを特徴とする請求項1に記載の
    表示方法。
  6. 【請求項6】 前記関連性を明示するために、前記新た
    に生成されたウィンドウの一部に前記他のウィンドウと
    の関連を示す文字列を表示することを特徴とする請求項
    1に記載の表示方法。
  7. 【請求項7】 表示画面に複数のウィンドウを表示する
    表示装置であって、 ウィンドウを生成する生成手段と、 新たなウィンドウが生成時、前記新たに生成されたウィ
    ンドウと関連性をもつ他のウィンドウが存在するかどう
    かを調べる検索手段と、 前記新たに生成されたウィンドウと関連性をもつ他のウ
    ィンドウが存在する場合、前記新たに生成されたウィン
    ドウと前記他のウィンドウとの関連性が明示されるよう
    に前記新たに生成されたウィンドウを前記表示画面に表
    示する表示手段とを有することを特徴とする表示装置。
JP4278431A 1992-10-16 1992-10-16 表示方法及びその装置 Withdrawn JPH06130928A (ja)

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JP4278431A Withdrawn JPH06130928A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 表示方法及びその装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11224151A (ja) * 1998-02-06 1999-08-17 Nippon Ir Kk マトリックス表示プログラムを記録した記録媒体
JP2008181277A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Ken Millenium Kk 株式情報表示方法及び株式情報表示システム
JP2018508066A (ja) * 2014-12-31 2018-03-22 Line株式会社 対話サービス提供方法及び対話サービス提供デバイス

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