JPH06130569A - 再装填可能遮光性プラスチック・カセット - Google Patents

再装填可能遮光性プラスチック・カセット

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JPH06130569A
JPH06130569A JP5082652A JP8265293A JPH06130569A JP H06130569 A JPH06130569 A JP H06130569A JP 5082652 A JP5082652 A JP 5082652A JP 8265293 A JP8265293 A JP 8265293A JP H06130569 A JPH06130569 A JP H06130569A
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cassette
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JP5082652A
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Edward Buelens
エドワル・ビュラン
Lieven Dirx
リエヴァン・ディル
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Agfa Gevaert NV
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • G03B27/58Baseboards, masking frames, or other holders for the sensitive material
    • G03B27/587Handling photosensitive webs
    • G03B27/588Supply rolls; Cutting arrangements

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  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光性ウエブのロールを保持しこれを遮光性
ディスペンサ・スロットを通じて分配する日中再装填可
能遮光性カセット(20)を提供する。 【構成】 ハウジング(26)と二つの側部キャップ
(29、30)を設け、ハウジングはベース(25)を
形成するディスペンサ・スロットと反対側のヒンジ(3
4)及び感光性ウエブの新しいロール(21)を装填す
べくハウジングの開放を許すハウジングの蓋区分(3
0)を有し、側部キャップは成形プラスチック部品であ
り、各部品はハウジングの対応区分(25、30)と協
働する二つの区分(27、31、28、32)から成
り、各側部キャップの各区分はハウジングの対応区分へ
固着され、側部キャップの区分は閉鎖端キャップのラビ
リンス状遮光性閉鎖体を形成する重畳唇(55、58、
59)を有し、各側部キャップはカセットを閉じた状態
に保つ錠(3、54)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は感光性ウエブのロールを保持し遮
光性ディスペンサ・スロットからウエブを分配する再装
填可能遮光性プラスチック・カセット、特に感光性材料
の遮光包装されたロールを日中再装填可能であり、かつ
所謂専用カセットで操作する既存の装置に殆ど汎用的に
使用できるカセットに関する。
【0002】又本発明はかかるカセットのハウジング及
び/又は側部キャップの製造に大規模に使用されている
PVC−型プラスチックよりも生態学的に興味があるプ
ラスチックから作られたカセットを提供しようとするも
のである。
【0003】感光性ウエブ材料のロールを保持し遮光性
スロットからウエブを分配する再装填可能遮光性カセッ
トは特に写真植字の分野で周知である。これらのカセッ
トは感光性フィルム又は紙の新しいロールを暗室で操作
員により再装填され、又かかるフィルム又は紙は製造者
により適当な遮光性包装物で包装されて供給され、次い
で写真植字器に日中で入れられ、ここで装置の移送ロー
ラによるフィルムとの係合に役立つロールのリーダのみ
が装置の遮光的閉鎖に先だって化学線に露出される。
【0004】上記カセットは専用又は機械型カセットで
あり、アルミの如き軽金属又は高耐衝撃性ポリスチレン
又はABSの如き高級プラスチックの射出成形により通
常作られる固体構造体であり、言わば装置の一部を形成
する。
【0005】写真植字器は通常異なる幅及び異なる型の
感光性材料で操作するから、各装置に幾つかのカセット
を設ける必要があり、これが装置のコストを高くするこ
とは明かである。
【0006】写真業界は感光性材料の遮光包装されたロ
ールを安価な使い捨てカセットに入れることにより、暗
室の使用を回避するのに成功している。これらのカセッ
トは厚紙、低価格プラスチック又は両者の組合せから作
られ、本来の専用カセットの外形寸法に匹敵する外形寸
法を有するから、殆ど汎用的な規模でこれらのカセット
に取り替わることができる。
【0007】環境に対する考慮からこれらの使い捨てカ
セットの使用には問題がある、と言うのはこれらは破壊
又は再生利用するのが困難な単一又は複合材料、例えば
アルミ箔,PVCのプラスチック部品、金属ステープル
等に複合接着剤により積層された厚紙を含有しており、
故に写真業界は日中装填に適する感光性材料の遮光包装
されたロールの使用を促進している。しかして、写真材
料の新しいロールはカセットのディスペンサ・スロット
から突出したリーダを残しながら、しかも専用カセット
に嵌合する様に製造者により包装される。このリーダに
より、フィルム・ロールの遮光性包装物を手でカセット
から引出し、次にフィルムの前端をカセットのディスペ
ンサ・スロットから引っ張り、カセットを常法で写真植
字器に導入することができる。
【0008】本発明のカセットにやや類似したカセット
がUS−A−5053597に開示されている。このカ
セットも又全てプラスチックから作られ、これはヒンジ
結合された二つの部分を有する。しかし、これは射出成
形により作られているから各フィルム・フォーマット毎
に個別の成形型が必要になり、又ヒンジは複数個の個別
の素子から構成され、成形型のコストが増すという欠点
がある。
【0009】他のプラスチック・カセットがEP−A1
−0325308に開示されている。このカセットのハ
ウジングは押出成形により作られ、又ハウジングの残部
と共に押し出されたプラスチック材料の一体的ヒンジを
有する。側部キャップ又は端カバーは、フィルムのロー
ルがカセットに一旦装填されたると、写真材料の製造者
によりカセットへ永久取り付けされる。上記カセットは
再装填可能ではなく、現今の環境問題に触れる。
【0010】本発明の目的は写真材料を日中装填するた
めの再使用可能カセットを提供することであり、個のカ
セットは通常の専用カセットの全利点を備えながら、し
かも製造が安価であり、現在使用されている写真材料の
任意の個となるフォーマット及び型に殆ど汎用的に使用
できる。
【0011】本発明の他の目的はかかるカセットであっ
て、多数回の再装填後の生態的処分及び経済的再生利用
が容易であり、又周知の専用カセットよりも小さいが、
カセットの低原価を考慮するとその使用が経済的である
ようなカセットを提供することである。
【0012】本発明によれば、感光性ウエブのロールを
保持し遮光性ディスペンサ・スロットから分配する再装
填可能遮光性プラスチック・カセットは、横断面が実質
的に均一なハウジングを設け、ハウジングの対応側部と
遮光態様で協働する二つの側部キャップを設け、ハウジ
ングは押出成形によりプラスチックから作られ、ハウジ
ングはディスペンサ・スロットに対向するヒンジを有
し、ヒンジはハウジングのベースと蓋区分とを形成し又
ハウジングの開口に感光性ウエブの新しいロールの装填
を許し、ヒンジはハウジングと共に押し出される弾性プ
ラスチックから作られ、側部キャップは成形部品であ
り、各部品はハウジングの対応区分と協働する二つの区
分を有し、少なくとも各側部キャップの一つの区分はハ
ウジングの対応区分へ固着され、各側部キャップは装填
済みカッセットを閉鎖状態に保つ手段を有して成る。
【0013】本発明カセットは全体がプラスチックから
作られ、しかして低原価を魅力的な外観に付け加えるこ
とができる。
【0014】押出成形によるハウジングの製造には、異
なるフィルム幅用のハウジングを一つの押し出された素
子から切り出すことができる。例えば、外形寸法が96
×96mmの押し出された素子を116,217,及び
319mmの長さに切断して4、8、及び12インチの
標準フィルム幅のカセットを作ることができる。
【0015】側部キャップを接着結合、超音波結合等に
より周知の方法でハウジングの側縁へ取り付けることが
できる。
【0016】本発明のカセットは製造者によりすでに装
填された実際の使い捨てカセットの特徴を持たず、しか
して使用者は本来の専用カセットで行ったように各カセ
ットを再装填せねばならない。しかし、本発明のカセッ
トは使い捨てにより生じる貴重な材料の無駄を非常に減
じることができる。
【0017】写真材料のロールを自由回転するようにカ
セットに簡単に載置できるが、写真材料の穏やかな処理
に鑑み、ロールをカセット中で芯の回りに自由に回転す
るようにロールを懸架するのが好ましいことは明かであ
る。この目的で、遮光包装された材料ロールの開放芯端
に中央ハブ付きの二つの除去可能支持フランジを載置し
た後に、ロールをフランジと共にカセットに入れる。
【0018】本発明の1実施例によると、各側部キャッ
プの二つの区分は閉鎖された側部キャップのラビリンス
状遮光性閉鎖体を形成する重畳唇手段を有する個別の部
分であり、各区分はハウジングの対応区分へ固着され
る。
【0019】これにはカセットをハウジングのヒンジの
回りに揺動できる二つの部分に実際常分割されるという
利点がある。ハウジングの開放された区分の自由端はデ
ィスペンサ・スロットの対応唇を構成できる。
【0020】ハウジングのヒンジは原理的にはこれが形
成されるハウジングの壁の任意の高さに配置できる。但
し、蓋として機能するカセットの区分が十分に開いて新
しいロールをベースとして機能するカセットの区分に障
害なく装填できることを前提としている。
【0021】ヒンジの位置はこれが形成される壁の高さ
の半分にできる。これには、カセット蓋が180度以上
開けば、カセットの頂部と底壁が一つの平面に位置する
から、カセットは装填のために置かれた机の上で非常に
安定した位置を占めることができるという利点がある。
しかし、カセットのヒンジはより低く、即ちよりカセッ
トのベース区分の底壁の近くに配置でき、しかして蓋の
開放は、フィルム・ロールの直径よりも大きい直径の包
装用フランジ部分を有する日中包装物中のフィルム・ロ
ール(US−A−4911299参照)の場合、あるい
はカセットへの円滑な導入を妨げる形状有するフランジ
に回転可能に支持されるロールの場合に、カセットを装
填するためのより広いスペースを提供する。
【0022】通常の写真植字カセットにおいて、フィル
ムのディスペンサ・スロットは隣接壁から10mm程度
の小距離でハウジングの壁に配置される。本発明のカセ
ットに於て、かかるディスペンサ・スロットは取り出し
又は装填のために机の上に置かれるカセットの上半分に
配置し、しかして机上に位置するカセットの下半分は上
半分よりも大きな体積を持ち、これにより更に安定な位
置が得られる。対応した小さい体積のカセット半分はそ
の場合カセットの蓋として役立つ。
【0023】カセット中でフィルムのロールを挟持する
フランジを掴むための十分な指挿入スペースを与えるた
めに、各端キャップの二つの区分はヒンジからディスペ
ンサ・スロットへほぼ真直に延びた線に従って互いに結
合せず、むしろかかる結合はカセットのベース区分に於
てカセットの縦中心線と共軸状の凹湾曲部を有する曲線
に従って生じるのが有利である。
【0024】本発明のカセットの他の実施例によれば、
各端キャップの二つの区分はキャップの平面に対して垂
直な平面で相対的に揺動可能であり、又両区分を相互接
続する一体的ヒンジはキャップの一方の縁リムから反対
の縁リムへ延び、かつこれと垂直であり、各側部キャッ
プの一方の区分のみがハウジングの対応区分へ永久固着
される。
【0025】この場合、側部キャップの二つの可動区分
がハウジングから揺動離間して初めて、ハウジングをそ
のヒンジの回りに開くことができる。この実施例の利点
は各端キャップの両部分を相当な長さの一体的ヒンジに
より相互接続でき、これにより両部分の間に強力な接続
が得られる。更に、ハウジングのヒンジの位置はこの場
合端キャップのヒンジの位置と必ずしも一致する必要が
ない。
【0026】本発明を添付図面に関して説明する。
【0027】図1は写真フィルムのロール21を封入し
分配する本発明による遮光性再装填可能カセット20の
一実施例を示す。カセットは一部開かれたものとして示
され、これは下区分又はベース23と上区分又は蓋24
とを含む。ベースはハウジング26の一方区分25(図
1に関して180度反転した図2をも参照)、及びハウ
ジング区分25の側縁へ固着された側部キャップ29、
30の下区分27、28により構成される。蓋24はハ
ウジング26の他方区分30、及びこのハウジング区分
の対応側縁へ固着された側部キャップの上区分31、3
2により構成される。
【0028】ハウジング26は押出成形により作られて
おり、ヒンジ34はハウジングの区分25、30を相互
にヒンジ接続する周知の共押出技術により一体的に成形
されている。
【0029】この例では、ハウジング及び側部キャップ
として、射出成形並びに押出成形に適する高対衝撃性ポ
リスチレンであるPOLYSTYROL(ドイツ国のB
ASFの登録商標)PS466I85%と、スチレン/
ブタジエン・ブロック共重合体であるSTYROLUX
KR 2686(PS466Iの登録商標)15%と
の黒着色混合物を使用することにより良い結果が得られ
た。錠は赤着色ポロプロピレンから作られた。ヒンジは
エチレン/アクリル・エステル共重合体である黒着色L
OTRYLグレード30 BA 02(ATOCHEM
(Elf Aquitaine)の登録商標)から共押
出された。
【0030】ハウジングの閉位置に於て、その横断面は
ほぼ正方形であり、両区分の自由端が三角形ビーム3
5、36に終わり、ビームはディスペンサ・スロット3
9を形成する対向唇37、38を与える(図4参照)。
ベルベットのストリップ40、41(図2参照)が前記
唇へ付着され、スロットの遮光性を保証するように協働
する。各側部キャップの内側面のY字形突起33はビー
ム35の対応開放端へ嵌入する。
【0031】図2のカセットに装填されるロール21は
図3の分解図に詳細に示され、これは厚紙支持芯に巻か
れた感光性フィルム42、リーダ45、ロールの回りに
約450度ないし540度にわたって延た周方向包装部
分を形成しかつフィルム幅よりも僅かに広い包装シート
46、及び芯43の両端に対する内方開口及びシート4
3の両端に対する周囲リムがシールされてロール42の
遮光性包装物を形成する二つの環状端包装カバー47、
48から成る。自己接着テープ46は端部分へシールす
るのに先だってリーダ45上の適正位置に保つ。上記日
中装填フィルム包装体はUS−A−4733777に記
載されている。
【0032】ロールの装填のために、図1のフランジ5
0に対して図示されたハブ52の如き中央ハブを有する
2個の剛性支持フランジ50、51はそのハブがロール
の支持芯43の開放端に挿入され、次いでロールが開放
したカセットのベースに入れられ、リーダ45の位置は
図1に示されている。蓋24が閉じられ、錠53、54
が施錠され、リーダ45が引かれてフィルム・ロールを
解く。最初の解巻中に、包装シート46と端部分47、
48との間のシールが漸次破られ、操作員は包装箔46
がカセットを完全にクリアするまで引っ張り続ける。次
いで操作員はシートを自己接着テープ49と共にリーダ
45から除去するか、あるいは44で示された線に従っ
て延出部分を切断する。カセットは使用準備が調う。リ
ーダ45は図示のテーパ形を有するように切断された前
端部分にできることは理解されよう。しかし前記リーダ
はフィルムのロールの端へシールされた十分に強力な箔
のストリップにできる。
【0033】図19に日中装填フィルム・ロールの他の
形態が示され、リーダ45は遮光性包装シートへ横帯域
16、17で付着され、包装シートは図示の如くリーダ
よりも広く、また包装シートの端部分はフィルムへ帯域
18で剥離可能に取り付けられ、これによりフィルムと
リーダとの対向縁を跨ぐ包装材料のストリップ19を残
している。
【0034】次にカセットを図4ないし図11に関して
詳述する。
【0035】図4はカセットの閉位置に於ける側部キャ
ップ30の正面図であり、図5はカセットの開位置に於
ける側部キャップを示す。側部キャップは二つの個別の
部分28、32から構成され、これらの部分は閉位置に
於て正方形横断面形状を呈する。両部分を錠止する錠は
これらの図に示さないが後で述べる。ハウジング26は
波線で示されている。
【0036】互いに協働しかつディスペンサ・スロット
39の位置からハウジングのヒンジの位置へ延びる側部
キャップの両部分の縁56、57(図5参照)は図示の
如く相補湾曲形状を有する。前記縁に於て、二つのキャ
ップ部分は互いに重畳して遮光性ラビリンスを形成する
唇55、58、59を有する。前記唇の協働は図4の線
6−6、7−7、15−15でとった図6、図7、図1
5に横断面で示されている。
【0037】図6の拡大断面図は側部キャップの部分2
8の唇55が部分32の唇58、59と協働するのを示
す。
【0038】図15は側部キャップ唇55の錠止部域が
部分32の唇59と協働するのを示す。この場所では遮
光性は完全である、と言うのは錠54の部分95(波線
で示すが後で詳述する)により構成されかつ中断された
唇59の中央区分で唇55に重なる他の協働唇が形成さ
れているからである。遮光性は側部キャップの内面に接
近した同等に黒着色された支持フランジ50、51によ
り、及びフィルム・ロールの遮光性包装体の環状包装部
分47、40により更に保証される。
【0039】図7の拡大断面図は相互係合唇55、5
8、59の縦断面を示す。唇55は僅かに厚くした肩6
0に終わり、この肩は唇59の端区分の対応凹所61と
協働して、矢印62の方向(図4参照)にカセットに入
ろうとする光の光錠を構成する。同様の縦方向光錠、即
ち唇の縦方向の光錠が唇の反対端に、即ち唇59の対応
凹所64と協働する段63により設けられる(図5参
照)。
【0040】凹所61、64と協働する段60、63の
他の機能は図4の矢印15により示す方向の相対変位を
阻止するために側部キャップの両部分の錠を提供するこ
とである。閉じたカセットの蓋とベースはハウジングの
可撓性ヒンジ34、及び空洞90、91に嵌合する錠に
より一体的に保持される。このことは、カセットの操作
中に側部キャップを絞ったり捩ったりするとキャップの
両部分の相対平行変位によりヒンジの側端に大きい歪が
生じることを意味する。前記対策により側部キャップの
両部分を不動ならしめることによりかかる歪を回避でき
る。
【0041】カセットの縦軸線は図5に十字形65で示
され、またベース部分28の縁56の凹曲線67は50
の如きロール支持フランジのハブ52(波線で示す)の
中空端に係合し、空の芯をカセットから持ち上げ、新し
いフィルム・ロールと取り替える操作のための指挿入ス
ペースを提供する。
【0042】側部キャップの両部分の錠止を述べる前
に、既述のキャップ3と反対の側部キャップ29を示す
図8ないし図11に基づいて側部キャップの内部構造に
ついて述べる。
【0043】両側部キャップは互いに相手の鏡像である
ことは明かである。
【0044】側部キャップ29は基本的には、偏平壁6
8、周囲チャンネル71を形成する二つの周縁69、7
0、72、73、74の如き多数の平行な補強リブ、及
び凹陥部分75から成る。
【0045】図10の横断面は、部分27の唇77に重
畳する部分31の唇78、79を示す。
【00046】壁68の凹陥部分75はカセットの開位
置に於ける側部キャップ29の位置を示すキャップの部
分27、31に属する二つの部分80、81から成る
(図11参照)。側部キャップの両部分27、31は個
別の部分であり、その相対位置は、側縁が側部キャップ
の周囲チャンネルに固着されたハウジング26の区分2
5、30の位置のみにより決められることは理解されよ
う。
【0047】図11に於て、ハウジングの横断面は図示
しないが、区分27に関する区分31の位置はカセット
の揺動開放時の現実の位置に相当する。図8、図11に
見られる空洞82、83はカセットを錠止するのに役立
つ湾曲棚条突起84の下側にある。図5の側部キャップ
30の凹陥部分90、91は図11に示すキャップ29
の部分80、81に対応する。
【0048】カセットの錠止について図12ないし図1
5、及び図4について述べる。
【0049】錠54は図示の形状のプラスチック部品で
あり、一体的ヒンジと共に射出成形により作られてい
る。錠の一端93は丸められ、これはテーパ状の上面を
有し、この上面も凸形に湾曲している。長方形に凹陥し
たチャンネル94があり、次に僅かにアンダカットされ
たリブ96の形態の戻り止めを下側に有する長方形揺動
可能部分95がある。錠3は錠54(図1)と同じであ
る。
【0050】側部キャップ30の区分32に錠54を装
着するには(図4参照)、凸湾曲端93をストリップ9
7が錠のチャンネル94へ弾発嵌入するまでストリップ
97の下へ押す。ストリップ97は凹陥部分91にわた
って延び、側部キャップの壁と面一である。これは図4
の線15−15の断面である図15に詳細に示されてい
る。錠54は明瞭性のために波線で示され、図15によ
る右方向に挿入することにより配置される。
【0051】アンダカット・リブ96は錠止棚錠突起8
4の上に締着され、側部キャップ30の区分28、32
を一緒に緊張状態に保つ。錠53はキャップ29と同様
に操作する。
【0052】カセットの閉位置に於て、錠の揺動可能区
分95の外面は側部キャップの外面と面一である。揺動
可能区分95は凹陥部分90、91の帯域に於て側部キ
ャップの二つの区分の重畳唇55、59に重なり、しか
して前記錠区分は言わば第3唇を形成し、上述の如く協
働唇55、59の遮光性を向上する。
【0053】図4に波線で示す閉じた錠の端縁まで留ま
る空洞90のスペースは錠区分95をその下側で掴みこ
れをキャップから引き離して錠を開く指先のための十分
なスペースを提供する。
【0054】図16の(a)ないし(c)はハウジング
の拡大横断面図であり、カセットの開放時の一体的フラ
ンジ34及びその撓みを詳細に示す。
【0055】ヒンジ34は図16の(a)に示す側部キ
ャップ29の縁リム69、70のにより決まる周囲チャ
ンネル71に嵌入するハウジングの壁区分30、25を
相互接続する。側部キャップの区分27、31の外縁リ
ム69の端86と87との間に間隔85があることが判
る。この間隔はカセットの開放時のヒンジの伸張を制限
する。即ち、もしこの間隔がゼロであれば、枢動点が縁
リム69上に位置し、ヒンジの重大な伸張を生ぜしめる
ことになるからである。
【0056】ヒンジ34は図示の如く非対称的に配置さ
れた厚みの減少した中央部分を有する。これはヒンジの
撓み帯域をカセットの外側へ、即ち、図16の(a)右
側へ変位させるために行われ、これによりヒンジの内面
は、ジンジの厚みが均一な場合にくらべて、カセットの
開放時の伸張が少ない、と言うのはその中立平面が更に
左へ寄るからである。
【0057】言及に値する他の点は、ヒンジが各縦縁に
小さな唇88、89を有し、これはハウジング区分25
の端に重畳し、ヒンジとハウジングとの間に大きい接合
面が得られることである。
【0058】ヒンジの縦縁並びにこれに突起を形成する
唇は、これらの素子の共押出中に得られた熱可塑性接合
によりハウジングへ付着する。
【0059】図16の(b)はほぼ200度の角度にわ
たり開かれたカセットを示す。図面のヒンジの形状は図
示の角度に於ける実際の形状を正確に再生したものであ
る。また、縁リム端86、87の相対位置は実際のもの
に相当する。
【0060】図16の(c)はカセット蓋の完全な開放
と、縁86、87の対応位置とを示す。
【0061】ヒンジはカセットの数千回の開放と閉鎖に
耐えなければならないからカセットの重要な部分を形成
することは明かである。不注意な操作員はカセットの開
放時に、ヒンジに、特に側部キャップの周囲チャンネル
に嵌合する端に、大きい歪を生ぜしめる。
【0062】下記のデータ(即ち、公差なしの公称値)
は本明細書の初めに述べた外形96x96mmのカセッ
トのヒンジを示す。 a:1.65mm、即ち、周囲チャンネルの幅 b:1.30mm、即ち、ハウジングの壁厚 c:1.40 d:0.70 e:7.00 f:3.00
【0063】本発明は上記カセットの実施例に限定され
ない。
【0064】図4、図5に湾曲したものとして示した錠
止棚錠突起84は、図4に波線98で示すように、更に
長方形にすることができ、これにより錠止リブ98と錠
止棚錠突起との間に大きい接触面積が得られる。
【0065】カセットの横断面は必ずしも正方形にする
必要がなく、US−A−5053795に於けるように
傾斜隅を持つ形態、あるいはUS−A−4956908
に於けるように横断面D形にできる。
【0066】遮光性ディスペンサ・スロットの唇はハウ
ジングと必ずしも一体的にする必要がなく、ハウジング
のスロット端へ取り付けた別個の光錠止部材として形成
できる。かかる構造の例がUS−A−4956908に
開示されている。
【0067】ディスペンサ・スロットの唇は遮光性を向
上するためにフィルムの引出し方向に強く湾曲させるこ
とができる。かかる構造の例がUS−A−488929
2に開示されている。
【0068】図17の(a)と(b)はカセットに於け
るロールの進歩した合理的な支持体を示す。
【0069】図1に戻って、写真材料が完全に解卷され
たカセットを取り出すには、操作員がベースの空の芯を
掴み、この芯をカセットかた取り出す。二つの支持フラ
ンジ50、51のハブ52は幾分の隙間を持って芯(こ
のとき空)に嵌合するから、指の一方又は両方が芯端か
ら落ちて机上を転動し、床へ落下する恐れが大きいこと
は明かである。図17の(a)と(b)の構成はフラン
ジと芯との回転軸方向継手を作るからこの問題を解決策
を提供する。
【0070】図17の(a)に関し、ロール支持フラン
ジ50のハブ52には、回転軸受を形成すべくハブ52
に幾分の隙間を持って嵌合するスリーブ119の下側で
リング状突起118と協働する溝117が設けられる。
【0071】ハブ52付きフランジ及びスリーブ119
は高耐衝撃性ポリスチレン又はアクリロニトリル・ブタ
ヂエン・スチレンの如き適当なプラスチックから射出成
形により作られる。スリーブを装着するには、先ずスリ
ーブ119をハブ52の上に滑らせ、十分な軸方向圧力
を発生してリング118を溝117に弾発嵌入させ、し
かしてスリーブの軸方向位置が決まる。厚紙又は同類物
から作られ波線で示す感光性材料の芯43はスリーブの
傾斜リブ121との係合によりスリーブ119に締着嵌
合する。
【0072】芯43の反対側には、フランジ50と同じ
回転継手を有するフランジ51が同じ方法で設けられ
る。芯43は指が芯から落ちる恐れ無しに操作できるこ
とは明かである。芯へのスリーブ119の弾発嵌合は、
操作員が継手の感光性フィルム・ロールの再使用に鑑み
損傷無しにフランジを芯から引き出すことができるよう
十分に弱い。
【0073】図17の(b)は大直径の芯43のための
フランジ装置を示す。この目的で、U−字形のスリーブ
123が図17の(a)のスリーブ119の代わりに使
用される。このスリーブはハブ52の溝117と協働す
るリング状突起124を備える。このようにして、一つ
の型のフランジが二つの異なる芯直径のものと協働でき
る。この例では、スリーブ119は、50.8mmの芯
に嵌合するスリーブ123に対し,28.6mmの内径
を有する芯と協働するように構成された。
【0074】図18は本発明による再装填可能遮光性カ
セットの他の実施例を示す。
【0075】カセット100のハウジング99は図2に
示すもの26と同様であるが、この場合側部キャップ1
01、102の各々は、キャップの一方の縁リムから反
対の縁へ延びこれと垂直な一体的ヒンジ107、108
を介して互いに接続された二つの区分103、104と
105、106とから成る。区分103、105はカセ
ットのベース109へ永久固着されている。これらの側
部キャップのための適当なプラスチックはポリプロピレ
ンである。
【0076】この実施例のカセットを開くには、キャッ
プ区分104、106を図示の如く外方へ揺動させて蓋
110を自由にして一体的ヒンジ112の回りに揺動で
きるようにする。
【0077】カセットを閉じるには、側部キャップの両
可動区分を垂直平面内にもたらすことにより、ハウジン
グの蓋110の対応側が係合する。図18は略図に過ぎ
ず、実際には各側部キャップはカセット20に付いて前
述した如くハウジングの側縁と遮光態様で協働する周囲
チャンネルを形成する二つの周縁リムから成る。
【0078】側部キャップの可動区分を錠止する手段は
図示されていないが、任意の適当な形態のものにでき
る。
【0079】フィルム・ロール115を支持するフラン
ジ113、114は凹状に湾曲した正方形であることに
注目されよう。これは開いたカセットへ導入し易い形状
であることは示された。
【0080】カセット20又は100を使用するとき、
日中包装されたフィルムを装填するには支持フランジ並
びに残部の環状包装箔及び空の芯をカセットから除去す
る必要がある。
【0081】側部キャップのヒンジ107、108は必
ずしも図示の如くキャップの高さの半分の場所に配置す
る必要がなく、これよりも低く又は高く配置できる。
【0082】本発明カセットに用いる日中装填フィルム
・パッケージは必ずしも上記構造にする必要はない。
【0083】例えば、フィルム・ロールのリーダ45は
省略でき、その機能は十分な機械強度とテーパ状自由端
とを有しカセットのディスペンサ・スロットを通じて前
記テーパ状端を引くようにした包装シート46により行
われる。
【0084】あるいは、包装シート46を省略し、その
機能は例えばポリエチレン・テレフタレート又は十分な
機械強度を有する他のプラスチック箔から作られかつ環
状部分47、48を遮光状に取り付けた黒着色リーダに
より行われる。
【0085】最後に、本発明によるカセットは日中装填
に限定されず、カセットはフィルム・ロールをカセット
に装填する前に除去される簡単な遮光性かつ防湿性袋に
包装されるフィルム・ロールを暗室で装填してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は一部開いた本発明によるカセットの斜面
図である。
【図2】図2は図1のカセットの分解図である。
【図3】図3は図1のカセットに装填する日中装填用の
包装物に遮光包装される写真フィルムのロールの分解図
である。
【図4】図4は閉位置に於ける図1のカセットの一方側
部キャップの正面図である。
【図5】図5は開位置にある図1のカセットの一方側部
キャップの正面図である。
【図6】図6は図4の6−6線の断面図である。
【図7】図7は図4の7−7線の断面図である。
【図8】図8は閉位置にある図5と反対の側部キャップ
の内側の図である。
【図9】図9は矢印9による図8の側面図である。
【図10】図10は図8の10−10線の断面図であ
る。
【図11】図11は開位置にある図5と反対の側部キャ
ップの内側の図である。
【図12】図12は図1によるカセットの錠の一実施例
の平面図である。
【図13】図13は施錠位置にある図12の錠の側面図
である。
【図14】図14は解錠位置にある図12の錠の側面図
である。
【図15】図15は図4の15−15線の部分断面図で
ある。
【図16】図16の(a),(b),(c)はカセット
の蓋の異なる位置に対する図8の包囲区分16の拡大図
である。
【図17】図17の(a),(b)はカセット中のロー
ル芯の進歩した回転支持体を示す図である。
【図18】図18は本発明の他の実施例の一部開いたカ
セットの斜面図である。
【図19】図19は日中装填用のフィルム・ロールの他
の実施例を示す図である。
【符号の説明】
20 カセット 21 フィルム・ロール 23 ベース 24 蓋 25 区分 26 ハウジング 27、28 側部キャップの区分 29、30 側部キャップ 31、32 側部キャップの区分 34 ヒンジ 35、36 ビーム 37、38 唇 39 ディスペンサ・スロット 40、41 ベルベットのストリップ 42 感光性フィルム 43 芯 44 切断線 45 リーダ 46 包装シート 47、48 包装カバー 49 テープ 50、51 支持フランジ 52 ハブ 53、54 錠 56、57 側部キャップの区分の相補縁 55、58、59 唇 60 段 61 凹所 63 段 64 凹所 65 カセットの縦軸線 67 凹状湾曲 68 偏平壁 69、70 縁リム 71 チャンネル 72、73、74 補強リブ 75 凹陥部分 77、78、79 光錠止唇 80、81 凹所75の部分 82、83 空洞 84 棚状突起 85 間隔 86、87 側部キャップの2つの区分のリム69の縁 88、89 唇 90、91 空洞 92 ヒンジ 93 丸い端 94 チャンネル 95 揺動可能区分 96 錠止リブ 97 ストリップ 99 ハウジング 100 カセット 101、102 側部キャップ 103、104、105、106 側部キャップの区分 107、108 一体的ヒンジ 109 カセットのベース 110 カセットの蓋 111 閉じた錠の縁の位置 112 一体的ヒンジ 113、114 支持フランジ 115 フィルム・ロール 116 ハブ 117 溝 118 リング状突起 119 スリーブ 121 リブ 123 スリーブ 124 リング状突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03D 13/00 7810−2H (72)発明者 リエヴァン・ディル ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光性ウエブのロールを保持し遮光性デ
    ィスペンサ・スロットから分配する再装填可能遮光性プ
    ラスチック・カセット(20、100)であって、横断
    面が実質的に均一なハウジングを設け、ハウジングの対
    応側部と遮光態様で協働する二つの側部キャップ(2
    9、30、101、102)を設け、ハウジングは押出
    成形によりプラスチックから作られ、ハウジングはディ
    スペンサ・スロットに対向するヒンジ(34、112)
    を有し、ヒンジはハウジングのベースと蓋区分とを形成
    し又ハウジングの開口に感光性ウエブの新しいロール
    (21、115)の装填を許し、ヒンジはハウジングと
    共に押し出される弾性プラスチックから作られ、側部キ
    ャップは成形部品であり、各部品はハウジングの対応区
    分(25、30、109、110)と協働する二つの区
    分を有し、少なくとも各側部キャップの一つの区分はハ
    ウジングの対応区分へ固着され、各側部キャップは装填
    済みカッセットを閉鎖状態に保つ手段を有して成る再装
    填可能カセット。
  2. 【請求項2】 各側部キャップ(29、30)の二つの
    区分(27、31、28、32)は閉鎖された側部キャ
    ップのラビリンス状遮光性閉鎖体を形成する重畳唇手段
    (58、59、60)を有する二つの個別の部分である
    請求項1記載の再装填可能カセット。
  3. 【請求項3】 各側部キャップの両部分はハウジング
    (26)の対応区分(25、30)の側縁へ固着された
    請求項2記載の再装填可能カセット。
  4. 【請求項4】 各側部キャップの二つの部分は曲線(5
    6、57)に応じて互いに結合する請求項2又は3記載
    の再装填可能カセット。
  5. 【請求項5】 前記曲線はハウジングのヒンジ(34)
    の位置からディスペンサ・スロット(39)へ延びた再
    装填可能カセット。
  6. 【請求項6】 ベース区分を形成する側部キャップの部
    分の曲線(56)はカセットの縦軸線(65)の下で延
    びる請求項5記載の再装填可能カセット。
  7. 【請求項7】 前記錠止手段は一体的ヒンジ(92)に
    より相互接続された二つの区分を持つプラスチック錠
    (54)を含み、一方の錠区分(93)は各側部キャッ
    プの一部に永久弾発嵌合され、他方の錠区分(95)は
    外方へ揺動するように構成され、又各端キャップの他の
    部分の錠止棚条突起(84)と協働する戻り止め(9
    6)を有する請求項2ないし6のいずれかに記載の再装
    填可能カセット。
  8. 【請求項8】 錠(54)は閉鎖側部キャップに関して
    対角線方向に延びた請求項7記載の再装填可能カセッ
    ト。
  9. 【請求項9】 各端キャップ(101、102)の二つ
    の区分(103、104、105、106)はキャップ
    の平面に対して垂直な平面で相対的に揺動可能であり、
    又キャップの一方の縁リムから反対の縁リムへ延びた一
    体的ヒンジ(107、108)により相互接続され、か
    つハウジングの対応区分へ永久固着された請求項1記載
    の再装填可能カセット。
  10. 【請求項10】 ハウジングのプラスチックは高耐衝撃
    性ポリスチレンとスチレン/ブタジエン・ブロック共重
    合体との混合物である請求項1記載の再装填可能カセッ
    ト。
  11. 【請求項11】 ヒンジのプラスチックはエチレン/ア
    クリル・エステル共重合体である請求項1ないし9のい
    ずれかに記載の再装填可能カセット。
  12. 【請求項12】 ヒンジ(34)は非対称横断面形状を
    有し、ヒンジの中央部分は縦方向端部分よりも薄く、カ
    セットの外方向に配置された請求項1ないし8のいずれ
    かに記載の再装填可能カセット。
  13. 【請求項13】 ヒンジ(34)はハウジング区分(2
    5、30)の縁との接合部域を増すために両縦縁に唇
    (88、89)を有する請求項1ないし8のいずれかに
    記載の再装填可能カセット。
  14. 【請求項14】 カセットの閉位置においてヒンジの高
    さで各側部キャップ(29)の二つの区分(27、3
    1)の外縁リム(69)の端(86、87)間に間隔
    (85)がある請求項2ないし8及び9ないし11のい
    ずれかに記載の再装填可能カセット。
  15. 【請求項15】 感光性材料のロール(21、115)
    の芯(43)を回転可能に支持する中央ハブ手段(5
    2、116)を持つ除去可能フランジ(50、51、1
    13、114)を含む請求項1ないし14のいずれかに
    記載の再装填可能カセット。
  16. 【請求項16】 前記ハブ手段(52、116)はこれ
    と回転可能に係合し、かつ感光性材料のロールの芯(4
    3)が締結嵌合するスリーブ(119、123)を備え
    た請求項15記載の再装填可能カセット。
  17. 【請求項17】 スリーブ(119、123)はそのハ
    ブ(52)に於ける軸方向位置を検出する手段(11
    8、124)を備えた請求項16記載の再装填可能カセ
    ット。
  18. 【請求項18】 感光性ウエブの日中再装填型ロールを
    装填される請求項1ないし17のいずれかに記載の再装
    填可能カセット。
JP5082652A 1992-03-19 1993-03-16 再装填可能遮光性プラスチック・カセット Pending JPH06130569A (ja)

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EP92200791 1992-03-19
DE92200791.9 1992-03-19

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