JPH06129760A - 冷蔵庫の断熱箱体 - Google Patents

冷蔵庫の断熱箱体

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JPH06129760A
JPH06129760A JP4304472A JP30447292A JPH06129760A JP H06129760 A JPH06129760 A JP H06129760A JP 4304472 A JP4304472 A JP 4304472A JP 30447292 A JP30447292 A JP 30447292A JP H06129760 A JPH06129760 A JP H06129760A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仕切り前枠内への断熱材封入のコスト低減、
仕切り前枠と仕切り用断熱壁との間のシール性、仕切り
前枠と内箱との接着性及び冷蔵庫の剛性の向上が図れる
冷蔵庫の断熱箱体を得る。 【構成】 合成樹脂板を真空成形加工して形成する内箱
(2)に一体に成形された仕切部(2a)の前面部に設けられ
た断面略コ字状の仕切り前枠(4)を備え、外箱(1)と内箱
(2)とで形成される空間への硬質ポリウレタンフォーム
からなる発泡断熱材(5)の充填発泡と同時に、内箱(2)の
仕切り前枠(4)の両端部と接する位置に設けられた発泡
断熱材侵入穴を介して、仕切り前枠(4)と上記仕切部の
前面部とで形成される空間にも発泡断熱材を充填発泡さ
せた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内箱と外箱との間に硬質
ウレタンフォーム等の発泡断熱材を充填発泡してなる冷
蔵庫の断熱箱体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15、図16は例えば特開平2−15
7582号公報に示された従来の冷蔵庫を扉を省略して
示す斜視図と断面図であり、図において、(11)は多ドア
形の冷蔵庫本体、(11a)はその外箱、(12)は庫内の正面
開口を左右に劃成する単一の樋形を成す縦仕切り前枠、
(13)は例えば冷凍室と冷蔵室との仕切り用断熱壁(14)の
正面に設けられる樋形の上部横仕切り前枠で、内箱(15)
の正面開口に張架状態に設けられている。(16)は冷蔵室
の正面開口を上下に作成する中間横仕切り前枠、(17)は
上記縦仕切り前枠(12)の正面に嵌着された単一の前面
板、(18)は上部横仕切り前枠(13)の正面に嵌着された前
面板、(19)は上記中間横仕切り前枠(16)の正面に嵌着さ
れた前面板、(20)は冷凍室内を左右に劃成する縦仕切り
壁、(21)は冷蔵室内を左右に劃成する共通の縦仕切り
壁、(22)(23)は冷蔵室内を上下に劃成するトレイであ
る。また、図16の(24)は縦仕切り前枠の前面板(17)に
設けた凹部に通された放熱パイプ、(25)は各横仕切り前
枠(13)(16)内に配置され予め成形済の断熱部材である。
(29)は上部横仕切り前枠(13)の裏面に貼られたシールで
ある。
【0003】次に動作について説明する。上部横仕切り
前枠(13)の前面部に上下2室の断熱確保のため断熱部材
(25)を配設し、上部横仕切り前枠(13)と仕切り用断熱壁
(14)との嵌合において上下2室間で温い、湿気をもった
空気がその嵌合すきまを通して吸引されたとき、そのす
きま内での結露、氷結、冷気もれを防止するためにシー
ル(29)を上部横仕切り前枠(13)の裏面に貼っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫は以上の
ように構成されているので、仕切り用断熱壁と上部横仕
切り前枠との間での組立上ですきまを生じ、上部横仕切
り前枠で区画された上下2室間の湿気等の移動防止のた
め別途シール材を使用しなければならず、長いシール材
を貼付ることが必要で、また、上下2室間の断熱確保上
部横仕切り前枠の中に別途予じめスチロール等で成形さ
れた断熱部材(25)を挿入しなければならず、部品点数、
工数の増加、上部横仕切り前枠を内箱にセットさせたと
きのその接着性が悪いなどの問題点があった。また、仕
切り前枠はその中に断熱部品を挿入して、内箱の仕切部
にセットし、両端をリベット等で固定しているだけであ
り、扉を支持する部分でもあり、冷蔵庫の扉下がり、本
体倒れの問題点もあった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、仕切り前枠内への断熱材封入の
コスト低減、仕切り前枠と仕切り用断熱壁との間のシー
ル性、仕切り前枠と内箱との接着性及び冷蔵庫の剛性の
向上が図れる冷蔵庫の断熱箱体を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る冷蔵庫の断熱箱体は、板金等の板体で構成された外箱
と、合成樹脂板を真空成形加工して形成され、貯蔵室を
複数に区画する仕切部を有する内箱と、上記仕切部の前
面部に設けられた断面略コ字状の仕切り前枠とを備え、
上記仕切部の内部に仕切り断熱部材を挿入し、上記外箱
と内箱とで形成される空間に発泡断熱材を充填発泡して
なるものにおいて、上記内箱の上記仕切り前枠の両端部
と接する位置に、上記外箱と内箱間への発泡断熱材充填
時に、この発泡断熱材を上記仕切り前枠と上記仕切部の
前面部とで形成される空間に侵入させる発泡断熱材侵入
穴を設けたものである。
【0007】請求項2記載の発明に係る冷蔵庫の断熱箱
体は、板金等の板体で構成された外箱と、合成樹脂板を
真空成形加工して形成され、貯蔵室を複数に区画する仕
切部を有する内箱と、上記仕切部の前面部に設けられた
断面略コ字状の仕切り前枠とを備え、上記仕切部の内部
に仕切り断熱部材を挿入し、上記外箱と内箱とで形成さ
れる空間に発泡断熱材を充填発泡してなるものにおい
て、上記内箱に、上記外箱と内箱間への発泡断熱材充填
時に、この発泡断熱材を上記仕切り前枠と上記仕切部の
前面部とで形成される空間に侵入させる発泡断熱材侵入
穴を設けるとともに、上記仕切り部及び仕切り断熱部材
に、上記仕切り前枠内への発泡断熱材侵入時に残留空気
等を排出するガス抜き穴及び溝を設けたものである。
【0008】請求項3記載の発明に係る冷蔵庫の断熱箱
体は、板金等の板体で構成された外箱と、合成樹脂板を
真空成形加工して形成され、貯蔵室を複数に区画する仕
切部を有する内箱と、上記仕切部の前面部に設けられた
断面略コ字状の仕切り前枠とを備え、上記仕切部の内部
に仕切り断熱部材を挿入し、上記外箱と内箱とで形成さ
れる空間に発泡断熱材を充填発泡してなるものにおい
て、上記内箱に、上記外箱と内箱間への発泡断熱材充填
時に、この発泡断熱材を上記仕切り前枠と上記仕切部の
前面部とで形成される空間に侵入させる発泡断熱材侵入
穴を設けるとともに、上記発泡断熱材の注入口を、外箱
の上記内箱への上記仕切り前枠取付け位置近傍に設けた
ものである。
【0009】請求項4記載の発明に係る冷蔵庫の断熱箱
体は、板金等の板体で構成された外箱と、合成樹脂板を
真空成形加工して形成され、貯蔵室を複数に区画する仕
切部を有する内箱と、上記仕切部の前面部に設けられた
断面略コ字状の仕切り前枠とを備え、上記仕切部の内部
に仕切り断熱部材を挿入し、上記外箱と内箱とで形成さ
れる空間に発泡断熱材を充填発泡してなるものにおい
て、上記内箱に、上記外箱と内箱間への発泡断熱材充填
時に、この発泡断熱材を上記仕切り前枠と上記仕切部の
前面部とで形成される空間に侵入させる発泡断熱材侵入
穴を設けるとともに、上記仕切り前枠前面に設けられた
凹部に連通し、上記仕切り前枠内への発泡断熱材侵入時
に残留空気等を排出するガス抜き用細孔を設けたもので
ある。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明における冷蔵庫の断熱箱体
は、外箱と内箱とで形成される空間での発泡断熱材を充
填発泡時に、仕切り前枠と内箱仕切部の前面部とで形成
される空間にも発泡断熱材侵入穴を介して発泡断熱材が
侵入して充填発泡され、この発泡断熱材により仕切り前
枠と内箱が接着される。
【0011】請求項2記載の発明における冷蔵庫の断熱
箱体は、仕切り前枠と内箱仕切部の前面部とで形成され
る空間への発泡断熱材侵入時に、その中の残留空気等
が、内箱仕切り部及びその中に挿入された仕切り断熱部
材に設けられたガス抜き穴及び溝を介して排出される。
【0012】請求項3記載の発明における冷蔵庫の断熱
箱体は、外箱の内箱への仕切り前枠取付け位置近傍に設
けた注入口を介して発泡断熱材が注入されるので、外箱
と内箱とで形成される空間から発泡断熱材侵入穴を介し
ての仕切り前枠と内箱仕切部の前面部とで形成される空
間への発泡断熱材の侵入が容易に行なわれる。
【0013】請求項4記載の発明における冷蔵庫の断熱
箱体は、仕切り前枠と内箱仕切部の前面部とで形成され
る空間への発泡断熱材侵入時に、その中の残留空気等
が、ガス抜き用細孔を介して、仕切り前枠前面に設けら
れた凹部に排出される。
【0014】
【実施例】
実施例1.以下この発明の一実施例を図1〜図7につい
て説明する。図1はこの実施例を示す斜視図、図2は図
1のA−A断面図、図3は図1のB部のフロントカバー
と仕切り前枠を外した状態の要部詳細斜視図、図4は仕
切り前枠の斜視図、図5は図4のDから見た仕切り前枠
の斜視図、図6は図2のC−C断面図、図7は発泡断熱
材を充填発泡する一過程を示す横断面図である。
【0015】図において、(1)は板金等で構成された冷
蔵庫の外箱、(1a)は外箱(1)の前面フランジ部、(1b)は
外箱(1)の背面板、(1c)は前面フランジ部(1a)に設けら
れた穴、(2)は合成樹脂板を真空成形加工して成形した
冷蔵庫の内箱、(2a)は内箱(2)の成形加工時に形成さ
れ、冷凍室と冷蔵室とに区画する仕切部、(2b)は仕切部
(2a)の前面部、(2c)は仕切部(2a)の上下の段部、(2d)は
仕切部(2a)の左右両端部の内箱(2)の左右側面に設けら
れた段部、(2e)は段部(2d)に設けられた発泡断熱材侵入
穴、(3)は仕切部(2a)の内部に挿入された仕切り断熱部
材である。
【0016】(4)は仕切部(2a)の前面に設けられた断面
略コ字状の仕切り前枠、(4a)は仕切り前枠(4)の前面
部、(4b)は前面部(4a)の左右両端の上下の段部、(4c)は
段部(2c)に先端が当設する上下の平面部、(4d)は段部(2
d)に嵌合するリブ、リブ(4d)は内箱(2)に当接される
と、段部(2d)以外の内箱(2)の前面フランジ形状に合致
する。
【0017】(5)は外箱(1)と内箱(2)とで、形成する空
間に充填発泡される硬質ポリウレタンフォームからなる
発泡断熱材、(6)は前面部(4a)に当接され、外箱(1)の前
面フランジ部(1a)と同一面上のフロントカバー、(7)は
外箱(1)の下部に設けられ外箱(1)の前面フランジ部(1a)
と同一面上にあるフロントシート、(6a)はフロントカバ
ー(6)の左右に設けた穴、(8)はねじ、(1d)は発泡断熱材
(5)を注入する注入口である。
【0018】次にその組立て成形方法について説明す
る。仕切り前枠(4)を仕切部(2a)に取り付ける。すなわ
ち、平面部(4c)の先端を段部(2c)に当設し、リブ(4d)を
段部(2d)に当設する。つぎにフロントカバー(6)の裏面
を仕切り前枠(4)の前面部(4a)に当接かつフロントカバ
ー(6)の左右端を前面フランジ部(1a)の裏面に挿入し、
穴(1c)と穴(6a)にねじ(8)をねじ込み固定する。
【0019】次に図7で示すように背面板(1b)の注入口
(1d)より発泡断熱材(5)が注入され、充填発泡の過程に
おいて、発泡断熱材(5)は穴(2e)より仕切り前枠(4)と前
面部(2b)とで形成される空間に侵入し、充填発泡し、仕
切り前枠(4)は前面部(2b)および段部(2d)と発泡断熱材
(5)によって接着される。スチロール等で成形された仕
切り断熱部材(3)が従来例と同様に残っているのはその
中に冷気の通路を配設する必要があるからで、その部分
まで硬質ウレタンフォームで置き替えられない。
【0020】実施例2.図8〜図10はこの発明の他の
実施例を示し、図8はこの実施例を示す要部縦断面図、
図9はそれの要部斜視図、図10はこの実施例の仕切断
熱部材(3)の斜視図である。図において、(2f)は前面部
(2b)に設けられた穴、(2g)は仕切部(2d)の上面に設けら
れた穴、(3a)は仕切り断熱部材(3)中に設けられ、穴(2
f)と(2g)を連絡する溝である。このように構成され、仕
切り前枠(4)内に充填発泡する発泡断熱材(5)により、そ
の中の残留空気等がその溝(3a)を通って穴(2f)から穴(2
g)へ流れ、ウレタン発泡内治具(図示せず)内を通って
外部へ排出される。そのため仕切り前枠(4)内の発泡断
熱材(5)の充填性が向上する効果がある。
【0021】実施例3.図11はこの発明の他の実施例
を示す寝かした状態での背面斜視図で、図に示すよう
に、内箱(2)への仕切り前枠(4)取付け位置、即ち発泡断
熱材侵入穴(2e)に近い背面板(1b)の位置に発泡断熱材
(5)の注入口(1d)を設け、その注入口(1d)から発泡断熱
材(5)が最初に注入されるようにすれば、発泡断熱材(5)
は容易に穴(2e)を通って仕切り前枠(4)内部へ充填発泡
しやすくなる。
【0022】実施例4.図12〜図14もこの発明の他
の実施例を示し、図12はこの実施例の要部斜視図、図
13は仕切り前枠の斜視図、図14は図12のD−D断
面図である。図において、(26)は放熱パイプ、(27)はア
ルミ箱付軟質成形フォーム、(28)は押ボタンスイッチ、
(4e)は仕切り前枠(4)の前面に設けられた押ボタンスイ
ッチ(28)等の部品の収納用の凹部、(4f)は仕切り前枠
(4)の前面かつ凹部(4e)の上下に設けた細孔、(4g)は細
孔(4f)のまわりを凹ました凹部である。
【0023】仕切り前枠(4)内に充填発泡する発泡断熱
材(5)のために、仕切り前枠(4)内の残留空気等が細孔(4
f)から仕切り前枠(4)前面に抜け出るので、発泡断熱材
(5)の充填発泡性が向上し、さらに充填発泡中に細孔(4
f)から発泡断熱材(5)が洩れたとしても凹部(4g)内に納
められるので、仕切り前枠(4)とフロントカバー(6)とで
形成される空間や押ボタンスイッチ(28)収納用凹部(4e)
内への発泡断熱材(5)の洩れによる不良が防げ、その洩
れの手直しが必要なくなる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1記載
の発明によれば、内箱の断面略コ字状の仕切り前枠の両
端部と接する位置に、外箱と内箱間への発泡断熱材充填
時に、この発泡断熱材を仕切り前枠と仕切部の前面部と
で形成される空間に侵入させる発泡断熱材侵入穴を設け
たので、発泡断熱材の充填発泡により内箱と仕切り前枠
とが接着し、仕切り前枠と仕切部との組立上生じるすき
まがなくなり、シール信頼性が向上し、シール材の貼付
や仕切り前枠内へ断熱部材の挿入等の工程が省けてコス
トが低減し、仕切り前枠内への発泡断熱材の充填発泡に
より仕切り前枠の剛性が向上する等の効果がある。
【0025】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記に加え、仕切り部及び仕切り断熱部材に、仕切り前
枠内への発泡断熱材侵入時に残留空気等を排出するガス
抜き穴及び溝を設けたので、仕切り前枠内からのガス抜
きが有効に行なわれ、上記効果の外に仕切り前枠内への
発泡断熱材の充填性が向上する効果がある。
【0026】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記に加え、発泡断熱材の注入口を、外箱の内箱への仕
切り前枠取付け位置近傍に設けたので、その注入口から
発泡断熱材が注入されると、発泡断熱材は容易に発泡断
熱材侵入穴を通って仕切り前枠内部へ充填発泡しやすく
なり、上記効果の外に充填発泡が短時間で達成できる効
果がある。
【0027】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上記に加え、仕切り前枠前面に設けられた凹部に連通
し、仕切り前枠内への発泡断熱材侵入時に残留空気等を
排出するガス抜き用細孔を設けたので、仕切り前枠内か
らのガス抜きが有効に行なわれ、さらに充填発泡中に細
孔から発泡断熱材が洩れたとしても凹部内に納められる
ので、上記効果の外に他の部分への発泡断熱材の洩れに
よる不良が防げ、その洩れの手直しが必要なくなるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す斜視図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のB部のフロントカバーと仕切り前枠を外
した状態の要部斜視図。
【図4】実施例1の仕切り前枠の斜視図。
【図5】図4のDから見た仕切り前枠の斜視図。
【図6】図2のC−C断面図。
【図7】実施例1の発泡断熱材を充填発泡する一過程を
示す横断面図。
【図8】この発明の実施例2を示す要部縦断面図。
【図9】実施例2の要部斜視図。
【図10】実施例2の仕切り断熱部材の斜視図。
【図11】この発明の実施例3を示す寝かした状態での
背面斜視図。
【図12】この発明の実施例4を示す要部斜視図。
【図13】図12の仕切り前枠の斜視図。
【図14】図12のD−D断面図。
【図15】従来の多ドア形冷蔵庫の扉を外した状態で示
す斜視図。
【図16】図15の縦断面図。
【符号の説明】
1 外箱 1d 注入口 2 内箱 2a 仕切部 2e 発泡断熱材侵入穴 2f ガス抜き穴 2g ガス抜き穴 3 仕切り断熱部材 3a ガス抜き溝 4 仕切り前枠 4f ガス抜き用細孔 4g 凹部 5 発泡断熱材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板金等の板体で構成された外箱と、合成
    樹脂板を真空成形加工して形成され、貯蔵室を複数に区
    画する仕切部を有する内箱と、上記仕切部の前面部に設
    けられた断面略コ字状の仕切り前枠とを備え、上記仕切
    部の内部に仕切り断熱部材を挿入し、上記外箱と内箱と
    で形成される空間に発泡断熱材を充填発泡してなる冷蔵
    庫の断熱箱体において、上記内箱の上記仕切り前枠の両
    端部と接する位置に、上記外箱と内箱間への発泡断熱材
    充填時に、この発泡断熱材を上記仕切り前枠と上記仕切
    部の前面部とで形成される空間に侵入させる発泡断熱材
    侵入穴を設けたことを特徴とする冷蔵庫の断熱箱体。
  2. 【請求項2】 板金等の板体で構成された外箱と、合成
    樹脂板を真空成形加工して形成され、貯蔵室を複数に区
    画する仕切部を有する内箱と、上記仕切部の前面部に設
    けられた断面略コ字状の仕切り前枠とを備え、上記仕切
    部の内部に仕切り断熱部材を挿入し、上記外箱と内箱と
    で形成される空間に発泡断熱材を充填発泡してなる冷蔵
    庫の断熱箱体において、上記内箱に、上記外箱と内箱間
    への発泡断熱材充填時に、この発泡断熱材を上記仕切り
    前枠と上記仕切部の前面部とで形成される空間に侵入さ
    せる発泡断熱材侵入穴を設けるとともに、上記仕切り部
    及び仕切り断熱部材に、上記仕切り前枠内への発泡断熱
    材侵入時に残留空気等を排出するガス抜き穴及び溝を設
    けたことを特徴とする冷蔵庫の断熱箱体。
  3. 【請求項3】 板金等の板体で構成された外箱と、合成
    樹脂板を真空成形加工して形成され、貯蔵室を複数に区
    画する仕切部を有する内箱と、上記仕切部の前面部に設
    けられた断面略コ字状の仕切り前枠とを備え、上記仕切
    部の内部に仕切り断熱部材を挿入し、上記外箱と内箱と
    で形成される空間に発泡断熱材を充填発泡してなる冷蔵
    庫の断熱箱体において、上記内箱に、上記外箱と内箱間
    への発泡断熱材充填時に、この発泡断熱材を上記仕切り
    前枠と上記仕切部の前面部とで形成される空間に侵入さ
    せる発泡断熱材侵入穴を設けるとともに、上記発泡断熱
    材の注入口を、外箱の上記内箱への上記仕切り前枠取付
    け位置近傍に設けたことを特徴とする冷蔵庫の断熱箱
    体。
  4. 【請求項4】 板金等の板体で構成された外箱と、合成
    樹脂板を真空成形加工して形成され、貯蔵室を複数に区
    画する仕切部を有する内箱と、上記仕切部の前面部に設
    けられた断面略コ字状の仕切り前枠とを備え、上記仕切
    部の内部に仕切り断熱部材を挿入し、上記外箱と内箱と
    で形成される空間に発泡断熱材を充填発泡してなる冷蔵
    庫の断熱箱体において、上記内箱に、上記外箱と内箱間
    への発泡断熱材充填時に、この発泡断熱材を上記仕切り
    前枠と上記仕切部の前面部とで形成される空間に侵入さ
    せる発泡断熱材侵入穴を設けるとともに、上記仕切り前
    枠前面に設けられた凹部に連通し、上記仕切り前枠内へ
    の発泡断熱材侵入時に残留空気等を排出するガス抜き用
    細孔を設けたことを特徴とする冷蔵庫の断熱箱体。
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Cited By (3)

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