JPH0612941A - キーボードスイッチ - Google Patents
キーボードスイッチInfo
- Publication number
- JPH0612941A JPH0612941A JP4168845A JP16884592A JPH0612941A JP H0612941 A JPH0612941 A JP H0612941A JP 4168845 A JP4168845 A JP 4168845A JP 16884592 A JP16884592 A JP 16884592A JP H0612941 A JPH0612941 A JP H0612941A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- keyboard switch
- coil spring
- spring
- button
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2221/00—Actuators
- H01H2221/024—Transmission element
- H01H2221/026—Guiding or lubricating nylon
- H01H2221/028—Telescopic guiding
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は電子機器の入力装置に用いられるキ
ーボードスイッチの操作特性の向上を図ったものであ
る。 【構成】 ボタン13と摺動体8の間に介在させたコイ
ルバネ9aに粗の部分9bと密の部分9cを設けること
により非直線性の操作特性を持つものとし、上記ボタン
押圧時の操作特性を粗の部分、密の部分を適宜設けて良
好な操作フィーリングを得るものである。
ーボードスイッチの操作特性の向上を図ったものであ
る。 【構成】 ボタン13と摺動体8の間に介在させたコイ
ルバネ9aに粗の部分9bと密の部分9cを設けること
により非直線性の操作特性を持つものとし、上記ボタン
押圧時の操作特性を粗の部分、密の部分を適宜設けて良
好な操作フィーリングを得るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の入力装置等
に用いられるキーボードスイッチに関するものである。
に用いられるキーボードスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4により、従来のキーボードスイッチ
を説明する。同図によると、下部接点1を有する下部フ
レキシブルパターン2上に開孔3を有する合成樹脂スペ
ーサ4を配置し、上記下部接点1に対向する上部接点5
を設けた上部フレキシブルパターン6を被せ、さらに下
部接点1に対向してカップ状のラバースプリング7を配
置してスイッチ部を設け、摺動体8と、この摺動体8を
コイルバネ9を介して挿入する摺動部10と係止部11
を有するツメ部12を備えたボタン13で、合成樹脂か
らなるケース14の摺動孔15に上記摺動部10を挿入
するとともに、上記ケース14の穴16には上記ツメ部
12を挿入し、上記係止部11で係合装着してキーボー
ドスイッチを形成している。なお、17は下部フレキシ
ブルパターン2の下面に設けられた保護用の金属性基板
である。
を説明する。同図によると、下部接点1を有する下部フ
レキシブルパターン2上に開孔3を有する合成樹脂スペ
ーサ4を配置し、上記下部接点1に対向する上部接点5
を設けた上部フレキシブルパターン6を被せ、さらに下
部接点1に対向してカップ状のラバースプリング7を配
置してスイッチ部を設け、摺動体8と、この摺動体8を
コイルバネ9を介して挿入する摺動部10と係止部11
を有するツメ部12を備えたボタン13で、合成樹脂か
らなるケース14の摺動孔15に上記摺動部10を挿入
するとともに、上記ケース14の穴16には上記ツメ部
12を挿入し、上記係止部11で係合装着してキーボー
ドスイッチを形成している。なお、17は下部フレキシ
ブルパターン2の下面に設けられた保護用の金属性基板
である。
【0003】次に動作について説明すると、ボタン13
を押し下げるとコイルバネ9が圧縮され、この圧縮力が
摺動体8を介しラバースプリング7を押圧し、ラバース
プリング7の押下時のピーク荷重を越えた時、ラバース
プリング7が座屈し、上部フレキシブルパターン6上の
上部接点5を押し、下部フレキシブルパターン2上の下
部接点1と接触する。さらにボタン13を押し下げる
と、ボタン13の裏面の平坦部18と摺動孔15の上端
部19とが当接し、それ以上のボタン13の押下げを阻
止するものとしている。
を押し下げるとコイルバネ9が圧縮され、この圧縮力が
摺動体8を介しラバースプリング7を押圧し、ラバース
プリング7の押下時のピーク荷重を越えた時、ラバース
プリング7が座屈し、上部フレキシブルパターン6上の
上部接点5を押し、下部フレキシブルパターン2上の下
部接点1と接触する。さらにボタン13を押し下げる
と、ボタン13の裏面の平坦部18と摺動孔15の上端
部19とが当接し、それ以上のボタン13の押下げを阻
止するものとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のキーボードスイッチでは、コイルバネが直線性のバ
ネ特性を示すため、操作特性の初圧、終圧、ストローク
の自由度が少なかった。特に、充分なスナップアクショ
ン特性を有するにはバネ定数が大きく、ストロークのヒ
ステリシスの幅が小さくなり、かつ、フルストローク時
の操作力が重くなるなどの課題があった。
来のキーボードスイッチでは、コイルバネが直線性のバ
ネ特性を示すため、操作特性の初圧、終圧、ストローク
の自由度が少なかった。特に、充分なスナップアクショ
ン特性を有するにはバネ定数が大きく、ストロークのヒ
ステリシスの幅が小さくなり、かつ、フルストローク時
の操作力が重くなるなどの課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、コイル有効巻数部においてピッチの粗の部
分と密の部分を作ることにより非直線性のバネ特性を有
するコイルバネをボタンの摺動部と摺動体間に設けたも
のである。
するために、コイル有効巻数部においてピッチの粗の部
分と密の部分を作ることにより非直線性のバネ特性を有
するコイルバネをボタンの摺動部と摺動体間に設けたも
のである。
【0006】
【作用】以上のように、ピッチの粗の部分と密の部分を
設けて非直線性のバネ特性を有するコイルバネを設け、
摺動体を介してラバースプリングを押圧する圧縮力を調
節することができて、キーボードスイッチの操作特性の
自由度を高めることができるものである。
設けて非直線性のバネ特性を有するコイルバネを設け、
摺動体を介してラバースプリングを押圧する圧縮力を調
節することができて、キーボードスイッチの操作特性の
自由度を高めることができるものである。
【0007】
【実施例】本発明のキーボードスイッチの一実施例を図
1〜図3により説明する。なお、従来技術と同一部分に
は同一番号を付与し、説明を省略して説明する。
1〜図3により説明する。なお、従来技術と同一部分に
は同一番号を付与し、説明を省略して説明する。
【0008】9aは摺動体8とボタン13間に挿入され
たコイルバネであり、このコイルバネ9aはコイル有効
巻数部にピッチの異なる粗の部分9bと密の部分9cか
ら形成されており、図3の如く、非直線性のバネ特性を
有するものである。
たコイルバネであり、このコイルバネ9aはコイル有効
巻数部にピッチの異なる粗の部分9bと密の部分9cか
ら形成されており、図3の如く、非直線性のバネ特性を
有するものである。
【0009】次に動作について説明すると、ボタン13
を押し下げるとコイルバネ9aの粗の部分9bが最初に
圧縮される。さらにボタン13を押し下げるとコイルバ
ネ9aの粗の部分9bが圧縮された後、コイルバネ9a
の密の部分9cが圧縮される。この動作により、図3の
バネ特性に従って、コイルバネ9aの圧縮力が摺動体8
を介しラバースプリング7を押圧し、ラバースプリング
7の押下時のピーク荷重を越えた時、ラバースプリング
7が座屈し、従来のキーボードスイッチと同様にスイッ
チ部において、上部接点5と下部接点1が接触する。
を押し下げるとコイルバネ9aの粗の部分9bが最初に
圧縮される。さらにボタン13を押し下げるとコイルバ
ネ9aの粗の部分9bが圧縮された後、コイルバネ9a
の密の部分9cが圧縮される。この動作により、図3の
バネ特性に従って、コイルバネ9aの圧縮力が摺動体8
を介しラバースプリング7を押圧し、ラバースプリング
7の押下時のピーク荷重を越えた時、ラバースプリング
7が座屈し、従来のキーボードスイッチと同様にスイッ
チ部において、上部接点5と下部接点1が接触する。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上記実施例より明らかなよう
にコイル有効巻数部部分においてピッチが粗の部分とピ
ッチが密の部分を作ることで、非直線性のバネ特性を有
するコイルバネを設けることができ、キーボードスイッ
チの操作特性の自由度を高めることができるという効果
を有するものである。
にコイル有効巻数部部分においてピッチが粗の部分とピ
ッチが密の部分を作ることで、非直線性のバネ特性を有
するコイルバネを設けることができ、キーボードスイッ
チの操作特性の自由度を高めることができるという効果
を有するものである。
【図1】本発明のキーボードスイッチの一実施例の側断
面図
面図
【図2】同要部であるコイルバネの側断面図
【図3】同要部であるコイルバネのバネ特性図
【図4】従来のキーボードスイッチの側断面図
1 下部接点 5 上部接点 7 ラバースプリング 8 摺動体 9a コイルスプリング 10 摺動部 13 ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堂薗 重隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】少なくともボタンとこのボタンに摺動可能
に収納された摺動体と、この摺動体により押圧されるス
イッチ部で、上記押しボタンと摺動体の間に挿入され、
ボタンの押圧力を摺動体に伝達する粗の部分と密の部分
より形成されて非直線性のバネ特性を有するコイルバネ
より構成されるキーボードスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4168845A JPH0612941A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | キーボードスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4168845A JPH0612941A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | キーボードスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612941A true JPH0612941A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15875605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4168845A Pending JPH0612941A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | キーボードスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612941A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2735252A1 (fr) * | 1995-06-08 | 1996-12-13 | Audebert Jean Pierre | Dispositif d'interface pour unite centrale, clavier, ordinateur portable et console de jeu |
US6171187B1 (en) | 1995-02-23 | 2001-01-09 | Jean-Pierre Audebert | Interface device for central processing unit or network terminal, keyboard, portable computer and accessory for games console |
JP2008239144A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-10-09 | Campagnolo Spa | 自転車用制御装置およびそれを備えた自転車 |
CN106024474A (zh) * | 2015-08-10 | 2016-10-12 | 苏州达方电子有限公司 | 按键结构 |
WO2017033782A1 (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | ヤマハ株式会社 | 反力発生装置及び電子楽器の鍵盤装置 |
CN106960753A (zh) * | 2017-04-10 | 2017-07-18 | 合肥梦飞电器有限公司 | 电器按钮 |
CN107331564A (zh) * | 2017-07-25 | 2017-11-07 | 苏州达方电子有限公司 | 按键结构 |
EP4174624A4 (en) * | 2021-08-26 | 2024-01-17 | Elasto Lc | COMPUTER INPUT DEVICE |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP4168845A patent/JPH0612941A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6171187B1 (en) | 1995-02-23 | 2001-01-09 | Jean-Pierre Audebert | Interface device for central processing unit or network terminal, keyboard, portable computer and accessory for games console |
FR2735252A1 (fr) * | 1995-06-08 | 1996-12-13 | Audebert Jean Pierre | Dispositif d'interface pour unite centrale, clavier, ordinateur portable et console de jeu |
JP2008239144A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-10-09 | Campagnolo Spa | 自転車用制御装置およびそれを備えた自転車 |
US8272292B2 (en) | 2007-03-01 | 2012-09-25 | Campagnolo S.R.L. | Control device for a bicycle and bicycle comprising same |
CN106024474A (zh) * | 2015-08-10 | 2016-10-12 | 苏州达方电子有限公司 | 按键结构 |
WO2017033782A1 (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | ヤマハ株式会社 | 反力発生装置及び電子楽器の鍵盤装置 |
CN107969158A (zh) * | 2015-08-24 | 2018-04-27 | 雅马哈株式会社 | 反作用力产生器和电子乐器的键盘装置 |
US10482861B2 (en) | 2015-08-24 | 2019-11-19 | Yamaha Corporation | Reaction force generator and keyboard device of electronic musical instrument |
CN106960753A (zh) * | 2017-04-10 | 2017-07-18 | 合肥梦飞电器有限公司 | 电器按钮 |
CN107331564A (zh) * | 2017-07-25 | 2017-11-07 | 苏州达方电子有限公司 | 按键结构 |
EP4174624A4 (en) * | 2021-08-26 | 2024-01-17 | Elasto Lc | COMPUTER INPUT DEVICE |
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