JPH061293U - カセットテープ収納容器 - Google Patents

カセットテープ収納容器

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Publication number
JPH061293U
JPH061293U JP4794592U JP4794592U JPH061293U JP H061293 U JPH061293 U JP H061293U JP 4794592 U JP4794592 U JP 4794592U JP 4794592 U JP4794592 U JP 4794592U JP H061293 U JPH061293 U JP H061293U
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JP
Japan
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cassette tape
cover
storage
storage container
tape storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP4794592U
Other languages
English (en)
Inventor
勝昭 国友
Original Assignee
株式会社エクセル
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2本のカセットテープを常に一緒に保管する
とともに、嵩張らず持ち運びでき、しかも開閉及びカセ
ットテープの取り出しが容易であるとともに、構造が簡
単であるカセットテープ収納容器を提供しようとするも
のである。 【構成】 背表紙4の両側にヒンジ3を介して2枚の表
紙5、5を位置させ、それぞれの表紙5内面に収納突部
6を周設することで、カセットテープCを1本収納しう
る大きさのカセットテープ収納部7を形成してなる容器
本体1と;閉じた時に一方の表紙5における収納突部6
内面に当接する位置関係に他方の表紙5における収納突
部6から取付突片13を延設し、その当接面17に嵌合しう
る凹凸を設けた取付手段2とよりなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、業務用に販売したり或いはレンタルショップで使用するのに、2本 のカセットテープを一緒に収納して持ち運びすることができるカセットテープ収 納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、業務用に販売したり或いはレンタルショップで使用するのに用いられて いるカセットテープ収納容器としては、1本のカセットテープを収納して持ち運 びするものが普通である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、最近、例えば会社案内等を収録した30分のVHSのビデオカセット テープは2本1セットで用いられることが多く、それぞれのカセットテープを個 別に収納容器内に収納して持ち運び場合、2本のうち1本を紛失する等の管理上 問題があり、また運搬の時に嵩張る等の問題点があった。
【0004】 そこで、本考案は、2本のカセットテープを常に一緒に保管するとともに、嵩 張らず持ち運びでき、しかも開閉及びカセットテープの取り出しが容易であると ともに、構造が簡単であるカセットテープ収納容器を提供しようとするものであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、背表紙の両側にヒンジを介して2枚の表紙を位置 させ、それぞれの表紙内面に収納突部を周設することで、カセットテープを1本 収納しうる大きさのカセットテープ収納部を形成してなる容器本体と、 閉じた時に一方の表紙における収納突部内面に当接する位置関係に他方の表紙 における収納突部から取付突片を延設し、その当接面に嵌合しうる凹凸を設けた 取付手段とよりなるものである。
【0006】 また、後述する効果により、閉じた時に、取付突片先端を挟持しうる保持部を 有する支持片を一方の表紙における収納突部内に立設させたものが好ましい。
【0007】 更に、閉じた時に、取付突片の一部が露出するように収納突部に開口部を形成 してなるものである方がよい。
【0008】
【作用】
以上の如く本考案のカセットテープ収納容器によれば、それぞれのカセットテ ープ収納部内に、2本のビデオカセットテープを収納し、一方の収納突部と他方 の収納突部を合わせ、他方の表紙の取付突片と一方の表紙における収納突部内面 との当接面が合うように凸部と凹部を嵌合させることにより、ビデオカセットテ ープを2本収納した状態で持ち運びを行うことができるのである。
【0009】 そして、開く場合には、カセットテープ収納容器における収納突部外面から指 で押し込むと、取付手段である凸部と凹部の嵌合が解かれ、カセットテープ収納 部を開いて、ビデオカセットテープを取り出すことができるのである。
【0010】 また、閉じた時に、取付突片先端を挟持しうる保持部を有する支持片を一方の 表紙における収納突部内に立設させたものを用いた場合には、それぞれのカセッ トテープ収納部内に、2本のビデオカセットテープを収納し、一方の収納突部と 他方の収納突部を合わせ、他方の表紙の取付突片の先端を一方の表紙における支 持片の保持部に挟持して保持するとともに、当接面が合うように凸部と凹部を嵌 合させることにより、閉じることができる。
【0011】 更に、閉じた時に、取付突片の一部が露出するように収納突部に開口部を形成 してなるものを用いた場合には、開口部から指で押し込むことにより、直接取付 突片を内部に押し込み、凸部と凹部の嵌合を解いて開くことができる。
【0012】
【実施例】
本考案の詳細を更に図示した実施例により説明する。 図1から図3に示したものは、本考案の代表的実施例のカセットテープ収納容 器Aであり、このカセットテープ収納容器Aは、特にVHSビデオカセットテー プCを対象としたものであるが、特に限定されずに、VHSのコンパクトなもの 、8ミリビデオカセットテープ、音楽用のカセットテープにも応用させることが できる。
【0013】 カセットテープ収納容器Aは、図2のように容器本体1、取付手段2で構成さ れている。 容器本体1は、図2に示すように長方形の板体の中央に離間して平行に切り込 みを入れたヒンジ3を設けることにより、背表紙4、2枚の表紙5a、5bを形 成し、それぞれの表紙5a、5bの端部から板状の収納突部6を内部に向かって 立起するよう周設することにより後述する補強リブを考慮してVHSビデオカセ ットテープC1本を収納しうる大きさのカセットテープ収納部7を形成し、更に それぞれの収納突部6における内側板8aに両端の一部を残して、VHSビデオ カセットテープCを取り出し易いように切欠部9を設け、収納突部6内面に補強 リブ10・・を延設し、収納突部6における内側板8の両端部8′と当接する位置 に保持台11、11を突出させ、閉じた時に収納突部6先端が嵌合するように段部12 を形成したものである。
【0014】 取付手段2は、図2に示すように閉じた時に一方の表紙5aにおける収納突部 6の外側板8b内面に当接する位置関係に他方の表紙5bにおける収納突部6の 外側板8b中央の内面から取付突片13を延設して突出させ、この取付突片13先端 を受けて挟持しうるスリット状の保持部14を有する支持片15、15を一方の表紙5 aにおける収納突部6内に一対離間して平行配設し、閉じた時に嵌合しうる凸部 16を取付突片13表面である当接面17から突出させ、嵌合しうる凹部18を一方の表 紙5aにおける外側板8b内面の当接面17に設け、そして閉じた時に取付突片13 表面の一部が露出するように両収納突部6における外側板8bの中央上端を切欠 いて、開口部9′を形成したものである。尚、この凸部16と凹部18の取り付け位 置を逆にすることも可能であり、或いは、取付突片13を収納突部6の外側板8b 外面から突出するように取り付けるとともに、同様に支持片15、15を収納突部6 の外側板8b外面から突出するように取り付けることもできる。また、上述した 取付手段2を複数個容器本体1に設けることも可能である。更に、図例の保持部 14は、図2のように支持片15側端を途中まで切欠くことにより、外側板8b内面 とでスリットを形成しているが、単に支持片15上端から途中までスリットを設け たもょであってもよい。
【0015】 尚、実際カセットテープ収納容器Aを製造する場合は、ポリプロピレン、ポリ エチレン、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂を用いて射出成形により一体成形するの であり、特に全体を透明或いは半透明にすることより、収納するVHSビデオカ セットテープCのタイトル等が見えるようにするほうが便利である。
【0016】 また、上述したカセットテープ収納容器Aの応用例として、図4から図6に示 すカセットテープ収納容器Aは、取付手段2として同じ構造を用い、容器本体1 内に2個のVHSビデオカセットテープCを合わせた状態で収納可能なカセット テープ収納部7を設けたものである。 そして、図4に示す第2実施例のカセットテープ収納容器Aは、一方の表紙5 aから背表紙4にかけてを蓋体19とし、開閉自在としたものである。
【0017】 図5に示す第3実施例のカセットテープ収納容器Aは、一方の表紙5aを蓋体 19としたものである。
【0018】 図6に示す第4実施例のカセットテープ収納容器Aは、一方の表紙5aと他方 の表紙5bを蓋体19としたものである。
【0019】 尚、第1実施例のカセットテープ収納容器Aから第4実施例のカセットテープ 収納容器Aの適所に取手を設けると、持ち運びが便利になるのである。
【0020】 而して、本考案に係る代表的実施例のカセットテープ収納容器Aによれば、そ れぞれのカセットテープ収納部7、7内に、例えば会社案内等を収録した30分 のVHSのビデオカセットテープCの上巻及び下巻の2本を収納し、一方の収納 突部6と他方の収納突部6を合わせて段部12と段部12を嵌合させるとともに、他 方の表紙5bの取付突片13の先端を一方の表紙5aにおける支持片15、15の保持 部14、14に挟持して保持させ、当接面17同士が合うように凸部16と凹部18を嵌合 させることにより、図3のようにビデオカセットテープCを2本収納した状態で 持ち運びを行うことができるのである。
【0021】 そして、開く場合には、図2で示すようにカセットテープ収納容器Aにおける 開口部9′から指で、図中矢印方向に押し込むと、取付突片13が支持片15の保持 部14内で押し込まれて取付手段2である凸部16と凹部18の嵌合が解かれ、図2の ようにカセットテープ収納部7を開いて、ビデオカセットテープCを取り出すこ とができるのである。
【0022】 このように本考案に係る代表的実施例のカセットテープ収納容器Aによれば、 それぞれの表紙5a、5bにビデオカセットテープC1本を収納しうる大きさの カセットテープ収納部7を形成しているので、上巻及び下巻の2本のビデオカセ ットテープCを常に一緒に保管するとともに、嵩張らず持ち運びすることができ る。
【0023】 更に、開く場合には、図2で示すようにカセットテープ収納容器Aにおける開 口部9′から指で、図中矢印方向に押し込むだけで、取付手段2である凸部16と 凹部18の嵌合が解かれるので、カセットテープ収納容器Aの開閉及びビデオカセ ットテープCの取り出しが容易であり、しかもカセットテープ収納容器Aを閉じ ると他方の表紙5bの取付突片13の先端を一方の表紙5aにおける支持片15、15 の保持部14、14に挟持して保持させ状態となるので、運搬途上でカセットテープ 収納容器Aが開いたりすることがなく、加えて閉じた時に取付突片13はカセット テープ収納部7内に位置するので、カセットテープ収納容器A全体がコンパクト を形状となるとともに、外形がスッキリした形状となり、加えて構造が簡単なも のとなるのである。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 請求項1のカセットテープ収納容器によれば、それぞれの表紙にビデオカセッ トテープ1本を収納しうる大きさのカセットテープ収納部を形成しているので、 2本のビデオカセットテープを常に一緒に保管するとともに、嵩張らず持ち運び することができ、更にカセットテープ収納容器における収納突部外面から指で押 し込むだけで、取付手段である凸部と凹部の嵌合が解かれるので、カセットテー プ収納容器の開閉及びビデオカセットテープの取り出しが容易であり、しかも閉 じた時に取付突片はカセットテープ収納部内に位置するので、カセットテープ収 納容器全体がコンパクトを形状となるとともに、外形がスッキリした形状となり 、加えて構造が簡単なものとなるのである。
【0025】 請求項2のカセットテープ収納容器によれば、閉じると他方の表紙の取付突片 の先端を一方の表紙における支持片の保持部に挟持して保持させ状態となるので 、運搬途上でカセットテープ収納容器Aが開いたりすることがないのである。
【0026】 請求項3のカセットテープ収納容器によれば、開口部から指で押し込むことに より、直接取付突片を内部に押し込み、凸部と凹部の嵌合を解いて開くことがで きるので、素早く且つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る代表的実施例のカセットテープ収
納容器に、2本のカセットテープを収納して背表紙側か
ら見た状態の正面図
【図2】同じくカセットテープ収納容器を開いた状態の
斜視図
【図3】同じくカセットテープ収納容器を閉じた状態の
縦断面図
【図4】第2実施例のカセットテープ収納容器を示す側
面図
【図5】第3実施例のカセットテープ収納容器を示す側
面図
【図6】第4実施例のカセットテープ収納容器を示す側
面図
【符号の説明】
A カセットテープ収納容器 C ビデオカセットテープ 1 容器本体 2 取付手段 3 ヒンジ 4 背表紙 5 表紙 6 収納突部 7 カセットテープ収納部 8 側板 9 切欠部 10 補強リブ 11 保持台 12 段部 13 取付突片 14 保持部 15 支持片 16 凸部 17 当接面 18 凹部 19 蓋体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背表紙の両側にヒンジを介して2枚の表
    紙を位置させ、それぞれの表紙内面に収納突部を周設す
    ることで、カセットテープを1本収納しうる大きさのカ
    セットテープ収納部を形成してなる容器本体と、 閉じた時に一方の表紙における収納突部内面に当接する
    位置関係に他方の表紙における収納突部から取付突片を
    延設し、その当接面に嵌合しうる凹凸を設けた取付手段
    とよりなるカセットテープ収納容器。
  2. 【請求項2】 閉じた時に、取付突片先端を挟持しうる
    保持部を有する支持片を一方の表紙における収納突部内
    に立設させた請求項1記載のカセットテープ収納容器。
  3. 【請求項3】 閉じた時に、取付突片の一部が露出する
    ように収納突部に開口部を形成してなる請求項1又は請
    求項2記載のカセットテープ収納容器。
JP4794592U 1992-06-15 1992-06-15 カセットテープ収納容器 Pending JPH061293U (ja)

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JP4794592U JPH061293U (ja) 1992-06-15 1992-06-15 カセットテープ収納容器

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JP4794592U JPH061293U (ja) 1992-06-15 1992-06-15 カセットテープ収納容器

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ID=12789509

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JP4794592U Pending JPH061293U (ja) 1992-06-15 1992-06-15 カセットテープ収納容器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53106498U (ja) * 1977-01-29 1978-08-26

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945776B2 (ja) * 1977-01-14 1984-11-08 帝人株式会社 しぼ立ちクレ−プ風編物の製造法
JPH01124586A (ja) * 1987-11-09 1989-05-17 Hiroshi Yoshihara 二個用カセットテープケース

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