JPH0612922Y2 - キヤリヤ−フイルム - Google Patents
キヤリヤ−フイルムInfo
- Publication number
- JPH0612922Y2 JPH0612922Y2 JP1986175320U JP17532086U JPH0612922Y2 JP H0612922 Y2 JPH0612922 Y2 JP H0612922Y2 JP 1986175320 U JP1986175320 U JP 1986175320U JP 17532086 U JP17532086 U JP 17532086U JP H0612922 Y2 JPH0612922 Y2 JP H0612922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- synthetic resin
- carrier
- carrier film
- protective film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はIDカード、定期券等のカード類を保護するた
め、少なくともその一方の面に合成樹脂フィルムを積層
する場合に使用するキャリヤーフィルムに関する。
め、少なくともその一方の面に合成樹脂フィルムを積層
する場合に使用するキャリヤーフィルムに関する。
従来の技術およびその問題点 従来カード類を保護するためにカード類の片面もしくは
両面に、内面にポリエチレン等の熱接着性層を有する合
成樹脂フィルムからなるカード類より少し大きめの保護
フィルムを積層することが行われている。
両面に、内面にポリエチレン等の熱接着性層を有する合
成樹脂フィルムからなるカード類より少し大きめの保護
フィルムを積層することが行われている。
カード類と保護フィルムとをラミネートする場合、従
来、ラミネートロールに容易に挿入できなかったり、加
熱、加圧により保護フィルムを形成していいる熱接着性
合成樹脂が溶融しカード類の周縁にはみ出し、この溶融
合成樹脂がラミネートロールに巻きついてラミネートで
きなかったり、またカードの周縁部が美麗にラミネート
できない等の欠点があった。
来、ラミネートロールに容易に挿入できなかったり、加
熱、加圧により保護フィルムを形成していいる熱接着性
合成樹脂が溶融しカード類の周縁にはみ出し、この溶融
合成樹脂がラミネートロールに巻きついてラミネートで
きなかったり、またカードの周縁部が美麗にラミネート
できない等の欠点があった。
それらの欠点を解決するためにカード類と保護フィルム
とを挟んでラミネートロール間に挿入するキャリヤーフ
ィルムの使用が考えられる。
とを挟んでラミネートロール間に挿入するキャリヤーフ
ィルムの使用が考えられる。
キャリヤーフィルムとしては、実開昭60-167775号に開
示されているものがある。このキャリヤーフィルムは、
薄い原稿や小さい原稿をファクシミリ装置等を通過させ
るため使用されるもので、その構造は台紙となるフィル
ム状のシートと透明なフィルムのシート先端部をやや幅
広に貼り合せ部分の両側コーナー部を斜めにカットした
ものである。
示されているものがある。このキャリヤーフィルムは、
薄い原稿や小さい原稿をファクシミリ装置等を通過させ
るため使用されるもので、その構造は台紙となるフィル
ム状のシートと透明なフィルムのシート先端部をやや幅
広に貼り合せ部分の両側コーナー部を斜めにカットした
ものである。
このキャリヤーフィルムを使用し、カード類と保護フィ
ルムとを重ねてキャリヤーフィルムに挟んでラミネート
ロール間を挿通すると、カード類の周縁よりはみだした
保護フィルムが溶融してキャリヤーフィルムに貼着して
しまう等の欠点があった。
ルムとを重ねてキャリヤーフィルムに挟んでラミネート
ロール間を挿通すると、カード類の周縁よりはみだした
保護フィルムが溶融してキャリヤーフィルムに貼着して
しまう等の欠点があった。
本考案者は、このような欠点のないキャリヤーフィルム
について種々実験検討した結果、本考案にかかるキャリ
ヤーフィルムを考案したのである。
について種々実験検討した結果、本考案にかかるキャリ
ヤーフィルムを考案したのである。
問題点を解決するための手段 本考案の要旨は、少なくとも片面に剥離層を有する耐熱
性の合成樹脂フィルムを、剥離層の面が内面となるよう
に二つ折り又は重ね合せ、その周縁の一辺を固着すると
共に該合成樹脂フィルムの一部に示温表示体を設けてな
るキャリヤーフィルムである。
性の合成樹脂フィルムを、剥離層の面が内面となるよう
に二つ折り又は重ね合せ、その周縁の一辺を固着すると
共に該合成樹脂フィルムの一部に示温表示体を設けてな
るキャリヤーフィルムである。
即ち、本考案を図面をもって説明すると、例えば、ポリ
エステル、ポリプロピレン、ナイロン、ポリカーボネー
ト等の耐熱性を有する厚さ15〜200μm程度の合成樹脂
フィルム1からの単体もしくは前記耐熱性合成樹脂フィ
ルムからなる複数層の合成樹脂フィルム1の少なくとも
片面にシリコーン、フッソ系樹脂等の剥離剤を0.01〜2.
0g/m2程度成層して剥離層2を形成し、この剥離層2の
面が内面となるように二つに折り曲げ、もしくは重ね合
わせてその周縁の一辺を固着して、キャリヤーフィルム
3とするものであって、キャリヤーフィルム3の外面も
しくは内面の適宜の位置に、ラミネート時における50〜
200℃の温度で、結晶転移により容易に変色する金属塩
系等の示温材からなる示温ラベルあるいは示温塗料から
なる示温表示体4を貼着もしくは塗布してなるキャリヤ
ーフィルムであり、好ましくはカード類と保護フィルム
とのラミネート温度を境界とする可逆性の示温表示を用
いるものである。
エステル、ポリプロピレン、ナイロン、ポリカーボネー
ト等の耐熱性を有する厚さ15〜200μm程度の合成樹脂
フィルム1からの単体もしくは前記耐熱性合成樹脂フィ
ルムからなる複数層の合成樹脂フィルム1の少なくとも
片面にシリコーン、フッソ系樹脂等の剥離剤を0.01〜2.
0g/m2程度成層して剥離層2を形成し、この剥離層2の
面が内面となるように二つに折り曲げ、もしくは重ね合
わせてその周縁の一辺を固着して、キャリヤーフィルム
3とするものであって、キャリヤーフィルム3の外面も
しくは内面の適宜の位置に、ラミネート時における50〜
200℃の温度で、結晶転移により容易に変色する金属塩
系等の示温材からなる示温ラベルあるいは示温塗料から
なる示温表示体4を貼着もしくは塗布してなるキャリヤ
ーフィルムであり、好ましくはカード類と保護フィルム
とのラミネート温度を境界とする可逆性の示温表示を用
いるものである。
本考案のキャリヤーフィルムは、カード類と熱接着性合
成樹脂層を有する保護フィルムとをラミネートする時、
保護フィルムの熱接着性合成樹脂層を内面とし、熱接着
性合成樹脂層の間にカード類を挟んでキャリヤーフィル
ム間に挿入挟持させて使用し、ラミネーターを通過させ
ることにより保護フィルムをカード類に熱接着して固着
するものである。
成樹脂層を有する保護フィルムとをラミネートする時、
保護フィルムの熱接着性合成樹脂層を内面とし、熱接着
性合成樹脂層の間にカード類を挟んでキャリヤーフィル
ム間に挿入挟持させて使用し、ラミネーターを通過させ
ることにより保護フィルムをカード類に熱接着して固着
するものである。
効果 本考案のキャリヤーフィルムは、その周縁の一辺が固着
されているのでカード類を挟んだ保護フィルムを挟持し
やすく、且つ内面に剥離層が形成されているため、ID
カード等のカード類を保護フィルムでラミネートする場
合、カード類周縁にはみ出した保護フィルムの溶融熱接
着性合成樹脂はキャリヤーフィルムに貼着することなく
美麗にラミネートができるものであり、また示温表示体
が設けてあるので、その示温表示体の変色によりラミネ
ートロールを通過したことの確認や、温度が適切か否か
のチェックが容易にできるものである。
されているのでカード類を挟んだ保護フィルムを挟持し
やすく、且つ内面に剥離層が形成されているため、ID
カード等のカード類を保護フィルムでラミネートする場
合、カード類周縁にはみ出した保護フィルムの溶融熱接
着性合成樹脂はキャリヤーフィルムに貼着することなく
美麗にラミネートができるものであり、また示温表示体
が設けてあるので、その示温表示体の変色によりラミネ
ートロールを通過したことの確認や、温度が適切か否か
のチェックが容易にできるものである。
第1図は本考案のキャリヤーフィルムの一部拡大斜視図
である。 1……合成樹脂フィルム 2……剥離層 3……キャリヤーフィルム 4……示温表示体
である。 1……合成樹脂フィルム 2……剥離層 3……キャリヤーフィルム 4……示温表示体
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも片面に剥離層を有する耐熱性の
合成樹脂フィルムを、剥離層の面が内面となるように二
つ折り又は重ね合せ、その周縁の一辺を固着すると共に
該合成樹脂フィルムの一部に示温表示体を設けてなるキ
ャリヤーフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986175320U JPH0612922Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | キヤリヤ−フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986175320U JPH0612922Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | キヤリヤ−フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6380127U JPS6380127U (ja) | 1988-05-27 |
JPH0612922Y2 true JPH0612922Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=31114534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986175320U Expired - Lifetime JPH0612922Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | キヤリヤ−フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612922Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51151748A (en) * | 1975-06-23 | 1976-12-27 | Shin Kobe Electric Machinery | Secondary molding process for thin sheeting of thermoplastic resin |
JPS53133261A (en) * | 1977-04-25 | 1978-11-20 | Ici Ltd | Mold release foil |
JPS58189282A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-04 | Asahi Chem Ind Co Ltd | ポリスチレンを基材とした複合フイルムの粘着テ−プ |
-
1986
- 1986-11-17 JP JP1986175320U patent/JPH0612922Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51151748A (en) * | 1975-06-23 | 1976-12-27 | Shin Kobe Electric Machinery | Secondary molding process for thin sheeting of thermoplastic resin |
JPS53133261A (en) * | 1977-04-25 | 1978-11-20 | Ici Ltd | Mold release foil |
JPS58189282A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-04 | Asahi Chem Ind Co Ltd | ポリスチレンを基材とした複合フイルムの粘着テ−プ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6380127U (ja) | 1988-05-27 |
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