JPH06129065A - 病院における手摺り装置 - Google Patents

病院における手摺り装置

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JPH06129065A
JPH06129065A JP30479892A JP30479892A JPH06129065A JP H06129065 A JPH06129065 A JP H06129065A JP 30479892 A JP30479892 A JP 30479892A JP 30479892 A JP30479892 A JP 30479892A JP H06129065 A JPH06129065 A JP H06129065A
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JP
Japan
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base material
handrail
functional devices
attached
wall surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP30479892A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Ioka
岡 保 井
Kaoru Matsuba
葉 薫 松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurogane Kosakusho Ltd
Original Assignee
Kurogane Kosakusho Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F11/00Stairways, ramps, or like structures; Balustrades; Handrails
    • E04F11/18Balustrades; Handrails
    • E04F2011/1868Miscellaneous features of handrails not otherwise provided for
    • E04F2011/1872Miscellaneous features of handrails not otherwise provided for illuminated

Landscapes

  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に病院内において使用される手摺り装置に
関し、手摺り装置を単に歩行補助機能だけでなく、照明
機能、案内表示機能、通信通話放送機能等が既に手摺り
の設置後であっても、簡単に取付ける事ができる病院に
おける手摺り装置を提供する事を目的とする。 【構成】 基材と基材カバーと、基材裏面に取付けられ
る下方照明装置と、基材カバーの上方に突出して基材裏
面に取りつけられる各種機能装置からなり、基材と基材
カバーより形成された内部空間が弱電線配線スペースと
強電線配線スペースに区画され、各区画から下方照明装
置と各種機能装置に連続するコード挿通孔が基材の所定
個所に形成されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に病院の廊下の壁面
に取りつけられる手摺り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院、養護施設等では、歩行が不自由な
人の為に廊下、階段等に壁面に手摺りが設けられ、壁面
の上下面には常夜灯と、足元灯がそれぞれ別々にもうけ
られている。この為、設備コストが高くなる問題があっ
た。これを解決する為、常夜灯、及び足元灯の機能を有
する照明具を手摺りの支持部材と兼用して部品点数を削
減すると共に、手摺り内部の中空部を配線スペースとす
る事により、配線作業を容易にし、コストを低減した照
明装置付壁面手摺りが提供されている。(例えば実開平
1−62428号公報)
【0003】しかし、上記装置によると、手摺りの支持
部材の内部に光源ランプが装着される構造であるから、
光源ランプの取付位置が限定される。また、支持部材の
手摺りに沿った方向の長さが光源ランプの長さ以上必要
であるから、支持部材が壁面に沿って長く取付けられる
事となり、その上面が埃だまりとなり見栄えが悪い。
【0004】さらに、支持部材は壁面に固定されるの
で、一度手摺りの取付け工事が終わると、後日改めて違
った個所に光源ランプを取りつける作業が非常にむずか
しく、実質上、照明位置の変更、照明機能以外のあらた
な機能を追加する事が出来ず、システムとしての発展性
がない。等の問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決する事を課題とし、手摺りに照明機能だけではな
く、目的の場所への案内、及び誘導を行う案内表示機
能、又院内放送、ナースコール等の通信通話放送機能等
の各種機能装置が既に設置後の手摺りであっても、簡単
に取付ける事が出来る病院における手摺り装置を得る事
を目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】壁面にブラケットを介して
取りつけられる基材と、基材の前面側に着脱自在に取り
つけられる基材カバーと、下方照明装置と各種機能装置
よりなり、基材と基材カバーより形成された内部空間が
弱電線配線スペースと強電線配線スペースに上下方向で
区画され、各区画から下方照明装置と各種機能装置に連
続するコード挿通孔が基材の所定個所に形成されている
ものである。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図によって説明する。第2
図において、符号10は病院の廊下等の壁面100に沿
って取付けられる手摺り装置を示し、手摺り装置10
は、手摺り部1、手摺り部1にとりつけられる非常口表
示装置2、科目案内表示装置3、通信通話放送装置5、
下方照明装置8等より構成されている。
【0008】手摺り部1は、壁面100の所定高さ位置
に、通路に沿って所定間隔を有して固定されたブラケッ
ト11・・・に前面側よりネジ止めされる基材6と、基
板6の前面側に着脱自在に取付けられる基材カバー7よ
り構成されている。
【0009】基材6は、アルミダイカストの押出成形に
よって形成され、壁面側にブラケット11と連結される
連結片61と、連結片61の上端やや下方内側より、前
方に下向き円弧状に突出する上片62と、連結片61の
上下方向中間部やや上方から前方に突出する横向きL字
形の上仕切突片63と、連結片61の上下方向中間部や
や下方から前方に突出する横向きL字形の下仕切突片6
4と、下端部を略L字形に上方に突出せしめた上向き係
止突片65と、連結片61の上端と上片62間で形成さ
れた上嵌合溝66より前面が開口した形状に形成されて
いる。
【0010】そして、上仕切片63と上片62間と、上
下仕切突片63、64間の所定位置に円形の抜き孔より
なるコード挿通孔611、612が形成されている。
【0011】基材カバー7は合成樹脂の押出成形によっ
て形成され、正面部71の上端部72を前記基材6の上
片62に沿った円弧状となし、裏面側の端部に前記上嵌
合溝66に上方より嵌合する嵌合突片73が形成されて
いる。そして、正面部71の下端部裏面側には下面が開
口し、前記係止突片65に上方より係合する下係合溝7
4が形成されている。
【0012】一方、正面部71の裏面側上部には、下方
が開口し、上仕切突片63に係合する上係合突条710
が形成され、裏面側中央部やや下側には、下方が開口
し、下仕切突片64に係合する下係合突条712が形成
され、そして、下係合突条712の下方位置で、基材カ
バー7の取付状態で、下仕切突片64の下端面に突出す
る上り止め突条713が形成されている。また、正面部
71には上下方向に3段からなる区画部711が形成さ
れている。
【0013】そして、基材カバー7を上方より上嵌合溝
66に嵌合突片73を嵌合し、同時に、上下係合突条7
10、712を上下仕切突片63、64に係合し、あわ
せて下係合溝74を係止突片65に係合して基材カバー
7を基材6にとりつける。この時、上がり止め突条71
3が下仕切突片64の下側に位置し、基材カバー7の不
用意な脱落を防止する。
【0014】すなわち、基材6に基材カバー7がとりつ
けられた状態で手摺り部1の内部の空洞は、上下仕切突
片63、64によって区画され、上部を弱電線配線スペ
ース60、その下部を強電線配線スペース70として使
用される。
【0015】下方照明装置8は図2に示す如く、その上
部に各種機能装置がくる時は上下両方向に光を照射する
構成となっている。すなわち、下方照明装置8は左右端
部に位置する左右側板81、81と、左右側板81、8
1の後部を連結する背面板82と、左右側板81、81
の前面上部を連結する前板83より上下面が開口する筐
体80が形成され、筐体80の下面、及び下部前面側を
閉塞する位置にL字形の透光カバー84がネジ止め等に
て着脱自在に取付けられている。
【0016】そして、筐体80は、内部に光源85、安
定器等がもうけられ、基材カバー7をはずした状態の基
材6と前板83がネジ等にて連結され、手摺り部1の裏
面に取付けられる。又、上部に各種機能装置が位置しな
い時は上面に化粧カバー(図示せず)が取りつけられ
る。さらに、前板83にはコード挿通用の通し孔831
が複数個形成され、基材6に連結された時、前記基材6
のコード挿通孔612と合致する構成となっている。
【0017】非常口表示装置2と、科目案内表示装置3
は、合成樹脂材よりほぼ同一に構成され、正面側に表示
窓21、31が形成された下面が開口する表示ケース2
2、32と、表示ケース22、32の下方に取りつけら
れた内部照明装置9より構成されている。そして、表示
窓21、31には透光性を有する表示板23、33がも
うけられ、表示板23、33には非常口と方向を示す表
示24と、各科目と、科目の方向を示す表示34が各々
異なった色彩で表示されている。
【0018】すなわち、外科診察室の方向を示す表示が
緑色で表示されている時、前記基材カバー7の区画部7
11に緑色のテープを外科診察室まで貼りつけて、緑色
のテープに沿っていけば外科診察室に達する様にする。
この時、コーナー部分で直進、あるいは右折か左折を指
示する場合は、テープの端部の貼り位置を変える事によ
って行なう事が出来る。すなわち、進行方向に向かって
左側の手摺り部1を基準とした場合、コーナー部分で直
進を指示する時は、テープの端部をコーナーアールの中
心までとし、通路をわたった左側の手摺り部1のテープ
の端部もコーナーアールの中心部まで貼りつけておく。
次に右折を指示する場合、テープの端部をコーナーアー
ルの始点部分までとし、コーナー部で対角方向にある手
摺り部1のテープ端部もコーナーアールの始点部までと
しておく。
【0019】内部照明装置9は図3に示す様に、左右枠
体91、91と、左右枠体91、91を連結する後板9
2と、前面板93よりなり、上面部が開口し、下面部が
着脱自在の底板94にて閉塞され、表示ケース22、3
2の内部に光源95の光を照射する構成となっている。
そして、表示ケース22、32と内部照明装置9は基材
6と同時に連結される。また、前面板93には下方照明
装置8と同様、基材6のコード挿通孔612に対応して
コード挿通用の通し孔931が複数個形成されている。
【0020】通信通話放送装置5は、合成樹脂材より下
面が開口するケース体51と、ケース体51の内部にも
うけられた院内放送用マイク52、インターホーン5
3、ナースコール54等の電気機器の表面が臨んだ個所
を説明案内する案内表示部55より構成されている。そ
して、ケース体51の前面下端部には基材6のコード挿
通孔611に対応するコード挿通用の通し孔511が形
成され、内部照明装置9と共に基材6に連結される。
【0021】
【発明の効果】以上説明した如く、手摺り部をブラケッ
トを介して壁面に取りつけて、壁面と手摺り間に所定間
隔を形成し、この所定間隔に下方照明装置、各種機能装
置をとりつける様にしているので、スペースの有効活用
を計る事が出来る。手摺り部は基材と、基材の前面側に
着脱自在にとりつけられる基材カバーより内部空間を形
成し、この内部空間を弱電線配線スペースと強電線配線
スペースに区画しているので、各種機能装置が相互に悪
影響を及ぼす事がない。また、内部空間を区画する区画
部材によって、手摺り部自体の補強を行なう事も出来
る。また、手摺り部内部を配線スペースとし、基材に各
種機能装置に連続するコード挿通孔を所定個所に形成し
ているので、各種機能装置は、手摺り部を壁面に固定し
た後であっても、各種機能装置は、簡単に後づけする事
も、また取り外す事も容易である。さらに、各種機能装
置は、非常口表示装置、科目案内表示装置、通信通話装
置よりなり、例えば、火災等によって煙が上部に充満し
ても、非常口の表示が手摺りの位置にあるので、目に付
きやすく、避難も容易である。また、通信装置が手摺り
にもうけられているから、歩行中に気分が悪くなって
も、容易にナースコールを行なう事が出来、安心であ
る。さらに、基材カバーには、科目案内表示装置に表示
された特定場所を示す色彩と同じ色彩で色分けされた区
画部が長手方向に沿って形成されているので、手摺り部
に付された方向表示と色彩を辿っていけば、目的の場所
に案内される。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のA−A線拡大断面図
【図2】本考案の使用状況の斜視図
【図3】図4のB−B線拡大断面図
【図4】非常口表示装置の正面図
【図5】科目案内表示装置の正面図
【図6】通信通話放送装置の正面図
【符号の説明】
1 手摺り部 10 手摺り装置 11 ブラケット 100 壁面 2 非常口表示装置 3 科目案内表示装置 5 通信通話案内装置 6 基材 60 弱電線配線スペース 7 基材カバー 70 強電線配線スペース 711 区画部 8 下方照明装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラケットを介して壁面と所定間隔を有
    して取付けられる基材と、基材の上部前面側に着脱自在
    にとりつけられる基材カバーと、基材と壁面間に位置し
    て、基材裏面に取付けられる下方照明装置と、基材と壁
    面間に位置し、基材カバーの上方に突出して基材裏面に
    取りつけられる各種機能装置からなり、基材と基材カバ
    ーより形成された内部空間が弱電線配線スペースと強電
    線配線スペースに上下方向で区画され、各区画から下方
    照明装置と各種機能装置に連続するコード挿通孔が基材
    の所定個所に形成されている事を特徴とする病院におけ
    る手摺り装置。
  2. 【請求項2】 上記各種機能装置は非常口表示装置、科
    目案内表示装置、通信通話放送装置等からなる事を特徴
    とする請求項1の病院における手摺り装置。
  3. 【請求項3】 基材カバーは科目案内表示装置に表示さ
    れた特定場所を示す色彩と同じ色彩で色分けされた区画
    部が長手方向に沿って形成されている事を特徴とする病
    院における手摺り装置。
JP30479892A 1992-10-15 1992-10-15 病院における手摺り装置 Pending JPH06129065A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006518048A (ja) * 2003-02-19 2006-08-03 フラポート アクチェンゲゼルシャフト 案内システム及び案内方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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