JPH06128606A - 螺旋状穴付超硬丸棒の製造方法 - Google Patents
螺旋状穴付超硬丸棒の製造方法Info
- Publication number
- JPH06128606A JPH06128606A JP30647792A JP30647792A JPH06128606A JP H06128606 A JPH06128606 A JP H06128606A JP 30647792 A JP30647792 A JP 30647792A JP 30647792 A JP30647792 A JP 30647792A JP H06128606 A JPH06128606 A JP H06128606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- spiral
- jig
- hard alloy
- round bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C23/00—Extruding metal; Impact extrusion
- B21C23/02—Making uncoated products
- B21C23/04—Making uncoated products by direct extrusion
- B21C23/14—Making other products
- B21C23/147—Making drill blanks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Of Metal (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドリル、エンドミル等クーラント穴を有する
素材を大量に製造する方法を提供する。 【構成】 押出成形法のノズル部分の螺旋状の治具を設
けるとともに、ノズルに複数の段階的な絞り部分を設け
る事により、穴精度の高い螺旋状穴付きの超硬丸棒を製
造する。
素材を大量に製造する方法を提供する。 【構成】 押出成形法のノズル部分の螺旋状の治具を設
けるとともに、ノズルに複数の段階的な絞り部分を設け
る事により、穴精度の高い螺旋状穴付きの超硬丸棒を製
造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は穴あけ加工に用いられれ
る螺旋状穴付超硬素材の製造方法に関する。
る螺旋状穴付超硬素材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ドリル、エンドミル等の一般に螺旋状の
刃を有するボディとシャンクとからなっている切削工具
においては、穴あけ作業中切刃の温度上昇を防止すると
ともに切りくずの排出を容易にするために、切削油など
のクーラントを注入する必要がある。
刃を有するボディとシャンクとからなっている切削工具
においては、穴あけ作業中切刃の温度上昇を防止すると
ともに切りくずの排出を容易にするために、切削油など
のクーラントを注入する必要がある。
【0003】このため複数本の螺旋状穴を有するドリル
等が市販されているが、その大半は鋼製である。この鋼
製においては複数本のストレートの穴を形成後、ボディ
を熱間でねじることにより得られる。このような方法は
鋼のような延性のある材料では可能であるが、超硬合金
のような脆性材料では特別な方法が必要である。
等が市販されているが、その大半は鋼製である。この鋼
製においては複数本のストレートの穴を形成後、ボディ
を熱間でねじることにより得られる。このような方法は
鋼のような延性のある材料では可能であるが、超硬合金
のような脆性材料では特別な方法が必要である。
【0004】そこで従来、超硬ドリルの場合、プレス成
型後機械加工により螺旋状穴を設けるか、または成型中
に螺旋状穴に相当する部分に治具を入れ、プレス終了後
に取りはずす方法も行われている。また、押出成型を応
用して、粘着力のある半流動性あるいは流動性の一時的
結合剤を添加したペースト状の超硬合金原料を螺旋状の
ガイドピンを有する押出用ダイから押し出すとともに、
押し出した部分に適当なねじりを加えることにより形成
する方法も提案されている。(特開平3−64403
号)
型後機械加工により螺旋状穴を設けるか、または成型中
に螺旋状穴に相当する部分に治具を入れ、プレス終了後
に取りはずす方法も行われている。また、押出成型を応
用して、粘着力のある半流動性あるいは流動性の一時的
結合剤を添加したペースト状の超硬合金原料を螺旋状の
ガイドピンを有する押出用ダイから押し出すとともに、
押し出した部分に適当なねじりを加えることにより形成
する方法も提案されている。(特開平3−64403
号)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法においては、回転部分を設けなければ成らず、
また形成される螺旋状穴の精度は必ずしも十分でなく、
その上、押出工程は押出速度とねじり速度を正確にコン
トロールして行なわなければならず、実用上困難な点が
多くて生産性が悪いといわざるを得ない。
うな方法においては、回転部分を設けなければ成らず、
また形成される螺旋状穴の精度は必ずしも十分でなく、
その上、押出工程は押出速度とねじり速度を正確にコン
トロールして行なわなければならず、実用上困難な点が
多くて生産性が悪いといわざるを得ない。
【0006】従って、本発明の目的は以上の様な問題点
を解消させ押出成型技術では困難であった超硬合金の螺
旋状穴付丸棒の製造方法を提供することにある。
を解消させ押出成型技術では困難であった超硬合金の螺
旋状穴付丸棒の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究の結
果、ノズルとノズル本体の中に設置する治具を工夫する
事により、精度良く螺旋状穴を形成し、また工具として
ドリルのフルート部を形成するため、ノズル内壁に突起
物を設ける事により形成したものである。
果、ノズルとノズル本体の中に設置する治具を工夫する
事により、精度良く螺旋状穴を形成し、また工具として
ドリルのフルート部を形成するため、ノズル内壁に突起
物を設ける事により形成したものである。
【0008】
【作用】すなわち、本発明の螺旋状穴付超硬素材の製造
方法は、図1に示すノズルと、その内部に設置するねじ
れを付与する治具により、まず アプローチ部にて、ストレートな複数本の細い穴を形
成するための治具を設け ノズル内壁に突起物を1対または複数対設けてフルー
ト部を形成し その突起物は、ノズル先端に至るまでの延在し その治具より、ノズル先端に延びる螺旋状の治具を設
け ノズル径を1ヶ所または数カヶ絞り込む部分を設ける ことにて行うことを特徴とする螺旋状穴付超硬素材の製
造方法である。
方法は、図1に示すノズルと、その内部に設置するねじ
れを付与する治具により、まず アプローチ部にて、ストレートな複数本の細い穴を形
成するための治具を設け ノズル内壁に突起物を1対または複数対設けてフルー
ト部を形成し その突起物は、ノズル先端に至るまでの延在し その治具より、ノズル先端に延びる螺旋状の治具を設
け ノズル径を1ヶ所または数カヶ絞り込む部分を設ける ことにて行うことを特徴とする螺旋状穴付超硬素材の製
造方法である。
【0009】
【実施例】以下、実際の工程順に詳細に述べる。本発明
の実施例として2枚刃ドリル用の素材を製造する場合に
つき図面を参照して説明する。 プロセス 図1に示すように2本の螺旋状穴を形成するための芯棒
を設置する。この丸棒の製作にあたっては、超硬合金の
粉末に可塑剤を添加し、ペースト状としたものを使用す
る。
の実施例として2枚刃ドリル用の素材を製造する場合に
つき図面を参照して説明する。 プロセス 図1に示すように2本の螺旋状穴を形成するための芯棒
を設置する。この丸棒の製作にあたっては、超硬合金の
粉末に可塑剤を添加し、ペースト状としたものを使用す
る。
【0010】プロセス 次いでこの押出体は、ノズル内壁の突起物により、フル
ート部が形成される。このフルート部の溝をより高精度
にするためには、突起物を複数設けるか、連続した突起
としても良い。
ート部が形成される。このフルート部の溝をより高精度
にするためには、突起物を複数設けるか、連続した突起
としても良い。
【0011】プロセス さらに、ノズルのストレート部分にて、より確実な物と
するためストレート部に複数の絞りを入れ、成型体をよ
り強固なものとし、またその段階に置いても、螺旋状穴
部分は治具があるため変形等を防止でき精度を維持する
事が出来る。このようにして、押しだした成型体は、ト
レーに受けても、ノズル先端に切断用の刃物を設け自動
的に所定の長さに切断しても良く、その後脱脂を行い、
焼結する。
するためストレート部に複数の絞りを入れ、成型体をよ
り強固なものとし、またその段階に置いても、螺旋状穴
部分は治具があるため変形等を防止でき精度を維持する
事が出来る。このようにして、押しだした成型体は、ト
レーに受けても、ノズル先端に切断用の刃物を設け自動
的に所定の長さに切断しても良く、その後脱脂を行い、
焼結する。
【0012】本焼結によりほぼ成形体と相似形の形状が
得られるため、プロセスにて溝を加工し最終製品の近
似形状とすることにより、その加工時間を短縮する事が
できる。以上、本発明を実施例を用いて説明したが、本
発明は上述の実施例に限定されるものではなく、各種の
断面形状、例えば刃数の多いものにも可能なことは当然
である。
得られるため、プロセスにて溝を加工し最終製品の近
似形状とすることにより、その加工時間を短縮する事が
できる。以上、本発明を実施例を用いて説明したが、本
発明は上述の実施例に限定されるものではなく、各種の
断面形状、例えば刃数の多いものにも可能なことは当然
である。
【0013】なお、本明細書において使用した用語「螺
旋状穴」は、ドリル内を貫通する穴であって、いかなる
種類の切削液にも利用しうるものである。
旋状穴」は、ドリル内を貫通する穴であって、いかなる
種類の切削液にも利用しうるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、超硬合金素材の丸棒に
螺旋状穴を螺旋状の切刃に沿って、正確に配置された素
材の製作が可能である。かくして、ドリル等は簡単な仕
上げ加工のみで製品とすることができる。そして穴あけ
使用時には、刃先先端まで螺旋状穴があるので刃先への
十分な冷却やスムーズな切屑排出が可能となり、高性能
なドリル等を提供することができる。
螺旋状穴を螺旋状の切刃に沿って、正確に配置された素
材の製作が可能である。かくして、ドリル等は簡単な仕
上げ加工のみで製品とすることができる。そして穴あけ
使用時には、刃先先端まで螺旋状穴があるので刃先への
十分な冷却やスムーズな切屑排出が可能となり、高性能
なドリル等を提供することができる。
【図1】図1は螺旋状穴を有する超硬合金素材を形成す
るためのノズルの断面図を示す。
るためのノズルの断面図を示す。
【図2】図2は、図1の支え治具の(X−X)断面図を
示す。
示す。
【図3】図3は、図1のX´−X´断面図を示す。
【図4】図4は、図1の支え治具の他の実施例を示す。
1 ノズル本体 2 治具(螺旋状) 3 支え治具
Claims (2)
- 【請求項1】 螺旋状穴付超硬丸棒を押出成型にて製造
する方法において、そのノズルの形状を、ノズルにア
プローチ部を設け、アプローチ部に螺旋状穴を形成さ
せるための芯棒を設置し、その芯棒はノズル先端付近ま
で延在し、螺旋状治具部分に段階的にノズル径を絞る
部分を設けたことを特徴とする螺旋状穴付超硬丸棒の製
造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の製造方法において、ノズ
ル内壁に突起物を設けた事を特徴とする螺旋状穴付超硬
丸棒の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30647792A JPH06128606A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 螺旋状穴付超硬丸棒の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30647792A JPH06128606A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 螺旋状穴付超硬丸棒の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06128606A true JPH06128606A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17957489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30647792A Pending JPH06128606A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 螺旋状穴付超硬丸棒の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06128606A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110919012A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-03-27 | 中国工程物理研究院材料研究所 | 一种用于硬质合金薄壁件喷管制品的烧结工装夹具 |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP30647792A patent/JPH06128606A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110919012A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-03-27 | 中国工程物理研究院材料研究所 | 一种用于硬质合金薄壁件喷管制品的烧结工装夹具 |
CN110919012B (zh) * | 2019-12-17 | 2021-12-10 | 中国工程物理研究院材料研究所 | 一种用于硬质合金薄壁件喷管制品的烧结工装夹具 |
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