JPH06128518A - W/o型エマルションインキ - Google Patents

W/o型エマルションインキ

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JPH06128518A
JPH06128518A JP30484892A JP30484892A JPH06128518A JP H06128518 A JPH06128518 A JP H06128518A JP 30484892 A JP30484892 A JP 30484892A JP 30484892 A JP30484892 A JP 30484892A JP H06128518 A JPH06128518 A JP H06128518A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 油相約10〜50重量%と水相約90〜50
重量%とからなるW/O型エマルションからなり、しか
も該油相中に下記構造式化1等で示されるアルミニウム
キレート類の少なくとも一種を含有する。 【化1】 【効果】 インキの保存安定性、安全性及び画像特性を
損なうことなしに、インキの紙への定着性が改善され
る。このことによって、画像の摩擦により、印刷物や作
業者の手が汚れてしまうことが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、W/O型エマルション
インキに関し、更に詳しくは、印刷物の画像におけるイ
ンキの定着性を改善したW/O型エマルションインキに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の印刷工学は、技術の進歩が目ざま
しいものがあり、ますます、良好な印刷物を得る事がで
きるようになってきた。更に、その印刷物の画像を良好
のままに保存できることが要求されている。しかしなが
ら、従来のW/O型エマルションインキの画像において
は、印刷後の紙と紙の摩擦や手で扱う際に画像に触れる
ことにより、非画線部を汚してしまったり、あるいは紙
を扱う作業者の手を汚してしまい、衛生的にも問題があ
った。これは、従来、エマルションインキの着色剤とし
て使用されている顔料の内、紙の表面上の孔より径が大
きいものや、あるいは油その他のビヒクルの紙中への浸
透が速く、紙上に残されたものが、紙と紙や作業者の手
などとの摩擦により剥離し、非画線部や手などに付着し
てしまうことによる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまで、上記のよう
な不都合を改善するために、インキにワニスを添加し、
顔料と紙との固着性を上げ、定着性を上げる方策が取ら
れてきた。ところが、これでも前述のような問題が起こ
っており、更なる定着性の改善が求められている。
【0004】従って、本発明の目的は、前述の欠点を解
消し、良好な印刷物画像を保ち、且つ印刷物画像により
手が汚れないW/O型エマルションインキを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、W/O型エ
マルションインキの安全性、保存安定性を損なうこと無
く、また画像における裏移り、裏ぬけ、透き通し、にじ
みなどの他の画像特性上の欠点を有することなく、定着
性を改善し、摩擦による非画線部や手への汚れを無くす
ため鋭意研究を重ねた結果、油相中に特定のアルミニウ
ムキレート類を含有させることによって、前記目的が達
成されることを見出し、本発明に到達した。
【0006】即ち、本発明によれば、油相約10〜50
重量%と水相約90〜50重量%とからなるW/O型エ
マルションからなり、しかも該油相中に下記構造式化1
〜化3で示されるアルミニウムキレート類の少なくとも
一種を含有することを特徴とするW/O型エマルション
インキが提供される。
【化1】
【化2】
【化3】 (式中、Rはアルキル基を表わす。)
【0007】W/O型エマルションインキの油相中に、
前記構造式化1〜化3で示されるアルミニウムキレート
類を含有させると、エマルションの油相中に分散してい
る顔料を著しく微細に保つことができるようになる。従
って、該顔料は紙の微細な孔へもビヒクルと共に浸透し
ていき、紙上には殆ど残らず、摩擦による剥離は著しく
少なくなる。そのため、W/O型エマルションインキの
油相中に前記構造式化1〜化3で示されるアルミニウム
キレート類の少なくとも一種を含有させることによっ
て、定着性を大幅に改善することができる。
【0008】以下、本発明を更に詳細に説明する。本発
明のW/O型エマルションインキは、油相約10〜50
重量%と水相約90〜50重量%とからなり、且つその
油相中に前記構造式化1〜化3で示されるアルミニウム
キレート類の少なくとも一種を含有することを特徴とし
ている。前記油相は顔料、分散剤、樹脂、油、乳化剤、
ゲル化剤、前記アルミニウムキレート類等からなり、ま
た前記水相は、水、水溶性樹脂、防腐剤、水蒸発抑制
剤、凍結防止剤、pH調整剤、酸化防止剤、電解質等か
らなっている。
【0009】油相中に添加されるアルミニウムキレート
類は、前記構造式化1〜化3で示されるもので、単独で
あるいは複数で使用される。使用量はインキに対して
0.01〜5.00重量%が好ましい。また、油相中の
顔料としては、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、ニ
トロソ系顔料、ニトロ系顔料、建染染料系顔料、媒染染
料系顔料、塩基性染料系顔料、酸性染料系顔料及び天然
染料系顔料等の公知の顔料が挙げられる。これらは、単
独あるいは複数でも使用できる。顔料使用量は、インキ
に対して1〜20重量%が好ましい。
【0010】油相中の顔料分散剤として、あるいはW/
O型エマルションを構成するための乳化剤としては、グ
リセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ペンタエリ
スリトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
フィトステロール、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル、ポリオキシエチレンひまし油、ポリ
オキシエチレン硬化ひまし油、ポリオキシエチレンラノ
リン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオ
キシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪
酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルフェニルホルム
アルデヒド縮合物等のノニオン系界面活性剤が挙げられ
る。これらは、単独あるいは複数でも使用できる。界面
活性剤の使用量は、インキに対して1〜20重量%が好
ましい。
【0011】油には、公知の鉱物油、植物油、炭化水素
系合成油を単独あるいは複数で使用できる。鉱物油に
は、石油系溶剤、スピンドル油、流動パラフィン、モー
ター油、ギヤー油、マシン油などが、また植物油として
は、あまに油、トール油、とうもろこし油、大豆油、ひ
まし油、脱水ひまし油などが挙げられる。これらは、単
独あるいは複数でも使用できる。油の使用量は、インキ
に対して5〜30重量%が好ましい。
【0012】インキと紙との固着性、インキの経時安定
性、油相中の顔料の分散性等の向上を目的として樹脂を
使用するが、その例としてはロジン、重合ロジン、水素
化ロジン、ロジンエステル、水素化ロジンエステル、ロ
ジン変性フェノール、アルキッド樹脂、重合ひまし油等
が挙げられる。これらは、単独あるいは複数でも使用で
きる。樹脂の使用量は、インキ中1〜15重量%が好ま
しい。その他に、油相には、インキ安定性の向上のため
に、ゲル化剤を適宜、選択して使用することができる。
【0013】水相に使用される水は、水道水、精製水、
イオン交換水のいずれでもよく、使用量は、インキに対
して、20〜70重量%が好ましい。補湿あるいは増粘
のために使用される水溶性樹脂としては、アクリル酸樹
脂、アラビアゴム等が使用される。その使用量はインキ
に対して1〜15重量%が好ましい。
【0014】水蒸発抑制あるいは凍結防止のために、水
溶性有機溶剤を水相中に用いてもよく、その例として
は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール等のグリコール類、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノー
ル等のアルコール類、グリセリン等が挙げられる。これ
らの有機溶剤は、単独あるいは複数で使用できる。その
使用量はインキに対して、0.5〜10重量%が好まし
い。
【0015】その他、水相には防腐剤、pH調整剤、酸
化防止剤、エマルション安定のための電解質、金属部品
の腐食防止のための防錆剤、消泡剤等を、単独あるいは
複数で適宜選択し使用できる。
【0016】油相は、通常公知の分散機で顔料を分散さ
せ、それを油あるいはその他の油相組成物で希釈する。
希釈には通常、公知の撹拌機が使用される。水相には、
水相組成物が通常、撹拌機により混合される。出来上が
った油相、水相は、通常公知の乳化機を使用し、容易に
乳化される。分散、希釈、乳化等の製造方法、手段は適
宜変更できる。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、以下に示す部はいずれも重量基準である。
【0018】実施例1 カーボンブラック(着色剤) 3.0部 スピンドル油(溶剤) 15.0部 ロジン変性フェノール樹脂(樹脂) 5.0部 アルミニウムキレート(商品名プレーンアクト Al−M、 前記構造式化3で示される化合物) 0.3部 ソルビタンセスキオレエート(乳化剤) 4.0部 ジブチルヒドロキシトルエン(酸化防止剤) 0.1部 水 72.5部 パラオキシ安息香酸メチル(防腐剤) 0.1部
【0019】上記ロジン変性フェノール樹脂をスピンド
ル油に150℃で加熱溶解したものとカーボンブラッ
ク、アルミニウムキレート、ソルビタンセスキオレエー
ト及びジブチルヒドロキシトルエンとを三本ロールで分
散処理を行ない、油相を得た。この油相にパラオキシ安
息香酸メチルが溶解している水溶液を徐々に加えていき
ながら、従来公知の乳化機で撹拌し、上記組成のエマル
ションインキを得た。このエマルションインキを使用
し、リコー社製VT3500機で印刷した。その印刷画
像のI.D.をマクベス濃度計(マクベス社製)で計測
し、更にクロックメーター(東洋精機社製)使用後の薄
くなった画像のI.D.を計測し、両者の比を算出し
た。以後この比を定着率と呼ぶ。
【0020】実施例2 フタロシアニンブルー(着色剤) 3.0部 スピンドル油 15.0部 ロジン変性フェノール樹脂 5.0部 アルミニウムキレート(商品名 プレーンアクト Al−M) 0.3部 ソルビタンセスキオレエート 4.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 72.5部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部
【0021】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。このエマルションイン
キを使用してVT3500にて印刷を行ない、実施例1
と同様にして定着率を測定した。
【0022】実施例3 フタロシアニングリーン(着色剤) 3.0部 スピンドル油 15.0部 ロジン変性フェノール樹脂 5.0部 アルミニウムキレート(商品名 プレーンアクト Al−M) 0.3部 ソルビタンセスキオレエート 4.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 70.8部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部
【0023】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。このエマルションイン
キを使用してVT3500にて印刷を行ない、実施例1
と同様にして定着率を測定した。
【0024】実施例4 ストロンチウムレッド(着色剤) 3.0部 スピンドル油 15.0部 ロジン変性フェノール樹脂 5.0部 アルミニウムキレート(商品名 プレーンアクト Al−M) 0.3部 ソルビタンセスキオレエート 4.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 72.5部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部
【0025】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。このエマルションイン
キを使用してVT3500にて印刷を行ない、実施例1
と同様にして定着率を測定した。
【0026】実施例5 カーボンブラック 5.0部 石油系溶剤(溶剤) 25部 アルキッド樹脂(樹脂) 5.0部 アルミニウムキレート(商品名 アルミキレートD、前記構造式 化2で示される化合物) 0.5部 ソルビタンセスキオレエート 5.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 54.7部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 グリセリン(水蒸発抑制剤) 4.6部
【0027】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。このエマルションイン
キを使用してVT3500にて印刷を行ない、実施例1
と同様にして定着率を測定した。
【0028】実施例6 カーボンブラック 5.0部 石油系溶剤 25部 アルキッド樹脂 5.0部 アルミニウムキレート(商品名 ALCH、前記構造式化1で 示される化合物) 0.5部 ソルビタンセスキオレエート 5.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 54.7部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 グリセリン 4.6部
【0029】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。このエマルションイン
キを使用してVT3500にて印刷を行ない、実施例1
と同様にして定着率を測定した。
【0030】実施例7 カーボンブラック 5.0部 石油系溶剤 25部 アルキッド樹脂 5.0部 アルミニウムキレート(商品名 プレーンアクト Al−M) 0.2部 アルミニウムキレート(商品名 ALCH) 0.3部 ソルビタンセスキオレエート 5.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 54.7部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 グリセリン 4.6部
【0031】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。このエマルションイン
キを使用してVT3500にて印刷を行ない、実施例1
と同様にして定着率を測定した。
【0032】比較例1 カーボンブラック 3.0部 スピンドル油 15.3部 ロジン変性フェノール樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 4.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 72.5部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部
【0033】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。このエマルションイン
キを使用してVT3500にて印刷を行ない、実施例1
と同様にして定着率を測定した。
【0034】比較例2 フタロシアニンブルー 3.0部 スピンドル油 15.3部 ロジン変性フェノール樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 4.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 72.5部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部
【0035】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。このエマルションイン
キを使用してVT3500にて印刷を行ない、実施例1
と同様にして定着率を測定した。
【0036】比較例3 フタロシアニングリーン 3.0部 スピンドル油 15.3部 ロジン変性フェノール樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 4.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 72.5部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部
【0037】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。このエマルションイン
キを使用してVT3500にて印刷を行ない、実施例1
と同様にして定着率を測定した。
【0038】比較例4 ストロンチウムレッド 3.0部 スピンドル油 15.3部 ロジン変性フェノール樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 4.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 72.5部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部
【0039】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。このエマルションイン
キを使用してVT3500にて印刷を行ない、実施例1
と同様にして定着率を測定した。
【0040】比較例5 カーボンブラック 5.0部 石油系溶剤 25.5部 アルキッド樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 5.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 54.7部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 グリセリン 4.6部
【0041】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。このエマルションイン
キを使用してVT3500にて印刷を行ない、実施例1
と同様にして定着率を測定した。
【0042】比較例6 カーボンブラック 5.0部 石油系溶剤 25.5部 アルキッド樹脂 5.0部 ソルビタンセスキオレエート 5.0部 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1部 水 54.7部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1部 グリセリン 4.6部
【0043】上記配合物を実施例1と同様にして乳化
し、エマルションインキを得た。このエマルションイン
キを使用してVT3500にて印刷を行ない、実施例1
と同様にして定着率を測定した。
【0044】実施例1、2、3、4と比較例1、2、
3、4、実施例5、6と比較例5、並びに実施例7と比
較例6の結果をそれぞれ表1〜4に示す。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】表1〜4の結果から、本発明のW/O型エ
マルジョンインクは、紙への定着性が非常に改善された
ものであることが分かる。
【0050】
【発明の効果】本発明ののW/O型エマルションインキ
は、その油相中に前記構造式化1〜化3で示されるアル
ミニウムキレート類の少なくとも一種を含有するという
構成としたことから、インキの保存安定性、安全性及び
画像特性を損なうことなしに、インキの紙への定着性が
改善されたものとなる。このことによって、画像の摩擦
により、印刷物や作業者の手が汚れてしまうことが防止
される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油相約10〜50重量%と水相約90〜
    50重量%とからなるW/O型エマルションからなり、
    しかも該油相中に下記構造式化1〜化3で示されるアル
    ミニウムキレート類の少なくとも一種を含有することを
    特徴とするW/O型エマルションインキ。 【化1】 【化2】 【化3】 (式中、Rはアルキル基を表わす。)
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