JPH06128139A - 皮膚外用剤 - Google Patents
皮膚外用剤Info
- Publication number
- JPH06128139A JPH06128139A JP4278840A JP27884092A JPH06128139A JP H06128139 A JPH06128139 A JP H06128139A JP 4278840 A JP4278840 A JP 4278840A JP 27884092 A JP27884092 A JP 27884092A JP H06128139 A JPH06128139 A JP H06128139A
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- JP
- Japan
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- skin
- agent
- component
- asparagus
- extract
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 次の成分(A)及び(B)、(A)アスパラ
ガス抽出物、(B)リン脂質を含有することを特徴とす
る皮膚外用剤。 【効果】 本発明の皮膚外用剤は優れた美白効果を有
し、日焼け後の色素沈着を有利に抑えることができる。
ガス抽出物、(B)リン脂質を含有することを特徴とす
る皮膚外用剤。 【効果】 本発明の皮膚外用剤は優れた美白効果を有
し、日焼け後の色素沈着を有利に抑えることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は優れた皮膚美白効果を有
する皮膚外用剤、更に詳細には、アスパラガス抽出物の
皮膚美白効果を増強せしめた皮膚外用剤に関する。
する皮膚外用剤、更に詳細には、アスパラガス抽出物の
皮膚美白効果を増強せしめた皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、皮膚の色黒、シミ、ソバカス
等を防止・改善する目的で美白化粧料が広く使用されて
おり、これには美白剤として、主にアスコルビン酸、グ
ルタチオン、コロイドイオウ等が配合されている。しか
しながら、アスコルビン酸は酸化されやすいため、一定
の効果の発現が期待しにくいと共に、化粧料自身が変化
してしまうことがある。また、グルタチオンやコロイド
イオウは特有の異臭及び剤型によっては沈澱が生じると
いう欠点を有している。
等を防止・改善する目的で美白化粧料が広く使用されて
おり、これには美白剤として、主にアスコルビン酸、グ
ルタチオン、コロイドイオウ等が配合されている。しか
しながら、アスコルビン酸は酸化されやすいため、一定
の効果の発現が期待しにくいと共に、化粧料自身が変化
してしまうことがある。また、グルタチオンやコロイド
イオウは特有の異臭及び剤型によっては沈澱が生じると
いう欠点を有している。
【0003】一方、本出願人は先に、アスパラガス抽出
物が高いチロシナーゼ活性阻害作用を有しており、化粧
料に配合されて美白効果を奏することを見出し、特許出
願した(特願平4−74093)。
物が高いチロシナーゼ活性阻害作用を有しており、化粧
料に配合されて美白効果を奏することを見出し、特許出
願した(特願平4−74093)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような状況におい
て、本発明は更に優れた美白効果を有する皮膚外用剤を
提供することを目的とするものである。
て、本発明は更に優れた美白効果を有する皮膚外用剤を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決せんと鋭意研究を行った結果、上記のアスパラガス
抽出物にリン脂質を併用すれば、アスパラガス抽出物の
皮膚内部への浸透が促進されて、アスパラガス抽出物の
有する皮膚美白効果が著しく増強されることを見出し、
本発明を完成した。
解決せんと鋭意研究を行った結果、上記のアスパラガス
抽出物にリン脂質を併用すれば、アスパラガス抽出物の
皮膚内部への浸透が促進されて、アスパラガス抽出物の
有する皮膚美白効果が著しく増強されることを見出し、
本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、次の成分(A)及び
(B)、(A)アスパラガス抽出物、(B)リン脂質を
含有する皮膚外用剤を提供するものである。
(B)、(A)アスパラガス抽出物、(B)リン脂質を
含有する皮膚外用剤を提供するものである。
【0007】本発明の皮膚外用剤に用いるアスパラガス
抽出物とは、アスパラガス(Asparagus of
ficinalis L.)の茎、根茎、葉、花などか
ら抽出して得られるものであり、その調製法は特に限定
されないが、例えば種々の適当な溶媒を用いて室温〜加
温下で抽出される。抽出溶媒としては、例えば水;メチ
ルアルコール、エチルアルコール等の低級一価アルコー
ル;グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチ
レングリコール等の液状多価アルコール;酢酸エチル等
の低級アルキルエステル;ベンゼン、ヘキサン等の炭化
水素;ジエチルエーテル等のエーテル等の一種又は二種
以上を用いることができる。特に水、エチルアルコー
ル、グリセリン、1,3−ブチレングリコールの一種又
は二種以上の混合溶媒が好ましい。また抽出条件として
は、アスパラガスに対し容量比で1〜1000倍量、特
に5〜100倍量の溶媒を用い、4℃以上、特に15〜
30℃の温度で1時間以上、特に1〜3日間行うのが好
ましい。
抽出物とは、アスパラガス(Asparagus of
ficinalis L.)の茎、根茎、葉、花などか
ら抽出して得られるものであり、その調製法は特に限定
されないが、例えば種々の適当な溶媒を用いて室温〜加
温下で抽出される。抽出溶媒としては、例えば水;メチ
ルアルコール、エチルアルコール等の低級一価アルコー
ル;グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチ
レングリコール等の液状多価アルコール;酢酸エチル等
の低級アルキルエステル;ベンゼン、ヘキサン等の炭化
水素;ジエチルエーテル等のエーテル等の一種又は二種
以上を用いることができる。特に水、エチルアルコー
ル、グリセリン、1,3−ブチレングリコールの一種又
は二種以上の混合溶媒が好ましい。また抽出条件として
は、アスパラガスに対し容量比で1〜1000倍量、特
に5〜100倍量の溶媒を用い、4℃以上、特に15〜
30℃の温度で1時間以上、特に1〜3日間行うのが好
ましい。
【0008】以上のような条件で得られるアスパラガス
抽出物は、抽出された溶液のまま用いても良いが、更に
必要により濃縮、ろ過等の処理をしたものを適宜使い分
けて用いることができる。
抽出物は、抽出された溶液のまま用いても良いが、更に
必要により濃縮、ろ過等の処理をしたものを適宜使い分
けて用いることができる。
【0009】本発明の皮膚外用剤におけるアスパラガス
抽出物の配合量は、乾燥固形分に換算して0.0001
〜10.0重量%(以下、単に「%」で示す)が好まし
く、特に0.01〜5.0%の範囲が好ましい。含有量
が0.0001%未満であると効果が充分発揮されず、
10.0%を超えてもそれ以上の効果の増大は見られな
い。
抽出物の配合量は、乾燥固形分に換算して0.0001
〜10.0重量%(以下、単に「%」で示す)が好まし
く、特に0.01〜5.0%の範囲が好ましい。含有量
が0.0001%未満であると効果が充分発揮されず、
10.0%を超えてもそれ以上の効果の増大は見られな
い。
【0010】また、(B)成分のリン脂質としては、卵
黄、大豆、トウモロコシ等の動植物、大腸菌等の微生物
から抽出される天然のリン脂質及びそれらの水素添加物
並びに合成のリン脂質が挙げられる。具体的にはフォス
ファチジルコリン、フォスファチジルイノシトール、フ
ォスファチジルエタノールアミン、フォスファチジルセ
リン、スフィンゴミエリン、フォスファチジルグリセロ
ール、ジパルミトイルフォスファチジルコリン、ジステ
アロイルフォスファチジルコリン、モノパルミトイルリ
ゾフォスファチジルコリン、モノステアロイルリゾフォ
スファチジルコリン等が例示される。
黄、大豆、トウモロコシ等の動植物、大腸菌等の微生物
から抽出される天然のリン脂質及びそれらの水素添加物
並びに合成のリン脂質が挙げられる。具体的にはフォス
ファチジルコリン、フォスファチジルイノシトール、フ
ォスファチジルエタノールアミン、フォスファチジルセ
リン、スフィンゴミエリン、フォスファチジルグリセロ
ール、ジパルミトイルフォスファチジルコリン、ジステ
アロイルフォスファチジルコリン、モノパルミトイルリ
ゾフォスファチジルコリン、モノステアロイルリゾフォ
スファチジルコリン等が例示される。
【0011】リン脂質の配合量は、(A)成分のアスパ
ラガス抽出物の美白効果を充分に促進し、かつべたつき
を防止する上で、皮膚外用剤中0.05〜20%、特に
0.05〜5%が好ましい。
ラガス抽出物の美白効果を充分に促進し、かつべたつき
を防止する上で、皮膚外用剤中0.05〜20%、特に
0.05〜5%が好ましい。
【0012】さらに、本発明の皮膚外用剤には、本発明
の効果を損なわない範囲で、前記必須成分の他、通常の
皮膚外用剤に用いられる水性成分、粉体、界面活性剤、
油剤、保湿剤、アルコール類、pH調整剤、防腐剤、色
素、酸化防止剤、紫外線吸収剤、増粘剤、香料、美容成
分等を必要に応じて適宜配合することができる。
の効果を損なわない範囲で、前記必須成分の他、通常の
皮膚外用剤に用いられる水性成分、粉体、界面活性剤、
油剤、保湿剤、アルコール類、pH調整剤、防腐剤、色
素、酸化防止剤、紫外線吸収剤、増粘剤、香料、美容成
分等を必要に応じて適宜配合することができる。
【0013】本発明の皮膚外用剤は、必須成分の(A)
及び(B)成分を配合し、常法に従って製造することが
できる。そして、乳液、クリーム、化粧水、美容液、ク
レンジング、パック、洗浄料、ファンデーション等や、
その他分散状、顆粒状、軟膏状等の医薬用、医薬部外用
又は化粧用の皮膚外用剤として適用することができる。
及び(B)成分を配合し、常法に従って製造することが
できる。そして、乳液、クリーム、化粧水、美容液、ク
レンジング、パック、洗浄料、ファンデーション等や、
その他分散状、顆粒状、軟膏状等の医薬用、医薬部外用
又は化粧用の皮膚外用剤として適用することができる。
【0014】
【実施例】次に実施例を挙げて説明するが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
れに限定されるものではない。
【0015】製造例1(アスパラガス抽出物) 原料として生ホワイトアスパラガス根本部分を2365
0g(新鮮重量として)計量し、次いでアルコール濃度
が60%となるように調整してエタノールを添加した。
これらを食品用ミキサー(ナショナルMX−M3)を用
いて粉砕して、混合物を得た。次いでこれらの原料と溶
媒からなる混合物をポリバケツに入れて、室温下、一昼
夜静置して抽出を行った後、吸引ろ過により抽出液を吸
引ろ過ビンに回収した。抽出残渣には再度60%エタノ
ールを25l加え、前述の操作を繰り返した後、抽出液
約66lをロータリーエバポレーターにより濃縮、溶媒
留去して褐色の濃縮抽出物を1000g(乾燥固形分4
%)得た(第1工程)。
0g(新鮮重量として)計量し、次いでアルコール濃度
が60%となるように調整してエタノールを添加した。
これらを食品用ミキサー(ナショナルMX−M3)を用
いて粉砕して、混合物を得た。次いでこれらの原料と溶
媒からなる混合物をポリバケツに入れて、室温下、一昼
夜静置して抽出を行った後、吸引ろ過により抽出液を吸
引ろ過ビンに回収した。抽出残渣には再度60%エタノ
ールを25l加え、前述の操作を繰り返した後、抽出液
約66lをロータリーエバポレーターにより濃縮、溶媒
留去して褐色の濃縮抽出物を1000g(乾燥固形分4
%)得た(第1工程)。
【0016】次いで該濃縮抽出物が全て溶解する迄、n
−ブタノールと水(1:1)の混合溶媒を加え、よく振
とうした後、遠心分離機で約1万回転、30分間の遠心
分離を行って、サポニン成分等をn−ブタノール層に抽
出分離した(第2工程)。次いで該n−ブタノール層
を、ロータリーエバポレーターにより濃縮、溶媒留去し
て約110gの抽出物を得た(第3工程)。
−ブタノールと水(1:1)の混合溶媒を加え、よく振
とうした後、遠心分離機で約1万回転、30分間の遠心
分離を行って、サポニン成分等をn−ブタノール層に抽
出分離した(第2工程)。次いで該n−ブタノール層
を、ロータリーエバポレーターにより濃縮、溶媒留去し
て約110gの抽出物を得た(第3工程)。
【0017】次いで該エキスに水とベンゼンを当量ずつ
加えて懸濁させ、乳白色の溶液を得た。この溶液を遠心
分離機を用いて1万回転、30分間の処理条件で遠心分
離し、分離したベンゼン層を遠心管を傾け上層のベンゼ
ンを捨てるか、或いはピペット管で上層だけを吸い取っ
て取り除くと共に抽出物中の脂質成分の除去を行い、更
に残った水層部に、新たなベンゼンを同量加えて同様な
操作を行った。該脱脂工程は、ベンゼンだけの添加だけ
でも良いが、クロロホルムやエーテルのような他の溶媒
を用いると効率良い脱脂が行えることを確認している
(第4工程)。
加えて懸濁させ、乳白色の溶液を得た。この溶液を遠心
分離機を用いて1万回転、30分間の処理条件で遠心分
離し、分離したベンゼン層を遠心管を傾け上層のベンゼ
ンを捨てるか、或いはピペット管で上層だけを吸い取っ
て取り除くと共に抽出物中の脂質成分の除去を行い、更
に残った水層部に、新たなベンゼンを同量加えて同様な
操作を行った。該脱脂工程は、ベンゼンだけの添加だけ
でも良いが、クロロホルムやエーテルのような他の溶媒
を用いると効率良い脱脂が行えることを確認している
(第4工程)。
【0018】次いで得られた水層部分より、ロータリー
エバポレーターによって水分を濃縮、乾固した後、n−
ブタノールと水(1:1)の混合溶媒約1lを添加して
抽出物を溶解させ、分液ロート内で一昼夜静置してサポ
ニン成分をブタノール層に抽出した。次いでブタノール
層を、ロータリーエバポレーターにより濃縮、乾固して
約18gの抽出物(褐色エキス)を得た(第5工程)。
エバポレーターによって水分を濃縮、乾固した後、n−
ブタノールと水(1:1)の混合溶媒約1lを添加して
抽出物を溶解させ、分液ロート内で一昼夜静置してサポ
ニン成分をブタノール層に抽出した。次いでブタノール
層を、ロータリーエバポレーターにより濃縮、乾固して
約18gの抽出物(褐色エキス)を得た(第5工程)。
【0019】次いで該褐色抽出物に300mlのメタノー
ルを加えて溶解し、注射針を用いて75mlずつ、別に用
意したエチルエーテル(2l)の中にゆっくり滴下させ
て白色の沈殿を生成せしめ、しばらく静置させた後、傾
潟法によりエーテルを大部分除去し、更に吸引ろ過によ
り沈殿を集め、その沈殿物の上から新しいエーテルで数
回洗って、夾雑物の溶けたエーテルを洗い流した。この
ような操作で得られたほぼ白色の沈殿物を、真空デシケ
ータ中で乾燥した後、乳鉢で粉砕して、約11gのアス
パラガスサポニン粉末を得た(第6工程)。
ルを加えて溶解し、注射針を用いて75mlずつ、別に用
意したエチルエーテル(2l)の中にゆっくり滴下させ
て白色の沈殿を生成せしめ、しばらく静置させた後、傾
潟法によりエーテルを大部分除去し、更に吸引ろ過によ
り沈殿を集め、その沈殿物の上から新しいエーテルで数
回洗って、夾雑物の溶けたエーテルを洗い流した。この
ような操作で得られたほぼ白色の沈殿物を、真空デシケ
ータ中で乾燥した後、乳鉢で粉砕して、約11gのアス
パラガスサポニン粉末を得た(第6工程)。
【0020】実施例1 表1に示す(A)及び(B)成分及びエタノール15重
量%を含み、残部が精製水からなる化粧水を調製し、有
色モルモット背部に塗布してその日焼けによる色素沈着
に対する効果を調べた。 (試験方法)有色モルモット(各群10匹)の背部を剃
毛し、麻酔下紫外線を照射した。紫外線照射は、東芝
(株)製FL20S・BLBランプとFL20S・E3
0ランプを3本ずつ同時に照射し、紫外線量は、4.8
×106 erg/cm2 とした。紫外線照射24時間前と
照射直後及び照射12時間後、24時間後にモルモット
背部の4箇所に試料を0.2mlずつよくすりこんだ。但
し、照射前には塗布部位を温水でよく洗浄した。7日後
に、色素沈着の程度を観察し以下の判定基準で判定し
た。
量%を含み、残部が精製水からなる化粧水を調製し、有
色モルモット背部に塗布してその日焼けによる色素沈着
に対する効果を調べた。 (試験方法)有色モルモット(各群10匹)の背部を剃
毛し、麻酔下紫外線を照射した。紫外線照射は、東芝
(株)製FL20S・BLBランプとFL20S・E3
0ランプを3本ずつ同時に照射し、紫外線量は、4.8
×106 erg/cm2 とした。紫外線照射24時間前と
照射直後及び照射12時間後、24時間後にモルモット
背部の4箇所に試料を0.2mlずつよくすりこんだ。但
し、照射前には塗布部位を温水でよく洗浄した。7日後
に、色素沈着の程度を観察し以下の判定基準で判定し
た。
【0021】色素沈着についての判定基準(美白効果) 0:色素沈着がまったく認められない。 1:ごく僅か色素沈着が認められる。 2:色素沈着が認められるが、非照射部位との境界は不
明瞭。 3:色素沈着が認められ、非照射部位との境界は鮮明。
明瞭。 3:色素沈着が認められ、非照射部位との境界は鮮明。
【0022】
【表1】
【0023】結果を表2に示す。尚、美白効果の判定は
次の基準で行った。 (判定)それぞれの評点が1点以下のモルモットが10
匹中 8匹以上:著効 6匹以上:有効 4匹以上:やや有効 3匹以下:無効
次の基準で行った。 (判定)それぞれの評点が1点以下のモルモットが10
匹中 8匹以上:著効 6匹以上:有効 4匹以上:やや有効 3匹以下:無効
【0024】
【表2】
【0025】
【発明の効果】本発明の皮膚外用剤は優れた美白効果を
有し、日焼け後の色素沈着を有利に抑えることができ
る。
有し、日焼け後の色素沈着を有利に抑えることができ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 次の成分(A)及び(B)、(A)アス
パラガス抽出物、(B)リン脂質を含有することを特徴
とする皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27884092A JP3165261B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 皮膚外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27884092A JP3165261B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 皮膚外用剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06128139A true JPH06128139A (ja) | 1994-05-10 |
JP3165261B2 JP3165261B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=17602886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27884092A Expired - Lifetime JP3165261B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 皮膚外用剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3165261B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP27884092A patent/JP3165261B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3165261B2 (ja) | 2001-05-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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