JPH06127543A - 二軸延伸ブロ−成形容器 - Google Patents
二軸延伸ブロ−成形容器Info
- Publication number
- JPH06127543A JPH06127543A JP30501092A JP30501092A JPH06127543A JP H06127543 A JPH06127543 A JP H06127543A JP 30501092 A JP30501092 A JP 30501092A JP 30501092 A JP30501092 A JP 30501092A JP H06127543 A JPH06127543 A JP H06127543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- molded container
- pressure
- blow molded
- bulging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホットフィルにもコールドフィルにも対応可
能な、減圧及び膨出圧構造を有する二軸延伸ブロー成形
容器を提供する。 【構成】 容器1の胴部4の下方部43を耐膨出圧性と
するとともに、上方部42を横方向の凹状の横リブ42
b等により強化するとともに、広い範囲が膨出圧及び減
圧に応じて、膨張収縮可能であるような形状42aとし
てなる二軸延伸ブロー成形容器。
能な、減圧及び膨出圧構造を有する二軸延伸ブロー成形
容器を提供する。 【構成】 容器1の胴部4の下方部43を耐膨出圧性と
するとともに、上方部42を横方向の凹状の横リブ42
b等により強化するとともに、広い範囲が膨出圧及び減
圧に応じて、膨張収縮可能であるような形状42aとし
てなる二軸延伸ブロー成形容器。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二軸延伸ブロー成形によ
り製造された容器に関し、特に、ホットフィル、コール
ドフィル等幅広い用途に対応可能な耐減圧及び耐膨出圧
構造を有する二軸延伸ブロー成形容器に関する。
り製造された容器に関し、特に、ホットフィル、コール
ドフィル等幅広い用途に対応可能な耐減圧及び耐膨出圧
構造を有する二軸延伸ブロー成形容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ポリエ
チレンテレフタレートにより代表される飽和ポリエステ
ル樹脂等からなる二軸延伸ブロー成形ボトルは、極めて
優れた透明性及び表面光沢を有し、美麗で、ガスバリヤ
ー性、水分不透過性、耐内容物性および保存性等に優れ
ている。また、燃焼時の発熱も少なく、焼却炉をいため
ることもない等、多くの利点を有している。そのため、
各種飲料水、調味料、酒類その他の食品用の容器(ボト
ル)等に広く用いられている。
チレンテレフタレートにより代表される飽和ポリエステ
ル樹脂等からなる二軸延伸ブロー成形ボトルは、極めて
優れた透明性及び表面光沢を有し、美麗で、ガスバリヤ
ー性、水分不透過性、耐内容物性および保存性等に優れ
ている。また、燃焼時の発熱も少なく、焼却炉をいため
ることもない等、多くの利点を有している。そのため、
各種飲料水、調味料、酒類その他の食品用の容器(ボト
ル)等に広く用いられている。
【0003】最近では、ジュース等の飲料用容器として
大型の二軸延伸ブロー成形容器が使用されるようになっ
てきたが、このような大型の容器では、内容物の重量を
支えるため、また充填された容器の搬送時にかかる外力
に抗するために胴部に凹凸部を設けて、容器を膨らまそ
うとする内圧による変形を吸収しうるようにしている。
大型の二軸延伸ブロー成形容器が使用されるようになっ
てきたが、このような大型の容器では、内容物の重量を
支えるため、また充填された容器の搬送時にかかる外力
に抗するために胴部に凹凸部を設けて、容器を膨らまそ
うとする内圧による変形を吸収しうるようにしている。
【0004】ところで、最近では、この二軸延伸ブロー
成形によるポリエステル製容器に、80〜95℃の温度に保
ったジュース等の液体を充填するいわゆるホットフィル
が行われるようになってきた。このホットフィルにおい
てジュース等の飲料を、薄肉のプラスチック製容器にホ
ットフィルし、栓をすると、内容物が冷却して容器内圧
が低下することにより、外壁がへこんでしまい、容器外
観を悪くし、商品価値を低下させる。また、変形により
容器胴部の強度も低下することとなり、搬送において問
題となる。
成形によるポリエステル製容器に、80〜95℃の温度に保
ったジュース等の液体を充填するいわゆるホットフィル
が行われるようになってきた。このホットフィルにおい
てジュース等の飲料を、薄肉のプラスチック製容器にホ
ットフィルし、栓をすると、内容物が冷却して容器内圧
が低下することにより、外壁がへこんでしまい、容器外
観を悪くし、商品価値を低下させる。また、変形により
容器胴部の強度も低下することとなり、搬送において問
題となる。
【0005】一方、コールドフィルの場合、今度は逆に
容器内圧が上昇することにより、外壁が膨張し、同様に
容器外観の劣悪化、容器胴部の強度も低下等の問題を生
じる。
容器内圧が上昇することにより、外壁が膨張し、同様に
容器外観の劣悪化、容器胴部の強度も低下等の問題を生
じる。
【0006】従って本発明の目的は、ホットフィルにも
コールドフィルにも対応可能な、減圧及び膨出圧構造を
有する二軸延伸ブロー成形容器を提供することである。
コールドフィルにも対応可能な、減圧及び膨出圧構造を
有する二軸延伸ブロー成形容器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み、本発明
者は、容器にかかる膨出圧及び減圧について種々検討し
た結果、容器の胴部の上方部には、ホットフィルの場合
減圧が、コールドフィルの場合膨出圧がかかり、また容
器の下方部には、いずれの場合にも充填物の自重により
膨出圧がかかることを見出した。さらに、本発明者ら
は、容器の胴部の下方部を耐膨出圧性とするとともに、
上方部を横方向の凹状の横リブ等により強化するととも
に、広い範囲が膨出圧及び減圧に応じて、膨張収縮可能
であるような形状とすれば、ホットフィルにもコールド
フィルにも対応可能な、耐減圧及び耐膨出圧構造とする
ことができることを見出し、本発明に想到した。
者は、容器にかかる膨出圧及び減圧について種々検討し
た結果、容器の胴部の上方部には、ホットフィルの場合
減圧が、コールドフィルの場合膨出圧がかかり、また容
器の下方部には、いずれの場合にも充填物の自重により
膨出圧がかかることを見出した。さらに、本発明者ら
は、容器の胴部の下方部を耐膨出圧性とするとともに、
上方部を横方向の凹状の横リブ等により強化するととも
に、広い範囲が膨出圧及び減圧に応じて、膨張収縮可能
であるような形状とすれば、ホットフィルにもコールド
フィルにも対応可能な、耐減圧及び耐膨出圧構造とする
ことができることを見出し、本発明に想到した。
【0008】すなわち、本発明の二軸延伸ブロー成形ボ
トルは、容器の胴部中央部に、胴部を上方部と下方部と
に分割する横リブが設けられており、前記上方部は減圧
及び膨出圧吸収構造を有し、前記下方部は、膨出圧吸収
構造を有していることを特徴とする。
トルは、容器の胴部中央部に、胴部を上方部と下方部と
に分割する横リブが設けられており、前記上方部は減圧
及び膨出圧吸収構造を有し、前記下方部は、膨出圧吸収
構造を有していることを特徴とする。
【0009】
【実施例及び作用】図1は本発明の一実施例による二軸
延伸ブロー成形容器を示す正面図である。本実施例にお
いて、ポリエチレンテレフタレート等のプラスチックを
用いてブロー成形により一体的に形成された二軸延伸ブ
ロー成形容器1は、口部2と、肩部3と、胴部4と、底
部5とからなり、口部2、肩部3及び底部5は従来の二
軸延伸ブロー成形容器と同様の形状となる。
延伸ブロー成形容器を示す正面図である。本実施例にお
いて、ポリエチレンテレフタレート等のプラスチックを
用いてブロー成形により一体的に形成された二軸延伸ブ
ロー成形容器1は、口部2と、肩部3と、胴部4と、底
部5とからなり、口部2、肩部3及び底部5は従来の二
軸延伸ブロー成形容器と同様の形状となる。
【0010】この二軸延伸ブロー成形容器において、胴
部4のほぼ中央には、周方向に横リブ41が形成されてお
り、この横リブ41により、胴部は上方部42と、下方部43
とに分割される。上記上方部42には、平坦な底面を有す
る浅い凹部42a が形成されており、その中に横リブ42b
が2本形成されている。また下方部43には、緩やかに容
器内方へと下っていく角錐台形状の凹部43a が2個形成
されており、本実施例においては両者の間に、下方部の
強化のために幅の狭い横長の底面を有する角錐台状の凹
部43b が形成されている。
部4のほぼ中央には、周方向に横リブ41が形成されてお
り、この横リブ41により、胴部は上方部42と、下方部43
とに分割される。上記上方部42には、平坦な底面を有す
る浅い凹部42a が形成されており、その中に横リブ42b
が2本形成されている。また下方部43には、緩やかに容
器内方へと下っていく角錐台形状の凹部43a が2個形成
されており、本実施例においては両者の間に、下方部の
強化のために幅の狭い横長の底面を有する角錐台状の凹
部43b が形成されている。
【0011】このような上方部及び下方部の断面を、そ
れぞれA−A線及びB−B線に沿った部分断面図として
図2及び図3に示す。
れぞれA−A線及びB−B線に沿った部分断面図として
図2及び図3に示す。
【0012】図2は、上方部42のA−A線に沿った部分
断面図である。この図からわかるように、容器1の胴部
4に設けた横リブ41の上方部42では、平坦な底面を有す
る浅い凹部42a が形成されており、その中に横リブ42b
が2本形成されている。このような形状とすることによ
り、容器内の膨出圧あるいは減圧に応じて、凹部42a全
面が膨張あるいは収縮することにより、その圧力分を吸
収する。しかも、補強用の横リブ42b により反撥力が生
るため、必要以上に膨出あるいは減縮して、容器が塑性
変形するまでには至らないようになっている。なお、上
記横リブ42b は、ブロー成形時に凹部42a と金型との離
型性を向上させるという効果も有する。
断面図である。この図からわかるように、容器1の胴部
4に設けた横リブ41の上方部42では、平坦な底面を有す
る浅い凹部42a が形成されており、その中に横リブ42b
が2本形成されている。このような形状とすることによ
り、容器内の膨出圧あるいは減圧に応じて、凹部42a全
面が膨張あるいは収縮することにより、その圧力分を吸
収する。しかも、補強用の横リブ42b により反撥力が生
るため、必要以上に膨出あるいは減縮して、容器が塑性
変形するまでには至らないようになっている。なお、上
記横リブ42b は、ブロー成形時に凹部42a と金型との離
型性を向上させるという効果も有する。
【0013】なお、凹部42a の面積率は、吸収させる減
圧及び膨出圧の大きさに応じて適宜設定すればよい。ま
た横リブ42b の数は本実施例のように2本である必要は
なく、容器に付与にする強度に応じて適宜設定すること
ができる。
圧及び膨出圧の大きさに応じて適宜設定すればよい。ま
た横リブ42b の数は本実施例のように2本である必要は
なく、容器に付与にする強度に応じて適宜設定すること
ができる。
【0014】一方図3は、下方部43のB−B線に沿った
部分断面図である。この図からわかるように、下方部43
では、緩やかに容器内方へと下っていく角錐台形状の凹
部43a が2個形成されており、両者の間には、幅の狭い
横長の底面を有する角錐台状の凹部43b が形成されてい
る。このような形状において、容器内の充填物により、
下方部43に膨出圧がかかると、横長の凹部43b を峰部、
2個の角錐台形状の凹部43a を斜面部として下方部43全
体が膨出しようとする(図3中の破線)。しかしなが
ら、下方部は緩やかる容器内方に下った大きな角錐台形
状を主要部として形成されているので、膨出に対して大
きな反撥力を発揮する。このため、容器の下方部は膨出
しない。
部分断面図である。この図からわかるように、下方部43
では、緩やかに容器内方へと下っていく角錐台形状の凹
部43a が2個形成されており、両者の間には、幅の狭い
横長の底面を有する角錐台状の凹部43b が形成されてい
る。このような形状において、容器内の充填物により、
下方部43に膨出圧がかかると、横長の凹部43b を峰部、
2個の角錐台形状の凹部43a を斜面部として下方部43全
体が膨出しようとする(図3中の破線)。しかしなが
ら、下方部は緩やかる容器内方に下った大きな角錐台形
状を主要部として形成されているので、膨出に対して大
きな反撥力を発揮する。このため、容器の下方部は膨出
しない。
【0015】なお、角錐台形状の凹部43a の数は本実施
例のように2個である必要はなく、容器に付与する強度
に応じて適宜設定することができる。
例のように2個である必要はなく、容器に付与する強度
に応じて適宜設定することができる。
【0016】また、本発明の別の実施例による二軸延伸
ブロー成形容器を図4に示す。図4に示す容器は、胴部
4のほぼ中央に周方向に横リブ141 が形成されており、
この横リブ141 により、胴部は上方部142 と、下方部14
3 とに分割されている。なお、この容器は図1に示す容
器と上方部142 の減圧及び膨出圧吸収構造以外は同様で
ある。
ブロー成形容器を図4に示す。図4に示す容器は、胴部
4のほぼ中央に周方向に横リブ141 が形成されており、
この横リブ141 により、胴部は上方部142 と、下方部14
3 とに分割されている。なお、この容器は図1に示す容
器と上方部142 の減圧及び膨出圧吸収構造以外は同様で
ある。
【0017】このような容器の上方部142 には、幅の狭
い横長の底面142bの偏在した非対称な角錐台状の凹部14
2aが2個配置されている。なお、上記非対称な角錐台状
の凹部142aは、本実施例のように2個配置されている場
合、その底面142bがそれぞれ開口部の上下方向に対して
近在するように偏在しているのが好ましい。
い横長の底面142bの偏在した非対称な角錐台状の凹部14
2aが2個配置されている。なお、上記非対称な角錐台状
の凹部142aは、本実施例のように2個配置されている場
合、その底面142bがそれぞれ開口部の上下方向に対して
近在するように偏在しているのが好ましい。
【0018】このような形状とすると、幅の狭い横長の
底面の偏在した非対称な角錐台状の凹部に囲まれた箇所
全体が、図1に示す容器における浅い凹部42a と同様
に、容器内の膨出圧あるいは減圧に応じて、膨張あるい
は収縮することにより、その圧力分を吸収する効果を示
し、また、幅の狭い横長の底面142bは、図1に示す容器
における横リブ42b と同様に、上方部全体を補強すると
ともに、必要以上に膨出あるいは減縮して、容器が塑性
変形するまでには至らないような効果を示す。
底面の偏在した非対称な角錐台状の凹部に囲まれた箇所
全体が、図1に示す容器における浅い凹部42a と同様
に、容器内の膨出圧あるいは減圧に応じて、膨張あるい
は収縮することにより、その圧力分を吸収する効果を示
し、また、幅の狭い横長の底面142bは、図1に示す容器
における横リブ42b と同様に、上方部全体を補強すると
ともに、必要以上に膨出あるいは減縮して、容器が塑性
変形するまでには至らないような効果を示す。
【0019】なお、上記非対称な角錐台状の凹部142aの
数は本実施例のように2個である必要はなく、容器に付
与にする強度に応じて適宜設定することができる。
数は本実施例のように2個である必要はなく、容器に付
与にする強度に応じて適宜設定することができる。
【0020】以上説明したように、本発明の容器では、
容器の胴部の下方部を耐膨出圧性とするとともに、上方
部を横方向の凹状の横リブ等により強化するとともに、
広い範囲が膨出圧、減圧に応じて、膨張、収縮可能であ
るような形状としているので、膨出圧下においては、上
方部が膨張するように変形することにより、加圧分を吸
収するとともに下方部でも加圧分を吸収し、減圧下にお
いては、下方部では、充填物の自重による膨出圧分を吸
収し、上方部では減縮することにより、減圧分を吸収す
るように変形するので、いずれの場合でも永久歪みを生
じることがなく、ホットフィルにもコールドフィルにも
対応可能である。
容器の胴部の下方部を耐膨出圧性とするとともに、上方
部を横方向の凹状の横リブ等により強化するとともに、
広い範囲が膨出圧、減圧に応じて、膨張、収縮可能であ
るような形状としているので、膨出圧下においては、上
方部が膨張するように変形することにより、加圧分を吸
収するとともに下方部でも加圧分を吸収し、減圧下にお
いては、下方部では、充填物の自重による膨出圧分を吸
収し、上方部では減縮することにより、減圧分を吸収す
るように変形するので、いずれの場合でも永久歪みを生
じることがなく、ホットフィルにもコールドフィルにも
対応可能である。
【0021】なお本発明の二軸延伸ブロー成形容器は、
通常のブロー成形により製造することができるが、特に
容器の凹部に対応する箇所にベントを有する金型を用い
て、凹部の型抜きがスムーズに行われるようにするのが
好ましい。
通常のブロー成形により製造することができるが、特に
容器の凹部に対応する箇所にベントを有する金型を用い
て、凹部の型抜きがスムーズに行われるようにするのが
好ましい。
【0022】以上本発明の二軸延伸ブロー成形容器を添
付図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定され
ることなく、本発明の思想を逸脱しない限り種々の変形
を施すことができる。例えばボトルの胴部周方向の形状
は、本実施例のように正方形(角部を面取りしたものも
含む) に限らず、長方形、他の多角形等種々の変更が可
能である。
付図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定され
ることなく、本発明の思想を逸脱しない限り種々の変形
を施すことができる。例えばボトルの胴部周方向の形状
は、本実施例のように正方形(角部を面取りしたものも
含む) に限らず、長方形、他の多角形等種々の変更が可
能である。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明において
は、容器の胴部の下方部を耐膨出圧性とするとともに、
上方部を横方向の凹状の横リブ等により強化するととも
に、広い範囲が膨出圧、減圧に応じて、膨張、収縮可能
であるような形状としているので、膨出圧下において
は、加圧分を吸収するとともに下方部でも加圧分を吸収
し、減圧下においては、下方部では、充填物の自重によ
る膨出圧分を吸収し、上方部では減縮することにより、
減圧分を吸収するように変形する。
は、容器の胴部の下方部を耐膨出圧性とするとともに、
上方部を横方向の凹状の横リブ等により強化するととも
に、広い範囲が膨出圧、減圧に応じて、膨張、収縮可能
であるような形状としているので、膨出圧下において
は、加圧分を吸収するとともに下方部でも加圧分を吸収
し、減圧下においては、下方部では、充填物の自重によ
る膨出圧分を吸収し、上方部では減縮することにより、
減圧分を吸収するように変形する。
【0024】このような本発明の二軸延伸ブロー成形容
器は、ホットフィルを施す容器にもコールドフィルを施
す容器にも好適であり、幅広い分野での用途に適応可能
である。
器は、ホットフィルを施す容器にもコールドフィルを施
す容器にも好適であり、幅広い分野での用途に適応可能
である。
【図1】本発明の一実施例による二軸延伸ブロー成形容
器を示す正面図である。
器を示す正面図である。
【図2】図1に示す二軸延伸ブロー成形容器のA−A線
に沿った部分断面図である。
に沿った部分断面図である。
【図3】図1に示す二軸延伸ブロー成形容器のB−B線
に沿った部分断面図である。
に沿った部分断面図である。
【図4】本発明の別の実施例による二軸延伸ブロー成形
容器を示す正面図である。
容器を示す正面図である。
1・・・容器 2・・・口部 3・・・肩部 4・・・胴部 5・・・底部 41、141 ・・・横リブ 42、142 ・・上方部 42a ・・・浅い凹部 42b ・・・横リブ 43、143 ・・・下方部 43a 、143a・・・角錐台状の凹部 43b 、143b・・・横長の角錐台状の凹部 142a・・・非対称な角錐台状の凹部 142b・・・幅の狭い横長の底面
Claims (3)
- 【請求項1】 口部と、肩部と、胴部と、底部とからな
る二軸延伸ブロー成形容器において、容器の胴部中央部
には、胴部を上方部と下方部とに分割する横リブが設け
られており、前記上方部は減圧及び膨出圧吸収構造を有
し、前記下方部は、膨出圧吸収構造を有していることを
特徴とする二軸延伸ブロー成形容器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の二軸延伸ブロー成形容
器において、前記上方部の減圧及び膨出圧吸収構造が、
平坦な底面を有する浅い凹部に、少なくとも1つの横リ
ブが形成されたものであり、前記下方部の膨出圧吸収構
造が、少なくとも1つの角錐台形状の凹部であることを
特徴とする二軸延伸ブロー成形容器。 - 【請求項3】 請求項1に記載の二軸延伸ブロー成形容
器において、前記上方部の減圧及び膨出圧吸収構造が、
少なくとも1つの幅の狭い横長の底面を有する非対称な
角錐台状の凹部であり、前記下方部の膨出圧吸収構造
が、少なくとも1つの角錐台形状の凹部であることを特
徴とする二軸延伸ブロー成形容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30501092A JPH06127543A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 二軸延伸ブロ−成形容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30501092A JPH06127543A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 二軸延伸ブロ−成形容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06127543A true JPH06127543A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17940004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30501092A Pending JPH06127543A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 二軸延伸ブロ−成形容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06127543A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11255226A (ja) * | 1998-03-11 | 1999-09-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 合成樹脂製補強パネルおよびこの合成樹脂製補強パネルを用いた合成樹脂製壜体 |
JP2014037269A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Dainippon Printing Co Ltd | プラスチックボトル |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP30501092A patent/JPH06127543A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11255226A (ja) * | 1998-03-11 | 1999-09-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 合成樹脂製補強パネルおよびこの合成樹脂製補強パネルを用いた合成樹脂製壜体 |
JP2014037269A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Dainippon Printing Co Ltd | プラスチックボトル |
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