JPH06127509A - 改良されたヘッドセット装置 - Google Patents

改良されたヘッドセット装置

Info

Publication number
JPH06127509A
JPH06127509A JP3064691A JP6469191A JPH06127509A JP H06127509 A JPH06127509 A JP H06127509A JP 3064691 A JP3064691 A JP 3064691A JP 6469191 A JP6469191 A JP 6469191A JP H06127509 A JPH06127509 A JP H06127509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
roller shaft
absorbent material
headset device
headset
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3064691A
Other languages
English (en)
Inventor
Darwin L Ellis
エル.エリス ダーウィン
Elmer E Pohlenz
イー.ポレンツ エルマー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howmet Aerospace Inc
Original Assignee
Aluminum Company of America
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aluminum Company of America filed Critical Aluminum Company of America
Publication of JPH06127509A publication Critical patent/JPH06127509A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67BAPPLYING CLOSURE MEMBERS TO BOTTLES JARS, OR SIMILAR CONTAINERS; OPENING CLOSED CONTAINERS
    • B67B3/00Closing bottles, jars or similar containers by applying caps
    • B67B3/02Closing bottles, jars or similar containers by applying caps by applying flanged caps, e.g. crown caps, and securing by deformation of flanges
    • B67B3/10Capping heads for securing caps
    • B67B3/18Capping heads for securing caps characterised by being rotatable, e.g. for forming screw threads in situ

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Of Jars (AREA)
  • Closing Of Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ブッシュ中に少なくとも部分的に包囲された
ローラ軸の一端部に取付けられた少なくとも1つのロー
ラを有する改良されたヘッドセット装置を提供する。 【構成】 ローラ軸14は軸線方向運動及び回転運動の
両方に適合される。ヘッドセット装置はクロージャー2
4を容器26上に変形可能に取付けるためにローラ及び
ローラ軸14を二方向へ駆動する。吸収材料36がブッ
シュ16の凹部35内に配置され、吸収材料36の少な
くとも一部分はローラ軸14の外側表面部分に隣接す
る。また、装置は潤滑剤が吸収材料36へ周期的に供給
される穴を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロールオンクロージャー
を容器へ適用するためのヘッドセット装置に関する。更
に詳しくは、本発明は、凹部内にあってローラ軸と接触
状態にある吸収材料へ潤滑剤を供給して改良されたヘッ
ドセット潤滑系を提供する装置を含むヘッドセット装置
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドセット装置を採用する蓋締機械が
ロールオンクロージャーを容器へ適用するために多年の
間使用されている。ロールオンクロージャーは典型的に
は概ね平らな中心パネルと円筒状の垂下するスカート部
とを有し、該スカート部は容器の口部の外側仕上部に対
してスカート部を内方へ変形することによって成形され
たねじ山を有する。このため、ロールオンクロージャー
は容器仕上部へ特注の嵌合をする。
【0003】典型的な蓋締機械のヘッドセットの動作は
ローラ軸のようなヘッドセットの要素の相当な運動を含
む。ヘッドセット動作サイクル中、クロージャー殻は容
器の口部の上にゆるく配置される。ヘッドセットの中心
には位置決めされた圧力ブロックはクロージャーの中心
パネルを容器の開いた口部に対して押付ける。この力は
典型的には容器の内側のプラスチックライナーに沿って
容器の口部の上にシールを形成する。次に、蓋締機械の
ヘッドセットが容器の口部の周りに回転する時に、蓋締
機械のヘッドセット上のねじ山ローラがクロージャーの
壁を容器の口部上のねじ山に沿って内方へくぼませる。
典型的な動作では、くすね防止ローラがねじ山付け動作
と同時に容器上で鎖錠リングの下でクロージャーの下方
部分をタックする。蓋締機械の好適なヘッドセット装置
は米国特許第4,086,747号に記載されており、
その内容はここに参考として組入れられる。
【0004】ヘッドセット上のローラはローラ軸の端部
に取付けられ、該軸はローラブッシュに取付けられる。
ローラブッシュは典型的にはピボット腕を貫通する穴内
に設けられる。そのような構造はローラがクロージャー
スカート部と接触状態にある時にローラ軸が回転するこ
とを可能にする。また、該ローラ軸は動作中ローラブッ
シュを通して軸線方向へ往復動する。蓋締作業の速度は
重要であると考えられる。各ヘッドセットは1時間に少
なくとも約3000個のクロージャーを容器へ適用する
能力を有する。各蓋締動作はそれぞれがヘッドセットを
担持する多数のスピンドルを含む。20個のスピンドル
を有する典型的な作業では、20個の容器がターレット
の各回転毎に蓋締めされ、又は約60000個のクロー
ジャーが1時間に適用される。
【0005】蓋締設備は閉じ込められた空間の範囲内で
動作し、該設備内でローラ軸は更に閉じ込められる。通
常の蓋締作業では、ローラブッシュはローラ軸の端部に
取付けられたローラが適正に動くことを保証するために
潤滑されねばならない。従って、潤滑剤はローラ軸がね
じ山をキャップ上に切ることがあった他着や固着をする
ことなく高速度動作で回転し且つ往復動することを保証
する。
【0006】この蓋締機械のヘッドセットはローラブッ
シュが連続動作を保証するために2時間毎に潤滑される
ことを必要とする。2時間の要求の1つの理由は蓋締機
械が多く水を使う環境で動作することである。水は連続
的にヘッドセット上へ噴霧され、設備の動作に干渉する
ことがある容器充填内容物からの材料、特に砂糖の蓄積
を防止する。水は典型的には高められた温度、典型的に
は約32.2〜43.3℃(90〜110°F)で噴霧
され、且つ水は比較的短い時間の期間内で潤滑剤を往復
動し且つ回転するローラ軸から洗い取る作用をする。潤
滑されることを必要とするローラブッシュの数、並びに
潤滑が起こらねばならない閉じ込められた空間を考慮す
ると、当業者は蓋締作業中のそのような中断の大きさ及
びコストを認識することができる。特に、20個のヘッ
ドの機械を有する作業では、80個のブッシュが各潤滑
サイクル中で手で油補給されることを必要とする。
【0007】潤滑作業の間の時間を延長するための長い
切実な要求が蓋締機械業界にある。多くの従来の試みは
不成功であり又はせいぜい制限された成功を享受してい
る。例えば、潤滑せずに設備を運転する試みは不成功で
あった。また、グリースのような代替的な潤滑媒体を用
いる従来の試みはいろいろな理由で不成功であることが
立証されている。グリースは清潔な様態で取扱い且つ適
用することが本来的に困難である。加えて、蓋締機械の
密接した閉じ込められた領域は望ましくないグリースが
開いた容器の口部に付着又は入り込むことを防止するこ
とを困難にする。これはジュースやソフトドリンクの瓶
のような容器がそれらの内容物で充填されており且つこ
の点でシールされる準備ができているので不利である。
ガラス充填テフロン軸受のような代替的な潤滑材料の使
用は機能を果たすが、それらは高価であり且つ現在の系
よりも頻繁な交換を必要とし、それは過大な機械休止時
間を生ずる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、水を使う環境
で動作する蓋締機械のヘッドセット装置の二方向性ロー
ラ軸を潤滑するための改良された潤滑系であって、設備
及び応用の点からコスト的に有効であり、更に潤滑系の
潤滑剤を一新するために必要とする休止時間をかなり減
らす改良された潤滑系が望まれる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はブッシュ中に少
なくとも部分的に包囲されたローラ軸の一端部に取付け
られた少なくとも1つのローラを有する改良されたヘッ
ドセット装置を提供することに要約されることができ
る。ローラ軸は軸線方向運動及び回転運動の両方に適合
される。ヘッドセット装置はクロージャーを容器上へ変
形可能に取付けるためにローラ及びローラ軸を二方向性
をもって動かすための装置を含む。吸収材料がブッシュ
中の凹部内に配置され、該吸収材料の少なくとも一部分
はローラ軸の外側表面部分に隣接し且つ好ましくはそれ
と接触状態にある。また、ヘッドセット装置は潤滑剤を
吸収材料へ供給するための装置を含む。
【0010】本発明の利点は蓋締機械のヘッドセット装
置で使用する潤滑系であって、ローラ軸の潤滑を過去に
経験されたよりも長い動作期間にわたって維持する潤滑
系を提供することである。
【0011】本発明のヘッドセット装置の目的は温水噴
霧環境内で軸の潤滑を維持することができる装置を提供
することである。
【0012】本発明の特徴は、潤滑剤を迅速に且つ有効
に受け入れることができ、急速に往復動し且つ回転する
ローラ軸の動作中潤滑剤を保持することができ、且つよ
り長い動作期間にわたって潤滑剤を軸へ有効に小出しす
ることができる軸潤滑系を有するヘッドセット装置を提
供することである。
【0013】本発明の別の利点は現存のヘッドセットで
使用するために最小の改造時間及び費用で容易に適合さ
れ得る軸潤滑材料を有する改良されたヘッドセット装置
を提供することである。
【0014】本発明のこれらの及び他の目的及び利点は
以下の説明及び添付図面を参照してより完全に理解され
且つ評価されよう。
【0015】
【実施例】特に図面を参照すると、図1はくすね防止腕
6及びねじ山成形ローラ腕8を含むヘッドセット組立体
の部分を断面図で示す。くすね防止ローラ腕6はくすね
防止ローラ12をローラ軸14の端部に保持する。同様
に、ねじ山成形ローラ腕8はねじ山成形ローラ52をロ
ーラ軸54の端部に保持する。
【0016】図2はくすね防止ローラ12及びローラ軸
14を支持する例示的なヘッドセット装置の部分を断面
図で示す。くすね防止ローラ12は軸14へ一体的に取
付けられているので、ローラ12は軸14が回転し且つ
往復動するにつれて回転し且つ往復動する。軸が下方へ
移動する時だけばね偏圧があることは注目される。ロー
ラ軸14はローラブッシュ16に取付けられる。ブッシ
ュ16は好ましくは金属であり、且つ鋼又は青銅材料で
作られることができる。図2に示したように、ブッシュ
16は止ねじ及びナイロンパッドでローラ腕18に保持
されることができる。ブッシュ16の内側円筒状側壁1
7とローラ軸14の外側円筒状表面との間の好適な隙間
は約0.127ミリメートル(0.005インチ)であ
る。ブッシュ16はくすね防止腕18中の合せ穴の内側
に取付けられる。図2に示した好適な実施例では、ブッ
シュ16はローラ腕18中の合せ凹部中へねじ込まれ
る。ローラ12及び軸14はくすね防止ローラ12の外
側表面20が容器26の口部上に着座されたクロージャ
ー24の外側表面22と接触状態にある時に回転及び往
復動自在である。
【0017】ばね28又は類似物のような弾性スラスト
装置がスラストワッシャ30とローラ軸14の上方部分
の周りに設けられた保持体32との間に設けられる。ば
ね28はそれぞれのローラ12に対して偏圧力を一方向
へ、即ち下方へ提供する。保持体32は軸の頂部におい
て一体のヘッド34によって、又は軸の頂部にあるボル
ト組立体、又はドエルピン、又は類似物によって保持さ
れることができる。ワッシャ30及び保持体32は約
0.127ミリメートル(0.005インチ)のオーダ
ーの比較的密接したブッシュ対ローラ軸の隙間と関連し
てヘッドセット装置の動作中水噴霧からの水の蓄積が凹
部へ入るのを阻止する。ばね28はくすね防止ローラ1
2に偏圧力を提供する。更に詳しくは、くすね防止ロー
ラ12の外側表面20がクロージャー24の底部分の周
りに回転する時に、ばね28はクロージャー24の底部
分を容器26の口部上のリム、又は鎖錠リングの下で内
方へ変形する動作を助ける。そのような力はクロージャ
ー24及び容器26の仕上部に損傷を与えることなく金
属のクロージャー24を変形するに充分である。該力は
典型的には18.16〜22.7キログラム(40〜5
0ポンド)のオーダーの力である。
【0018】図2に示した実施例では、ブッシュ16の
上方部分は環状凹部35を設けている。吸収材料36が
ブッシュ16中の凹部35内に配置され、吸収材料36
の少なくとも一部分がローラ軸14の外側表面部分に隣
接し且つ好ましくはそれと接触状態にあるように配置さ
れる。吸収材料36は凹部35の形状にできるだけ密接
して適合するように寸法付けられるべきであり、凹部3
5中での材料36のしまり嵌めを保証するために吸収材
料36を僅かに過大な寸法にして寸法上の変化が誤差を
生ずることに対する予防措置を講ずる。図2では、吸収
材料36の好適な形状は円筒状であり、円筒体の内側壁
38がローラ軸14に隣接し且つ外側壁40がブッシュ
16中の凹部表面に隣接する。該吸収材料36の壁厚は
約1.587ミリメートル(1/16インチ)であるこ
とができる。図2に示した吸収材料のような好適な吸収
材料36によって占められる体積はおよそ0.524立
方センチメートル(0.032立方インチ)である。
【0019】複数個の凹部が本発明のブッシュ内に設け
ることができること及び複数個の吸収材料が該複数個の
凹部中に採用されることができることは当業者に理解さ
れよう。
【0020】好適な吸収材料36はフェルトである。フ
ェルトはウール、綿、柔毛パルプ又は毛髪のような材料
の繊維を圧力によって且つ熱及び化学薬品を用いて一緒
にマット状にすることによって作られた不織の織物であ
る。代替的な吸収材料はウール、綿、ポリプロピレン、
ポリエチレン、ナイロン及びその複合物を含むがそれら
に制限されない。吸収材料36は蓋締機械のヘッドセッ
トの動作中使用される潤滑剤を吸収することができる。
そのような吸収材料の吸収性の程度は少なくとも約85
%であると推定される。本発明で用いる例示的な潤滑剤
は、イースターン・ケミカルズ・カンパニーの蒸留され
たアセチル化されたモノグリセリド製品であるマイバセ
ト(Myvacet)9−40潤滑剤である。他の例示
的な潤滑剤はデボイス・カンパニーの製品であるウルト
ラガード(Ultragard)100及びFG−18
0、並びにファレク・ケミカル・カンパニーの製品であ
るG−002である。
【0021】図2に示した発明において、穴42は吸収
材料36が配置される凹部の半径方向外方でブッシュ1
6上の上方外方位置においてブッシュ16を通して設け
られる。穴42はブッシュの外側壁において約15.7
4ミリメートル(0.062インチ)の直径を有するこ
とができ且つ約30度の角度のような角度で内方へテー
パを付けることができる。そのような穴42は、潤滑剤
が通常のポンプ形式の油缶の使用によって吸収材料36
へ送出されることができる通路を提供する。潤滑剤が小
出しスポイトを最小の圧力だけで通路42の入口端部に
対して押し付けることによってそのような狭い通路42
を通して送出されることができることはユニークである
と考えられる。通常の油缶を絞る動作中に発生される公
称力及び圧力によって潤滑剤を小出しすることは、充分
な潤滑剤を通路を通して噴出させ且つ次に吸収材料36
をほぼ完全な85%の吸収度まで飽和する作用をする。
潤滑剤補充の間の延長された動作時間と関連して閉じ込
められた空間内のこの迅速な且つ有効な油送出動作は、
本発明を商業的、経済的及び技術的に魅力的にする。
【0022】図3は図2の線III −III に沿ってローラ
軸14の周りに円周方向に配置された吸収材料36を示
し、該線は穴42が潤滑剤の通路を提供する場所と対応
する。
【0023】ねじ山成形ローラ52及びローラ軸54を
支持する例示的なヘッドセット装置の部分が図4に断面
図で示される。ねじ山成形ローラ52は軸54へ一体的
に取付けられているので、ローラ52は軸54が回転し
且つ往復動する時に回転し且つ往復動する。ねじ山成形
ローラ軸54はローラブッシュ56に取付けられる。該
ブッシュは好ましくは鋼又は青銅材料で作られる。ブッ
シュ56の内側円筒状側壁57とローラ軸54の外側円
筒状表面との間の好適な隙間は約0.127ミリメート
ル(0.005インチ)である。ブッシュ56はねじ山
成形ローラ腕58中の合せ穴の内側に取付けられる。ね
じ山成形ローラ52及び軸54はねじ山成形ローラ52
の外側表面60が容器26の口部上に着座されたクロー
ジャー24の外側表面22と接触状態にある時に回転及
び往復動自在である。
【0024】ばね68、又は類似物が第1の保持体70
と、一体的なヘッド74によって保持されることができ
る第2の保持体72との間に設けられる。ばね68は図
2と関連して上述したくすね防止ローラ12のための偏
圧力と同様なねじ山成形ローラ52のための偏圧力を提
供する。ヘッドセット装置の動作中、くすね防止ローラ
12及びねじ山成形ローラ52は同じ蓋締機械のヘッド
セットの異なる腕に設けられる。典型的な動作では、各
ヘッドセットに2つのくすね防止ローラと2つのねじ山
成形ローラとがあることができる。蓋締機械のヘッドセ
ットが容器の口部上のクロージャーの周りに旋回する
時、ねじ山成形ローラ52はクロージャーを再成形し、
それにより瓶の仕上部のねじ山を案内として追従するこ
とによってクロージャーを容器口部上へねじ付ける。ほ
ぼ同時に、くすね防止ローラ12は容器上の鎖錠リング
の下でくすね防止バンドをタックする。これらのクロー
ジャー成形動作は、クロージャー殻、典型的にはアルミ
ニウムの殻が容器口部の上にゆるく置かれ、且つ頂部及
び側部シールが蓋締機械のヘッドセットの圧力ブロック
をクロージャーの頂部と接触状態にもたらすことによっ
てクロージャーと容器口部との間に形成された後に行わ
れる。圧力ブロックは典型的には下方への圧力をクロー
ジャー上へ加え、クロージャーの内側のプラスチックラ
イナーをガラス、プラスチック又は他のものである容器
の口部に対して圧縮し、容器及びその内容物をシールす
る。
【0025】図6は図4に示したねじ山成形ローラ腕5
8の内側に取付けられることができるブッシュ56の斜
視図を示す。図6に示したブッシュ56は側壁78中に
切られた凹部76を有する。吸収材料80は図4及び図
5に示したように凹部76中へ嵌合する。吸収材料80
は凹部76に適合するように寸法付けられる。図4に例
示した吸収材料のような好適な吸収材料80によって占
められる体積はおよそ0.360立方センチメートル
(0.022立方インチ)である。図5は吸収材料80
が着座される凹部76まで延びる穴84を有するボルト
止めされた油取付具82を示す。穴84は潤滑剤が上述
したようなポンプ形式の油缶で吸収材料80を飽和する
ように送出されることができる通路を提供する。非常に
緊密な隙間、及び蓋締動作中の多くのローラ軸を考慮す
ると、本発明のヘッドセット装置におけるそのような油
取付具82は接近可能な油補充のために理想的な場所を
提供する。
【0026】図4及び図5に示した吸収材料80はそれ
が配置される凹部76の形状と近似する円筒体の断面形
状を有する。そのような吸収材料の円筒状断面は軸がそ
の通常の動作中に隣接する吸収材料80を通り過ぎて往
復動し且つ回転する時に軸54を潤滑するために充分な
潤滑剤を保持するに充分であることができる。好適な動
作では、ローラ軸54の外側表面が吸収材料80をぬぐ
い去り、それにより軸上に油の薄い膜の被膜を提供す
る。しかしながら、若干の動作では、油の薄い膜の被膜
はローラ軸54の外側表面と吸収材料80との間に実際
の又は連続的な接触がなくても提供されることができ
る。そのような動作では、吸収材料80及び潤滑剤があ
る空所を通るローラ軸の作用がそれから潤滑剤の薄い膜
を引き出す作用をすることが考えられる。
【0027】図7及び図8は本発明の代替的な構造の1
つの例を示す。図7は、ローラ軸92の周りに嵌合し且
つ2つの相補したブッシュの間、即ち下方ブッシュ94
と上方ブッシュ96との間で軸線方向に整合された円筒
体の形の完全に円周方向にある吸収材料90を示す。該
ブッシュはねじ山、保持体ピン、又は類似物によるなど
して所定の位置に保持されねばならないことは理解され
る。そのような実施例はより大きな体積の吸収材料90
を利用してそれに対応してより大きな体積の潤滑剤を保
持することが必要である場合に特に有効であることがあ
る。
【0028】好適な蓋締機械のヘッドセットは2つのく
すね防止ローラ12と2つのねじ山成形ローラ52とを
含み、それらはヘッドセットが容器の口部の周りに回転
する時に蓋締動作を迅速に終わるように協働する。この
形式のヘッドセットは円滑で正確な動作、低い摩擦及び
信頼できる反復性を特徴とする。そのような動作を保証
するために、運動部品、特にローラ軸14及び54が潤
滑される予防的な維持を必要とする。以前には、各くす
ね防止ローラ軸14及び各ねじ山成形ローラ軸54は2
時間の動作の後に手で上方及び下方部分に沿って潤滑さ
れていた。この動作中の中断、及びその結果生ずる主と
して休止時間のために生産の損失は本発明によってかな
り減少される。
【0029】従来技術のヘッドセットのための通常の予
防的維持スケジュールは動作環境を考慮した。特に、ヘ
ッドセットは高い湿度、砂糖の固体、ガラス片及び他の
物質に露出される。通常の動作では、温水のすすぎ液、
32.2〜43.3℃(90〜110°F)の水がねじ
山成形ローラ及びくすね防止ローラへ常時適用される。
そのような環境は潤滑剤の頻繁の補充を必要とした。
【0030】本発明はローラ潤滑要求の間のヘッドセッ
ト動作時間を増すことの長年にわたる目的をうまく達成
した。ローラ軸を保持するローラ腕の構造内に吸収材料
を設けることによって、及び吸収材料を潤滑剤で飽和す
ることによって、ローラ潤滑の間のヘッドセット動作時
間は増加される。典型的には少なくとも85%の飽和程
度まで飽和された油飽和吸収材料は軸が吸収材料を通り
過ぎて二方向へ動く時に、即ち軸が吸収材料を通り過ぎ
て往復動し且つ回転する時に潤滑剤をローラ軸の外側表
面に対して放出する作用をする。
【0031】本発明はヘッドセット装置のローラ軸上の
潤滑剤の補充の間の時間を2時間から少なくとも8時間
へかなり増加することが判明している。そのような試み
では、時間は8時間を超えて延長され、それは本発明が
ローラ軸の潤滑を必要とせずに全動作時間を通して高温
で湿った製品蓄積環境で高速度で動作することができる
ヘッドセット装置を提供することを示している。
【0032】本発明の最良の様態であるものを上に説明
した。図示され且つ説明された細部の多くの変更が本発
明の範囲から逸脱せずになされ得ることは当業者に明ら
かであろう。例えば、本発明で説明したブッシュはロー
ラ腕と一体のユニットであることができ、又は代替的に
ブッシュは多数の部片構造であることができる。また、
1つの部片だけの吸収材料が種々の図示した実施例で示
されたが、互いに隣接した、又は半径方向、軸線方向又
は対角線方向に離間した多数の部片が本発明で採用され
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】くすね防止ローラ及びねじ山成形ローラを含む
ヘッドセット組立体の部分の断面図。
【図2】くすね防止ローラ及びローラ軸を支持する例示
的なヘッドセット装置の部分の断面図。
【図3】図2の線III −III に沿った断面図。
【図4】ねじ山成形ローラ及びローラ軸を支持する例示
的なヘッドセット装置の部分の断面図。
【図5】図4の線V−Vに沿った断面図。
【図6】本発明で採用され得るブッシュの斜視図。
【図7】ねじ山成形ローラ及びローラ軸を支持する例示
的なヘッドセット装置の代替的部分の断面図。
【図8】図7の線VIII−VIIIに沿った断面図。
【符号の説明】
4 ヘッドセット組立体 6 くすね防止ローラ腕 8 ねじ山成形ローラ腕 12 くすね防止ローラ 14 ローラ軸 16 ブッシュ 18 ローラ腕 24 クロージャー 26 容器 28 ばね 35 凹部 36 吸収材料 42 通路 52 ねじ山成形ローラ 54 ローラ軸 56 ブッシュ 58 ねじ山成形ローラ腕 68 ばね 76 凹部 80 吸収材料 84 穴 90 吸収材料 92 ローラ軸 94 下方ブッシュ 96 上方ブッシュ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロージャーを容器上に取付けるための
    蓋締機械と共に使用する形式のヘッドセット装置であっ
    て、 少なくとも部分的にブッシュ中に包囲され且つ軸線方向
    運動及び回転運動に適合されたローラ軸の一端部に取付
    けられた少なくとも1つのローラと、 クロージャーを容器上に変形可能に取付けるためにロー
    ラ及びローラ軸を二方向へ運動させるための装置と、 ブッシュ中の少なくとも1つの凹部内に配置され、一部
    分がローラ軸の外側表面部分に隣接している吸収材料
    と、 潤滑剤を凹部中の吸収材料へ供給するための装置と、を
    具えたヘッドセット装置。
  2. 【請求項2】 2つのねじ山成形ローラと2つのくすね
    防止ローラとを含む請求項1に記載されたヘッドセット
    装置。
  3. 【請求項3】 前記吸収材料がフェルト、ウール、綿、
    ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン及びその複合
    物からなる群から選ばれている請求項1に記載されたヘ
    ッドセット装置。
  4. 【請求項4】 それぞれのローラのための偏圧力を提供
    するために各ローラ軸の上方端部分に配置された弾性ス
    ラスト装置を更に含む請求項1に記載されたヘッドセッ
    ト装置。
  5. 【請求項5】 ブッシュ中の凹部が円周方向にある請求
    項1に記載されたヘッドセット装置。
  6. 【請求項6】 凹部中の吸収材料の少なくとも一部分が
    ローラ軸の円周方向の外側表面部分と接触状態にある請
    求項5に記載されたヘッドセット装置。
  7. 【請求項7】 潤滑剤供給装置はブッシュを通る穴を含
    み、該穴を通して潤滑剤が吸収材料へ供給される請求項
    1に記載されたヘッドセット装置。
  8. 【請求項8】 クロージャーを容器上に取付けるための
    蓋締機械と共に使用するためのヘッドセット装置であっ
    て、ハウジングと、 前記ハウジング中でそれぞれのローラ軸のそれぞれの下
    方端部分に取付けられた2つのねじ山成形ローラと、 前記ハウジング中でそれぞれの概ね円筒状のローラ軸の
    それぞれの下方端部分に取付けられた2つのくすね防止
    ローラと、 各ローラ軸がスリーブを通して取付けられ且つ軸線方向
    運動及び回転運動可能に配置された外側円筒状表面を有
    することと、 それぞれのローラのための偏圧力を提供するために各ロ
    ーラ軸の上方端部分に配置された弾性スラスト装置と、 各スリーブ中の少なくとも1つの凹部と、 前記凹部のそれぞれの中に配置され、少なくとも一部分
    が各ローラ軸の前記外側表面部分と接触状態にある潤滑
    剤吸収材料と、 潤滑剤がそれぞれの凹部のそれぞれの中の前記材料へ供
    給されるハウジング中の穴と、 ヘッドセット装置上での物質の蓄積を防止するためにヘ
    ッドセット装置の動作中約32.2℃(90°F)より
    高い温度の水をローラの方へ噴霧するための装置と、 水噴霧からの大部分の水がヘッドセット装置の動作中ス
    リーブ中の凹部へ入るのを阻止するに充分なだけ各二方
    向運動ローラ軸の外側表面とそれぞれのスリーブのそれ
    ぞれとの間にある装置と、を具えたヘッドセット装置。
  9. 【請求項9】 容器の蓋締機械と共に使用するためのヘ
    ッドセット装置のローラ軸を潤滑するための方法であっ
    て、 ブッシュ中の凹部の内側にあり且つ少なくとも一部分が
    ローラ軸の外側表面部分に隣接する吸収材料を提供する
    ことと、 潤滑剤を通路を通してブッシュの凹部中の吸収材料へ送
    出することによって吸収材料を潤滑剤で飽和すること
    と、 ローラ軸がブッシュを通して且つ吸収材料の一部分に沿
    って軸線方向及び回転方向へ運動するようにヘッドセッ
    ト装置を動作することと、のステップからなるヘッドセ
    ット装置のローラ軸の潤滑方法。
JP3064691A 1990-03-28 1991-03-28 改良されたヘッドセット装置 Pending JPH06127509A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US50071390A 1990-03-28 1990-03-28
US500713 1990-03-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06127509A true JPH06127509A (ja) 1994-05-10

Family

ID=23990606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3064691A Pending JPH06127509A (ja) 1990-03-28 1991-03-28 改良されたヘッドセット装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0451627A3 (ja)
JP (1) JPH06127509A (ja)
BR (1) BR9101238A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0686847A2 (en) 1994-06-09 1995-12-13 Nippondenso Co., Ltd. Oxygen concentration detector

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE785695A (fr) * 1971-07-09 1973-01-02 Continental Can Co Tete de capsulage pour rouler les capsules de fermeture
DE2822248C2 (de) * 1978-05-22 1982-09-09 Karl 7298 Loßburg Hehl Führungslager für eine verschiebbare Formaufspannplatte

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0686847A2 (en) 1994-06-09 1995-12-13 Nippondenso Co., Ltd. Oxygen concentration detector

Also Published As

Publication number Publication date
EP0451627A2 (en) 1991-10-16
EP0451627A3 (en) 1992-06-24
BR9101238A (pt) 1991-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4295320A (en) Closure conversion apparatus for existing closure applicating machines
US7153118B2 (en) Tablet press machine
RU2406889C2 (ru) Подшипниковое устройство для вала
CA2294371C (en) Spindle disc for high speed can decorators
US4314629A (en) Power roller accumulating conveyor
US4086747A (en) Headset device for a capping machine
JPH06127509A (ja) 改良されたヘッドセット装置
US2969262A (en) Bearing for high-speed spindles, particularly for spinning and twisting machines
US6484477B1 (en) Capping machine for capping and closing containers, and a method for closing containers
JPH09123420A (ja) 輪転印刷機の印刷胴の軸受装置
US6588338B2 (en) Cleaning device for printing-press cylinders
US4725015A (en) Rotating driven brake plate apparatus of a yarn tensioning device
US20180201397A1 (en) Ejection head for an ejection device of a sealing machine for sealing a container
JPH065289Y2 (ja) コンベヤの回転体支持装置
KR20010014018A (ko) 섬유 기계, 특히 직물 기계용 롤링 베어링에 장착되는 압압 롤러
CN208734825U (zh) 一种耐磨损高强度电机空调轮系张紧轮
CN208612838U (zh) 一种悬挂式喷漆治具
JPH01246002A (ja) 回転センタ
US9550197B2 (en) Dampening unit comprising a rotating brush, and container-handling machine
JP6586675B2 (ja) 回転ノズル
US3382130A (en) Device for preventing the fouling of labelling machines by the label glue
CN221003543U (zh) 一种包衣机滚筒的悬浮支撑机构
JPH0891484A (ja) 物品把持装置および物品把持方法
US3637137A (en) Centrifugal adhesive applicator
JPH06293469A (ja) 糸巻回装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees