JPH0612698A - 光ピックアップ - Google Patents
光ピックアップInfo
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- JPH0612698A JPH0612698A JP4190250A JP19025092A JPH0612698A JP H0612698 A JPH0612698 A JP H0612698A JP 4190250 A JP4190250 A JP 4190250A JP 19025092 A JP19025092 A JP 19025092A JP H0612698 A JPH0612698 A JP H0612698A
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- light
- optical system
- reflected
- optical
- prism
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Abstract
(57)【要約】
【目的】光ピックアップにおいて、フォーカスエラー信
号の検出精度を向上し、必要に応じて全体形状を小型化
できるようにする。 【構成】光ビームと反射光ビームを分離する光分離光学
系8を、反射光ビームを受光する受光光学系16〜22
の光軸に対して微小角度傾ける。
号の検出精度を向上し、必要に応じて全体形状を小型化
できるようにする。 【構成】光ビームと反射光ビームを分離する光分離光学
系8を、反射光ビームを受光する受光光学系16〜22
の光軸に対して微小角度傾ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ピックアップに係
り、特にフォーカスエラー信号の検出精度を向上すると
共に全体形状を小型化できる光ピックアップに関する。
り、特にフォーカスエラー信号の検出精度を向上すると
共に全体形状を小型化できる光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光情報処理装置において
は、光記録媒体からの反射光ビームを受光して複数種類
の情報信号を出力することにより、光磁気ディスク及び
コンパクトディスクを再生できるようにされたものがあ
る。
は、光記録媒体からの反射光ビームを受光して複数種類
の情報信号を出力することにより、光磁気ディスク及び
コンパクトディスクを再生できるようにされたものがあ
る。
【0003】この種の光情報処理装置においては、図2
に示すように、光ピックアップ1において、レーザダイ
オード2から所定偏波面の光ビームを射出し、グレーテ
イング4でビーム形状を整形する。そして、この情報処
理装置においては、この光ビームをレンズ6で平行光線
に変換した後、プリズム8に入射する。
に示すように、光ピックアップ1において、レーザダイ
オード2から所定偏波面の光ビームを射出し、グレーテ
イング4でビーム形状を整形する。そして、この情報処
理装置においては、この光ビームをレンズ6で平行光線
に変換した後、プリズム8に入射する。
【0004】ここでプリズム8は、平行四辺形形状のプ
リズムの斜面に直角プリズムの斜面を接着して形成さ
れ、この接着面に偏光ビームスプリッタが形成されるよ
うになっている。情報処理装置は、光ビームをこの偏光
ビームスプリッタを透過させてミラー10に導き、この
ミラー10で光路を90度折り曲げて対物レンズ12に入
射する。対物レンズ12は、所定のフォーカス補正信号
に応じて上下に可動するように保持され、これにより光
ビームを所定のスポツト形状で光磁気ディスク14に集
光する。
リズムの斜面に直角プリズムの斜面を接着して形成さ
れ、この接着面に偏光ビームスプリッタが形成されるよ
うになっている。情報処理装置は、光ビームをこの偏光
ビームスプリッタを透過させてミラー10に導き、この
ミラー10で光路を90度折り曲げて対物レンズ12に入
射する。対物レンズ12は、所定のフォーカス補正信号
に応じて上下に可動するように保持され、これにより光
ビームを所定のスポツト形状で光磁気ディスク14に集
光する。
【0005】このときレーザダイオードにおいては、所
定のクロック周期で間欠的に光ビームを射出するのに対
し、光情報処理装置においては、変調コイルを駆動して
記録情報に応じて極性が変化する変調磁界を印加し、こ
れにより熱磁気記録の手法を適用して光磁気ディスク1
4に所望の記録情報を記録する。
定のクロック周期で間欠的に光ビームを射出するのに対
し、光情報処理装置においては、変調コイルを駆動して
記録情報に応じて極性が変化する変調磁界を印加し、こ
れにより熱磁気記録の手法を適用して光磁気ディスク1
4に所望の記録情報を記録する。
【0006】一方、この光磁気ディスク又はコンパクト
ディスクから記録情報を再生する場合、光情報処理装置
においては、光ビームの強度を低減して光ディスクに照
射し、その反射光ビームの偏光面を検出する。すなわち
光ピックアップ1においては、対物レンズ12で反射光
ビームを受光し、ミラー10で反射してプリズム8に導
く。ここで反射光ビームにおいては、光ビームに対して
偏光面が変化していることにより、偏光ビームスプリッ
タで反射された後、偏光四辺形プリズムの残りの斜面で
反射されて射出される。これにより光ピックアップ1に
おいては、反射光ビームをウオラストンプリズム16、
レンズ18、マルチレンズを順次介して受光素子22に
入射する。
ディスクから記録情報を再生する場合、光情報処理装置
においては、光ビームの強度を低減して光ディスクに照
射し、その反射光ビームの偏光面を検出する。すなわち
光ピックアップ1においては、対物レンズ12で反射光
ビームを受光し、ミラー10で反射してプリズム8に導
く。ここで反射光ビームにおいては、光ビームに対して
偏光面が変化していることにより、偏光ビームスプリッ
タで反射された後、偏光四辺形プリズムの残りの斜面で
反射されて射出される。これにより光ピックアップ1に
おいては、反射光ビームをウオラストンプリズム16、
レンズ18、マルチレンズを順次介して受光素子22に
入射する。
【0007】ここで受光素子22においては、受光面を
4つの受光領域に分割し、各受光領域に所定偏光面のポ
ラライザが形成され、これにより反射光ビームの偏光面
の変化に追従して、隣接する受光領域の出力信号が相補
的に変化するようになっている。これにより光情報処理
装置においては、各受光領域の出力信号の減算信号を出
力することにより、光磁気ディスクについて記録情報を
再生できるようになっている。
4つの受光領域に分割し、各受光領域に所定偏光面のポ
ラライザが形成され、これにより反射光ビームの偏光面
の変化に追従して、隣接する受光領域の出力信号が相補
的に変化するようになっている。これにより光情報処理
装置においては、各受光領域の出力信号の減算信号を出
力することにより、光磁気ディスクについて記録情報を
再生できるようになっている。
【0008】一方、光情報処理装置においては、各受光
領域の出力信号を加算することにより、コンパクトディ
スクについて記録情報を再生できるようになっている。
さらに受光素子においては、記録情報再生用の受光素子
の両側に第2第3の受光素子を配置し、マルチレンズで
分離した反射光ビームを入射する。これにより光情報処
理装置においては、いわゆる3スポツト法を適用してフ
ォーカスエラー信号を検出し、このフォーカスエラー信
号に基づいて対物レンズを駆動することにより、フォー
カシング制御するようになっている。
領域の出力信号を加算することにより、コンパクトディ
スクについて記録情報を再生できるようになっている。
さらに受光素子においては、記録情報再生用の受光素子
の両側に第2第3の受光素子を配置し、マルチレンズで
分離した反射光ビームを入射する。これにより光情報処
理装置においては、いわゆる3スポツト法を適用してフ
ォーカスエラー信号を検出し、このフォーカスエラー信
号に基づいて対物レンズを駆動することにより、フォー
カシング制御するようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の光ピ
ックアップ1においては、対物レンズ等で反射した光ビ
ーム(以下迷光と呼ぶ)が反射光ビームと共に受光素子
22に入射する場合がある。特にこの迷光がフォーカス
エラー信号検出用の受光素子に入射すると、その分フォ
ーカスエラー信号の検出精度が低下し、これによりフォ
ーカシング制御の精度が低下することにより、甚だしい
場合確記録情報を確実に再生できなくなる。
ックアップ1においては、対物レンズ等で反射した光ビ
ーム(以下迷光と呼ぶ)が反射光ビームと共に受光素子
22に入射する場合がある。特にこの迷光がフォーカス
エラー信号検出用の受光素子に入射すると、その分フォ
ーカスエラー信号の検出精度が低下し、これによりフォ
ーカシング制御の精度が低下することにより、甚だしい
場合確記録情報を確実に再生できなくなる。
【0010】このためこの種の光ピックアップ1におい
ては、反射防止コーテイング等の手法を適用して対物レ
ンズ等の反射率を低減し、迷光の大きさを低減するよう
になっている。したがって、この迷光の強度を従来に比
してさらに低減することができれば、その分フォーカス
エラー信号の検出精度を高めることができる。これによ
りフォーカシング制御の精度を向上でき、記録情報を確
実に再生することができる。さらに、受光光学系は発光
光学系より光学部品の点数が多く(図2参照)その分光
の復路が長くなってしまい、ピックアップ全体の小型化
にも限度があるという問題があった。
ては、反射防止コーテイング等の手法を適用して対物レ
ンズ等の反射率を低減し、迷光の大きさを低減するよう
になっている。したがって、この迷光の強度を従来に比
してさらに低減することができれば、その分フォーカス
エラー信号の検出精度を高めることができる。これによ
りフォーカシング制御の精度を向上でき、記録情報を確
実に再生することができる。さらに、受光光学系は発光
光学系より光学部品の点数が多く(図2参照)その分光
の復路が長くなってしまい、ピックアップ全体の小型化
にも限度があるという問題があった。
【0011】本発明は上記課題に鑑みてされたものであ
って、その目的は、迷光の強度を従来に比して低減し、
フォーカスエラー信号の検出精度を向上させることがで
きる光ピックアップを提供することにある。
って、その目的は、迷光の強度を従来に比して低減し、
フォーカスエラー信号の検出精度を向上させることがで
きる光ピックアップを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求校1の
発明にあっては、光ビームを射出する光源と、上記光ビ
ームを光記録媒体に射出すると共に、この光記録媒体で
反射された上記光ビームの反射光ビームを受光する対物
レンズと、上記光源及び上記対物レンズ間に介挿され、
上記反射光ビーム及び上記光ビームを分離する光分離光
学系と、この光分離光学系で分離された上記反射光ビー
ムを受光する受光光学系とを備え、上記光分離光学系を
上記受光光学系の光軸に対して微小角度傾けた光ピック
アップにより、達成される。
発明にあっては、光ビームを射出する光源と、上記光ビ
ームを光記録媒体に射出すると共に、この光記録媒体で
反射された上記光ビームの反射光ビームを受光する対物
レンズと、上記光源及び上記対物レンズ間に介挿され、
上記反射光ビーム及び上記光ビームを分離する光分離光
学系と、この光分離光学系で分離された上記反射光ビー
ムを受光する受光光学系とを備え、上記光分離光学系を
上記受光光学系の光軸に対して微小角度傾けた光ピック
アップにより、達成される。
【0013】好ましくは、前記光分離光学系を受光部か
ら遠ざかる方向に傾けて、この光分離光学系を受光光学
系の光軸に対して微小角度傾けて構成できる。
ら遠ざかる方向に傾けて、この光分離光学系を受光光学
系の光軸に対して微小角度傾けて構成できる。
【0014】また、前記光分離光学系は、偏光ビームス
プリッタでなり、上記光源はこの偏光ビームスプリッタ
を透過するように所定偏光面の上記光ビームを射出する
ように構成できる。
プリッタでなり、上記光源はこの偏光ビームスプリッタ
を透過するように所定偏光面の上記光ビームを射出する
ように構成できる。
【0015】さらに、前記光源は、所定偏光面の上記光
ビームを射出し、上記光分離光学系は、平行四辺形形状
の第1のプリズムの斜面に直角プリズムの斜面を接着し
て、上記接着面に偏光ビームスプリッタを形成し、この
直角プリズムから上記光ビームを入射して上記偏光ビー
ムスプリッタを透過させて上記対物レンズに射出し、上
記反射光ビームを上記偏光ビームスプリッタで反射した
後、上記第1のプリズムの残りの斜面で反射して上記受
光光学系に射出するように構成できる。
ビームを射出し、上記光分離光学系は、平行四辺形形状
の第1のプリズムの斜面に直角プリズムの斜面を接着し
て、上記接着面に偏光ビームスプリッタを形成し、この
直角プリズムから上記光ビームを入射して上記偏光ビー
ムスプリッタを透過させて上記対物レンズに射出し、上
記反射光ビームを上記偏光ビームスプリッタで反射した
後、上記第1のプリズムの残りの斜面で反射して上記受
光光学系に射出するように構成できる。
【0016】
【作用】上述した構成によれば、光分離光学系を受光光
学系の光軸に対して微小角度傾けることにより、対物レ
ンズ等で発生した迷光と反射光ビームの光路を分離する
ことができる。このとき光分離光学系を偏光ビームスプ
リッタで形成すれば、光磁気ディスクに適用して、迷光
と反射光ビームの光路を分離することができる。
学系の光軸に対して微小角度傾けることにより、対物レ
ンズ等で発生した迷光と反射光ビームの光路を分離する
ことができる。このとき光分離光学系を偏光ビームスプ
リッタで形成すれば、光磁気ディスクに適用して、迷光
と反射光ビームの光路を分離することができる。
【0017】さらに平行四辺形形状の第1のプリズムの
斜面に直角プリズムの斜面を接着して、接着面に偏光ビ
ームスプリッタを形成して光分離光学系を形成すること
により、全体形状を小型化した場合でも迷光と反射光ビ
ームの光路を分離することができる。しかも、光分離光
学系を受光部から遠ざける方向に傾けて迷光と反射光ビ
ームの光路を分離するように構成すれば、その分対物レ
ンズに向かって受光光学系の位置を移動できる。
斜面に直角プリズムの斜面を接着して、接着面に偏光ビ
ームスプリッタを形成して光分離光学系を形成すること
により、全体形状を小型化した場合でも迷光と反射光ビ
ームの光路を分離することができる。しかも、光分離光
学系を受光部から遠ざける方向に傾けて迷光と反射光ビ
ームの光路を分離するように構成すれば、その分対物レ
ンズに向かって受光光学系の位置を移動できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様の限られるものではない。
基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様の限られるものではない。
【0019】図1は、本発明に係る光ピックアップを示
す概略図である。図において、光磁気ディスク30の構
成中、従来例と同一符号を付した箇所はこれと同様な構
成でなることから、重複した説明は省略する。
す概略図である。図において、光磁気ディスク30の構
成中、従来例と同一符号を付した箇所はこれと同様な構
成でなることから、重複した説明は省略する。
【0020】光ピックアップ30は、プリズム8を受光
素子22と逆側に約1度傾けて配置されるようになって
いる。これにより光ピックアップ30においては、光磁
気ディスク14の情報記録面で反射された反射光ビーム
の光路に対して、光磁気ディスク14の保護膜、対物レ
ンズ12で反射した迷光の光路を微小距離だけ離間する
ことができる。
素子22と逆側に約1度傾けて配置されるようになって
いる。これにより光ピックアップ30においては、光磁
気ディスク14の情報記録面で反射された反射光ビーム
の光路に対して、光磁気ディスク14の保護膜、対物レ
ンズ12で反射した迷光の光路を微小距離だけ離間する
ことができる。
【0021】この距離は、プリズム8を傾ける角度に応
じて大きくなり、実験によれば、約1度傾けるだけで、
実用上十分な範囲で迷光の入射を防止することができ、
その分従来に比して大幅にフォーカスエラー信号の検出
精度を向上することができた。さらにこの実施例におい
て、図1に示すように、ウオラストンプリズム16から
受光素子22までの受光光学系は、プリズム8を傾けた
分だけ対物レンズ12に近接して配置できる。
じて大きくなり、実験によれば、約1度傾けるだけで、
実用上十分な範囲で迷光の入射を防止することができ、
その分従来に比して大幅にフォーカスエラー信号の検出
精度を向上することができた。さらにこの実施例におい
て、図1に示すように、ウオラストンプリズム16から
受光素子22までの受光光学系は、プリズム8を傾けた
分だけ対物レンズ12に近接して配置できる。
【0022】これを、より具体的に説明すると、光磁気
ディスク又はコンパクトディスクから記録情報を再生す
る場合、光ピックアップ30においては、ディスク14
の表面で反射された反射光ビームが図1に示す光路をた
どって対物レンズ12で受光され、ミラー10で反射さ
れる際90度折り曲げられてプリズム8に導くようにな
っている。この反射光ビームは、光ビームに対して偏光
面が変化していることにより、偏光ビームスプリッタで
反射された後、偏光四辺形プリズム8の残りの斜面で反
射されて射出されウオラストンプリズム16、レンズ1
8、マルチレンズ20を順次介して受光素子22に入射
する。
ディスク又はコンパクトディスクから記録情報を再生す
る場合、光ピックアップ30においては、ディスク14
の表面で反射された反射光ビームが図1に示す光路をた
どって対物レンズ12で受光され、ミラー10で反射さ
れる際90度折り曲げられてプリズム8に導くようにな
っている。この反射光ビームは、光ビームに対して偏光
面が変化していることにより、偏光ビームスプリッタで
反射された後、偏光四辺形プリズム8の残りの斜面で反
射されて射出されウオラストンプリズム16、レンズ1
8、マルチレンズ20を順次介して受光素子22に入射
する。
【0023】ここで、プリズム8は図1に示すように受
光素子22から遠ざかる方向へ約1度傾斜しているか
ら、その反射光の射出面(ウオラストンプリズム16と
の対向面)は、図においてディスク14から対物レンズ
12を介してミラー10に至る光路に近づくことにな
る。一方、この射出面からウオラストンプリズム16の
入射面までの距離は一定であるから、プリズム8の射出
面が前記光路に近づいた分だけウオラストンプリズム1
6のプリズム8に対する対向面は、前記光路に近づくこ
とになる。
光素子22から遠ざかる方向へ約1度傾斜しているか
ら、その反射光の射出面(ウオラストンプリズム16と
の対向面)は、図においてディスク14から対物レンズ
12を介してミラー10に至る光路に近づくことにな
る。一方、この射出面からウオラストンプリズム16の
入射面までの距離は一定であるから、プリズム8の射出
面が前記光路に近づいた分だけウオラストンプリズム1
6のプリズム8に対する対向面は、前記光路に近づくこ
とになる。
【0024】かくして、本実施例にあっては、ウオラス
トンプリズム16から受光素子22に至る受光光学系を
全体として対物レンズ12からミラー10に至る光路
(図1参照)に接近して配置できることになる。
トンプリズム16から受光素子22に至る受光光学系を
全体として対物レンズ12からミラー10に至る光路
(図1参照)に接近して配置できることになる。
【0025】そして、このようにプリズム8を傾けるこ
とにより、光ピックアップ30の最後端でなる受光素子
22の位置を前記光路側に1〔mm〕近接して配置で
き、その分全体形状を小型化することができた。
とにより、光ピックアップ30の最後端でなる受光素子
22の位置を前記光路側に1〔mm〕近接して配置で
き、その分全体形状を小型化することができた。
【0026】なお上述の実施例においては、プリズム8
を受光素子22と逆側に傾けた場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、受光素子22側に傾けるように
してもよい。さらに上述の実施例においては、プリズム
を使用して光ビームと反射光ビームを分離する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、直角プリズムを
接着して形成した偏光ビームスプリッタで光ビームと反
射光ビームを分離する場合、さらにはビームスプリッタ
で光ビームと反射光ビームを分離する場合に広く適用す
ることができる。
を受光素子22と逆側に傾けた場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、受光素子22側に傾けるように
してもよい。さらに上述の実施例においては、プリズム
を使用して光ビームと反射光ビームを分離する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、直角プリズムを
接着して形成した偏光ビームスプリッタで光ビームと反
射光ビームを分離する場合、さらにはビームスプリッタ
で光ビームと反射光ビームを分離する場合に広く適用す
ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、迷
光と反射光ビームの光路を分離できることにより、フォ
ーカスエラー信号の検出精度を向上させることができ
る。さらに必要に応じて光分離光学系を受光光学系から
遠ざかる方向に傾ければ、受光光学系全体を対物レンズ
側によせるように移動して構成でき、その分ピックアッ
プの全体形状を小型化することができる。
光と反射光ビームの光路を分離できることにより、フォ
ーカスエラー信号の検出精度を向上させることができ
る。さらに必要に応じて光分離光学系を受光光学系から
遠ざかる方向に傾ければ、受光光学系全体を対物レンズ
側によせるように移動して構成でき、その分ピックアッ
プの全体形状を小型化することができる。
【図1】本発明の光ピックアップの一実施例を示す概略
図である。
図である。
【図2】その従来の構成を示す概略図である。
1、30 光ピックアップ 2 レーザダイオード 8 プリズム 12 対物レンズ 14 光磁気ディスク 22 受光素子
Claims (4)
- 【請求項1】 光ビームを射出する光源と、 上記光ビームを光記録媒体に射出すると共に、この光記
録媒体で反射された上記光ビームの反射光ビームを受光
する対物レンズと、 上記光源及び上記対物レンズ間に介挿され、上記反射光
ビーム及び上記光ビームを分離する光分離光学系と、 この光分離光学系で分離された上記反射光ビームを受光
する受光光学系とを備え、 上記光分離光学系を上記受光光学系の光軸に対して微小
角度傾けたことを特徴とする、光ピックアップ。 - 【請求項2】 前記光分離光学系を受光部から遠ざかる
方向に傾けて、この光分離光学系を受光光学系の光軸に
対して微小角度傾けたことを特徴とする、請求項1に記
載の光ピックアップ。 - 【請求項3】 前記光分離光学系は、偏光ビームスプリ
ッタでなり、 上記光源はこの偏光ビームスプリッタを透過するように
所定偏光面の上記光ビームを射出することを特徴とす
る、請求項1に記載の光ピックアップ。 - 【請求項4】 前記光源は、所定偏光面の上記光ビーム
を射出し、 上記光分離光学系は、平行四辺形形状の第1のプリズム
の斜面に直角プリズムの斜面を接着して、上記接着面に
偏光ビームスプリッタを形成し、 この直角プリズムから上記光ビームを入射して上記偏光
ビームスプリッタを透過させて上記対物レンズに射出
し、 上記反射光ビームを上記偏光ビームスプリッタで反射し
た後、上記第1のプリズムの残りの斜面で反射して上記
受光光学系に射出することを特徴とする、請求項1に記
載の光ピックアップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4190250A JPH0612698A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 光ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4190250A JPH0612698A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 光ピックアップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612698A true JPH0612698A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=16255013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4190250A Pending JPH0612698A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 光ピックアップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612698A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0692786A1 (en) * | 1994-06-10 | 1996-01-17 | Lg Electronics Inc. | Optical pickup system |
JP2007220166A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Sony Corp | 光ピックアップ、光ディスク装置及び立上プリズム |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP4190250A patent/JPH0612698A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0692786A1 (en) * | 1994-06-10 | 1996-01-17 | Lg Electronics Inc. | Optical pickup system |
JP2007220166A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Sony Corp | 光ピックアップ、光ディスク装置及び立上プリズム |
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