JPH0612674A - 光学情報の記録方法および記録装置 - Google Patents

光学情報の記録方法および記録装置

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JPH0612674A
JPH0612674A JP5059860A JP5986093A JPH0612674A JP H0612674 A JPH0612674 A JP H0612674A JP 5059860 A JP5059860 A JP 5059860A JP 5986093 A JP5986093 A JP 5986093A JP H0612674 A JPH0612674 A JP H0612674A
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signal
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Eiji Ono
鋭二 大野
Kenichi Osada
憲一 長田
Kenichi Nishiuchi
健一 西内
Noboru Yamada
昇 山田
Nobuo Akahira
信夫 赤平
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/006Overwriting
    • G11B7/0062Overwriting strategies, e.g. recording pulse sequences with erasing level used for phase-change media

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスクの全領域において歪の小さい良好
な記録マークを形成し、再生波形のジッタを小さく押え
ながら記録することでエラーレートを低減して、光ディ
スクの記録容量の拡大をはかることを目的とする。 【構成】 光学情報記録媒体上に、パルス幅変調された
デジタル信号を一つのレーザースポットを用いてオーバ
ーライトする場合に、記録すべき入力信号のパルス波形
を必要に応じて波形補正したのちレーザーパワーを消去
レベルと記録レベルの間で変調して信号を記録する方法
であって、前記光学情報記録媒体と前記レーザースポッ
トの相対速度の変化に応じて、前記波形補正の方法を変
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザー光線等を用い
て高速かつ高密度に光学的な情報を記録再生する光ディ
スクを中心とした光学情報記録部材への信号の記録方法
および記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザー光線を利用して高密度な情報の
再生あるいは記録を行う技術は公知であり、主に光ディ
スクとして実用化されている。光ディスクは再生専用
型、追記型、書き換え型に大別することができる。再生
専用型は音楽情報を記録したコンパクト・ディスクや画
像情報を記録したレーザー・ビデオ・ディスク等とし
て、また追記型は文書ファイルや静止画ファイル等とし
て商品化されている。現在では書き換え型を中心に研究
開発が進められており、パソコン用のデータファイル等
として商品化されつつある。
【0003】書換え型はレーザー光線等の照射条件を変
えることにより2つ以上の状態間で可逆的に変化する記
録薄膜を用いるものであり、主なものとして光磁気型と
相変化型がある。このうち相変化ディスクはレーザー光
の照射条件を変化させることにより記録膜をアモルファ
スと結晶間で可逆的に状態変化させて信号を記録し、ア
モルファスと結晶の反射率の違いを光学的に検出して再
生するものである。従って、再生専用型や追記型と同様
にレーザー光の反射率変化として信号の再生が可能であ
り、またレーザーパワーを消去レベルと記録レベルの間
で変調することにより、オーバーライトが1ビームでで
きるため装置構成を簡単にできるといったメリットがあ
る。
【0004】すでに商品化されている書き換え可能な光
ディスクにおける信号の記録方法は、ほとんどの場合、
それぞれの記録マークの位置がデジタル信号の1に対応
するパルス位置変調方式(以下PPM)である。しかし
さらなる高密度化のために、記録マークの前後のエッジ
位置がデジタル信号の1に対応するパルス幅変調方式
(以下PWM)が検討されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】PWM方式では記録マ
ークの幅が情報を持つため、記録マークを歪なく、すな
わち前後対称に記録する必要がある。しかし、光ディス
クに信号を記録する場合には、レーザー照射部は蓄熱効
果により照射開始点より終点の方が高温に達するため、
記録マークは先端より終端の幅が広くなり、記録マーク
形状が先端部で細く終端部で太くなって涙滴状に歪むと
いう課題ある。これは再生波形の歪を引き起こすため
に、記録した信号が正しく読み出せないということの原
因となる場合があった。そこで発明者らはこの記録マー
クの歪を低減する方法として、一つの記録マークを複数
の短パルス列の照射によって形成するオーバーライト方
法を提案した(特開平3−185628号公報)。
【0006】しかしこの方法は光ディスクを一定回転数
とした場合の内周と外周のようにレーザースポットの相
対速度が異なる場合には、特に相対速度が速い領域にお
いてレーザーパワー不足になったり、あるいは回路設計
が困難になったりするという新たな課題が発生する場合
もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】光学情報記録媒体上に、
パルス幅変調されたデジタル信号を一つのレーザースポ
ットを用いてオーバーライトする場合に、記録すべき入
力信号のパルス波形を必要に応じて波形補正したのちレ
ーザーパワーを消去レベルと記録レベルの間で変調して
信号を記録する方法であって、前記光学情報記録媒体と
前記レーザースポットの相対速度の変化に応じて、前記
波形補正の方法を変える。
【0008】これを容易に行うために、記録すべき入力
信号のパルス波形を波形補正するための複数の波形補正
手段を有し、さらにスピンドルモーターに取り付けられ
た光ディスク上に照射されたレーザースポットの位置を
判定する手段と、その判定結果に応じて、前記複数の波
形補正手段のうちの一つを選択して入力信号のパルス波
形を波形補正する手段と、補正されたパルス波形により
レーザーパワーを消去レベルと記録レベルの間で変調し
て前記光学情報記録媒体上に信号を記録する手段とを有
する記録装置を用いる。
【0009】
【作用】本発明によれば、光ディスク上の線速度の異な
る領域に、あるいは異なった回転速度で使用する異種の
ディスク上に、現実的な装置構成によりパルス幅変調さ
れたデジタル信号を常に記録マークの歪が小さく記録す
ることができるようになり、再生波形歪も低減し、高密
度記録が可能になる。
【0010】
【実施例】以下本発明を図面を参照しながら詳細に説明
する。最初に光ディスク上に信号を記録するときに記録
マークが、涙滴状に歪む原因を図8を参照しながら説明
する。図8(a)は記録すべき入力信号の波形であり、
従来方法では(b)のように入力信号で直接レーザー光
出力を消去パワーレベルPbと記録パワーレベルPpの
間で変調することで信号を記録していた。この場合記録
膜の到達温度は(c)のように、蓄熱効果によって記録
マークの先端部分よりも終端部分の方が高くなり、結果
として記録マークの形状は(d)のように先端よりも終
端の方が広くなって涙滴状に歪む。蓄熱効果は光ディス
クとレーザースポットの相対速度(以下線速度と記す)
が遅いほど大きくなるため、涙滴状歪も線速度が遅いほ
ど大きくなる。この歪は再生波形の歪を引き起こすた
め、記録した信号が正しく読み出せない場合があった。
そこで発明者らはこの記録マークの歪を低減する方法と
して、一つの記録マークを複数の短パルス列の照射によ
って形成するオーバーライト方法を提案した(特開平3
−185628号公報)。
【0011】これは図9(a)のような入力信号を、短
パルス列に変換した後(b)のようにレーザー出力を消
去パワーレベルPbと記録パワーレベルPpの間で変調
することで信号をオーバーライトするものである。ここ
で短パルス列は、幅の広い先頭パルスとこれより狭い後
続パルス列からなり、先頭パルスの幅は記録マークの長
さに係わらず常に一定で、さらに後続パルス列中の各パ
ルスの幅と間隔はそれぞれ等しく、かつ長さがn番目の
記録マークを形成する場合の前記後続パルス中のパルス
数はn−1個とするものである。例えばコンパクト・デ
ィスクで採用されている8−14変調信号(以下EFM
信号と記す)は、3T(Tはクロック周期)から11T
までの9種類の長さのパルスで構成されているが、この
EFM信号を記録する場合には最も短い3Tのパルスは
先頭パルスのみに、次の4Tのパルスは先頭のパルスと
1つの後続パルスに、5Tのパルスは先頭のパルスと2
つの後続パルスに、というように変換し、最も長い11
Tのパルスは先頭のパルスと8つの後続パルスに変換す
る。このような規則性をもって変換することにより、信
号の変換回路を簡単な構成にすることができる。この場
合記録膜の到達温度は(c)のように、先端では幅の広
い先頭パルスにより急激に昇温するが、その後はパルス
列によって照射されるために終端部分の昇温が抑えられ
て、結果として記録マークの形状は(d)のように先端
と終端の対称性が良くなって涙滴状歪が低減される。
【0012】上記短パルス化して記録する方法は、線速
度が遅くてかつ記録周波数が低い場合には非常に有効で
あるが、線速度が速い場合や、記録信号の周波数が高い
場合等においては新たな課題が発生することもあること
が分かった。
【0013】記録波形を短パルス化すると、記録膜に与
えられるエネルギーは従来方法に比べて小さくなるた
め、大きな記録パワーPpが必要になる。これは低線速
度の時には問題にならないが、線速度が速くなってさら
に大きな記録パワーが必要になる場合には高出力のレー
ザー光源が必要になり、記録装置コストが高くなってし
まう。
【0014】また、入力信号を短パルス化するためには
入力信号のパルス周期(上記EFM信号の場合にはT)
の整数分の1の周期を持つクロック信号が必要であり、
記録信号の周波数が高い場合には、クロック信号の周波
数が高くなりすぎて回路設計が困難になる。さらに、レ
ーザー出力も高周波で変調するほど波形の歪が大きくな
ってしまう。
【0015】光ディスクの一般的な使用方法を考えた場
合、光ディスクを一定の回転数で回転させる場合(以下
CAV)には内周より外周の方が線速度が速くなる。さ
らには記録マーク長を内周と外周で同じにして記録密度
を上げるために、外周ほど記録周波数を上げる方法も提
案されている。また、光ディスクを全ての領域において
一定の線速度で回転させる場合(以下CLV)でも、同
じ記録装置で異なる種類のディスクに信号を記録する場
合には、ディスクの種類によって線速度や記録周波数を
変える必要がある。
【0016】そこで発明者らは、以上の点を鑑みて詳細
に検討したところ、光ディスク上にパルス幅変調された
デジタル信号を一つのレーザースポットを用いてオーバ
ーライトする場合に、線速度の変化に応じて、記録レー
ザー波形を最適形状に補正することが上記課題を解決す
るのに非常に有効であることを見いだした。
【0017】例えば入力信号が図1(1)の様な場合
(ここではEFM信号を想定)、線速度があらかじめ設
定された値L0より遅い場合には、レーザーの変調波形
は(2)のように短パルス列化し(以下この短パルス列
化された波形を記録波形Aと記す)、L0より速い場合
には、レーザーの変調波形は(3)のように入力パルス
幅を少し短くしたパルス(以下この波形を記録波形Bと
記す)に変換して光ディスク上に照射する。
【0018】次に具体的実施例をもって説明する。 (実施例1)最初に一枚の相変化光ディスク上に、線速
度と記録波形を種々変えながら記録・再生して、線速度
と再生波形歪の関係について求めた。
【0019】実験に用いた光ディスクの構造を図2に示
す。基板1はポリカーボネイト製で信号記録用トラック
を設けた直径200mmの円盤である。記録膜2はGeSb
Teの3元からなり、その膜厚は20nmとした。記録膜
の上下の誘電体膜3、4はZnSであり、基板側が15
0nm、反対側が15nmである。反射膜5としてはA
uを50nm設けた。この光ディスクの記録膜をあらか
じめ全面結晶化(信号の消去状態)させた後、レーザー
照射によりアモルファスの記録マークとして信号を記録
した。
【0020】光ディスクの線速度は、その回転数を変え
ることにより、1.5m/s,3m/s,6m/s,9
m/sの4つの速度を選択した。
【0021】入力信号としてはEFM信号を採用した。
そして半導体レーザーを、1)EFMの入力波形で直接
変調する方法(以下この波形を記録波形Cと記す)、
2)記録波形Aのように短パルス列に補正し変調する方
法、3)記録波形Bのようにパルス列を若干短く補正し
変調する方法、で駆動して信号を記録した。
【0022】本実施例で採用した具体的な記録波形の形
状を図3に示す。(1)はEFM信号の入力波形の一例
であり、Tはクロック周期である。(2)は(1)の入
力波形で直接レーザーを変調した記録波形Cである。
(3)は記録波形Aである。この場合、短パルス列中の
先頭パルスの幅は1.5T、後続パルスの幅および間隔
はどちらも0.5Tとした。すなわちこの記録波形Aの
クロック周期は0.5TでありしたがってEFM信号の
2倍の周波数のクロックが必要である。(4)は記録波
形Bである。この場合、すべての記録パルスの幅をEF
M信号よりTだけ短くしている。
【0023】なお、EFM信号のクロック周波数は、線
速度が変わっても記録マーク長が同じになるように変化
させた。具体的には、1.5m/sのとき4.3MH
z,3m/sのとき8.6MHz,6m/sのとき1
7.2MHz,9m/sのとき25.8MHzである。
【0024】記録された信号を再生し、その再生波形の
歪の大きさを求めた。再生波形歪の定量的な評価は、再
生波形を予め2値化した後タイム・インターバル・アナ
ライザーに入力してジッター量を位相マージンとして求
めた。位相マージンが大きい程、記録マークの前後のエ
ッジ位置のずれ量が小さく、記録マークの歪が小さい。
【0025】図4に各条件に於ける最大の位相マージン
と線速度の関係を、また図5にその時の記録パワー(光
ディスクの盤面上)と線速度の関係を示す。なお、消去
パワーは全ての記録波形の違いに係わらず、それぞれの
線速度において一定にした。
【0026】図4から明かなように、記録波形B,Cの
場合には線速度が速いほど位相マージンは大きくなって
いる。これは一つの記録マークを一つのパルスで記録す
る方法では、線速度が小さい程記録マークの歪が大きく
なり、従って再生波形の歪も大きいことを示している。
ここで記録波形Cよりも記録波形Bの方が位相マージン
が大きくなっている。これはオーバーライトの場合、記
録膜は消去レベル以上のパワーで照射されて常に予熱さ
れているために、記録マークは記録パルス幅よりもトラ
ック方向に長くなってしまうためと考えられる。すなわ
ち、所望の長さの記録マークを得るためには、その長さ
よりも短い記録パルスで照射するのがよいことを示して
いる。
【0027】記録波形Aの場合には、線速度にあまり依
存せずほぼ一定であり、特に低線速度でも大きな位相マ
ージンが得られており、記録波形B,Cより優れている
のが分かる。しかし、線速度が速くなるにつれて記録波
形AとBの場合の位相マージンは近付き、6m/sでは
ほとんど等しくなっている。なお、9m/sの場合には
入力波形を記録波形Aに変換するための回路のクロック
周波数が高くなすぎたために、記録波形Aでの記録再生
は行っていない。
【0028】また記録パワーは図5に示すように、記録
波形C,B,Aの順に大きくなる。記録波形Aでは記録
膜に与えるエネルギーを短パルス列で与えているため、
大きな記録パワーが必要になり、そのため特に高線速度
においては、光源として出力の大きな半導体レーザーが
必要になる。
【0029】以上のように図4、図5によれば、本実施
例の構成では、線速度が約6m/sより遅いところでは
記録波形Aが優れ、約6m/sより速いところでは記録
波形Bが優れており、したがって、光ディスクの線速度
を検出して、それに基づいて記録波形の補正手段を変え
ることが、位相マージン、装置構成、記録感度等の観点
から望ましいことが分かる。
【0030】また、図6の記録波形Dのように、図3の
記録波形Aの記録パルス列の前後でレーザーパワーを消
去レベルより低くしてもよい。このようにすればマーク
間隔を狭くして記録する場合に、記録パワーで照射され
た領域の熱が後方に拡散して、次の記録マークを大きく
書いてしまうという熱干渉の現象を小さくできるため、
位相マージンを広くするのに有効である。レーザーパワ
ーを消去レベルより低くする期間が長すぎると記録膜が
結晶化温度以上に到達しなくなり、消し残りが生じてし
まう。しかし消去レベルより低くする期間τがτ≦λ/
V(λ:レーザー波長、V:レーザースポットと光ディ
スクの相対速度)の範囲内であれば、その期間の前後の
PbおよびPpで重複して照射されるし、またその期間
の前後のPbおよびPpで照射された領域からの伝導熱
によっても昇温されるので記録膜は結晶化温度に達し消
し残りは小さくできる。
【0031】なお、記録波形Dでは記録パルス列の前と
後ろの双方でレーザーパワーを消去レベルより低くした
が、前または後ろの一方のみとしても充分効果がある。
また、消去レベルより低いレベルとしては、再生パワー
レベル、もしくはレーザーのオフレベルとすれば装置構
成が簡単にできる。
【0032】また、図3の記録波形Bにおいても記録パ
ワーの前後もしくはそのどちらか一方に消去レベルより
低いレベルを設けてもよい。
【0033】さらには図3の記録波形Aを図6の記録波
形Eのように、記録パルス列に対応する期間において
は、記録パワーと再生パワーレベルあるいはレーザーの
オフレベルとの間で変調してもよい。この方法では記録
マーク内の全ての場所において記録膜が溶融後急冷され
るため安定した記録マークが形成でき、位相マージンを
広くするのに有効である。
【0034】また図4に示したように、線速度の速いと
ころでは記録波形Cでも良好な位相マージンが得られ
る。すなわち線速度の速い場合には、入力信号でレーザ
ーパワーを直接変調し、線速度が遅いところでは記録波
形Aのようなパルス列に変換してからレーザーパワーを
変調して信号を記録してもよい。この場合には線速度が
速い場合において波形の変換回路が不用となり装置構成
が簡単になる。
【0035】(実施例2)次に本発明による光ディスク
装置について図7を用いて説明する。光ディスク6はス
ピンドルモーター7に取り付けられ、一定の回転数で回
転している。ここでは光ディスク6は実施例1と同じデ
ィスクを用いた。光学ヘッド8は半導体レーザーを光源
とし、コリメータレンズ、対物レンズ等により光ディス
ク上にレーザースポットを形成する。半導体レーザーは
レーザー駆動回路9により駆動されるが、信号を記録す
る場合には入力信号は波形補正回路A(10)もしくは
波形補正回路B(11)のいずれかの回路により、波形
補正された後レーザー駆動回路へ入力される。ここでは
入力信号はEFM信号であり、波形補正回路AはEFM
信号を短パルス列に変換する回路であり(具体的回路構
成は例えば特開平3−185628号公報参照)、短パ
ルス列化された波形でレーザー駆動回路を変調すると図
3(3)の記録波形が得られる。また波形補正回路Bは
パルス幅を短く変換する回路であり、短かくされた波形
でレーザー駆動回路を変調すると図3(4)の記録波形
が得られる。波形補正回路Bは遅延素子とAND回路に
より構成できる。すなわち入力信号を遅延素子を通した
後、元の入力信号との論理積を求めることで図3(4)
の記録波形が得られる。
【0036】本装置は信号を記録する場合に、最初にレ
ーザースポットを光ディスク上に照射して、信号トラッ
クに予め設けられたアドレス信号をアドレス再生回路1
2で判読し、システムコントローラー13によりレーザ
ースポット照射部分の線速度を計算する。その線速度が
予め設定された値より小さければ、波形補正手段として
スイッチ14により波形補正回路Aが選択され、逆に線
速度が予め設定された値より大きければ、波形補正手段
としてスイッチ14により波形補正回路Bが選択され
る。
【0037】すなわちこの装置によれば、実施例1の結
果を生かして、光ディスクの全領域において位相マージ
ンが広い記録手段を容易に提供することができる。
【0038】なお本実施例では波形補正手段として2つ
の波形補正回路を用いたが、さらに異なる種類の複数の
補正手段を用いてもよい。すなわち、上記実施例では光
ディスクを線速度の異なる2つの領域に分割してそれぞ
れに最適な記録波形を対応させたが、さらに線速度の異
なる領域を3つ以上の領域に分割して、それぞれの領域
に最適な記録波形を対応させるのも本発明に含まれる。
【0039】さらには、実施例1、2では波形補正手段
として、線速度の遅い領域では記録パルスを複数の短パ
ルスからなるパルス列に波形補正したのち信号を記録
し、線速度の速い領域では記録パルスを短く波形補正し
たのち信号を記録する方法を示した。しかしながら最適
な波形補正手段は光ディスクの構造や記録媒体の種類に
よっても異なる場合があり、本実施例1、2で示した波
形が常に最適補正手段であるとは限らない。
【0040】例えば、場合によっては線速度に関わらず
記録パルスを複数の短パルスからなるパルス列に波形補
正する方法を採用し、線速度の速い領域と遅い領域で変
換された短パルス列の先頭パルスの幅を変える(例えば
線速度の速い領域で広くする)方法により光ディスクの
全領域で位相マージンを大きくすることも可能であり、
このような補正方法も本発明に含まれる。
【0041】さらには線速度に関わらず記録パルスを複
数の短パルスからなるパルス列に波形補正する方法を採
用し、線速度の速い領域と遅い領域で変換された短パル
ス列のパルスの幅を変えても良い。例えば線速度の遅い
領域では記録波形を図10(1)の記録波形Fとし、線
速度の速い領域では記録波形Fの短パルス列のパルス幅
を広げて図10(2)の記録波形Gのようにする。信号
記録時の蓄熱効果は線速度が速くなると小さくなるた
め、短パルス列のパルス幅を広げても涙状歪は大きくな
らない。短パルス列のパルス幅を広げると記録膜に供給
されるエネルギーが増えるため、結果としてパルス幅が
狭い場合より記録パワーを低下させることができる。
【0042】なお、図10の記録波形F,Gにおいて
も、図6の記録波形DあるいはEのように記録パルス列
の前後もしくはその一方でレーザーパワーを消去レベル
より低くしたり、あるいは、記録パルス列に対応する期
間、記録パワーと再生パワーレベルあるいはレーザーの
オフレベルとの間で変調してもよいことは言うまでもな
い。
【0043】
【発明の効果】本発明の光学情報の記録方法および記録
装置によれば、光ディスクの全領域において歪の小さい
良好な記録マークの形成が簡単な装置構成ででき、再生
波形のジッタを小さく押えながら記録することができ
る。これは光ディスクのエラーレートの低減につなが
り、しいては光ディスクの記録容量の拡大をはかること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により提供される記録波形を示す図
【図2】実施例で用いた光ディスクの断面図
【図3】実施例で採用した記録波形を示す図
【図4】複数の記録波形を採用した場合の線速度と位相
マージンの関係を示す図
【図5】複数の記録波形を採用した場合の線速度と記録
パワーの関係を示す図
【図6】本発明により提供される他の記録波形を示す図
【図7】本発明により提供される記録装置を示す図
【図8】従来の記録方法を説明するための図
【図9】従来の記録方法を説明するための図
【図10】本発明により提供される他の記録波形を示す
【符号の説明】
1 基板 2 記録膜 3、4 誘電体膜 5 反射膜 6 光ディスク 7 スピンドル・モーター 8 光学ヘッド 9 レーザー駆動回路 10 波形補正回路 11 波形補正回路 12 アドレス再生回路 13 システムコントローラー
フロントページの続き (72)発明者 山田 昇 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 赤平 信夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザー光線等の照射によって、光学的に
    識別可能な状態間で可逆的に変化する記録薄膜を有する
    光学情報記録媒体上に、パルス幅変調されたデジタル信
    号を一つのレーザースポットを用いてオーバーライトす
    る光学情報の記録方法において、記録すべき入力信号の
    パルス波形を必要に応じて波形補正したのちレーザーパ
    ワーを消去レベルと記録レベルの間で変調して信号を記
    録する場合に、前記光学情報記録媒体と前記レーザース
    ポットの相対速度の変化に応じて前記波形補正の方法を
    変えることを特徴とする光学情報の記録方法。
  2. 【請求項2】光学情報記録媒体が光ディスクであって、
    前記光ディスクの少なくとも内周と外周で前記波形補正
    の方法を変えることを特徴とする請求項1記載の光学情
    報の記録方法。
  3. 【請求項3】相対速度が予め決められた相対速度より遅
    い場合には、一つの記録マークを形成するための記録パ
    ルスを複数の短パルスからなるパルス列に波形補正した
    のちレーザーパワーを変調して信号を記録し、前記相対
    速度が予め決められた相対速度より速い場合には、前記
    入力信号で直接レーザーパワーを変調して信号を記録す
    ることを特徴とする請求項1記載の光学情報の記録方
    法。
  4. 【請求項4】相対速度が予め決められた相対速度より遅
    い場合には、一つの記録マークを形成するための記録パ
    ルスを複数の短パルスからなるパルス列に波形補正した
    のちレーザーパワーを変調して信号を記録し、前記相対
    速度が予め決められた相対速度より速い場合には、一つ
    の記録マークを形成するための記録パルスのパルス幅を
    短く波形補正したのちレーザーパワーを変調して信号を
    記録することを特徴とする請求項1記載の光学情報の記
    録方法。
  5. 【請求項5】複数の短パルスからなるパルス列は先頭パ
    ルスと後続パルス列からなり、前記先頭パルスの幅は記
    録マークの長さに係わらず常に一定でかつ後続パルス列
    中の各パルスの幅より大きく、前記後続パルス列中の各
    パルスの幅と間隔はそれぞれ等しく、かつ長さがn番目
    の記録マークを形成する場合の前記後続パルス中のパル
    ス数はn−1個であることを特徴とする請求項3または
    4記載の光学情報の記録方法。
  6. 【請求項6】一つの記録マークを形成するレーザー光照
    射の前と後の少なくとも一方で、レーザーパワーを予め
    決められた期間消去レベルより低いレベルとすることを
    特徴とする請求項3または4記載の光学情報の記録方
    法。
  7. 【請求項7】複数の短パルスからなるパルス列の前と後
    の少なくとも一方において、レーザーパワーを予め決め
    られた期間消去レベルより低いレベルとすることを特徴
    とする請求項6記載の光学情報の記録方法。
  8. 【請求項8】消去レベルより低いレベルが再生パワーレ
    ベル、もしくはレーザーのオフレベルであることを特徴
    とする請求項6記載の光学情報の記録方法。
  9. 【請求項9】前記複数の短パルスからなるパルス列に対
    応する期間においては、前記レーザーパワーを記録パワ
    ーレベルと再生パワーレベルあるいはレーザーのオフレ
    ベルとの間で変調することを特徴とする請求項3または
    4記載の光学情報の記録方法。
  10. 【請求項10】一つの記録マークを形成するための記録
    パルスを、全ての相対速度において先頭パルスと後続パ
    ルス列からなるパルス列に波形補正したのちレーザーパ
    ワーを変調して信号を記録する場合に、前記相対速度が
    速いほど前記後続パルス列中のパルス幅を広くすること
    を特徴とする請求項1記載の光学情報の記録方法。
  11. 【請求項11】レーザー光線等の照射によって、光学的
    に識別可能な状態間で可逆的に変化する記録薄膜を有す
    る光学情報記録媒体上に、パルス幅変調されたデジタル
    信号を一つのレーザースポットを用いてオーバーライト
    する光学情報の記録装置において、記録すべき入力信号
    のパルス波形を波形補正するための複数の波形補正手段
    を有し、さらにスピンドルモーターに取り付けられた光
    ディスク上に照射されたレーザースポットの位置を判定
    する手段と、その判定結果に応じて、前記複数の波形補
    正手段のうちの一つを選択して入力信号のパルス波形を
    波形補正する手段と、補正されたパルス波形によりレー
    ザーパワーを消去レベルと記録レベルの間で変調して前
    記光学情報記録媒体上に信号を記録する手段とを有する
    ことを特徴とする光学情報の記録装置。
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