JPH087277A - 情報の記録方法及び記録装置 - Google Patents

情報の記録方法及び記録装置

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Publication number
JPH087277A
JPH087277A JP6141959A JP14195994A JPH087277A JP H087277 A JPH087277 A JP H087277A JP 6141959 A JP6141959 A JP 6141959A JP 14195994 A JP14195994 A JP 14195994A JP H087277 A JPH087277 A JP H087277A
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JP
Japan
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recording
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length
mark
basic
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Pending
Application number
JP6141959A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Miyauchi
靖 宮内
Motoyasu Terao
元康 寺尾
Akemi Hirotsune
朱美 廣常
Hiroyuki Minemura
浩行 峯邑
Tetsuya Fushimi
哲也 伏見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH087277A publication Critical patent/JPH087277A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/006Overwriting
    • G11B7/0062Overwriting strategies, e.g. recording pulse sequences with erasing level used for phase-change media

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの記録符号に対して複数のマークより成
るマーク列を対応させる記録方法において、安定に記録
が行なえ、多数回書き換え後も再生信号のジッターが小
さい情報の記録方法及び記録装置を提供する。 【構成】 個々の記録符号を、複数の長さの記録符号の
うちの最短の記録符号の整数分の1の長さを有する基本
符号(2T)、又は基本符号の長さの整数倍以外の長さ
でかつ基本符号の長さの3.5分の1以上3.5倍以下
の長さを有する非整数倍符号(3T)、あるいはそれら
の組み合わせによって構成し、基本符号と非整数倍符号
をそれぞれ1つの記録パルスに対応させ、各記録パルス
で記録媒体上に各々独立した記録マークを形成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光等の記録用ビ
ームによって、映像信号や音声信号などをFM変調した
アナログ情報信号や、電子計算機のデータ、ファクシミ
リ信号、ディジタルオーディオ信号などのディジタル情
報信号を、リアルタイムで記録することが可能な情報の
記録方法及び記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般社会で扱われる情報が多種多
様化し、ユーザが情報を記録又は書き換えることができ
る書き換え可能形光ディスクの要求が高まってきた。ま
た、情報量も増大し、大容量の光ディスクが必要になっ
てきた。これに伴って光ディスクの高密度化の検討が活
発に行なわれている。
【0003】たとえば、記録マークの両端(エッジ)に
情報を持たせるマークエッジ記録が多く使われ始めてい
る。このマークエッジ記録では、トラック方向に長い記
録マークを形成する。この場合、熱伝導による余熱効果
により、後に照射される場所ほど温度が高くなる。その
結果、形成された記録マークは、後端に近い程幅が広い
涙滴状となる。そして、涙滴状の記録マークから信号を
再生した場合、記録信号に正しく対応した再生信号が得
られないなどの問題が有った。
【0004】これを改良する方法として、少なくとも最
長の記録パルスを二つ以上のパルス列に分割し、後部ほ
ど照射エネルギーを小さくして記録マークの形状を制御
する方法(特開平1−150230号公報)や、各長さ
の記録符号に対してその長さに比例した数だけ一定の長
さの基本パルスを繰り返し照射することによって記録マ
ーク列を形成し、記録符号に対応した再生信号のエッジ
位置を制御する方法(特開昭63−25830号公報)
などがある。ここで、特開平1−150230号公報の
場合は、一つの記録符号に対して一つの記録マークが対
応し、特開昭63−25830号公報の場合は、一つの
記録符号に対して複数の記録マークからなる記録マーク
列が対応する。これらの改良によりマークエッジ記録に
おいても、再生信号のジッターを減少させることが可能
となり、記録信号に対応した再生信号を得ることが可能
となった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
うち、一つの記録符号に対して一つの記録マークを対応
させる特開平1−150230号公報の記録方法には、
長い記録マークを有する変調方式の場合、多数回書き換
えを行なうことにより記録膜の流動が生じ、S/Nが低
下しやすいという問題がある。
【0006】また、一つの記録符号に対して記録マーク
列を対応させる特開昭63−25830号公報の記録方
法には、一つの記録マークが小さいため多数回の書き換
えによる流動は抑制されるものの、記録マーク幅が狹過
ぎて再生信号レベルの低下が生じてしまうという問題が
あり、さらに、各記録符号の長さに応じて一定の基本パ
ルスを繰り返し照射しているため、変調方式によっては
最短記録符号の整数分の1の基本符号の繰り返しだけで
は目的の長さの記録符号が得られず、これを解決するに
は、基本符号の整数倍の端数に対応する記録パルスでマ
ークを形成しなければならず、安定に記録マークを形成
することができなくなるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、前記一つの記録符号に対
して複数の記録マークからなる記録マーク列を対応させ
る記録方法における問題点を解決し、記録マーク列で一
つの記録符号を記録しても再生信号レベルの低下を生じ
ることがなく、長い記録符号を含む変調方式においても
安定に記録が行なえ、かつ多数回書き換え後も再生信号
のジッターが小さい情報の記録方法及び記録装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体にエ
ネルギービームを照射し、複数の長さの記録符号を各々
互いに分離した複数の記録マークからなる記録マーク列
として、あるいは前記の記録マーク列とするか、1個の
記録マークとするかを選択して記録媒体上に所定の配列
で記録することによって情報を記録する情報の記録方法
において、個々の記録符号を、複数の長さの記録符号の
うちの最短の記録符号の整数(1以上の正の整数、以下
同じ)分の1の長さを有する仮想的な単位符号(基本符
号と呼ぶ)、又は基本符号の長さの整数倍以外の長さで
かつ基本符号の長さの3.5分の1以上3.5倍以下の
長さを有する符号(非整数倍符号と呼ぶ)、あるいはそ
れらの組み合わせによって構成し、基本符号と非整数倍
符号をそれぞれ1つの記録パルスに対応させ、各記録パ
ルスは記録媒体上に各々独立した記録マークを形成す
る。
【0009】非整数倍符号の長さは、基本符号の3.5
分の1以上3.5倍以下とする必要があり、基本符号の
2.5分の1以上2.5倍以下とするのが好ましく、
1.5分の1以上1.5倍以下とするのが特に好まし
い。しかし、出現頻度の少ない(例えば、1/50程
度)記録符号に対しては、基本符号の3.5倍以上の非
整数倍符号を用いても構わない。
【0010】例えば、(1,7)RLL変調を用いて記
録を行なう場合、最短記録符号は2T(T:最小反転周
期)であり最長記録符号は8Tである。そして2T符号
から8T符号の間で取り得る記録符号は2T符号、3T
符号、4T符号、5T符号、6T符号、7T符号、8T
符号の7種類である。ここで基本符号を最短記録符号と
同じ長さとすると、基本符号(最短記録符号)である2
T符号の整数倍の記録符号(4T符号、6T符号、8T
符号)は2T符号を繰り返すことにより形成できるが、
2T符号の整数倍以外の記録符号(3T符号、5T符
号、7T符号)は2T符号を繰り返すだけでは形成でき
ない。そこで、この場合には、たとえば基本符号である
2T符号と、基本符号の1.5倍の非整数倍符号である
3T符号の2つの記録符号を組み合わせて記録を行な
う。7T符号の場合は、2T符号2個と3T符号1個で
形成することができる(この場合、7T符号は記録マー
ク3個で形成される)。
【0011】また、前記例において、基本符号による記
録マークと非整数倍符号による記録マークを組み合わせ
た記録マーク列で記録を行う場合には、記録マーク列の
先頭あるいは最後の記録マークを非整数倍符号による記
録マークとするのが記録マークのエッジ位置を正確に決
められるため好ましい。また、1つの記録符号に対応し
た記録パルス列の先頭あるいは最後の記録パルスの照射
エネルギー(1つの記録マークを形成するのに必要なエ
ネルギー)を他のパルスの照射エネルギーより大きくす
ることも同様な効果がある。7T符号の場合には、先頭
の記録マークあるいは最後の記録マークを3T符号にす
るのが好ましい。この時、先頭あるいは最後の記録パル
スの照射エネルギーが他の記録パルスの照射エネルギー
よりも大きくなる。このために先頭あるいは最後の記録
パルスによる記録マークの長さが他の記録マークの長さ
よりも長くなる。
【0012】また、6T符号は基本符号である2T符号
を3個繰り返せばよいが、非整数倍符号の3T符号2個
でも構成することができる。最長記録符号である8T符
号は基本符号である2T符号を4個繰り返せばよいが、
非整数倍符号の3T符号2個と基本符号の2T符号1個
によっても構成可能である。この場合には先頭の符号と
最後の符号の両方の符号に対応する記録パルスの照射エ
ネルギーを大きくした方が好ましい。しかし、記録マー
ク長が長くなると書き換えによる流動も起こりやすくな
るので、それぞれの記録符号について基本符号と非整数
倍符号の合計の数が最も多くなる組み合わせを取るのが
好ましい。たとえば、8T符号の場合には、2T符号を
4個繰り返して構成するのがよい。
【0013】また、長い記録符号に対応した記録マーク
列を複数の基本符号及び/又は非整数倍符号を組み合わ
せて形成する場合には、得られた再生信号の時間幅が分
割前の元の長い記録符号に対応する時間幅となるように
予め分割したそれぞれの複数の符号のパルス幅あるいは
照射パワーを変化させるのが好ましい。たとえば、書き
換えができず一回だけ追加記録が行なえる追記型の光デ
ィスクでは、一つの記録マークを形成するために記録レ
ーザ変調信号を高いパワーレベルに保持する時間(記録
パルス幅)をそれぞれの符号の時間長よりも短くするこ
とにより再生信号のエッジ位置を正確に決定できる。オ
ーバーライト可能な書き換え型の光ディスクでは、一つ
の記録マークを形成するために記録レーザ変調信号を高
いパワーレベルに保持する時間(記録パルスの幅)を分
割したそれぞれの符号の時間長よりも短くし、この記録
パルスの後に消去パワーレベルよりも低いパワーレベル
に符号の長さ以下の短い時間だけ一旦立ち下げた方が、
急冷効果によるマーク形状の制御が容易になり好まし
い。
【0014】また、最短記録符号が長い信号変調方式の
場合には、基本符号を最短記録符号の整数分の1として
もよい。たとえば、最短記録符号が4T符号の場合に
は、最短記録符号の2分の1の2T符号を基本符号とす
ることによりマーク形状の正確な制御や流動の抑制が可
能となる。本発明には、基本符号より非整数倍符号が短
い場合も含まれる。たとえば、最短記録符号が3T符号
でこれを基本符号とした時、5T符号は基本符号の3T
と非整数倍符号の2Tとの組み合わせとすることができ
る。
【0015】また、基本符号と組み合わせる非整数倍符
号は必ずしも1種類に限られない。例えば、記録符号が
1.5T、2T、2.5T、3T、3.5T、4Tから
なる変調方式において、基本符号を1.5T、非整数倍
符号を2T及び2.5Tの2種類とすると全ての記録符
号を基本符号と非整数倍符号の組み合わせによって構成
することができる。
【0016】本発明の記録方法は、記録媒体と、前記記
録媒体を移動させる手段と、レーザ光源と、前記レーザ
光源からのレーザ光を前記記録媒体上に集光する手段
と、記録すべき信号を記録符号に変換する信号変調手段
と、前記変換された個々の記録符号を最短の記録符号の
整数分の1の長さを有する基本符号、前記基本符号の長
さの整数倍以外の長さでかつ前記基本符号の長さの3.
5分の1以上3.5倍以下の長さを有する非整数倍符
号、あるいはそれらの組み合わせに分解する符号器と、
前記分割された符号に対応した記録パルスを発生させる
記録パルス生成手段と、前記記録パルスによって前記レ
ーザ光源を駆動するレーザ光源駆動手段とを含み、複数
の長さの記録符号を各々1個の記録マーク又は互いに分
離した複数の記録マークからなる記録マーク列として前
記記録媒体上に所定の配列で記録することによって情報
を記録する情報の記録装置によって実現される。
【0017】また、サンプルサーボ方式対応のディスク
基板及びサンプルサーボ方式の記録方法を用いた場合
が、装置の小型化や記録再生の安定性の面で有利であ
る。本発明に用いる記録媒体としては、高速結晶化が可
能な結晶−非晶質相変化光記録媒体や、非晶質−非晶質
間変化を利用する記録媒体、結晶系や結晶粒径の変化な
どの結晶−結晶間相変化記録媒体及び光磁気記録媒体が
好ましいが、他の記録媒体を用いてもよい。また、本発
明は、ディスク状のみならず、カード状などの他の形態
の記録媒体にも適用可能である。
【0018】
【作用】本発明は、基本符号と非整数倍符号を組み合わ
せて記録を行なうため、記録マークの幅を適当な大きさ
に設定することができ、記録符号を記録マーク列で形成
しても、再生信号レベルの低下が生じることがなく、書
き換えによる記録膜の流動も抑制される。また、基本符
号の整数倍以外の長さの記録符号を有するいかなる信号
変調方式にも対応することができる。
【0019】一つの長い記録符号に対して複数の記録マ
ークからなる記録マーク列を形成するが、これらの記録
マークは互いに近接して形成されているため読み出し用
のレーザスポットで再生しても分解できず、一個の長い
マークに対応した再生信号と同様な波形で再生される。
(1,7)RLL変調を用いて記録を行なう場合、基本
符号(最短記録符号)である2T符号の整数倍である記
録符号は通常2T符号に対応する記録パルスのみを繰り
返し照射して複数のマークを形成するため、それぞれの
マークの長さにはそれほど大きな差はない。しかし、2
T符号の整数倍以外の長さの記録符号では、記録マーク
のエッジ位置を正確にする目的から、分割した記録符号
のうち先頭の記録符号あるいは最後の記録符号を非整数
倍符号としている(たとえば7T符号の場合は、2T符
号2個と3T符号1個で形成し、先頭の記録符号あるい
は最後の記録符号を長い3T符号にしている)。この
時、非整数倍符号に対応する記録パルスは長く、記録マ
ークの長さも長くなっている。
【0020】本発明では、記録符号に対応した再生信号
が正確に得られるようにそれぞれのマーク列が接しない
ように照射エネルギーを調整している。たとえば、追記
型の光ディスクにおいては、記録パルス列の記録パワー
を一定にしてそれぞれの記録パルスのパルス幅を短く調
節する方法が装置を簡単にでき好ましい。オーバーライ
トによる書き換え型の光ディスクでは、パルス幅を短く
した記録パルスの後に消去パワーよりも低いパワー(例
えば再生パワー)に基本符号の長さ以下の短い時間だけ
下げることにより、急冷効果によるマーク形状の制御が
容易となり好ましい。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明す
る。 〔実施例1〕本発明を、サンプルサーボ方式を用いた書
き換え型光ディスクに適用した例について説明する。
【0022】図1は、ディスクの構造断面図を示したも
のである。まず直径3.5インチ、厚さ0.6mmのサ
ンプルサーボ方式対応のピットが表面に形成されたポリ
カーボネート基板1上に、マグネトロンスパッタリング
法によって厚さ約125nmのZnS−SiO2 保護層
2を形成した。次に、Ge22Sb22Te56の組成の記録
膜3を約30nmの膜厚に形成した。次に、ZnS−S
iO2 中間層4を約20nmの膜厚に形成した。さら
に、Al−Ti反射層5を約100nm形成した。これ
らの膜形成は同一スパッタリング装置内で順次行った。
その後、この上に紫外線硬化樹脂層6を塗布した後、ホ
ットメルト接着剤7で、同じ構造のもう一枚のディスク
との密着貼りあわせを行った。
【0023】本発明では、基本符号と異なる長さの記録
符号を検出する手段、これらの記録符号を、1個又は複
数個の基本符号、1個又は複数個の非整数倍符号、又は
これらの組み合わせに分割する手段、分割した符号に対
応した各マークを正確に形成するための記録パルス幅及
び照射パワーを決定する制御器、決定された最適な条件
の記録波形によって半導体レーザの駆動電流を変調する
レーザ駆動器、レーザ駆動器によって駆動された半導体
レーザからのレーザ光を記録膜面上に集光する手段及び
ディスクを回転させる手段を有する記録装置を用いた。
【0024】図2は、本実施例の記録再生に用いた装置
の構成図の一例を示したものである。まず記録すべき元
信号(A)を変調器8に入力し、(1,7)RLL変調
符号に変換する。変換された記録符号列を、所定の規則
に従って基本符号と非整数倍符号とを組み合わせた複数
の符号に分割する符号器9に入力する。そしてこの符号
器9で分割された各符号に対応した記録マークのエッジ
位置を正確に決めるためのレーザパルス幅及びレーザ照
射パワーを決定する制御器10を通って、記録パルスを
生成する記録波形生成器11により最適のレーザ変調信
号が出力される。そしてこのレーザ変調信号に従ってレ
ーザ駆動器12が半導体レーザの駆動電流を変調し、回
転しているディスク14上に光学ヘッド13を通してレ
ーザ光を集光して照射し、記録マーク列を形成する。
【0025】本実施例では、変調方式として(1,7)
RLL符号を用いた場合における記録方法の一例を説明
する。(1,7)RLL符号の最短の記録符号は2T符
号であり、最長の記録符号は8T符号である。ここで高
密度化を図るという観点からは、最短の2T符号の記録
マーク径を小さくする必要が有る。しかし、本実施例で
は実用的なS/Nを得るため、最短の2T符号により形
成される記録マーク径よりも小さい記録マークを用いな
い。すなわち、本実施例では最短記録符号2Tを分割せ
ずにそのまま基本符号とする。非整数倍符号は、基本符
号の1.5倍の3T符号とした。表1に(1,7)RL
L符号におけるそれぞれの記録符号に対応する組み合わ
せの一例を示した。
【0026】
【表1】
【0027】たとえば、分割する前の記録符号が7T符
号の場合は、基本符号である2T符号2個と非整数倍符
号である3T符号1個で形成することができる。なお、
6T符号は、2T符号3個でも3T符号2個でも形成で
き、8T符号は、2T符号4個でも2T符号1個と3T
符号2個とを組み合わせても形成できる。しかし、これ
らの符号は基本符号の2T符号のみを繰り返して形成し
た方が、マーク形状の制御のしやすさの点、あるいは書
き換えによる記録膜流動抑制効果の点から好ましい。
【0028】次に例として、2T符号と3T符号と5T
符号と8T符号が記録符号として入力されたときの、そ
れぞれに対応したレーザ変調信号と形成されるマーク形
状と再生信号との関係を図3に示した。基本符号に等し
い2T符号と非整数倍符号である3T符号以外は、元の
記録符号を基本符号と非整数倍符号の組み合わせに分割
し、それぞれを記録パルスに対応させてレーザ変調信号
として出力し、記録マーク列を形成する。この時、元の
記録符号のエッジ部と得られた再生信号を2値化した信
号のエッジ部が一致するように、レーザ変調信号を高い
パワーレベル(Pw)に保持する時間を基本符号と非整
数倍符号のそれぞれの符号の時間長よりも短くしてい
る。そして基本符号及び非整数倍符号に対応する記録パ
ルス(Pw)の後に消去パワーレベル(Pe)よりも低
いパワーレベル(Pr)に基本符号の長さ以下の短い時
間だけ一旦立ち下げた方が、急冷効果によるマーク形状
の制御が容易で好ましい。
【0029】本実施例では、基本符号と非整数倍符号の
それぞれのレーザ変調信号の高いパワーレベル(Pw)
に保持する時間を元の記録符号の長さにかかわらず変化
させなかったが、たとえば複数の記録マーク列が近接し
て形成される場合などに生じる、熱伝導の影響を抑制す
るため、記録マーク列を形成する最後のパルスの幅のみ
を更に短くしたり、記録パワーを記録符号によって変化
させたりしてもよいことはもちろんである。
【0030】また、2T符号と3T符号以外でかつ2T
符号の整数倍以外の長さの記録符号は、記録符号の分割
の際に先頭あるいは最後にパワーが大きい方の符号、す
なわち非整数倍符号である3T符号を配置した方が、再
生信号のエッジを正確に決めることができ好ましい。特
に、本実施例のような書き換え型の場合には、最後の分
割符号を3T符号とした方がマーク形状を制御しやすい
ので好ましい。この場合、最後の分割符号に対応する記
録パルスの照射エネルギーは基本符号に対応する照射エ
ネルギーよりも大きく、記録マーク列の最後の記録マー
クの長さが基本符号で形成した記録マークよりも長い。
【0031】また、オーバーライトを行なうために消去
パワーレベル(Pe)から記録パワーレベル(Pw)に
立ちあげるため、先頭の記録マークが大きくなり過ぎる
ことがある。この時には先頭の分割記録パルスの照射エ
ネルギーを基本符号に対応する分割記録パルスの照射エ
ネルギーよりも小さくした方がよい。さらに、記録マー
ク長が長くなると書き換えによる流動も起こりやすくな
るので、複数の分割符号を組み合わせる場合には、最も
符号の数が多くなる組み合わせを取る方が好ましい。た
とえば、記録符号が8T符号の場合には、基本符号であ
る2T符号を4個繰り返して形成した方がよい。
【0032】図4は、非整数倍符号が基本符号よりも短
い例を示したものである。すなわち、最短記録符号が3
T符号の場合、基本符号を3T符号と同じ長さとするこ
とにより、たとえば5T符号は基本符号である3T符号
と非整数倍符号となる2T符号の組み合わせで形成でき
る。この場合には非整数倍符号の長さは基本符号の長さ
の1.5分の1となる。この非整数倍符号である2T符
号を基本符号である3T符号より多く使用しても構わな
い。
【0033】基本符号と最短記録符号の長さを同じにし
た方がS/Nが大きくなり好ましいが、最短記録符号が
長い場合には基本符号を最短記録符号よりも短くしても
良い。たとえば、図5に示すように最短記録符号が4T
符号の場合、基本符号を最短記録符号の4T符号の2分
の1の2T符号の長さにする。また非整数倍符号を3T
符号の長さとする。この2つの符号の組み合わせで記録
を行なうことにより、正確なマーク形状の制御が行な
え、また書き換えによる流動抑制効果を大きくすること
ができる。ただし、最短記録符号が短い場合には、基本
符号を最短記録符号よりも短くし過ぎると、S/Nが小
さくなるので好ましくない。
【0034】本発明のように、長い記録符号を最短記録
符号と同じ長さの符号を含む複数の単位符号に分割して
記録を行なうことにより、近接した複数の記録マークよ
り成る記録マーク列で元の記録符号に対応した再生信号
を得ることができ、長い記録マークで問題となっていた
涙滴状になりにくく、ジッターの少ない記録再生が安定
に行なえるようになった。一方、他の条件は前記実施例
と同様にして、記録マーク列を形成する記録パワーのみ
を大きくして記録膜の溶ける領域を重ねて記録した場合
には、書き換えによる流動が生じて書き換え1000回
後においてC/Nが10dB低下した。
【0035】また、上記では(1,7)RLL符号の変
調方式について詳しく説明したが、(2,7)RLL符
号の様な他の変調方式を用いた記録方式においても、同
様の効果が得られる。次に、基本符号の整数倍以外の記
録符号のうち最長記録符号を分割した時の、基本符号と
非整数倍符号との長さの比を種々変えて記録を行ない、
書き換え1万回後における最長記録符号のエッジシフト
量を調べた。記録は、記録開始位置をランダムにシフト
させて行なった。その結果を以下に示す。
【0036】 非整数倍符号/基本符号 エッジシフト量[ns] 4.5/1 ±40ns 3.5/1 ±15ns 2.5/1 ±6ns 1.5/1 ±2ns 1/1.5 ±4ns 1/2.5 ±10ns 1/3.5 ±18ns 1/4.5 ±46ns
【0037】エッジシフト量が±20nsよりも大きく
なると検出窓幅を越えてしまい、エラーが生じてしまう
ので、以上の結果より、非整数倍符号は基本符号の3.
5分の1以上3.5倍以下の長さである必要がある。ま
た、非整数倍符号は基本符号の2.5分の1以上2.5
倍以下の長さがさらに好ましく、基本符号の1.5分の
1以上1.5倍以下の長さが特に好ましい。本実施例で
は、記録膜としてGe22Sb22Te56の組成の相変化記
録膜を用いたが、Tb−Fe−Co系光磁気記録膜を用
いても同様な効果があった。
【0038】〔実施例2〕次に、本発明を案内溝を有す
る基板を用いた追記型光ディスクに適用した例について
説明する。図6は、ディスクの構造断面図を示したもの
である。まず直径5インチ、厚さ1.2mmの案内溝
(V字型溝)を有するポリカーボネート基板15上に、
スパッタリング法によって厚さ約40nmのテフロン下
地層16を形成した。次にテフロン16上にPb5Te
80Se15の組成の記録膜17を約30nmの膜厚に形成
した。そして内周スペーサ18と外周スペーサ19を介
して同じ構造のもう一枚のディスクとを貼りあわせたエ
アーサンドイッチ構造とした。
【0039】変調方式として(1,7)RLL符号を用
いた場合における記録方法の一例を説明する。図7に、
2T符号と3T符号と4T符号と7T符号が記録符号と
して入力されたときの、それぞれに対応したレーザ変調
信号と形成されるマーク形状と再生信号との関係を示
す。この例では、基本符号を2T符号と同じ長さとし、
非整数倍符号を3T符号と同じ長さとした。最短記録符
号である2T符号と3T符号以外は、元の記録符号を分
割し、2T符号と同じ長さの基本符号と非整数倍符号で
ある3T符号を組み合わせてレーザ変調波形として出力
する。
【0040】この時、分割する前の元の記録符号のエッ
ジ部と、再生信号を2値化した信号のエッジ部が一致す
るように、予め分割したそれぞれの符号に対応する記録
パルスのパルス幅(Pw)を短くしている。また、最短
記録符号である2T符号と3T符号以外でかつ2T符号
の整数倍以外の記録符号に対しては、先頭の符号あるい
は最後の符号に3T符号の長さの非整数倍符号を対応さ
せた方が再生信号のエッジを正確に決めることができ好
ましい。特に、本実施例のような追記型の場合には再生
パワーレベル(Pr)から記録パワーレベル(Pw)へ
レーザパワーを立ち上げるので、先頭の記録符号を長い
非整数倍符号とした方が記録マーク列の始端部の幅を記
録マーク列の中央部の幅とほぼ同じにすることが容易と
なり好ましい。
【0041】本実施例では、2T符号と同じ長さの基本
符号と3T符号と同じ長さの非整数倍符号のそれぞれに
対応する記録パルスのパルス幅を元の記録符号の長さに
かかわらず変化させなかったが、たとえば複数の記録マ
ーク列を近接して形成する場合などは、熱伝導による影
響を抑制するため記録マーク列の最後の記録パルスの幅
のみを更に短くしたり、記録パワーを記録符号に応じて
変化させたりしてもよいことはもちろんである。
【0042】本実施例のように、長い記録符号も最短記
録符号と同じ長さの基本符号を含む複数の単位符号に分
割して記録を行なうことにより、近接した複数の記録マ
ーク列で元の記録符号に対応した再生信号を得ることが
でき、長い記録マークで問題となっていた涙滴状になり
にくい。また、個々の記録マークの幅を狭すぎない適当
な幅とすることができるので、再生信号レベルが低下す
ることがない。
【0043】本実施例の記録再生に用いた装置は、レー
ザ変調信号波形などは図7に示した様に追記型であるた
め消去レベル(Pe)の無いものとなっている他は実施
例1に用いたものと構成はほとんど同じである。上では
(1,7)RLL符号の変調方式について説明したが、
(2,7)RLL符号の様な他の変調方式を用いた記録
方式においても、同様な効果があった。
【0044】また、本実施例では、記録膜としてPb5
Te80Se15の組成の記録膜を用いたが、Ge−Sb−
Te系相変化記録膜やTb−Fe−Co系光磁気記録膜
を用いても同様な効果があった。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、一つの記録符号に対し
て複数の記録マークより成る記録マーク列を対応させた
記録方法において、最短の記録符号の整数倍の記録符号
以外の記録符号を有する変調方式を用い、基本符号と非
整数倍符号とを適当に組み合わせて記録を行なうことに
より、記録マーク列で一つの記録符号を記録しても再生
信号レベルの低下を生じることがなく、長い記録符号を
含む変調方式においても安定に記録が行なえる。書き換
え型記録媒体においては、多数回書き換え後も再生信号
のジッターを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1におけるディスクの構造断面図。
【図2】記録再生に用いた装置の構成図。
【図3】実施例1における記録符号とマーク形状との関
係を示した図。
【図4】非整数倍符号が基本符号よりも短い場合の記録
符号とマーク形状との関係を示した図。
【図5】基本符号が最短記録符号よりも短い場合の記録
符号とマーク形状との関係を示した図。
【図6】実施例2におけるディスクの構造断面図。
【図7】実施例2における記録符号とマーク形状との関
係を示した図。
【符号の説明】
1,1’…ポリカーボネート基板 2,2’…ZnS−SiO2 保護層 3,3’…Ge22Sb22Te56記録膜 4,4’…ZnS−SiO2 中間層 5,5’…Al−Cu反射層 6,6’…紫外線硬化樹脂保護層 7…ホットメルト接着層 8…変調器 9…符号器 10…制御器 11…記録波形生成器 12…レーザ駆動器 13…光学ヘッド 14…ディスク 15,15’…ポリカーボネート基板 16,16’…テフロン下地層 17,17’…Pb5Te80Se15記録膜 18…内周スペーサ 19…外周スペーサ
フロントページの続き (72)発明者 峯邑 浩行 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 伏見 哲也 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体にエネルギービームを照射し、
    複数の長さの記録符号を各々互いに分離した複数の記録
    マークからなる記録マーク列として、あるいは前記の記
    録マーク列とするか、1個の記録マークとするかを選択
    して前記記録媒体上に所定の配列で記録することによっ
    て情報を記録する情報の記録方法において、 個々の記録符号を、前記複数の長さの記録符号のうちの
    最短の記録符号の整数分の1の長さを有する基本符号、
    又は前記基本符号の長さの整数倍以外の長さでかつ前記
    基本符号の長さの3.5分の1以上3.5倍以下の長さ
    を有する非整数倍符号、あるいはそれらの組み合わせに
    よって構成し、前記基本符号と前記非整数倍符号をそれ
    ぞれ1つの記録パルスに対応させ、各記録パルスは前記
    記録媒体上に各々独立した記録マークを形成することを
    特徴とする情報の記録方法。
  2. 【請求項2】 前記非整数倍符号は前記基本符号の2.
    5分の1以上2.5倍以下の長さを有することを特徴と
    する請求項1記載の情報の記録方法。
  3. 【請求項3】 前記非整数倍符号は前記基本符号の1.
    5分の1以上1.5倍以下の長さを有することを特徴と
    する請求項1記載の情報の記録方法。
  4. 【請求項4】 前記基本符号は前記最短の記録符号と同
    じ長さを有することを特徴とする請求項1、2又は3記
    載の情報の記録方法。
  5. 【請求項5】 前記非整数倍符号によって形成される記
    録マークを含む記録マーク列の先頭又は最後の記録マー
    クを非整数倍符号によって形成することを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1項記載の情報の記録方法。
  6. 【請求項6】 前記記録マーク列の先頭又は最後の記録
    マークを形成する記録パルスの照射エネルギーを他の記
    録パルスの照射エネルギーより大きくすることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか1項記載の情報の記録方
    法。
  7. 【請求項7】 前記基本符号と非整数倍符号の組み合わ
    せが複数存在する場合には、前記基本符号と非整数倍符
    号の合計の数が最大になる組み合わせを選択することを
    特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の情報の記
    録方法。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体は書き換え可能な記録媒体
    であり、前記1つの記録パルスは高いパワーレベルの期
    間とそれに続く消去パワーレベルよりも低いパワーレベ
    ルの期間を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    か1項記載の情報の記録方法。
  9. 【請求項9】 異なる長さの記録マークを含む記録マー
    ク列の先頭又は最後の記録マークを長さの長い記録マー
    クとすることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項
    記載の情報の記録方法。
  10. 【請求項10】 記録媒体と、前記記録媒体を回転また
    は移動させる手段と、レーザ光源と、前記レーザ光源か
    らのレーザ光を前記記録媒体上に集光する手段と、記録
    すべき信号を記録符号に変換する信号変調手段と、前記
    変換された個々の記録符号を最短の記録符号の整数分の
    1の長さを有する基本符号、前記基本符号の長さの整数
    倍以外の長さでかつ前記基本符号の長さの3.5分の1
    以上3.5倍以下の長さを有する非整数倍符号、あるい
    はそれらの組み合わせに分解する符号器と、前記分割さ
    れた符号に対応した記録パルスを発生させる記録パルス
    生成手段と、前記記録パルスによって前記レーザ光源を
    駆動するレーザ光源駆動手段とを含み、複数の長さの記
    録符号を各々互いに分離した複数の記録マークからなる
    記録マーク列として、あるいは前記の記録マーク列とす
    るか、1個の記録マークとするかを選択して前記記録媒
    体上に所定の配列で記録することによって情報を記録す
    ることを特徴とする情報の記録装置。
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