JPH06125961A - カルマン渦流発生装置付浴槽 - Google Patents

カルマン渦流発生装置付浴槽

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JPH06125961A
JPH06125961A JP5954092A JP5954092A JPH06125961A JP H06125961 A JPH06125961 A JP H06125961A JP 5954092 A JP5954092 A JP 5954092A JP 5954092 A JP5954092 A JP 5954092A JP H06125961 A JPH06125961 A JP H06125961A
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JP
Japan
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bathtub
partition plate
fans
water
karman
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Pending
Application number
JP5954092A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhide Kondo
勝英 近藤
Kenji Takahashi
賢治 高橋
Koshie Ueda
越江 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Seiki Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入浴した時に、人体をフラッグボディとする
カルマン渦を発生させるようにし、このカルマン渦が引
き起こすフラッタリング現象を利用して皮下脂肪や筋肉
を振動させる浴槽を提供する。 【構成】 浴槽10内には、該浴槽10の底部10aよ
り所定の間隔をもって該底部10aに平行に仕切板1が
配設されている。浴槽10の前部A側及び後部B側にお
いて、仕切板1の上部と下部が連通しており、該浴槽1
0内の浴水2は、還流するようになっている。ファン3
a,3bは水平方向に2台設けられており、かつ、相対
向する側(C側)が下側に向って回転され、これによ
り、ファン3a,3bによって発生される水流を強力に
するとともに、浴槽内での泡立ちをなくし、入浴者5の
両側に交互に断続的に働くフラッタリング現象を効果的
に与え、入浴者の皮下脂肪や筋肉を振動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、カルマン渦流発生装置付浴槽、
より詳細には、浴槽内に水流を発生させ、入浴した時
に、人体をフラッグボディとしてカルマン渦を発生さ
せ、このカルマン渦発生時に生じるフラッタリング現象
を利用して、入浴者の皮下脂肪や筋肉に断続的な振動を
加えるようにした浴槽に関する。
【0002】
【従来技術】最近、健康や美容を目的として種々の浴槽
が提案されている。最も一般的には、浴槽中に気泡を発
生させてキャビテーション効果を狙ったものであるが、
その他にジェット流によるマッサージ効果を狙ったもの
も提案されている。
【0003】
【目的】本発明は、上述のごとき従来技術とは全く異な
る原理に基く健康或いは美容を兼ねた浴槽を提供するこ
とを目的としてなされたものであり、特に、入浴した時
に人体をフラッグボディとするカルマン渦を発生させ、
このカルマン渦による断続的な振動(フラッタリング現
象)を人浴者に加え、皮下脂肪や筋肉に振動を加えるよ
うにした浴槽を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0004】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、浴槽
と、該浴槽内において該浴槽の底部より所定の間隔をも
って該底部に平行に配設された仕切板と、該仕切板の上
方において前記浴槽の前方より後方に向けて流れる水流
を作り出す水流発生装置とを有し、前記浴槽の後方にお
いて該浴槽の底部と仕切板との間に流れ込んだ流体を前
記水流発生装置側へ還流させるようにした浴槽におい
て、前記水流発生装置は、ファン装置と該ファン装置の
前方に配設された保護板とから成り、該ファン装置は水
平方向に2台のファンを並べて有し、これらファンの相
対向する側が下側に向って回転するようにしたことを特
徴としたものである。以下、本発明の実施例に基いて説
明する。
【0005】図3は、本発明が適用される水流発生装置
付浴槽の一例を説明するための要部構成図で、図中、1
0は浴槽で、該浴槽10内には、該浴槽10の底部10
aより所定の間隔をもって該底部10aに平行に仕切板
1が配設されている。浴槽10は前部A側及び後部B側
において、仕切板1の上部と下部が連通しており、該浴
槽10内の浴水(湯又は水)2は、この仕切板1の下側
の流路を通って帰還し、図中に矢印で示すように、浴槽
10内で還流できるようになっている。3は浴槽10内
の前部に設けられたファン、4は該ファン2の前に配設
された保護板で、ファン2によって浴槽10内に水流を
発生させるようにしている。なお、保護板4は、ファン
3が回転している時に、入浴中の人が該ファン3に触れ
るのを防止するもので、実際には、多数の孔を有する網
状板である。
【0006】図4は、上述のごとき浴槽10内に人5が
入浴している時の湯(又は水)の流れ方を示す図で、前
述のように、ファン3及び保護板4により作られた水流
6は、入浴中の人体5に当って、カルマン渦7を発生す
る。このカルマン渦7は、水流6に対して人体5がフラ
ッグボディとして働き、その両側に交互に発生する渦
で、周知のように、フラッグボディ(人体)の側部を流
れる流体が該フラッグボディから剥離する時に発生す
る。このカルマン渦が発生する時に、フラッグボディ
(人体)の側部に交互に断続的(パルス的)に働くフラ
ッタリング現象を利用して、入浴者の皮下脂肪や筋肉を
振動させることができる。
【0007】而して、上述のごとくしてフラッタリング
現象を利用して皮下脂肪や筋肉を勢よく振動させるため
には、浴槽中を流れを流体の速さをかなり高速なものに
しなければならず、現実的には、3−5m/s程度の流
速を必要とする。
【0008】図5は、上述のごとき浴槽において、特
に、浴槽内において、上述のごとき高速な水流を効果的
に得るようにしたもので、図中、図3に示した浴槽と同
様の作用をする部分には、図3の場合と同一の参照番号
を付してある。
【0009】図5において、11はファン2の周囲に設
けた筒状のフードで、前述のようにして、仕切板2の下
側を還流してきた湯(又は水)は、該フード11内に導
かれ、該フード11内において、ファン3により前方へ
押し出され、保護板4を通して浴槽10内に押し出され
る。なお、12は前記ファン3を回転するためのモー
タ、13は該モータ12の回転をファン3に伝達するた
めのファンベルトで、これらは浴水の流路外に配設され
る。また、14は濾過吐出栓で、上述のようにして、仕
切板1の上部を前方より後方に流れてきた浴水2は、濾
過吐出栓14により濾過されて仕切板1の下側に導か
れ、該仕切板1の下側の帰還流路を通って前方に還流さ
れ、前述のようにして、ファン3により浴槽10内に押
し出される。なお、15は通常の浴槽に設けられている
オーバフロー栓と同様のオーバフロー栓、16は給湯又
は給水栓である。17は、本発明の作用をより効果的に
するために設けられたハンドレール、18は背当てで、
これらによって、入浴者は強力な流体が当っても後に押
し流されことなく、背後に所望の空間を作り、カルマン
渦が発生しやすいようにしている。また、19は浴槽1
0の上部周辺に設けられたカバーで、上述のようにし
て、浴水2を高速で流した時に飛散する湯(又は水)が
浴槽外へ飛び散るのを防止するものである。
【0010】上述のように、図5に示した例は、ファン
3の周囲にフード11を設け、ファン3によって前方に
押し出される流体を、上下左右の径方向に飛散する成分
を極力少なし、もって、より効果的に前方へ送り出すよ
うにしたもので、このようにすると、より強力な水流を
作ることができ、逆に、水流の速さを規定すれば、より
小型のファンを用いて所定の速さの水流を得ることがで
きる。
【0011】更に、図5において、8は、仕切板1の下
側の帰還流路中に設けられた強制帰還用ファンで、この
ファン8を設けると、帰還流路中における流体の速度を
速め、帰還流路の流体抵抗を小さくし、もって、より小
型のファンを用いてより強力な水流を得ることができ
る。理想的には、仕切板1の上部を流れる単位時間当り
の流量と、仕切板1の下部を流れる単位時間当りの流量
を等しくしてやれば、流体抵抗が少なく、従って、大型
のファン3を使用することなく、より効果的に大きな流
速を得ることができる。
【0012】上述のように、浴槽10内に強力な水流を
発生させるための手段として種々のものが考えられる
が、その他に、以下に説明するようにして、より強力な
水流を得るようにすることもできる。
【0013】図1は、本発明による水流発生装置の一実
施例を説明するための要部構成図で、(a)図は要部平
面図、(b)図は(a)図のB−B線部の構成図で、図
3〜図5に関して説明したように、ファン3a,3bに
より水流を発生させ、これを保護板4を通して浴槽10
内に押し出し、この水流を入浴者5に当て、該入浴者の
側部にカルマン渦7の発生に伴って生じるフラッタリン
グ現象を利用し、入浴者の皮下脂肪や筋肉を振動するよ
うにしたものである。入浴者5の側部を通過した浴水2
は、浴槽10の後方において、仕切板1の下側に導か
れ、該仕切板1の下側の流路を通して前方に還流され
る。斯様に、浴水2が入浴者5に及ぼす作用は、本発明
においても前述の例と全く同じである。
【0014】而して、本発明においては、図1に示すよ
うに、ファンが2台(3a,3b)水平方向に並べて設
けられており、しかも、これらが相対向する側(中央部
C)が共に下側に向って回転するように構成されてい
る。浴槽10内の水流を強力にするためには、勿論、大
きなファンを使用すればよいが、小さなファンを複数台
用いても強力な水流を得ることができる。しかし、その
場合、ファンを出鱈目に配置したのでは、各ファンによ
って発生する水流が相互に干渉して浴槽から溢れ出た
り、浴槽内が泡立ってしまう。
【0015】本発明は、上述のごとき現象を考慮してな
されたもので、例えば、図示の配置において、両ファン
3a,3bを図示の回転方向に対して共に逆方向に回転
したり、一方のみを逆方向に回転すると、浴槽10内が
泡立ってしまい、浴槽10から浴水が溢れ出してしまう
ことがあるが、図示のように、対向する側が下側に向っ
て回転するようにしてやると、穏やかな水流が得られ
る。なお、図には、2対のファン3a,3bを一段に形
成した例を示したが、2対のファンを用いて2段に、更
には、3対のファンを用いて3段に構成してもよいこと
は容易に理解できよう。
【0016】図2は、上述のごとくして、構成した浴槽
の一例を示す外観図で、図5に示した例と同様の作用を
する部分には、図5の場合と同一の参照番号を付し、そ
れらについての詳細な説明は省略する。
【0017】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、カルマン渦と呼ばれる間接流が起こすフラッタリン
グ現象により、入浴者の皮下脂肪や筋肉を勢よく振動さ
せることができるとともに、高圧水流によるマッサージ
効果を与えることができ、特に、上記カルマン渦を発生
させるための水流をより効果的に発生させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるカルマン渦流発生装置付浴槽の
一実施例を説明するための要部構成図である。
【図2】 図1に示した浴槽の外観を示す図である。
【図3】 本発明が適用される浴槽の一例を説明するた
めの要部構成図である。
【図4】 本発明が適用される浴槽内の水流による作用
効果を説明するための図である。
【図5】 本発明が適用されるカルマン渦流発生装置付
浴槽の一例を説明するための要部構成図である。
【符号の説明】
1…仕切板、2…浴水、3a,3b…ファン、4…保護
板、5…入浴者、6…水流、7…カルマン渦、8…強制
帰還用ファン、10…浴槽、10a…浴槽10の底部、
11…フード、12…モータ、13…ファンベルト、1
4…濾過吐出栓、15…オーバフロー栓、16…給湯給
水栓、17…ハンドレール、18…背当て、19…カバ
ー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽と、該浴槽内において該浴槽の底部
    より所定の間隔をもって該底部に平行に配設された仕切
    板と、該仕切板の上方において前記浴槽の前方より後方
    に向けて流れる水流を作り出す水流発生装置とを有し、
    前記浴槽の後方において該浴槽の底部と仕切板との間に
    流れ込んだ流体を前記水流発生装置側へ還流させるよう
    にした浴槽において、前記水流発生装置は、ファン装置
    と該ファン装置の前方に配設された保護板とから成り、
    該ファン装置は、水平方向に2台のファンを並べて有
    し、これらファンの相対向する側が下側に向って回転す
    るようにしたことを特徴とするカルマン渦流発生装置付
    浴槽。
JP5954092A 1992-02-12 1992-02-12 カルマン渦流発生装置付浴槽 Pending JPH06125961A (ja)

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