JPH06125611A - コ−ティング種子 - Google Patents
コ−ティング種子Info
- Publication number
- JPH06125611A JPH06125611A JP27621992A JP27621992A JPH06125611A JP H06125611 A JPH06125611 A JP H06125611A JP 27621992 A JP27621992 A JP 27621992A JP 27621992 A JP27621992 A JP 27621992A JP H06125611 A JPH06125611 A JP H06125611A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seeds
- coated
- vitamin
- seed
- germination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】発芽率を高め、健苗に育成し、増収を図る。
【構成】無作為に抽出した所定数の種子を同数に2分
し、一方側の種子をビタミンCでコ−ティングし、他方
側の種子を無処理とし、各々催芽処理工程、播種・発芽
工程を経て発芽させ、発芽率を比較する。
し、一方側の種子をビタミンCでコ−ティングし、他方
側の種子を無処理とし、各々催芽処理工程、播種・発芽
工程を経て発芽させ、発芽率を比較する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、種子にコ−ティング
してなるコ−ティング種子に関する。
してなるコ−ティング種子に関する。
【0002】
【従来の技術】ジベレリンやオ−キシン(IAA,イン
ド−ル酢酸)等を主成分としてコ−ティングしている。
ド−ル酢酸)等を主成分としてコ−ティングしている。
【0003】
【この発明が解決しようとする問題点】しかしながら、
前記コ−ティング剤は発根促進作用を有する植物ホルモ
ンを主成分とし、発根の促進に重点をおいている。
前記コ−ティング剤は発根促進作用を有する植物ホルモ
ンを主成分とし、発根の促進に重点をおいている。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明は、ウイルス
や細菌による病気感染を防止し、健苗育成及び増収を期
待出来るコ−ティング種子を提供するものであって、つ
ぎの技術的手段を講じた。すなわち、種子にビタミンC
をコ−ティングしてなるコ−ティング種子とした。
や細菌による病気感染を防止し、健苗育成及び増収を期
待出来るコ−ティング種子を提供するものであって、つ
ぎの技術的手段を講じた。すなわち、種子にビタミンC
をコ−ティングしてなるコ−ティング種子とした。
【0005】
【作用】用意した種子にビタミンCをコ−ティングす
る。
る。
【0006】
【効果】コ−ティング処理した種子と無処理の種子に、
催芽処理,播種等の工程を経て発芽させたところ、ビタ
ミンC(アスコルビン酸)をコ−ティングした種子は無
処理種子に比べて高発芽率であった。そして、アルコビ
ン酸の還元作用によって、ウイルスや細菌等に対して殺
菌効果を有し、またアスコルビン酸によりオ−キシン等
の生成促進を行なって健苗育成を促すとともに酵素の活
性化により増収も期待出来る。
催芽処理,播種等の工程を経て発芽させたところ、ビタ
ミンC(アスコルビン酸)をコ−ティングした種子は無
処理種子に比べて高発芽率であった。そして、アルコビ
ン酸の還元作用によって、ウイルスや細菌等に対して殺
菌効果を有し、またアスコルビン酸によりオ−キシン等
の生成促進を行なって健苗育成を促すとともに酵素の活
性化により増収も期待出来る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明すると、ま
ず、トマト(桃太郎)とキュウリの種子を多数粒の中か
ら無作為に40粒取り出し、スイカの種子を多数粒の中
から無作為に24粒抽出した。 (1)コ−ティング処理工程 抽出したトマトとキュウリの40粒から無作為に各20
粒抽出するとともにスイカの24粒から無作為に12粒
抽出し、それらをビタミンCでコ−ティングする。 (2)催芽処理工程 コ−ティングした種子及び無処理の種子を室温で水に約
6時間浸漬し、そして種子を水から取り出し約30°C
で約24時間加温した。 (3)播種・発芽工程 催芽処理した種子を、コ−ティング種子と無処理種子と
を別個にバ−ミキュライト床に播き、発芽器において約
30°Cで48時間加温した。なお、キュウリとスイカ
は72時間加温した。 (4)発芽結果 トマト ビタミンCのコ−ティング種子は20粒全て発芽した
が、無処理の種子は5粒であった。
ず、トマト(桃太郎)とキュウリの種子を多数粒の中か
ら無作為に40粒取り出し、スイカの種子を多数粒の中
から無作為に24粒抽出した。 (1)コ−ティング処理工程 抽出したトマトとキュウリの40粒から無作為に各20
粒抽出するとともにスイカの24粒から無作為に12粒
抽出し、それらをビタミンCでコ−ティングする。 (2)催芽処理工程 コ−ティングした種子及び無処理の種子を室温で水に約
6時間浸漬し、そして種子を水から取り出し約30°C
で約24時間加温した。 (3)播種・発芽工程 催芽処理した種子を、コ−ティング種子と無処理種子と
を別個にバ−ミキュライト床に播き、発芽器において約
30°Cで48時間加温した。なお、キュウリとスイカ
は72時間加温した。 (4)発芽結果 トマト ビタミンCのコ−ティング種子は20粒全て発芽した
が、無処理の種子は5粒であった。
【0008】キュウリ ビタミンCのコ−ティング種子は20粒全て発芽した
が、無処理の種子は7粒であった。 スイカ ビタミンCのコ−ティング種子は9粒発芽したが、無処
理の種子は0粒であった。
が、無処理の種子は7粒であった。 スイカ ビタミンCのコ−ティング種子は9粒発芽したが、無処
理の種子は0粒であった。
【0009】以上より、発芽率を比較するとトマトにお
いてはビタミンCをコ−ティングした種子は100%で
あるのに対し、無処理種子は25%であった。そして、
キュウリにおいてはビタミンCをコ−ティングした種子
は100%であるのに対し、無処理種子は35%であっ
た。また、スイカにおいてはビタミンCをコ−ティング
した種子は75%であるのに対し、無処理種子は0%で
あった。
いてはビタミンCをコ−ティングした種子は100%で
あるのに対し、無処理種子は25%であった。そして、
キュウリにおいてはビタミンCをコ−ティングした種子
は100%であるのに対し、無処理種子は35%であっ
た。また、スイカにおいてはビタミンCをコ−ティング
した種子は75%であるのに対し、無処理種子は0%で
あった。
【0010】何れにおいても、ビタミンCをコ−ティン
グした種子が発芽率が高く、効果がある。
グした種子が発芽率が高く、効果がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 種子にビタミンCをコ−ティングしてな
るコ−ティング種子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27621992A JPH06125611A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | コ−ティング種子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27621992A JPH06125611A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | コ−ティング種子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06125611A true JPH06125611A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17566352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27621992A Pending JPH06125611A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | コ−ティング種子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06125611A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2730131A1 (fr) * | 1995-02-07 | 1996-08-09 | Seppic Sa | Composition filmogene destinee a l'enrobage ou au pelliculage de semences ; procede de traitement de semences l'utilisant et semences ainsi traitees |
JP2006211943A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Sumika Agrotech Co Ltd | 植物種子における発芽促進のための処理方法 |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP27621992A patent/JPH06125611A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2730131A1 (fr) * | 1995-02-07 | 1996-08-09 | Seppic Sa | Composition filmogene destinee a l'enrobage ou au pelliculage de semences ; procede de traitement de semences l'utilisant et semences ainsi traitees |
WO1996024246A1 (fr) * | 1995-02-07 | 1996-08-15 | Societe D'exploitation De Produits Pour Les Industries Chimiques-Seppic | Composition filmogene destinee a l'enrobage ou au pelliculage de semences; procede de traitement de semences l'utilisant et semences ainsi traitees |
JP2006211943A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Sumika Agrotech Co Ltd | 植物種子における発芽促進のための処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006232690A (ja) | イネ細菌性病害の防除方法 | |
CN116114424A (zh) | 一种赤芍种子浸种液和提高赤芍种子出芽率的方法 | |
CN111202095B (zh) | 一种用于防治水稻细菌性条斑病的组合物及其制备方法与应用 | |
CN105284497A (zh) | 采用大蒜与醋溶液防治有机水稻病害的方法 | |
CN107950327A (zh) | 一种红稻高产栽培方法 | |
JP3065720B2 (ja) | 開花促進方法 | |
CN107114028A (zh) | 一种洋葱播种育苗方法 | |
JP2582045B2 (ja) | アブラナ科作物の育苗方法 | |
JP2887555B2 (ja) | 植物の硝酸態窒素含量低減剤 | |
CN106717305A (zh) | 一种防治水稻烂秧病的方法 | |
CN106105619A (zh) | 一种菠菜种植方法 | |
CN107986869B (zh) | 一种药肥及其施用方法与用途 | |
JPH06125611A (ja) | コ−ティング種子 | |
JPH01305004A (ja) | 植物の栽培方法 | |
CN105850439B (zh) | 一种芋香米种植方法 | |
Mes | Gibberellic acid and the chilling requirements of peach seeds | |
CN108371093B (zh) | 一种菜心水培方法 | |
RU2224399C2 (ru) | Способ предпосевной обработки семян зерновых, зернобобовых, крупяных и масличных культур | |
Corgan | The Effect of Ethephon on Onion Seedstalk Height and Seed Production Characteristics1 | |
CN109997448A (zh) | 一种提高西甜瓜种子活力的处理方法 | |
Nandekar et al. | Note on effect of growth regulators on growth, yield and quality of kharif onion | |
CN107371702A (zh) | 谷类农作物的培育方法 | |
JP2003226606A (ja) | 植物生長調節剤 | |
CN107094490A (zh) | 一种富硒山葵的种植方法 | |
CN1153156A (zh) | 一种果树、蔬菜育苗防病的专用药肥——苗病净 |