JPH06125448A - ファクシミリ装置の転送方法 - Google Patents

ファクシミリ装置の転送方法

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JPH06125448A
JPH06125448A JP4272154A JP27215492A JPH06125448A JP H06125448 A JPH06125448 A JP H06125448A JP 4272154 A JP4272154 A JP 4272154A JP 27215492 A JP27215492 A JP 27215492A JP H06125448 A JPH06125448 A JP H06125448A
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JP
Japan
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memory
signal
reception
data
stored
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JP4272154A
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English (en)
Inventor
Shigetaka Tanaka
重隆 田中
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側から送られた受信データをメモリに蓄
積し、予め登録された電話番号へ転送する機能を有する
ファクシミリ装置において、送信側に転送されないペー
ジを通知して、それらのページを再送させ転送を完了さ
せる。 【構成】 受信データの全てを上記メモリに蓄積不能な
場合(101〜103)、標準プロトコル内でPIP信
号をデータ送信側へ送出し(106)、送信側からの応
答があると(107)、PIP信号をデータを送出し
(111)、蓄積していない受信データがある旨のメッ
セージを伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信する内容を予め登
録されている電話番号へ転送する機能を備えたファクシ
ミリ装置の転送方法に関し、特に受信データを確実に蓄
積・転送するのに好適なファクシミリ装置の転送方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、受信する内容を予め登録されてい
る電話番号へ転送する機能を備えたファクシミリ装置に
おいて、受信時に同時プリントを行なわない場合は、蓄
積メモリがフルになった時点でネガティブ応答を返し、
交信を打ち切る。また、同時プリントを行なう場合に
は、蓄積メモリがフルになってもプリントが正常に行な
われていれば、交信は継続される。例えば、特開平2−
130065号公報に記載されている装置では、受信結
果OKのときにはPIP信号を返し、NGのときにはP
IN信号を返すように構成している。この場合、送信側
は誰でも必ずオペレータ呼び出しが行なわれるので、送
信装置のオペレータは自分の設定した画像情報の結果を
明確に知ることができる。このPIP信号、PIN信号
とも、CCITT勧告T.30で定められた信号ではあ
るが、通常、受信結果を通知するだけのときは、PIP
信号の代わりにMCF信号を送出し、PIN信号の代わ
りにPTN信号を送出するのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、同
時プリントオフの場合、ポジティブ応答を受けたページ
までが、正常に受信されていることが、送信側にわかる
ので、残りのページをリダイヤルして送ることが可能で
ある。また、受信側では、最初に受信できたページまで
を転送し、メモリが空いた時点で再び残りのページを受
信、転送することが可能である。従って、同時プリント
オフの場合は送信側・転送先ともに問題はない。しか
し、同時プリントオンの場合は、例え途中でメモリがフ
ルになっても、プリントが正常に行なわれている限りは
交信が継続される。このため、交信が正常に終了したと
き、送信側では何ページ目までがメモリに蓄積され、転
送されるのかわからない。また、受信側はメモリに蓄積
された内容だけを転送し、この後、送信側からのリダイ
ヤルが行なわれないので、転送先では、全てのページを
受信することができず、何ページ目までを受信すればよ
いかもわからない。さらに、通常のファクシミリ送信を
行なうユーザに対して、上記公報に記載された方法を適
用した場合には、回線占有率がアップし、オペレータ呼
び出し音が鳴り続ける恐れがある。本発明の目的は、こ
のような問題点を改善し、送信側では、受信側が蓄積で
きなかったページを知り、転送先では、転送されなかっ
たページを知ることができるので、それらのページを再
送して転送を完了させることが可能なファクシミリ装置
の転送方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のファクシミリ装置の転送方法は、受信デー
タを蓄積するメモリを備え、受信内容を予め登録されて
いる電話番号へ転送する機能を備えたファクシミリ装置
において、受信データの全てを上記メモリに蓄積不能な
場合、標準プロトコル内で所定の制御信号(例えば、P
IP信号)をデータ送信側へ送出し、送信側からの応答
があると、蓄積していない受信データがある旨のメッセ
ージ(例えば、音声や定形文)を伝達することに特徴が
ある。また、受信データの全てを上記メモリに蓄積不能
な場合、標準プロトコル内で所定の制御信号(例えば、
PRI−EOP信号)をデータ転送先へ送出し、転送し
ていないデータがある旨のメッセージを上記のように伝
達することに特徴がある。さらに、受信データの全てを
上記メモリに蓄積できない場合、予め登録された電話番
号への転送を所定時間遅期することに特徴がある。
【0005】
【作用】本発明においては、送信側は、受信側からのP
IP信号およびメッセージにより、受信・蓄積されなか
ったページを知ることができるので、それらのページを
再送して転送を完了させることが可能である。また、転
送先では、前記受信側からのPRI−EOP信号および
メッセージにより、転送されなかったページを知ること
ができるので、それらのページの再送を最初の前記送信
側あるいは受信側に促して転送を完了させることができ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は、本発明の転送方法を適用するファクシミリ
装置の構成図である。図2において、1は装置全体を制
御するCPU、2は各種制御プログラムおよび必要デー
タを格納するROM、3は受信データ、送信元および転
送先へのメッセージデータ、文書管理用テーブル等を記
憶するRAM、4はデータの圧縮および伸張を行なうた
めの圧縮/伸張装置(DCR)、5は送信データを変調
し受信データを復中するためのモデム、6は回線の接続
/切断を制御する網制御部(NCU)、7は原稿情報を
イメージデータに変換するスキャナ、8は伸張されたデ
ータをプロットするプロッタ、9はオペレータ用の制御
パネル、10はLCD等の表示装置、11はテープレコ
ーダや音声再生IC等の音声再生装置である。また、図
3に示すように、文書管理用テーブルには文書ごとに受
信ページ数、プリント済ページ数等が登録、管理され
る。また、本実施例のファクシミリ装置は、CPU1の
制御によりNCU6を介して、受信データをメモリに蓄
積し、蓄積された内容を直ちに送信側に転送する同時プ
リント機能、およびメモリに蓄積できたページまでを転
送し、空いた時点で残りのデータを受信、転送する機能
を有する。
【0007】次に、本実施例における同時プリントオン
時の転送方法について述べる。図1は、本発明の第1の
実施例における送信側へのメモリ切れ通知方法を示すフ
ローチャートである。本実施例では、図1のように、送
信側からの画像情報を正常に受信し、メモリに蓄積でき
た場合(101〜103)、受信側はMCF信号を返し
(104)、次ページの送信要求が無くなるまで(10
5)、この処理を繰返す。この場合の信号送受の手順は
図4(a)の通常のマルチページ受信に示す通りであ
る。また、正常にデータを受信したにも拘らず、受信途
中でメモリがフルになった場合には(101〜10
3)、受信側はPIP信号を返し(106)、送信側か
ら応答があれば(107)、再度、PIP信号を送出し
た後(111)、メッセージを送出し音声再生装置4を
介して送信側のオペレータに、蓄積できなかったページ
がある旨を伝達する。この場合の信号送受の手順は、図
4(b)のように送信側がページ単位でPIP信号に応
答し、その都度メッセージを送信する方法か、あるい
は、(c)、(d)のように送信側はページごとのPI
P信号には応答せず交信の最後で応答し、これによって
メッセージを送信する方法等が可能である。一方、ステ
ップ107で応答のない場合には、DCS信号を確認し
た後(108)、TCF信号を受信して(109)、C
FR信号を送信する(110)。また、受信時にエラー
が発生した場合(101)、あるいは正常にプリントで
きない場合(102)には、従来と同様に送信側にNE
GATIVE信号を返し(112)、再送信を待つ。こ
のように、CCITTのT.30で定められる標準プロ
トコルを用いて、メモリ蓄積できたときにはMCF信号
を返し、蓄積できない場合にはPIP信号を返すことに
より、送信側にメモリ切れを通知するとともに、音声再
生装置11を起動させてメモリに蓄積されなかったこと
を伝える。
【0008】図5は、本発明の第1の実施例における転
送先へのメモリ切れ通知方法を示すフローチャートであ
る。本実施例では、受信データを転送先へ送信する場
合、通常は最終ページまで全て送信した後(501,5
02)、EOP信号を送信し(503)、転送先からM
CF信号を受信して(504)、DCN信号を返し(5
05)、交信を終了する。この場合の信号送受の手順は
図6(a)の通常の転送に示す通りである。また、送信
側からのデータを受信して転送する側のファクシミリ装
置では、上記のように、プリント済ページ数とメモリに
蓄積されて転送されるページ数がわかっているため、ス
テップ502において、メモリ切れ等により全ページを
送信していない場合には、EOP信号の代わりにPRI
−EOP信号を送出し(506)、転送先に全ページが
送信されていないことを標準プロトコル内で通知する。
転送先からPIP信号が返されると(507)、音声再
生装置4を起動させ、転送先に送られなかったページ数
を伝達する。このようにメモリに受信した分だけを転送
した場合の信号送受の手順は図6(b)に示す通りであ
る。なお、転送先から応答がない場合にはPRI−EO
P信号の送出を所定回数試みた後(508)、ステップ
503に戻る。
【0009】なお、本実施例では、音声再生装置11に
より音声メッセージを伝達しているが、この代わりに、
定型フォーマットにオリジナルのページ数、転送された
ページ数、オリジナルの送信側ID等を差し込み、最終
ページの後に続けて送信する方法も可能である。これ
は、上記PRI−Q信号に対して受信側が応答しなかっ
た場合にも使用できる。また、メモリ切れにより、送信
側から送られた全ページを蓄積できなかった場合、デー
タ転送を所定時間延期する方法も考えられる。この場
合、所定時間内に送信側から再送されたページは、既存
の受信データに加えてメモリに蓄積し、これらを合わせ
て転送するように制御する。さらに、CCITTのT.
30で定められる標準プロトコルを用いない場合には、
図7に示すように、MCF信号やEOP信号のバイト数
を変更して未蓄積データや未送信データがあることを示
す特別な情報を加え、この信号で送信側あるいは転送先
にデータ未完全を通知することもできる。図7の(a)
は、標準プロトコルでは固定1バイトのFIF信号(1
バイトのMCF)に、蓄積されなかったデータがあるこ
とを示す1バイトの情報を加えて、2バイトのFIF信
号としたものである。また、(b)は、同様に、1バイ
トのEOP信号に送信しなかったデータがあることを示
す1バイトの情報を加えたものである。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、送信側は、受信されな
かったページを知ることができるので、それらのページ
を再送して転送を完了させることが可能である。また、
転送先では、転送されなかったページを知ることができ
るので、それらのページの再送を最初の送信ファクシミ
リまたは転送したファクシミリに促して転送を完了させ
ることができる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における送信側へのメモ
リ切れ通知方法を示すフローチャートである。
【図2】本発明の転送方法を適用するファクシミリ装置
の構成図である。
【図3】本発明の第1の実施例における文書管理用テー
ブルを示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例における送信側への通知
手順を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例における転送先へのメモ
リ切れ通知方法を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例における転送先への通知
手順を示す図ある。
【図7】本発明の第2の実施例における非標準フレーム
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 DCR 5 モデム 6 NCU 7 スキャナ 8 プロッタ 9 制御パネル 10 表示装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信データを蓄積するメモリを備え、受
    信内容を予め登録されている電話番号へ転送する機能を
    備えたファクシミリ装置の転送方法において、受信デー
    タの全てを上記メモリに蓄積不能な場合、所定の制御信
    号をデータ送信側へ送出し、該送信側からの応答がある
    と、蓄積していない受信データがある旨のメッセージを
    伝達することを特徴とするファクシミリ装置の転送方
    法。
  2. 【請求項2】 上記メッセージを音声再生装置を用いて
    伝達することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
    装置の転送方法。
  3. 【請求項3】 受信データを蓄積するメモリを備え、受
    信内容を予め登録されている電話番号へ転送する機能を
    備えたファクシミリ装置の転送方法において、受信デー
    タの全てを上記メモリに蓄積不能な場合、所定の制御信
    号をデータ転送先へ送出し、転送していないデータがあ
    る旨のメッセージを伝達することを特徴とするファクシ
    ミリ装置の転送方法。
  4. 【請求項4】 上記メッセージを音声再生装置を用いて
    伝達することを特徴とする請求項3記載のファクシミリ
    装置の転送方法。
  5. 【請求項5】 上記上記メッセージを定型文メッセージ
    として伝達することを特徴とする請求項3記載のファク
    シミリ装置の転送方法。
  6. 【請求項6】 受信データを蓄積するメモリを備え、受
    信内容を予め登録されている電話番号へ転送する機能を
    備えたファクシミリ装置の転送方法において、受信デー
    タの全てを上記メモリに蓄積できない場合、予め登録さ
    れた電話番号への転送を所定時間遅期することを特徴と
    するファクシミリ装置の転送方法。
JP4272154A 1992-10-12 1992-10-12 ファクシミリ装置の転送方法 Pending JPH06125448A (ja)

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