JPH0612513Y2 - 圧縮荷重検出器 - Google Patents

圧縮荷重検出器

Info

Publication number
JPH0612513Y2
JPH0612513Y2 JP1986097174U JP9717486U JPH0612513Y2 JP H0612513 Y2 JPH0612513 Y2 JP H0612513Y2 JP 1986097174 U JP1986097174 U JP 1986097174U JP 9717486 U JP9717486 U JP 9717486U JP H0612513 Y2 JPH0612513 Y2 JP H0612513Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
compression
load detector
detector
transmission shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986097174U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS636338U (ja
Inventor
高史 粟野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP1986097174U priority Critical patent/JPH0612513Y2/ja
Publication of JPS636338U publication Critical patent/JPS636338U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0612513Y2 publication Critical patent/JPH0612513Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ロードセルを利用した材料試験機用の圧縮荷
重検出器に関する。
[従来技術] 従来、ロードセルを用いた材料試験機では、ロードセル
に直接圧盤を取り付けるか、またはたとえば特開昭54
−28686号「ガスケット圧縮試験装置」に示すよう
にロードセルを偏心荷重から保護するガイド枠とロード
セルとを組合せて圧縮試験を行なうようにしている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記ロードセルを直接圧盤に取り付ける
従来の試験機は、小形機として構成できるので試験スペ
ースが広くなり取扱い操作性も良くなるという利点があ
るが、偏心荷重に対する保護が図られていないのでロー
ドセルが破損しやすいという欠点があった。一方、ガイ
ド枠とロードセルとを組合わせた試験機では、逆に偏心
荷重に対する保護は図られるが、装置が大型化し、試験
スペースが狭くなるとともに、取扱い操作性も悪くなる
という欠点があった。
そこで本考案は、ロードセルの保護と取扱い操作性に優
れた材料試験機用圧縮荷重検出器を提供することを目的
とする。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために、本考案は次の構成を採用
した。
すなわち、本考案にかかる荷重検出器は、材料試験機の
圧縮荷重検出器であって、荷重検出部と該荷重検出部を
取り付けた荷重伝達軸とを収納しユニット化された荷重
検出器と、一端が荷重検出器の荷重伝達軸に球座と球座
受けを介して当接し、他端が圧盤に取り付けられる圧縮
軸をその軸方向の移動を案内するストロークベアリング
を介して保持しユニット化された偏心荷重保護器とから
なり、圧縮軸の一端が荷重伝達軸に対して常時付勢され
るよう荷重検出器と偏心荷重保護器が結合されることを
特徴としている。
[作用] 圧縮軸の一端は、球座、球座受けを介して荷重検出器の
荷重伝達軸に当接し、他端には圧盤が取り付けられてい
るので、圧盤に加わった圧縮荷重は、ロスなく荷重検出
器の荷重伝達軸に伝達される。また、圧縮軸はストロー
クベアリングによって支承されており、圧盤に荷重が加
わる際、軸方向にのみ移動して圧縮荷重を伝達する。そ
のため、偏心荷重が作用しても、圧縮軸は垂直方向のみ
の荷重を検出部に伝達する。また、球座を介して伝達す
るため、軸心ずれ等が生じても正確に荷重を伝達するこ
とができる。
[実施例] 第1図は本考案の実施例の構成を示す断面図である。圧
縮荷重検出器1は、保持ケース2に収納されユニット化
された荷重検出器30と、同じく保持ケース6に収納さ
れユニット化された偏心荷重保護器40とが、ねじ結合
部28によって互いに結合されるように構成されてい
る。すなわち荷重検出器30と偏心荷重保護器40とは
その軸心を一致されて結合される。
荷重検出器30の他端側は、材料試験機のクロスヘッド
20にボルト21によって取り付けられる。保持ケース
2内には、荷重伝達軸5と、その端部側に設けた荷重検
出部3とが収納されて荷重検出器を構成している。
偏心荷重保護器40の保持ケース6内には圧縮軸10が
その軸方向の移動を案内するストロークベアリング12
によって支承されている。ストロークベアリング12は
上下2個のスナップリング14、15によって保持ケー
ス6に固定されている。圧縮軸10の荷重検出器30側
の端部には凹部30aが形成され、この凹部に球座8が
設けられるとともに、一方の端面でこの球座8を受け、
他端面で荷重検出器30の荷重伝達軸5端面と当接する
球座受け7が嵌装されている。球座受け7が嵌装された
圧縮軸10の端部にはフランジ部30bが形成され、こ
のフランジ部とストロークベアリング12との間に伸長
方向に付勢されたバネ11が介装されている。また圧縮
軸10の他方の端側にはスナップリング16がはめ合わ
されて、圧縮軸10がストロークベアリング12から抜
け落ちないようにされている。圧縮軸10は、このバネ
11によって荷重伝達軸5側へ押し付けられ、球座受け
7の端面が荷重伝達軸5の端面に常時当接させられてい
る。圧縮軸10の他端側には、試験機のテーブル27に
設置された圧盤23と共同して試験片25に圧縮荷重を
加える圧盤22が、圧盤取り付け用押しネジ18によっ
て取り付けられている。
したがって、球座受け7、球座8、圧縮軸10、圧盤2
2は一体化してストロークベアリング12によって支承
され軽く上下に移動できるとともに、バネ11によって
常時荷重伝達軸5端面に軽く押し付けられているので、
圧盤22に加わった圧縮荷重は、ロスなく荷重伝達軸5
に伝達され、荷重検出部3で検出される。また、球座8
は荷重検出器30と偏心荷重保護器40とをねじ結合部
28で結合した際に、軸心ずれや球座受け7と荷重伝達
軸5の当接面の平行度ずれがあっても正確に荷重を伝達
する機能を発揮する。
図示例の圧縮荷重検出器は、上記のように構成されてい
るので、試験片に荷重を加える際、偏心荷重が作用して
もストロークベアリング12がこれを受け、圧縮軸10
は垂直方向のみの荷重を検出部に伝達する。そのため、
偏心荷重によって荷重検出器が破損する事態を回避で
き、正確な圧縮荷重を検出することができる。また、偏
心荷重保護器をユニット化して荷重検出器に組み込むよ
うに構成したので、試験機に取り付けた場合、取り着け
スペースを多く必要とせず試験スペースを有効に活用す
ることができ、さらに、偏心荷重保護器は荷重検出器と
ネジ結合されており、簡単に取り外すことができるた
め、荷重検出器を従来と同じように使用することができ
る。また、ネジ結合部のみの操作で取り付け、取り外し
ができるので、取扱い操作性を向上することができる。
[考案の効果] 上記の説明から明らかなように、本考案にかかる圧縮荷
重検出器によれば、圧縮荷重を加えた際偏心荷重が作用
しても、荷重検出部は垂直方向のみの荷重を検出できる
ようになり、さらに、偏心荷重により荷重検出部が破損
することも防止できるようになった。また、それぞれユ
ニット化された荷重検出器と偏心荷重保護器とを接合し
圧縮軸の一端が荷重伝達軸に対して常時付勢されるよう
にしたから、圧縮荷重検出器としての精度が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成を示す断面図である。 3…荷重検出部、5…荷重伝達軸 7…球座受け、8…球座 10…圧縮軸、11…バネ 12…ストロークベアリング 22…圧盤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】材料試験機の圧縮荷重検出器であって、荷
    重検出部と該荷重検出部を取り付けた荷重伝達軸とを収
    納保持してユニット化された荷重検出器と、一端が荷重
    検出器の荷重伝達軸に球座と球座受けを介して当接する
    とともに他端が圧盤に取り付けられる圧縮軸をその軸方
    向の移動を案内するストロークベアリングを介して保持
    してユニット化された偏心荷重保護器とからなり、圧縮
    軸の一端が荷重伝達軸に対して常時付勢されるよう荷重
    検出器と偏心荷重保護器とが結合されたことを特徴とす
    る圧縮荷重検出器。
JP1986097174U 1986-06-25 1986-06-25 圧縮荷重検出器 Expired - Lifetime JPH0612513Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986097174U JPH0612513Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25 圧縮荷重検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986097174U JPH0612513Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25 圧縮荷重検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS636338U JPS636338U (ja) 1988-01-16
JPH0612513Y2 true JPH0612513Y2 (ja) 1994-03-30

Family

ID=30963848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986097174U Expired - Lifetime JPH0612513Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25 圧縮荷重検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0612513Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005045386A1 (ja) * 2003-11-11 2005-05-19 Tdk Corporation 張力センサ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005108004A1 (de) * 2004-04-23 2005-11-17 Schott Ag Vorrichtung und verfahren zur erzeugung von mikrostrukturen
CN107389248B (zh) * 2017-08-29 2023-11-14 浙江嘉宏工具制造有限公司 冲击测试机构以及冲击测试台

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52119379A (en) * 1976-03-31 1977-10-06 Sumitomo Metal Ind Construction of sample grip section of low cycle fatigue tester by tension and compression
JPS6010253B2 (ja) * 1977-08-06 1985-03-15 株式会社島津製作所 ガスケツト圧縮試験機
JPS60222746A (ja) * 1984-04-20 1985-11-07 Toshin Kogyo Kk 材料試験機用クロスヘツド昇降ユニツト及び該ユニツトを有する材料試験機用クロスヘツド昇降機構及び材料試験機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005045386A1 (ja) * 2003-11-11 2005-05-19 Tdk Corporation 張力センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS636338U (ja) 1988-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ATE106140T1 (de) Kraftmessvorrichtung.
JPH0612513Y2 (ja) 圧縮荷重検出器
CN107179148B (zh) 测量磁悬浮轴系与保护轴承之间接触力的平台
ES2142286A1 (es) Conjunto constructivo de placa de presion.
US3705530A (en) Force hub sensor for control wheel steering
JPS59166106U (ja) タツチセンサ
CN217237062U (zh) 六维力传感器过载保护装置和具有其的设备
US3613517A (en) Tension load cell
CN214186397U (zh) 一种数控机床测头
CN211231249U (zh) 高平衡性长寿命电动轻卡传动轴总成
GB1562854A (en) Roll stands for rolling mills
CN209812378U (zh) 末端执行器的防碰撞保护装置
JPH0413608Y2 (ja)
CN218822081U (zh) 一种测量调心滚子轴承轴向游隙的辅助装置
CN211717589U (zh) 一种用于叉车秤的连接结构
KR870000793Y1 (ko) 씽크대 부착용 오물 분쇄기
JPH0624748Y2 (ja) トンネル掘進機用土圧測定装置
JPH0625683Y2 (ja) ロツドレスシリンダとガイドユニツトとの連結機構
CN212509221U (zh) 一种长寿命直线运动球轴承
JPH062173U (ja) 過負荷防止計量システムを備えた秤
JP3763111B2 (ja) リモートセンターコンプライアンス装置
CN214748559U (zh) 新型应变片传感器弹性体结构
JPS56151585A (en) Detecting mechanism for breaking of ribbon of printer
JPH0728403Y2 (ja) マグネット式ロッドレスシリンダの連結金具
JPS6018663Y2 (ja) 摩擦クラツチ