JPH0612492A - 2値画像の面積計測装置 - Google Patents

2値画像の面積計測装置

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JPH0612492A
JPH0612492A JP4193035A JP19303592A JPH0612492A JP H0612492 A JPH0612492 A JP H0612492A JP 4193035 A JP4193035 A JP 4193035A JP 19303592 A JP19303592 A JP 19303592A JP H0612492 A JPH0612492 A JP H0612492A
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JP
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image
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JP4193035A
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Inventor
Hiroshi Nakamoto
浩 中本
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】対象物領域の面積計測値の計測精度を上げて照
明条件などの変動に対する面積計測値の変動幅を小さく
する。 【構成】濃淡画像を2値化回路10により2値化処理し
て2値画像を生成し、画素カウンタ11で2値画像の対
象物領域の画素数を計数する。エッジ検出部12は2値
画像のエッジを検出し、補正値計測部13はエッジ検出
動作に応答してエッジの前後の各画素の濃度値と2値化
しきい値とから面積補正値を算出する。ライン数計測部
14は対象物領域を含む水平走査ラインの数を計数す
る。CPU19は画素カウンタ11の計数値よりライン
数計測部14の計数値を減算し、その値に面積補正値を
加算して面積を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、対象物を撮像して得
られた濃淡画像を処理して外観検査などを行うための画
像処理装置に関連し、殊にこの発明は、前記濃淡画像を
2値化処理して得られた2値画像の対象物領域につきそ
の面積を計測するのに用いられる2値画像の面積計測装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば対象物の外観を検査するような場
合、その対象物を所定の照明条件下で撮像し、その濃淡
画像を所定の2値化しきい値で2値化処理して2値画像
を生成した後、その2値画像の対象物領域につきその面
積を計測し、その計測値を基準値と比較することにより
対象物の良否などを判別している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記濃淡
画像のエッジ部分の各画素は、前記2値化しきい値と近
い濃度値をもつため、例えば照明条件がわずかに変化す
るだけで、2値画像の対象物領域のエッジ位置が内外に
変位する。その結果、対象物領域の面積計測値が大小変
動し、計測結果の信頼性が低いものとなり、適正かつ安
定した検査が困難であるという問題がある。
【0004】図9〜図11には、上記の問題点を明らか
にするための具体例が示してある。図9は、対象物を撮
像して得られた濃淡画像1を表している。同図中、斜線
で示す領域2が対象物の画像部分、白地の領域3が背景
の画像部分であって、この濃淡画像1のある水平走査ラ
イン4上の各構成画素の濃度状態が図10(1)に示し
てある。
【0005】図10(1)において、横軸の目盛は画
素、縦軸の目盛は濃度を表す濃度階調(図中、A0〜A
7で示す)を示しており、この例では前記2値化しきい
値THの濃度階調はA4である。この2値化しきい値T
Hで各構成画素の濃度値を2値化処理すると、図10
(2)に示すデータ構成の2値画像が得られる。この1
水平走査ライン分の2値画像の面積Nは、2値データが
論理「1」の画素の数に相当しており、この具体例では
面積Nは「8」である。
【0006】図11(1)は、照明条件がわずかに変化
して、各画素の濃度値が1濃度階調分だけ全体的に上が
った状態を示す。前記と同じ2値化しきい値THで各構
成画素の濃度値を2値化処理すると、図11(2)に示
すデータ構成の2値画像が得られる。この1水平走査ラ
イン分の2値画像の面積Nは「10」であり、照明条件
が変化する前(図10)の値とは大きく異なっている。
【0007】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、対象物領域の面積計測値の計測精度を上げて照
明条件などの変動に対する面積計測値の変動幅を小さく
することにより、計測結果の信頼性を高め、安定した検
査を可能とする2値画像の面積計測装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、濃淡画像を
2値化処理して得られた2値画像の対象物領域につきそ
の面積を計測するための面積計測装置であって、前記濃
淡画像を構成する各画素の濃度値を所定の2値化しきい
値により2値化処理して2値画像を生成する2値化手段
と、前記2値画像の対象物領域を構成する画素数を計数
する画素数計数手段と、前記2値画像の対象物領域につ
きエッジ近傍の画素の濃度値を前記濃淡画像より抽出す
る濃度値抽出手段と、前記濃度値抽出手段で抽出された
濃度値と前記2値化しきい値とから面積補正値を算出す
る補正値算出手段と、前記画素数計数手段で計数された
画素数を前記補正値算出手段で算出された面積補正値に
より補正して前記対象物領域の面積を求める面積算出手
段とを備えたものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載された
面積計測装置であって、前記濃度値抽出手段は、前記2
値画像の対象物領域のエッジを検出する手段と、エッジ
検出動作に応答してエッジの前後の各画素の濃度値を濃
淡画像より走査ライン毎に抽出する手段とを備え、また
前記補正値算出手段は、抽出された濃度値と2値化しき
い値とから走査ライン毎の面積補正値を算出する手段
と、走査ライン毎の面積補正値を全走査ラインにわたり
累積加算してその累積値を前記面積算出手段へ出力する
手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】対象物領域の面積計測値に2値画像のエッジ近
傍の濃度情報が加味されているので、面積の計測精度が
高められ、照明条件などの変動に対する面積計測値の変
動幅が小さくなる。
【0011】請求項2の面積計測装置では、走査ライン
毎にエッジの前後の各画素の濃度値を抽出して面積補正
値を算出しかつその面積補正値を全走査ラインにわたり
累積加算するので、簡易なハードウェアをもって面積計
測装置が実現され、高速な面積計測が可能となる。
【0012】
【実施例】図1は、この発明にかかる2値画像の面積計
測装置の原理を説明するための図である。図1(1)
は、濃淡画像のある水平走査ライン上の各構成画素の濃
度状態を示す。図中、THはこの濃淡画像を2値化する
ための2値化しきい値であって、この2値化しきい値T
Hをxに設定して各構成画素の濃度値を2値化処理する
と、図1(2)に示すデータ構成の2値画像が得られ
る。
【0013】この2値画像において、2値データが論理
「1」の画素群が対象物の画像部分を構成する画素群、
すなわち対象物領域であって、従来はこの画素群の画素
数をもって1水平走査ライン分の2値画像の面積Nとし
ている。
【0014】図1(2)において、5,6は対象物領域
のエッジであり、いま一方のエッジ5の前後の各画素の
濃度値をa,b(ただしb>x>a)、他方のエッジ6
の前後の各画素の濃度値をc,d(ただしc>x>d)
とすると、この具体例では、次式により1水平走査ライ
ン分の2値画像の面積Sを算出する。
【0015】
【数1】
【0016】従って対象物領域の全体の面積は、(1)
式により算出された面積Sを全水平走査ラインにわたり
累積加算した値となる。
【0017】図2は、図1の具体例を一般的に表した原
理説明図である。図2の横軸は濃淡画像における各画素
のx座標値、縦軸は濃度である。x1,x1−1は2値
画像における一方のエッジの前後の画素のx座標値であ
り、h(x1),h(x1−1)はそれぞれの画素の濃
度である。またx2,x2+1は他方のエッジの前後の
画素のx座標値であり、h(x2),h(x2+1)は
それぞれの画素の濃度である。
【0018】いま図2の座標系において、座標(x1−
1,h(x1−1)),(x1,h(x1)),(x
2,h(x2))(x2+1,h(x2+1))の各点
をP1〜P4 、点P1 と点P2 とを結ぶ線をm1 、点P
3 と点P4 とを結ぶ線をm2 、2値化しきい値THを沿
う線をm3 、線m1 と線m3 との交点をQ1 ,線m2
線m3 との交点をQ2 とすると、1水平走査ライン分の
前記面積Sは、つぎの(2)式で与えられるP2 3
のx軸に沿う距離Lと、(3)式で与えられるQ1 2
間のx軸に沿う距離ΔL1 と、(4)式で与えられるP
3 2 間のx軸に沿う距離ΔL2 との和に相当する。
【0019】
【数2】
【0020】
【数3】
【0021】
【数4】
【0022】なお前記した(1)式におけるNは、上記
の距離Lに1加えた値、すなわち(L+1)に相当す
る。
【0023】図3および図4は、前記した図9および図
10に示した濃度分布をもつ画像について、上記した原
理に基づいて面積Sを計測する場合の具体例を示す。図
3および図4では、説明の便宜上、濃度階調を0,1,
2,……,7の小さな値で示してあるが、実際の濃度階
調は例えば0〜255の値をとる。
【0024】図3に示す例では、図1におけるaが
「3」、bが「6」、cが「5」、dが「3」、xが
「4」であるから、面積Sはつぎの(5)式から「8.
17」となる。図4に示す例、すなわち各画素の濃度値
が1濃度階調だけ全体的に上がった状態の例では、図1
におけるaが「4」、bが「7」、cが「6」、dが
「4」、xが「4」であるから、面積Sはつぎの(6)
式から「9」となる。
【0025】
【数5】
【0026】
【数6】
【0027】2値データの論理が「1」の画素数より算
出した面積Nは、図3では「8」、図4では「10」で
あるから、これより面積計測値の変動幅は小さくなって
いる。
【0028】図5は、上記原理に基づく2値画像の面積
計測装置の回路構成例を示すもので、2値化回路10,
画素カウンタ11,エッジ検出部12,補正値計測部1
3,ライン数計測部14,制御部15などを構成として
含む。
【0029】前記2値化回路10は、濃淡画像を構成す
る各画素の濃度値を制御部14より与えられる2値化し
きい値THと比較することにより2値化処理する。画素
カウンタ11は2値データの論理が「1」の画素数を画
面全体にわたり計数するもので、その計数値は前記の
(1)式におけるNの累積加算値に相当する。
【0030】前記エッジ検出部12は2値画像の両端の
エッジを検出して立上りエッジ検出信号および立下りエ
ッジ検出信号を補正値計測部13へ出力する。補正値計
測部13は濃淡画像を構成する各画素の濃度値と2値化
しきい値THとを入力し、前記立上りエッジ検出信号お
よび立下りエッジ検出信号に応答して各エッジの前後の
各画素の濃度値と2値化しきい値THとから面積補正
値、すなわち前記(1)式における右辺第2項について
の累積加算値を算出する。この補正値計測部13の具体
的な回路構成は後述する図7に例示してある。
【0031】前記ライン数計測部14は、論理が「1」
の2値データを含む水平走査ライン数を計測するための
もので、遅延回路16とフリップフロップ17とライン
数カウンタ18とで構成される。
【0032】図6は、このライン数計測部14における
各構成の機能を説明するためのタイムチャートである。
ライン数計測部14の遅延回路16は水平同期信号HD
(図6(1)に示す)を時間tだけ遅延させてリセット
信号RS(図6(2)に示す)を生成する。フリップフ
ロップ17はデータ入力として水平同期信号HDが、ク
ロック入力として水平走査ライン毎の2値データ(図6
(3)で示す)が、それぞれ与えられ、2値データの立
ち上がりで水平同期信号HDのハイレベルがラッチさ
れ、前記リセット信号RSの立ち下がりでラッチ解除と
なる。ライン数カウンタ18は水平同期信号HDの立ち
下がりのタイミングでフリップフロップ17のQ出力
(図6(4)に示す)を取り込んで計数動作する(図6
(5)に示す)。前記リセット信号RSは水平同期信号
HDより時間tだけ遅延しているから、フリップフロッ
プ17はそのQ出力がライン数カウンタ18に取り込ま
れた後にラッチ解除となる。
【0033】前記制御部15は、制御・演算の主体であ
るCPU19と、このCPU19にバス22を介して接
続されたROM20およびRAM21とから成るもの
で、ROM20には面積計測に関わるプログラムが、R
AM21には各種データが、それぞれ記憶される。なお
前記バス22には画素カウンタ11,補正値計測部13
および,ライン数カウンタ18の各出力が接続されてい
る。
【0034】前記CPU19は、プログラムに従って装
置全体の動作を一連に制御すると共に、画素カウンタ1
1,補正値計測部13,ライン数カウンタ18からそれ
ぞれの計測値を取り込んで面積Sの算出などの演算や処
理を実行する。
【0035】図7は、前記補正値計測部13の具体例で
あって、5個のフリップフロップ30〜34と4個の減
算器35〜38と2個の除算器39,40と1個の加算
器41と1個の累積加算器42とを含んでいる。
【0036】第1〜第3のフリップフロップ30〜32
には濃淡画像を構成する各画素の濃度値がデータ入力さ
れ、第1のフリップフロップ30には画素クロックCK
が、第2のフリップフロップ31には立上りエッジ検出
信号が、第3のフリップフロップ32には立下りエッジ
検出信号が、それぞれクロック入力として与えられる。
第4,第5の各フリップフロップ33,34には第1の
フリップフロップ30のQ出力が、それぞれデータ入力
され、第4のフリップフロップ33には立上りエッジ検
出信号が、第5のフリップフロップ34には立下りエッ
ジ検出信号が、それぞれクロック入力として与えられ
る。
【0037】第2のフリップフロップ31のQ出力は第
1,第2の各減算器35,36に正の入力として、第3
のフリップフロップ32のQ出力は第3の減算器37に
負の入力として、第4のフリップフロップ33のQ出力
は第2の減算器36に負の入力として、第5のフリップ
フロップ34のQ出力は第3,第4の各減算器37,3
8に正の入力として、それぞれ与えられると共に、2値
化しきい値THが第1,第4の各減算器35,38に負
の入力として与えられる。
【0038】第1,第2の各減算器35,36の減算出
力は第1の除算器39へ、第3,第4の各減算器37,
38の減算出力は第2の除算器40へ、それぞれ与えら
れ、各除算器30,40の除算出力は加算器41へ与え
られる。この加算器41の加算出力は累積加算器42に
与えられて累積加算され、その累積加算値が面積補正値
として前記CPU19に取り込まれる。
【0039】図8は、上記構成の補正値計測部13の動
作を示すタイムチャートであり、以下、同図を参照しつ
つ面積計測動作を説明する。
【0040】いま濃淡画像を構成する各画素の濃度値が
2値化回路10へ与えられると、2値化回路10は所定
の2値化しきい値THにより2値化処理を行い、2値画
像(図8(2)参照)を画素カウンタ11,エッジ検出
部12および,ライン数計数部14のフリップフロップ
17へ出力する。
【0041】画素カウンタ11は2値データが論理
「1」の画素の数を計数する。エッジ検出部12は2値
データの立ち上がりおよび立ち下がりを検出して、立上
りエッジ検出信号(図8(3)参照)および立下りエッ
ジ検出信号(図8(4)参照)を補正値計測部13へ出
力する。ライン数計測部14は2値データが論理「1」
の画素を含む水平走査ラインの数を計数する。
【0042】補正値計測部13では、第1のフリップフ
ロップ30は画素クロック(図8(1)参照)を入力し
て濃淡画像を構成する各画素の濃度値を順次保持する。
立上りエッジ検出信号が第2,第4の各フリップフロッ
プ31,33に与えられると、第2のフリップフロップ
31はその直後の画素の濃度値を、第4のフリップフロ
ップ33はその直前の画素の濃度値を、それぞれ保持す
る。この第2のフリップフロップ31で保持された濃度
値は図1のbに相当し、第4のフリップフロップ33で
保持された濃度値は図1のaに相当する。
【0043】つぎに立下りエッジ検出信号が第3,第5
の各フリップフロップ32,34に与えられると、第3
のフリップフロップ32はその直後の画素の濃度値を、
第5のフリップフロップ34はその直前の画素の濃度値
を、それぞれ保持する。この第3のフリップフロップ3
2で保持された濃度値は図1のdに相当し、第5のフリ
ップフロップ34で保持された濃度値は図1のcに相当
する。
【0044】これら濃度値および2値化しきい値xが所
定の減算器35〜38に与えられると、第1の減算器3
5は(b−x)を、第2の減算器36は(b−a)を、
第3の減算器37は(c−d)を、第4の減算器38は
(c−x)を、それぞれ算出し、さらに第1の除算器3
9が(b−x)/(b−a)を、第2の除算器40が
(c−x)/(c−d)を、それぞれ算出する。
【0045】各除算器39,40による算出値は加算器
41で加算され、その加算値は累積加算器42へ出力さ
れる。上記一連の演算処理は水平走査ライン毎に実行さ
れることになり、累積加算器42は各水平走査ラインに
ついての加算器41による加算値を累積加算して面積補
正値を算出する。
【0046】全水平走査ラインについての上記の処理が
完了すると、CPU19は画素カウンタ11およびライ
ン数カウンタ18の各計数値と累積加算器42の累積加
算値とを取り込み、画素カウンタ11の計数値よりライ
ン数カウンタ18の計数値を減算しかつその減算値に累
積加算器42の累積加算値を加算することにより面積S
を算出する。
【0047】
【発明の効果】この発明は上記のように、2値画像の対
象物領域のエッジ近傍の画素の濃度値を抽出し、この抽
出された濃度値と2値化しきい値とで面積補正値を算出
して2値画像より得た面積を補正するようにしたから、
対象物領域の面積計測値にエッジ近傍の濃度情報が加味
されることになり、面積の計測精度が高められる。これ
により照明条件などの変動に対する面積計測値の変動を
小さくでき、計測結果の信頼性が高められ、適正かつ安
定した検査が可能となる。
【0048】請求項2の発明では、走査ライン毎にエッ
ジの前後の各画素の濃度値を抽出して面積補正値を算出
しかつその面積補正値を全走査ラインにわたり累積加算
するようにしたから、簡易なハードウェアをもって2値
画像の面積計測装置を実現でき、高速な面積計測が可能
となるなど、幾多の顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる2値画像の面積計測装置の原
理を説明するための原理説明図である。
【図2】この発明にかかる2値画像の面積計測装置の原
理を説明するための原理説明図である。
【図3】この発明を実施して面積計測を行う場合の具体
例を示す説明図である。
【図4】この発明を実施して面積計測を行う場合の具体
例を示す説明図である。
【図5】この発明の一実施例にかかる2値画像の面積計
測装置の回路構成例を示すブロック図である。
【図6】図5のライン数計測部の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図7】図5の補正値計測部の具体例を示すブロック図
である。
【図8】図7の補正値計測部の動作を示すタイムチャー
トである。
【図9】濃淡画像を示す説明図である。
【図10】従来例の問題点を説明するための説明図であ
る。
【図11】従来例の問題点を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
10 2値化回路 11 画素カウンタ 12 エッジ検出部 13 補正値計測部 14 ライン数計測部 15 制御部 19 CPU 20 ROM 21 RAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濃淡画像を2値化処理して得られた2値
    画像の対象物領域につきその面積を計測するための面積
    計測装置であって、 前記濃淡画像を構成する各画素の濃度値を所定の2値化
    しきい値により2値化処理して2値画像を生成する2値
    化手段と、 前記2値画像の対象物領域を構成する画素数を計数する
    画素数計数手段と、 前記2値画像の対象物領域につきエッジ近傍の画素の濃
    度値を前記濃淡画像より抽出する濃度値抽出手段と、 前記濃度値抽出手段で抽出された濃度値と前記2値化し
    きい値とから面積補正値を算出する補正値算出手段と、 前記画素数計数手段で計数された画素数を前記補正値算
    出手段で算出された面積補正値により補正して前記対象
    物領域の面積を求める面積算出手段とを備えて成る2値
    画像の面積計測装置。
  2. 【請求項2】 前記濃度値抽出手段は、前記2値画像の
    対象物領域のエッジを検出する手段と、エッジ検出動作
    に応答してエッジの前後の各画素の濃度値を前記濃淡画
    像より走査ライン毎に抽出する手段とを備え、 前記補正値算出手段は、抽出された濃度値と前記2値化
    しきい値とから走査ライン毎の面積補正値を算出する手
    段と、走査ライン毎の面積補正値を全走査ラインにわた
    り累積加算してその累積値を前記面積算出手段へ出力す
    る手段とを備えて成る請求項1に記載された2値画像の
    面積計測装置。
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