JPH06124204A - メモリの読出しアドレス決定回路 - Google Patents

メモリの読出しアドレス決定回路

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JPH06124204A
JPH06124204A JP30169192A JP30169192A JPH06124204A JP H06124204 A JPH06124204 A JP H06124204A JP 30169192 A JP30169192 A JP 30169192A JP 30169192 A JP30169192 A JP 30169192A JP H06124204 A JPH06124204 A JP H06124204A
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JP
Japan
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bits
selector
register
language instruction
machine language
Prior art date
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Pending
Application number
JP30169192A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Nanba
慎二 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH06124204A publication Critical patent/JPH06124204A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デコーダの論理回路の規模を大きくすること
なく、メモリ容量の低減を可能としたメモリの読出しア
ドレス決定回路を提供する。 【構成】 命令レジスタ1に格納された機械語命令コー
ドの複数の部分(ビット7,6とビット5,4)のうち
の1つをセレクタ7によって選択し、これをマイクロア
ドレスレジスタ4の下位2ビットとして用いることによ
って制御ROM3の読出しアドレスを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリの読出しアドレ
ス決定回路に関し、特にマイクロプログラムを記憶して
いる制御ROMの読出しアドレスの決定に用いて好適な
読出しアドレス決定回路に関する。
【0002】
【従来の技術】機械語レベルの命令を、複数のマイクロ
命令に分解して実行する処理装置においては、マイクロ
プログラムを記憶している制御ROMの読出しアドレス
を決定する必要がある。この制御ROMの読出しアドレ
スを決定するに際し、従来は、機械語命令コードで直接
読出しアドレスを決定する方法と、デコーダを用いて機
械語命令コードをデコードし、読出しアドレスを決定す
る方法とが採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方法にあっては、機械語1つに対して1番地を割り当て
てやれば、非常に単純に制御ROMを読み出すことがで
きる反面、例えばある一部がレジスタ番号で使われてい
るような場合には、同じ実行内容でも各々のプログラム
が違うアドレス領域に別々に記憶されることになるた
め、メモリ容量を非常に多く必要とする欠点があった。
一方、後者の方法にあっては、機械語命令コードをデコ
ードして用いることによってメモリ容量を低減できるよ
うになる反面、デコーダでの負担を大きくする程にその
論理回路の規模が増大するという欠点があった。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであり、デコーダの論理回路の希望を大きくすること
なく、メモリ容量の低減を可能としたメモリの読出しア
ドレス決定回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるメモリの読
出しアドレス決定回路は、機械語命令コードを格納する
命令レジスタと、この命令レジスタに格納された機械語
命令コードをデコードするデコーダと、マイクロプログ
ラムを記憶しているメモリと、命令レジスタに格納され
た機械語命令コードの複数の部分のうちの1つを選択す
るセレクタとを具備し、このセレクタの出力をメモリの
読出しアドレスの一部とする構成となっている。
【0006】
【作用】命令レジスタに格納された機械語命令コードの
複数の部分のうちの1つをセレクタによって選択し、こ
れを用いてメモリの読出しアドレスを決定することで、
セレクタがデコーダの機能の一部を果たすことになるの
で、デコーダの論理回路の規模を大きくすることなく、
メモリ容量を低減できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。図1において、命令レジスタ1は例えば8ビ
ット構成であり、この命令レジスタ1には機械語命令コ
ードが格納される。この命令レジスタ1に格納された機
械語命令コードは、デコーダ2によってデコードされ
る。一方、制御ROM3には、各命令を実行するマイク
ロプログラムが記憶されている。この制御ROM3の読
出しアドレスは、例えば4ビット構成のマイクロアドレ
スレジスタ4によって決定される。
【0008】マイクロアドレスレジスタ4において、下
位2ビットの内容はセレクタ5によって決定され、上位
2ビットの内容はセレクタ6によって決定される。セレ
クタ5は、命令レジスタ1に格納されている命令コード
の複数の部分のうちの2つの部分、例えば、上位2ビッ
ト(ビット7,6)とその下位の2ビット(ビット5,
4)を、さらにデコーダ2のデコードアドレス中の2ビ
ットおよび制御ROM3の読出しアドレス中の2ビット
を入力とし、これら入力のいずれかを選択してマイクロ
アドレスレジスタ4の下位2ビットとする。また、セレ
クタ6は、デコーダ2のデコードアドレス中の2ビット
および制御ROM3の読出しアドレス中の2ビットを入
力とし、これら入力のいずれかを選択してマイクロアド
レスレジスタ4の上位2ビットとする。
【0009】上記構成において、機械語命令が例えば次
のような場合を考える。 1. ADD Rs,Rd 2. SUB Rs,Rd 3. CMP Rs,Rd 4. INC Rn 5. DEC Rn 6. NOT Rn 7. NEG Rn なお、Rs,Rd,Rnは、それぞれR0〜R7まで8
つのレジスタである。
【0010】そして、上記の機械語命令コードが表1で
あるとする。
【表1】 また、上記1〜7の機械語命令を実行するマイクロ命令
(プログラム)を記憶している制御ROM3の読出しア
ドレスは、4ビット構成とする。すなわち、
【表2】 表2のようにマイクロ命令とその読出しアドレスを構成
すると、1〜7の各命令は、1〜3の命令については、 Rsの読出し→Rdの読出し→演算→結果の格納 4〜7の命令については、 Rnの読出し→演算→結果の格納 の順でマイクロ命令をシーケンシャルに実現できる。
【0011】このとき、演算に対するマイクロ命令の読
出しアドレスのビット0、ビット1は、命令1〜3では
機械語命令コードのビット6、ビット7に一致し、命令
4〜7では機械語命令コードのビット4、ビット5に一
致している。そこで、命令レジスタ1に格納された機械
語命令コードに基づく制御ROM3の読出しアドレスを
決定するに際しては、図2に示すように、機械語命令コ
ードの例えば上位2ビットを2入力とするANDゲート
(デコーダ)7の出力信号をセレクタ5の切換え制御信
号として用いる。
【0012】すなわち、セレクタ5は、命令レジスタ1
に格納された機械語命令コードの上位2ビットの内容に
応じて入力1,2のいずれか一方を選択してマイクロア
ドレスレジスタ4の下位2ビット(ビット1,0)とす
る。また、ANDゲート7の出力がそのままマイクロア
ドレスレジスタ4のビット3の内容に、さらに制御RO
M3から出力される所定の1ビットがマイクロアドレス
レジスタ4の最上位ビット(ビット4)となる。
【0013】これにより、セレクタ5において、機械語
命令コードのビット6,7が、“00”,“01”,
“10”であれば入力1(機械語命令コードのビット
6,7)を、“11”であれば入力2(機械語命令コー
ドのビット4,5)を選択することになり、機械語命令
コードの一部によって制御ROM3の読出しアドレスを
決定できることになる。このように、命令レジスタ1に
格納された機械語命令コードの複数の部分(本例では、
ビット7,6とビット5,4)のうちの1つをセレクタ
7によって選択し、これを用いて制御ROM3の読出し
アドレスを決定することにより、セレクタ7がデコーダ
2の機能の一部を果たすことになるので、デコーダ2の
論理回路の規模を大きくすることなく、制御ROM3の
容量を低減できる。
【0014】なお、図2には、命令レジスタ1に格納さ
れた機械語命令コードに基づいて制御ROM3の読出し
アドレスを決定する場合の構成を示したが、乗算等のよ
うに長いサイクルをかけて制御ROM3を何度も読み出
すような場合には、制御ROM3の読出しアドレス自体
で次の読出しアドレスを決めるために、セレクタ5は図
示せぬ制御系による切換え制御によって制御ROM3か
らの読出しアドレスを選択し、マイクロアドレスレジス
タ4の下位2ビットとする。また、その上位2ビットの
内容も、セレクタ6による選択出力によって決められ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
命令レジスタに格納された機械語命令コードの複数の部
分のうちの1つをセレクタによって選択し、これを用い
てメモリの読出しアドレスを決定するようにしたことに
より、セレクタがデコーダの機能の一部を果たすことに
なるので、デコーダの論理回路の規模を大きくすること
なく、メモリ容量を低減できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】機械語命令コードに基づいて制御ROMの読出
しアドレスを決定する場合の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 命令レジスタ 2 デコーダ 3 制御ROM 4 マイクロアドレスレジスタ 5,6 セレクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械語命令コードを格納する命令レジス
    タと、 前記命令レジスタに格納された機械語命令コードをデコ
    ードする第1のデコーダと、 マイクロプログラムを記憶しているメモリと、 前記命令レジスタに格納された機械語命令コードの複数
    の部分のうちの1つを選択するセレクタとを具備し、 前記セレクタの出力を前記メモリの読出しアドレスの一
    部とすることを特徴とするメモリの読出しアドレス決定
    回路。
  2. 【請求項2】 前記命令レジスタに格納された機械語命
    令コードの一部分をデコードする第2のデコーダを有
    し、 前記セレクタは、前記第2のデコーダのデコード出力に
    基づいて入力の選択を行うことを特徴とする請求項1記
    載のメモリの読出しアドレス決定回路。
JP30169192A 1992-10-13 1992-10-13 メモリの読出しアドレス決定回路 Pending JPH06124204A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30169192A JPH06124204A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 メモリの読出しアドレス決定回路

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JP30169192A JPH06124204A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 メモリの読出しアドレス決定回路

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JPH06124204A true JPH06124204A (ja) 1994-05-06

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ID=17899988

Family Applications (1)

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JP30169192A Pending JPH06124204A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 メモリの読出しアドレス決定回路

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040203