JPH06123373A - ピエゾバルブ駆動回路 - Google Patents

ピエゾバルブ駆動回路

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JPH06123373A
JPH06123373A JP29796092A JP29796092A JPH06123373A JP H06123373 A JPH06123373 A JP H06123373A JP 29796092 A JP29796092 A JP 29796092A JP 29796092 A JP29796092 A JP 29796092A JP H06123373 A JPH06123373 A JP H06123373A
Authority
JP
Japan
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voltage
piezo
valve
power source
pulse
Prior art date
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Pending
Application number
JP29796092A
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English (en)
Inventor
Mitsuzo Shimomura
光造 霜村
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Stec KK
Original Assignee
Stec KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直線性に富み安定に使用できるピエゾバルブ
駆動回路を安価に提供すること。 【構成】 ピエゾアクチュエータ1に対して、直流電圧
と適当な周波数のパルス電圧または交流電圧とを重畳し
て印加するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のピエゾ素子を積
層してなるピエゾアクチュエータによって弁を開閉して
流体の流量制御を行うピエゾバルブ駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置などにおいて用いられる
マスフローコントローラや圧力調整器などには、複数の
ピエゾ素子を積層してなるピエゾアクチュエータによっ
て弁を開閉して流体の流量制御を行う所謂ピエゾバルブ
が用いられている。
【0003】従来のピエゾバルブの駆動回路は、図4に
示すように、複数のピエゾ素子を積層して形成したアク
チュエータ(以下、ピエゾアクチュエータと云う)1に
バルブ駆動電源部2の出力信号である直流電圧を印加し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ピ
エゾアクチュエータ1を構成する圧電素子には、印加電
圧と歪み量の関係にヒステリシスがあり、従って、ピエ
ゾアクチュエータ1に対する印加電圧と弁の開度との関
係は図5に示すように、開時における変化と閉時におけ
る変化に差が現れ、バルブの制御特性がよくなかった。
そして、このような非直線性、ヒステリシス性を除去す
るには高価な補正回路を必要としていた。
【0005】本発明は、上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的とするところは、直線性に富み安定に
使用できるピエゾバルブ駆動回路を安価に提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るピエゾバルブ駆動回路は、ピエゾアク
チュエータに対して、直流電圧と適当な周波数のパルス
電圧または交流電圧とを重畳して印加するようにしてい
る。
【0007】
【作用】上記のように、直流電圧に、適当な周波数のパ
ルス電圧または交流電圧を重畳させたものをピエゾアク
チュエータに印加した場合、図2に示すように、ヒステ
リシス性が除去され、直線性が向上して、ピエゾバルブ
の制御特性が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示し、この図に
示す構成が前記図4に示したものと大きく異なるところ
は、バルブ駆動電源部2に対してパルス電源3を接続し
た点である。このパルス電源3の出力電圧としては、例
えば周波数が5〜10kHz、電圧が0.5V程度が適
当であるが、ピエゾバルブの大きさによって最適値が変
わることは云うまでもない。
【0010】このように構成することにより、直流電圧
とパルス電圧とが重畳された状態でピエゾアクチュエー
タ1に印加される。そして、このような重畳電圧が印加
されたピエゾアクチュエータ1においてはそのヒステリ
シスが小さくなり、印加電圧と弁の開度との関係は、図
2に示すようになり、バルブの制御性が大幅に向上す
る。
【0011】図3は本発明の他の実施例を示し、この実
施例においては、パルス阻止フィルタ4をバルブ駆動電
源部2に対して直列に接続し、この直列回路にパルス電
源3を並列に接続している。このように構成した場合に
おいても、前記図1に示した実施例と同様に、直流電圧
とパルス電圧とが重畳された状態でピエゾアクチュエー
タ1に印加され、同様の効果を奏する。
【0012】本発明は、上述の実施例に限られるもので
はなく、パルス電源3に代えて、適宜の周波数の交流電
源を用いてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヒステリシス性が除去され、直線性が向上して、ピエゾ
バルブの制御特性が向上する。そして、本発明において
は、高価な補正回路を用いる必要がないので、ピエゾバ
ルブ駆動回路を安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るピエゾバルブ駆動回路
の構成を示す図である。
【図2】前記回路を用いたピエゾバルブにおける印加電
圧と弁の開度との関係を示す図である。
【図3】本発明の他の実施例に係るピエゾバルブ駆動回
路の構成を示す図である。
【図4】従来のピエゾバルブ駆動回路の構成を示す図で
ある。
【図5】従来のピエゾバルブにおける印加電圧と弁の開
度との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…ピエゾアクチュエータ、2…バルブ駆動電源部、3
…パルス電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のピエゾ素子を積層してなるピエゾ
    アクチュエータによって弁を開閉して流体の流量制御を
    行うピエゾバルブ駆動回路において、前記ピエゾアクチ
    ュエータに対して、直流電圧と適当な周波数のパルス電
    圧または交流電圧とを重畳して印加するようにしたこと
    を特徴とするピエゾバルブ駆動回路。
JP29796092A 1992-10-11 1992-10-11 ピエゾバルブ駆動回路 Pending JPH06123373A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007047502A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Sharp Corp 光学系駆動装置および圧電素子の駆動方法
JP2012226205A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Olympus Imaging Corp 駆動装置およびそれを用いた画像装置
CN104595551A (zh) * 2013-10-30 2015-05-06 北京精密机电控制设备研究所 一种三冗余伺服阀驱动电路

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CN104595551A (zh) * 2013-10-30 2015-05-06 北京精密机电控制设备研究所 一种三冗余伺服阀驱动电路
CN104595551B (zh) * 2013-10-30 2017-04-26 北京精密机电控制设备研究所 一种三冗余伺服阀驱动电路

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