JPH06123366A - 高差圧調節弁 - Google Patents

高差圧調節弁

Info

Publication number
JPH06123366A
JPH06123366A JP4298111A JP29811192A JPH06123366A JP H06123366 A JPH06123366 A JP H06123366A JP 4298111 A JP4298111 A JP 4298111A JP 29811192 A JP29811192 A JP 29811192A JP H06123366 A JPH06123366 A JP H06123366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cage
port
flow path
high resistance
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4298111A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH073263B2 (ja
Inventor
Takeshi Saito
猛 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BAILEY JAPAN
NIPPON BEELES- KK
Original Assignee
BAILEY JAPAN
NIPPON BEELES- KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BAILEY JAPAN, NIPPON BEELES- KK filed Critical BAILEY JAPAN
Priority to JP4298111A priority Critical patent/JPH073263B2/ja
Priority to US08/113,281 priority patent/US5351717A/en
Priority to CA002105120A priority patent/CA2105120C/en
Priority to AU46085/93A priority patent/AU651529B2/en
Priority to KR93017847A priority patent/KR0133270B1/ko
Priority to EP93115931A priority patent/EP0591873B1/en
Priority to DE69316821T priority patent/DE69316821T2/de
Priority to CN93118510A priority patent/CN1030859C/zh
Publication of JPH06123366A publication Critical patent/JPH06123366A/ja
Publication of JPH073263B2 publication Critical patent/JPH073263B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K47/00Means in valves for absorbing fluid energy
    • F16K47/04Means in valves for absorbing fluid energy for decreasing pressure or noise level, the throttle being incorporated in the closure member
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86509Sequentially progressive opening or closing of plural ports
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86718Dividing into parallel flow paths with recombining
    • Y10T137/86734With metering feature
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86718Dividing into parallel flow paths with recombining
    • Y10T137/86759Reciprocating
    • Y10T137/86791Piston
    • Y10T137/86799With internal flow passage
    • Y10T137/86807Sequential opening or closing of serial ports in single flow line
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86879Reciprocating valve unit
    • Y10T137/86887Combined disk or plug and gate or piston

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Valve Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流量の増減が不連続にならず、弁締切シート
にエロージョン損傷を発生することがなく、別途低抵抗
調節弁を併設する必要がなく、また、バランスシールに
起因するコスト高やメンテナンス性の悪化がない、高精
度で、かつ長期にわたって安定した流量制御が得られる
高差圧調節弁を提供すること。 【構成】 高差圧調節弁10において、高抵抗流路40
を形成する複数段の高抵抗流路用ポート41〜43と、
高抵抗流路用ポート41〜43より少ない段数にて低抵
抗流路50を形成する低抵抗流路用ポート51とをケー
ジ15に設け、入口流路12側の流体を、低開度領域で
は高抵抗流路40側に導き、中、高開度領域では高抵抗
流路40側とともに低抵抗流路50側にも導くようにし
たもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広範囲な負荷変動を伴う
発電用変圧ボイラ等におけるボイラ主給水流量調節弁等
の高差圧調節弁に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、発電用変圧ボイラ等におけるボ
イラ主給水流量調節弁等の変圧運転用高差圧調節弁は、
高圧給水ポンプ吐出側とボイラ入口間に配設されボイラ
負荷に見合ったボイラ主給水流量の調節を行なうが、ボ
イラ起動時或いは低負荷運転時にはボイラ側の圧力が非
常に低いため過酷な高差圧低流量条件下で使用され、一
方、高負荷運転時にはボイラ側の圧力がポンプ吐出圧に
近い高圧となるため逆に低差圧条件下で大流量を確保す
る必要がある。従って上記のような変圧運転用高差圧調
節弁においては、低負荷運転時、流体がその最小絞り部
を通過する際に、流体速度の上昇に伴い静圧が流体の飽
和圧力以下に低下するものとなってキャビテーションを
生じ弁構成部品に著しい損傷を与える虞れがある。
【0003】従来、上記キャビテーションによる損傷を
防止するため、特公昭60-39911に示される如くの、特
殊子穴形状を有する多孔付きケージ型の抗キャビテーシ
ョンバルブや、特公平2-11786 に示される可変オリフ
ィス内蔵絞り弁、或いは、実公平2-34533 にて示され
る高差圧調節弁が提案されている。
【0004】ここで、前記抗キャビテーションバルブ
の流量制御は、固定抵抗であるため多数の特殊子穴を弁
棒の移動により断続的に開け締めすることによってなさ
れ、またキャビテーションの発生をケージの子穴出口か
ら離れた位置とすることによりケージそのものの損傷防
止を図ったものであり、一方、前記可変オリフィス内
蔵絞り弁や高差圧調節弁は弁棒の移動に伴い連続的に
形成される多段減圧機構を有する高抵抗弁である。
【0005】また、上記、及びの如くの弁構造に
おいては、入口流路の側に高圧を受けると、弁棒に過大
なスラストを生じ、弁棒に接続されるアクチュエータの
駆動力が膨大となる。そこで、上記、及びの如く
の弁構造を有する実際の製品には弁棒にバランス用バイ
パスホールを設け、弁棒の上下面に作用する圧力を相互
にキャンセルしてスラストの軽減を図っている。このと
き、前記バランスホールを設けたことにより、流体が高
圧側から低圧側へリークすることを防止するため、弁棒
の回りにバランスシールを設けることが必須となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には、下記(1) 〜(3) の問題点がある。 (1) 上記抗キャビテーションバルブにおいては、固定
抵抗の子穴を開閉することにより流量制御をするため、
弁棒の移動量に対し流量の増減が不連続となり高精度な
連続制御ができず制御の安定性が得られにくいととも
に、キャビテーションがケージ子穴出口の下流側に発生
するため、同個所近傍に位置するバルブプラグの締切シ
ートにエロージョン損傷を与え易い。
【0007】(2) 上記及びの高抵抗弁においては、
上記(1) の不都合は改善されてはいるが、入口流路から
出口流路へ向かう通路が高抵抗流路の1系統のみである
ため、ボイラの高負荷運転時における低差圧条件下で一
定の流量の確保ができず、大型の低抵抗調節弁を別途並
列配置し、前記高抵抗弁と低抵抗弁を親子弁方式にて運
用しなければならないという不経済性がある。
【0008】(3) 上記、及びの如くの弁構造にお
いては、弁棒スラスト軽減のためのバランスホール及び
バランスシールを設けることに起因する以下の(a) 〜
(c) の不都合がある。
【0009】(a) バランスシールが損耗によって損耗し
たり、流体中の異物による損傷を受け、結果としてリー
クを生じ、バランスシール近傍にエロージョンの発生を
招く。
【0010】(b) バランスシールが接する相手側摺動面
に硬化処理及び鏡面処理を施す必要があり、製作コスト
が割高になる。
【0011】(c) 上記のためバランスシール部の分解、
組立てに非常に繊細な作業工程が必要となり、メンテナ
ンス性が悪くメンテナンスコストが割高となる。
【0012】本発明は、流量の増減が不連続にならず、
弁締切シートにエロージョン損傷を発生することがな
く、別途低抵抗調節弁を併設する必要がなく、また、バ
ランスシールに起因するコスト高やメンテナンス性の悪
化がない、高精度で、かつ長期にわたって安定した流量
制御が得られる高差圧調節弁を提供することを目的とす
る。
【0013】また、本発明は、流量の増減が不連続にな
らず、弁締切シートにエロージョン損傷を発生すること
がない、コンパクト、高精度で、かつ長期にわたって安
定した流量制御が得られる高差圧調節弁を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、入口流路と出口流路を備えるケーシングと、ケーシ
ング内の入口流路と出口流路の間に設けられ、複数段を
なすポートを備えるケージと、ケージ内に挿入されケー
シング及びケージに対して移動でき、ケージの各ポート
を開閉する複数のディスク部を各ポートに対応して備え
る弁棒とを有し、弁棒に加える開閉操作により、各ディ
スク部による各ポートの流体通過面積を増減し、入口流
路側の流体を連続的に減圧調整して流出せしめる高差圧
調節弁において、高抵抗流路を形成する複数段の高抵抗
流路用ポートと、高抵抗流路用ポートより少ない段数に
て低抵抗流路を形成する低抵抗流路用ポートとをケージ
に設け、高抵抗流路の入側のポートの下流側にてケージ
に設けた高抵抗流路用締切シートを対応するディスク部
により開閉可能とするとともに、低抵抗流路の入側のポ
ートの下流側にてケージに設けた低抵抗流路用締切シー
トを対応するディスク部により開閉可能とし、入口流路
側の流体を、低開度領域では高抵抗流路側に導き、中、
高開度領域では高抵抗流路側とともに低抵抗流路側にも
導くように各ディスク部をケージの各ポートに対して配
設し、入口流路側からケージ内に流入した流体の圧力が
弁棒軸上にて相対している上下の両ディスク部端面に同
時に作用するように各ディスク部を配設してなるように
したものである。
【0015】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記ケージの高抵抗流路用ポ
ートを開閉可能とするディスク部にも、高抵抗流路を形
成する高抵抗流路用ポートを設けてなるようにしたもの
である。
【0016】請求項3に記載の本発明は、入口流路と出
口流路を備えるケーシングと、ケーシング内の入口流路
と出口流路の間に設けられ、複数段をなすポートを備え
るケージと、ケージ内に挿入されケーシング及びケージ
に対して移動でき、ケージの各ポートを開閉する複数の
ディスク部を各ポートに対応して備える弁棒とを有し、
弁棒に加える開閉操作により、各ディスク部による各ポ
ートの流体通過面積を増減し、入口流路側の流体を連続
的に減圧調整して流出せしめる高差圧調節弁において、
高抵抗流路を形成する複数段の高抵抗流路用ポートをケ
ージに設けるとともに、前記ケージの高抵抗流路用ポー
トを開閉可能とするディスク部にも、高抵抗流路を形成
する高抵抗流路用ポートを設け、高抵抗流路の入側のポ
ートの下流側にてケージに設けた高抵抗流路用締切シー
トを対応するディスク部により開閉可能とするようにし
たものである。
【0017】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、下記〜
の作用がある。 弁全閉時、ケージの各ポートは弁棒軸上の対応するデ
ィスク部により閉じられる。このとき、入口流路から流
入してくる流体は、ケージの入口流路側に位置する高抵
抗流路の入側ポート、低抵抗流路の入側ポートのそれぞ
れに対応する各ディスク部の外周面に接し、これにより
封止される。
【0018】弁開時、弁棒の上昇に伴い、ケージの各
ポートは対応するディスク部により徐々に連続的に開け
締めされる。従って、弁棒の移動量に対し流量の増減が
連続となり、高精度な連続制御ができ、制御の安定性が
得られる。
【0019】ボイラ起動時又は低負荷運転時に、弁が
開き始めると、低開度領域においては、弁棒の上昇に伴
い高抵抗流路側の各ポートが徐々に開き始め、高差圧流
体はケージの各ポートにより段階的に減圧されるととも
に、各ポート間にて流れ方向を急変されることも加わ
り、多大な可変圧力損失を受け、その後出口流路から流
出する。従って、高差圧流体は段階的に減圧されて高抵
抗流路を通過するものとなり、高抵抗絞りによりキャビ
テーションの発生がなく、高抵抗流路用締切シートにエ
ロージョン損傷を生ずることがない。また、このとき、
低抵抗流路側のポートはまだ対応するディスク部により
塞がれており、高差圧流体は低抵抗流路側には流入しな
いので、低抵抗絞りによるキャビテーションの発生もな
い。
【0020】ボイラが高負荷運転に移行し、弁差圧が
低下するとともに弁棒が更に上昇し、高開度領域になる
と、低抵抗流路側のポートも開き始め、低差圧流体は低
抵抗流路にも分流し出口側流路へと流出する。このとき
出口側流路から流出する制御流量は、高抵抗流路側を通
過する流量と低抵抗流路側を通過する流量との合計にな
るが、流量は損失係数の平方根に反比例するので(ξ=
2gh/Q2 )、当然のことながら、低抵抗流路側を通過す
る流量の方が圧倒的に多くなり、キャビテーション発生
の虞れのない低差圧流体を低抵抗流路側の少数段のポー
トから出口側流路へ直接多量に流すことが可能になる。
よって、別途低抵抗調節弁を併設する必要がなくなる。
【0021】上記、の弁開時、高抵抗流路側の入
口ポートから流入した高圧流体の圧力は、弁棒軸上にて
相対している上下の両ディスク端面に同時に作用して、
スラストは相互にキャンセルされ、弁棒に過大なスラス
トを発生させないので、過酷な高差圧条件下でもバラン
スホールやバランスシールを用いることなく、通常のア
クチュエータによりスムースな弁棒のポジショニング精
度が得られる。
【0022】従って、上記〜により、流量の増減が
不連続にならず、弁締切シートにエロージョン損傷を発
生することがなく、別途低抵抗調節弁を併設する必要が
なく、また、バランスシールに起因するコスト高やメン
テナンス性の悪化がない、高精度で、かつ長期にわたっ
て安定した流量制御が得られる高差圧調節弁を得ること
ができる。
【0023】請求項2に記載の本発明によれば、下記
の作用がある。 上記の低開度領域において、高差圧流体はケージの
各ポートのみでなく、ディスク部のポートによっても減
圧される。このため、よりコンパクトな高抵抗流路を形
成できる。
【0024】請求項3に記載の本発明によれば、下記
の作用がある。 請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の本発明
における低抵抗流路側の構成を削除し、高抵抗流路側の
みにて構成されたものであり、上記、、、の作
用を有する。
【0025】従って、流量の増減が不連続にならず、弁
締切シートにエロージョン損傷を発生することがない、
コンパクト、高精度で、かつ長期にわたって安定した流
量制御が得られる高差圧調節弁を得ることができる。
【0026】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る高差圧調節弁
の弁全閉状態を示す断面図、図2は低開度領域での弁開
状態を示す断面図、図3は中、高開度領域での弁開状態
を示す断面図、図4は図1の出口流路側からみた側面図
である。
【0027】発電用高圧ボイラ等におけるボイラ主給水
流量調節弁等の変圧運転用高差圧調節弁10のケーシン
グ11には、入口流路12と出口流路13が形成される
とともに、入口流路12と出口流路13の交差部に弁室
14が形成されている。
【0028】高差圧調節弁10は、弁室14の中央を上
下に貫通するケージ15を有し、ケージ15をケーシン
グ11に螺着している。ケージ15は複数段をなすポー
ト(後述する高抵抗流路用入口ポート41、高抵抗流路
用出口ポート43、低抵抗流路用ポート51)を有す
る。また、ケージ15は、弁室14の上下において、ケ
ーシング11との間に上ガスケット16、下ガスケット
17を有している。
【0029】また、ケーシング11には、弁蓋18がケ
ーシング11に螺合されるスタッドボルト19により固
定されている。尚、ケーシング11と弁蓋18との間に
はガスケット21が介装されている。
【0030】ケーシング11に固定されている弁蓋18
には弁棒22が挿入されている。弁棒22はケーシング
11及びケージ15に対して移動でき、上ディスク2
3、下ディスク24をそれぞれナット25、26により
固定されている。各ナット25、26は弁棒22にピン
止めされている。上ディスク23はケージ15の高抵抗
流路用入口ポート41、高抵抗流路用出口ポート43を
それぞれ開閉するディスク部23A、23Bを各ポート
41、43に対応して備え、下ディスク24はケージ1
5の低抵抗流路用ポート51を開閉するディスク部24
Aをポート51に対応して備えている。
【0031】尚、上ディスク23のディスク部23Aと
ディスク部23Bとの間の周方向複数位置には、ケージ
15によって開閉される高抵抗流路用中間ポート42が
設けられている。
【0032】また、ケージ15の高抵抗流路用出口ポー
ト43の周囲には外ケージ27が配置されている。外ケ
ージ27は、弁蓋28に上端部をノックピンにて固定さ
れ、ケージ15の中間外周つば部に設けてある係合凹部
28Aに下端部の回り止め用爪28Bを係合せしめてい
る(図1(F)参照)。外ケージ27は、多数の整流用
小孔29を開口している。そして、ケーシング11は、
外ケージ27の小孔29の出側に、出口流路13に連な
る高抵抗流路流出部31を形成している。
【0033】ケーシング11は、ケージ15の低抵抗流
路用ポート51の下方に、出口流路13に連なる低抵抗
流路流出部32を形成している。
【0034】尚、弁蓋18と弁棒22の間にはパッキン
33が装着されている。パッキン33は、パッキンリテ
ーナ34と、パッキンフランジ35によって背面支持さ
れるパッキン押え36との間に挟圧保持されている。ま
た、弁棒22の基端部には、弁開閉アクチュエータ37
が連結可能とされるねじ部22Aが設けられている。
【0035】即ち、高差圧調節弁10は、弁棒22に加
える開閉操作により、上下のディスク23、24の各デ
ィスク部23A、23B、24Aによる各ポート41、
43、51の流体通過面積を増減し、入口流路12側の
流体を連続的に減圧調整し、高抵抗流路流出部31或い
は低抵抗流路流出部32から出口流路13に流出可能と
している。
【0036】このため、高差圧調節弁10にあっては、
入口流路12に連なる弁室14と高抵抗流路流出部31
との間に高抵抗流路40を形成しており、ケージ15の
中間部、上端部の2領域のそれぞれにおける周方向の複
数位置に上ディスク23のディスク部23Aによって前
述の如くに開閉される高抵抗流路用入口ポート41(図
1(B)参照)、上ディスク23のディスク部23Bに
よって前述の如くに開閉される高抵抗流路用出口ポート
43(図1(D)参照)を設け、上ディスク23のディ
スク部23Aとディスク部23Bとの間の周方向複数位
置にケージ15によって前述の如くに開閉される高抵抗
流路用中間ポート42(図1(C)参照)を設けてい
る。入口ポート41は弁室14に臨み、出口ポート43
は外ケージ27に臨み、中間ポート42は開き状態で出
口ポート43に連通するように設けられている。尚、上
ディスク23は入口ポート41から流入した流体を中間
ポート42に導く流路44を備えている。
【0037】また、高差圧調節弁10にあっては、入口
流路12に連なる弁室14と低抵抗流路流出部32との
間に低抵抗流路50を形成しており、ケージ15の下端
部の周方向の複数位置に下ディスク24のディスク部2
4Aによって前述の如くに開閉される低抵抗流路用ポー
ト51(図1(E)参照)を設けている。ポート51は
弁室14に臨み、かつ開き状態で低抵抗流路流出部32
に連通するように設けられている。
【0038】また、高差圧調節弁10にあっては、高抵
抗流路40の中間ポート42の下流側にて、ケージ15
に設けた高抵抗流路用締切シート45を、対応する上デ
ィスク23のディスク部23Bの下端外周部により開閉
可能としている。
【0039】また、高差圧調節弁10にあっては、低抵
抗流路50のポート51の下流側にて、ケージ15に設
けた低抵抗流路用締切シート52を、対応する下ディス
ク24のディスク部24Aの下端外周部により開閉可能
としている。
【0040】尚、下ディスク24のディスク部24Aの
下端寄り外周部には、減圧用ラビリンス溝53が設けら
れており、ディスク部24Aによるポート51の閉止状
態下でポート51から低抵抗流路流出部32への流体の
リークを完全封止可能としている。
【0041】そして、高差圧調節弁10にあっては、
弁棒22に加える開弁操作による低開度領域(図2参
照)で、入口流路12側の流体を弁室14から高抵抗流
路40側に導き、弁棒22に加える開弁操作による
中、高開度領域(図3参照)で、入口流路12側の流体
を弁室14から高抵抗流路40側とともに低抵抗流路5
0側にも導くように各ディスク部23A、23B、24
Aをケージ15の各ポート41、43、51に対して配
設し、かつ上ディスク23のポート42をケージ15に
対して配設している。
【0042】更に、高差圧調節弁10にあっては、入口
流路12側から弁室14を経てケージ15内に流入した
高圧流体の圧力が、弁棒22の軸上にて相対している、
上ディスク23の下端面と下ディスク24の上端面とに
同時に作用するように、各ディスク23、24を配設し
ている。
【0043】以下、本実施例の作用について説明する。 弁全閉時、ケージ15の各ポート41、43、51は
弁棒22軸上の対応するディスク部23A、23B、2
4Aにより閉じられる。このとき、入口流路12から流
入してくる流体は、ケージ15の入口流路12側に位置
する高抵抗流路40の入側ポート41、低抵抗流路40
の入側ポート51のそれぞれに対応する各ディスク部2
3A、24Aの外周面に接し、これにより封止される。
【0044】弁開時、弁棒22の上昇に伴い、ケージ
15の各ポート41、43、51は対応するディスク部
23A、23B、24Aにより徐々に連続的に開け締め
される。従って、弁棒22の移動量に対し流量の増減が
連続となり、高精度な連続制御ができ、制御の安定性が
得られる。
【0045】ボイラ起動時又は低負荷運転時に、弁が
開き始めると、低開度領域においては、弁棒22の上昇
に伴い高抵抗流路40側の各ポート41、42、43が
徐々に開き始め、高差圧流体はケージ15と上ディスク
23の各ポート41〜43により段階的に減圧されると
ともに、各ポート41〜43間にて流れ方向を急変され
ることも加わり、多大な可変圧力損失を受け、その後外
ケージの整流用小孔29により最終段の圧力損失を受け
ながら流れを整えられ、出口流路13から流出する。従
って、高差圧流体は高抵抗流路40を段階的に減圧され
て通過するためキャビテーションの発生がなく、高抵抗
流路用締切シート及びその周辺部材にエロージョン損傷
を生ずることがない。また、このとき、低抵抗流路50
側のポート51はまだ対応するディスク部24Aにより
塞がれており、高差圧流体は低抵抗流路50側には流入
しないので、キャビテーションの発生もなく、低抵抗流
路用締切シート及びその周辺部材にエロージョン損傷を
生ずることがない。
【0046】ボイラが高負荷運転に移行し、弁差圧が
低下するとともに弁棒22が更に上昇し、高開度領域に
なると、低抵抗流路50側のポート51も開き始め、低
差圧流体は低抵抗流路50にも分流し出口側流路13へ
と流出する。このとき出口側流路13から流出する制御
流量は、高抵抗流路40側を通過する流量と低抵抗流路
50側を通過する流量との合計になるが、流量は損失係
数の平方根に反比例するので(ξ= 2gh/Q2 )、当然の
ことながら、低抵抗流路50側を通過する流量の方が圧
倒的に多くなり、キャビテーション発生の虞れのない低
差圧流体を低抵抗流路50側の単段のポート51から出
口側流路13へ直接多量に流すことが可能になる。よっ
て、別途低抵抗調節弁を併設する必要がなくなる。
【0047】上記、の弁開時、高抵抗流路40側
の入口ポート41から流入した高圧流体の圧力は、弁棒
22軸上にて相対している上下の両ディスク23、24
端面に同時に作用して、スラストは相互にキャンセルさ
れ、弁棒22に過大なスラストを発生させないので、過
酷な高差圧条件下でもバランスホールやバランスシール
を用いることなく、通常のアクチュエータ37によりス
ムースな弁棒22のポジショニング精度が得られる。
【0048】従って、上記〜により、流量の増減が
不連続にならず、弁締切シートにエロージョン損傷を発
生することがなく、別途低抵抗調節弁を併設する必要が
なく、また、バランスシールに起因するコスト高やメン
テナンス性の悪化がない、高精度で、かつ長期にわたっ
て安定した流量制御が得られる高差圧調節弁を得ること
ができる。
【0049】上記の低開度領域において、高差圧流
体はケージ15の各ポート41、43のみでなく、上デ
ィスク23のポート42によっても減圧される。このた
め、よりコンパクトな高抵抗流路を形成できる。
【0050】尚、本発明の実施において、低抵抗流路を
形成する低抵抗流路用ポートの段数は、上記実施例の如
くの単段に限らず、高抵抗流路用ポートより少ない段数
であれば良い。
【0051】また、本発明の実施において、ケージに設
けられる高抵抗流路用締切シートは、高抵抗流路の入側
のポートの下流側であれば、ケージのどの部分に設けら
れても良い。同様に、ケージに設けられる低抵抗流路用
締切シートは低抵抗流路の入側のポートの下流側であれ
ば、ケージのどの部分に設けられても良い。
【0052】更に、本発明の他の高差圧調節弁として、
上記高差圧調節弁10における低抵抗流路50側の構成
を削除し、高抵抗流路40側のみにて構成したものを採
用することもできる。この場合には、必要により、高負
荷運転時における低差圧条件下で一定の流量を確保する
ための低抵抗調節弁を並列配置し、本発明のこの高差圧
調節弁と低抵抗調節弁を親子弁方式にて運用するものと
なる。然るに、本発明のこの高差圧調節弁によれば、上
記高差圧調節弁10における上述、、、の作用
を得ることができる。
【0053】尚、高抵抗流路40側のみにて構成される
高差圧調節弁において、高抵抗流路40は上下の高抵抗
流路40A、40Bに分割され、それら上下の高抵抗流
路40、40Bがケージに設けた上下2個の入側ポート
のそれぞれを起点として上下に分岐形成されるものであ
っても良い。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、流量の増
減が不連続にならず、弁締切シートにエロージョン損傷
を発生することがなく、別途低抵抗調節弁を併設する必
要がなく、また、バランスシールに起因するコスト高や
メンテナンス性の圧下がない、高精度で、かつ長期にわ
たって安定した流量制御が得られる高差圧調節弁を得る
ことができる。
【0055】また、本発明によれば、流量の増減が不連
続にならず、弁締切シートにエロージョン損傷を発生す
ることがない、コンパクト、高精度で、かつ長期にわた
って安定した流量制御が得られる高差圧調節弁を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る高差圧調節弁の
弁全閉状態を示す断面図である。
【図2】図2は低開度領域での弁開状態を示す断面図で
ある。
【図3】図3は中、高開度領域での弁開状態を示す断面
図である。
【図4】図4は図1の出口流路側からみた側面図であ
る。
【符号の説明】
10 高差圧調節弁 11 ケーシング 12 入口流路 13 出口流路 14 弁室 15 ケージ 22 弁棒 23 上ディスク 24 下ディスク 23A、23B、24A、ディスク部 40 高抵抗流路 41 高抵抗流路用入口ポート 42 高抵抗流路用中間ポート 43 高抵抗流路用出口ポート 45 高抵抗流路用締切シート 50 低抵抗流路 51 低抵抗流路用ポート 52 低抵抗流路用締切シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口流路と出口流路を備えるケーシング
    と、 ケーシング内の入口流路と出口流路の間に設けられ、複
    数段をなすポートを備えるケージと、 ケージ内に挿入されケーシング及びケージに対して移動
    でき、ケージの各ポートを開閉する複数のディスク部を
    各ポートに対応して備える弁棒とを有し、 弁棒に加える開閉操作により、各ディスク部による各ポ
    ートの流体通過面積を増減し、入口流路側の流体を連続
    的に減圧調整して流出せしめる高差圧調節弁において、 高抵抗流路を形成する複数段の高抵抗流路用ポートと、
    高抵抗流路用ポートより少ない段数にて低抵抗流路を形
    成する低抵抗流路用ポートとをケージに設け、 高抵抗流路の入側のポートの下流側にてケージに設けた
    高抵抗流路用締切シートを対応するディスク部により開
    閉可能とするとともに、低抵抗流路の入側のポートの下
    流側にてケージに設けた低抵抗流路用締切シートを対応
    するディスク部により開閉可能とし、 入口流路側の流体を、低開度領域では高抵抗流路側に導
    き、中、高開度領域では高抵抗流路側とともに低抵抗流
    路側にも導くように各ディスク部をケージの各ポートに
    対して配設し、 入口流路側からケージ内に流入した流体の圧力が弁棒軸
    上にて相対している上下の両ディスク部端面に同時に作
    用するように各ディスク部を配設してなることを特徴と
    する高差圧調節弁。
  2. 【請求項2】 前記ケージの高抵抗流路用ポートを開閉
    可能とするディスク部にも、高抵抗流路を形成する高抵
    抗流路用ポートを設けてなる請求項1記載の高差圧調節
    弁。
  3. 【請求項3】 入口流路と出口流路を備えるケーシング
    と、 ケーシング内の入口流路と出口流路の間に設けられ、複
    数段をなすポートを備えるケージと、 ケージ内に挿入されケーシング及びケージに対して移動
    でき、ケージの各ポートを開閉する複数のディスク部を
    各ポートに対応して備える弁棒とを有し、 弁棒に加える開閉操作により、各ディスク部による各ポ
    ートの流体通過面積を増減し、入口流路側の流体を連続
    的に減圧調整して流出せしめる高差圧調節弁において、 高抵抗流路を形成する複数段の高抵抗流路用ポートをケ
    ージに設けるとともに、前記ケージの高抵抗流路用ポー
    トを開閉可能とするディスク部にも、高抵抗流路を形成
    する高抵抗流路用ポートを設け、 高抵抗流路の入側のポートの下流側にてケージに設けた
    高抵抗流路用締切シートを対応するディスク部により開
    閉可能とすることを特徴とする高差圧調節弁。
JP4298111A 1992-10-09 1992-10-09 高差圧調節弁 Expired - Lifetime JPH073263B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4298111A JPH073263B2 (ja) 1992-10-09 1992-10-09 高差圧調節弁
US08/113,281 US5351717A (en) 1992-10-09 1993-08-27 High differential pressure control valve
CA002105120A CA2105120C (en) 1992-10-09 1993-08-30 High differential pressure control valve
AU46085/93A AU651529B2 (en) 1992-10-09 1993-09-02 High differential pressure control valve
KR93017847A KR0133270B1 (en) 1992-10-09 1993-09-06 High differential pressure regulating valve
EP93115931A EP0591873B1 (en) 1992-10-09 1993-10-01 High differential pressure control valve
DE69316821T DE69316821T2 (de) 1992-10-09 1993-10-01 Hochdifferenzdruck-Regelventil
CN93118510A CN1030859C (zh) 1992-10-09 1993-10-09 高压差调节阀

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4298111A JPH073263B2 (ja) 1992-10-09 1992-10-09 高差圧調節弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06123366A true JPH06123366A (ja) 1994-05-06
JPH073263B2 JPH073263B2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=17855310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4298111A Expired - Lifetime JPH073263B2 (ja) 1992-10-09 1992-10-09 高差圧調節弁

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5351717A (ja)
EP (1) EP0591873B1 (ja)
JP (1) JPH073263B2 (ja)
KR (1) KR0133270B1 (ja)
CN (1) CN1030859C (ja)
AU (1) AU651529B2 (ja)
CA (1) CA2105120C (ja)
DE (1) DE69316821T2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004239283A (ja) * 2003-02-03 2004-08-26 Nippon Steel Corp 水撃現象防止機能に優れたシリンダバルブ
JP2014517231A (ja) * 2011-06-27 2014-07-17 チャアチャン サンファ シーオー エルティーディー 流量調整弁
JP2014519581A (ja) * 2011-06-27 2014-08-14 ジェジアン サンホァ シーオーエルティーディー 流量調整弁
CN106678421A (zh) * 2017-01-12 2017-05-17 诸暨市亿霸电子阀门有限公司 一种流量控制精度的电子膨胀阀

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE9401306L (sv) * 1994-04-15 1995-05-15 Btg Kaelle Inventing Ab Anordning vid en reglerventil
US5615708A (en) * 1995-10-23 1997-04-01 Fisher Controls International, Inc. Flow control valve with non-plugging multi-stage valve trim
AU751916B2 (en) * 1996-12-11 2002-08-29 John Dillon Upham Pressure balanced gas injection valve
AUPO412896A0 (en) * 1996-12-11 1997-01-09 Upham, John D. Electromagnetic gas injection valve
DE19932982C2 (de) * 1999-07-14 2003-02-13 Festo Ag & Co Drosselventil
DE10004913C2 (de) * 2000-02-04 2002-01-24 Holter Gmbh & Co Hochdruckregelventil
DE10056715C5 (de) * 2000-11-15 2008-03-06 F.W. Oventrop Gmbh & Co. Kg Ventil für Warmwasseranlagen
DE20109053U1 (de) * 2001-05-30 2002-10-10 Reich Kg Regel & Sicherheits Ventilvorrichtung und Verteilervorrichtung
RU2200265C1 (ru) * 2001-06-08 2003-03-10 Малина Петр Васильевич Клапан
JP4155811B2 (ja) * 2002-12-13 2008-09-24 株式会社小松製作所 差圧調整弁
SE528703C2 (sv) 2004-09-15 2007-01-30 Tour & Andersson Ab Anordning för flödesreglering av ett medium i ett värme-och kylsystem
US7448409B2 (en) 2005-03-17 2008-11-11 Fisher Controls International Llc Fluid flow control device having a throttling element seal
US7802592B2 (en) * 2006-04-18 2010-09-28 Fisher Controls International, Llc Fluid pressure reduction devices
US7766041B2 (en) * 2006-08-08 2010-08-03 Delta Power Company Flow force reduction by incremental pressure drop
NZ601172A (en) 2010-01-13 2013-10-25 Bayard Sas Valve assembly
MX2012010255A (es) 2010-03-04 2013-04-03 Fisher Controls Int Control mejorado de ruido destinado a dispositivo reductor de presión de fluido para alta proporcion de caida de presión.
US8522887B1 (en) * 2010-05-18 2013-09-03 Kent R. Madison Aquifier flow controlling valve assembly and method
CN102128308B (zh) * 2010-12-15 2013-02-13 苏州德兰能源科技有限公司 迷宫式调节阀减压装置
WO2012112845A1 (en) * 2011-02-17 2012-08-23 Egc Interprises, Inc. Control valve assembly
US8430131B2 (en) * 2011-02-24 2013-04-30 Fisher Controls International Llc Noise control via outlet jet frequency dispersal
ITFI20120074A1 (it) 2012-04-12 2013-10-13 Nuovo Pignone Srl "valve"
GB2506657A (en) * 2012-10-05 2014-04-09 Sev Glocon Ltd Flow trim for a valve
CN103821979A (zh) * 2014-02-25 2014-05-28 杭州杭氧工装泵阀有限公司 一种多级降压阀门
US20160319751A1 (en) * 2015-05-01 2016-11-03 Continental Automotive Systems, Inc. Digital linear actuator large port side-gated control valve for electronic throttle control
DE102015009421A1 (de) * 2015-07-20 2017-01-26 Samson Aktiengesellschaft Stellventil zum Einstellen einer Prozessfluidströmung einer prozesstechnischen Anlage
US20170102076A1 (en) * 2015-10-12 2017-04-13 Emerson Process Management Regulator Technolgies, Inc. High capacity linear valve cage
US10830358B2 (en) * 2019-04-15 2020-11-10 Fisher Controls International Llc Valve trim having adjustable fluid flow characteristics and related methods
CN113898754A (zh) * 2020-07-06 2022-01-07 上海大通仪表有限公司 一种在线检修的pcv释放阀
CN112833204B (zh) * 2021-01-08 2022-10-21 浙江安构控制阀科技有限公司 一种可定量调节流体流量的阀门
US11708917B2 (en) 2021-03-30 2023-07-25 Baker Hughes Oilfield Operations Llc Trims for producing pressure drops in subject fluids and related valves and methods
CN113108070A (zh) * 2021-05-08 2021-07-13 浙江理工大学 一种多级降压串式液位调节阀结构
CN114623272B (zh) * 2022-03-02 2024-03-26 吴忠仪表有限责任公司 三段式大可调比控制调节阀

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1307986A (en) * 1919-06-24 Valve
DE1550555A1 (de) * 1966-06-28 1969-11-06 Ilmenau Tech Hochschule Kavitationssicheres Stellventil
US3602261A (en) * 1969-03-27 1971-08-31 Westinghouse Electric Corp Stream turbine control valve structure
US3821968A (en) * 1973-01-26 1974-07-02 Acf Ind Inc Control valve structure having double ports
US3880399A (en) * 1974-04-01 1975-04-29 Fisher Controls Co Multistage noise reducing flow control valve
AU493885B2 (en) * 1976-01-06 1977-07-14 GESTES-KSB VERTRIEBSGESELLSCHAFT mbh & Co. KOMMANDITGESELLSCHAFT Controlling valve
US4149563A (en) * 1977-02-16 1979-04-17 Copes-Vulcan, Inc. Anti-cavitation valve
US4258750A (en) * 1978-11-13 1981-03-31 Copes-Vulcan, Inc. Labyrinth trim valve
GB8324284D0 (en) * 1983-09-10 1983-10-12 Kent Process Control Ltd Pressure reducing valve
JPS6121484A (ja) * 1984-05-21 1986-01-30 Nippon Kousou Kk スクリ−ンバルブおよび抵抗附与装置
JPS6131772A (ja) * 1984-07-24 1986-02-14 Okano Valve Seizo Kk 可変オリフイス内蔵絞り弁
JPS61211786A (ja) * 1985-03-16 1986-09-19 Hitachi Maxell Ltd Icカ−ド
JPH0234533Y2 (ja) * 1985-04-09 1990-09-17
JPS61234533A (ja) * 1985-04-11 1986-10-18 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 窒化珪素被膜作成方法
US5229043A (en) * 1992-03-10 1993-07-20 The Boc Group, Inc. Blow molding method and apparatus employing pressurized liquid cryogen vaporized by recovered gaseous cryogen

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004239283A (ja) * 2003-02-03 2004-08-26 Nippon Steel Corp 水撃現象防止機能に優れたシリンダバルブ
JP2014517231A (ja) * 2011-06-27 2014-07-17 チャアチャン サンファ シーオー エルティーディー 流量調整弁
JP2014519581A (ja) * 2011-06-27 2014-08-14 ジェジアン サンホァ シーオーエルティーディー 流量調整弁
US9285038B2 (en) 2011-06-27 2016-03-15 Zhejiang Sanhua Co., Ltd. Flow control valve
CN106678421A (zh) * 2017-01-12 2017-05-17 诸暨市亿霸电子阀门有限公司 一种流量控制精度的电子膨胀阀
JP2019517648A (ja) * 2017-01-12 2019-06-24 諸曁市億霸電子閥門有限公司 高流量制御精度の電子膨張弁
CN106678421B (zh) * 2017-01-12 2024-02-02 诸暨市亿霸电子阀门有限公司 一种流量控制精度的电子膨胀阀

Also Published As

Publication number Publication date
DE69316821T2 (de) 1998-05-28
AU651529B2 (en) 1994-07-21
US5351717A (en) 1994-10-04
EP0591873A1 (en) 1994-04-13
CN1030859C (zh) 1996-01-31
KR0133270B1 (en) 1998-04-11
JPH073263B2 (ja) 1995-01-18
CN1089705A (zh) 1994-07-20
EP0591873B1 (en) 1998-02-04
AU4608593A (en) 1994-04-21
CA2105120C (en) 1998-05-05
DE69316821D1 (de) 1998-03-12
CA2105120A1 (en) 1994-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06123366A (ja) 高差圧調節弁
RU2476743C2 (ru) Металлическая уплотнительная прокладка с эластомерной подложкой для использования с регуляторами для текучей среды
JP5049296B2 (ja) ドームロード型圧力調整器
JP2004100698A (ja) 蒸気を供給するための組合せ式停止及び調節バルブ
WO1995006214A1 (fr) Dispositif reglable de robinet-valve a levee verticale commandant un debit constant
JP6294892B2 (ja) 制御弁におけるアクチュエータの推力の要件を軽減するための装置及び方法
US6135142A (en) Control valve device
JP2002535544A (ja) 蒸気タービン弁体の振動低減装置
US5411054A (en) Positive displacement compressor
CN100392302C (zh) 用于压差工作式流量阀的流量调节装置
US3838704A (en) Method of assembling an axial flow valve
JP2008014492A (ja) カートリッジ弁組立体
US3665964A (en) Steam turbine control valve structure
KR101136280B1 (ko) 제어밸브의 역유로형 케이지 및 제조방법
US4103592A (en) Valve operator
EP3963237B1 (en) Expandable pilot assembly for pressure regulators
WO1997034097A1 (en) Control valve
JP2002071048A (ja) 自動圧力調整弁
CN210830529U (zh) 一种多级间隙节流调压阀
US4296771A (en) Quiet impulse steam trap
JP2711596B2 (ja) 調節弁
JP2000018005A (ja) 蒸気弁
JP2652470B2 (ja) 調節弁
JPS5834717B2 (ja) 蒸気止め弁
JPS6123625Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19950704

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080118

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118

Year of fee payment: 14

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118

Year of fee payment: 14

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 18

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 18